JPH0654054B2 - 建築物の外装板架設工法 - Google Patents

建築物の外装板架設工法

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JPH0654054B2
JPH0654054B2 JP62256176A JP25617687A JPH0654054B2 JP H0654054 B2 JPH0654054 B2 JP H0654054B2 JP 62256176 A JP62256176 A JP 62256176A JP 25617687 A JP25617687 A JP 25617687A JP H0654054 B2 JPH0654054 B2 JP H0654054B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、消火槽や貯蔵槽の様なタンクや、一般の木
造およびコンクリート建築物、或は体育館およびプラネ
タリウム等の大型の建築物等の屋根や外装板の架設工法
に関するものである。
従来の技術 従来、汚泥処理用の消火槽や飼料用サイロの様な貯蔵槽
等のタンクとしてタンク自体をコンクリートで造って、
このコンクリート躯体の表面を断熱材を介して鋼板によ
って被覆外装した円形、球形、卵形の消化槽や貯蔵槽等
のコンクリート製のタンクや、丸いドーム状のプラネタ
リウムや体育館の様な大型の建築物が知られている。
発明が解決しようとする問題点 併し乍ら、この様なコンクリート製のタンクまたは木造
の建築物の屋根や外壁等の外装板は、角形、長方形、6
角形に造られた外装板をモザイク状または亀甲状に張合
わせ組立てゝ成り、従って外装板各々を工場にて所定の
大きさに鋼板や亜鉛板から切断して、現場にて1枚ずゝ
取付けなければならず、熟練を要し、時間と費用が掛か
り過ぎて高く付くと共に施工期間が長くなり、また外装
板を取付けるための下地骨組みを建築物表面に設けなけ
ればならない等の問題点が見られる。
従って、この発明の目的はこの様な従来における問題点
を解決するために、建築物の外装すべき外表面を縦方向
に細長い複数個の区分に分けて、区分した大きさに対応
した大きさに予め切断した外装板を先ず下端にて固定
し、次いで建築物の外表面に下ジョイナーと一緒に取付
けた瓦棒通し吊子の側縁係合部に外装板の側縁辺を係止
して固定し、この様な外装板の側縁辺の取付け固定を下
から上に向かって順に行って外装板を取付けて、次いで
瓦棒通し吊子の両側縁に係止された隣接の外装板の側縁
辺に瓦棒化粧カッパの側縁係合部を一緒に係止して固定
して、簡単且つ短時間に確実に施工できるようにした建
築物の外装板架設工法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この発明に依れば、建築物の外装板架設工法は、建築物
の外装すべき外表面を縦方向に細長く複数個に区分した
大きさに対応して切断された外装板を周辺にて固定する
建築物の外装板架設工法において、建築物の外装すべき
外表面の外装板側縁辺部相当部分に沿って下ジョイナー
および瓦棒通し吊子を取付ボルトにて取付け、所定区分
の大きさに切断された外装板を先ず下端にて固定し、次
いで下から上に向かって順次外装板の側縁辺を瓦棒通し
吊子の側縁係合部に係止して固定した後に、瓦棒通し吊
子の両側縁に係止された隣接の外装板の側縁辺に瓦棒化
粧カッパの側縁係合部を一緒に係止して固定することか
ら成ることを特徴としている。
作 用 従って、この発明は上述の手段によって先ず外装板の下
端を固定し、次いで外装板の両側縁辺を下から上に向か
って順に所要の形状に折曲形成すると共に折曲した該側
縁辺を瓦棒通し吊子の両側縁係合部に係止して固定し、
瓦棒化粧カッパの両側縁係合部を先に瓦棒通し吊子の両
側縁係合部に係止された隣接の外装板の側縁辺に一緒に
係止して固定することによって、外装板が両側縁辺にて
瓦棒通し吊子にしっかり固定されると共に、この外装板
の側縁辺に瓦棒化粧カッパの側縁係合部が係止されるこ
とによって、外装板を簡単に且つ短時間に、完全な雨仕
舞いをもって外観良好に取付け施工することが出来る。
この発明の他の目的と特長および利点は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
実施例 図面には、この発明の工法を卵形のコンクリート消化槽
に実施する場合の例に就いて図示されており、第1図に
示される様に、コンクリートで造られた卵形の消化槽の
ようなタンク1のコンクリート躯体2の外表面は縦方向
に細長い複数個の区分に分けられ、この区分された大き
さに対応する大きさに外装板10が予め工場にて例えば
鋼板または亜鉛板から切断されて造られ、ロール状に巻
かれて現場に運ばれる。
コンクリートで造られたタンク1のコンクリート躯体2
の外表面には、第2図に示される様にウレタンプライマ
ーの如き適宜な防水プライマー3を施した上にウレタン
フォームの様な断熱材4を設け、更にその上に防水コー
ト5を施して十分に防水して、所要の間隔を置いて取付
ボルト6がコンクリート躯体2に埋設して取付けられ
る。コンクリート以外の他の建築物では、取付ボルト6
は鋼鉄製の梁に熔設して取付けられたり、或は木造の梁
や壁下地にねじ込みまたはねじの様な適宜な手段によっ
て取付けられる。
外装板10を取付けるに当たっては、外装板10は適宜
なコルゲート加工が予め施されていて強度を高めるよう
強化されているのが好適で、先ず第2乃至6図に示され
る様に最下段の取付ボルト6に隣接して横方向に延びる
下アングル材8が取付けられ、この下アングル材8の上
に下ジョイナー11と瓦棒通し吊子12の下縁を合わせ
て載せて縦方向に下ジョイナー11と瓦棒通し吊子12
が一緒に下から上に向かって取付ボルト6にて取付け固
定される。下ジョイナー11と瓦棒通し吊子12の取付
け位置、すなわちタンク1のコンクリート躯体2の外表
面からの位置は取付ボルト6の2つの取付用ナット7に
よって適宜に所定の高さに調節して取付けられる。図示
される様に、下ジョイナー11は幅広の偏平な角C字形
の断面を成しており、また瓦棒通し吊子12は下ジョイ
ナー11よりも幅の狭い溝形断面を成していて両側の側
端縁に側縁係合部22が折曲して設けられており、下ジ
ョイナー11と瓦棒通し吊子12が背中合わせに取付ボ
ルト6によって取付けられている。また、必要に応じて
取付ボルト6間の適宜な箇所に適当なねじによって下ジ
ョイナー11と瓦棒通し吊子12とを一体に連結するこ
とが好適である。
下ジョイナー11と瓦棒通し吊子12がこの様にしてタ
ンク1の全表面に亙って縦方向に延びるよう所定の横方
向の間隔をもって取付けられたならば、タンク1の最下
部の下アングル材8にロール状に巻かれた外装板10の
下端部を引っ掛けて固定する。次いで、このロール状の
外装板10をタンク1の外表面に沿って上方に押し上げ
てロール状の外装板10を除々に巻解いて引き出しなが
ら、外装板10の両側の側縁辺を適宜なハゼ加工機の様
な折曲機を用いて所要の形状に折曲して、折曲された側
縁辺部21を形成すると同時に、この外装板10の側縁
辺を下ジョイナー11の上に載せると共に瓦棒通し吊子
12の両側の側縁係合部22に外装板10の側縁辺部2
1を嵌め込んで固定する。この様な外装板10の両側の
折曲された側縁辺部21は、ロール状の外装板10の上
方への押し上げと共に適宜なハゼ加工機の様な折曲機に
よって折曲されて形成されると同時に、折曲形成された
側縁辺部21が瓦棒通し吊子12の側縁係合部22に嵌
め込まれて取付けられる。こうして順に外装板10の両
側の側縁辺部21が下から順に上に向かって形成され乍
ら、同時に瓦棒通し吊子12の側縁係合部22に嵌め込
んで取付けられる。この様にして、外装板10が瓦棒通
し吊子12に取付け固定されてタンク1の上部にまで取
付けられたならば、タンク1の最上部にて引張機を用い
て外装板10を引張って緊張し、この引張った状態で外
装板10の最上部分を下ジョイナー11に適宜なねじに
よって仮止めして取付け固定する。
こゝで、外装板10の両側の側縁辺を折曲して所要の形
状に折曲された側縁辺部21を形成するには、鈑金加工
において一般に良く知られている様に、通常のハゼ加工
機の様な加工機を用いて折曲加工することが出来る。こ
の様なハゼ加工機は、例えば、周面が当接する一対の雄
型および雌型の型ローラの組を複数組連続して配置して
成り、最初の組の型ローラから最終組の型ローラまで型
ローラの周面が徐々に折曲を強めて加工するよう必要な
型断面形状に形成されており、最終組の型ローラで所要
の形状に被加工物、すなわち外装板の側縁辺を折曲する
ことが出来るものである。従って、外装板10の側縁辺
はハゼ加工機の最初の型ローラの組で第1段階の形状に
折曲され、次の型ローラの組で第2段階の形状に折曲さ
れて最終組の型ローラで最終段階の所要の形状に折曲さ
れるものであり、一般に使用されている斯様なハゼ加工
機を用いて所要の形状に外装板10の側縁辺を折曲して
側縁辺部21を形成することが出来る。
この様にして、縦方向に細長い外装板10がタンク1の
下から上に向かってしっかりと取付け固定されたなら
ば、隣接の外装板10が同様にして取付けられる。こう
して隣接の外装板10が順次取付けられたならば、下ジ
ョイナー11の上に固定された瓦棒通し吊子12の両側
縁に係止された隣接する外装板10の側縁辺部21およ
び瓦棒通し吊子12の側縁係合部22に瓦棒化粧カッパ
14の両側に折曲して形成された側縁係合部24が嵌め
込まれて係止されて固定される。瓦棒化粧カッパ14の
嵌め込み取付けによって外装板10の両側の側縁辺の連
接部分が完全に覆われてシールされて雨仕舞される。ま
た、瓦棒化粧カッパ14の上端には第6図に示されるよ
うに雨仕舞板26が取付けられ、タンク1との間にシー
ル材27が設けられる。
この様に、この発明の建築物の外装板架設工法に依れ
ば、建築物の屋根や外壁の様な外装すべき外表面、例え
ばコンクリートで造られた消化槽の様な種々のタンク1
のコンクリート躯体2の表面をタンク1の外形に応じて
縦方向に細長い複数個の区分に分け、区分された大きさ
に従って工場にて外装板10を予め鋼板や亜鉛板等から
切断して造ってロール状に巻いて現場に運び込み、外装
板10の下端部をタンク1の最下端の下アングル材8に
引っ掛けて固定し、下から上に向かってロール状の外装
板10を押し上げ乍ら、ハゼ加工機の様な適宜な折曲機
によって外装板10の両側の側縁辺を折曲加工して折曲
成形された側縁辺部21を形成すると同時に、下ジョイ
ナー11の上に固定された瓦棒通し吊子12の両側の側
縁係合部22に外装板10の折曲成形された側縁辺部2
1を嵌め込んで取付固定する。
この様な外装板10の両側の側縁辺部21の折曲形成を
ロール状の外装板10の押し上げによる巻解きと共に行
い、また外装板10の折曲形成された側縁辺部21を直
ちに瓦棒通し吊子12の側縁係合部22に嵌め込んで固
定して、外装板10が下から上にまで完全に取付け固定
されたならば、外装板10の上端部を引張機で引張って
緊張して最上部にて仮止め固定する。同様にして隣接の
外装板10も取付け固定して、隣接の外装板10との両
側の折曲形成された側縁辺部21と瓦棒通し吊子12の
両側の側縁係合部22とに瓦棒化粧カッパ14の側縁係
合部24を嵌め込んで係止して固定して、外装板10が
タンク1の全表面に亙って取付け固定されるように外装
板10が順次取付けられる。
発明の効果 この様に、この発明においては外装板を予め必要な細長
い所要区分に切断してロール状に巻いて、現場にて外装
板の下端部を固定してロール状の外装板を押し上げなが
ら巻解いて、同時に外装板の両側の側縁辺をハゼ加工し
て折曲成形された側縁辺部を形成し、外装板のこの折曲
形成された側縁辺部を下ジョイナーの上に固定された瓦
棒通し吊子の両側の側縁係合部に嵌め込んで固定し、更
に瓦棒通し吊子の両側に取付け固定された隣接の外装板
の折曲成形された側縁辺部に瓦棒化粧カッパを嵌め込ん
で固定すれば良く、外装板が縦方向に一枚張りのために
切断が少なく、切断面からの腐食がなく、下ジョイナー
および瓦棒化粧カッパによる嵌め込み取付けのために耐
風圧に優れると共に、取付けが簡単で施工時間が短くて
済み、特別な下地骨組を要せず、美観にも優れ、特別な
熟練を要しないで短期間に安価に実施できる等の効果を
得ることができる。
以上に、この発明の工法をコンクリートのタンクに実施
する場合に就いて説明したが、他の一般的な木造および
コンクリート建築物の屋根や外壁等の外装すべき外表面
にも実施できることが当業者には明確に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の工法が実施されるタンクの全体図、
第2図は外装板の架設状態を一部破断して示す概要部分
図、第3図は外装板の取付け状態を示す横断面図、第4
図は第3図の一部の拡大部分図、第5図は外装板の下端
部の取付け状態を示す縦断面図、第6図は外装板の上端
部の取付け状態を示す縦断面図である。図中、1:タン
ク、2:コンクリート躯体、3:防水プライマー、4:
断熱材、5:防水コート、6:取付ボルト、7:ナッ
ト、8:下アングル材、10:外装板、11:下ジョイ
ナー、12:瓦棒通し吊子、14:瓦棒化粧カッパ、2
1:側縁辺部、22、23:側縁係合部、26:雨仕舞
板、27:シール材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形、球形、卵形のタンクの様な建築物の
    外装すべき外表面を縦方向に細長く複数個に区分した大
    きさに対応して切断された外装板を周辺にて固定する建
    築物の外装板架設工法において、 建築物の外装すべき外表面の外装板側縁辺相当部分に沿
    って下ジョイナーおよび瓦棒通し吊子を取付ボルトにて
    取付け、所定区分の大きさに予め切断されてロール状に
    巻かれた外装板を先ず下端にて建築物に固定し、次い
    で、下から上に向かってロール状の外装板を巻解いて引
    出して順次外装板の側縁辺を所要の形状に折曲加工して
    折曲成形された側縁辺部を形成すると同時に、所要の形
    状に折曲成形されたこの側縁辺部を瓦棒通し吊子の側縁
    係合部に係止して固定した後に、下から上にまで完全に
    取付けられた外装板の上端部を引張って緊張して最上部
    にて固定し、瓦棒通し吊子の両側縁係合部に係止された
    隣接の外装板の側縁辺部に瓦棒化粧カッパの側縁係合部
    を一緒に係止して外装板全体を固定することから成るこ
    とを特徴とする建築物の外装板架設工法。
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