JPH065406Y2 - 転炉吹錬用ランス - Google Patents

転炉吹錬用ランス

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JPH065406Y2
JPH065406Y2 JP208488U JP208488U JPH065406Y2 JP H065406 Y2 JPH065406 Y2 JP H065406Y2 JP 208488 U JP208488 U JP 208488U JP 208488 U JP208488 U JP 208488U JP H065406 Y2 JPH065406 Y2 JP H065406Y2
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Japan
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nozzle
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oxygen
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JP208488U
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信元 高柴
信司 小島
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は転炉吹錬用ランスに係り、特に二次燃焼用の酸
素流量を調整し炉内保護をしながら効率よく二次燃焼が
できるランスに関するものである。
〈従来の技術〉 転炉における炉内反応を特徴づけるものは、上吹きラン
スから供給される酸素ジェットによって生じる鋼浴撹拌
と急激な反応である。高純度、高エネルギの気体酸素流
は火点で脱炭反応に代表されるガス−鋼浴反応を起こさ
せると共に石灰の滓化を促進し、脱燐反応等のスラグ−
鋼浴間反応を同時に進行させる。
転炉用原料の溶銑配合率が、95%前後と高い場合は、溶
銑中のCが溶鋼温度上昇のための熱源として十分であっ
たが、溶銑配合率を低下させたりスクラップや鉄鉱石の
配合割合を高めると、何らかの方法で溶鋼温度上昇のた
めの熱源を補償する必要が生じる。
この方法としてコークス等の炭材添加法とともに吹錬時
の脱炭によって発生するCOガスを吹錬用とは別のノズ
ルから噴射した酸素で燃焼させ、これを鋼浴に伝達させ
るいわゆる二次燃焼法がある。
この二次燃焼用の酸素吹込みランスとして種々提案され
ているが、その目的とするところは、従来の吹錬用酸素
噴出用主ノズルに加えて、二次燃焼用酸素噴出用副ノズ
ルを備えたものであり、例えば特開昭62-161911号が開
示されている。
これは第2図に示すようにランス本体10の流路1に連通
する精錬用主ノズル2の他に二次燃焼用副ノズル3をラ
ンス本体10の先端部にそれぞれ複数個配設したものであ
る。前記主ノズル2はランス軸に対し外向きに角度θ
を持って配設された通常のラバール形状であるのに対
し、前記副ノズル3は流路がランス軸に対して外向きに
角度を持って配設されると共に噴出酸素ガスが亜音速に
なる如く小径流路3aから大径流路3bに先拡がり形状
としたものである。なお4はランス本体10に設けた水冷
通路である。
前記のような副ノズル形状にすることによって噴出酸素
ガスの流速を亜音速に低下させ転炉炉口部を損傷するこ
となく炉内発生のCO燃焼率を増加することによって転
炉装入原料のスクラップを増加させるものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 前記第2図に示すようにランス本体10に主ノズル2の他
に小径流路3aと大径流路3bとから成る先拡がり形状
の副ノズル3を配設するものにおいて副ノズル3の噴出
酸素ガスの流速を亜音速にするためには大径の副ノズル
3を複数個設ける必要があり、必然的にランス本体10の
先端部径Dが通常型の副ノズルのないものに比較して大
きいものになってくる。
ランス本体10の先端部外径Dの大きい先太形状の酸素ラ
ンスは、通常型の先細形状の酸素ランスとは逆テーパに
なるため、転炉操業中のスプラッシュによって外周面に
地金等が付着して堆積し易く、その除去作業が必要とな
るので通常の連続的転炉操業を阻害するばかりでなく酸
素ランスを挿入するランスソケット部やランス昇降装置
等の改造を必要とするなどの問題点があった。
本考案は前記第2図に示す主ノズル2の他に先拡がり形
状の二次燃焼用副ノズル3を有する従来の酸素ランスの
問題点を解消し、ランス本体10の先端部外径を大きくす
ることなく、ランス本体の外径については通常型の二次
燃焼用副ノズルのない酸素ランスの先端部外径相当のも
のとすべく種々検討した結果により得られたものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 前記問題点を解決するための本考案の構成を、実施例に
対応する第1図を用いて以下に説明する。
本考案は精錬用主ノズル2の他に噴出速度が亜音速にな
る如く先拡がり形状にした副ノズル3を有する転炉吹錬
用ランス10において、上記の主ノズル2または主ノズル
2と副ノズル3を入口部から中央部域間までの流路
2aはランス軸Yと平行に、上記中央部域から吐出部
までの流路2bはランス軸Yに対して角度θを持っ
て外側方向に屈折させて構成したものである。
〈作用〉 本考案は第1図に示すように主ノズル2を入口部から
中央部域間までの流路2aはランス軸Yと平行に、中
央部域から吐出部までの流路2bはランス軸Yに対
して角度θを持って外側方向に屈折させたものであ
る。
したがって、第2図に示す従来の主ノズル2が入口部
から中央部域を通して吐出部に至る流路がランス軸
Yに対して角度θを持って外側方向に向けたものの外
径Dに比較して本考案では第2図に示す寸法wだけラン
ス本体10の先端部外径が縮小可能となり、二次燃焼用副
ノズルのないものの外径に相当する外径Dとすること
ができる。
第1図では主ノズル2のみを入口部から中央部域間
までをランス軸Yと平行にし中央部域から吐出部ま
でを角度θを持って外側方向に屈折するものを示して
いるが、必要に応じて二次燃焼用副ノズル3についても
主ノズル2に準ずる形状の屈折した流路にすることもで
きる。
また第1図では主ノズル2と副ノズル3はランス本体10
の流路1と連通する構造のものを示しているが、ランス
本体10に設けた流路を、主ノズル2に至る流路と副ノズ
ル3に至る流路とにランス本体上部の酸素ガス供給部ま
で完全に分離し、それぞれ独立に酸素ガス流量を制御で
きるようにすることもでき、転炉操業上はこの方が好ま
しい構造である。
〈実施例〉 以下図面に示した実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図において、主ノズル2は導入部流量2aをランス
軸Yと平行に、また拡大テーパ部流路2bを角度θ
12°をもって外側方向に屈折させ、一方、副ノズル3は
小径流路3aから大径流路3bに先拡がり形状にし、そ
れぞれ4孔づつ交互に配置したものを使用した。
150t転炉において本考案の酸素ランスの主ノズルからの
酸素量500Nm3/min、副ノズルからの酸素量120Nm3/min、
吹錬時のランス高さ2mで操業した結果、吹錬時間、冶
金効果とも第2図に示す従来の酸素ランスを使用した場
合と同等の操業を行うことができ、二次燃焼率30%、着
熱率60%の二次燃焼効果を達成することができた。この
操業効果はスクラップ配合比7%増に相当する好成績で
ある。
〈考案の効果〉 本考案は前記のような構成であるから下記の効果を奏す
る。
1.先拡がり形状の副ノズルを主ノズルと同数の複数個
備えても、ランス先端部を従来と同じ外径のランスにす
ることができる。
2.主ノズルを軸方向で屈折しても、吐出角を従来並と
すれば従来と全く同じ冶金効果が得られ、操業条件を何
ら乱さない。
3.既設のランス、ランス昇降装置、転炉フッドのラン
スソケット部等ランスに係る全ての設備が改造すること
なくそのまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
例を示す断面図である。 1……ランス本体流路、2……精錬用主ノズル、 3……二次燃焼用副ノズル、4……水冷通路、 10……ランス本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】精錬用主ノズルの他に噴出速度が亜音速に
    なる如く先拡がり形状にした副ノズルを有する転炉吹錬
    用ランスにおいて、上記の主ノズルまたは主ノズルと副
    ノズルを入口部から中央部域間までの流路はランス軸と
    平行方向に、上記中央部域から吐出部までの流路はラン
    ス軸に対して角度を持って外側方向に屈折させて構成し
    たことを特徴とする転炉吹錬用ランス。
JP208488U 1988-01-13 1988-01-13 転炉吹錬用ランス Expired - Lifetime JPH065406Y2 (ja)

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JP208488U JPH065406Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 転炉吹錬用ランス

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JP208488U JPH065406Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 転炉吹錬用ランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01110246U JPH01110246U (ja) 1989-07-25
JPH065406Y2 true JPH065406Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31202552

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101485912B1 (ko) * 2013-06-04 2015-01-26 주식회사 포스코 랜스

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JPH01110246U (ja) 1989-07-25

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