JPH0654143A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0654143A
JPH0654143A JP4200821A JP20082192A JPH0654143A JP H0654143 A JPH0654143 A JP H0654143A JP 4200821 A JP4200821 A JP 4200821A JP 20082192 A JP20082192 A JP 20082192A JP H0654143 A JPH0654143 A JP H0654143A
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memory
image
cpu
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JP4200821A
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Akio Nakajima
昭夫 中島
Yoshikazu Ikenoue
義和 池ノ上
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は原画像に対応した画像情報を記憶する
ためのメモリを有した画像形成装置に関し、記憶した画
像情報に基づいて画像を形成する機能を複数の使用者が
個々の実情に則して活用することができる、使い易い画
像形成装置の提供を目的とする。 【構成】画像情報を記憶するメモリを有し、記憶した画
像情報に基づいて画像を形成する画像形成装置であっ
て、使用者を識別する手段と、使用者(IDコード)に
対応づけて登録されている時機(メモリイレースタイミ
ング)に、メモリが記憶する画像情報を消去する手段と
を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原画像に対応した画像
情報を記憶するためのメモリを有した画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル式の複写機におい
て、いわゆるメモリモードコピーが実現されている。す
なわち、例えばマルチコピーに際して、最初に1回だけ
原稿を読み取り、読み取った画像情報をメモリにより記
憶し、メモリから画像情報を繰り返し読み出して指定枚
数のコピーを行う複写機が知られている。
【0003】メモリモードコピーによれば、1枚のコピ
ー毎に原稿を読み取る通常のコピーと比較して読取り回
数が少なくなることから、コピー速度を飛躍的に高める
ことができる。また、メモリモードコピーにおいては、
メモリのアクセスの制御によって、画像の向きを90度
回転させて用紙に対する複写画像の向きを一律化するこ
とができる。
【0004】さて、このように原稿の画像情報を記憶す
る複写機では、メモリの容量が有限であることから、適
時にメモリ内の画像情報の消去(メモリイレース)を行
う必要がある。
【0005】従来の複写機は、特開昭60−19006
9号公報に示されるように、コピーの終了時点、又はそ
れから一定時間(時間長は固定)が経過した時点で自動
的にメモリイレースを行うように構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、メモ
リイレースを行う時点が画一的であるので、例えば一般
のオフィスにみられるように、複写機の使用者が複数で
あり且つ使用の形態が多様である場合に、複写機の使い
勝手が全ての使用者にとって良好になるとは限らないと
いう問題があった。
【0007】つまり、機密文書を扱う使用者は、情報の
セキュリティの面からコピー終了時点のメモリイレース
を望む。また、原稿枚数がメモリの記憶容量を越えるよ
うなコピー作業を行う使用者にとっても、原稿を複数組
に分けて各組毎に処理(原稿のセットなど)を繰り返す
一連の作業を効率的に進める上で、コピー終了時点のメ
モリイレースが好ましい。
【0008】これに対して、例えば会議資料の作成のた
めに、ソータのビン数以上の大量部数のマルチコピー作
業を頻繁に行う使用者にとっては、ビン数以下の部数の
マルチコピーを数回繰り返すという作業内容からみて、
コピー終了時点(この場合は各回のマルチコピーの終了
時点)のメモリイレースは不適当であって、コピー終了
後も使用者の指定した時間だけ画像情報の記憶を続ける
複写機が使い易い。
【0009】なお、メモリイレースを指示するための操
作キーを設け、操作キーが押下されたときにメモリイレ
ースを行うように複写機を構成することが考えられる
が、その場合には、使用者が複写機を使用する度にメモ
リイレースを指示しなければならないので、操作が面倒
であるとともに、メモリイレースの指示を忘れたときに
情報のセキュリティが損なわれてしまう。
【0010】本発明は、上述の問題に鑑み、記憶した画
像情報に基づいて画像を形成する機能を、複数の使用者
が個々の実情に則して活用することができる使い易い画
像形成装置の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、上述の課題を解決するため、画像情報を記憶する
メモリを有し、記憶した画像情報に基づいて画像を形成
する画像形成装置であって、当該画像形成装置の使用者
を識別する手段と、使用者に対応づけて登録されている
時機に、前記メモリが記憶する画像情報を消去する手段
とを備えてなる。
【0012】請求項2の発明に係る装置は、画像情報を
消去する時機を使用者毎に登録するための操作手段を備
えてなる。
【0013】
【作用】当該画像形成装置の使用者は、使用者毎に定め
た暗唱番号などの識別情報(IDコード)又は使用者の
身体的特徴(指紋や声紋など)によって識別される。
【0014】使用者が画像形成の開始を指示すると、原
画像に対応した画像情報がいったんメモリに記憶され、
画像形成条件に応じて必要な画像情報がメモリから適宜
読み出され、画像形成が進められる。このとき、例えば
原画像に対して複数のハードコピー画像を形成する場合
には、メモリの読出しが複数回行われる。
【0015】画像形成が終了した後、使用者に対応づけ
て登録されている時機(使用者があらかじめ指定した任
意の時点)に、次の画像形成の準備としてメモリ内の画
像情報が消去される。
【0016】使用者は、操作手段を用いて、情報のセキ
ュリティ及び再画像形成の便宜などを考慮して、画像情
報の消去の時機を登録することができ、また状況の変化
に応じて登録内容を変更することができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係る複写機1の全体の構成を
示す断面正面図である。複写機1は、2色コピーが可能
なデジタル式の複写機であって、基本構成ユニットであ
るイメージリーダユニットIR及びページプリンタユニ
ットPRとともに、利便性を高めるための付加装置であ
る自動両面原稿送り装置(ADFR)500及び再給紙
装置600を備えている。
【0018】イメージリーダユニットIRは、原稿ガラ
ス18上に載置された原稿を2色に分解して読み取る走
査系10、走査系10が出力する光電変換信号の量子化
と種々の画像形成モードに応じた信号処理とを行う画像
信号処理部20、及び原稿に対応した画像データを記憶
するメモリ部30から構成されている。
【0019】走査系10は、ライン走査方式の画像読取
り機構であって、原稿照射用ランプ11を組み付けたス
キャナ19、固定ミラー13a,13b、集光レンズ1
4、ダイクロイックミラー15、2つのイメージセンサ
16,17、及びスキャナ19を駆動するスキャンモー
タM2から構成されている。また、画像信号処理部20
は、A/D変換部、シェーディング補正部、原稿の画素
の色を判別する色判別部、変倍処理部、及び、画質補正
部などから構成されている。メモリ部30については後
述する。
【0020】なお、イメージリーダユニットIRの上面
には、後述の操作パネルOPと、複写機1の使用に際し
て必要なカード(いわゆるキーカード)の挿入口とが設
けられている。
【0021】ページプリンタユニットPRは、半導体レ
ーザ61,62を光源とするプリントヘッド60、感光
体ドラム71及び2つの現像器73a,73bなどを有
した現像・転写系70A、定着ローラ対84及び排出ロ
ーラ85などを有した定着・排出系70B、及び各種の
ローラと搬送ベルト83とを有した用紙搬送系70Cか
ら構成され、イメージリーダユニットIRから転送され
た画像データに基づいて電子写真プロセスによって複写
画像を形成(プリント)する。ページプリンタユニット
PRの下部には、数百枚程度の用紙を収納できる2つの
用紙カセット80a,80bが設けられている。
【0022】自動両面原稿送り装置500は、原稿給紙
トレイ510上にセットされた原稿を搬送ベルト506
によって原稿ガラス18上に搬送し、読取り後の原稿を
排紙ローラ509によって原稿排出トレイ511上に排
出する。
【0023】例えば複数枚の原稿のコピーに際して、複
写機1の使用者は、原稿をその表面(画像を有した面)
を上側に向けて重ねてセットする。片面コピー及び両面
コピーのどちらであっても、原稿給紙トレイ510上の
各原稿は、最下部の原稿から1枚ずつ引き出され、表面
を下側に向けて原稿ガラス18上の所定位置に正確に載
置される。そして、片面コピーの場合には、読取り終了
後、原稿は図の左方向に搬送され、上面が表面となるよ
うに排出される。また、両面コピーの場合には、表面の
読取り終了後に左方向に送られた原稿は、反転ローラ5
07によって表裏が反転されて原稿ガラス18上の所定
位置に戻され、裏面の読取り終了後に排出される。
【0024】また、再給紙ユニット600は、両面コピ
ーと合成コピーとを完全に自動化するために、すなわち
手差し給紙を不要とするために設けられており、ページ
プリンタユニットPRから排出された用紙をいったん収
納し、両面コピーの場合には表裏を反転して、合成コピ
ーの場合には表裏反転を行わずに、用紙をページプリン
タユニットPRへ送り返す。なお、両面コピー及び合成
コピーにおいては、ページプリンタユニットPRの用紙
搬送系70Cは、送り返された用紙を再び転写位置へ搬
送する。
【0025】図2は操作パネルOPの構成を示す平面
図、図3は複写機1を使用可能状態にするための操作の
手順を示す図である。操作パネルOPには、液晶タッチ
パネル91、テンキー92、クリアーキー93、パネル
リセットキー94、ストップキー95、スタートキー9
6、コピーモードセレクトキー97とともに、ID入力
キー98及びID登録キー99が配置されている。液晶
タッチパネル91は、多種多様の動作モードの設定操
作、及びジャムやペーパエンプティなどの状態表示のた
めに設けられている。
【0026】液晶タッチパネル91には、キーカードが
未挿入(未装着)の場合において、図3(a)に示すよ
うに、キーカードの装着を使用者に促す画面Q1が表示
される。つまり、複写機1は、電源投入状態であって
も、正規のキーカードが挿入されない限り使用できない
ようになっている。キーカード挿入後は、操作に応じて
液晶タッチパネル91の表示内容が切り換わる。
【0027】すなわち、使用者がID入力キー98を押
下(オン)すると、図3(b)に示すように、IDコー
ドの入力を要請する画面Q2が表示される。使用者はテ
ンキー92を用いて自己のIDコード(1〜4桁の暗唱
番号)を入力し、画面Q2内の入力完了ボタンZ1をタ
ッチ(以下、「オン」という)する。IDコードの入力
により複写機1の使用が可能になり、図3(c)に示す
ように、コピーモードの設定のための画面Q3が表示さ
れる。
【0028】画面Q3には、濃度、倍率、用紙サイズを
それぞれ指定するためのコピー条件指定ボタンZ11,
Z12,Z13とともに、画像確認モードを指定するた
めの画像確認ボタンZ21が設けられている。
【0029】画像確認モードは、メモリ部30内に記憶
されている画像情報(文書)の内容をプリントに先立っ
て使用者が確認するためのモードである。使用者が画像
確認ボタンZ21をオンると、図4に示す画面Q10が
表示される。画面10では、左上方に表示された画像番
号(文書番号)及びページ数の画像が、後述する画像メ
モリ304から読み出されて中央部に表示されるととも
に、表示された画像のプリントを指示する実行ボタンZ
31、画像確認モードを解除するための中止ボタンZ3
2、表示する画像を変更する(表示対象を他の画像番号
の画像に切り換える)ための前画像ボタンZ33及び次
画像ボタンZ34が表示される。なお、複写機1では、
各画像番号について第1ページの画像を表示するよう
に、画像確認モードの動作が初期設定されている。
【0030】図5及び図6は複写機1の制御部100の
構成を示すブロック図である。制御部100は、8個の
CPU101〜108を中心に構成され、これら各CP
U101〜108には、それぞれプログラムを格納した
ROM111〜118、及びプログラム実行のワークエ
リアとなるRAM121〜128が設けられている。そ
して、これらCPU101〜108の間では、割り込み
処理の形でシリアル通信が行われ、制御に必要なコマン
ド・レポート・その他のデータの授受が行われる。
【0031】CPU101は、操作パネルOP及び図示
しないカード挿入検知部に係わる制御を担う。CPU1
02は画像信号処理部20の各部の制御を担い、CPU
103は走査系10の駆動制御を担う。CPU104は
ページプリンタユニットPRの制御を担い、CPU10
5は制御部100の全体的なタイミング調整や動作モー
ドの設定のための処理を行う。
【0032】また、CPU106はメモリ部30の制御
を担う。すなわち、CPU106は原稿に対応した画像
情報の記憶及び読出しの制御を行う。このため、CPU
106に対応したRAM126は、IDコードとメモリ
イレースタイミング(プリント後の記憶保持時間)を対
応づけたメモリイレース指定情報テーブルIT(図7参
照)を記憶するRAM126A、及び後述の管理テーブ
ルMT1を記憶するRAM126Bから構成されてい
る。RAM126Aはバッテリーバックアップによる不
揮発性のRAMである。また、CPU106はメモリイ
レースに係る計時のための時計136を有している。
【0033】CPU107は自動両面原稿送り装置50
0の制御を担い、CPU108は再給紙装置600の制
御を担う。次に、メモリモードコピーの実現のために設
けられたメモリ部30について説明する。
【0034】図8はメモリ部30の構成を示すブロック
図である。メモリ部30は、画像切換え部301、2値
化処理部302、マルチポートの画像メモリ304、圧
縮器311と伸長器312とを有した符号処理部30
5、マルチポートの符号メモリ306、回転処理部30
7、及び多値化処理部308を有し、メモリの小容量化
のために画像情報を圧縮して記憶するように構成されて
いる。
【0035】メモリ部30には、画像信号処理部20か
ら8ビットの画像データD2とともに、原稿画像の各画
素の色判別情報である1ビットの色データDC2が入力
される。これらデータD2,DC2は、画像切換え部3
01を介して2値化処理部302へ送られる。
【0036】2値化処理部302は、例えばディザ法な
どによって、多値の画像データD2を復元可能な範囲で
2値の画像データに変換する処理を行なう。2値化後の
画像データは、色データDC2とともに画像メモリ30
4に一旦書き込まれる。
【0037】符号処理部305は、画像メモリ304に
書き込まれた画像データを読み出し且つ圧縮して符号デ
ータ(圧縮データ)を生成し、これを符号メモリ306
に書き込む。また、符号処理部305は、CPU106
の指示に従って、プリント又は画像確認の対象となる符
号データを符号メモリ306から読み出して伸長し、得
られた画像データを画像メモリ304に書き込む。な
お、圧縮器311及び伸長器312は、コピー速度の向
上のために互いに独立して且つ並行に動作可能に構成さ
れており、これらと符号メモリ306との間では、デー
タがそれぞれ図示しないDMAコントローラによりDM
A転送されるようになっている。
【0038】伸長により1ページ分の画像データが再生
されると、CPU106は画像メモリ304から画像デ
ータを読み出して回転処理部307へ送る。回転処理部
307は、必要に応じて回転処理(複写画像と用紙との
配置関係を一律化するための処理)を行い、2値の画像
データを多値化処理部308へ送る。
【0039】多値化処理部308は、プリント時には、
2値化処理部302とは逆に、2値データのドットの並
びから復元されるべき多値の値を推測し、2値データを
元のデータに戻す処理を行なう。これに対して、画像確
認時には、2値データをそのまま液晶タッチパネル91
上の表示に用いることができるので、多値化処理部30
8はデータスルー状態となる。
【0040】画像切換え部301は、プリント時には多
値化処理部308が復元した画像データを画像データD
3として印字処理部40へ出力し、画像確認時には2値
データを画像データD4として後述の操作パネル部13
0へ出力する。
【0041】ところで、メモリ部30では、符号メモリ
306は、RAM126Bに格納された管理テーブルM
T1によって管理されている。つまり、CPU106
は、画像情報の記憶に際しては、管理テーブルMT1の
管理情報を生成しながら、圧縮器311を制御して符号
データを符号メモリ306に順次格納し、また、画像情
報の送出に際しては、記憶と逆の動作により符号メモリ
306から符号データを読み出していく。
【0042】図9は管理テーブルMT1と符号メモリ3
06との関係を示す図である。符号メモリ306は、3
2Kバイト単位のメモリ領域に区分されており、書込み
及び読出しの並行処理を容易化するために、それぞれの
メモリ領域には単一のページに対応する符号データのみ
が格納される。
【0043】一方、管理テーブルMT1は、符号メモリ
306の各メモリ領域を示す番号、ページ番号、連結さ
れている領域の番号、圧縮方式及びデータ長、及び、I
Dコードなどの圧縮伸長処理に必要な各種の付加情報を
記憶し、これらの情報に基づいて符号メモリ306を動
的に管理するようになっている。
【0044】例えば、図9(a)において1ページ目の
情報に着目すると、前連結と呼称する項目のデータが
「00」であることから、1ページ目の情報は符号メモ
リ306の番号「00」のメモリ領域に存在し、且つ後
連結と呼称する項目のデータが「01」であることか
ら、1ページ目の情報が番号「01」のメモリ領域にも
存在することがわかる。また、後連結のデータが「F
F」であることから、1ページ目の情報は以降の番号の
メモリ領域には存在しないことがわかる。
【0045】図10は操作パネル部130の構成を示す
ブロック図である。メモリ部30から出力された画像デ
ータD4及び色データDC4は、表示調整処理部131
において、液晶タッチパネル91の表示に適合するよう
に間引かれ且つ表示位置が調整された後に表示メモリ1
32に書き込まれる。このとき画像データD4のデータ
転送は、CPU101の制御によらないDMA転送であ
る。
【0046】また、表示メモリ132には、CPU10
1の制御によって、液晶タッチパネル91上に表示する
操作ボタンなどの図形や文字が書き込まれる。表示メモ
リ132に書き込まれた内容は、I/Oポートを通じて
液晶タッチパネル91に送られる。
【0047】以下、フローチャートに基づいて複写機1
の動作及び制御について説明する。 〔CPU101の動作〕図11は操作パネルOPの制御
を担うCPU101のメインルーチンのフローチャート
である。
【0048】CPU101は、初期設定(#11)を行
った後、内部タイマーによって規定される周期毎に、入
力制御処理、表示制御処理、及びその他の処理を繰り返
し実行する(#12〜#16)。なお、CPU101
は、適時に他のCPU102〜108との通信処理(割
込み処理)を実行する。
【0049】〔入力制御処理〕図12は図11の入力制
御処理(#13)の内容を概略的に示すフローチャート
である。このサブルーチンにおいて、CPU101は、
操作の進行に伴って遷移する複写機1の状態を識別し、
識別結果に応じて各状態に対応した所定の処理を実行す
る。
【0050】すなわち、CPU101は、ID入力待機
状態の場合にはID入力処理を実行し(#130,#1
35)、ID登録待機状態の場合にはID登録処理を実
行し(#131,#136)、タイミング登録待機状態
の場合にはメモリイレースタイミング登録処理を実行し
(#132,#137)、通常待機状態の場合には通常
処理(キー入力処理)を実行し(#133,#13
8)、これら4つの状態以外の状態(他の状態)の場合
にはその他の処理(#134)を実行する。
【0051】ID入力待機状態は、登録済のIDコード
(メモリイレース指定情報テーブルITに既に登録され
ているIDコード)の入力操作を待つ状態である。この
状態はIDキー98の適時のオンにより生じる。
【0052】ID登録待機状態は、未登録のIDコード
の入力操作を待つ状態である。また、タイミング登録待
機状態は、メモリイレースタイミングの入力操作を待つ
状態である。これら2つの状態は、使用者が自己にとっ
て最適のメモリイレースタイミングを登録するためのキ
ーであるID登録キー99のオンにより生じる。
【0053】通常待機状態は、任意の操作キーのオン
(つまり何らかの操作)を待つ状態である。例えば、電
源投入後のウォーミングアップが完了した時点における
複写機1の状態が通常待機状態である。
【0054】なお、他の状態としては、ストップキー9
5のオンに対応したプリント停止状態、及び割込み処理
の実行中の状態などがある。次に、通常処理、ID入力
処理、ID登録処理、メモリイレースタイミング登録処
理の順序でこれら各処理の内容を説明する。
【0055】〔通常処理〕図13及び図14は図12の
通常処理(#138)の内容を示すフローチャートであ
る。
【0056】使用者がID入力キー98をオンすると、
CPU101は、『IDコードを入力して下さい』とい
う内容のメッセージの表示データを作成し、このメッセ
ージを図3に示した画面Q2として表示した後、テンキ
ー92のオンの回数に相当する桁数Nを「0」にする
(#1380〜1383)。なお、ここでのメッセージ
の表示によって、使用者は複写機1がID入力待機状態
であることを知ることができる。
【0057】また、使用者がID登録キー99をオンす
ると、CPU101は、『登録するIDコードを入力し
て下さい』という内容のメッセージの表示データを作成
し、このメッセージを表示して桁数Nを「0」にする
(#1384〜1389)。
【0058】このようにCPU101は、通常処理にお
いて、ID入力キー98及びID登録キー99の随時の
オンを有効とする。しかし、他のキー又は液晶タッチパ
ネル91上のボタンについては複写機1が使用可能状態
(後述のフラグがセットされている状態)であるときの
みにそれらのオンを有効とする(#1390)。
【0059】すなわち、使用可能状態において、CPU
101は、図14に示すように、モードの選択操作に呼
応して選択されたモードを通知するための通信処理を実
行し(#1391,#1396)、スタートキー96の
オンに呼応してコピー開始のための通信処理を実行し
(#1392,#1397)、画像確認ボタンZ21の
オンに呼応して画像確認モードを設定するための通信処
理を実行し(#1393,#1398)、実行ボタンZ
31のオンに呼応してそのオンを通知するための通信処
理を実行し(#1394,#1399)、他の操作に呼
応してその他の通信処理を実行する(#1395)。な
お、各通信処理では、CPU105に対して特定のデー
タが送出される。
【0060】〔ID入力処理〕図15は図12のID入
力処理(#135)の内容を示すフローチャートであ
る。
【0061】上述したように、使用者は、複写機1の使
用に際してあらかじめ登録しておいたIDコードを入力
しなければならない。登録可能なIDコードは1〜4桁
の数である。使用者は、IDコードの入力操作として、
テンキー92による4つの数字の入力、又は1〜3つの
数字の入力及びその後の入力完了ボタンZ1のオンを行
う。
【0062】使用者がテンキー92をオンすると、CP
U101は、入力数字を記憶して桁数Nを1つ増やす
(#1350〜#1352)。そして、桁数Nが「4」
に達した場合(#1353)、又は入力完了ボタンZ1
のオンを検知した場合(#1354)には、CPU10
1は、記憶している数字に対応したIDコードデータを
作成してCPU105へ送った後(#1355,#13
56)、ID入力待機状態を示すフラグをリセットする
(#1357)。
【0063】〔ID登録処理〕図16は図12のID登
録処理(#136)の内容を示すフローチャートであ
る。
【0064】CPU101は、上述のID入力処理と同
様の手順でIDコードデータを作成する(#1360〜
#1365)。IDコードデータを作成した後、CPU
101は、『メモリイレースタイミングを入力して下さ
い』という内容のメッセージの表示データを作成し、こ
のメッセージを表示して桁数Nを「0」に戻す(#13
66〜1368)。なお、ここでのメッセージの表示に
よって、使用者は複写機1がタイミング入力待機状態で
あることを知ることができる。
【0065】〔メモリイレースタイミング登録処理〕図
17は図12のメモリイレースタイミング登録処理(#
137)の内容を示すフローチャートである。
【0066】複写機1ではメモリイレースタイミングと
して0〜9999分の時間を分単位で登録することが許
されている。使用者は、例えばメモリイレースタイミン
グを120分とする場合には、その登録操作として、
「1」「2」「0」の数字キーを順にオンした後、液晶
タッチパネル91上に表示されるタイミング入力完了ボ
タンをオンする。
【0067】使用者がテンキー92をオンすると、CP
U101は、入力数字を記憶して桁数Nを1つ増やす
(#1370〜#1372)。そして、CPU101
は、桁数Nが「4」に達した場合(#1373)、又は
タイミング入力完了ボタンのオンを検知した場合(#1
374)には、記憶している数字に対応したメモリイレ
ースタイミングデータを作成し(1375)、メモリイ
レースタイミングデータとID登録処理で作成したID
コードデータとをCPU105,106へ送信し(#1
376)、タイミング登録待機状態を示すフラグをリセ
ットする(#1377)。
【0068】なお、CPU106に送られたメモリイレ
ースタイミングデータ及びIDコードデータは、不揮発
性のRAM126A内のメモリイレース指定情報テーブ
ルITに格納される。
【0069】〔CPU105の動作〕図18は複写機1
の制御を統括するCPU105のメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【0070】CPU105は、他のCPUとの通信によ
り取り込んだ入力データの内容を解析し(#53)、解
析結果に応じてコマンド又は倍率データなどのモードデ
ータを出力データとしてセットし(#54)、他のCP
Uに対して制御データを与える(#55)。
【0071】〔入力データの解析処理〕図19〜図22
は図18の入力データの解析処理(#53)の内容を示
すフローチャートである。
【0072】入力データがIDコードデータであれば、
CPU105はCPU106に対してIDチェックを要
求するための準備としてIDチェック要求フラグをセッ
トする(#530,#531)。つまり、登録されたI
Dコードを記憶するメモリイレース指定情報テーブルI
TはCPU106が管理している。そのため、IDコー
ドデータについては、その登録(適当)/未登録(不適
当)のチェックをCPU106に依頼する必要がある。
一方、他のCPUに送信する各種の通信データ(IDチ
ェックコマンドを含む)は、このサブルーチンとは別の
モード/コマンドの設定処理(図18の#54)によっ
て一括に作成され、通信データの実際の送信は出力デー
タの送信処理(#55)で行われる。したがって、この
サブルーチンでは、IDコードデータの入力に呼応し
て、IDチェックコマンドの作成及び送信を指示するた
めのIDチェック要求フラグのセットが行われる。
【0073】次に、入力データがIDチェックの結果を
示すIDチェック応答データである場合には、CPU1
05はチェックの結果に応じた処理を実行する。すなわ
ち、CPU105は、使用者の入力したIDコードは適
当であるという結果であれば、複写機1が使用可能状態
であることを示す使用可能フラグをセットし、チェック
対象のIDコードを記憶する(#532〜#535)。
これに対して、IDコードは不適当であるという結果で
あれば、CPU105はチェック対象のIDコードを消
去する(#533,#536)。
【0074】また、図20に示すように、入力データが
IDコードとメモリイレースタイミングとを情報内容と
してもつメモリイレース指定データである場合には、C
PU105はCPU106に対してメモリイレース指定
情報テーブルITの更新を要求するための準備を行う。
すなわちCPU105は、メモリイレースタイミングの
登録を要求する通信データの作成及び送信を指示する登
録要求フラグをセットする(#537,#538)。
【0075】このようにCPU105は、入力データの
解析処理において、メモリイレース指定情報テーブルI
Tに関係する入力データを常に有効とする。しかし、他
の入力データについては、複写機1が使用可能状態(使
用可能フラグがセットされている状態)であるときのみ
にそれらを有効とする(#539)。
【0076】以下、使用可能状態におけるCPU105
の動作について説明する。CPU105は、入力データ
が使用者の選択した動作モードを示すモード設定データ
であれば、そのデータを各CPUへ送信するための準備
としてモード設定フラグをセットする(#540,#5
41)。
【0077】ところで、複写機1における画像形成のモ
ードは、原稿の読取り及び画像情報の記憶と並行してプ
リントを行うコピアモードと、原稿の読取りを行わずに
メモリ部30から画像情報を読み出してプリントを行う
プリンタモード(メモリモード)とに大別される。例え
ばマルチコピーに際しては、1枚目の用紙に対してはコ
ピアモードによってプリントが行われ、2枚目以降の用
紙に対してはプリンタモードによってプリントが行われ
る。なお、プリンタモードは、以下のように画像確認ボ
タンZ21のオンに呼応して設定される。
【0078】さて、既にプリンタモードが設定されてい
る場合、又は入力データが画像確認ボタンZ21のオン
を通知するデータである場合、CPU105は記憶して
いるIDコードに対応した画像情報の有無をチェックす
る(#542〜544)。
【0079】符号メモリ306内に画像情報があれば、
CPU105は、プリンタモードを設定するとともに、
図4に示したように画像を表示するための処理を実行す
る(#545,#546)。そして、CPU105は、
実行ボタンZ31のオンを通知するデータの入力に呼応
して、プリンタモードのシーケンス制御処理を実行する
(#547,#548)。
【0080】これに対して符号メモリ306内に画像情
報がない場合、すなわち既にメモリイレースが行われて
いる場合には、CPU105は、プリンタモードのプリ
ントが不可能である旨のメッセージを表示するための処
理を実行する(#549)。
【0081】一方、プリンタモードが設定されていない
場合(#542)において、入力データがスタートキー
96のオンを通知するレポートであるときには、CPU
105は、IDコードをCPU106に送信するための
ID送信フラグをセットし、コピアモードのシーケンス
制御処理を実行する(#550〜#552)。そして、
コピー完了の通知(発信源はCPU108)を受ける
と、その通知レポートを各CPUに転送する準備とし
て、CPU105はコピー完了フラグをセットする(#
553,#554)。
【0082】その後、CPU105は、その他の入力デ
ータに対応する処理を実行し(#555)、メインルー
チンに戻って次のサブルーチンであるモード/コマンド
の設定処理を実行する。
【0083】〔モード/コマンドの設定処理及び出力デ
ータの送信処理〕図23及び図24は図18のモード/
コマンドの設定処理(#54)の内容を示すフローチャ
ートである。
【0084】CPU105は、セット状態の各種のフラ
グのそれぞれに対応したコマンドを出力データとして所
定のレジスタなどにセットし、各フラグをリセットする
(#560〜573)。
【0085】このサブルーチンにおいて、IDチェック
要求フラグ、登録要求フラグ、ID送信フラグ、及びコ
ピー完了フラグに対して、IDチェックコマンド、メモ
リイレースタイミング登録コマンド、IDコード送信コ
マンド、及びコピー完了コマンドが制御データとしてセ
ットされる。
【0086】図25は図18の出力データの送信処理
(#55)の内容を示すフローチャートである。このサ
ブルーチンにおいて、CPU105は、出力データとし
てセットされているコマンドの内、上述のIDチェック
コマンド・メモリイレースタイミング登録コマンド・I
Dコード送信コマンド・及びコピー完了コマンドをCP
U106へ送信するとともに、他のコマンドを適当なC
PUへ送信する(#580〜#582)。
【0087】〔CPU106の動作〕図26はメモリ部
30の制御を担うCPU106のメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【0088】CPU106は、CPU105からコマン
ドを受信し(#62)、メモリ部30の状態(ステータ
ス)を他のCPUに通知し(#63)、画像メモリ30
4の書込み制御を行い(#64)、圧縮及び伸長の制御
を行い(#65,#66)、画像メモリ304の読出し
制御を行い(#67)、メモリイレースの制御を行う
(#68)。
【0089】〔コマンド受信処理〕図27及び図28は
図26のコマンド受信処理(#62)の内容を示すフロ
ーチャートである。このサブルーチンにおいて、CPU
106はCPU105から与えられたコマンドに応じて
所定の処理を実行する(#620〜#632)。
【0090】IDチェックコマンドを受信すると、CP
U106は、使用者が入力したIDコードに対するID
チェックを行い、チェック結果に応じたIDチェック応
答処理を実行する(#621〜#623)。IDチェッ
クは、具体的には、チェック対象のIDコードとメモリ
イレース指定情報テーブルITに登録されているIDコ
ードとの一致/不一致を判別する処理である。
【0091】メモリイレースタイミング登録コマンドを
受信すると、CPU106は、IDコードとメモリイレ
ースタイミングを対応づけてメモリイレース指定情報テ
ーブルIT上に登録する(#625,#626)。
【0092】IDコード送信コマンドを受信すると、C
PU106は、コマンドが示すIDコード(つまり複写
機1の現在の使用者を示すIDコード)を、RAM12
6Bの管理テーブルMT1にその付加情報として格納し
て記憶する(#627,#628)。
【0093】コピー完了コマンドを受信すると、CPU
106は、現時点の時刻を記憶する(#629,#63
0)。ここで記憶した時刻は、後述のようにメモリイレ
ースの実行時期の基準となる。
【0094】〔メモリイレース処理〕図29は図26の
メモリイレース処理(#68)の内容を示すフローチャ
ートである。
【0095】CPU106は、コピー完了後(つまりプ
リント動作中でない期間)において、符号メモリ306
内に画像情報があれば、管理テーブルMT1から画像情
報に対応づけて記憶されているIDコード及びコピー完
了時刻を抽出し、引き続いてそのIDコードに対応した
メモリイレースタイミングをメモリイレース指定情報テ
ーブルITから抽出する(#680〜#683)。
【0096】次に、CPU106は、コピー完了時刻か
らメモリイレースタイミングが経過した後の時点で、管
理テーブルMT1の管理情報に基づいて符号メモリ30
6内の特定のメモリ領域を初期化することにより、1回
のプリント作業に対応した1ページ又は複数ページ分の
画像情報(1文書)を全て消去する(#884,#68
5)。なお、CPU106は、初期化と同時に管理テー
ブルMT1の更新(管理情報の一部の削除)も行う。
【0097】その後、CPU106は、符号メモリ30
6内に画像情報が残っている間は上述の各処理を繰り返
し実行する(#686,#682)。これにより、記憶
保持期間の満了した画像情報が消去(メモリイレース)
され、符号メモリ306は新たな画像情報の記憶に備え
られる。
【0098】〔CPU108の動作〕図30は再給紙装
置600の制御を担うCPU108のメインルーチンの
フローチャートである。
【0099】CPU108は、ページプリンタユニット
PRから排出されたプリント済の用紙を収納し又は排紙
トレイ621へ排出する収納・排出処理を行い(#8
3)、収納した用紙の表裏を反転する反転処理を行う
(ステップ#84)。
【0100】〔収納・排出処理〕図31は図30の収納
・排出処理(#83)の内容を示すフローチャートであ
る。
【0101】CPU108は、ページプリンタユニット
PRの排出口に設けられた排出センサSE62によっ
て、プリント済の用紙の排出を検知し、全ての原稿のそ
れぞれに対する指定枚数のプリントが終わって所定枚数
の用紙が排出された時点で、コピー完了をCPU105
に通知する(#830〜#832)。
【0102】また、CPU108は、再給紙装置600
の各部のセンサーによる状態検知、及び、搬送路の切換
えや搬送ローラの駆動制御などの他の処理を実行する
(#833)。
【0103】図32は本発明の他の実施例に係る複写機
2の外観を示す斜視図である。複写機2は、本体100
0と後述のように種々の情報を記憶する磁気カードMC
とから構成されている。
【0104】本体1000は、その上面に原稿ガラス1
018及び操作パネルOP2を有し、内部にメモリイレ
ース指定情報テーブルIT(図7参照)を設けた不揮発
性のRAM1600を有している。操作パネルOP2に
は、液晶タッチパネル1091とともにスタートキー1
096を含む各種キーが配置されている。
【0105】また、本体1000の上端部には、ユーザ
ー管理装置1052が一体化されている。ユーザー管理
装置1052には、操作パネルOP2に隣接するように
カード挿入口1053が設けられている。使用者がカー
ド挿入口1053に磁気カードMCを挿入すると、磁気
カードMCは自動的にユーザー管理装置1052内に取
り込まれ、磁気カードMCに対してデータの読出し又は
書込みが行われる。
【0106】通常、本体1000には複数枚の磁気カー
ドMCが付属し、各磁気カードMCは、複写機2の使用
上のきめ細かな管理を行うために、例えば一般のオフィ
スにあっては、使用者毎又は使用者の所属する部門毎に
配布される。
【0107】図33は磁気カードMCの構成を示す平面
図であり、同図には記憶情報の内容も合わせて示してあ
る。磁気カードMCは、樹脂板51Aの表面に帯状の磁
性体51Bを設けることによって構成されている。磁性
体51BのデータエリアEDには、カードの種別を示す
カードコードCC、使用者を特定するための識別情報I
D(以下、「IDコード」という)、累積プリント枚数
などの使用状況情報DMが記録される。
【0108】以上の構成の複写機2の使用に際して、使
用者は、上述の実施例の複写機1と同様に、まず磁気カ
ードMCをセットすることによって複写機2を使用可能
状態とする。すなわち、このとき磁気カードMCはキー
カードとして機能する。
【0109】磁気カードMCのセットによって、IDコ
ードが読み出され、使用者を示す情報として図示しない
制御部内で記憶される。つまり複写機2では使用時毎の
IDコードの入力操作が不要である。
【0110】続いて、使用者は、原稿ガラス1018上
に原稿Dを載置し、原稿カバー1500で原稿Dを覆っ
た後、操作パネルOP2の図示しない操作キーをオンし
て所望のプリント条件を指定する。
【0111】使用者がスタートキー1096をオンする
と、原稿Dの読取りと並行して画像情報の記憶及びプリ
ントが行われ、プリント済の用紙が排紙トレイ1057
上に排出される。プリント終了後、使用者は、カード挿
入口1053の下方に設けられているカード排出キー1
054を押す。これによって、磁気カードMCは、ユー
ザー管理装置1052内部からカード挿入口1053へ
搬送されて取り出し可能となる。
【0112】その後、メモリイレース指定情報テーブル
ITに登録されている記憶保持期間の満了にともなっ
て、画像情報が消去される。なお、記憶保持期間中にお
いては、使用者は上述のプリントモードのプリント(メ
モリモードコピー)によって、速やかに原稿Dに対応し
たハードコピー画像を得ることができる。
【0113】上述の実施例によれば、メモリイレースタ
イミングの登録変更が自在であるので、使用者は実情の
変化に応じて使い勝手を最適化することができる。図3
2の実施例によれば、使用時毎のIDコードの入力操作
が不要であることから、コピー作業の迅速化を図ること
ができる。
【0114】上述の実施例においては、メモリイレース
の実行時点をコピー完了から一定時間(任意に指定可
能)の経過した時点とし、メモリイレースの時機を時間
設定によって規定するようにしたが、メモリイレースの
実行時点を複写機の使用に係る特定の状況の発生時点と
してもよい。例えば、コピー作業の終了段階において、
使用者が原稿カバーを開放し又は原稿を原稿ガラス18
などから取り除いた時点、新たなコピー作業の開始段階
において、使用者が原稿をセットし又は原稿カバーを閉
じた時点、使用者がテンキーやスタートキーなどの各種
キーを操作した時点、複写機が原稿サイズを検知し又は
手差し給紙を検知した時点などを、メモリイレースの実
行時点として指定可能とすることができる。さらに、ぺ
ーパーエンプティ検出時点、使用者が用紙カセットを取
り出した時点、ジャム検出時点、ジャムの処置などのた
めに使用者が前面カバーを開放した時点でメモリイレー
スを実行するようにしてもよい。
【0115】上述の実施例においては、IDコードを1
〜4桁の暗唱番号としたが、その桁数を一律化してもよ
い。また、指紋や声紋、及び血中酸素濃度といった身体
的特徴を検出して使用者を識別することもできる。
【0116】上述の実施例においては複写機を例示した
が、ファクシミリ装置やプリンタ装置などの他の画像形
成装置にも本発明を適用することができる。
【0117】
【発明の効果】本発明によれば、複数の使用者が、画像
情報の消去の時機を任意に指定することによって、記憶
した画像情報に基づいて画像を形成する機能を、個々の
実情に則して活用することができ、装置を使用する作業
の効率化を図ることができる。
【0118】請求項2の発明によれば、利便性をより高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の全体の構成を示す断面正
面図である。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図3】複写機を使用可能状態にするための操作の手順
を示す図である。
【図4】画像確認モードの画面表示の一例を示す図であ
る。
【図5】複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】メモリイレース指定情報テーブルの内容を示す
図である。
【図8】メモリ部の構成を示すブロック図である。
【図9】管理テーブルと符号メモリとの関係を示す図で
ある。
【図10】操作パネル部の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】操作パネルの制御を担うCPUのメインルー
チンのフローチャートである。
【図12】図11の入力制御処理の内容を概略的に示す
フローチャートである。
【図13】図12の通常処理の内容を示すフローチャー
トである。
【図14】図12の通常処理の内容を示すフローチャー
トである。
【図15】図12のID入力処理の内容を示すフローチ
ャートである。
【図16】図12のID登録処理の内容を示すフローチ
ャートである。
【図17】図12のメモリイレースタイミング登録処理
の内容を示すフローチャートである。
【図18】複写機の制御を統括するCPUのメインルー
チンのフローチャートである。
【図19】図18の入力データの解析処理の内容を示す
フローチャートである。
【図20】図18の入力データの解析処理の内容を示す
フローチャートである。
【図21】図18の入力データの解析処理の内容を示す
フローチャートである。
【図22】図18の入力データの解析処理の内容を示す
フローチャートである。
【図23】図18のモード/コマンドの設定処理の内容
を示すフローチャートである。
【図24】図18のモード/コマンドの設定処理の内容
を示すフローチャートである。
【図25】図18の出力データの送信処理の内容を示す
フローチャートである。
【図26】メモリ部の制御を担うCPUのメインルーチ
ンのフローチャートである。
【図27】図26のコマンド受信処理の内容を示すフロ
ーチャートである。
【図28】図26のコマンド受信処理の内容を示すフロ
ーチャートである。
【図29】図26のメモリイレース処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図30】再給紙装置の制御を担うCPUのメインルー
チンのフローチャートである。
【図31】図30の収納・排出処理の内容を示すフロー
チャートである。
【図32】本発明の他の実施例に係る複写機の外観を示
す斜視図である。
【図33】磁気カードの構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1,2 複写機(画像形成装置) 306 符号メモリ(メモリ) 100 制御部(使用者を識別する手段) 106 CPU(画像情報の消去の制御手段) OP 操作パネル(操作手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を記憶するメモリを有し、記憶し
    た画像情報に基づいて画像を形成する画像形成装置であ
    って、 当該画像形成装置の使用者を識別する手段と、 使用者に対応づけて登録されている時機に、前記メモリ
    が記憶する画像情報を消去する手段とを備えてなること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像情報を消去する時機を使用者毎に登録
    するための操作手段を備えてなることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
JP4200821A 1992-07-28 1992-07-28 画像形成装置 Pending JPH0654143A (ja)

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