JPH0654205B2 - 歯車加工における歯厚測定装置および方法 - Google Patents

歯車加工における歯厚測定装置および方法

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JPH0654205B2
JPH0654205B2 JP61070593A JP7059386A JPH0654205B2 JP H0654205 B2 JPH0654205 B2 JP H0654205B2 JP 61070593 A JP61070593 A JP 61070593A JP 7059386 A JP7059386 A JP 7059386A JP H0654205 B2 JPH0654205 B2 JP H0654205B2
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teeth
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政孝 島崎
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Aisin AW Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、歯車の歯切加工時において、簡単な方法で歯
厚を測定し、所要の切込み量の設定するための歯車加工
における歯厚測定方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ホブ盤およびギヤーシェーパによる歯車の歯切
加工においては、刃具交換時に歯厚を測定し、新しい刃
具による所要の切込み量を設定する必要がある。上記歯
厚を測定する方法としては、従来、オーバーボール径を
測定する方法と、またぎ歯厚を測定する方法が採用され
ている。
オーバーボール径を測定する方法は、第4図に示すよう
に、歯車の軸Oと対向して2箇所に、歯と歯の間にピン
またはボール1、1を挿入当接させ、これら対向するピ
ンまたはボール1、1間のオーバーボール径Meを測定
した後、Meの値から歯厚Taを換算するものである。
また、またぎ歯厚を測定する方法は、マイクロメータに
より歯の軸に直角方向に複数の歯を跨いでまたぎ歯厚T
bを測定した後、Tbの値から歯厚Taを換算するもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の測定方法のうち、オーバーボール径を測定す
る方法においては、歯車を治具に固定した状態ではボー
ルまたはピンの保持が不安定であり、また、マイクロメ
ータが刃具、治具および付属装置と干渉するため、測定
が困難でとくにネジレ角の大きい大型の歯車では測定が
不可能になるという問題を生じていた。また、またぎ歯
厚を測定する方法においては、歯が歯車の軸方向に平行
の場合には測定が可能であるが、はすば歯車のように歯
が歯車の軸方向と傾斜している場合、とくに歯幅が小さ
く、ネジレ角度の大きい比較的大きな歯車の場合には、
マイクロメータを歯の面に直角に当接するため、複数の
歯に当接させることが出来ない場合が生じ、測定が不可
能になるという問題を生じていた。さらに、上記従来の
いずれの測定方法も、歯車を治具に固定した状態での歯
厚の測定は、治具と測定機器との干渉および歯車の歯幅
の関係により測定が出来ないという問題も生じていた。
本発明は、上記した問題を解消することを目的とするも
のであって、歯車を加工装置に固定した状態で簡単に歯
厚を測定可能にすると共に、歯幅が小さく、ネジレ角度
の大きい比較的大きなはすば歯車においても歯厚を測定
可能にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の歯厚測定装置は、歯車の隣り合う歯
9、9間に当接する固定ボール5を有する本体2と、本
体2の固定ボール5の歯底側に摺動自在に配設された摺
動軸6と、摺動軸6の先端に設けられ固定ボール5より
径の小さい摺動ボール7と、固定ボール5が歯9、9間
に当接した位置から、摺動ボール7が歯9、9に当接し
た位置までの距離を検出する検出機構とを備えたことを
特徴とする。
また、本発明の歯厚測定方法は、歯車の隣り合う歯9、
9間に大径の球面を当接させ、歯9、9間に前記大径の
球面より径の小さい小径の球面を当接させ、歯9、9間
の前記大径の球面が当接した位置から前記小径の球面が
当接した位置までの距離を検出し、歯車の加工前の距離
と加工後の距離の変化を歯厚に換算することを特徴とす
る。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の理解を
容易にするために図面と対比させるためのもので、これ
により本発明の構成が何ら限定されるものではない。
〔作用および発明の効果〕
本発明においては、摺動ボールの移動量を検出すること
により、歯車を加工装置に固定した状態で簡単に歯厚を
測定可能にすると共に、歯幅が小さく、ネジレ角度の大
きい比較的大きなはすば歯車においても歯厚を測定する
ことができる。従って、再加工も直ちに可能であると共
に、製品の不良品を少なくすることができる。また、径
の異なる2つのボールと歯との接点の圧力角が異なり、
この差により各ボールのオーバーボール径の差を検出す
ることになるので、オーバーボール径を直接測定する必
要がなく、2つのボールで歯厚を測定するので測定の精
度を高くすることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明による歯厚測定装置の1実施例を示す側
面図、第2図は第1図の歯厚測定装置による測定原理を
説明するための図、第3図は測定値と切込み量との関係
を示す図である。図中、1は歯厚測定装置、2は本体、
3はダイヤルゲージ、5は歯車の隣り合う歯9、9間に
当接する固定ボール、6は固定ボール5の歯底側に摺動
自在に配設された摺動軸、7は摺動軸6の先端に設けら
れ固定ボール5より径の小さい摺動ボールを示す。
第1図において、歯厚測定装置1は、本体2の上部に1
/100mm目盛のダイヤルゲージ3を備え、本体2の下
部には固定ボール5を備えると共に、本体2の内部には
摺動軸6が摺動自在に配設され、スプリング(図示せ
ず)により本体2から突出する方向に付勢され、また、
摺動軸6の一端には摺動ボール7が一体に設けられてい
る。歯厚を測定するときは、歯厚測定装置1の摺動ボー
ル7を歯車の歯9、9の間に挿入させ、固定ボール5お
よび摺動ボール7が歯車の歯9、9に当接させたとき、
摺動軸6の移動量は本体2内の拡大機構(図示せず)に
より10倍に拡大されて、ダイヤルゲージ3により検出
され、固定ボール部5の中心と摺動ボール7の中心間の
距離が測定されるものである。
次に、第4図および第2図により上記測定装置による測
定原理を説明すると、オーバーボール径は使用するボー
ル径により値が変化し、ボールと歯の接点の圧力角の差
により、歯厚の変化に対するオーバーボール径の変化の
度合が異なる。第6図において、オーバーボール径をM
e、基礎円の直径をDb、ボール中心の圧力角をα、ボ
ールの半径をdとすると、 Me=Db/COS α+2d ただし、Inv.α=Ta/Db+Inv.αa +d/Rb−π/N ここで、Inv.α=tan α−α、Taは歯厚、Dpはピッ
チ円の直径、αaは軸直角方向の圧力角、Rbは基礎円
の半径、Nは歯数を示す。
従って、第2図(ロ)に示すように、異なるボール径d
1、d2を有するボールを使用した場合、ボール径の違
いによるオーバーボール径の差ΔMe1は、 ΔMe1=Me1−Me1′=Db/COS α1−Db/COS α
2+2・(d1−d2)となる。
以上によりα1とα2およびd1とd2の差がΔMe1と
して検出され、オーバーボール径を直接測定しなくても
ΔMe1が測定可能となる。
一方、上式によりオーバーボール径の差ΔMe1は、歯厚
Taによって変化するため、歯切加工時にはこの変化の
度合を測定すれば、すなわち第2図(ロ)のときに測定
したオーバーボール径の差ΔMe1と、歯切加工が進んで
第2図(イ)の状態で測定したオーバーボール径の差Δ
Me2との差ΔMを測定すれば、その値から歯厚或いは切
込量に換算できることになる。具体的には第3図に示す
ように、ΔM=ΔMe2−ΔMe1と切込量との関係をあら
かじめグラフ化しておき、測定したΔMから切込量を求
めるものである。従って、最初にΔMe1を測定しておけ
ば、あとはボール径の異なるオーバーボール径の差ΔM
e2の測定を行うだけで、ホブ盤による切込量が設定可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による歯厚測定装置の1実施例を示す側
面図、第2図は第1図の歯厚測定装置による測定原理を
説明するための図、第3図は測定値と切込み量との関係
を示す図、第4図は従来の歯厚測定方法を説明するため
の図である。 1……歯厚測定装置、2……本体、3……ダイヤルゲー
ジ、5……固定ボール、6……摺動軸、7……摺動ボー
ル、9……歯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車の隣り合う歯間に当接する固定ボール
    を有する本体と、該本体の固定ボールの歯底側に摺動自
    在に配設された摺動軸と、該摺動軸の先端に設けられ前
    記固定ボールより径の小さい摺動ボールと、前記固定ボ
    ールが前記歯間に当接した位置から、前記摺動ボールが
    前記歯間に当接した位置までの距離を検出する検出機構
    とを備えたことを特徴とする歯車加工における歯厚測定
    装置。
  2. 【請求項2】歯車の隣り合う歯間に大径の球面を当接さ
    せ、前記歯間に前記大径の球面より径の小さい小径の球
    面を当接させ、前記歯間の前記大径の球面が当接した位
    置から前記小径の球面が当接した位置までの距離を検出
    し、歯車の加工前の距離と加工後の距離の変化を歯厚に
    換算することを特徴とする歯車加工における歯厚測定方
    法。
JP61070593A 1986-03-28 1986-03-28 歯車加工における歯厚測定装置および方法 Expired - Lifetime JPH0654205B2 (ja)

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JPS62226001A JPS62226001A (ja) 1987-10-05
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