JPH0654242B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

Info

Publication number
JPH0654242B2
JPH0654242B2 JP62104384A JP10438487A JPH0654242B2 JP H0654242 B2 JPH0654242 B2 JP H0654242B2 JP 62104384 A JP62104384 A JP 62104384A JP 10438487 A JP10438487 A JP 10438487A JP H0654242 B2 JPH0654242 B2 JP H0654242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
primary
secondary coil
coils
primary coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62104384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63271112A (ja
Inventor
裕二 松木
Original Assignee
株式会社エスジ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エスジ− filed Critical 株式会社エスジ−
Priority to JP62104384A priority Critical patent/JPH0654242B2/ja
Publication of JPS63271112A publication Critical patent/JPS63271112A/ja
Publication of JPH0654242B2 publication Critical patent/JPH0654242B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明な位置検出装置に関し、特に平面状の螺旋コイ
ルを用いた誘導型の位置検出装置に関する。
[従来の技術] 位相シフト型の直線位置検出装置としては、本出願人に
より出願された実開昭58−136718号公報に開示
されたものが従来から知られている。この直線位置検出
装置は、直線変位方向に所定の間隔で配置された複数の
1次コイルと、該1次コイルに対応して設けられた2次
コイルと、前記1次及び2次コイル内に挿入され次方向
に直線移動可能な複数個のコアから成るコア部とから構
成されている。前記1次コイルの夫々を位相のずれた複
数の基準交流信号によって個別に励磁し、前記コア部の
直線位置に応じて位相シフトされた出力交流信号を2次
コイルに生じせしめるようにしたものである。このよう
に従来の位相シフト型直線位置検出装置では、1次、2
次コイルとは別途にコア部を設ける必要があった。
一方、従来から第10図に例示するようなインダクトシ
ンを用いた直線位置検出装置も知られており、これは前
述した位相シフト型直線位置検出装置のようなコア部を
必要としない構成になっている。測定すべき全域にわた
って所定の長さ毎に90度の角度で導線を折り曲げた1
次コイルから成るスケールSCLと、所定の長さ毎に9
0度の角度で折り曲げた2つの2次コイルから成るスラ
イダSLDとを具えたものである。上述のような2つの
導体を平行に接近させ、スケールSCL(1次コイル)
側に交流電圧を印加すると電磁誘導作用によりスライダ
SLD(2次コイル)側に両者の相対的位置に応じた電
圧が誘起される。前記誘起電圧の大小は、スケールとス
ライダ間の電磁結合度によって、すなわちスケールとス
ライダとの相対的な位置関係に応じて変化する。この誘
起電圧のレベルを検出して、直線位置の検出を行うもの
である。
[発明が解決しようとする問題点] 前者の位相シフト型直線位置検出装置は、位相シフト方
式によって精度の良いアブソリュート位置検出を行うこ
とができるという利点を有するが、1次及び2次コイル
部にたいして相対的に変化するコア部をけなければなら
ないため、構造上の制約により、取付け可能な場所に制
限があるという問題点があった。例えば、リニアガイド
に取付けようとする場合、ガイド棒がコア部の形状に適
した丸棒形状等であれば、該ガイド棒を適宜加工してコ
ア部として兼務させることも可能であるが、そうであっ
ても、加工手間がかかり、構造が複雑にもなるという問
題点がある。また、リニアガイドでは、ガイド手段は丸
棒よりはレール状のものが多く、そのような場合は、コ
ア部を如何なる形状にして如何なる手段で取付けるの
か、ということが問題となり、適用が困難であった。
一方、後者のインダクトシンにおいては、コア部が存在
しないため上述のような取付け上の問題は生じないが、
電圧検出方式であるため、温度変化等周辺環境変化の影
響を受けやすく、高精度が期待できないという問題点が
あった。また、1次コイル(スケール)及び2次コイル
(スライダ)は単に導線を所定の長さ毎に90度の角度
で折り曲げただけであるため電磁誘導作用が弱く、従っ
て検出信号の出力電圧が低く、この点でも高精度が期待
できないという問題点があった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、コア部を
省略して構造を簡素化すと共に検出精度をより一層向上
させることができるようにした位相シフト型の位置検出
装置を提供しようとするものである。
[問題を解決するための手段] この発明に係る位置検出装置は、所定の第1の間隔で配
列された少なくとも2つの1次コイルから成る1次コイ
ル手段と、 前記1次コイルの配列間隔よりも小さい所定の第2の間
隔で交互に極性が逆になるように直列接続された少なく
とも4つの2次コイルから成る2次コイル手段とを具備
し、 前記1次コイル手段及び2次コイル手段における各コイ
ルは平面状の螺旋コイルから成り、 検出対象位置の変位に応じて前記1次コイル手段を2次
コイル手段に対して相対的に変位させ、 前記1次コイルを互いに位相のずれた交流信号を用いて
それぞれ励磁することにより、前記1次コイル手段と前
記2次コイル手段との相対位置に応じて位相シフトされ
た出力信号を前記2次コイル手段に誘起せしめるように
したものである。
[作用] 1次コイル手段が2次コイル手段に対して相対的に変位
することにより、そこにおける1次コイルと2次コイル
の磁気結合度が検出対象位置に応じて変化する。1次コ
イルの配列間隔と2次コイルの配列間隔が異なってお
り、1次コイルが互いに位相のずれた複数の交流信号を
用いて励磁されるので、1次コイル手段と2次コイル手
段の相対位置に応じて位相シフトされた出力信号が2次
コイル側に生じる。この2次出力信号における位相シフ
ト量が検出対象位置に対応している。
本発明の装置は、1次コイル手段と2次コイル手段の相
対的位置に応じた出力を生じるものであるため。従来の
ようなコイル部に対して相対的に変位するコア部は省略
されている。従って、構造が簡単であると共に製造コス
トも下げることができる。
また、各コイルは平面上の螺旋コイルからなるものであ
るため、電磁誘導作用が強く、検出精度を極めて高くす
ることができる。しかも、平面状コイルであることによ
って、1次コイル手段及び2次コイル手段の全体的構造
を夫々平板状にすることができ、嵩張らずに、コンパク
トな、極めて簡略化された形状にすることができる。従
って、従来、位相シフト型位置検出装置を取付けること
が困難であった場所にも容易に本発明の位置検出装置を
取付けることができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説
明しよう。
第1図は本発明に係る位置検出装置の一実施例を示す原
理図であり、この位置検出装置は1次コイルアレイ10
と2次コイルアレイ11とを具えている。1次コイルア
レイ10は2つの1次コイルA,Bを所定の間隔で配列
してなるものである。2次コイルアレイ11は検出対象
範囲全域にわたって複数(n個)の2次コイルS1〜S
nを所定の間隔で配列してなるものである。各コイル
A,B,S1〜Snは角形に巻かれた平面状の螺旋コイ
ルである。各コイルの横幅をほぼP/2(但しPは任意
の数)とすると、2次コイルS1〜Snは、隣接するコ
イルの中心間距離をP/2として、互いに密接して配列
されている。これに対して、1次コイルA,Bは、中心
間距離を3P/4として、隣同志でP/4のすきまを空
けて配列されている。
2つの1次コイルA,Bは、夫々位相のずれた交流信
号、例えばAが sinωt,Bが cosωt,によって励磁
される。また、各2次コイルS1〜Snは交互に極性が
逆になるように直列接続されている。第2図は、第1図
における1次コイルA,B及び2次コイルS1〜Snの
回路図を示すものであり、同図においては2次出力交流
信号Yの基準交流信号 sinωtまたは cosωtに対する
位相ずれφを測定するための位相差測定回路1もあわせ
て示されている。
1次コイルアレイ10と2次コイルアレイ11は相対的
に変位可能に構成されており、検出対象位置に応じてそ
の相対的位置が変化するように、検出対象物の動きが一
方のコイルアレイ10または11に伝達される。仮り
に、コイル数の少ない1次コイルアレイ10を可動体に
取付けるとすると、2次コイルアレイ11は静止体に取
付ける。そして、1次コイルアレイ10が可動体と共に
動くことにより、2次コイルアレイ11に対する1次コ
イルアレイ10の位置が変化し、このアレイ10,11
間の相対位置は静止体に対する可動体の位置に対応す
る。従って1次コイルアレイ10と2次コイルアレイ1
1の相対位置に応じた位置検出信号を2次コイルS1〜
Snの出力に基づき得ることにより、静止体に対する可
動体の位置を検出することができる。
1次コイルアレイ10に対する2次コイルアレイ11の
位置の検出原理は次の通りである。
上述したコイル配置によって、2次コイルアレイ11に
対する1次コイルアレイ10の任意の位置において、隣
接する2つの2次コイルが1つの1次コイルの磁束の影
響を受ける。例えば、第1図の状態では、2次コイルS
1,S2が1次コイルAの影響を受け、2次コイルS
2,S3が1次コイルBの影響を受ける。各1次コイル
に対応する隣接する2つの2次コイルは、1次コイルア
レイ10が2次コイルアレイ11の全域にわたってスラ
イド変位してゆく過程で、順次切り替わる。また、隣接
する2つの2次コイルに対する1次コイルの結合度は、
1次コイルの変位に応じて差動的に変化する。すなわ
ち、一方の2次コイルの磁気回路のリラクタンスが増せ
ば(パーミアンスが減れば)、他方のリラクタンスが減
る(パーミアンスが増す)関係である。この差動的な結
合度の変化は、隣接する2つの2次コイルの横幅P/2
を合せた距離Pを1サイクルとして繰返し生じる。
一方、2次コイルの配列間隔に対する1次コイルの配列
間隔のずれにより、一方の1次コイルAに対応する2つ
の2次コイルの差動的なリラクタンス変化の位相と他方
の1次コイルBに対応する2つの2次コイルの差動的な
リラクタンス変化の位相との間にずれが生じる。この例
の場合、2次コイルの配列間隔に対する1次コイルの配
列間隔のずれはP/4であり、上述のリラクタンス変化
は距離Pを1サイクルとしているので、1次コイルAと
Bとの間の上述のリラクタンス変化の位相のずれは、π
/2(90度)である。
このことから、1次コイルAに対応する一方の2次コイ
ル(例えばS1)の磁気回路のパーミアンス変化の関数
を cosφと表現すると、他方の2次コイル(例えばS
2)の磁気回路のパーミアンス変化の関数を−cos φと
表現することができる。また、他方の1次コイルBに対
応する一方の2次コイル(例えばS3)の磁気回路のパ
ーミアンス変化の関数を sinφと表現すると、他方の2
次コイル(例えばS2)の磁気回路のパーミアンス変化
の関数を−sin φと表現することができる。ここで、φ
=2πx/Pであり、xは、2次コイルアレイ11に対
する1次コイルアレイ10の現在位置を示す独立変数で
ある。
ここにおいて、1次コイルAを正弦信号sin ωtで励磁
し、1次コイルBを余弦信号 cosωtで励磁しているの
で、 1次コイルAに対応する一方の2次コイル(例えばS
1)に誘導される信号は、 sin ωt cosφ …(1), 1次コイルAに対応する他方の2次コイル(例えばS
2)に誘導される信号は、 −sin ωt cosφ …(2), 1次コイルBに対応する一方の2次コイル(例えばS
3)に誘導される信号は、 cos ωt sinφ …(3), 1次コイルBに対応する他方の2次コイル(例えばS
2)に誘導される信号は、 −cos ωt sinφ …(4), で夫々表わすことができる。
また、隣接する2次コイルは互いに逆極性であるため、
各2次コイルS1〜Snを交互に逆相に直列接続して得
られる2次出力信号Yは、次のような略式で表現するこ
とができる。
Y=sin ωt cosφ−(−sin ωt cosφ) +cos ωt sinφ−(−cos ωt sinφ) =2sin (ωt+φ) 上記式で便宜的に「2」と示された係数を諸種の条件に
応じて定まる定数Kで置換すると、 Y=Ksin (ωt+φ) …(5) と表わすことができる。ここで、φは前述のとおり2次
コイルアレイ11に対する1次コイルアレイ10の現在
位置xに比例しているので、出力信号Yの基準交流信号
sinωtまたは cosωtに対する位相ずれφを測定する
ことにより、検出対象位置xをアブソリュート値にて検
出することができる。ただし、位相シフト量φが全角2
πのとき位置xは距離Pに相当するので、距離Pの範囲
内でのアブソリュート位置を検出することができるので
ある。
上述の関係は、どの2次コイルS1〜Snが1次コイル
A,Bに対応していても成立する。すなわち、出力信号
Yの位相シフト量φは、距離mPにわたる検出対象範囲
全域において0〜2πの変化をmサイクル繰り返す。こ
のような変位xに対する出力信号Yの位相シフト量φの
変化を例示したもが第3図である。この点について少し
詳しく述べると、例えば、2次コイルS1にて成立した
上記式(1)は次のサイクルでは同相の2次コイルS3に
おいて成立し、2次コイルS2にて成立した上記式(2)
及び(4)は次のサイクルでは同相の2次コイルS4にお
いて成立し、2次コイルS3にて成立した上記式(3)は
次のサイクルでは同相の2次コイルS5において成立す
る、というように、上記式(1)〜(4)のパーミアンス変化
の関数は、当該関数の1サイクル毎に1つおきに同極性
の2次コイルに順次切り替わりながら、距離mPにわた
る検出対象範囲全域において連続的に成立するのであ
る。
2次出力信号Yにおける位相シフト量φの測定は、適宜
の位相差測定回路12(第2図)によってディジタル的
に又はアナログ的に行うことができる。例えば、前述の
実開昭58−136718号明細書中に示されたような
ディジタルカンウント方式の位相差測定回路を用いて、
位相シフト量φを示すディジタルデータDφを得るよう
にすることもできるし、その他適宜の位相差測定回路を
用いてもよい。
第1図は原理図であるため、図示の簡単化のために、1
次コイルアレイ10と2次コイルアレイ11は横並びに
並んでいるように示されているが、実際は両コイルアレ
イ10,11が平行に重なりあうように近接した配置で
あるほうが磁気結合度が高まるので好ましい。第4図
は、その状態を略示する斜視図である。1次コイルアレ
イ10において、1次コイルA,Bは所定のベース部材
13上に固定的に配列されている。また、2次コイルア
レイ11において、2次コイルS1〜Snは所定のベー
ス部材14上に固定的に配列されている。ベース部材1
3,14上への平面状螺旋コイル配線の形成は、プリン
ト配線技術やシートコイル作成技術で知られた適宜の技
術を用いて行うことができる。また、シートコイルで知
られているように、ベース部材は硬い材質である必要は
なく、柔軟な材質であってもよい。
1次コイルアレイ10と2次コイルアレイ11の配列は
第1図に示したものに限らず、次に述べるように、種々
に変更可能である。
第5図の実施例では、1次コイルアレイ10aが複数の
1次コイルA1,B1〜An,Bnを検出対象範囲全域
にわたって所定の間隔で配列してなるものであり、2次
コイルアレイ11aが4個の2次コイルS1〜S4を所
定の間隔で配列してなるものである。1次コイルアレイ
10aにおいては、正弦信号sin ωtによって励磁され
る1つの1次コイル(A相コイルという)と余弦信号co
s ωtによって励磁される1つの1次コイル(B相コイ
ルという)によって1対の1次コイルが構成されてい
る。1対の1次コイルにおけるA相コイルとB相コイル
(例えばA1とB1あるいはA2とB2など)の中間距
離は第1図と同様に3P/4であり、隣同志でP/4の
すきまが空いている。各1次コイル対の配列ピッチは2
Pである。2次コイルアレイ11aにおける2次コイル
S1〜S4の配列間隔は第1図と同様であり、また、同
様に隣接する2次コイルが逆極性となるように各2次コ
イルが直列接続されている。この例の場合も、2次出力
信号Yにおける位相シフト量φの1サイクルの変化(0
〜2π)は、各1次コイル対の配列ピッチである距離P
の変位に対応して生じる。第1図及び第5図の実施例で
は、隣接する2次コイルが逆極性となるように各2次コ
イルが直列接続されており、かつ隣接する2次コイルの
位置に対するリラクタンス変化の関数は逆相となってい
る。これにより、誘導電圧のレベルが差動的に増強され
て、精度の良い検出を行うことができるようになる。
上記各実施例で、距離Pを1サイクルとするアブソリュ
ート位置検出を行うので、原点からの変位量がPを越え
た場合は、正確なアブソリュート位置は判らない。距離
Pを越える正確なアブソリュート位置を知るには、現在
位置を示す検出データ(位相シフト量φ)が原点から数
えて何サイクル目の距離Pにおける位置を示しているか
を検出すればよい。そのために、現在位置を示す検出デ
ータが原点から数えて何サイクル目の距離Pにおける位
置を示しているのかを検出する適宜の手段を併設すれば
よい。そのような手段としては、出力信号Yの位相シフ
ト量φが原点から数えて何回2πを越えたかをカウント
するようにしてもよいし、また、特開昭59−7911
4号公報に示されたように1サイクルのピッチが僅かに
異なる複数の位置検出装置を設けて各検出装置の検出位
置データを演算処理することにより原点から数えたサイ
クル数をもアブソリュートで検出するようにしてもよ
い。後者のようにする場合、例えば、第6図に略示する
ように、1サイクルのピッチP1,P2が異なる複数系
列の1次コイルアレイ10−1,10−2と2次コイル
アレイ11−1,11−2とを設ければよい。
第6図において、1次コイルアレイ10−1は2次コイ
ルアレイ11−1に対応し、1次コイルアレイ10−2
は2次コイルアレイ11−2に対応している。2次コイ
ルアレイ11−1,11−2は共通のベース部材15に
設けられ、1次コイルアレイ10−1,10−2も共通
のベース部材(図示せず)に設けられ、2次コイルアレ
イ11−1,11−2に対して1次コイルアレイ10−
1,10−2が相対的に変位する。対応する1次コイル
アレイと2次コイルアレイの配置関係(つまり10−1
と11−1の配置関係及び10−2と11−2の配置関
係)は第1図に示したものと夫々同様であり、A−1,
A−2は正弦信号sin ωtによって励磁される1次コイ
ル、B−1,B−2は余弦信号cos ωtによって励磁さ
れる1次コイル、S1,S2,S3,…,S1′,S
2′,S3′,…は交互に逆極性の2次コイル、であ
る。また、この各系列の1次コイルアレイ及び2次コイ
ルアレイの配列は第5図に示したような変更が夫々可能
である。
両系列間ではコイル配列のピッチ(つまり1サイクルの
位相変化に対応する距離P)が夫々幾分異なっている。
このピッチ(つまり1サイクルの位相変化に対応する距
離P)を、一方の系列10−1,11−1についてはP
1で示し、他方の系列10−2,11−2についてはP
2で示す。一方の系列10−1,11−1の出力信号Y
1に基づき検出される位置データの現在値をD1とし、
他方の系列10−2,11−2の出力信号Y2に基づき
検出される位置データの現在値をD2とする。上記特開
昭5979114号公報に示されたように、両位置デー
タの現在値の差D1−D2をP1,P2の比及び1サイ
クル当りの位置データの分割数Nに応じた定数で除する
ことにより、現在位置における位置データD1のアブソ
リュートなサイクル数Cxを求めることができる。この
アブソリュートサイクル数Cxと位置データD1とを組
合せることにより、広範囲にわたる絶対位置を高精度で
検出した位置データを得ることができる。
1次コイルアレイと2次コイルアレイの系列数は2に限
らず、それ以上であってもよい。
第7図及び第8図は本発明み係る位置検出装置をリニア
ガイドLMGの直線位置検出装置として適用した実施例
を示すもので、第7図は正面図、第8図は可動部16を
一部切り欠いた側面図である。リニアガイドLMGは、
周知のようにガイドレール17とこのガイドレール17
に沿って直線変位可能な可動部16とを有する。このガ
イドレール17の所定の側面に沿って2次コイルアレイ
11が設けられており、可動部16の内側における前記
2次コイルアレイ11に対応する箇所に1次コイルアレ
イ10が設けられている。1次及び2次コイルアレイ1
0、11の構成は、例えば第1図に示したものと同様で
あり、同様に動作する。また、この1次コイルアレイ1
0及び2次コイルアレイ11の構成は、第5図又は第6
図に示された実施例のような構成であってもよい。
可動部16及びガイドレール17に対する1次及び2次
コイルアレイ10、11の取付けは、例えば、第4図に
示したようにシート状のベース部材13、14上に1次
及び2次コイルアレイ10、11を形成したものを用い
ることによって容易に行うことができる。すなわち、こ
れらの1次及び2次コイル10、11を形成したシート
状ベース部材13、14を単にガイドレール17と可動
部16の所定の側面に貼付るだけでよいのである。
このように本発明の位置検出装置は、平面上の1次コイ
ルアレイ10及び2次コイルアレイ11のみから成って
おり、格別のコア部を必要としていないため、既成のリ
ニアガイドにも構造的な改造なしに容易に取付けること
ができる。また、リニアガイドに限らず、コア部の存在
により位相シフト型位置検出装置の取付けが従来困難で
あった装置の箇所にも、本発明による位置検出装置を容
易に取付けることができる。
この発明に係る位置検出装置は1次元(直線)のみばか
りでなく2次元(平面)の位置検出装置として構成する
こともできる。第9図はその実施例を示すものである。
2次コイルベース18上において複数の2次コイルS1
〜Snを行列状に設け、この2次コイルベース18に対
して2次元的に平行移動可能な1次コイルアレイ(図示
せず)を設けることによって、2次元位置を検出するこ
とができるようにすることが可能である。
上記実施例においては、正弦信号と余弦信号のように9
0゜の位相差を持つ2相の基準交流信号によって各1次
コイルを励磁しており、この場合は一般的には、1次コ
イルアレイにおけるコイル配列間隔と2次コイルアレイ
におけるコイル配列間隔との差が、1±P/4(ただし
iは任意の整数)となるようにコイル配列を設定すれば
よい。また、1次コイルを励磁する基準交流信号は2相
に限らず3相その他の多相信号であってもよく、その場
合は、1次コイルアレイと2次コイルアレイの夫々のコ
イル配列間隔の差は1次交流信号間の位相ずれに応じて
設定すればよい。
尚、各コイルの形状は、角形に限定されず螺旋状であれ
ば円形でも他のものでもよい。
また、本発明を回転位置検出装置として適用することも
可能である。その場合は、回転円周に沿って1次コイル
アレイ又は2次コイルアレイを設ければよい。
[発明の効果] 以上の通り、この発明に係る位置検出装置によれば、1
次コイル手段と2次コイル手段の相対的位置に応じた出
力を生じるものであるため、従来のようなコイル部に対
して相対的に変位するコア部は省略されており、従っ
て、構造が簡単であると共に製造コストも下げることが
できるという効果を奏する。
また、各コイルは平面上の螺旋コイルからなるものであ
るため、電磁誘電作用が強く、検出精度を極めて高くす
ることができるという効果を奏する。しかも、平面状コ
イルであることによって、1次コイル手段及び2次コイ
ル手段の全体的構造を夫々平板状にすることができるた
め、嵩張らずに、コンパクトな、極めて簡略化された形
状にすることができる。従って、従来、位相シフト型位
置検出装置を取付けることが困難であった場所にも容易
に本発明の位置検出装置を取付けることができる、など
の種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る位置検出装置の一実施例を示す
原理図、 第2図は同実施例におけるコイルの結線例を示す回路
図、 第3図は同実施例における2次出力信号の位相ずれ量と
検出位置との関係を例示するグラフ、 第4図は同実施例における1次コイルアレイと2次コイ
ルアレイの相互の配置の一例を示す斜視図、 第5図及び第6図はこの発明に係る位置検出装置の別の
実施例を夫々示す原理図、 第7図はこの発明をリニアガイドの位置検出装置として
適用した一実施例を示す正面図、 第8図は同実施例におけるリニアガイドの側面図、 第9図は本発明におけるコイル配列の別の実施例を略示
する平面図、 第10図は従来の直線位置検出装置の一例を示す図、で
ある。 10……1次コイルアレイ、11……2次コイルアレ
イ、A、B……1次コイル、S1〜Sn……2次コイ
ル、12……位相差測定回路、13、14、18……ベ
ース部材、LMG……リニアガイド、16……リニアガ
イドの可動部、17……ガイドレール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の第1の間隔で配列された少なくとも
    2つの1次コイルから成る1次コイル手段と、 前記1次コイルの配列間隔よりも小さい所定の第2の間
    隔で交互に極性が逆になるように直列接続された少なく
    とも4つの2次コイルからなる2次コイル手段とを具備
    し、 前記1次コイル手段及び2次コイル手段における各コイ
    ルは平面状の螺旋コイルからなり、 検出対象位置の変位に応じて前記1次コイル手段を2次
    コイル手段に対して相対的に変位させ、 前記1次コイルを互いに位相のずれた交流信号を用いて
    それぞれ励磁することにより、前記1次コイル手段と前
    記2次コイル手段との相対位置に応じて位相シフトされ
    た出力信号を前記2次コイル手段に誘起せしめるように
    した位置検出装置。
JP62104384A 1987-04-30 1987-04-30 位置検出装置 Expired - Lifetime JPH0654242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62104384A JPH0654242B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62104384A JPH0654242B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63271112A JPS63271112A (ja) 1988-11-09
JPH0654242B2 true JPH0654242B2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=14379262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62104384A Expired - Lifetime JPH0654242B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0654242B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023172A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Ntn Corp 絶対角検出回転センサおよびこれを用いたセンサ付軸受
FR2888319B1 (fr) * 2005-07-07 2008-02-15 Nanotec Solution Soc Civ Ile Procede de mesure sans contact d'un deplacement relatif ou d'un positionnement relatif d'un premier objet par rapport a un second objet, par voie inductive.
JP4713312B2 (ja) * 2005-11-22 2011-06-29 学校法人日本大学 位置検知システム
US20100308808A1 (en) * 2007-11-20 2010-12-09 Sumida Corporation Rotation angle detecting sensor
JP5224830B2 (ja) * 2008-01-18 2013-07-03 株式会社ミツトヨ 電磁誘導式エンコーダ
EP3004808B1 (en) * 2013-06-07 2018-05-16 Atlas Copco Industrial Technique AB Rotary encoder
JP6393644B2 (ja) * 2015-03-26 2018-09-19 三菱重工工作機械株式会社 電磁誘導式位置検出器及び電磁誘導式位置検出方法
JP6487246B2 (ja) * 2015-03-26 2019-03-20 三菱重工工作機械株式会社 電磁誘導式位置検出器及びそれを用いた位置検出方法
JP2023171993A (ja) * 2022-05-23 2023-12-06 国立大学法人 東京大学 情報処理装置、情報分析システム及び計測方法
JP7826133B2 (ja) * 2022-07-11 2026-03-09 Astemo株式会社 磁気シールド構造、及び変位センサ
DE112022007512T5 (de) * 2022-07-11 2025-05-22 Hitachi Astemo, Ltd. Planare Spulenanordnung und Verschiebungssensor
US20260016277A1 (en) * 2022-07-11 2026-01-15 Hitachi Astemo, Ltd. Planar coil array and displacement sensor
JP7283001B1 (ja) * 2022-07-11 2023-05-29 日立Astemo株式会社 平面コイルアレイ、及び変位センサ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5733319A (en) * 1980-08-07 1982-02-23 Nec Corp Induction type transducer
JPS57106819A (en) * 1980-12-24 1982-07-02 Fujitsu Ltd Coordinate reader

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63271112A (ja) 1988-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5885382B2 (ja) 電磁誘導式直線型エンコーダ
US7049924B2 (en) Electromagnetic induction type position sensor
US6259249B1 (en) Induction-type position measuring apparatus
CN103644834B (zh) 一种时栅直线位移传感器
CN107796293B (zh) 一种电磁感应式直线位移传感器
GB2034053A (en) Magneto resistive displacement sensors
JPH0626884A (ja) 位置検出装置
CN104457544B (zh) 时栅直线位移传感器
JPH0665967B2 (ja) アブソリュート回転位置検出装置
JPS63271112A (ja) 位置検出装置
EP4542177A1 (en) Inductive position detector
EP0386477A2 (en) Position detection device for a linear guide
TWI825300B (zh) 磁氣式線性感測器
JP2554479B2 (ja) アブソリユ−ト位置検出装置
JP4441593B2 (ja) 荷重計
JPH037765Y2 (ja)
JPS63212803A (ja) 変位計測装置
JPH116708A (ja) 誘導型位置測定器
JPH0580603B2 (ja)
CN106197244B (zh) 一种双列式二维时栅直线位移传感器
JP3592835B2 (ja) 直線位置検出装置
JPS61292014A (ja) 位置検出器
JPH0458881B2 (ja)
JP3030651B2 (ja) 直線位置検出装置
EP4256276B1 (en) A variable reluctance position sensor

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070720

Year of fee payment: 13