JPH0654432B2 - レベル制御装置 - Google Patents

レベル制御装置

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JPH0654432B2
JPH0654432B2 JP61240800A JP24080086A JPH0654432B2 JP H0654432 B2 JPH0654432 B2 JP H0654432B2 JP 61240800 A JP61240800 A JP 61240800A JP 24080086 A JP24080086 A JP 24080086A JP H0654432 B2 JPH0654432 B2 JP H0654432B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子楽器等に用いるに好適なタッチ力応答
式のレベル制御装置に関するものである。
[発明の概要] この発明は、アップ操作子及びダウン操作子を設けると
共に各操作子毎にタッチの強さを検出し、アップ操作子
の操作時はそのタッチ強さに応じてレベル制御データの
値を増大させる一方、ダウン操作子の操作時はそのタッ
チ強さに応じてレベル制御データの値を減少させるよう
にしたものである。この発明によれば、タッチ強さに応
じてレベル変化速度を制御可能であり、音量、テンポ等
を操作者の意志で緩急自在に変更することができる。
[従来の技術] 従来、アップ/ダウン型のレベル制御装置としては、ア
ップスイッチ及びダウンスイッチを設け、アップスイッ
チ又はダウンスイッチを押しつづけているとレベル制御
データの値が一定の速度でそれぞれ増加又は減少するよ
うにしたものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来装置によれば、レベル制御データの値の変
化速度を操作者の意志で加減できないため、目標値を設
定するのに手間どることが多かった。また、音量、テン
ポ等の変更するのに緩急自在でないため、演奏表現が制
約される不都合もあった。
[問題点を解決するための手段] この発明の目的は、操作子へのタッチの強さに応じてレ
ベル変化速度を制御することができるレベル制御装置を
提供することにある。
この発明に係るレベル制御装置は、 (a)レベルアップ用の第1の操作子と、 (b)この第1の操作子へのタッチの強さを検出してそ
のタッチ強さに対応した検出出力を送出する第1の検出
手段と、 (c)レベルダウン用の第2の操作子と、 (d)この第2の操作子へのタッチの強さを検出してそ
のタッチ強さに対応した検出出力を送出する第2の検出
手段と、 (e)前記第1及び第2の検出手段からの検出出力に基
づいてレベル制御データを発生するデータ発生手段であ
って、前記第1の操作子の操作開始後初めて前記第1の
検出手段からの検出出力の最大値を検出した後で前記第
1の操作子が操作されているあいだ所定時間毎に前記第
1の検出手段からの検出出力に応じた値だけ前記レベル
制御データの値を増大させると共に、前記第2の操作子
の操作開始後初めて前記第2の検出手段からの検出出力
の最大値を検出した後で前記第2の操作子が操作されて
いるあいだ所定時間毎に前記第2の検出手段からの検出
出力に応じた値だけ前記レベル制御データの値を減少さ
せるようになっているものと、 (f)前記データ発生手段から発生されるレベル制御デ
ータに基づいて該レベル制御データの値に対応したレベ
ルを表示する表示手段と をそなえたものである。
[作用] この発明の構成によれば、第1の操作子を操作している
あいだにタッチの強さを変化させることでレベル制御デ
ータの値の増大速度(レベル増大速度)を変化させるこ
とができると共に、第2の操作子を操作しているあいだ
にタッチの強さを変化させることでレベル制御データの
値の減少速度(レベル減少速度)を変化させることがで
きる。
また、第1又は第2の操作子の操作開始後初めて検出出
力の最大値を検出した後で所定時間毎にレベル制御デー
タの値を増大又は減少制御するようにしたので、最大値
検出前の検出出力によってレベル制御データの値が影響
を受けることがなく、操作者の意志を忠実に反映したレ
ベル制御が可能となる。
さらに、レベル制御データの値に対応したレベルが表示
されるので、表示を参照することで、目標レベルに到達
すべく適正にタッチの強さを加減するのが容易となる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例によるレベル制御装置の
回路構成を示すものである。
回路構成(第1図) アップ操作部10Aは、アップ操作子、感圧素子等を含む
もので、感圧素子にはアップ操作子へのタッチの強さに
対応した圧力が加わるようになっている。
圧力検出回路12Aは、アップ操作部10Aから感圧素子を
介して圧力を検出するもので、その圧力に比例した出力
信号を送出するようになっている。
A/D(アナログ/ディジタル)変換回路14Aは、圧力
検出回路12Aからの出力信号をディジタル信号に変換す
るもので、その出力データUPDは最大値検出回路16A
に供給される。
立上り検出回路18Aは、圧力検出回路12Aの出力信号の
立上りタイミングに同期して出力パルスURを発生する
もので、この出力パルスURは最大値検出回路16Aにリ
セット信号として供給される。
最大値検出回路16Aは、パルスURに応じてリセットさ
れると、A/D変換回路14Aからの出力データUPDに
基づいて最大値を検出し、次のリセット時まで保持する
もので、その最大値を表わす12ビットの出力データUM
Dはセレクタ20に入力Aとして供給される。また、最大
値検出回路16Aは、最大値への到着タイミングに同期し
て最大値到着信号ULを送出するようになっている。
ORゲート22は、データUMDのいずれかのビットが
“1”になると、出力信号“1”を発生するもので、こ
の出力信号はセレクタ20に選択信号SAとして供給され
る。
セレクタ20は、選択信号SAが“1”になると、最大値
検出回路16Aからの出力データUMDを選択して加算器
24に入力Aとして供給する。
加算器24は、上方制限回路26、下方制限回路28及びレジ
スタ30と閉ループを構成するもので、レジスタ30からの
12ビットの出力データが加算器24に入力Bとして供給さ
れるようになっている。ここで、上方制限回路26は、加
算器24の加算出力ADの値が所定の上限値を越えないよ
うに制限するためのものであり、下方制限回路28は、加
算出力ADの値が所定の下限値を越えないように制限す
るためのものである。
セレクタ32は、最大値到達信号ULを選択信号SA及び
入力Aとして受取るもので、信号ULの発生時には、信
号ULを選択してレジスタ30にロード信号Lとして供給
する。
最大値到達信号ULが発生されると、その直前にレジス
タ30から送出されていた出力データと最大値検出回路16
Aからの出力データUMDとが加算器24で加算され、こ
のときの加算出力ADが上方制限回路26及び下方制限回
路28を介してレジスタ30にロードされる。レジスタ30に
ロードされたデータの値は、アップ操作子へのタッチの
強さに依存するもので、強いタッチのときの方が弱いタ
ッチのときに比べて大きくなる。そして、レジスタ30の
出力データの値は、アップ操作子をタッチ操作するたび
にそのタッチ強さに応じて増大する。加算出力ADの値
が所定の上限値を越えても、上方制限回路26の出力デー
タADUの値は該上限値を越えない。
レジスタ30からの12ビットの出力データのうち、上位8
ビットのデータがレベル制御データLCDとして取出さ
れ、被制御部に供給される。また、このレベル制御デー
タLCDは、デコーダ34でデコードされてレベル表示器
36に供給される。この結果、レベル表示器36には、アッ
プ操作子の操作で設定されたレベルが表示される。
上記したのは、アップ操作部10Aに関連した回路動作で
あるが、ダウン操作部10Bに関連した回路動作は次の通
りである。
ダウン操作部10Bは、ダウン操作子、感圧素子等を含む
もので、感圧素子にはダウン操作子へのタッチの強さに
対応した圧力が加わるようになっている。
圧力検出回路12Bは、ダウン操作部10Bから感圧素子を
介して圧力を検出するもので、その圧力に比例した出力
信号を送出するようになっている。
A/D変換回路14Bは、圧力検出回路12Bからの出力信
号をディジタル信号に変換するもので、その出力データ
DNDは最大値検出回路16Bに供給される。
立上り検出回路18Bは、圧力検出回路12Bの出力信号の
立上りタイミングに同期して出力パルスDRを発生する
もので、この出力パルスDRは最大値検出回路16Bにリ
セット信号として供給される。
最大値検出回路16Bは、パルスDRに応じてリセットさ
れると、A/D変換回路14Bからの出力データDNDに
基づいて最大値を検出し、次のリセット時まで保持する
もので、この最大値を表わす12ビットの出力データDN
Dは反転回路38に供給される。また、最大値検出回路16
Bは、最大値への到達タイミングに同期して最大値到達
信号DLを送出するようになっている。
反転回路38は、最大値検出回路16Bから出力データDM
Dを受取り、各ビット毎に“0”は“1”に、“1”は
“0”に反転して送出するもので、その出力データDM
D′は加算器40に入力Bとして供給される。
加算器40の入力Aとしては、信号“1”が加えられてお
り、加算器40はデータDMD′の最下位ビット(LS
B)に“1”を加えて送出するようになっている。すな
わち反転回路38及び加算器40は、2つの補数器を構成す
るもので、この2の補数器は、2の補数の加算による減
算を可能にするために設けられたものである。
加算器40の出力(2の補数器の出力)は、セレクタ20に
入力Bとして供給される。セレクタ20は、アップ操作子
の非操作時はデータUMDの全ビットが“0”であるの
で、選択信号SA=“0”に応じて入力Bを選択する状
態にある。このため、加算器40の出力はセレクタ20を介
して加算器24に供給され、レジスタ30の出力データと加
算される。このときの加算は、2の補数による加算であ
るため、実質的には減算である。
セレクタ32は、アップ操作子の非操作時は選択信号SA
=“0”に応じて入力Bとしての最大値到達信号LDを
選択し、レジスタ30にロード信号Lとして供給する。こ
のため、レジスタ30には、加算出力AD(実質的には減
算出力)が上方制限回路26及び下方制限回路28を介して
ロードされる。
レジスタ30にロードされたデータの値は、ダウン操作子
へのタッチの強さに依存するもので、強いタッチのとき
の方が弱いタッチのときに比べて小さくなる。そして、
レジスタ30の出力データの値は、ダウン操作子をタッチ
操作するたびにそのタッチ強さに応じて減少する。加算
出力ADの値が所定の下限値を越えても、下方制限回路
28の出力データADLの値は該下限値を越えない。
レジスタ30からの12ビットの出力データのうち、上位8
ビットのデータがレベル制御データLCDとして取出さ
れ、被制御部に供給される。また、このレベル制御デー
タLCDに基づいてレベル表示器36にはダウン操作子の
操作で設定されたレベルが表示される。
操作部(第2図) 第2図は、操作部の一構成例の示すもので、この操作部
は、前述したアップ操作部10A及びダウン操作部10Bと
して用いられるものである。
パネル板50の一部に設けた孔には、操作子52が配置され
る。この操作子52は、矢印Pの方向に押圧されるもの
で、その押圧面とは反対側の面には係止部52a及び52b
と、柱状部52Aとが設けられている。
パネル板50の下面には、操作子配置部に対向した上方開
口を有する箱状部材54が取付けられている。箱状部材54
の底面には、操作子52の柱状部52Aの上下動を案内する
ための案内部材56が固着されており、この案内部材56の
内方突出部56aは、柱状部52Aに対してストッパとして
作用するようになってい。また、箱状部材54の底面にお
いて、柱状部52Aに対向する部分には、導電ゴム材中に
一対の電極を埋設して成る感圧素子58が固着されてお
り、感圧素子58から導出された一対の電極リード58a及
び58bは圧力検出回路に接続される。
操作子52の下面と案内部材56の上端部との間には、柱状
部52Aを取囲むようにコイルばね60が配置されている。
操作子52は、コイルばね60により常時上方に押された状
態で係止部52a及び52bによりパネル板50に係止されて
いる。
矢印Pの方向に操作子52を押下すると、柱状部52Aの下
端部が感圧素子58を押圧し、感圧素子58につながった圧
力検出回路からは、このときの押圧力に比例した出力信
号が得られる。操作子52の押下をやめると、コイルばね
60の復元作用により操作子52は図示の位置に復帰する。
最大値検出回路(第3図及び第4図) 第3図は、最大値検出回路の一構成例を示すもので、こ
の回路は、第1図の回路において最大値検出回路16A及
び16Bとして使用可能なものであるが、この発明を実施
するためには、後述の第5図の回路が用いられる。ここ
では、第5図の回路の理解を容易にするために、第3図
の回路を最大値検出回路16Aとして用いる場合につい
て説明する。
ラッチ回路70には、データ入力として、アップ操作子へ
のタッチの強さに対応したデータUPDが供給されると
共に、リセット信号Rとして、アップ操作子へのタッチ
開始に同期したパルスURが供給される。
比較回路72はデータUPDを入力Aとして受取ると共
に、ラッチ回路70の出力データUMDを入力Bとして受
取るもので、これらの入力A及びBを比較してA>Bな
らば比較出力CO=“1”を、A≦Bならば比較出力C
O=“0”をそれぞれ送出するようになっている。比較
出力COは、ラッチ回路70にロード信号Lとして供給さ
れる一方、ワンショット回路74に供給される。
ワンショット回路74は、比較出力COの“1”から
“0”への立下りに応答して“0”から“1”となるよ
うな出力信号を発生するもので、この出力信号の“1”
レベル持続期間は例えば1[μs]〜300[ms]程度に定
めることができる。ワンショット回路74の出力信号は最
大値到達信号ULとして送出される。
次に、第4図を参照して第3図の回路の動作を説明す
る。
アップ操作子へのタッチを開始すると、ラッチ回路70は
パルスURに応じてリセットされる。このため、比較回
路72での比較結果はA>Bとなり、比較出力COは
“1”となる。比較出力COが“1”である期間Tのあ
いだアップ操作子へのタッチを徐々に強めるものとすれ
ば、ラッチ回路70の出力データUMDの値は第4図に示
すように徐々に増大する。そして、このようなタッチ力
増強をやめると、比較回路72での比較結果がA≦Bとな
り、比較出力COは“1”から“0”に変化する。
このように比較出力COが“1”から“0”に変化する
と、ワンショット回路74が最大値到達信号ULを送出す
る。また、ラッチ回路70からは、最大値Vmax を示す出
力データUMDが得られる。
上記のような動作は、アップ操作子をタッチ操作するた
びに同様にして行なわれるが、信号ULの発生タイミン
グ及びデータUMDの値は各タッチ操作毎に操作状況に
応じて決定される。すなわち、期間Tの長さは押込みの
速さに応じて決定され、最大値Vmax は押圧力に応じて
決定される。
なお、上記した第3図の回路を最大値検出回路16Bとし
て用いる場合には、データUPDの代りにデータDND
を、信号URの代りに信号DRをそれぞれ入力すればよ
い。
最大値検出回路の他の例(第5図及び第6図) 第5図は、最大値検出回路の他の構成例を示すもので、
第3図と同様の部分には同様の符号を付してその詳細な
説明を省略する。
第5図の回路の特徴とするところは、比較出力COの立
下りに応答する第1のワンショット回路76と、この回路
76の出力の立下りに応答する第2のワンショット回路78
とを設け、回路76から最大値到達信号ULを取出すと共
に回路78の出力SOをラッチ回路70にリセット信号Rと
して供給するようにしたことである。この場合、回路76
の出力の“1”レベル持続期間は比較的長く、例えば0.
2 秒程度に定められる。
第6図を参照して第5図の回路の動作を説明する。ラッ
チ回路70は、予め初期リセット等により出力データ値が
0にされているものとする。
アップ操作子のタッチ操作に応じて比較出力COが
“1”となり、ラッチ回路70の出力データUMDの値が
徐々に増大する。そして、タッチ力の増強をやめると、
比較回路72での比較結果がA≦Bとなり、比較出力CO
が“1”から“0”に変化する。この変化に応じて第1
のワンショット回路76の出力ULが“0”から“1”に
変化する。また、ラッチ回路70からは、最大値Vmax
示す出力データUMDが得られる。
タッチ力の増強をやめた後もアップ操作子を押しつづけ
ると、やがて第1のワンショット回路76の出力ULが
“1”から“0”に変化する。この変化に応じて第2の
ワンショット回路78の出力SOは“0”から“1”に変
化し、これに応じてラッチ回路70はリセットされる。こ
のため、ラッチ回路70の出力データ値は0になり、これ
に応じて比較回路72での比較結果がA>Bとなり、比較
出力COは“0”から“1”に変化する。
この後、第2のワンショット回路78の出力が“1”から
“0”に変化すると、ラッチ回路70には、このときのタ
ッチ強さに対応したデータUPDがロードされ、出力デ
ータUMDとして送出される。このため、比較回路72で
の比較結果がA≦Bとなり、比較出力COは“1”から
“0”に変化する。この変化に応じて第1のワンショッ
ト回路76の出力ULが“0”から“1”に変化する。
この後は、アップ操作子を押している限り上記のような
動作がくりかえされる。
従って、第5図の回路を第1図の回路において最大値検
出回路16Aとして用いると、レジスタ30の出力データの
値は、最大値到達信号ULが“1”になるたびに増大す
る。そして、目標値に近づいたときにタッチ力を弱める
と、レジスタ30の出力データ値の増大速度が遅くなる。
なお、第5図の回路を第1図の回路において最大値検出
回路16Bとして用いる場合は、データUPDの代りにデ
ータDNDを入力すればよい。また、第5図の回路を最
大値検出回路16A及び16Bとして用いる場合は、立上り
検出回路18A及び18Bは不要である。
上方制限回路(第7図) 第7図は、上方制限回路の一構成例を示すもので、この
回路は、第1図の回路において上方制限回路26として用
いられるものである。
セレクタ80は、上限値発生回路82からの上限値データU
LVを入力Aとして受取ると共に第1図の加算器24から
の加算出力ADを入力Bとして受取るもので、選択信号
SAが“1”ならば入力Aを、“0”ならば入力Bを選
択して出力データADUとして送出するようになってい
る。
比較回路84は、上限値データULVを入力Aとして受取
ると共に加算出力ADを入力Bとして受取るもので、こ
れらの入力A及びBを比較してA≦Bならば出力信号
“1”を、A>Bならば出力信号“0”をセレクタ80に
選択信号SAとして供給するようになっている。
このような構成によれば、加算出力ADの値が上限値デ
ータULVの示す上限値に達しないとき(比較結果がA
>Bのとき)は、選択信号SA=“0”に応じて加算出
力ADが選択され、出力データADUとして送出され
る。また、加算出力ADの値が上限値データULVの示
す上限値以上になったとき(比較結果がA≦Bのとき)
は、選択信号SA=“1”に応じて上限値データULV
が選択され、出力データADUとして送出される。従っ
て、出力データADUは、上限値より大きな値をとるこ
とがない。
下方制限回路(第8図) 第8図は、下方制限回路の一構成例を示すもので、この
回路は、第1図の回路において下方制限回路28として用
いられるものである。
セレクタ90は、下限値発生回路92からの下限値データL
LVを入力Aとして受取ると共に第1図の上方制限回路
26からの出力データADUを入力Bとして受取るもの
で、選択信号SAが“1”ならば入力Aを、“0”なら
ば入力Bを選択して出力データADLとして送出するよ
うになっている。
比較回路94は、下限値データLLVを入力Aとして受取
ると共にデータADUを入力Bとして受取るもので、こ
れらの入力A及びBを比較してA≧Bならば出力信号
“1”を、A<Bならば出力信号“0”をセレクタ90に
選択信号SAとして供給するようになっている。
このような構成によれば、データADUの値が下限値デ
ータLLVの示す下限値に達しないとき(比較結果がA
<Bのとき)は、選択信号SA=“0”に応じてデータ
ADUが選択され、出力データADLとして送出され
る。また、データADUの値が下限値データLLVの示
す下限値以下になったとき(比較結果がA≧Bのとき)
は、選択信号SA=“1”に応じて下限値データLLV
が選択され、出力データADLとして送出される。従っ
て、出力データADLは、下限値より小さな値をとるこ
とがない。
操作子・表示器配置(第9図及び第10図) 第9図は、パネル面における操作子・表示器配置の一例
を示すもので、52Uはアップ操作子、52Dはダウン操作
子、36は一例として7個の発光素子を一列状に配置して
成るレベル表示器である。アップ操作子52Uを操作する
と、レベル表示器36においてハッチングを施した発光個
所が上方に移動し、ダウン操作子52Dを操作すると、該
発光個所が下方に移動する。このようにして7段階のレ
ベルのうち任意のレベルを設定・表示可能である。
第10図は、パネル面における操作子・表示器配置の他の
例を示すもので、52Uはアップ操作子、52Dはダウン操
作子、36は7セグメント型のレベル表示器である。この
例では、アップ操作子52U又はダウン操作子52Dにより
設定されたレベルがレベル表示器36に数字又は文字で表
示される。
第1図の装置にあっては、第9図又は第10図に示したよ
うな操作子・表示器配置を採用することにより現在のレ
ベルを確認しながらタッチ強さを加減して目標とするレ
ベルを正確且つ迅速に設定可能である。
応用例(第11図及び第12図) 第11図は、この発明のレベル制御装置をオートリズムの
テンポ制御に応用した例を示すものである。
テンポクロック発生器100 は、第1図に示したようなレ
ベル制御装置から発生されるレベル制御データLCDを
テンポ制御データとして受取るもので、このテンポ制御
データに対応した周波数を有するテンポクロック信号T
CLを発生するようになっている。オートリズム装置10
2 は、マーチ、ワルツ、ルンバ…等の多数のリズム種類
のうちから任意に選択されたリズム種類に対応するリズ
ムパターンをテンポクロック信号TCLに基づいて読出
すことにより自動的にリズム演奏を行なうものであり、
テンポクロック信号TCLの周波数に応じてオートリズ
ム演奏のテンポが変化するようになっている。従って、
レベル制御データLCDに応じてテンポクロック信号T
CLの周波数を制御することによりタッチ力に応答した
テンポ制御が可能となる。
第12図は、この発明のレベル制御装置を電子楽器の音量
制御に応用した例を示すものである。
鍵盤回路110 は、上鍵盤(UK)、下鍵盤(LK)、ペ
ダル鍵盤(PK)等を含むもので、各鍵盤毎に押鍵情報
を検出して楽音発生装置112 に供給するようになってい
る。楽音発生装置112 は、UK、LK、PK等の各鍵盤
毎に押鍵情報に基づいて楽音信号を発生するもので、L
K楽音信号、LK楽音信号、PK楽音信号の各信号路毎
に音量制御回路が設けられると共に、これらの楽音信号
を混合した信号の通路にもマスタ音量制御回路が設けら
れている。これら4つの音量制御回路に対し、第1図に
示したのと同様の4つのレベル制御装置からレベル制御
データLCD〜LCDをそれぞれ音量制御データと
して供給することにより各音量制御回路毎にタッチ力に
応答した音量制御を行なうことができる。
変形例 この発明は、上記した実施例に限定されるものではな
く、種々の改変形態で実施可能なものである。例えば、
次のような変更が可能である。
(1) 上記実施例はハードウェア構成のものとしたが、マ
イクロコンピュータ等を用いてソフトウェア構成として
もよい。
(2) レベル制御データを得るための演算手段は、加減算
器構成としたが、乗除算器構成としてもよい。
(3) タッチ強さ検出手段は、導電ゴム製感圧素子を用い
たものに限らず、ピエゾ素子、半導体歪センサ等を用い
たものであってもよい。また、タッチ強さは、圧力とし
てではなく、変位、速度、加速度等の形で検出してもよ
い。
(4) この発明の応用例としてテンポ制御及び音量制御を
示したが、この発明は、音源のピッチ制御等にも応用可
能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、レベルアップ用の第
1の操作子又はレベルダウン用の第2の操作子の操作開
始後初めて検出出力の最大値を検出した後で第1又は第
2の操作子が操作されているあいだ所定時間毎に第1又
は第2の操作子へのタッチの強さに応じた値だけレベル
制御データの値を増大又は減少させると共に、レベル制
御データの値に対応したレベルを表示するようにしたの
で、タッチの強さを変化させることでレベル増大速度又
はレベル減少速度を任意に制御可能になると共に最大値
検出前の検出出力の影響を受けることなく操作者の意志
を忠実に反映したレベル制御が可能となり、しかも表示
を参照することでタッチの強さを適正に加減するのが容
易となる。従って、目標とするレベルを正確且つ迅速に
設定できる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例によるレベル制御装置の
回路構成を示すブロック図、 第2図は、操作部の一例を示す断面図、 第3図は、最大値検出回路の一例を示す回路図、 第4図は、第3図の回路の動作を説明するための波形
図、 第5図は、最大値検出回路の他の例を示す回路図、 第6図は、第5図の回路の動作を説明するための波形
図、 第7図は、上方制限回路の一例を示す回路図、 第8図は、下方制限回路の一例を示す回路図、 第9図及び第10図は、パネル面における操作子・表示器
配置の異なる例をそれぞれ示す上面図、 第11図及び第12図は、この発明によるレベル制御装置の
異なる応用例をそれぞれ示すブロック図である。 10A……アップ操作部、10B……ダウン操作部、12A,
12B……圧力検出回路、14A,14B……A/D変換回
路、16A,16B……最大値検出回路、20,32……セレク
タ、24,40……加算器、26……上方制限回路、28……下
方制限回路、30……レジスタ、34……デコーダ、36……
レベル表示器、38……反転回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)レベルアップ用の第1の操作子と、 (b)この第1の操作子へのタッチの強さを検出してそ
    のタッチ強さに対応した検出出力を送出する第1の検出
    手段と、 (c)レベルダウン用の第2の操作子と、 (d)この第2の操作子へのタッチの強さを検出してそ
    のタッチ強さに対応した検出出力を送出する第2の検出
    手段と、 (e)前記第1及び第2の検出手段からの検出出力に基
    づいてレベル制御データを発生するデータ発生手段であ
    って、前記第1の操作子の操作開始後初めて前記第1の
    検出手段からの検出出力の最大値を検出した後で前記第
    1の操作子が操作されているあいだ所定時間毎に前記第
    1の検出手段からの検出出力に応じた値だけ前記レベル
    制御データの値を増大させると共に、前記第2の操作子
    の操作開始後初めて前記第2の検出手段からの検出出力
    の最大値を検出した後で前記第2の操作子が操作されて
    いるあいだ所定時間毎に前記第2の検出手段からの検出
    出力に応じた値だけ前記レベル制御データの値を減少さ
    せるようになっているものと、 (f)前記データ発生手段から発生されるレベル制御デ
    ータに基づいて該レベル制御データの値に対応したレベ
    ルを表示する表示手段と をそなえたレベル制御装置。
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