JPH0654641U - 建物ユニットの積替え装置 - Google Patents
建物ユニットの積替え装置Info
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- JPH0654641U JPH0654641U JP8793U JP8793U JPH0654641U JP H0654641 U JPH0654641 U JP H0654641U JP 8793 U JP8793 U JP 8793U JP 8793 U JP8793 U JP 8793U JP H0654641 U JPH0654641 U JP H0654641U
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クレーン等の建設機械が不要となるうえ、積
替え用の作業面積が小さくてすむ建物ユニットの積替え
装置を提供する。 【構成】 積替え装置1は、一対の長辺梁20およびこの
長辺梁20に直交してその両端部に連結された一対の短辺
梁21からなる上部枠2と、この上部枠2に固定された脚
部3と、上部枠2に設けられ建物ユニット100 を吊り下
げる吊下げ手段5とを備えている。上部枠2は幅および
長さ方向に、脚部3は上下方向にそれぞれ伸縮自在自在
であり、同期手段4により上部枠2と脚部3とを拡張す
れば建物ユニットを吊り下げることができるので、クレ
ーン等が不要となり、積替え装置1を設置するだけのス
ペースがあれば積替えが行えるので、作業面積が少なく
てすむ。
替え用の作業面積が小さくてすむ建物ユニットの積替え
装置を提供する。 【構成】 積替え装置1は、一対の長辺梁20およびこの
長辺梁20に直交してその両端部に連結された一対の短辺
梁21からなる上部枠2と、この上部枠2に固定された脚
部3と、上部枠2に設けられ建物ユニット100 を吊り下
げる吊下げ手段5とを備えている。上部枠2は幅および
長さ方向に、脚部3は上下方向にそれぞれ伸縮自在自在
であり、同期手段4により上部枠2と脚部3とを拡張す
れば建物ユニットを吊り下げることができるので、クレ
ーン等が不要となり、積替え装置1を設置するだけのス
ペースがあれば積替えが行えるので、作業面積が少なく
てすむ。
Description
【0001】
本考案は建物ユニットの積替え装置に係り、特にトラック輸送されるユニット 式建物を構成する建物ユニットや屋根ユニット等を、その輸送途中で異なる種類 の貨物自動車間で積替える際に利用できる。
【0002】
近年、プレハブ式の住宅等の建物として、複数の箱型ユニットを組み合わせた ユニット式建物が用いられている。このようなユニット式建物は、予め工場で居 室ユニットや屋根ユニット等を含む各種の建物ユニットを各種製造しておき、こ れらの建物ユニットを貨物自動車等で建築現場に輸送するとともに、そこで各建 物ユニットを組み合わせて建てられる。
【0003】 このような建物ユニットの輸送に用いる貨物自動車は、輸送条件に応じて大型 や小型のものが適宜選択され、必要に応じて異なる種類の貨物自動車の間で建物 ユニットの積替えが行われている。 例えば、通常は輸送効率の向上のため複数の建物ユニットを積載できる大型の 貨物自動車が用いられているが、建築現場周辺の道路が狭くてその車が到達でき ない場合には、到達可能な最寄りの空き地等で大型から小型への積替えを行い、 その空き地から建築現場までは小型の貨物自動車を往復させて建物ユニットを輸 送している。このような積替えにより、大型の貨物自動車の輸送効率の良さを生 かしつつ、小型の貨物自動車の小回りの良さを発揮させることができ、全体とし て、高い機動性が得られる。
【0004】
ところで、建物ユニットの積替えは、2台の貨物自動車を並列させて、クレー ン等で吊り上げた建物ユニットを一方の貨物自動車から他方の貨物自動車へ移動 するのが一般的である。 しかしながら、クレーン等の大型建設機械は、設置に広い面積を必要とするば かりでなく、その操作には資格を有する専任の操作者を必要とするという問題が ある。
【0005】 また、2台の貨物自動車を並べるスペースが必要となるうえ、その周辺には積 替えのために作業スペースが必要になるので、充分広い空き地を確保しなければ ならないという問題がある。
【0006】 ここに本考案の目的は、クレーン等の建設機械が不要となるうえ、積替え用の 作業面積が小さくてすむ建物ユニットの積替え装置を提供することにある。
【0007】
そこで、本考案は、ユニット式建物を構成する建物ユニットを第1の貨物自動 車から第2の貨物自動車に積替えるための建物ユニットの積替え装置であって、 貨物自動車の移動方向に対して直交する方向に拡張,縮小自在とされた一対の枠 体を含む上部枠と、この上部枠の一対の枠体を互いに平行な状態のまま同期して 拡張,縮小させる第1の同期手段と、前記上部枠の各枠体にそれぞれ固定される とともに上下方向に伸縮自在とされた一組の脚部と、これら脚部を互いに同期し て拡張,縮小させる第2の同期手段と、前記上部枠に設けられ前記建物ユニット を吊下げ支持する吊下げ手段とを備えた建物ユニットの積替え装置としたもので ある。ていることを特徴とする建物ユニットの積替え装置。
【0008】
このような本考案では、第1の同期手段によって上部枠を貨物自動車の移動方 向に拡張し、第2の同期手段によって脚部を上下方向に伸ばして、第1の貨物自 動車を積替え装置内に進入させて建物ユニットを吊下げた後、第1の貨物自動車 と第2の貨物自動車とを入替え、建物ユニットを第2の貨物自動車に積替える。 上部枠と脚部とを伸ばせば建物ユニットを吊下げて積替えが可能となり、クレー ン等で吊り上げる必要がないので、大型建設機械が不要となり、積替え装置の設 置面積だけあれば積替え作業が行えるので、作業面積が小さくてすみ、これらに より前記目的が達成される。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、本実施例に使用される建物ユニット100 は、第1の貨物自動車 である大型の貨物自動車に台座等を介して積載されている。 そして、本実施例の建物ユニットの積替え装置1は、建物ユニット100 を建築 現場に輸送するにあたり、周辺の道路が狭くて大型の貨物自動車が建築現場に到 達できない場合等に、その建物ユニット100 を所定の場所において大型の貨物自 動車から、第2の貨物自動車である小型の貨物自動車への積替えに使用可能なも のである。
【0010】 図1には、本実施例の建物ユニットの積替え装置(以下、積替え装置という) 1の全体が示されており、この積替え装置1は、一対の枠体2Aを含む上部枠2と 、脚部3と、同期手段4と、吊下げ手段5とを備えて構成されている。 上部枠2は、貨物自動車等の進入方向(以下、X方向という)に伸縮自在とさ れた一対の長辺梁20と、この長辺梁20の両端部に連結されるとともに、X方向に 直交する幅方向(以下、Y方向という)に伸縮自在とされた一対の短辺梁21とで 構成され、平面角形のリング状に形成されている。
【0011】 一対の長辺梁20は、例えば角パイプ等で形成された外枠20A と、その内部をシ リンダ22によりスライドする内枠20B とで構成されており、長辺梁20の全体長さ は、最大縮小時でも建物ユニット50の長辺方向より長めに形成されている。
【0012】 このような一対の長辺梁20の内側には、互いに対向する位置に、建物ユニット 100 を吊り下げる吊下げ手段5が設けられており、この吊下げ手段5は、ブラケ ット10とフック11とで構成されている。
【0013】 一対の短辺梁21は、それぞれ固定梁21A ,21B とこれらの外周に被せられたス ライド梁21C とを備えて構成され、各固定梁21A ,21B の端部は脚部3を介して 前記長辺梁20に連結されている。 ここにおいて、前記長辺梁20の外枠20A と一方の短辺梁21、および、長辺梁20 の内枠20B と他方の短辺梁21で、それぞれ平面コ字形とされた前記一対の枠体2A が構成される。
【0014】 前記スライド梁21C の内部にはシリンダ23が設けられている。シリンダ23は、 図2,3に示すように、両端をエンドプレート24で塞がれた本体25と、この本体 25にその径方向に取り付けられたピニオン軸26と、このピニオン軸26を中心とし て対称位置に配置され、本体25内を摺動可能な2枚のピストン27と、ピニオン軸 26に噛合するとともに、互いに反対方向かつ本体25の軸線方向に移動可能なラッ ク部28A を有する2本のロッド28等で構成されている。 このように、本体25の内部は3つのシリンダ室25A,25B,25C に分かれており、 両側のシリンダ室25A,25C には、圧油給排口29とエア給排口29A とがそれぞれ設 けられている。また、エア給排口29A の設けられたシリンダ室25C 側のピストン 27には、エア逃げ穴27A が明けられている。
【0015】 ここで、2枚のピストン27とロッド28との連結状態は、ロッド28の一端が1枚 のピストン27に固着されており、ロッド28の他端側は他のピストン28に明けられ た水平な穴内にスライド可能に挿通されている。従って、圧油あるいはエアの給 排によるピニオン軸26の回転により、2本のロッド28が互いに反対方向に接近あ るいは離間するようになっている。 なお、シリンダ23のロッド28先端は、図2に示すように、連結金具19を介して 固定梁21A ,21B に連結されている。
【0016】 脚部3は、図1に示すように上部脚30と下部脚31とで構成され、上部枠2の両 端側に固定されている。上部脚30の一部は下部脚31の外周に被せられており、こ れらの脚30,31の内部に設置されたシリンダ32によって、Z方向に相対的にスラ イド可能となっている。 ここで、スライドのストロークは、シリンダ32のロッド33が最大限伸びた際、 上部枠2の下面と下部脚31の下部に設けられたベースプレート34との間隔が、建 物ユニット100 の高さよりも大きくなるようなストロークとされている。つまり 、積替え装置1の内部に建物ユニット100 が吊下げられるようになっている。
【0017】 下部脚31の下部には長手方向の補強梁35が連結されている。この補強梁35も長 辺梁20と同様に伸縮自在とされており、外枠35A とその内部をスライドする内枠 35B と、図示しないシリンダ等で構成されている。そして、内枠35B の外周には 適宜ライナ36が張り付けられ、スムーズにスライドできるようになっている。 また、補強梁35の内枠35B ,35B と連結された2本の下部脚31の下端には車輪 37が取り付けられており、下部脚31が接地した後、内枠35B ,35B がスライドし て伸びる際にスムーズに移動できるようになっている。なお、車輪37はブレーキ 付きのものが使用されると好適である。
【0018】 同期手段4は、図1に示すように、第1の同期手段である枠側同期手段4Aと、 第2の同期手段である脚側同期手段4Bとで構成されており、枠側同期手段4Aは、 上部枠2がXおよびY方向に伸縮する際に、上部枠2の長辺梁20同士と短辺梁21 同士とを同期させるものであり、X方向の同期手段40とY方向の同期手段 とを 備えている。また、脚側同期手段4Bは、脚部3がZ方向に伸縮する際に、補強梁 35で連結された下部脚31同士を同期させるものである。
【0019】 X方向の同期手段40は、図4に詳細を示すように、一対の長辺梁20の外枠20A の略対向位置に配置された2つのピニオン41,41と、これらのピニオン41間にわ たって設けられ、ピニオン41の回転のみを伝える第1および第2のスプライン軸 42A,42B と、一対の長辺梁20の内枠20B の上面に敷設され、ピニオン41と噛合す るラック43等を備えて構成されている。ピニオン41は、図5にも示すように、Y 方向の両側に設置された軸受台44を介して回転自在に支持されており、外周部は 長辺梁20の外枠20A に明けられた開口部45内に没し、前述のように内枠20B の上 面のラック43に噛合するようになっている。
【0020】 すなわち、長辺梁20の一方の外枠20A には、そこから他方の外枠20A に向いて 延びた取付け台46が設けられており、この取付け台46の先端部には、Y方向の両 側に設置された軸受台47に支持軸48を介して回転自在に支持された第1のプーリ 49が設けられている。これらのプーリ49等は、前記ピニオン41や軸受台44の同一 軸線上に配置されている。支持軸48の内周には、図6に示すように、それぞれス プライン溝48A が形成されており、その内部から軸受台44にわたる第1のスプラ イン軸42A が噛合可能に設けられている。第1のスプライン軸42A の外枠20A 側 の端部にはスプラインが形成されておらず、軸受台44にキー止め等されており、 取付け台47側の端部はY方向に延長されており、上部枠2がY方向に所定幅スラ イド可能とされている。
【0021】 取付け台47の前記プーリ49等のX方向に隣の位置から他方の外枠20A には、上 述したピニオン41等から第1のプーリ49等までの構造と同一の構造の第2のプー リ50等が、向きを逆にして設置されている。 すなわち、第2のプーリ50はその両側に設置された軸受台47に支持軸48を介し て回転自在に支持されており、支持軸48の内部には第2のスプライン軸42B が噛 合可能に設けられている。そして、この第2のスプライン軸42B の取付け台47側 の端部はY方向に延長されており、上部枠2がY方向に所定幅スライド可能とさ れている。また、第1,2のプーリ49,50間にはベルト51が掛けわたされており 、両者が同期して回転するようになっている。
【0022】 従って、一方の長辺梁20の内部に設置されたシリンダ22(図1参照)を駆動さ せると、外枠20A と内枠20B との相対移動により、ラック43と噛合したピニオン 41が回転し、第1のスプライン軸49も回転する。そして、この回転はプーリ49, ベルト51を介して隣のプーリ50を経て第2のスプライン軸42B に伝わり、そこか らさらに、他方の長辺梁20のピニオン41に伝わり、このようにして、一対の長辺 梁20は平行な状態のまま同期してスライドするようになっている。
【0023】 Y方向の同期手段55は、図4に詳細を示すように、前記X方向の同期手段40と 構造的には略同一とされているが、ただ、第3,4のスプライン軸56A,56B がX 方向に平行に設置されており、それに伴って、ベルト57で連結された第3,4の プーリ58,59の向きも第1,2のプーリ49,50と直交して設置されている。また 、第3,4のプーリ58,59は、第1,2のプーリ49,50より低い位置に設置され ている。
【0024】 一対の短辺梁21には、図1に示すように、第3,4のスプライン軸56A,56B が 回転かつスライド可能に支持されるピニオン60,軸受台61等が設置されている。 従って、一方の短辺梁21の内部に設置されたシリンダ23を駆動させると、ラッ ク62,ピニオン60,第3,4のスプライン軸56A ,56B から他方の短辺梁21のラ ック62,ピニオン60等により、一対の短辺梁21は平行な状態のまま同期してスラ イドするようになっている。
【0025】 脚側同期手段4Bも、図7に詳細を示すように、前記枠側同期手段4Aと構造的に は略同一とされているが、スプライン軸42A 等に代わって、外軸70A と内軸70B とからなる回転軸70が使用されている。 すなわち、両側の上部脚30の側面には、軸線をX方向に平行に設けたピニオン 71と、このピニオン71を支持軸72を介して回転自在に支持する軸受台73と、支持 軸72に回転自在に支持されるプーリ74等が配置されており、一方、上部脚30に続 く長辺梁20側の両端部には、プーリ74にベルト75を介して連結されたプーリ76と 、このプーリ76を回転軸70を介して回転自在に支持する軸受台77と、この軸受台 77間にわたって設けられている回転軸70と、下部脚31側に敷設されたラック78等 で構成されている。
【0026】 図7に示すように、内軸70B は外軸70A の内部にスライド可能に挿入されてお り、内軸70B の先端には径方向に突出したピン79が埋め込まれている。これに対 して、外軸70A の先端にはX方向に延びたスライド溝80が形成されており、この スライド溝80には前記ピン79が係合し、内軸70B のスライドに際してガイドとな るとともに、プーリ76等の回転を外軸70A ,内軸70B 等の回転軸70に伝えるよう になっている。 なお、上部枠2,脚部3が伸縮するに際してスムーズにスライドできるように 、図5に示すようなライナ63が、長辺梁20の内枠20A と短辺梁21の固定梁21A,21 B および下部脚31に張り付けられている。
【0027】 図9には、荷台に前述のような積替え装置1が設置された運搬車90が示されて おり、この運搬車90には治具9が備え付けられるとともに、その荷台91は走行に 支障のない程度に低く形成されている。 治具9は前記積替え装置1を支持するものであり、荷台91上に固定された平面 角リング型の底枠92と、この底枠92の四隅に立設された4本の脚93と、これらの 脚93の2本づつをその上端で幅方向に連結する支持台94とで構成されている。
【0028】 支持台94の上面の両端部にはストッパ95が取り付けられており、このストッパ 95は、積替え装置1の短辺梁21が支持台94上に載置された際、短辺梁21が落ちな いようにその両側面を挟むようになっている。
【0029】 図9に示すように、支持台94の長さは、積替え装置1の上部枠2が最も縮小さ れた際、その上部枠2の短辺梁21の内法寸法よりも短く形成されており、また、 治具9の長さは、長辺梁20の内法寸法よりも短く形成されている。つまり、積替 え装置1は治具9に覆い被さるように設置される。
【0030】 次に、本実施例の作用を説明する。 まず、上部枠2をX,Y方向に縮小するとともに脚部3をZ方向に縮小した積 替え装置1を、クレーン等によって運搬車90の治具9上に設置する。
【0031】 次に、運搬車90を第1および第2の貨物自動車が到達可能な場所に移動させた 後、短辺梁21内部のシリンダ23を作動させて上部枠2を拡張し、脚部3を運搬車 90の荷台91より外側に位置させる。続いて、脚部3内のシリンダ32を作動させて 下部脚31を下方に伸ばし、ベースプレート34と車輪37とを接地させる。さらに、 シリンダ32を作動させ、今度は上部脚30をリフトアップし、積替え装置1を運搬 車90から離脱させる。そして、積み替える建物ユニット100 のモジュールに対応 させて上部枠2をX方向にも拡張する。
【0032】 次に、運搬車90を積替え装置1内から移動させ、代わりに建物ユニット100 を 運搬してきた大型の貨物自動車を積替え装置1内に進入させる。今度は、貨物自 動車の建物ユニット100 に積替え装置1のフック22を係合させた後、脚部3内の シリンダ32を作動させて上部脚30をさらに上方に伸ばして建物ユニット100 を吊 り上げ、その建物ユニット100 を大型の貨物自動車から離脱させる。
【0033】 次いで、大型の貨物自動車を積替え装置1内から移動させて代わりに小型の貨 物自動車を積替え装置1内に進入させ、建物ユニット100 をその小型の貨物自動 車に積替える。建物ユニット100 を載せた小型の貨物自動車を積替え装置1内か ら移動させ、所定数の建物ユニット100 の積替えが終了したら、積替え装置1を 初期の状態、つまり、縮小状態にして運搬車90に積み込むとともに、運搬車90を 工場等所定の位置に移動させる。
【0034】 前述のような本実施例によれば次のような効果がある。 すなわち、大型の貨物自動車の到達可能な場所に設置した積替え装置1により 、建物ユニット100 の積替えを可能としたので、クレーン等で吊り下げる必要が なく、大型建設機械が不要となり、資格を有する専任の操作者を不要にできるの で、従来より輸送コストを低くできる。
【0035】 また、建物ユニット100 の積替えにあたり、所定の位置に設置した積替え装置 1内に大型の貨物自動車を入れ、そこに載せられた建物ユニット100 を積替え装 置1で吊り上げ、そのユニット100 を、大型の貨物自動車が出た後に入れられた 小型の貨物自動車に載せるだけで行えるので、積替えが短時間、かつ、容易であ る。
【0036】 さらに、積替え装置1内には大型小型の貨物自動車を順次交互に進入させれば よいうえ、貨物自動車と積替え装置1とはそれらが占める面積が重なり合うため 、空き地に確保すべき積替え作業面積は、貨物自動車の一台分程度ですむので、 従来より極めて小さくてすむという効果がある。
【0037】 また、積替え作業面積が小さいため、積替え作業に適した空き地の数が増える ことになり、建築現場の近辺にある空き地の選択範囲を拡げることができる。従 って、建築現場に最も近い空き地を選択して建築現場と空き地とを接近させるこ とができ、これにより、建物ユニット100 の輸送を迅速にできる。
【0038】 また、上部枠2と脚部3にはそれぞれ同期手段4A,4B が設けられているので、 拡張,縮小する際はスムーズにスライドできる。
【0039】 なお、本考案は前述の実施例に限定されるものではなく、次に示すような変形 例を含むものである。 すなわち、前記実施例では建物ユニット100 の積替えは大型の貨物自動車から 小型の貨物自動車に対して行うものとしたが、これに限らず、例えば、小型から 大型の貨物自動車への積替えや同じ大きさの貨物自動車間で行われるものでもよ い。
【0040】 また、貨物自動車による建物ユニット100 の輸送は工場から建築現場に限らず 、例えば、工場から倉庫までの間やあるいは異なる倉庫間の輸送でもよい。
【0041】 さらに、前記実施例では、積替え装置1の上部枠2の駆動手段と脚部3の駆動 手段としてシリンダ23,32等を使用したが、これに限らず、要は積替え装置1の 上部枠2と脚部3とを伸縮できればよく、例えば、電動ねじ式,ラックとピニオ ン式等を利用したものでもよい。また、脚部3のシリンダ32を上部脚30側に固定 して、ロッド33を下部脚31に連結したが、要は脚部3が伸縮できればよいので、 例えば、ロッド33を上部脚30側に連結してもよい。
【0042】 また、前記実施例では、積替え装置1を運搬者90に設置して所定の場所に移動 させたが、例えば、積替え装置1を大型あるいは小型の貨物自動車に設置してお いてもよい。この場合、貨物自動車に積替え装置1を支持する治具を設置すれば よい。
【0043】 その他、本考案の実施の際の具体的な構造および形状等は、本考案の目的を達 成できる範囲であれば他の構造等でもよい。
【0044】
以上に説明したように、本考案の建物ユニットの積替え装置によれば、クレー ン等の建設機械が不要となるうえ、積替え用の作業面積が小さくてすむという効 果がある。
【図1】本考案の一実施例の建物ユニットの積替え装置
を示す全体斜視図である。
を示す全体斜視図である。
【図2】同積替え装置の第1の同期手段を構成するY方
向駆動用のシリンダを示す断面図である。
向駆動用のシリンダを示す断面図である。
【図3】図2におけるIII−III線縦断面図である。
【図4】第1の同期手段の一部を示す斜視図である。
【図5】第1の同期手段を構成するピニオンとラックと
の関係を示す断面図である。
の関係を示す断面図である。
【図6】第1の同期手段の要部を示す断面図である。
【図7】第2の同期手段の要部を示す正面図である。
【図8】第2の同期手段の要部を示す正面図である。
【図9】同積替え装置を運搬する治具運搬車の全体斜視
図である。
図である。
1 積替え装置 2 上部枠 2A 一対の枠体 3 脚部 4 同期手段 4A 枠側同期手段(第1の同期手段) 4B 脚側同期手段(第2の同期手段) 5 支持手段 9 治具 21B スライド梁 40 X方向同期手段 55 Y方向同期手段 90 運搬車 94 支持台 100 建物ユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 ユニット式建物を構成する建物ユニット
を第1の貨物自動車から第2の貨物自動車に積替えるた
めの建物ユニットの積替え装置であって、 貨物自動車の移動方向に対して直交する方向に拡張,縮
小自在とされた一対の枠体を含む上部枠と、この上部枠
の一対の枠体を互いに平行な状態のまま同期して拡張,
縮小させる第1の同期手段と、前記上部枠の各枠体にそ
れぞれ固定されるとともに上下方向に伸縮自在とされた
一組の脚部と、これら脚部を互いに同期して拡張,縮小
させる第2の同期手段と、前記上部枠に設けられ前記建
物ユニットを吊下げ支持する吊下げ手段とを備えている
ことを特徴とする建物ユニットの積替え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8793U JPH0654641U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 建物ユニットの積替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8793U JPH0654641U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 建物ユニットの積替え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654641U true JPH0654641U (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11464352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8793U Withdrawn JPH0654641U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 建物ユニットの積替え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654641U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108059054A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-05-22 | 山东博尔特电梯有限公司 | 一种电梯井架钢结构及其安装方法 |
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1993
- 1993-01-06 JP JP8793U patent/JPH0654641U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108059054A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-05-22 | 山东博尔特电梯有限公司 | 一种电梯井架钢结构及其安装方法 |
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