JPH0654819A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH0654819A
JPH0654819A JP4229439A JP22943992A JPH0654819A JP H0654819 A JPH0654819 A JP H0654819A JP 4229439 A JP4229439 A JP 4229439A JP 22943992 A JP22943992 A JP 22943992A JP H0654819 A JPH0654819 A JP H0654819A
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JP
Japan
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magnetic field
coil
gradient
cooling liquid
groove
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JP4229439A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kobayashi
靖宏 小林
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】静磁界発生磁気回路の温度を安定化できるとと
もに、発生する静磁場の均一度を向上することができる
磁気共鳴イメージング装置を提供する。 【構成】磁気共鳴イメージング装置において、非磁性で
かつ電気絶縁性を有し、表面側に傾斜磁場発生パターン
に沿って傾斜磁場コイルを埋め込む溝が形成されるとと
もに、該溝の裏面側に前記傾斜磁場コイルを冷却する冷
却液用の通路を形成した前記各傾斜磁場コイルのベース
部材と、該各ベース部材に形成された通路を通過する冷
却液の熱を放熱させる一対の冷却装置とを備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石を用い核磁気
共鳴(NMR)現象を利用して被検体の検査部位の断層
像を得る磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置
という)に係わり、特に、静磁界発生磁気回路の温度を
安定化できるとともに、発生する静磁界の均一度を向上
するのに好適なMRI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、前記NMR現象を利用し
て被検体中の所望の検査部位における核スピンの密度分
布,緩和時間分布等を計測してその計測信号を演算処理
し、上記検査部位の断層像として画像表示するものであ
る。ここで、人体などの空間的に広い範囲を計測対象と
する場合には、直径30〜50cmの球空間からなる計測
空間内において0.05〜2T(テスラ;1テスラは10
000ガウス)程度の静磁場を数10ppm 以下の均一度
で発生させる磁界発生装置が必要である。
【0003】上記磁界発生装置として永久磁石を用いた
従来のMRI装置は、図2に示すように、被検体が入り
得る空隙Aを形成して対向配置された一対の永久磁石1
a,1bおよびこれらの永久磁石1a,1bを磁気的に
結合する継鉄2a,2bならびに上記永久磁石1a,1
bの空隙A側の対向面にそれぞれ固着され均一磁界を発
生するための磁極片3a,3bを有する静磁界発生磁気
回路と、上記磁極片3a,3bの内側に近接配置され該
磁極片3a,3bによる均一磁界に加算する傾斜磁界を
発生する傾斜磁場コイル4a,4bと、この傾斜磁場コ
イル4a,4bの内側にて上記空隙A内の被検体に電磁
波を印加する照射コイル5と、上記被検体から放出され
る核磁気共鳴信号を受信する受信コイル6と、上記静磁
界発生磁気回路の温度を一定に保つ温度調整手段7とを
備えていた。
【0004】ここで、上記MRI装置において永久磁石
1a,1bを使用した静磁界発生磁気回路は、周囲温度
の変化によりその静磁場の強度が変化する傾向がある。
一般にその温度係数は、−1000ppm/℃ であり、温
度が1℃上がると磁場強度は1000ppm 弱くなるもの
であった。このように、温度の影響を受けて静磁界の大
きさが変化すると、静磁界に傾斜磁場コイルにより傾斜
磁場を加えて検出位置を磁界の大きさに対応させ、その
位置に応じた共鳴周波数を発生させて、この共鳴周波数
を持つNMR信号を検出して位置の特定を行う動作に誤
差が生じることとなるものであった。そして、この位置
検出のずれは、画像の歪み,ぼけをも生じる原因となる
ものであった。また一般に、静磁界の変化によって画像
に影響を与える制限値は、5ppm /時間であるとされ
る。この基準からすると、静磁界発生磁気回路の周囲温
度の変化は、1時間に5/1000℃以内に抑えること
が必要である。
【0005】しかし、最近のMRI装置では、高速撮影
や患者のスループットの向上が要求されるようになり、
これに伴ってグラジェントエコー法などの新しい高速シ
ーケンスが用いられるようになってきた。このグラジェ
ントエコー法のシーケンスは、従来のスピンエコー法と
異なり、スピンの結像に180度高周波パルスを用い
ず、傾斜磁場の反転を利用するものである。従って、図
2に示す傾斜磁場コイル4a,4bに印加される電流が
大きくなるとともに、その使用頻度(デューティー)も
高くなってきた。ここで、上記傾斜磁場コイル4a,4
bは、基本的には銅線から構成されているので有限の電
気抵抗値を持っており、傾斜磁場を形成するために電流
を流すと、その電流値の二乗に比例して熱が発生し、こ
れが磁極片3a,3bに伝わるとともに永久磁石1a,
1bにも伝わり、上記のような影響を及ぼしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図2に示す従
来のMRI装置においては、傾斜磁場コイル4a,4b
が磁極片3a,3bの内側にてその環状突起の内方に水
平方向にほぼ隙間なく近接配置されているので、傾斜磁
場コイル4a,4bで発生した熱が、磁極片3a,3b
に即座に伝わり温度が上昇することがあった。この点に
関し、永久磁石1a,1bおよび磁極片3a,3bを含
む静磁界発生磁気回路の周囲に設けられた断熱材8およ
び面状ヒータ9からなる温度調整手段7により、静磁界
発生磁気回路の温度を一定に保つように制御している
が、シーケンスの種類により傾斜磁場コイル4a,4b
の発熱の仕方が異なるとともに、空隙Aの上方に位置す
る磁極片3bと下方に位置する磁極片3aとではそれぞ
れ上下の傾斜磁場コイル4a,4bの発熱による影響も
異なるため、その静磁界発生磁気回路の温度は一定とな
らず不安定となるものであった。従って、静磁界発生磁
気回路によって発生される静磁場の強度が変化し、その
均一度が低下するものであった。このことから、位置検
出のずれが生じ、得られる断層像が歪んだり、ぼけたり
することがあった。
【0007】そこで本発明は、このような問題点を解決
し、静磁界発生磁気回路の温度を安定化できるととも
に、発生する静磁場の均一度を向上することができるM
RI装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被検体が入り得る空隙を形成して対向配
置された一対の永久磁石、およびこれらの永久磁石を磁
気的に結合する継鉄、並びに上記永久磁石の空隙側の対
向面にそれぞれ固着され均一磁界を発生するための磁極
片を有する静磁界発生磁気回路と、上記磁極片の内側に
近接配置され該磁極片による均一磁界に加算する傾斜磁
界を発生する傾斜磁場コイルと、この傾斜磁場コイルの
内側にて上記空隙内の被検体に電磁波を印加する照射コ
イルと、上記被検体から放出される核磁気共鳴信号を受
信する受信コイルと、上記静磁界発生磁気回路の温度を
一定に保つ温度調整手段とを備えた磁気共鳴イメージン
グ装置において、非磁性でかつ電気絶縁性を有し、表面
側に傾斜磁場発生パターンに沿って傾斜磁場コイルを埋
め込む溝が形成されるとともに、該溝の裏面側に前記傾
斜磁場コイルを冷却する冷却液用の通路を形成した前記
各傾斜磁場コイルのベース部材と、該各ベース部材に形
成された通路を通過する冷却液の熱を放熱させる一対の
冷却装置とを備える構成にしたものである。
【0009】
【作用】上記構成としたことにより、上下各傾斜磁場コ
イルにおいて発生する熱は、各ベース部材の傾斜磁場コ
イルが埋め込まれた溝の裏面側に形成された該コイル冷
却液用の通路に供給される冷却液に伝達され、該冷却液
を冷却装置により循環させることにより放熱させられ、
磁極片に伝達されることなく除去することができる。
【0010】そして、一対の冷却装置を設けて傾斜磁場
コイルごとに別々に冷却を制御するようにしたから、各
磁極片および永久磁石への熱影響を同一にすることが可
能になり、静磁界発生磁気回路の温度を安定化できると
ともに、発生する静磁場の均一度を向上することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7を参
照して説明する。図1は本発明によるMRI装置の実施
例を示す斜視図、図2は図1の中央縦断面図、図3は傾
斜磁場コイルの形状および構造を示す平面図、図4は図
3のIV−IV矢視断面図、図5は傾斜磁場発生パターンに
沿う溝に形成されたコイルを示す平面図、図6は傾斜磁
場コイルのベース部材に形成されたコイル埋込用の溝お
よび冷却液用の通路の一部を示す図、図7は傾斜磁場コ
イルの冷却装置の一例を示すブロック図である。図中、
図3,図4,図5,図6は、いずれも前記図2に示す静
磁界発生磁気回路の構成のうち下半部のみを示したもの
である。
【0012】まず、図1,2において、一対の永久磁石
1a,1bは、両者間に被検体が入り得る空隙Aを形成
して上下に対向配置されている。これらの永久磁石1
a,1bは、上記空隙A内に静磁場を発生するためのも
ので、例えば円盤状に形成されており、それぞれ上下の
継鉄2a,2bによって支持されている。継鉄2a,2
bは永久磁石1a,1bおよび後述の磁極片3a,3b
を所定の間隔をあけて対向配置するとともに磁路を形成
するもので、例えば横幅よりも奥行きの方が短い長方形
に形成されている。そして、上下の継鉄2a,2bは複
数の縦の継鉄2cによって対向支持されている。これら
縦の継鉄2cは、上下の継鉄2a,2bを所定の間隔を
あけて対向配置するとともに永久磁石1a,1bによる
磁路を閉じさせるもので、内部に磁束を通しやすい部材
で形成され、例えば上下の継鉄2a,2bの四隅に一本
ずつ合計四本立設されており、空隙A内に設定された計
測空間を通る磁束の戻り回路をそれぞれ形成している。
永久磁石1a,1bの空隙A側の対向面には、それぞれ
磁極片3a,3bが磁気的および機械的に固着されてい
る。磁極片3a,3bは、空隙A内の所定の領域に設定
され被検体の検査部位が入る計測空間における静磁場の
均一性を高めるものであり、ほぼ円盤状に形成されると
ともにその周縁部には環状突起を設けて構成されてい
る。そして、永久磁石1a,1b,継鉄2a,2b,2
cおよび磁極片3a,3bにより、被検体が挿入される
計測空間に均一な静磁場を発生させる静磁界発生磁気回
路を構成している。
【0013】上記磁極片3a,3bの空隙A側に面する
内側には、図2に示すように、傾斜磁場コイル4a,4
bがそれぞれ近接配置されている。傾斜磁場コイル4
a,4bは、磁極片3a,3bによる均一な静磁界に加
算する傾斜磁界を発生するもので、この傾斜磁界に加え
て位置を磁界の大きさに対応させ、その位置に応じた共
鳴周波数を発生させるようになっている。そして、傾斜
磁場コイル4a,4bは、図3,図4(図3,図4とも
磁極片3a側のみを示す)に示すように、磁極片3a,
3bの環状突起の内部に入り得る円形の板の表面および
裏面に、X方向コイル17x,Y方向コイル17yおよ
びZ方向コイル17zの三種類のコイルを配置して構成
されている。
【0014】また、傾斜磁場コイル4a,4bの内側に
は、照射コイル5が設けられている。照射コイル5は、
空隙A内に位置する被検体に核磁気共鳴を起こさせるた
めの電磁波を印加するもので、空隙Aの周囲を囲む円筒
状に形成されている。そして、照射コイル5の内側に
は、受信コイル6が配置されている。受信コイル6は、
被検体から放出される核磁気共鳴信号を受信するもの
で、空隙Aに位置する被検体の周りを覆うように形成さ
れている。
【0015】そして、前記静磁界発生磁気回路の周囲に
は、温度調整手段7が設けられている。温度調整手段7
は、上記静磁界発生磁気回路の温度を一定に保つもの
で、永久磁石1a,1b,継鉄2a,2b,2cおよび
磁極片3a,3bの全体を覆う例えば発泡スチロールや
スポンジなどからなる断熱材8と、この断熱材8の内側
面に貼り付けたアルミ板10の内側に固定された面状ヒ
ータ9とからなる。なお、断熱材8は、被検体が空隙A
内に入れるようにその中央部が開口した形とされてい
る。なお、静磁界発生磁気回路は、図1に示すように前
面用のガントリーカバー11a,後面用のガントリーカ
バー11b,側面用のガントリーカバー11cおよび上面
用のガントリーカバー11dで覆われている。
【0016】前記X方向コイル17xは、図5,図6に
示すように、非磁性で、冷却液が浸透することなく、か
つ電気絶縁性を有する材料からなるベース部材12の表
面に傾斜磁場発生パターンに沿って溝12aを形成し、
形成した溝12aにコイル線材を埋め込んで構成されて
いる。溝12aの裏側は、X方向コイル17xより発生
する熱を冷却するための冷却液用の通路13が形成され
ている。溝12aは、ほぼ図5に実線で示すようなパタ
ーンに形成されていて、一端部31から他端部32まで
一筆書きで描くことができるようになっている。そして
同様に、冷却液用の通路13も一筆書きで描くことがで
きるように形成されており、X方向コイル17xより発
生する熱をX方向コイル17x全体で均一に冷却するこ
とができる。
【0017】一方、Y方向コイル17yは、ベース部材
12の裏側面にX方向コイル17xと同様に図示しない
溝を形成し、形成した溝にコイル線材を埋め込んで構成
されている。そして、該溝の裏側に、通路13と同様に
Y方向コイル17yより発生する熱を冷却するための冷
却液用の通路が形成されている。この場合の溝および通
路は、ぼぼ図5に点線で示すようなパターンに形成され
ていて、X方向コイル17xの場合と同様に一端部から
他端部まで一筆書きで描くことができるように形成され
ており、Y方向コイル17yより発生する熱をY方向コ
イル17y全体で均一に冷却することができるようにな
っている。なお、Y方向コイル17y冷却液用の通路
は、その端部が前記X方向コイル17x冷却液用の通路
13の端部に連通する構成になっている。
【0018】前記傾斜磁場コイル4a,4bは磁極片3
a側(下側)設置のものと磁極片3b側(上側)設置の
ものとが直列に接続され、X,Y,Zの各方向コイル17
x,17y,17zは電気的に絶縁されている。そのた
め各コイルの発熱量は磁極片3a側設置のものも磁極片
3b側設置のものも同じであるが、両者間には熱の伝達
量に差があるため、磁極片3b側(上側)の方が磁極片
3a側(下側)より温度が高くなり、磁極片3a,3b
および永久磁石1a,1bへの影響が異なって現われ
る。このようなことから、傾斜磁場コイル4a,4bの
冷却を別々に制御することが必要になる。
【0019】図7に傾斜磁場コイルの冷却装置の一例を
示す。図において、12′は磁極片3b側に設置されて
いるベース部材、14はY方向コイル17y冷却液用の
通路、21は冷却液循環用のポンプ、22は温度センサ
ー、23は冷却液の補充や液量等を検査する補助タン
ク、24は多数の放熱用のフィンを設けた放熱部、25
は放熱促進用のファン、26は配管で、非磁性の銅管,
ビニール管,プラスチック管等が使用される。30は静
磁界発生磁気回路を示す。このようにベース部材12,
12′とも、静磁界発生磁気回路30外に同一構成の独
立した冷却装置が設けられている。
【0020】図7に示すように、磁極片3a側に設置さ
れているベース部材12も、磁極片3b側設置のベース
部材12′においても、前記X方向コイル17x冷却液
用の通路13とY方向コイル17y冷却液用の通路14
とは直列に接続されているから、ポンプ21により供給
された冷却液は、通路13,14を通過して前記X方向
コイル17xおよびY方向コイル17yより発生する熱
を吸収し、放熱部24に送られて吸収した熱を放熱した
後、再びポンプ21を介して通路13,14に循環供給
される。この場合、通路13,14において吸収される
熱は、時間的に一定ではなく、また、装置が停止してい
る場合もあるため、温度センサー22により液量が制御
されている。
【0021】このように、上下各傾斜磁場コイル4a,
4bに発生する熱は、通路13,14に循環供給される
冷却液に伝達吸収され、熱を吸収した冷却液は、冷却装
置により放熱されて磁極片3a,3bに伝達させること
なく除去することが可能になる。そして、磁極片3a側
の傾斜磁場コイル4aと磁極片3b側の傾斜磁場コイル
4bとは、独立した冷却装置により各々に冷却制御され
ることになり、磁極片3a,3bおよび永久磁石1a,
1bに対する熱影響の差を防止することが可能になる。
このため、静磁界発生磁気回路の温度を安定化させて、
発生する静磁場の均一度を向上させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気共鳴
イメージング装置において、非磁性でかつ電気絶縁性を
有し、表面側に傾斜磁場発生パターンに沿って傾斜磁場
コイルを埋め込む溝が形成されるとともに、該溝の裏面
側に前記傾斜磁場コイルを冷却する冷却液用の通路を形
成した各傾斜磁場コイルのベース部材と、該各ベース部
材に形成された通路を通過する冷却液の熱を放熱させる
一対の冷却装置とを備える構成にしたから、上下各傾斜
磁場コイルに発生する熱を、傾斜磁場コイルが埋め込ま
れた溝の裏面側に形成された該コイル冷却液用の通路に
供給される冷却液に伝達し、該冷却液の熱を冷却装置を
介して放熱することにより、磁極片に伝達させることな
く除去することができる。しかも、一対の冷却装置を設
けて傾斜磁場コイルごとに別々に冷却を制御するように
したから、各磁極片および永久磁石への熱影響を同一に
することが可能になり、静磁界発生磁気回路の温度を安
定化できるとともに、発生する静磁場の均一度を向上す
ることができ、断層像の画質を向上して良好な画像診断
を行える効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMRI装置の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の中央縦断面図である。
【図3】傾斜磁場コイルの形状および構造を示す平面図
である。
【図4】図3のIV−IV矢視断面図である。
【図5】傾斜磁場発生パターンに沿う溝に形成されたコ
イルを示す平面図である。
【図6】傾斜磁場コイルのベース部材に形成されたコイ
ル埋込用の溝および冷却液用の通路の一部を示す図であ
る。
【図7】傾斜磁場コイルの冷却装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1a,1b 永久磁石 2a,2b 継鉄 3a,3b 磁極片 4a,4b 傾斜磁場コイル 7 温度調整手段 12,12′ ベース部材 12a 溝 13,14 冷却液用の通路 17x X方向コイル 17y Y方向コイル 17z Z方向コイル 21 冷却液循環用のポンプ 24 放熱部 25 ファン 26 配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体が入り得る空隙を形成して対向配置
    された一対の永久磁石、およびこれらの永久磁石を磁気
    的に結合する継鉄、並びに上記永久磁石の空隙側の対向
    面にそれぞれ固着され均一磁界を発生するための磁極片
    を有する静磁界発生磁気回路と、上記磁極片の内側に近
    接配置され該磁極片による均一磁界に加算する傾斜磁界
    を発生する傾斜磁場コイルと、この傾斜磁場コイルの内
    側にて上記空隙内の被検体に電磁波を印加する照射コイ
    ルと、上記被検体から放出される核磁気共鳴信号を受信
    する受信コイルと、上記静磁界発生磁気回路の温度を一
    定に保つ温度調整手段とを備えた磁気共鳴イメージング
    装置において、非磁性でかつ電気絶縁性を有し、表面側
    に傾斜磁場発生パターンに沿って傾斜磁場コイルを埋め
    込む溝が形成されるとともに、該溝の裏面側に前記傾斜
    磁場コイルを冷却する冷却液用の通路を形成した前記各
    傾斜磁場コイルのベース部材と、該各ベース部材に形成
    された通路を通過する冷却液の熱を放熱させる一対の冷
    却装置とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置。
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