JPH0654937U - エンジン支持構造 - Google Patents

エンジン支持構造

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JPH0654937U
JPH0654937U JP9390892U JP9390892U JPH0654937U JP H0654937 U JPH0654937 U JP H0654937U JP 9390892 U JP9390892 U JP 9390892U JP 9390892 U JP9390892 U JP 9390892U JP H0654937 U JPH0654937 U JP H0654937U
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JP
Japan
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outer cylinder
bracket
circumferential direction
support structure
rubber bush
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Withdrawn
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JP9390892U
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English (en)
Inventor
順一 鈴木
道夫 村瀬
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Hosei Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Hosei Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴムブッシュに対する予圧縮を可能にしてゴ
ムの耐久強度を確保すると共に、ブラケット等の取り付
け部からの脱落を未然に防止することのできる構造の筒
型マウントを備えたエンジンマウントを提供することに
ある。 【構成】 樹脂成形品で外筒12を形成し、しかも、こ
の場合には、外筒12の周方向で対向する位置に形成さ
れていて、同外筒の軸方向で相対する端面にそれぞれ開
口を連続させた一対の摺り割部12A、12Bと、外筒
12の端面における周方向全域若しくは複数箇所に形成
されている突起部12Cとを備えている。従って、摺り
割部12A、12Bでの周方向での変位代を予圧縮代と
することができ、しかも、突出部を外筒12の抜け止め
部として用いることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジン支持構造に関し、さらに詳しくはエンジンマウントに用い られる筒型マウントの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、自動車用エンジンと車体との間には、エンジンの支持およびこ れからの振動を車体へ伝達しないようにするためのエンジンマウントが設けられ ている。
【0003】 図5は、エンジンマウントの一例を示しており、このエンジンマウントは、特 に、FF車に用いられる筒型マウントである。
【0004】 すなわち、筒型マウント20は、内筒およびゴムブッシュ22を加硫接着され て一体化されている外筒24がブラケット26に圧入されて組立てられ、このブ ラケット26を介して車体側に取付けられる。
【0005】 ところで、ゴムブッシュ22は、例えば、外筒24がブラケット26に圧入さ れる前に予圧縮される。これは、ゴムの耐久強度を向上させるための処理であり 、具体的には、加硫時寸法から所定の量だけ圧縮している。このため、外筒24 の寸法は、ゴムブッシュ22を挿填するための内径とブラケット26に圧入され て固定保持されるための圧入代と予圧縮代とを合わせた寸法に設定されている。
【0006】 このような寸法を設定された外筒24は、通常、圧縮変形に対する耐久性を得 やすい鋼材などからなる板金部材によって構成されることが多い。しかしながら 、近年、部品の軽量化に関する要求が増える傾向にあり、エンジンマウントに関 しても例外ではない。このため、種々、検討が行なわれているのが現状である。
【0007】
【考案が解決しようとする問題点】
軽量化が可能な方法の一つに材料の変更がある。しかしながら、材料の種類に よっては、軽量化ができる反面、新たな問題を生じる場合がある。
【0008】 このような観点により、筒型ゴムブッシュの構成部品を鋼材から樹脂に置き換 えることも本考案者によって考えられている。そして、この方法の一つとして筒 型ゴムブッシュ24を構成する部品のうちの外筒24を樹脂成形品とすることが 考えられる。
【0009】 樹脂成形による外筒は、軽量化が行なえると共に製造コストを低減できるとい う利点がある。
【0010】 しかし、外筒を樹脂成形で作る場合には、次のような問題があった。
【0011】 すなわち、樹脂成形による外筒の寸法は、板金部品で形成した場合に比べて予 圧縮代を設定することができない。つまり、樹脂成形品は変形させた際の変形量 が低いので自ずと変形量に限界ができてしまい、必要とするゴムの耐久強度を得 るための圧縮変形量を設定することができない。従って、樹脂成形による外筒を 用いた場合には、予圧縮処理によるゴムの耐久強度を確保することが困難であっ た。
【0012】 しかも、樹脂成形品では変形量を大きく採れないために、ブラケットに取り付 けられた後の抜け止めが確実でない場合がある。つまり、ブラケットに圧入され る外筒は、樹脂の許容変形量が得られない分、圧入された後に生じるゴムブッシ ュからの反発力を用いた変形復帰力が得にくい。従って、ブラケット内周面との 間で、外筒を固定保持しておくだけの圧接力が得られないので、外筒はブラケッ ト内で滑りやすくなる。このため、ブラケットに圧入された外筒は軸方向で抜け 易くなる。
【0013】 そこで、本考案の目的は、上記従来のエンジンマウント、特に、筒型ゴムブッ シュをマウントとして用いた場合の問題に鑑み、製造コストを上昇させないで、 かつ軽量化を実現できる筒型ゴムブッシュを得ることにある。しかも、軽量化を 実現する場合には、ゴムブッシュに対する予圧縮を可能にしてゴムの耐久強度を 確保すると共に、ブラケット等の取り付け部からの脱落を未然に防止することの できる構造を備えたエンジンマウントを提供することにある。
【0014】
【問題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1記載の考案は、ゴムブッシュを挿填した外 筒がブラケットによって保持されている構造の筒型マウントを用いたエンジン支 持構造において、 上記外筒が樹脂成形により形成され、かつ、周方向で対向する位置に設けられ ていて、同外筒の軸方向で相対する端面にそれぞれ開口を連続させた少なくとも 一対の摺り割部を備えていることを特徴としている。
【0015】 請求項2記載の考案は、請求項1記載のエンジン支持構造において、 摺り割部は、外筒の軸方向長さ以下の長さに形成されていることを特徴として いる。
【0016】
【作用】
本考案によれば、外筒の周方向に位置する摺り割部が周方向での変形代として 用いられる。従って、この変形代を予圧縮代に相当させることにより、ゴムブッ シュの耐久強度を確保することができる。
【0017】 また本考案によれば、外筒の軸方向端面に形成されている突出部がブラケット 側での対向面に突き当ることにより軸方向での外筒の移動が阻止される。
【0018】
【実施例】
以下、図1乃至図4において本考案実施例の詳細を説明する。
【0019】 図1には、本考案によるエンジン支持構造の要部をなす筒型ゴムブッシュ10 の構造が示されている。
【0020】 本実施例における筒型ゴムブッシュ10は、樹脂成形品からなる外筒12を備 えている。そして、外筒12の周面には、周方向で対向する位置に摺り割部12 A、12Bが形成されている。この位置関係は、外筒を圧縮した場合に周方向で 均等な変形が行なえることを基準に定められている。
【0021】 摺り割部12A、12Bは、外筒12の軸方向で相対する端面でそれぞれ開口 し、そして、外筒12の軸方向に沿った長手方向を設定されている溝である。従 って、外筒12は、図2中、二点鎖線で示すように、摺り割部12A、12Bに おいて周方向で収縮可能な変形部が形成されていることになる。このため、摺り 割部12A、12Bは、周方向での溝幅Lが、ゴムブッシュ22の予圧縮に必要 な収縮変形量L1を基準に設定されている。
【0022】 ここで、摺り割部12A、12Bの長さについて述べると、摺り割部12A、 12Bの長さを外筒12の軸方向長さに一致させた場合には、所謂、外筒12が 割型構造となってしまう。このような割型構造とした場合には、内筒と共に外筒 12に対してゴムブッシュを加硫接着する場合の作業性が悪くなったり、あるい は位置合わせが必要になる。そこで、本実施例の場合には、このような弊害の発 生を防止する意味で、外筒12を割型にしない程度の長さに設定されている。
【0023】 一方、外筒12の端面には、周方向に沿って突出部12Cが設けられている。 この突出部12Cは、外筒12をブラケット26( 図5参照) に圧入した後に軸 方向での抜け止めを行なう部分である。このため、この突出部12Cは、図3に 示すように、外筒12の外周面から径方向に沿って外側に向け、ブラケット26 の端縁で係止される程度に僅かに突出するリップ部で構成されている。
【0024】 突出部12Cは、外筒端面で周方向全域にわたって形成することも可能である が、例えば、摺り割部12A、12Bが収縮変形するのに追随して外筒12が縮 径した場合でもブラケット26の対向面に当接すればよいので、外筒12の周方 向で複数箇所に分割して形成してもよい。
【0025】 次に作用に付いて説明する。
【0026】 筒型ゴムブッシュブッシュ10は、外筒12に対して内筒およびゴムブッシュ が加硫接着されることにより一体化される。この場合の外筒12の寸法は、ゴム ブッシュの挿填が可能な内径および圧入代を含む寸法に設定されている。
【0027】 外筒12は、ゴムブッシュに対する予圧縮が行なわれるが、圧縮される場合に は、摺り割部12A、12Bの溝幅がなくなる向きに周壁が縮められる。従って 、周方向で縮められた長さがゴムブッシュに対する予圧縮代となり、外筒12の 周方向での圧縮応力の増大を抑えられる。
【0028】 一方、外筒12を縮径させながらブラケット26内に圧入すると、図3に示す ように、ブラケット26の軸方向両端面に突出部12Cが対向するので、ブラケ ット26の軸方向で外筒12が移動を阻止される。
【0029】 なお、上記実施例では、外筒12の内周面に加硫接着されるゴムブッシュに関 して、構造上の特定をしておらず、図2に示すように、摺り割部12A、12B の溝幅内に入り込んで、所謂、摺り割部内に充填された状態で加硫接着されてい るが、このような加硫接着の形式に限ることはない。すなわち、図4には、加硫 接着する際の形式の一つが示されており、この場合には、摺り割部12A、12 Bの対向壁間でゴムブッシュが離されて凹形状をなしている。このような加硫形 式によると、摺り割部12A、12Bの対向壁間がゴムブッシュで満たされない ので、外筒12の縮径作用を容易に得やすくなる。
【0030】 なお、本考案は、エンジン支持構造に用いられる筒型ブッシュを対象としてい るが、例えば、ゴムブッシュ等の弾性体の耐久強度を予圧縮によって得るように した構造のものに応用すること勿論可能である。また、摺り割部の数に関しても 、上記実施例のように一対とすることに限らず外筒の圧縮変形量に応じて設定す ることも可能である。この場合には、上記実施例と同様に、外筒の相対する端面 にそれぞれ開口を連続させた構成とすることが必要である。
【0031】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、外筒を樹脂成形により構成することができる。 そして、樹脂成形で外筒を構成した場合には、周方向で収縮することのできるス リット状の変形代を形成し、この変形代をゴムブッシュに対する予圧縮代として 用いることができる。従って、外筒を樹脂成形品で構成した場合でも、筒型ブッ シュに用いられるゴムの耐久強度を確保することが可能になる。
【0032】 また、本考案によれば、外筒の軸方向端面に突出部を形成し、この突出部をブ ラケットの端面に当接させることができる。従って、ブラケットに圧入された外 筒の軸方向での抜けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエンジン支持構造の要部を構成す
る部材を示す斜視図である。
【図2】図1中、符号で示す方向の矢視図である。
【図3】本考案によるエンジン支持構造の要部を構成す
る部材の軸方向横断面図である。
【図4】図2に示した箇所の変形構造を示す一部断面図
である。
【図5】従来のエンジン支持構造の一例を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
10 筒型ブッシュ 12 外筒 12A、12B 摺り割部 12C 突出部 26 ブラケット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムブッシュを挿填した外筒がブラケッ
    トによって保持されている構造の筒型マウントを用いた
    エンジン支持構造において、 上記外筒が樹脂成形により形成され、かつ、周方向で対
    向する位置に設けられていて、同外筒の軸方向で相対す
    る端面にそれぞれ開口を連続させた少なくとも一対の摺
    り割部を備えていることを特徴とするエンジン支持構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジン支持構造におい
    て、 上記摺り割部は、外筒の軸方向長さ以下の長さに形成さ
    れていることを特徴とするエンジン支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエンジン支持構造におい
    て、 外筒の軸方向端部は、ブラケットの端部に対向する係止
    部を備えていることを特徴とするエンジン支持構造。
JP9390892U 1992-12-28 1992-12-28 エンジン支持構造 Withdrawn JPH0654937U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001295888A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Nok Corp 防振ブッシュ
JP2003240036A (ja) * 2001-12-10 2003-08-27 Tokai Rubber Ind Ltd 防振ブッシュ
JP2018040387A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 トヨタ自動車株式会社 サスペンションアーム及びその製造方法

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Effective date: 19970306