JPH065500U - 毛状根様植物組織の培養装置 - Google Patents

毛状根様植物組織の培養装置

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JPH065500U
JPH065500U JP4990992U JP4990992U JPH065500U JP H065500 U JPH065500 U JP H065500U JP 4990992 U JP4990992 U JP 4990992U JP 4990992 U JP4990992 U JP 4990992U JP H065500 U JPH065500 U JP H065500U
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JP
Japan
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culture
plant tissue
culture tank
hairy root
tank
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Withdrawn
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JP4990992U
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博 池田
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Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 培養中の植物組織の剥離や破壊を生じさせな
いばかりでなく、毛状根様植物組織が着床した担体を容
易に回収できる取り扱い性の良好な工業生産用の毛状根
様植物組織の培養装置を提供する。 【構成】 培養槽10と、培養槽10内に充填された植
物組織着床用の粒状担体Bと、培養槽10内から抜き出
した培養液Rを培養槽10内に散布する散水ノズル31
と、散水ノズルに培養液を供給する循環手段30、培養
槽10の底部11に設けられた粒状担体取出口12とを
備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、朝鮮ニンジン、西洋ワサビなどの毛状根様植物組織の付着した担体 を培養槽内から容易に回収できる毛状根様植物組織の培養装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、毛状根様植物組織の培養装置としては、エアーリフト型装置および攪拌 型装置がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、両者とも実験室レベルの小規模装置であり、大規模な工業生産用の装 置としては、次のような問題を有している。
【0004】 すなわち、前者のエアーリフト型装置は、エアーリフト用の内筒(ドラフトチ ューブ)をポリウレタンまたは金網製とし、これを担体として毛状根様植物組織 を着床増殖させている。
【0005】 従って、殆どの細胞組織は、このポリウレタンまたは金網に絡みつくようにし て増殖するため、培養終了後の植物組織の回収には、培養槽上部の蓋を外して内 筒を取り出さなければないない。2〜10リットル程度の培養槽であれば、この 点は問題にならないが、工業生産規模の培養槽の時には、不可能ではないが大変 な労力が必要な作業になる。
【0006】 一般に、有用生産物は、植物組織内に存在するので、植物組織を容易に回収で きなければ、工業用装置とはならない。さらに、内部循環方式のエアーリフト型 の装置では、充填物の攪乱が起き、剪断力により着床組織の剥離が起こる。
【0007】 一方、後者の攪拌型装置は、培養液の循環をエアーリフトの代わりにタービン 型攪拌機で行うものであり、装置内部には、円筒状金網を担体として使用してい る。
【0008】 従って、植物組織の回収には、上記のエアーリフト型装置と同様の問題を抱え ている。また、攪拌型装置は、細胞量の少ないうちから細胞の剪断による破壊が 発生し、さらに細胞量の増加に伴って回転羽根に毛状根用植物組織が絡まってし まうため、攪拌に支障が起こり、培養継続が困難になる。
【0009】 本考案は、かかる従来の問題を克服するためになされたものであり、その目的 は、培養中の植物組織の剥離や破壊を生じさせないばかりでなく、毛状根様植物 組織が着床した担体を容易に回収できる取り扱い性の良好な大規模生産に適した 毛状根様植物組織の培養装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、培養槽と、培養槽内に充填された植物組織着床用の粒状担体と、培 養槽内から抜き出した培養液を培養槽内に散布する散水ノズルと、散水ノズルに 培養液を供給する循環手段と、培養槽の底部に設けられた粒状担体取出口とを備 えたことを特徴とする毛状根様植物組織の培養装置を提供するものである。
【0011】
【作用】
このように培養槽内に植物組織着床用の粒状担体を充填して、培養槽内から培 養液を抜き出し、循環手段および散水ノズルによって培養槽内に散布する。そし て、植物組織が粒状担体に所定量着床すれば、培養槽の底部に設けられた粒状担 体取出口を開口して槽外に抜き出す。このような培養装置によれば、培養槽内で 培養中の植物組織の剥離や破壊が生じないばかりでなく、毛状根様植物組織の着 床した粒状担体を容易に回収することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面により本考案の実施例を説明する。 なお、この実施例では、培養液の循環手段としてポンプによる外部循環方式を 例にとる。
【0013】 図1において、10は培養槽である。この培養槽10は、底部11の片側が傾 斜を有する片流れコーン状になっており、球状の担体Bがブリッジを形成するこ となく、円滑に取り出せるようになっている。さらに、底部11の下端部に設け た担体取出口12には、鏡板状のハッチ13が開閉自在に取り付けられている。 また、ハッチ13内には、担体Bを担持するための金網14が取り付けられてい る。また、底部11の傾斜部には、所定の間隔を維持してウエッジワイヤー製の スクリーン15が並設されている。
【0014】 さらに、培養槽10の上部側面には、担体投入口16が取り付けられており、 この投入口16から培養槽10内に球状の担体Bが充填されるようになっている 。担体Bは、例えばポリウレタンなどの高分子材料を海綿状に、かつテニスのボ ール大の球状に成形したものであり、その他にも多孔質で、かつ粒状のものであ れば、金網製のラヒシングなども好適に使用できる。
【0015】 さらに、培養槽頂部の鏡板17には、培養液補給管18とエアフィルター19 を備えた空気導入管20が取り付けられており、培養槽10内には、培養液補給 管18から培養液Rが充填され、空気導入管20から清浄な空気Aが供給される ようになっている。
【0016】 一方、培養槽10内の培養液Rは、外部循環方式により循環されるようになっ ている。この外部循環経路30は、培養槽10、培養槽の鏡板17直下に配設し た散布ノズル31、ポンプ32、ポンプの吸引口33とハッチ13および培養槽 底部11との間に配設された導管35および36、ポンプ吐出口34と散布ノズ ル31との間に配設された導管37とから構成されており、ポンプ32を運転す ると、培養槽10内の培養液Rが培養槽10→導管35および36→ポンプ32 →導管37→散布ノズル31→培養槽10内を循環するようになっている。しか も、散布ノズル31から培養液Rを微粒子状に散布するのに伴って培養液R内に は、培養槽10内の空気中の酸素が溶解し、酸素リッチになるようになっている 。ポンプ32としては、蒸気滅菌が容易なダイヤフラムまたはチューブポンプが 好適である。
【0017】 さらに、ポンプ32と散布ノズル31との間にある導管37には、加熱または 冷却用のジャケット38が付設され、循環中の培養液Rを所定の温度に調節する ようになっている。さらに、ジャケット38と培養槽10の外側には、断熱材3 9が取り付けられている。
【0018】 さらに、培養槽10には、温度指示調節計21、pH指示調節計22およびD Oセンサー(溶存酸素濃度計)23が取り付けられており、これらの計器による 測定値をマイクロコンピューター内蔵のコントロール装置(図示せず)によって 制御して、最適運転ができるようになっている。
【0019】 次に、培養装置の作用について説明する。 図1に示すように、培養槽10内に粒状の担体Bと毛状根様植物組織を含む培 養液Rを充填したのち、空気導入管20を通して培養槽10内に空気Aを導入す るとともに、ジャケット38に温水を供給して培養液Rを所定の温度に維持しな がらポンプ32を運転すると、培養槽10内の培養液Rが外部循環経路30を通 って循環される。
【0020】 従って、エアーリフト型装置のごとき液中ばっ気に起因するような担体Bの攪 乱は、発生しない。しかも、散布ノズル31から散布された培養液R内には、培 養槽10内の空気中の酸素が溶解し、酸素リッチになり、良好な環境下において 毛状根様植物組織の培養が行われる。
【0021】 上記の毛状根様植物組織が所定の大きさに成長したら、培養槽10への空気の 供給、ジャケット38への温水の供給およびポンプ32の運転を停止させる。次 いで、培養液を貯槽して移送したのちに、培養槽下部のハッチ13を開けると、 培養槽10内に成長した毛状根様植物組織の着床した担体Bが担体取出口12か ら円滑に排出される。そして、これらの担体Bは、図示されない後段の抽出装置 などにおいて処理されて有用成分が回収される。
【0022】 以上で本考案の実施例を説明したが、本考案は、この実施例に限定されること はなく、その要旨を逸脱しない範囲での変更などがあっても本考案に含まれるも のである。
【0023】 すなわち、以上の説明では、ポンプによって培養槽内の培養液を外部循環させ る場合について説明したが、ポンプ32の吐出口34に空気導入管20aを連結 したエアリフトを利用するようにしても良い。この場合は、培養液内への酸素の 溶解度を高めることができる利点がある。
【0024】
【考案の効果】
上記のように、本考案は、培養槽と、該培養槽内に充填された植物組織着床用 の粒状担体と、培養槽内から抜き出した培養液を培養槽内に散布する散水ノズル と、散水ノズルに培養液を供給する循環手段と、培養槽の底部に設けられた粒状 担体取出口とを備えたので、培養槽内で培養中の毛状根様植物組織の剥離や破壊 が生じないばかりでなく、毛状根様植物組織の着床した粒状担体を容易に回収で き、工業生産上、非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る毛状根様植物組織の培養装置の概
略図である。
【符号の説明】
10 培養槽 11 培養槽底部 12 担体取出口 30 循環手段 31 散水ノズル B 粒状担体 R 培養液

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 培養槽と、培養槽内に充填された植物組
    織着床用の粒状担体と、培養槽内から抜き出した培養液
    を培養槽内に散布する散水ノズルと、散水ノズルに培養
    液を供給する循環手段と、培養槽の底部に設けられた粒
    状担体取出口とを備えたことを特徴とする毛状根様植物
    組織の培養装置。
JP4990992U 1992-06-24 1992-06-24 毛状根様植物組織の培養装置 Withdrawn JPH065500U (ja)

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JP4990992U JPH065500U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 毛状根様植物組織の培養装置

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JP4990992U JPH065500U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 毛状根様植物組織の培養装置

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JPH065500U true JPH065500U (ja) 1994-01-25

Family

ID=12844144

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JP4990992U Withdrawn JPH065500U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 毛状根様植物組織の培養装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252854A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Olympus Corp 移植材とその製造方法

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Effective date: 19961003