JPH0655174B2 - 歯刷子 - Google Patents
歯刷子Info
- Publication number
- JPH0655174B2 JPH0655174B2 JP59018187A JP1818784A JPH0655174B2 JP H0655174 B2 JPH0655174 B2 JP H0655174B2 JP 59018187 A JP59018187 A JP 59018187A JP 1818784 A JP1818784 A JP 1818784A JP H0655174 B2 JPH0655174 B2 JP H0655174B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothbrush
- handle
- resin
- flocked
- polyethylene terephthalate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/42—Brushes
- B29L2031/425—Toothbrush
Landscapes
- Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、歯刷子の改良、詳しくは植毛強度の高い歯刷
子に関するものである。
子に関するものである。
従来、歯刷子のハンドルの素材としてはポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリアミド、アクリロニトリル・スチ
レン樹脂(AS)、アクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン樹脂(ABS)、セルロースプロピオネート樹脂
(CP)等の合成樹脂が適用されている。
ポリプロピレン、ポリアミド、アクリロニトリル・スチ
レン樹脂(AS)、アクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン樹脂(ABS)、セルロースプロピオネート樹脂
(CP)等の合成樹脂が適用されている。
ところで、歯刷子にあってはこれを洗浄・殺菌するため
熱湯中に浸漬されることがあり、従来のハンドルでは耐
熱性に劣るため使用中に変形や変質が生じ易いばかりで
なく、刷毛の脱毛も多いなど、種々の問題点があった。
熱湯中に浸漬されることがあり、従来のハンドルでは耐
熱性に劣るため使用中に変形や変質が生じ易いばかりで
なく、刷毛の脱毛も多いなど、種々の問題点があった。
例えば原料合成樹脂としてのポリエチレンテレフタレー
ト樹脂(PETP)は、従来非晶状態にして透明性を生
かしたボトル容器等に成形して使用されているが、耐熱
性が劣ることが知られており、アクリロニトリル・スチ
レン樹脂(AS)やアクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン樹脂(ABS)では耐歯磨性では問題ないものの
熱湯又は煮沸による消毒時に変性・変質することがあ
り、特に植毛強度が低下するし、ポリプロピレン樹脂
(PP)やセルロース・プロピオネート樹脂(CP)で
は耐歯磨性・弾性は良好であるが熱湯又は煮沸による消
毒時に変形を生じる等の欠点があり、さらにポリカーボ
ネート樹脂では耐熱性は問題ないものの植毛時や歯みが
き剤と接触させたときにクラックが生じ易いため現在単
体で使用されることはなく、ABS樹脂やPETP樹脂
を混合しなければならないなど、いずれの原料も多かれ
少なかれ問題点のあるものであった。
ト樹脂(PETP)は、従来非晶状態にして透明性を生
かしたボトル容器等に成形して使用されているが、耐熱
性が劣ることが知られており、アクリロニトリル・スチ
レン樹脂(AS)やアクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン樹脂(ABS)では耐歯磨性では問題ないものの
熱湯又は煮沸による消毒時に変性・変質することがあ
り、特に植毛強度が低下するし、ポリプロピレン樹脂
(PP)やセルロース・プロピオネート樹脂(CP)で
は耐歯磨性・弾性は良好であるが熱湯又は煮沸による消
毒時に変形を生じる等の欠点があり、さらにポリカーボ
ネート樹脂では耐熱性は問題ないものの植毛時や歯みが
き剤と接触させたときにクラックが生じ易いため現在単
体で使用されることはなく、ABS樹脂やPETP樹脂
を混合しなければならないなど、いずれの原料も多かれ
少なかれ問題点のあるものであった。
本発明は、これら従来の諸欠点を解消し、刷毛の脱毛が
なく口腔に入れるヘッド部のコンパクト化と密毛化とが
容易に可能で、しかも耐熱性・機械的性質の優れた歯刷
子を提供することを目的とするものである。
なく口腔に入れるヘッド部のコンパクト化と密毛化とが
容易に可能で、しかも耐熱性・機械的性質の優れた歯刷
子を提供することを目的とするものである。
本発明は、植毛穴に刷毛を植設した植毛部と、把握部と
を首部で一体連設されているハンドルをポリエチレンテ
レフタレート樹脂を素材として構成した歯刷子であっ
て、前記植毛部位の結晶化度を増大したものである。
を首部で一体連設されているハンドルをポリエチレンテ
レフタレート樹脂を素材として構成した歯刷子であっ
て、前記植毛部位の結晶化度を増大したものである。
本発明の実施例を第1図の歯刷子の例で説明すると、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂を素材とするハンドル1
に首部5を介して把握部2を形成し、該ハンドル1の頭
部に設けた植毛穴に刷毛4を植設して植毛部3を形成す
ると共に、該ハンドル1の植毛部位の結晶化度を55%
以上に増大し、密度を約1.40〜1.44としてある。この場
合、前記ハンドル1は、ポリエチレンテレフタレート樹
脂と他の結晶性高分子からなる合成樹脂とのポリマーブ
レンドとするのも効果的であり、所望によりこれらの結
晶性合成樹脂と公知の非晶性合成樹脂とのポリマーブレ
ンドを使用することも可能である。
リエチレンテレフタレート樹脂を素材とするハンドル1
に首部5を介して把握部2を形成し、該ハンドル1の頭
部に設けた植毛穴に刷毛4を植設して植毛部3を形成す
ると共に、該ハンドル1の植毛部位の結晶化度を55%
以上に増大し、密度を約1.40〜1.44としてある。この場
合、前記ハンドル1は、ポリエチレンテレフタレート樹
脂と他の結晶性高分子からなる合成樹脂とのポリマーブ
レンドとするのも効果的であり、所望によりこれらの結
晶性合成樹脂と公知の非晶性合成樹脂とのポリマーブレ
ンドを使用することも可能である。
例えばポリエチレンテレフタレート樹脂を成形材料とし
て歯刷子用ハンドルを射出成形する場合、植毛部位の金
型を積極的に加熱して例えば130℃前後とし、結晶化
度増大部分が乳白色(但し、顔料等の着色剤を添加しな
いとき)に変化する程度に増大させる。
て歯刷子用ハンドルを射出成形する場合、植毛部位の金
型を積極的に加熱して例えば130℃前後とし、結晶化
度増大部分が乳白色(但し、顔料等の着色剤を添加しな
いとき)に変化する程度に増大させる。
なお、結晶化度を増大させるために射出成形機の金型を
加熱維持する方法に代えて、成形後に所定温度に加熱し
た流動パラフィン、焼入油などの加熱媒体に所定時間浸
漬するか、又は恒温装置内で空気、窒素ガス等の雰囲気
下に放置して加熱処理(PETPの場合、約170℃が
好ましい)する方法などが可能である。
加熱維持する方法に代えて、成形後に所定温度に加熱し
た流動パラフィン、焼入油などの加熱媒体に所定時間浸
漬するか、又は恒温装置内で空気、窒素ガス等の雰囲気
下に放置して加熱処理(PETPの場合、約170℃が
好ましい)する方法などが可能である。
例えば、PETPの場合、結晶化度を55%、密度を1.
40g/cm3とするための加熱条件は、150℃で約10
分、160℃で約8分、170℃では約6分である。
40g/cm3とするための加熱条件は、150℃で約10
分、160℃で約8分、170℃では約6分である。
結晶化度増大の程度すなわち植毛部の結晶化度は、予め
実験により加熱処理物の密度と植毛強度との関係を調べ
て決定するのがよい。
実験により加熱処理物の密度と植毛強度との関係を調べ
て決定するのがよい。
また、第2図例のように植毛部に連なる把握部は非晶質
のまま残して樹脂の非晶部分の特性(弾性等)を生かす
ようにするのもよいが、第1図例のようにハンドルの軸
方向全体について結晶化させるのも効果的である。
のまま残して樹脂の非晶部分の特性(弾性等)を生かす
ようにするのもよいが、第1図例のようにハンドルの軸
方向全体について結晶化させるのも効果的である。
なお、射出成形等の成形工程において顔料、その他従来
公知の添加剤を添加してもよい。
公知の添加剤を添加してもよい。
〔実験例1〕 次に本発明と従来例との比較実験例を示す。
従来法による製造工程で得られた各種合成樹脂材料によ
る同一形状・寸法のハンドルと、長さの異なる2種類の
平線を順次とりかえて同一条件で植毛して出来た歯刷子
を用意して試料とした。これらのうちポリエチレンテレ
フタレート樹脂については、通常の条件で成形しただけ
の結晶化させていないハンドルと、結晶化させたハンド
ルを用いた。各試料の植毛部を100℃の沸とう水に3
分間浸漬したのち室温に戻してから、熱変形量及び植毛
強度を測定し耐熱性を比較した。
る同一形状・寸法のハンドルと、長さの異なる2種類の
平線を順次とりかえて同一条件で植毛して出来た歯刷子
を用意して試料とした。これらのうちポリエチレンテレ
フタレート樹脂については、通常の条件で成形しただけ
の結晶化させていないハンドルと、結晶化させたハンド
ルを用いた。各試料の植毛部を100℃の沸とう水に3
分間浸漬したのち室温に戻してから、熱変形量及び植毛
強度を測定し耐熱性を比較した。
測定結果は第1表に示すとおりで、植毛強度測定にはテ
ンシロン引張試験機を使用した。
ンシロン引張試験機を使用した。
次に、このテストとは別に用意した前記歯刷子各試料と
同様な試料について、植毛部と反対側を固定し、該固定
部から110mm離れた位置に400gの荷重を加えて、
ハンドルの変形歪量すなわち弾力性を測定した。その結
果を第2表に示す。
同様な試料について、植毛部と反対側を固定し、該固定
部から110mm離れた位置に400gの荷重を加えて、
ハンドルの変形歪量すなわち弾力性を測定した。その結
果を第2表に示す。
〔実験例2〕 従来法による製造工程で得られた各種合成樹脂成形材料
による歯刷子と、結晶化有り・無しの2種類のポリエチ
レンテレフタレート製歯刷子とを試料とした。なお、い
ずれの試料も同一形状・寸法のものに成形した。
による歯刷子と、結晶化有り・無しの2種類のポリエチ
レンテレフタレート製歯刷子とを試料とした。なお、い
ずれの試料も同一形状・寸法のものに成形した。
テンシロン圧縮試験機を使用し、歯刷子ハンドルの把握
部を固定して植毛部分を押して行き、変形し又は折れる
ときの荷重を測定し、首折れ安全性を比較し、その測定
結果を第3表にそれぞれ示す。
部を固定して植毛部分を押して行き、変形し又は折れる
ときの荷重を測定し、首折れ安全性を比較し、その測定
結果を第3表にそれぞれ示す。
〔発明の効果〕 本発明は、植毛穴に刷毛を植設した植毛部と、把握部と
を首部で一体連設されているハンドルをポリエチレンテ
レフタレート樹脂を素材として構成した歯刷子であっ
て、前記植毛部位の結晶化度を増大したことにより、熱
湯や歯みがき剤等に植毛部が暴されても刷毛の脱毛が起
こる心配はなく、植毛強度などの耐熱性が良好となり、
熱的性質及び機械的性質をも大幅に向上して信頼性も商
品価値も高めることができると共に、植毛部に形成され
る植毛穴間は大幅に狭くできて密毛化が容易にできる
し、平線打込方向の寸法も薄くできるので植毛部がコン
パクト化され口腔内での歯みがき操作をも著しく良好に
できるなど取扱上有益である。
を首部で一体連設されているハンドルをポリエチレンテ
レフタレート樹脂を素材として構成した歯刷子であっ
て、前記植毛部位の結晶化度を増大したことにより、熱
湯や歯みがき剤等に植毛部が暴されても刷毛の脱毛が起
こる心配はなく、植毛強度などの耐熱性が良好となり、
熱的性質及び機械的性質をも大幅に向上して信頼性も商
品価値も高めることができると共に、植毛部に形成され
る植毛穴間は大幅に狭くできて密毛化が容易にできる
し、平線打込方向の寸法も薄くできるので植毛部がコン
パクト化され口腔内での歯みがき操作をも著しく良好に
できるなど取扱上有益である。
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は別の実施
例の平面図である。 1…ハンドル、2…把握部、3…植毛部、4…刷毛、5
…首部
例の平面図である。 1…ハンドル、2…把握部、3…植毛部、4…刷毛、5
…首部
Claims (1)
- 【請求項1】植毛穴に刷毛を植設した植毛部と、把握部
とを首部で一体連設されているハンドルをポリエチレン
テレフタレート樹脂を素材として構成した歯刷子であっ
て、前記植毛部位の結晶化度を増大したことを特徴とす
る歯刷子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59018187A JPH0655174B2 (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 歯刷子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59018187A JPH0655174B2 (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 歯刷子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60163603A JPS60163603A (ja) | 1985-08-26 |
| JPH0655174B2 true JPH0655174B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=11964608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59018187A Expired - Lifetime JPH0655174B2 (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 歯刷子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655174B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3007123U (ja) * | 1994-07-22 | 1995-02-07 | 大平工業株式会社 | 歯ブラシ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020173B2 (ja) * | 1978-11-29 | 1985-05-20 | 大日本印刷株式会社 | ポリエチレンテレフタレ−ト製耐熱容器の製造方法 |
| JPS5853943A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-30 | Sanyo Kako Kk | ポリエチレンテレフタレ−トの着色方法 |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP59018187A patent/JPH0655174B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60163603A (ja) | 1985-08-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6090488A (en) | Tapered toothbrush bristle and toothbrush with said bristles, and methods for producing the same | |
| CA2136294C (en) | Toothbrush formed of a polyacetal resin | |
| KR100485220B1 (ko) | 다양한 끝 점 후도를 가진 침상모가 식모된 칫솔 및 그제조방법 | |
| TWI421043B (zh) | toothbrush | |
| US2615784A (en) | Polyethylene terephthalate monofils drawn and heat set for use as bristles | |
| EP1014830B1 (en) | Toothbrush | |
| EP1846597A1 (en) | Synthetic filaments for cosmetic and other brushes | |
| WO2002028222A1 (en) | Low friction toothbrush | |
| CA1323740C (en) | Microcellular paintbrush bristles | |
| JPH0655174B2 (ja) | 歯刷子 | |
| US5976692A (en) | Natural bristle replacement for cosmetic and other brushes | |
| JP7382351B2 (ja) | 歯ブラシハンドル、歯ブラシ及び製造方法 | |
| US4741066A (en) | Brush | |
| US20020120995A1 (en) | Low friction toothbrush | |
| US20020189041A1 (en) | Polyurethane bristles | |
| KR101998281B1 (ko) | 분기형 칫솔모 및 이의 제조 방법 | |
| JPH0665324B2 (ja) | 歯刷子 | |
| KR100233303B1 (ko) | 치솔모용 폴리에스터 모노필라멘트의 제조방법 | |
| JP2009034308A (ja) | 歯ブラシ及びその製造方法 | |
| JPH0359097B2 (ja) | ||
| JP2003024139A (ja) | 歯ブラシ | |
| KR200318673Y1 (ko) | 다양한 끝 점 후도를 가진 침상모가 식모된 칫솔 | |
| JPS6324906A (ja) | 歯ブラシ |