JPH0655778B2 - グラビアインキ用石油樹脂 - Google Patents
グラビアインキ用石油樹脂Info
- Publication number
- JPH0655778B2 JPH0655778B2 JP61023156A JP2315686A JPH0655778B2 JP H0655778 B2 JPH0655778 B2 JP H0655778B2 JP 61023156 A JP61023156 A JP 61023156A JP 2315686 A JP2315686 A JP 2315686A JP H0655778 B2 JPH0655778 B2 JP H0655778B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- ink
- gravure ink
- softening point
- added
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はグラビアインキに使用した場合に乾燥速度が速
く、印刷物の色濃度、光沢などにすぐれた高軟化点のグ
ラビアインキ用石油樹脂に関する。
く、印刷物の色濃度、光沢などにすぐれた高軟化点のグ
ラビアインキ用石油樹脂に関する。
[従来技術] 紙グラビアインキ用のバインダーとしてはロジンの誘導
体である石灰ロジン、石油樹脂に無水マレイン酸を付加
した後アルコールでエステル化した変性石油樹脂などが
用いられている。
体である石灰ロジン、石油樹脂に無水マレイン酸を付加
した後アルコールでエステル化した変性石油樹脂などが
用いられている。
紙グラビアインキに要求される基本的性質は次のとおり
である。
である。
(1)高軟化点であり乾燥速度が速いこと、(2)比較的低分
子量でありトルエン等に溶解した場合に適度の溶液粘度
を示すこと、(3)顔料分散性が良いこと、(4)インキにし
た場合の粘度安定性が良いこと、(5)印刷面の光沢、濃
度が良好なこと、等である。
子量でありトルエン等に溶解した場合に適度の溶液粘度
を示すこと、(3)顔料分散性が良いこと、(4)インキにし
た場合の粘度安定性が良いこと、(5)印刷面の光沢、濃
度が良好なこと、等である。
上記した変性石油樹脂は(1)〜(5)の基本的な要求をほぼ
満たしておりグラビアインキ用バインダーとして使用さ
れているがさらに品質の改良、特に顔料分散性、印刷面
の濃度などについての改良が求められている。
満たしておりグラビアインキ用バインダーとして使用さ
れているがさらに品質の改良、特に顔料分散性、印刷面
の濃度などについての改良が求められている。
[発明の構成] 本発明は上述のグラビアインキ用石油樹脂の欠点を改良
し、同樹脂の高品質化、特に顔料分散性、印刷面の濃度
を改良したものである。
し、同樹脂の高品質化、特に顔料分散性、印刷面の濃度
を改良したものである。
すなわち本発明は石油類の熱分解により得られる分解油
留分のうち140〜220℃の範囲内の沸点を有する留分100
重量部に対して脂肪酸アミドを0.1〜3.0重量部加え、フ
リーデル・クラフト型触媒により重合して得られる軟化
点150℃以上の樹脂100g当りに0.01〜0.2モルの不飽和
カルボン酸またはその無水物を付加したことを特徴とす
るグラビアインキ用石油樹脂から成る。
留分のうち140〜220℃の範囲内の沸点を有する留分100
重量部に対して脂肪酸アミドを0.1〜3.0重量部加え、フ
リーデル・クラフト型触媒により重合して得られる軟化
点150℃以上の樹脂100g当りに0.01〜0.2モルの不飽和
カルボン酸またはその無水物を付加したことを特徴とす
るグラビアインキ用石油樹脂から成る。
本発明で用いる原料油は石油類の熱分解により得られる
分解油留分のうち140〜220℃の範囲内の沸点を有し、そ
の中に含まれる不飽和化合物が実質的にスチレンおよび
そのアルキル誘導体、インデンおよびそのアルキル誘導
体である留分である。
分解油留分のうち140〜220℃の範囲内の沸点を有し、そ
の中に含まれる不飽和化合物が実質的にスチレンおよび
そのアルキル誘導体、インデンおよびそのアルキル誘導
体である留分である。
本発明の構成要件の一つである軟化点150℃以上の石油
樹脂を得るには上記原料油を用いて重合すれば通常得ら
れるが、とくに上記原料油中のインデンおよびそのアル
キル誘導体の合計含有量を20wt%以上としかつ下記(1)
式で定義するインデン含有率を30%以上に調整した原料
油を用いるとさらに好ましい。
樹脂を得るには上記原料油を用いて重合すれば通常得ら
れるが、とくに上記原料油中のインデンおよびそのアル
キル誘導体の合計含有量を20wt%以上としかつ下記(1)
式で定義するインデン含有率を30%以上に調整した原料
油を用いるとさらに好ましい。
原料油の各成分はガスクロマトグラフ法によりたとえば
次の条件で分析する。
次の条件で分析する。
ア.スチレン、アリルベンゼン、1,3,5−トリメチ
ルベンゼンおよび0−エチルトルエンは20wt%のアピエ
ゾンLグリース(Apiezon Lgreace,Associated Electri
cal Industriee Ltdの製品)を含むセライト(Celite,J
ohns-Manville Corpの製品)を長さ3mのカラムに充填
し、100℃でヘリウムの流量60cc/minの条件で分析す
る。
ルベンゼンおよび0−エチルトルエンは20wt%のアピエ
ゾンLグリース(Apiezon Lgreace,Associated Electri
cal Industriee Ltdの製品)を含むセライト(Celite,J
ohns-Manville Corpの製品)を長さ3mのカラムに充填
し、100℃でヘリウムの流量60cc/minの条件で分析す
る。
イ.ア.で示した成分以外の各成分は20wt%のポリエチ
レングリコール4000を含むセライトを長さ3mのカラム
に充填し、125℃でヘリウムの流量60cc/minの条件で分
析する。
レングリコール4000を含むセライトを長さ3mのカラム
に充填し、125℃でヘリウムの流量60cc/minの条件で分
析する。
以上の方法により分析されたスチレンとそのアルキル誘
導体、インデンとそのアルキル誘導体およびシクロペン
タジエンとメチルシクロペンタジエンの含有量の合計量
を重合可能成分とする。
導体、インデンとそのアルキル誘導体およびシクロペン
タジエンとメチルシクロペンタジエンの含有量の合計量
を重合可能成分とする。
このような原料油の調整は上記の沸点範囲が140〜220℃
の分解油留分を精密蒸留、抽出蒸留等の操作により行な
うことができる。
の分解油留分を精密蒸留、抽出蒸留等の操作により行な
うことができる。
本発明の脂肪酸アミドとは植物油、動物油などに含まれ
る脂肪酸あるいはその混合物をアミド化したものであ
り、脂肪酸アミドの具体的な例としてはラウリン酸アミ
ド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステア
リン酸アミドなどの飽和脂肪酸アミド、オレイン酸アミ
ド、リノール酸アミド、リノレン酸アミド、エレオステ
アリン酸アミドなどの不飽和脂肪酸アミドなどをあげる
ことができる。
る脂肪酸あるいはその混合物をアミド化したものであ
り、脂肪酸アミドの具体的な例としてはラウリン酸アミ
ド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステア
リン酸アミドなどの飽和脂肪酸アミド、オレイン酸アミ
ド、リノール酸アミド、リノレン酸アミド、エレオステ
アリン酸アミドなどの不飽和脂肪酸アミドなどをあげる
ことができる。
本発明においては沸点140〜220℃の分解油留分100重量
部に上記脂肪酸アミドを0.1〜3.0重量部加え、フリーデ
ル・クラフト型触媒により重合させる。フリーデル・ク
ラフト型触媒としては三ふっ化ほう素、塩化アルミニウ
ム、三ふっ化ほう素錯化合物等をあげることができ、好
ましくは三ふっ化ほう素、三ふっ化ほう素エーテレー
ト、三ふっ化ほう素フェノレートを原料油に対して0.01
〜5wt%添加して−30℃〜+60℃の範囲内の温度で、10
分間から15時間の範囲内の時間で重合した後、カセイソ
ーダまたは炭酸ソーダ等のアルカリで触媒を分解除去
し、必要に応じて水洗し、さらに蒸発または蒸留により
未反応油および低分子重合物を分離すれば軟化点150℃
以上の高軟化点でたとえば臭素価40以下の芳香族系炭化
水素樹脂を得ることができる。
部に上記脂肪酸アミドを0.1〜3.0重量部加え、フリーデ
ル・クラフト型触媒により重合させる。フリーデル・ク
ラフト型触媒としては三ふっ化ほう素、塩化アルミニウ
ム、三ふっ化ほう素錯化合物等をあげることができ、好
ましくは三ふっ化ほう素、三ふっ化ほう素エーテレー
ト、三ふっ化ほう素フェノレートを原料油に対して0.01
〜5wt%添加して−30℃〜+60℃の範囲内の温度で、10
分間から15時間の範囲内の時間で重合した後、カセイソ
ーダまたは炭酸ソーダ等のアルカリで触媒を分解除去
し、必要に応じて水洗し、さらに蒸発または蒸留により
未反応油および低分子重合物を分離すれば軟化点150℃
以上の高軟化点でたとえば臭素価40以下の芳香族系炭化
水素樹脂を得ることができる。
分解油留分100重量部に対する脂肪酸アミドの添加量は
0.1〜3.0重量部、好ましくは0.3〜2.0重量部が適当であ
る。脂肪酸アミドの添加量が0.1重量部未満であると得
られた樹脂を用いたグラビアインキは印刷面の光沢、色
濃度などの改良の効果がなく、また、3.0重量部を越え
ると原料油に対する樹脂の収率が低下する。また印刷面
の光沢、色濃度は良好なものが得られるが印刷面にピン
ホールと呼ばれるハジキ現象が発生し好ましくない。
0.1〜3.0重量部、好ましくは0.3〜2.0重量部が適当であ
る。脂肪酸アミドの添加量が0.1重量部未満であると得
られた樹脂を用いたグラビアインキは印刷面の光沢、色
濃度などの改良の効果がなく、また、3.0重量部を越え
ると原料油に対する樹脂の収率が低下する。また印刷面
の光沢、色濃度は良好なものが得られるが印刷面にピン
ホールと呼ばれるハジキ現象が発生し好ましくない。
本発明は次に上記で得られた軟化点150℃以上の石油樹
脂に不飽和カルボン酸またはその無水物を付加するがこ
の場合上記石油樹脂100gに対して0.01〜0.2モルの範囲
で加え、たとえば140〜250℃の範囲内の温度で無触媒ま
たは有機過酸化物等のラジカル開始剤の存在下で30分間
から15時間の範囲内で反応する。
脂に不飽和カルボン酸またはその無水物を付加するがこ
の場合上記石油樹脂100gに対して0.01〜0.2モルの範囲
で加え、たとえば140〜250℃の範囲内の温度で無触媒ま
たは有機過酸化物等のラジカル開始剤の存在下で30分間
から15時間の範囲内で反応する。
本発明で用いる不飽和カルボン酸またはその無水物の例
はアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸、テトラヒドロフタル酸およびその無水物、フマ
ル酸、シトラコン酸、イタコン酸等である。
はアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸、テトラヒドロフタル酸およびその無水物、フマ
ル酸、シトラコン酸、イタコン酸等である。
樹脂100gに対して加える不飽和カルボン酸またはその
無水物の量が0.01モル未満であると極性基量が少ないた
めグラビアインキに用いた場合顔料分散性が悪くインキ
には使用しえない。また0.2モルを越えると付加反応が
困難になるばかりでなく樹脂をトルエンに溶解してグラ
ビアインキワニスに調整した場合の溶液粘度が異常に高
くなりインキになりえない。逆に溶液粘度をグラビアイ
ンキワニスとして適度に調節するためには樹脂濃度を極
度に低下せざるを得ないため、得られたインキの光沢は
低下し、均一な印刷物が得られないという欠点を生ず
る。
無水物の量が0.01モル未満であると極性基量が少ないた
めグラビアインキに用いた場合顔料分散性が悪くインキ
には使用しえない。また0.2モルを越えると付加反応が
困難になるばかりでなく樹脂をトルエンに溶解してグラ
ビアインキワニスに調整した場合の溶液粘度が異常に高
くなりインキになりえない。逆に溶液粘度をグラビアイ
ンキワニスとして適度に調節するためには樹脂濃度を極
度に低下せざるを得ないため、得られたインキの光沢は
低下し、均一な印刷物が得られないという欠点を生ず
る。
本発明で用いる軟化点150℃以上の石油樹脂に上記の範
囲内の量の不飽和カルボン酸またはその無水物を上記の
条件で付加反応させれば(以下この樹脂を酸変性石油樹
脂と称する)ほぼ100%に近い反応率で付加させること
ができるので付加反応後、未反応物をとくに除去する必
要はないが必要に応じて、加熱不活性ガスを吹き込むこ
と等により微量未反応物の除去を行なってもよい。
囲内の量の不飽和カルボン酸またはその無水物を上記の
条件で付加反応させれば(以下この樹脂を酸変性石油樹
脂と称する)ほぼ100%に近い反応率で付加させること
ができるので付加反応後、未反応物をとくに除去する必
要はないが必要に応じて、加熱不活性ガスを吹き込むこ
と等により微量未反応物の除去を行なってもよい。
以上のようにして得られた高軟化点変性石油樹脂の軟化
点は155℃以上と高軟化点であり、グラビアインキ用樹
脂として最適である。
点は155℃以上と高軟化点であり、グラビアインキ用樹
脂として最適である。
軟化点が低い場合例えば140℃の場合にはグラビアイン
キにした場合に乾燥速度が極端に遅くなり、ブロッキン
グを生ずる等種々の欠点があってグラビアインキ用樹脂
としての使用に耐えない。
キにした場合に乾燥速度が極端に遅くなり、ブロッキン
グを生ずる等種々の欠点があってグラビアインキ用樹脂
としての使用に耐えない。
本発明の特徴を列記すると次のとおりである。
(ア)本発明の方法により得られる樹脂を新グラビアイ
ンキ用樹脂として単独に各色のインキに用いることがで
き、従来使用されているロジン系グラビアインキ用樹脂
と比較してすぐれた印刷効果、印刷適正および粘度安定
性を有する。
ンキ用樹脂として単独に各色のインキに用いることがで
き、従来使用されているロジン系グラビアインキ用樹脂
と比較してすぐれた印刷効果、印刷適正および粘度安定
性を有する。
(イ)従来のロジン系樹脂と同様な処方、製造法でグラ
ビアインキを製造することができるためインキ化に新し
い設備を備える必要はない。すなわち本発明の樹脂をト
ルエンのような芳香族炭化水素溶剤に35〜55wt%樹脂濃
度で40℃で約40センチポイズになるように調製したワニ
スに有機顔料を配合してサンドミル等で混練することに
よりグラビアインキが得られる。
ビアインキを製造することができるためインキ化に新し
い設備を備える必要はない。すなわち本発明の樹脂をト
ルエンのような芳香族炭化水素溶剤に35〜55wt%樹脂濃
度で40℃で約40センチポイズになるように調製したワニ
スに有機顔料を配合してサンドミル等で混練することに
よりグラビアインキが得られる。
(ウ)必要に応じて従来のロジン系樹脂との併用も可能
である。
である。
(エ)淡色の樹脂が得られるためあらゆる顔料を用いて
も色調の再現性はよく発色は良好である。
も色調の再現性はよく発色は良好である。
(オ)比較的容易な工程で製造することができ製造に要
する費用は少なくてよい。
する費用は少なくてよい。
[実施例] 以下に本発明の内容を具体的に明らかにするために実施
例を示すが、これらは一例であって本発明はその趣旨に
反しないかぎり本実施例に限定されるものではない。
例を示すが、これらは一例であって本発明はその趣旨に
反しないかぎり本実施例に限定されるものではない。
なお、本発明の評価に使用したインキ試験について説明
する。
する。
カーミン6B 5部、炭酸カルシウム10部、樹脂の50wt
%トルエン溶液30部を粒度10μm以下となるようにボー
ルミルにより混練した。得られたインキにトルエンを加
えてザーンカップNo.3で15秒となるように粘度を調整
した。
%トルエン溶液30部を粒度10μm以下となるようにボー
ルミルにより混練した。得られたインキにトルエンを加
えてザーンカップNo.3で15秒となるように粘度を調整
した。
テスト用グラビア印刷試験機を用い、約50m/分の速度
でコート紙に印刷し、印刷面の光沢、色濃度を測定し
た。
でコート紙に印刷し、印刷面の光沢、色濃度を測定し
た。
実施例1 ナフサのスチームクラッキングで副生する140〜220℃の
沸点範囲の分解油留分を30段の精留塔を用いて、178〜2
20℃の留分を分離した。この留分の重合可能成分は70wt
%、インデンおよびメチルインデンの合計含有量は35wt
%でインデン含有率は50%であった。
沸点範囲の分解油留分を30段の精留塔を用いて、178〜2
20℃の留分を分離した。この留分の重合可能成分は70wt
%、インデンおよびメチルインデンの合計含有量は35wt
%でインデン含有率は50%であった。
この留分100gにオレイン酸アミド0.5gを加えて撹拌し
た後、三ふっ化ほう素フェノール錯化合物を原料油に対
して0.6wt%加えて40℃で3時間重合した後、カセイソ
ーダ水溶液で触媒を除去し、水洗後蒸留により未反応油
および低重合体を除去して樹脂(I)を得た。樹脂
(I)の対原料油収率は67wt%であり、軟化点は161℃
であった。
た後、三ふっ化ほう素フェノール錯化合物を原料油に対
して0.6wt%加えて40℃で3時間重合した後、カセイソ
ーダ水溶液で触媒を除去し、水洗後蒸留により未反応油
および低重合体を除去して樹脂(I)を得た。樹脂
(I)の対原料油収率は67wt%であり、軟化点は161℃
であった。
この樹脂(I)を撹拌機のついた反応釜に入れて210℃
に加熱溶融撹拌しながら無水マレイン酸を(I)100g
当たり6g(0.061モル)の割合で加え、5時間反応さ
せ酸変性樹脂(I−A)を得た。(I−A)の軟化点は
172℃、酸価は32であった。(I−A)をトルエンに溶
解して樹脂濃度が50wt%のトルエン溶液を調製した。こ
の溶液の粘度25℃において54センチポイズであった。
に加熱溶融撹拌しながら無水マレイン酸を(I)100g
当たり6g(0.061モル)の割合で加え、5時間反応さ
せ酸変性樹脂(I−A)を得た。(I−A)の軟化点は
172℃、酸価は32であった。(I−A)をトルエンに溶
解して樹脂濃度が50wt%のトルエン溶液を調製した。こ
の溶液の粘度25℃において54センチポイズであった。
この溶液を用いて前述のインキ試験を行った。
結果を表1に示す。
実施例2 実施例1でオレイン酸アミドの添加量を2gに変える以
外は実施例1と同様に操作して樹脂(II)を得た。(I
I)の対原料油収率は63wt%であり、軟化点は159℃であ
った。この樹脂(II)100g当たり無水マレイン酸4g
を加え、実施例1と同様な操作により酸変性樹脂(II−
A)を得た、(II−A)の軟化点は166℃、酸価24であ
った。(II−A)をトルエンに溶解した樹脂濃度50wt%
の溶液粘度は48センチポイズであった。インキ試験の結
果を表1に示す。
外は実施例1と同様に操作して樹脂(II)を得た。(I
I)の対原料油収率は63wt%であり、軟化点は159℃であ
った。この樹脂(II)100g当たり無水マレイン酸4g
を加え、実施例1と同様な操作により酸変性樹脂(II−
A)を得た、(II−A)の軟化点は166℃、酸価24であ
った。(II−A)をトルエンに溶解した樹脂濃度50wt%
の溶液粘度は48センチポイズであった。インキ試験の結
果を表1に示す。
比較例1 実施例1で使用した留分100gにステアリン酸アミド0.0
5gを加える以外は実施例と同様に操作して樹脂(III)
を得た。(III)の対原料油収率は68wt%であり軟化点
は163℃であった。この樹脂(III)100g当たり無水マ
レイン酸4gの割合で加え、実施例1と同様な操作によ
り酸変性樹脂(III−A)を得た。(III−A)の軟化点
は171℃、酸価は25であった。(III−A)をトルエンに
溶解した樹脂濃度50wt%の溶液粘度は52センチポイズで
あった。インキ試験の結果を表1に示す。
5gを加える以外は実施例と同様に操作して樹脂(III)
を得た。(III)の対原料油収率は68wt%であり軟化点
は163℃であった。この樹脂(III)100g当たり無水マ
レイン酸4gの割合で加え、実施例1と同様な操作によ
り酸変性樹脂(III−A)を得た。(III−A)の軟化点
は171℃、酸価は25であった。(III−A)をトルエンに
溶解した樹脂濃度50wt%の溶液粘度は52センチポイズで
あった。インキ試験の結果を表1に示す。
比較例2 実施例1で使用した留分100gにリノレン酸アミド5g
加えて撹拌した後、三ふっ化ほう素エーテル錯化合物を
原料油に対して0.8wt%加えて50℃で3時間重合した後
実施例1と同様に操作して樹脂(IV)を得た。(IV)の
収率は43wt%であり、軟化点は156℃であった。この樹
脂(IV)100g当たり無水マレイン酸8gの割合で加
え、実施例1と同様な操作により酸変性樹脂(IV−A)
を得た。(IV−A)を軟化点は167℃、酸価41であっ
た。(IV−A)をトルエンに溶解した樹脂濃度50wt%の
溶液粘度は48センチポイズであった。インキ試験の結果
を表1に示す。
加えて撹拌した後、三ふっ化ほう素エーテル錯化合物を
原料油に対して0.8wt%加えて50℃で3時間重合した後
実施例1と同様に操作して樹脂(IV)を得た。(IV)の
収率は43wt%であり、軟化点は156℃であった。この樹
脂(IV)100g当たり無水マレイン酸8gの割合で加
え、実施例1と同様な操作により酸変性樹脂(IV−A)
を得た。(IV−A)を軟化点は167℃、酸価41であっ
た。(IV−A)をトルエンに溶解した樹脂濃度50wt%の
溶液粘度は48センチポイズであった。インキ試験の結果
を表1に示す。
比較例3 市販の軟化点125℃の石油樹脂100部に無水マレイン酸8
部を加え実施例1と同様な条件で反応させ、軟化点138
℃、酸価42の樹脂を得た。この樹脂について上述のイン
キ試験を行ったところ印刷面の光沢、色濃度が不十分で
あり、また印刷時の乾燥速度はきわめて遅くグラビアイ
ンキ用樹脂として不満足な性質であった。
部を加え実施例1と同様な条件で反応させ、軟化点138
℃、酸価42の樹脂を得た。この樹脂について上述のイン
キ試験を行ったところ印刷面の光沢、色濃度が不十分で
あり、また印刷時の乾燥速度はきわめて遅くグラビアイ
ンキ用樹脂として不満足な性質であった。
[発明の効果] 以上の詳述したとおり、本発明のグラビアインキ用樹脂
は、インキにした場合乾燥性、印刷面の光沢、色濃度等
にすぐれ、比較的簡単な方法で製造できるため十分な工
業的価値を有する。
は、インキにした場合乾燥性、印刷面の光沢、色濃度等
にすぐれ、比較的簡単な方法で製造できるため十分な工
業的価値を有する。
Claims (1)
- 【請求項1】石油類の熱分解により得られる分解油留分
のうち140〜220℃の範囲内の沸点を有する留分100重量
部に対して脂肪酸アミドを0.1〜3.0重量部加え、フリー
デル・クラフト型触媒により重合して得られる軟化点15
0℃以上の樹脂100g当りに0.01〜0.2モルの不飽和カル
ボン酸またはその無水物を付加したことを特徴とするグ
ラビアインキ用石油樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61023156A JPH0655778B2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | グラビアインキ用石油樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61023156A JPH0655778B2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | グラビアインキ用石油樹脂 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62181306A JPS62181306A (ja) | 1987-08-08 |
| JPH0655778B2 true JPH0655778B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=12102732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61023156A Expired - Lifetime JPH0655778B2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 | グラビアインキ用石油樹脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655778B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2661144B2 (ja) * | 1988-06-03 | 1997-10-08 | 大日本インキ化学工業株式会社 | ビニル変性石油樹脂の製造方法 |
| KR101196512B1 (ko) | 2011-03-10 | 2012-11-01 | (주)아해 | 석유수지로 개질한 열융착식 폴리아미드의 제조방법 |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP61023156A patent/JPH0655778B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62181306A (ja) | 1987-08-08 |
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