JPH0655811U - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH0655811U
JPH0655811U JP62893U JP62893U JPH0655811U JP H0655811 U JPH0655811 U JP H0655811U JP 62893 U JP62893 U JP 62893U JP 62893 U JP62893 U JP 62893U JP H0655811 U JPH0655811 U JP H0655811U
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JP
Japan
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tire
groove
tread
circumferential groove
width
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JP62893U
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English (en)
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浩 佐藤
英史 山田
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、トレッドに周溝を備える空気入り
タイヤにおける高排水性および低騒音性の両立を図るこ
とを目的とする。 【構成】 本考案の空気入りタイヤは、トレッドに、タ
イヤ赤道面に対し平行に延びる二本の広幅周溝1と、こ
れら広幅周溝1間でやはりタイヤ赤道面に対し平行に延
びる狭幅周溝2とを備え、広幅周溝1は、その溝幅中心
がタイヤ赤道からそれぞれトレッド接地半幅W/2の5
7〜72%の範囲内の隔たりをおいて位置し、各広幅周
溝2の溝幅Yがトレッド接地幅Wの6〜15%の範囲で
あることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高排水性および低騒音性を兼ね備えた、トレッドに周溝を備える空 気入りタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
騒音は、空気の振動(主要周波数:800〜2000Hz)により発生し、特 に1000Hz前後の周波数の範囲が騒音の発生量として最も多いことから、こ の音域での音圧レベルを低減することが低騒音性につながる。
【0003】 この騒音の発生原因には、タイヤが凹凸のある路面を走行する時にトレッド接 地面を形成するが、この際、接地面内の溝に空気が流入し、この流入空気を放出 する際に発生する気柱共鳴音によるものがある。 特に、トレッド円周に沿う周溝を有する空気入りタイヤの場合、通常路面を走 行する場合には気柱共鳴音が発生し、周溝の溝容積が大きいほど大きな気柱共鳴 音を発生する。この気柱共鳴音は、トレッド接地長によりその音域が変化するも のの、騒音としての音の範囲内(周波数:1000Hz前後)にあるためこの気 柱共鳴音の発生量の低減が騒音の抑制に大きく影響する。したがって、騒音を低 減するためには、周溝の溝容積を小さくする方が望ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、排水性については、溝容積が大きいほど有利となる。したがって、高 排水性と低騒音性の両立は、溝容積、すなわち溝幅や溝深さの適正化だけでは困 難な状況にあった。
【0005】 そこで、本考案では、周溝の溝幅の適正化とともに周溝の配設位置の適正化を も図ることにより、気柱共鳴音による騒音を低減し、かつ十分な排水性を確保す べく検討を行った。具体的には、二種類の異なる溝幅の周溝をそれぞれトレッド に配設し、それらの配設位置を、トレッド中央域と側方域とに配設した場合の騒 音性と排水性についての検討を行った。その結果、以下の知見を得た。
【0006】 1.周溝をトレッド側方域よりも、中央域に設ける方が騒音発生量が大きい。 2.溝容積の大きい周溝は中央域よりも側方域に配設する方がより好ましい。 以上のことから、高排水性と低騒音性との両立を図るには、トレッドの中央域 では特に騒音の低減を、側方域では特に排水性の向上を主とするような周溝を配 設すればよいことがわかった。
【0007】 そこで本考案は、トレッドに周溝を配設した空気入りタイヤにおける、周溝の 配設位置および溝幅の適正化を図ることにより、高排水性と低騒音性の両立を図 ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の空気入りタイヤのフットプリントに対応するトレッドの部分を図1お よび図2に示し、図中1は広幅周溝、2は狭幅周溝である。 本考案は、トレッドに、タイヤ赤道面に対し平行に延びる二本の広幅周溝1と 、これら広幅周溝1間でやはりタイヤ赤道面に対し平行に延びる狭幅周溝2とを 備える空気入りタイヤにおいて、広幅周溝1は、その溝幅中心がタイヤ赤道から それぞれトレッド接地半幅W/2の57〜72%の範囲内の隔たりをおいて位置 し、各広幅周溝1の溝幅Yがトレッド接地幅Wの6〜15%の範囲であることを 特徴とする空気入りタイヤである。なお、ここでいうトレッド接地幅Wとは、タ イヤをJATMAで定める適用リムに装着し、測定空気圧200kPaでこれに 対応した負荷能力に相当する負荷をかけた際のトレッド接地幅のことを意味する 。
【0009】 狭幅周溝2は、トレッドに1〜2本備えるのが好ましいが、広幅周溝1とのネ ガティブ率の総和が小さい場合には、3本以上にすることも可能である。これら 広幅周溝1と狭幅周溝2とのネガティブ率の総和は、20〜35%の範囲である ことが好ましい。また、狭幅周溝2の溝幅Xは、広幅周溝2の溝幅Yより狭くし 、好ましくは30〜80%である。
【0010】
【作用】
本考案は、トレッドに周溝を備え、かつ上記適正ネガティブ率の範囲内で一定 とした空気入りタイヤにおいて、各側方域に広幅周溝1を設けることにより十分 な排水性を確保できるとともに、中央域には狭幅周溝2を配設することで、中央 域の排水性を低下させずに騒音となる気柱共鳴音の発生量の大幅な低減が図れる 。 広幅周溝1は、その溝幅中心がタイヤ赤道からそれぞれトレッド接地半幅W/ 2の57〜72%の範囲内の隔たりをおくと限定したのは、この範囲が、57% 未満だと騒音性が悪化し、72%を超えると十分な排水性が得られなくなるから である。また、各広幅周溝1の溝幅Yは、トレッド接地幅Wの6〜15%の範囲 と限定したのは、この範囲が、6%未満だと排水性が悪化し、15%を超えると 十分な騒音抑制効果が得られないからである。
【0011】 また、狭幅周溝2の溝幅Xは、広幅周溝2の溝幅Yの30〜80%であること と限定したのは、30%未満では排水性が悪化し、80%を超えると騒音性が悪 化しがちとなるためである。
【0012】
【実施例】
タイヤサイズが225/50R16である空気入りラジアルタイヤを供試タイ ヤとして試験を行った。供試タイヤのフットプリントに対応したトレッドを示し たのが図1〜図3であり、図1および図2が代表的な考案タイヤ、図3が従来タ イヤである。
【0013】 実施例1は、図1に示すフットプリントに対応するトレッドを有する本考案の 空気入りラジアルタイヤについて試験を行ったものである。 この空気入りラジアルタイヤは、トレッドに、タイヤ赤道面に対し平行に延び る二本の広幅周溝1と、これら広幅周溝1間でやはりタイヤ赤道面に対し平行に 延びる二本の狭幅周溝2とを備えている。 広幅周溝1は、その溝幅中心をタイヤ赤道からそれぞれ55mmの位置に配設 した。この場合、溝幅中心からタイヤ赤道までの距離は、トレッド接地半幅W/ 2の64.3%である。また、各広幅周溝1の溝幅Yは14.8mmとした。こ の場合、この溝幅Yは、トレッド接地幅(W=171mm)の8.7%である。 狭幅周溝2は、その溝幅中心をタイヤ赤道からそれぞれ25mmの位置に配設 した。また、各狭幅周溝2の溝幅Xは4.6mmとした。 なお、上記したトレッドパターンを除外したタイヤ各部の構成要素については 、従来のタイヤにおける慣用を踏襲した。
【0014】 実施例2は、図2に示すフットプリントのトレッドを有する本考案の空気入り ラジアルタイヤについて試験を行ったものである。 この空気入りラジアルタイヤは、トレッドに、タイヤ赤道面に対し平行に延び る二本の広幅周溝1と、これら広幅周溝1間でやはりタイヤ赤道面に対し平行に 延びる一本の狭幅周溝2とを備えている。 広幅周溝1は、その溝幅中心をタイヤ赤道からそれぞれ52mmの位置に配設 した。この場合、溝幅中心からタイヤ赤道までの距離は、トレッド接地半幅W/ 2の60.8%である。また、各広幅周溝1の溝幅Yは16.6mmとした。こ の場合、この溝幅Yは、トレッド接地幅(W=171mm)の9.7%である。 狭幅周溝2は、その溝幅中心をタイヤ赤道から30mmの位置に配設した。ま た、各狭幅周溝2の溝幅Xは5.6mmとした。 なお、上記したトレッドパターンを除外したタイヤ各部の構成要素については 、実施例1の空気入りタイヤと同じである。
【0015】 従来例は、図3に示すフットプリントのトレッドを有する従来タイヤについて 試験を行ったものである。 従来タイヤは、トレッドに、タイヤ赤道面に対し平行に延びる二本の主周溝3 と、これら主周溝3間でやはりタイヤ赤道面に対し平行に延び、主周溝3とほぼ 同幅な二本の副周溝4とを備えている。 主周溝3と副周溝4は、それぞれその溝幅中心をタイヤ赤道から52mm、1 7mmの位置に配設した。また、主周溝3と副周溝4の溝幅Yは、それぞれ10 .2mm、9.2mmとした。なお、トレッド接地幅Wは、170mmとした。 なお、上記したトレッドパターンを除外したタイヤ各部の構成要素については 、実施例1の空気入りタイヤと同じである。
【0016】 試験は、200kPaの最高タイヤ内圧、565kgfの最高負荷能力の条件 のもと、各供試タイヤをについて行い、騒音性および排水性について評価した。 騒音は、実車走行による通過騒音(周波数:800〜2000Hz)を測定し 、評価した。 排水性は、実車で水深10mmの水たまり上を直進走行し、このときハイドロ プレーニングが生じ始める速度を測定し、評価した。 表1にそれらの結果を示 す。なお、表1中の数値はいずれも従来タイヤを100とした指数比で表わして いて、大きいほど優れている。
【0017】
【表1】
【0018】 これらの試験の結果から、本考案タイヤは、従来タイヤに比べ、騒音性および 排水性に優れている。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、トレッドに周溝を備える空気入りタイヤにおいて、ネガティ ブ率を一定とした場合、各側方域に広幅周溝1を設けることにより十分な排水性 が確保できるとともに、中央域に狭幅周溝2を配設することにより、中央域の排 水性を低下させずに騒音となる気柱共鳴音の発生量の大幅な低減を図ることがで きるのである。以上のことから、本考案の空気入りタイヤは、高排水性と低騒音 性の両立を可能としたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で使用した考案タイヤのフットプリン
トに対応するトレッドの平面図である。
【図2】実施例2で使用した考案タイヤのフットプリン
トに対応するトレッドの平面図である。
【図3】従来例で使用した従来タイヤのフットプリント
に対応するトレッドの平面図である。
【符号の説明】
1 広幅周溝 2 狭幅周溝 3 主周溝 4 副周溝 W トレッド接地幅 X 狭幅周溝の溝幅 Y 広幅周溝の溝幅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッドに、タイヤ赤道面に対し平行に
    延びる二本の広幅周溝と、これら広幅周溝間でやはりタ
    イヤ赤道面に対し平行に延びる狭幅周溝とを備える空気
    入りタイヤにおいて、 広幅周溝は、その溝幅中心がタイヤ赤道からそれぞれト
    レッド接地半幅の57〜72%の範囲内の隔たりをおい
    て位置し、各広幅周溝の溝幅がトレッド接地幅の6〜1
    5%の範囲であることを特徴とする空気入りタイヤ。
JP62893U 1993-01-13 1993-01-13 空気入りタイヤ Pending JPH0655811U (ja)

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