JPH0655869A - ヒートモード記録材料を用い像を得る方法 - Google Patents

ヒートモード記録材料を用い像を得る方法

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JPH0655869A
JPH0655869A JP5156155A JP15615593A JPH0655869A JP H0655869 A JPH0655869 A JP H0655869A JP 5156155 A JP5156155 A JP 5156155A JP 15615593 A JP15615593 A JP 15615593A JP H0655869 A JPH0655869 A JP H0655869A
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JP5156155A
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English (en)
Inventor
Luc Leenders
リュク・ラーンデル
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は環境問題がなく好都合な方法で良好
なコントラスト及び高濃度の像を作る方法にある。 【構成】 本発明は、支持体上に、(i) 放射線を熱に変
える物質及び像形成物質を含有する記録層及び所望によ
り(ii)表面層を含有するヒートモード記録材料を像に従
って露光する工程、露光した部域で前記記録層及び所望
による前記表面層を分解する工程、及び前記ヒートモー
ド記録材料を摩擦して、露光した部域での前記所望層及
び前記記録層を除去する工程を含む像の製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ヒートモード(heat mode)記
録材料を用いて像を製造する方法及び原画として像形成
したヒートモード記録材料を用い平版印刷版を製造する
方法に関する。
【0002】平版印刷版を製造するためには、テキスト
及びグラフィックを含む密着原画が作られる。かかる密
着原画は大貼り(paste − up )を手で作ることによっ
て製造できる、又はそれらはコンピューターの助けによ
り製造できる。後者の場合には、コンピューターが、記
録材料に像を形成するため、出力装置、一般にはレーザ
ーを制御することができる。
【0003】普通に使用される記録材料は、高感度、高
濃度及び良好な解像力の如き利点を提供するハロゲン化
銀写真材料である。しかしながらハロゲン化銀写真材料
は処理のための特殊な液体を必要とし、結果として大量
の化学廃物を発生させる。更にハロゲン化銀写真材料
は、周囲の光に敏感であり、従って暗所で取り扱うこと
が必要である。
【0004】ハロゲン化銀写真材料の前記欠点により、
特に環境上の欠点により、更に好都合でかつ環境問題上
更に受け入れできる写真材料に対する要求が存在する。
勿論かかる記録材料は、平版印刷版又は印刷回路を得る
ための像形成フォトレジストのために使用できるよう
に、高濃度及びコントラストの像を生ぜしめなければな
らない。
【0005】特に興味ある記録材料は、ヒートモード記
録材料である、何故ならそれらは一般に周囲の光に対し
て感受性でなく、従って日光の下で取り扱うことができ
るからである。ヒートモード記録材料は、例えばUS−
P4123309、US−P4123578、US−P
4157412、US−P4547456及びPCT出
願WO 88/04237に記載されている。後者の出
願には像形成面を有するウエブ及び像形成物質の多孔質
層を記載している。この材料は更に感熱性物質を含有し
ている。レーザーを用いて像形成したとき、像形成面
は、露光された部分で液化され、これによって多孔質層
に浸透し、そのウエブに対する接着性を改良する、一方
非露光部分では、像形成面の液化は生ぜず、結果として
多孔質層のウエブに対する接着は悪いまま残る。次に多
孔質層は、剥離用テープを用い又は単に摩擦することに
よって非露光部域において除去できる。多孔質層と像形
成面の間の接着力の微妙なバランス及び多孔質層内での
凝集力により、剥離用テープでの多孔質層の除去は、非
常に厳しい条件の下に行われなければならず、それでも
なお被露光部分における多孔質層の横方向亀裂が生じる
ことがあり、低下した像濃度を生ぜしめる。形成される
像は引掻に敏感であることがあり、それに保護層を積層
すべきである、これは不便なことである。
【0006】CB−A2029267には、支持体上に
金属記録層及び保護表面層を含むヒートモード記録材料
が記載されている。レーザーで像形成したとき、金属記
録層の濃度は、露光された部域で金属層の溶融により、
これらの部域で低下する。しかしながらかかる記録材料
は、印刷版に像形成するのには不適当である、何故な
ら、得られる像の悪いコントラスト及び高いかぶり形成
レベルのためである。
【0007】本発明の目的は、環境的にも好都合な方法
で、良好なコントラスト及び高濃度の像を製造する方法
を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、印刷版に像を形成す
るため、良好なコントラスト及び高濃度の原画を用い、
環境上に好都合な方法で平版印刷版に像を形成するため
の方法を提供することにある。
【0009】別の目的は以下の説明から明らかになるで
あろう。
【0010】本発明によれば、(1)支持体上に、放射
線を熱に変換する物質及び像形成物質を含有する記録層
を含有するヒートモード記録材料を像に従って露光する
工程、(2)露光された部域で前記記録層を分解する工
程、及び(3)前記ヒートモード記録材料を摩擦して露
光された部域で前記記録層を除去する工程を含む像を製
造する方法を提供する。
【0011】本発明によれば、原画として前記方法で得
られる像を用いて平版印刷版を製造する方法を提供す
る。
【0012】本発明による方法において使用するヒート
モード記録材料は、支持体上に、放射線を熱に変換する
物質及び像形成物質を含有する記録層を含む。記録層は
表面層で被覆されているのが好ましい。放射線に対して
像に従って露光したとき、対応する像に従った熱パター
ンが、放射線を熱に変換する物質による放射線の熱への
変換に原因して、記録層中に形成される。この熱パター
ンは、記録層及び場合によってはその上にあることので
きる表面層の像に従った分解を生ぜしめる。記録材料の
充分に露光された部分で、記録層は充分に分離される、
かくして例えば乾燥木綿パッドで記録材料を簡単に摩擦
することにより、又は記録層及び任意の表面層に対する
非溶媒でこすることにより、記録層及び任意表面層は容
易に除去することができる。何れの場合においても、摩
擦中記録層及び任意表面層の膨潤は避けるべきである。
任意表面層も、露光された部分で発生した熱により分解
されうる、しかしながら、これは要件ではない、何故な
らば露光された部分での記録層の分解は、摩擦により表
面層を除去するのに充分であることができるからであ
る。
【0013】記録層の上の任意表面層は、摩擦中、非露
光部分中での濃度の低下を生ぜしめないか又は殆ど生ぜ
しめない利点を提供する、さもないと、摩擦が、摩擦中
に記録層の損傷可能性を結果として生ぜしめることがあ
る。
【0014】記録材料が記録層及び表面層を含有すると
き、それらの全体の厚さはできる限り小さく保つのが好
ましい。層の厚さを低いレベルで保つことにより、記録
材料の像形成された部分がより容易に除去でき、更にこ
の方法で像の鮮鋭性及び解像性を改良できる。好ましく
は全体の厚さは7μm以下であり、最も好ましくは5μ
m以下である。
【0015】本発明による記録層は放射線を熱に変換す
る物質及び像形成物質を含有する。特に好ましい例にお
いては、像形成物質と放射線を熱に変換する物質が同じ
物質である。本発明との関連において放射線を熱に変換
する物質は、露出用放射線の実質的な量を吸収すること
ができ、かつ主として熱の形で伴われるエネルギーを放
出できる化合物である。好ましくはヒートモード記録層
の厚さは2.5μm以下、最も好ましくは1.5μm以
下である。記録層の厚さが大きくなりすぎるようになっ
たとき、露光部域で記録層の全部が除去できず、従って
高いかぶり形成レベルをもたらす。
【0016】好適な放射線を熱に変換する物質には例え
ばカーボンブラック、好ましくは低融点及び低導電率を
有する金属もしくは合金、例えばBi,Ge,Sn,T
e等、例えばUS−P4833124、EP32192
3、US−P4772583、US−P494214
1、US−P4948776、US−P494877
7、US−P4948778、US−P495063
9、US−P4950640、US−P491208
3、US−P4952552、US−P502499
0、US−P5023229等に記載されている如き赤
外又は近赤外吸収染料、又は例えば Heubach Langelsh
eim から入手できるHEUCODOR金属酸化物顔料の
如き赤外吸収顔料がある。
【0017】本発明に従って使用すべき好適な像形成物
質には、所望されるスペクトル範囲で、例えばスペクト
ルの可視部又はUV部で充分な濃度を生ぜしめうる物質
である。像形成物質の例には例えば染料又は染料顔料が
ある。特に好ましい例においては、像形成物質及び放射
を熱に変換する物質は同じ物質である。像形成物質及び
放射線を熱に変換する物質として使用できる化合物には
例えばカーボンブラック又は金属がある。
【0018】記録層中で金属を使用するとき、好ましく
は真空蒸着による一体的金属層として設けるのが好まし
い。好ましくは金属層は、その光学濃度が3以上である
ような厚さを有する。しかしながら金属は、他の像形成
物質及び/又は放射線を熱に変換する物質と組合せて記
録層中に金属粒子として分散させてもよい。
【0019】本発明の最も好ましい例によれば、記録層
は、カーボンブラック及び良好な熱分解性を好ましくは
有する重合体結合剤を含有する層である。使用できる結
合剤の例には、例えばゼラチン、セルロース、セルロー
スエステル例えばセルロースアセテート、ニトロセルロ
ース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ビニリデンクロライドとアクリロニトリルの共重合体、
ポリ(メタ)アクリレート、ポリビニルクロライド、シ
リコーン樹脂等がある。記録層は更に他の成分、例えば
湿潤剤、艶消剤、酸化防止剤等を含有できる。
【0020】本発明による任意の表面層も、好ましくは
良好な熱分解性を示す重合体を含有する。表面層で使用
できる重合体の例には、例えばゼラチン、セルロース、
セルロースエステル例えばセルロースアセテート、ニト
ロセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ビニリデンクロライドとアクリロニトリルの共
重合体、ポリ(メタ)アクリレート、ポリビニルクロラ
イド、スチレンとブタジエンの共重合体、シリコーン樹
脂等がある。好ましくは使用するシリコーン樹脂は硬化
されたシリコーン樹脂である。
【0021】好ましくは、シリコーン樹脂は1種以上の
成分を含有し、その一つは一般に両末端で化学的に反応
性の基で停止されている線状シリコーン重合体及び硬化
剤としての多官能性成分である。シリコーン樹脂は、縮
合硬化、付加硬化又は放射線硬化によって硬化すること
ができる。
【0022】縮合硬化は、多官能性シランで硬化できる
ヒドロキシ末端停止ポリシロキサンを用いて行うことが
できる。好適なシランには例えばアセトキシシラン、ア
ルコキシシラン及びオキシム官能性基を含有するシラン
がある。一般に縮合硬化は、例えば錫塩又はチタン酸塩
の如き1種以上の触媒の存在下に行う。或いはヒドロキ
シ末端停止ポリシロキサンは、触媒例えばジブチル錫ジ
アセテートの存在下にポリヒドロシロキサン重合体で硬
化できる。
【0023】付加硬化は、白金触媒の存在下に二重結合
にSi−Hを付加することに基づいている。付加硬化に
より硬化できるシリコーン被覆は例えばビニル基含有重
合体、白金触媒例えば塩化白金酸錯体及びポリヒドロシ
ロキサン例えばポリメチルヒドロシロキサンを含有す
る。好適なビニル基含有重合体には例えばビニルジメチ
ル末端停止ポリジメチルシロキサン及びジメチルシロキ
サン/ビニルメチルシロキサン共重合体がある。
【0024】本発明により使用できる放射線硬化被覆に
は、例えばエポキシ基を含有するポリシロキサン重合体
を含むUV硬化性被覆又は(メタ)アクリレート基を含
有するポリシロキサン重合体を含む電子ビーム硬化性被
覆がある。後者の被覆は、多官能性(メタ)アクリレー
ト単量体も含むのが好ましい。
【0025】表面層は可塑剤、顔料、艶消剤、帯電防止
剤等の如き追加物質を含有できる。放射線を熱に変換す
る物質の一部も表面層中に混入することもできる。
【0026】表面層の厚さは0.1〜3μmであるのが
好ましく、0.1〜1μmであるのが更に好ましい。
【0027】本発明により使用するヒートモード記録材
料は、追加の層、例えば記録層の支持体への接着を改良
するため、支持体と記録層の間に一つ以上の層を含有で
きる、又は表面層と記録層の間に中間層を設けることが
できる。しかしながら後者の場合には、これらの層は露
光された部域で容易に除去されるべきである。
【0028】好ましい例によれば、共有結合した塩素を
含有する重合体を含む層は、支持体と記録層の間に設け
る。本発明により使用するのに好適な塩素含有重合体に
は、例えばポリビニルクロライド、ポリビニリデンクロ
ライド、ビニリデンクロライド、アクリルエステル及び
イタコン酸の共重合体、ビニルクロライド及びビニリデ
ンクロライドの共重合体、ビニルクロライド及びビニル
アセテートの共重合体、ブチルアクリレート、ビニルア
セテート及びビニルクロライドもしくはビニリデンクロ
ライドの共重合体、ビニルクロライド、ビニリデンクロ
ライド及びイタコン酸の共重合体、ビニルクロライド、
ビニルアセテート及びビニルアルコールの共重合体、塩
素化ポリエチレン、ポリクロロプレン及びその共重合
体、クロロスルホン化ポリエチレン、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン、ポリメチル−α−クロロアクリレート
等がある。
【0029】本発明との関連において使用する塩素含有
重合体、構成する単量体の種々の重合法によって製造で
きる。例えば重合は、触媒及び活性剤、例えば過硫酸ナ
トリウム及びメタ重亜硫酸ナトリウム、及び乳化剤及び
/又は分散剤を含有する水性分散液中で行うことができ
る。或いは本発明で使用するホモ重合体又は共重合体
は、稀釈剤を加えずに、バルクの形で単量体成分を重合
することによって製造できる、又は単量体を適切な有機
溶媒反応媒体中で反応させることができる。全触媒−活
性剤濃度は、一般に単量体仕込量の約0.01〜約2.
0重量%の範囲内、好ましくは0.1〜1.0重量%の
範囲内で保つべきである。改良された溶解度及び粘度値
は、共重合体中の架橋を減少させるのに有効であるメル
カプタン、例えばエチルメルカプタン、ラウリルメルカ
プタン、三級ドデシルメルカプタン等の存在下に重合を
行うことによって得られる。一般にメルカプタンは、仕
込物中に存在する重合しうる単量体の重量を基準にし
て、0.1〜5.0重量%の濃度で使用すべきである。
【0030】或いは塩素含有重合体は、ホモ重合体又は
共重合体を塩素化することによって製造できる。例えば
ポリクロロプレンの如き塩素化ゴムは、ゴムを塩素ガス
と反応させて作ることができる。同様な方法で塩素化ポ
リエチレンを製造できる。
【0031】塩素含有重合体は記録層中にも含ませるこ
とができる。
【0032】本発明との関連において使用するヒートモ
ード記録材料のために好適な支持体は、非金属支持体、
例えばポリエスエルフィルム支持体、ポリエチレンの如
きポリオレフィンで被覆した紙、ポリカーボネートフィ
ルム、ポリスチレンフィルム等であるのが好ましい。
【0033】本発明との関連におけるヒートモード記録
材料は、レーザーを用いて露光するのが好ましい。好ま
しくは使用するレーザーには例えば半導体レーザー、Y
AGレーザー例えばNd−YAGレーザー、アルゴンレ
ーザー等がある。レーザーは40〜7500mWのパワ
ー出力を有するとよく、好ましくはスペクトルの赤外部
分で操作する。像に従って露光したヒートモード記録材
料の摩擦は、ブラシ、木綿パッド等を用いて行うことが
できる。本発明との関連におけるヒートモード記録材料
の摩擦は、現像液の存在なしで行う。この方法で記録層
及び/又は表面層の膨潤が避けられ、良好なコントラス
ト及び高濃度の像を得ることができる。
【0034】本発明によれば、前述した方法により得ら
れた像は、印刷回路又は平版印刷版を製造するフォトレ
ジストを像形成するための原画として使用できる。
【0035】例えば疎油性又は親油性ベースを含有する
平版印刷版プリカーサーは、疎油性又は親油性背景上
に、それぞれ親油性又は疎油性部分の像に従ったパター
ンが形成されるように、前述した方法で得られる像を原
画として用いて像形成される。
【0036】平版印刷版を得るため本発明の実際の例に
よれば、親水性(疎油性)面上に、例えば光重合性組成
物又はジアゾ樹脂等の感光性被覆を担持するアルミニウ
ム支持体を含む版プリカーサーを、本発明の像形成した
ヒートモード記録材料と密着させて化学線に対し露光
し、続いて現像し、かくして親油性部分の像に従ったパ
ターンを疎油性背景上に残す。かかる種類の印刷版プリ
カーサーは、例えばEP−A450199、EP−A4
76187、US−P3971660、EP−A167
751、EP−A48909、DE−A303617
4、DE−A3717757、DE−A322842
9、US−P4268667に記載されている。
【0037】平版印刷版を得るための本発明の別の例に
よれば、像受容層及びハロゲン化銀感光性層を含有する
銀塩拡散転写版プリカーサーを、本発明の像形成したヒ
ートモード記録材料を用いてカメラ露光又は接触露光
し、続いて銀塩拡散転写法により現像する。かかる種類
の印刷版プリカーサーは例えばEP−A410500、
EP−A474922、US−A4297429に記載
されている。
【0038】本発明を下記実施例によってここに説明す
るが、本発明をこれらに限定するものではない。部及び
%は他に特記せぬ限り重量である。
【0039】実施例 1
【0040】試料1:170mg/m2 の量でのビニリ
デンクロライド(88モル%)、メチルアクリレート
(10モル%)及びイタコン酸(2モル%)の共重合体
の層、及び0.28g/m2 のゼラチン、0.47g/
2 のシリカゾル300F(BAYERAGより市場で
入手できる)及び1mg/m2 のメチルメタクリレート
(95モル%)、スチレン(2.5モル%)及びメタク
リル酸(2.5モル%)の共重合体ビーズを含有する層
を設けたポリエチレンテレフタレート支持体に、下記組
成を有する水性被覆溶液を用いて記録層を被覆した:
【0041】 カーボンブラック(Degussa から入手したPrintex U ) 10% ポリビニルピロリドン 2% 湿潤剤 Ultravon W (Ciba−Geigy より入手) 1.5%
【0042】前記溶液を、乾燥した層中に含有させたカ
ーボンブラックの量が1g/m2 となるように被覆し
た。
【0043】次に記録層に、1g/m2 のゼラチンを含
有する表面層を被覆した。
【0044】試料2:ポリエチレンテレフタレート支持
体に、下記組成を有する水性被覆溶液を用いて記録層を
被覆した:
【0045】 カーボンブラック(三菱より入手したMitsubishi#30) 10% ビニリデンクロライドとアクリロニトリルの共重合体 (Dow Chemical より入手したSaran F220) 5% 湿潤剤 Solsperse 24000(ICIより入手) 1% 湿潤剤 Solsperse 5000(ICIより入手) 0.5%
【0046】記録層は、その中に含まれたカーボンブラ
ックの量が1g/m2 となるように被覆した。
【0047】記録層に、下記被覆溶液を用いて、2.5
μmの乾燥厚さを有する表面層を被覆した:
【0048】 EXXSOL DSP 80/110ナフサ1 379.5g ビニル末端ジメチルポリシロキサン 95g SYL−OFF 73672 4g 白金のジビニルテトラメチルジシロキサン錯体 (キシレン1.5%含有) 0.56g
【0049】1 のEXXSOL DSP 80/110
は、芳香族含有量を減少させたナフサ即ちパラフィンの
混合物である。
【0050】2 のSYL−OFF 7367は使用した
架橋剤であり、エチニルシクロヘキセン中のメチル水素
ポリシロキサンの71%溶液である。
【0051】次にシリコーン表面層を、5分間120℃
で試料を加熱することによって硬化した。
【0052】二つの前記した如く作った記録材料を、
6.5μMのスポット直径(1/e2)及び200mW
の出力を有し、1064nmで操作するNdYAGレー
ザーを用いてそれぞれ像に従って露光した。露光後、像
形成材料を乾燥木綿パッドで摩擦し、非露光部分(Dm
ax)及び露光部分(Dmin)での濃度を測定した。
下記の結果が得られた。
【0053】
【0054】各試料について、得られた像が、非露光部
分で高濃度を有し、露光部分で低濃度を有し、結果とし
て良好なコントラストを有することを知ることができ
る。
【0055】実施例 2
【0056】試料3:170mg/m2 の量でのビニリ
デンクロライド(88モル%)、メチルアクリレート
(10モル%)及びイタコン酸(2モル%)の共重合体
の層を設けたポリエチレンテレフタレート支持体に、記
録層としてビスマス層を真空蒸着した、その光学濃度は
4.4であった。次にこの記録層に、試料2について述
べた表面層で被覆し、これも試料2について記載した如
く硬化した。
【0057】試料4:試料3におけるビスマス記録層の
光学濃度を3.7とし、表面層を、ビニルアルコール
(11モル%)、ビニルアセテート(1モル%)、ビニ
ルブチラール(88モル%)の共重合体(Monsantoから
入手してBUTVAR 76)の0.5g/m2 の層で
置換して試料3と同様の記録材料を作った。
【0058】試料5:試料3における表面層を、ポリメ
チルメタクリレートの0.5g/m2 の層で置換して、
試料3と同様の記録材料を作った。
【0059】試料6:試料3におけるビスマス記録層の
光学濃度を4.7とし、表面層を、スチレン(85モル
%)及びブタジエン(15モル%)の共重合体(Goodye
arから入手したPliolite S5B)の0.5g/m2
層で置換して、試料3と同様の記録材料を作った。
【0060】試料3〜6の各々を実施例1に記載した如
く露光し、かつ処理し、実施例1に記載した如くDmi
n及びDmaxを測定した。得られた結果は下記の通り
であった。
【0061】
【0062】各試料について、得られた像は非露光部で
高濃度を有し、そして露光部で低濃度を有し、結果とし
て良好なコントラストを有することを知ることができ
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)支持体上に、放射線を熱に変換す
    る物質及び像形成物質を含有する記録層を含有するヒー
    トモード記録材料を像に従って露光する工程、 (2)露光部域で前記記録層を分解する工程、及び (3)前記ヒートモード記録材料を摩擦して露光部域に
    おける前記記録層を除去する工程 を特徴とする像を製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記放射線を熱に変換する物質及び前記
    形成物質が同じ化合物であることを特徴とする請求項1
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記放射線を熱に変換する物質が、カー
    ボンブラック又は金属であることを特徴とする請求項2
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記ヒートモード記録材料が、更に前記
    記録層の上に表面層を含有することを特徴とする請求項
    1〜3の何れか1項の方法。
  5. 【請求項5】 前記記録層及び表面層の合計の厚さが5
    μm以下であることを特徴とする請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 前記表面層が、ケイ素樹脂を含有するこ
    とを特徴とする請求項6の方法。
  7. 【請求項7】 前記ヒートモード記録材料が、前記記録
    層中に及び/又は前記支持体と前記記録層の間の任意層
    中に共有結合した塩素を含有する重合体を更に含有する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項の方法。
  8. 【請求項8】 前記記録層の厚さが、2.5μm以下で
    あることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記像に従った露光をレーザーで行うこ
    とを特徴とする請求項1〜8の何れか1項の方法。
  10. 【請求項10】 疎油性又は親油性ベース及び感光性被
    覆を含有する平版印刷版プリカーサーを、原画として請
    求項1〜9の何れか1項の方法により得ることのできる
    像を用いて像に従って露光し、かくして平版印刷版プリ
    カーサーの現像後、それぞれ親油性部分又は疎油性部分
    の像に従ったパターンを疎油性又は親油性ベース上に形
    成することを特徴とする平版印刷版の製造方法。
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