JPH0656345U - コンクリート圧送用テーパ管 - Google Patents
コンクリート圧送用テーパ管Info
- Publication number
- JPH0656345U JPH0656345U JP285293U JP285293U JPH0656345U JP H0656345 U JPH0656345 U JP H0656345U JP 285293 U JP285293 U JP 285293U JP 285293 U JP285293 U JP 285293U JP H0656345 U JPH0656345 U JP H0656345U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水分の少ない硬質コンクリートの圧送におい
ても管内閉塞を起こすことなく、スムーズにコンクリー
トを圧送することができるコンクリート圧送用テーパ管
を提供することを目的とする。 【構成】 入口31 から出口32 に向かって管径が徐々
に絞られたコンクリート圧送用テーパ管3a,3b又は
3cにおいて、該テーパ管3a,3b又は3cの長手方
向における略中間点の管径を入口31 の管径と出口32
の管径との和の半分より小さくなるように構成した。
ても管内閉塞を起こすことなく、スムーズにコンクリー
トを圧送することができるコンクリート圧送用テーパ管
を提供することを目的とする。 【構成】 入口31 から出口32 に向かって管径が徐々
に絞られたコンクリート圧送用テーパ管3a,3b又は
3cにおいて、該テーパ管3a,3b又は3cの長手方
向における略中間点の管径を入口31 の管径と出口32
の管径との和の半分より小さくなるように構成した。
Description
【0001】
本考案はコンクリート圧送用テーパ管に関し、特に台車上に載置したポールや パイプ等の構造物の型枠内へ定置式のコンクリートポンプから注入管を介してコ ンクリートを供給する際に、コンクリートポンプと注入管との間に介装されるコ ンクリート圧送用テーパ管に関する。
【0002】
従来、コンクリートの圧送に用いるテーパ管(絞り管)Pは、図5に示される ように、その一端P1 (入口)から他端P2 (出口)まで直線的に延びる一定の 傾斜によって絞られた周面を有している。
【0003】
ところが、このようなテーパ管Pを用いてコンクリートの圧送を行なうと、管 内閉塞(アーチング)が出口(絞り終端)P2 付近でほとんど発生することが経 験的に知られている。
【0004】 特に、強度を要求されるポールやパイプ等の構造物の製造にあっては、良質の コンクリート材を得るために水の含有量を抑え流動性に乏しい硬質コンクリート が用いられるので、管内閉塞が発生し易い。
【0005】 その原因として考えられることは、図5に示すように、傾斜が一定であるテー パ管では、入口P1 付近のX1 −X2 間の太径部でも出口P2 付近のX4 −X5 間の比較的細径部でも半径方向に絞られる量δ(絞り率)は一定であるので、管 内に圧入されるコンクリートの自由度が減少するX4 −X5 間の細径部において コンクリートの内部摩擦およびコンクリートと管壁との間の摩擦が集中するため である。
【0006】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたもので、その目的とする ところは、水分の少ない硬質コンクリートの圧送においても管内閉塞を起こすこ となく、スムーズにコンクリートを圧送することができるコンクリート圧送用テ ーパ管を提供することにある。
【0007】
本考案は、入口から出口に向かって径が徐々に絞られたコンクリート圧送用テ ーパ管において、該テーパ管の長手方向における略中間点の径を前記入口の径と 前記出口の径との和の半分より小さくしたことを特徴とする。
【0008】
本考案においては、圧入されたコンクリートの自由度が充分にある管径の大き な入口付近において絞りを比較的大きくし、コンクリートの自由度が減少する管 径の小さい出口付近では絞りを軽減することによってコンクリートの管内閉塞が 防止される。
【0009】
以下、図1乃至図4に示した実施例に関連して本考案を説明する。
【0010】 図1は、本考案のコンクリート圧送用テーパ管を用いたコンクリート製構造物 、例えばコンクリート製ポール、を製造するための定置式プラントの概略全体構 成図であり、図示しないコンクリートプラントで成生され、且つ運ばれたコンク リート1は定置されたコンクリートポンプ2内に注入され、ここからテーパ管3 および注入管4を介して台車5上に載置された型枠6内に圧送される。尚、参照 文字7は注入管支持台である。
【0011】 注入管4は型枠6内に組み込まれた鉄筋8の中に挿入されるので、あまり太径 の管を用いることはできない。コンクリート製ポールを製造する場合、例えば3 1/2B 乃至2 1/4B のサイズの管が好適に用いられている。また、注入管の全長 は約20メートルまたはそれ以内である。
【0012】 テーパ管3の第1実施例が図2に示される。第1実施例のテーパ管3aは、図 2から明らかなように、入口31 を有する第1セクションX1 −X2 、第2セク ションX2 −X3 、第3セクションX3 −X4 ならびに出口32 を有する第4セ クションX4 −X5 までの4本のテーパ短管を適宜の連絡手段(図示せず)を介 して順次連結しており、各セクションのテーパの傾斜は出口に近ずくセクション ほど緩やかな傾斜になっている。さらに、テーパ管3aにおいては、その中間部 X3 における管径(内径)をDm 、入口31 の管径をD1 、そして出口32 の管 径をD2 とすると、Dm <(D1 +D2 )/2と云う条件、すなわちテーパ管3 aの中間点X3 の管径が入口31 の管径と出口32 の管径との和の半分より小さ いと云う条件を満たすようになっている。
【0013】 言い換えれば、テーパ管3aの管径の絞り率は入口31 付近が一番大きく、其 の後徐々に小さくなり出口32 付近がもっとも小さくなっている。
【0014】 上記した条件を有するテーパ管3aによってコンクリートが圧送されると、従 来では管内閉塞を発生するはずの第4セクションX4 −X5 において、管径の絞 り率が小さくなっていることからコンクリートの内部摩擦およびコンクリートと 管壁との間の摩擦がこの部分に集中しないので、この部分における管内閉塞の発 生が抑えられる。
【0015】 一方、第4セクションX4 −X5 において管内閉塞が発生し難くなる分、第1 セクションX1 −X2 における管内閉塞の発生確率は高くなるが、第1セクショ ンX1 −X2 は管径が大きく、コンクリートに充分な自由度があるので、管内閉 塞は事実上起こり難い。
【0016】 図3および図4に本考案の第2および第3実施例をそれぞれ示す。
【0017】 第2実施例のテーパ管3bによれば、図3から明らかなように、入口31 から 出口32 まで延びる周面のテーパが、入口31 を有する第1セクションX1 −X 2 および出口32 を有する第3セクションX3 −X4 の2本のテーパ短管におい ては、互いに傾斜の異なる直線部からそれぞれ成り、また中間部に相当する第2 セクションX2 −X3 のテーパ短管においては、2つの直線部と両端において連 結される滑らかな曲線部から成る。上記3本のテーパ短管は図示しない連結手段 によってそれぞれ連結されている。
【0018】 さらに、第3実施例のテーパ管3cによれば、図4から明らかなように、入口 31 から出口32 まで延びる周面のテーパが全体にわたって緩やかな曲率を有す る滑らかな曲線から成る。
【0019】 尚、上記第2および第3実施例の各テーパ管においても第1実施例のテーパ管 におけるのと同じ条件を備えていることは言うまでもない。
【0020】
以上述べた通り、本考案によれば、圧入されたコンクリートの自由度が充分に ある管径の大きな入口付近においては絞りを比較的大きくし、コンクリートの自 由度が減少する管径の小さい出口付近では絞りを軽減したコンクリート圧送用テ ーパ管が提供されるので、出口付近における管内閉塞が防止され、コンクリート のスムーズな且つ高効率な圧送が達成される。
【図1】本考案のコンクリート圧送用テーパ管を用いた
コンクリート構造物を製造するための定置式プラントの
概略全体構成図である。
コンクリート構造物を製造するための定置式プラントの
概略全体構成図である。
【図2】本考案のコンクリート圧送用テーパ管の一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図3】本考案のコンクリート圧送用テーパ管の他の実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図4】本考案のコンクリート圧送用テーパ管のさらに
他の実施例を示す断面図である。
他の実施例を示す断面図である。
【図5】従来のコンクリート圧送用テーパ管を示す断面
図である。
図である。
3、3a、3b、3c テーパ管 31 入口 32 出口
Claims (5)
- 【請求項1】 入口から出口に向かって管径が徐々に絞
られたコンクリート圧送用テーパ管において、該テーパ
管の長手方向における略中間点の管径を前記入口の管径
と前記出口の管径との和の半分より小さくしたことを特
徴とするコンクリート圧送用テーパ管。 - 【請求項2】 前記入口付近における管径の絞り率が前
記出口付近における管径の絞り率より大きいことを特徴
とする請求項1に記載のコンクリート圧送用テーパ管。 - 【請求項3】 前記管の入口から出口まで延びる周面の
テーパが、出口に近ずくに従って緩やかな傾斜となるよ
うにそれぞれ異なる傾斜を有する複数個の直線部の組み
合わせから成ることを特徴とする請求項1および2のい
ずれか1項に記載のコンクリート圧送用テーパ管。 - 【請求項4】 前記管の入口から出口まで延びる周面の
テーパが、入口付近と出口付近ではそれぞれ傾斜の異な
る直線部から成り、その中間部が前記2つの直線部と連
結される滑らかな曲線部から成ることを特徴とする請求
項1および2のいずれか1項に記載のコンクリート圧送
用テーパ管。 - 【請求項5】 前記管の入口から出口まで延びる周面の
テーパが、全体にわたって緩やかな曲率を有する滑らか
な曲線から成ることを特徴とする請求項1および2のい
ずれか1項に記載のコンクリート圧送用テーパ管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993002852U JPH0740600Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | コンクリート圧送用テーパ管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993002852U JPH0740600Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | コンクリート圧送用テーパ管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656345U true JPH0656345U (ja) | 1994-08-05 |
| JPH0740600Y2 JPH0740600Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=11540930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993002852U Expired - Lifetime JPH0740600Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | コンクリート圧送用テーパ管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740600Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109578268A (zh) * | 2019-01-15 | 2019-04-05 | 湖南新达力管业有限公司 | 一种泵管 |
| JP2024075474A (ja) * | 2022-11-22 | 2024-06-03 | 株式会社川口組 | 生モルタルや生コンクリートの圧送装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58122560A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-21 | スペクトラム、サイエンセズ、ベーヴェー | 電子写真法及び現像組成物 |
| JPS6128670A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | 技術資源開発株式会社 | 湿式吹付け方法 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP1993002852U patent/JPH0740600Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58122560A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-07-21 | スペクトラム、サイエンセズ、ベーヴェー | 電子写真法及び現像組成物 |
| JPS6128670A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | 技術資源開発株式会社 | 湿式吹付け方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109578268A (zh) * | 2019-01-15 | 2019-04-05 | 湖南新达力管业有限公司 | 一种泵管 |
| JP2024075474A (ja) * | 2022-11-22 | 2024-06-03 | 株式会社川口組 | 生モルタルや生コンクリートの圧送装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0740600Y2 (ja) | 1995-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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