JPH0656362A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JPH0656362A
JPH0656362A JP4211569A JP21156992A JPH0656362A JP H0656362 A JPH0656362 A JP H0656362A JP 4211569 A JP4211569 A JP 4211569A JP 21156992 A JP21156992 A JP 21156992A JP H0656362 A JPH0656362 A JP H0656362A
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Yasushi Sakuma
裕史 佐久間
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守点検作業時におけるかご停止位置を自動
設定して自動停止させることができるエレベータの制御
装置を得る。 【構成】 端末器の記憶部にはかご位置設定運転により
作業内容に応じたかご停止位置が記憶されている。この
状態で、まず、保守作業内容を確認し、その運転指令を
与える(S51,S52)。運転指令は主制御装置にデ
ータ伝送されてかごは昇降制御される。この時、主制御
装置のCPUにより、回転数計によるパルス信号の計数
値に基づきかご位置が演算され、端末器にデータ伝送さ
れる(S53)。端末器の制御手段は、パルス信号の計
数値に基づいた演算されたかご位置が記憶部に設定記憶
されたかご停止位置と一致するか否かを判断し(S5
4)、一致している場合には停止指令を主制御装置にデ
ータ伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータの制御装
置に関し、特に保守点検時における作業効率の向上を図
るためのかご位置を制御する場合に好適なエレベータの
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通常のエレベータの自動運転時に
おいて、運行管理システムを点検するためのエレベータ
の点検装置として、例えば特公昭62−3077号公報に示す
ものがあった。この先行技術はエレベータのかごを決め
られた階床間運行させる際にスムーズな運行を図るため
の点検装置を開示したもので、かごの停止位置は通常の
着床位置にのみ停止させるようになされていた。
【0003】しかしながら、保守点検時、きめ細かい作
業を行うためには、エレベータのかごを通常の着床位置
以外にも移動させて保守点検を行う必要があり、このよ
うな場合、手動運転用のUP/DOWNスイッチの操作
により人為的にかごを移動させることが必要である。そ
して、このような保守点検時の手動運転では、かごを乗
場位置とは無関係な位置へ移動停止させる際、ロープの
マーキングや感覚を頼りにかご位置を設定するしかなか
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述した従来
のエレベータの制御装置では、保守点検時に乗場位置と
は無関係な位置にかごを移動停止させるために、起動と
停止制御を繰り返すことになり、作業の能率を低下させ
るという問題点があった。また、1人での作業時におい
て、ピット内等にてかごを動かしたい時等にも運転する
手段がない場合や、乗場からかご廻り機器を点検する
際、かご位置設定が困難なこともある。
【0005】この発明は上述した従来例における問題点
を解決するためになされたもので、保守点検作業時にお
けるかご停止位置を自動設定して自動停止させることが
できるエレベータの制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの制御装置は、エレベータのかごの移動量に比例した
パルスを発生する手段と、上記パルスの計数値に基づい
てかご位置を演算しかごを昇降制御する主制御装置とを
備えたエレベータの制御装置において、保守点検時の作
業内容に応じたかごの停止位置データを記憶する記憶部
と、上記主制御装置と有線または無線通信によりデータ
伝送するデータ伝送手段と、このデータ伝送手段を介し
て上記主制御装置からかご位置を取り込み上記記憶部に
停止位置データを設定記憶すると共に、その記憶された
停止位置データに基づいてかごを移動及び停止制御する
制御指令を上記主制御装置に送出する制御手段とを有す
る端末器を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のような構成を備えるエレベータの制御装
置において、端末器は、データ伝送手段により主制御装
置と有線または無線通信が可能で、端末器の制御手段
は、データ伝送手段を介して主制御装置からかご位置を
取り込み記憶部に停止位置データを記憶設定すると共
に、その記憶された停止位置データを基にかごを移動及
び停止制御する制御指令をデータ伝送手段を介して主制
御装置に送出することにより、保守点検時の作業内容に
応じたかごの停止位置の設定と移動及び位置制御を自動
化する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1はエレベータの制御装置における主要な構
成図を示し、図1において、1はエレベータの駆動機、
2は駆動機1のシーブに巻き掛けられた主索であり、こ
の主索2の垂下両端にかご3と釣合おもり4とが結合さ
れている。
【0009】また、5は駆動機1の回転数、つまりかご
3の移動量に対応したパルス出力を発するパルス発生器
からなる回転数計、6は駆動機1の起動、停止、加速、
減速及びかご3の運行等のプログラムを有し、上記回転
数計5の出力を取り込んで駆動機1を制御する主制御装
置で、図2に示すように、I/Oポート6aと、RAM
6bとCPU6c及びROM6dを有するコンピュータ
6eを備えている。
【0010】また、7は保守点検を行う際に作業員が携
帯する端末器で、データ伝送手段をなす接続手段8また
は無線通信手段9を介して上記主制御装置6と接続して
データ伝送することができるようになされ、この端末器
7は、作業内容に応じたかご停止位置の情報を記憶する
記憶部を備えると共に、上記主制御装置6からのかご位
置情報と記憶部に記憶された情報とに基づきエレベータ
の起動指令及び停止指令を主制御装置6にデータ伝送し
て運転制御する制御手段を備えている。
【0011】なお、上記主制御装置6には端末器7との
無線通信に対応して無線通信手段10が備えられる。ま
た、上記端末器7の接続手段8は、図1に示すように、
かご3の内外または昇降路内の任意の場所または主制御
装置6に設けられており、携帯用の端末器7と主制御装
置6との間のデータ伝送を可能にしており、また、無線
通信手段を介したデータ伝送時は同一ビル内であれば使
用可能になっている。
【0012】次に、上記のように構成されたエレベータ
の制御装置の動作を図3ないし図5に示すフローチャー
トに基づいて説明する。図3はかごに搭乗して実際に行
う作業の流れを示したもので、先ず、保守作業用の携帯
型端末器7を接続手段8を介して主制御装置6に接続し
(S31)、作業内容を確認した後(S32)、作業開
始指令を主制御装置6に対して発し(S33)、その作
業内容に応じたかご位置設定運転を行う(S34)。そ
して、設定運転後は、かご上に搭乗して設定運転に従っ
た保守点検作業が行われる(S35)。
【0013】図4は上記ステップS34における具体的
なかご位置設定運転時の流れを示すフローチャートであ
る。先ず、端末器7からのかご位置設定運転の指令に基
づき、主制御装置6のROM6dに格納されたかご停止
位置設定プログラムが起動し(S41)、昇降指令が発
せられる(S42)。その昇降に伴うかご3の移動量に
応じたパルスが回転数計5から出力され、CPU6cは
そのカウント値に基づいてかご位置を演算する(S4
3)。
【0014】そして、操作員による手動による昇降指令
が絶えたらその時のカウント値、つまり停止位置が記憶
される(S44,S45)。その後、上記主制御装置6
によるかご停止位置は端末器7にデータ伝送され、端末
器7内の記憶部に記憶される(S46)。そして、上述
した設定パターンを繰り返して作業内容に応じた停止位
置データが端末器7の記憶部に記憶されてかご位置設定
運転は終了する(S47)。
【0015】次に、図5は上述したかご位置設定後の実
際の保守点検時の流れを示すフローチャートである。こ
の場合、端末器7の記憶部には上述したかご位置設定運
転により作業内容に応じたかご停止位置が記憶されてい
る。まず、保守作業内容を確認し、その運転指令を与え
る(S51,S52)。運転指令は主制御装置6にデー
タ伝送されてかご3は昇降制御される。
【0016】この時、主制御装置6のCPU6cによ
り、回転数計5によるパルス信号の計数値に基づきかご
位置が演算され、端末器7にデータ伝送される(S5
3)。端末器7の制御手段は、パルス信号の計数値に基
づいた演算されたかご位置が記憶部に設定記憶されたか
ご停止位置と一致するか否かを判断し(S54)、一致
している場合には停止指令を主制御装置6にデータ伝送
する。
【0017】このようにして保守点検時に作業内容に応
じたかご停止位置を設定し、かご移動量に比例したパル
スの計数値に基づき設定したかご停止位置にかごを停止
制御することができるので、保守点検時の作業効率の向
上を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、かご
を昇降制御する主制御装置との間で有線または無線通信
によりデータ伝送する端末器の記憶部に、保守点検時の
作業内容に応じたかごの停止位置データを設定記憶する
と共に、端末器の制御手段によりかごの移動量に応じた
パルスの計数値に基づくかご位置と上記記憶部に記憶さ
れた停止位置データとに基づいてかごの制御指令を主制
御装置にデータ伝送するようにしたので、保守点検時の
作業内容に応じたかご停止位置の設定及びその停止制御
が自動化され、作業効率の向上を図ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるエレベータの制御装
置を示す全体構成図である。
【図2】図1の主制御装置6の内部構成図である。
【図3】この発明の一実施例による全体操作の流れを示
すフローチャートである。
【図4】図3のかご位置設定運転の詳細な流れを示すフ
ローチャートである。
【図5】図4による設定に基づきかごの停止位置制御の
流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 かご 5 回転数計 6 主制御装置 7 端末器 8 接続手段 9 無線通信手段 10 無線通信手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのかごの移動量に比例したパ
    ルスを発生する手段と、上記パルスの計数値に基づいて
    かご位置を演算しかごを昇降制御する主制御装置とを備
    えたエレベータの制御装置において、保守点検時の作業
    内容に応じたかごの停止位置データを記憶する記憶部
    と、上記主制御装置と有線または無線通信によりデータ
    伝送するデータ伝送手段と、このデータ伝送手段を介し
    て上記主制御装置からかご位置を取り込み上記記憶部に
    停止位置データを設定記憶すると共に、その記憶された
    停止位置データに基づいてかごを移動及び停止制御する
    制御指令を上記主制御装置に送出する制御手段とを有す
    る端末器を備えたことを特徴とするエレベータの制御装
    置。
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