JPH0656407B2 - ある体積体のnmr作用を測定する装置 - Google Patents

ある体積体のnmr作用を測定する装置

Info

Publication number
JPH0656407B2
JPH0656407B2 JP59112171A JP11217184A JPH0656407B2 JP H0656407 B2 JPH0656407 B2 JP H0656407B2 JP 59112171 A JP59112171 A JP 59112171A JP 11217184 A JP11217184 A JP 11217184A JP H0656407 B2 JPH0656407 B2 JP H0656407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
gradient
volume
frequency
magnetic field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59112171A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6069541A (ja
Inventor
マコフスキー アルバート
Original Assignee
アルバ−ト マコフスキ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルバ−ト マコフスキ− filed Critical アルバ−ト マコフスキ−
Publication of JPS6069541A publication Critical patent/JPS6069541A/ja
Publication of JPH0656407B2 publication Critical patent/JPH0656407B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N24/00Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/4818MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space
    • G01R33/482MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/36Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
    • G01R33/3621NMR receivers or demodulators, e.g. preamplifiers, means for frequency modulation of the MR signal using a digital down converter, means for analog to digital conversion [ADC] or for filtering or processing of the MR signal such as bandpass filtering, resampling, decimation or interpolation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はNMR(核磁気共鳴)造影に係る。本発明は、
その主たる使用目的においては、同時データ収集により
或る体積体の全ての領域のNMRパラメータを定めるこ
とに係る。
従来の技術 最近、NMR造影の問題に著しい注目が集められてい
る。基本的な問題としては、或る体積体内の特定の局部
領域で種々のNMRパラメータを測定する場合の空間的
な位置設定の問題がある。この位置設定の問題に最も大
きく寄与する方法の1つは、Waldo S.Hinshaw 氏の感知
点法である。これは、1967年、8月のJournal of A
pplied Physics第47巻の第3709−3721頁に掲
載された”核磁気共鳴による像形成:感知点法”と題す
るHinshaw 氏の論文、並びにW.S.Moore 氏及びW.S.Hins
haw 氏の英国特許第1,508,438号及び米国特許
第4,015,196号に開示されている。
基本的な方法では、経時変化磁界即ち交流勾配磁界を使
用する。その最も簡単な例では、周波数の異る交流勾配
磁界を3つの軸全部にかける。次いで、復調した信号を
積分し、一時的な変化を全て除去する。従って、これに
より形成される積分信号は、種々の勾配磁界のゼロ領域
のみに感じるものとなる。3つの全交流勾配磁界のゼロ
点に対応する空間内の1点が積分出力信号を与える。像
を形成するため、このゼロ点を動かすように交流勾配磁
界を変える。この方法は、効果的であるが、一度に1点
しかデータ収集できず、然も各点で相当の積分時間を要
するので、時間のかゝる方法である。
注目すべきことに、英国特許第1,508,438号に
は、体積内の各点が、体積内の他の点で形成される信号
と区別できるような独特の時間従属関係にあることが示
されている。然し乍ら、今日まで出版されたいかなる文
献においても、ゼロ点以外の点を調べる方法は全く示さ
れておらず、従って、上記方法は、効果的ではあるが、
非常に時間のかゝるものとなっている。このように速度
が通常遅いために、上記方法は一般的な像形成の用途に
は利用されず、他の方法が主流となっている。現在上記
方法が利用されているのは、所望の局部領域のNMRス
ペクトルを調査することのできる局部的な分光測定だけ
である。これについての1つの例が、1982年、Jour
nal of Magnetic Resonance第50巻、第339−34
4頁に掲載された”感知点法による31P核磁気共鳴信号
の空間的位置設定”と題するKatherine N.Soctt 氏等の
論文に示されている。
前記したように、3つの交流勾配信号を使用した後に積
分を行なうことにより、特定の点が分離される。同様
に、同じゼロ現象を用いると、2つの交流勾配で線が分
離され、そして1つの交流勾配で面が分離される。線又
は面の使用は、投影による再構成を含むような色々の複
合造影システムの1部分となり得る。更に、所要の直交
性を与えるように、交流勾配磁界のうちの2つを同じ周
波数にして位相を90゜ずらすことができる。感知点法
についての注目すべき変更が、Waldo S.Hinshaw 氏発明
の英国特許第1,601,816号に開示されており、
ここでは、点の線配列体からデータが同時に収集され
る。更に、交流勾配、例えば、2つの直交する正弦波が
2つの軸に加えられ、第3の軸には静止勾配が加えられ
る。交流信号のろ波により、ゼロ面の交差で画成された
線についてのデータ収集に限度が生じる。然し、静止勾
配があるため、ゼロ線に沿った各点が異った周波数を呈
する。従って、ろ波された信号をフーリエ変換すること
により、ゼロ線に沿った点に関する同時情報が与えられ
る。然し乍ら、交流勾配を変えて新たな線を解析する
(これは、データ収集時間が長くかかるという問題を伴
なう)のではなく、他の線における点の作用を調べると
いう方法は示されていない。
然し乍ら、或る方法では、平面内の多数の点からデータ
が同時に収集される。エコー平面方式として知られてい
るこの方法は、1978年、Journal of Magnetic Reso
nance 第29巻の第355頁に掲載されたP.Mansfield
及びI.L.Pykett氏著による論文に述べられている。又、
1982年、Academic Press出版のP.Mansfield 及びP.
G.Morris著の文献”生医学におけるNMR造影”にも述
べられている。この方法では、xy平面を励磁し、それ
により生じる信号を受信する間に、静止勾配をx方向に
かけ、そして方形波勾配をy方向にかける。方形波勾配
は、本質的に、各領域のy位置に基づいた周波数で各領
域を振巾変調したものである。周期的な変調により、y
方向に沿った個々の領域から信号が受信され、これらは
各々異った周波数を呈する。これら個々のy位置は、静
止勾配によりx座標を表わす連続的な周波数スペクトル
において重畳される。従って、各々の周波数は、全ての
情報が同時に収集されるような空間位置を表わす。
この方式には、多数の問題がある。先ず、個々の周波数
を形成する変調技術により、データ収集がy方向の個々
の位置に限定され、全ての領域をアクセスできるのでは
ない。又、この変調技術では、Mansfield 氏も指摘して
いる通り、マトリクスの大きさ、即ち、システムの分解
能に制約がある。更に、この方法は、理論的には、更に
別の変調されたz勾配を使用することにより3つの次元
全部のデータを収集するように適用できるが、これによ
ってスペクトルが甚しく複雑になり、出版された文献に
関する限り再考の余地がある。
この技術は、信号の周波数スペクトルの特定領域によっ
て各空間位置が表わされるという点で本質的に制約があ
る。
上記エコー平面方式に変更を加えたものが、1981
年、Journal of Magnetic Resonance 第42巻の第19
3−202頁に掲載された”NMRエコー平面技術のた
めの像の再構成、及び連続的なデータ収集を可能にする
ための応用(Image Reconstruction for the NMR Echo-
Planar Technique, and for a Proposed Adaptation to
Allow Continuous Data Acquisition)”と題するM.M.T
ropper 氏の論文に述べられている。エコー平面方式の
場合と同様に、信号受信時間中に1つの静止勾配と1つ
の経時変化勾配とを用いて単一の平面からデータが収集
される。然し乍ら、信号の処理の仕方で、信号がより効
率的に利用される。然し乍ら、上記論文に示された特定
の処理システムは、独特のサンプリングシーケンスを行
なった後に各々の像点に対してフーリエ交換を行なうと
いう点で、かなり複雑である。然し、最初のエコー平面
方法に勝る性能改善が与えらえる。上記の論文では、全
体積から同時に情報を収集することについては述べられ
ていない。
発明の目的 本発明の目的は、或る領域の複数の点についてのNMR
作用に関する情報を同時に収集することである。
本発明の更に別の目的は、動きの影響をなくすようにN
MR作用に関する情報を高速度で収集することである。
本発明の更に別の目的は、或る領域の多数の点からNM
R分光データを同時に収集することである。
本発明の更に別の目的は、或る領域の多数の点から流量
データを同時に収集することである。
本発明の更に別の目的は、主磁界の非均質さに比較的影
響されないようにしてNMRデータを収集することであ
る。
発明の構成 簡単に説明すると、本発明によれば、1つ以上の経時変
化交流勾配磁界を使用しながら、NMR信号が受信され
る。これらの受信信号は、勾配信号の関数で変調された
信号を用いてヘテロダイン即ち乗算される。或いは又、
これと同等の作動においては、信号スペクトルが乗算信
号のスペクトルで畳込みされる。これにより生じる積分
信号は、励磁された領域の所望の点のNMR作用を表わ
すことができる。スペクトル、密度、緩和時間又は流量
を含むNMRパラメータを取り出すことができる。
本発明を更に理解するため、添付図面を参照して多数の
実施例を詳細に説明する。
実施例 本発明の一般的な特徴は、対称物10のNMRパラメー
タを造影する第1図を説明することによって最も良く理
解されよう。一般に、例えば、コイル16及び17で励
磁される磁極片13及び14を用いて主たる軸方向磁界
が発生される。コイル16及び17は、直流電源V1に
よって駆動され、体積体(対象物)10の当該領域全体
に実質的に均一な磁界を形成するように同じ方向に磁界
を発生する。この磁界は、このシステムにおいて最も強
い磁界であり、その強度は1ないし10キロガウス程度
である。このコイル及び他のコイルに対し、単に接続を
示す便宜的なやり方として文字対A−Eを用いる。
勾配コイルを用いて特定の領域が選択される。コイル1
8及び19は、電源V2によって駆動されて、z方向に
勾配磁界を形成する。同様に、コイル23及び24は、
対称物10の両側に配置され、電源V3によって駆動さ
れて、x方向に勾配磁界を形成する。コイル20及び2
5は、電源V5によって駆動されて、y勾配磁界を形成
する。均一磁界を形成するコイル16及び17とは異
り、これらの勾配コイルは、各々の方向に変化する磁界
を形成するように互いに対抗するようになっている。
コイル21及び22は、送信器及び受信器の両方の機能
を果たす高周波コイルである。これらコイルは、体積体
10内に実質的に均一な磁界を形成するように同一方向
に磁界を発生する。スイッチ27を送信位置26に入れ
た時には、電源V4を用いて、体積体10内の磁気スピ
ンが励磁される。スイッチ27を受信位置に入れた時に
は、体積体10内の磁気スピンから信号31が受信され
る。これら信号は、プロセッサ29で処理されて、NM
Rパラメータの種々の像が表示装置30に表示される。
送信及び受信の両方に対して単一の高周波コイル系統2
1及び22が示されているが、多くの装置では、便宜
上、送信バースト後の結合を最小限にするために個別の
送信コイル及び受信コイルが使用される。これらの場合
には、送信コイルが端子26に永久的に接続されてV4
によって駆動され、一方、受信コイルが端子31に永久
的に接続されて、プロセッサ29に信号を供給すること
が明らかである。別々の組のコイルを用いたシステムに
おいては、結合を最小にするように各々の軸を直角に
し、そして両軸をz軸に垂直にするのがしばしば有用で
ある。従って、別組の受信コイルを追加する場合には、
これらが勾配コイル23及び24に平行にされる。
励磁信号V4、勾配信号V2、V3、及びV5、並びに
プロセッサ29の色々な組合せを用いて、体積体10の
特定のパラメータ及び領域を調べることができる。
前記したように、感知点法、感知線法或いは感知面法で
は、1つ以上の交流勾配が使用される。これにより形成
されて復調された信号は、交流磁界のゼロ領域を表わす
ように積分される。説明を簡単にするため、単一勾配の
磁界について述べる。
∂m/∂t=−m{iω+iγGycosωt-t/t} 但し、mは磁気モーメントであり、γは磁気回転定数で
あり、Gはy方向の勾配振巾であり、ωは交流勾配周
波数であり、そしてTはスピン緩和時間である。この
微分方程式を解くと、次ぎのようになる。
恒等式 を用いると、次ぎのようになる。但し、Jk(A) はk次の
ベッセル関数である。
但し、 である。この信号は、周波数ωoで同期をとって検出さ
れ、時間Tで積分されて、次ぎのようになる。
T≫T2である場合に、一定位相ファクタを無視すれ
ば、s(r)の実数部は、次ぎのようになる。
ωT2≫1の場合には、次ぎのように近似できる。
これで、応答がJ関数によって決定される場合に、応
答がy=0の付近に局所化されることになる。これは、
2つの問題を表わしている。即ち、第1に、データはゼ
ロ領域からしか得られずそして第2に、ゼロ領域におけ
る応答が非常に悪く、J関数に振動特性が与えられ
る。前記した文献に述べられたように、非同期であっ
て、開始時間tがランダムであるような一連の励磁を
平均化した場合には、一定位相ファクタではなくてe
iBの項もベッセル関数となる。これにより、次ぎのよ
うな空間応答が与えられる。
これにより、改善された応答 J0 2が与えられる。然し乍
ら、この J0 2でも、理想的な局所化関数としては望まし
いものではない。
2つの振動する勾配をx軸及びy軸に用いた場合には、
次式に応じて線に局所化される。
J0 2(γGy/ ωa) J0 2(γGy/ ωb) 但し、ωa 及びωb は、各々の勾配変調周波数である。
一方の勾配信号がcos ωmtで、他方の勾配信号がsin ω
mtであるような直角位相変調を用いると、これらの周波
数は同じになる。或る点へ局所化する場合には、第3の
周波数を用いて、第3の勾配軸を変調することができ
る。或いは又、第3の勾配を静止勾配とし、線に沿った
各点が別々の周波数に対応するように感知線法を構成す
ることもできる。各軸に沿った J0 2空間応答は、前記の
P.Mansfield 及びP.G.Morris氏の論文に述べられたよう
に非正弦波勾配信号を用いて変更し、次式で表わされる
応答関数を各次元に形成することができる。
但し、Πは積を表わし、gnは勾配信号の第n番目の高調
波を表わしている。もちろん、 J0 2は、前記したよう
に、勾配変調に対してランダムな位相をもった一連の励
磁を表わしている。応答を明確なものにすること方法に
は、重大な制約がある。先ず、第1に、この方法は、応
答パラメータを変えるような非常に融通性のある方法で
はない。第2に、非正弦波勾配信号は、これを発生する
ことが非常に困難であり、然も、効率の改善された共振
系の使用を妨げる。
第2図及び第3図は、所望の領域を選択するという基本
的な問題を解決するための基本的なシステムを示してい
る。説明を簡略化するため、1つの次元のみにおける局
所化について考え、全体積体から面を選択する。このた
め、勾配信号V2及びV5を無視する。高周波励磁信号
V4、セグメント40、は全体積体10を励磁する広帯
域信号であり、スイッチ27を送信位置から受信位置へ
入れた時にFID(自由誘導減衰)信号セグメント41
を出力信号31として形成するものと仮定する。x方向
に局所化を行なうため、信号セグマント42として示さ
れた交流勾配信号をV3、Gxとして用いる。前記論文
に述べられた分析の場合と同様に処理を行なって、これ
により得られた信号を積分する場合には、交流勾配のゼ
ロ領域に相当する平面区分が選択される。他の平面区分
からの信号が所望される場合には、ゼロ領域を別の平面
へ動かすように勾配コイル23及び24の相対的な振巾
が変えられる。前記したように、順次行なわれるもので
あって非常に時間のかゝる動作であり、システムを臨床
学的造影に不向きなものにする。
第3図を説明すれば、信号は、直接積分するのではな
く、先ず、ミクサ、即ちヘテロダイン乗算器50へ送ら
れる。この乗算器50は、入力信号を、次式で表わされ
たヘテロダイン信号、即ち混合信号55で乗算する。
v= exp{i ω1t + ik sin ωm ( t + t )} この分析信号方程式は、電気工学において一般に知られ
ているように使用される。この信号の実数部が物理信号
である。この信号は、異った搬送波周波数ω1 を有して
いるが、その位相もしくは周波数変調は、変調勾配信号
について前記した分析の場合と同じ式であることに注意
されたい。これらの正弦波信号を混合即ち乗算した時に
は、古典的な三角関数関係によって与えられるような和
及び差の信号が形成される。スーパーヘテロダイン受信
器において古典的に行なわれているように、フィルタを
使用して、和又は差の成分を選択することができる。こ
の例では、中心周波数が、ほゞω0 - ω1 であるような
フィルタ52即ち帯域フィルタを用いて、差の周波数成
分が選択される。フィルタ動作を簡単化するため、和の
スペクトルと差のスペクトルが充分分離されるようにω
1 を選択する。従って、フィルタされた出力、即ち信号
56は、次式で表わされる。
これは、信号m(t)に対する前記の式と同様である
が、次の2つの点が異なる。先ず、第1に、搬送波周波
数がωo - ω1 である。第2の更に重要なことは、正弦
波位相変調成分の振巾が になったことである。この信号は、前記したように処理
できる。先ず、この信号は、復調器53を用いて同期を
とって検出され、複素数の基礎帯域信号が与えられる。
復調器53は、周波数ωo - ω1 のサイン及びコサイン
乗算器を含むことができる。これらの直角位相復調器
は、NMR信号を処理するのに通常使用される。前記し
たように、この復調器の次に積分器54が設けられてお
り、これは、時間Tで積分を行なう。これにより生じる
応答も前記したように実数部であるが、これは次式で表
わされる。
ベッセル関数のゼロ領域は、ゼロ平面において、x=0
の点ではなくて、次ぎの点で生じることに注意された
い。
従って、このシステムでは、同じ交流勾配信号で局所化
領域を選択することができる。ヘテロダイン信号即ち乗
算信号の位相変調振巾Kが、これで完全に制御できるこ
とに注目されたい。このシステムを更に完全に利用する
1つの方法は、信号31を記憶することである。従っ
て、位相変調の値Kを変えてヘテロダイン信号を用いる
と、同じ励磁によっていかなる領域も選択できる。
FIDの励磁と勾配変調信号との間に任意の位相を用い
て第2図のシーケンスを繰り返えすことができる。前記
したように、これにより、各励磁毎に項eiBがランダム
に変化せしめられ、従って、ベッセル関数が平均値で与
えられる。それ故多励磁シーケンスの結果は、次ぎのよ
うになる。
これは、改善された J0 2応答を与え、然も、局所化を選
択できる。
以上、基本的なシステムを1つの次元について説明し
た。然し乍ら、第2図に示された方法では、体積体10
内のどの点でも選択できる三次元造影を行なうことがで
きる。第1に、本発明の一実施例では、或る領域が標準
的な形態で選択される。z勾配信号、セグメント43、
を用いると、特定の周波数の励磁信号40により、第1
図に平面28として示された特定の値zの平面が励磁さ
れる。これにより生じる信号FID41の間に、別の無
関係の周波数ωx 及びωy を有する交流勾配信号が、勾
配信号V3及びV5の信号セグメント42及び44とし
て与えられる。
この場合も、得られた信号31又はその記憶された信号
が、ヘテロダイン乗算器、即ちミクサ50に送られる。
ヘテロダイン信号55は、信号発生器51において、2
つの勾配変調信号V3及びV5を用いて搬送波信号cos
ω1tを位相変調することにより形成され、これにより次
ぎの信号が得られる。
v=exp {i ω1t+iKsinωx(t1+t)+i L sin ωy(t1 +t)} この場合も、勾配信号とFID励磁との間の非同期関係
を用いて、繰返し励磁信号を積分すると、次ぎのような
応答関数が得られる。
但し、選択されたz平面におけるx,y局所化点は、次
ぎの通りである。
これらは、完全に制御できる。便宜上、勾配振巾は、値
Gに等しいものとする。これらは、局所化領域が変化す
るにつれて異なったものになることが明らかであろう。
従って、第2図及び第3図に示された完全なシステムの
場合は、1組の記憶されたデータを用いて、選択された
平面内のどの点でも調べることができる。これは、順次
に領域からデータを収集する感知点方式又は感知線方式
の利用に顕著な変更をもたらす。
第2図及び第3図に示されたシステムは、選択された平
面内のあらゆる点からデータを収集する。体積体全体が
造影される場合には、種々の平面を選択するように色々
な周波数のバースト40を用いてシーケンスが繰返えさ
れる。然し乍ら、同じ考えに基づいて作動を続ける場合
は、互いに無関係の周波数をもつ3つの交流勾配を用い
ることによって体積体内の全ての点を同時に造影するこ
とができる。第2図をみると、この場合もFID41の
間に、勾配パルス43が除去され、これに代って第3の
周波数ωの交流勾配信号が使用される。又、勾配信号
V2がヘテロダイン信号発生器51に加えられ、次ぎの
ような信号55が形成される。
v= exp{i ω1t+iK sin ωx t +iLsin ωy t + iPsin ωz t} これにより得られる応答は、次ぎの通りである。
但し、K,L及びPは、収集され記憶された同じデータ
を用いて空間内のいずれかの点を調べるように選択され
る。
第3図の復調システムは、図示されたように一度に1点
からしかデータが取り出せないという点で、若干時間が
かゝる。然し乍ら、これら点の各々は、同じ受信データ
から導出されることを強調しておく。従って、患者は、
非常に短時間しか関与せず、これに伴なう処理は、全
て、患者が立ち去った後、オフラインで行なうことがで
きる。然し、処理時間や複雑さを減らすように多数の処
置をとることができる。例えば、各々が第3図に示した
ものと同じであって各々が記憶信号31を同時に復調す
るようにプロセッサ配列体を使用できる。もちろん、各
々のヘテロダイン信号55は位相変調の度合K,L及び
Pが異なり、それ故、別々の点を同時に表わす。
多数の点を造影するより融通性が高く且つ計算効率がよ
い方法では、第3図の周波数領域表示が使用される。従
って、時間領域での信号の乗算は、周波数領域での畳込
みと同等である。ここでも、簡略化のため、第2図のV
2及びV5を無視して1つの軸についてのみ考える。
交流勾配の存在中で受信信号31のスペクトルを観察
し、T2減衰による僅かな線の広がりを無視すると、次
ぎのスペクトルが得られる。
便宜上、分析信号に相当する片側スペクトルが使用され
る。上記の近似では、スペクトルが、一連の先鋭な線、
即ち、勾配周波数fで分離されたデルタ関数に近づ
く。各線の振巾mは、x方向における密度分布m0
(x)の関数である。
ヘテロダイン信号のスペクトルは、次の通りである。
これも位相変調周波数fで分離された線スペクトルの
配列体であり、各側波帯kの振巾は、位相変調ファク
タKによって決まる。受信信号31とヘテロダイン信号
55の乗算は、次に示すスペクトルの畳込みと等価であ
る。
これも、側波帯がfの整数倍だけ分離された新たな搬
送波周波数f−fを表わしている。これは、次のよ
うに書き直すことができる。
但し、 である。
本質的に、pfの各側波帯は、各々pfまで加えら
れる周波数nf+lfのあらゆる組合せで構成され
る。数学的処理では、無限の加算が示されることに注意
されたい。もちろん、実際上の問題として、著しい振巾
を有する側波帯は或る有限の数だけである。親指でおお
まかに測ると、著しい側波帯の数は、位相変調のラジア
ン数に等しい。
第3図に示したように、同期検出及び積分の後、搬送波
周波数の成分のみが残る。従って、Kによって決まる値
xの密度を表わしている所望の出力は、単にcoであ
り、これは次ぎのように表わされる。
は受信信号31のスペクトルを表わしており、k
はヘテロダイン信号のスペクトルを表わしており、k
は各々の値xに対して異なった一定振巾を有している。
それ故、第4図に示すように信号を処理することができ
る。先ず、デジタルフーリエ変換装置DFT60におい
てフーリエ変換が行なわれ、線スペクトルmが決ま
る。これは図示されたように信号31の直接的なフーリ
エ変換の実行を含むが、これは比較的周波数が高い信号
であり、それ故、比較的高価なA/Dコンバータを必要
とする。或いは又、簡単なヘテロダインミクサを用い
て、中心周波数を下げ、低い周波数において同じスペク
トルが現われるようにしてもよい。又、NMR受信器に
おいてしばしば行なわれているように、一対の同期式サ
イン及びコサイン積復調器を用いて、実数部及び虚数部
を別々に取り出すこともできる。これらは、60におい
てDFTシステムに個々に送ることができる。これらの
例のいずれにおいても、1組の線スペクトルmが与え
られる。
1組の定数k−nは、第3図の信号55に対応する線ス
ペクトルを表わしており、これらは、種々の空間領域に
対応する種々の位相変調ファクタKについて予め計算す
ることができる。これらの予め計算された定数の組は、
例えば、第4図にa,b,及びdと示されてい
る。或る特定を領域の応答を計算するため、m定数
が、乗算器61、65及び63において、予め計算され
たk−n定数、例えば、a,b,及びdと各々乗
算される。これにより得られた積は、各組の定数ごと
に、加算器62、66及び64において加算され、種々
の領域におけるNMR作用を表わす出力信号67、68
及び69が形成される。これらは、同様の作動により、
出力信号33を形成する。
予め計算された全組の重みを用いて、全動作を並列に行
なうことができる。又、重みk−nを順次変えながら、
単一の積及び和の構成を用いて別々の領域を表わすこと
ができる。更に、ハードウエアの複雑さと処理時間との
間をうまく兼合わせるように、並列処理と逐次処理とを
組合せて用いることができる。
この分析により、一次元例えば平面における局所化が示
される。第2図の平面励磁システムと共に用いた時に
は、線への分離が与えられる。点に分離するためには、
前記したように、更に別の交流勾配が必要とされる。前
記で述べたように、角周波数ω及びωの交流勾配が
使用されて、信号31の片側スペクトルが与えられる。
前記したように、復調は、位相変調ファクタK及びLを
使用し、復調信号を積分することにより、ヘテロダイン
の周波数領域等価体によって行なわれる。ヘテロダイン
信号は、次ぎのように表わされる。
これにより生じる信号は、次式で表わされる。
但し、 である。空間内の所与の点を表わすklqが与えられる
と、その点からの積分信号は、次式で表わされる。
これは所望の局所化を果たす。又、所望ならば、空間内
の全ての点に対し、k−n,−mを記憶することができ
る。従って、第4図のシステムを用いて、二次元の局所
化を、一次元の場合と同様に行なうことができる。この
場合、DFT60の出力は、更に広範な線スペクトルで
あり、このスペクトルmnmは更に多くの出力数を必要
とする。又、各組の記憶された乗算重み、例えば、6
1、63及び65も更に広いものとなる。一次元の局所
化及び二次元の局所化の両方の場合に含まれる基本的な
動作は、例ベクトルスペクトルと記憶されたマトリク
スとの乗算であり、kの各行は空間内の種々の点に対
して記憶された重みを表わしている。これは次ぎのよう
に表わされる。
ρ= 但し、は密度又はこれと同様の像を表わすベクトルで
ある。
更に計算効率のよい処理システムは、2つの次元の各々
を別々に処理するものである。例えば、第3図のシステ
ムを変更する場合は、2つのカスケード接続された乗算
器、即ち、ミクサを使用し、その各々の後に、別々の周
波数に同調されたフィルタを使用することができる。第
1のミクサ50は、 k sinωx t で位相変調されたヘテ
ロダイン信号55を有し、第2のミクサは、L sin ωy
t で位相変調され、これらは、単一のミクサの場合と異
なる。このようにして、選択されたx線に沿った全ての
yの値を網羅するようにLを変えて、位相変調ファクタ
Kを、x方向の所望の局所化に対してセットすることが
できる。或いは又、Lの値が各々異なる第2ミクサの並
列な配列体を、第1ミクサの後に使用することもでき
る。このようにして、xの値がKと共に選択されると、
それに対応する全てのyの値が同時に読み出される。従
って、第1ミクサは、xの値を通じてシーケンシングさ
れ、第2ミクサの配列体は全てのyの値を供給する。
計算効率を上げるためにx座標及びy座標を別々に処理
するこの一般的なシステムは、デジタルフーリエ変換を
部分的又は完全に使用することができる。例えば、第3
図をみれば、信号発生器51にV3又はV5のいずれか
を与えることによりx又はyの1つの次元を選択するよ
うにミクサ50を使用するものと仮定する。又、その座
標に沿って選択された特定の線が位相変調の程度によっ
て左右されるものとする。次いで、第4図に示したよう
に、第2の次元を選択ができる。復調器53の出力であ
る信号57は、選択された座標によってその中心周波数
即ちJ0 成分が決定され、例えば、V5のみが信号発生
器51に接続される場合は、これがLによって決定され
る。このJ0 成分の周りの側波帯は、色々なxの値を表
わす。
信号57は、次いで、第4図のDFT60へ送られる。
このDFTは、ω側波帯振巾mを抽出し、前記した
ようにこれらに対して固定乗算及び加算を行なうように
作動し、信号発生器51で選択されたyの値に対応する
xの値の配列体を取り出す。この場合も、yの値を通し
てシーケンシングし、各々のyの値に対してx出力の配
列体を得ることにより、像が形成される。
勾配変調信号の周波数が同じであるがその位相が直交
し、従って、x勾配信号V3、セグメント42がsin ω
mtであり、そしてy勾配信号V5、セグメント44がco
s ωmtであるような場合には、二次元の処理動作が簡単
化される。この場合、第3図のヘテロダイン乗算信号5
5は次のようになる。
v= exp{i ω1t +iK sinωmt +iL cosωmt} これも、2つの次々の混合動作として解くことができ、
先ず、Kの値に基づいてx線が選択され、次いで、y線
が順位に選択されるか、或いはy位置に対して種々の値
のLを表わす並列ミクサの一定バンクを介してy線が選
択される。この後者の場合には、第5図に示したような
簡単な基本的なデジタル構成体が形成される。
ここで、信号は、前記で示唆した別の方法のいずれかを
用いて、再びフーリエ変換され、線スペクトルの係数m
nmが与えられる。このスペクトルも周波数fだけ分
離された線である。というのは、これに使用される唯一
の位相変調周波数だからである。これにより得られる線
スペクトルは、制御された重みk−nの配列体を含む乗
算器70で乗算される。これらは、色々な位相変調ファ
クタLに対応する個々のy線を表わすように調整され
る。y選択の後には、第4図と同じ並列x選択システム
がある。乗算器61、65及び63の一定重みにより、
二次元像を完成するためのxの値が各々選択される。各
々のx出力67、68及び69は、70において選択さ
れた組のk−n値によって選択される特定のy線に対応
する。所望の二次元像を形成する1つの方法は、各々の
yの値又はk−nの値ごとに出力67−69を記憶構成
体71−73に記憶することである。従って70がmy
値を通してシーケンシングされる時には、n個の一定乗
算器の各々が記憶された出力を与える。これにより生じ
る33個のnxm配列体は、二次元像を表わす。
この構成に対し、座標選択のためのヘテロダインミクサ
を順次に或いは並列に色々組合せることを含む多数の変
更を利用できる。各々のy位置で各々y選択を行なった
後にxセレクタの配列体でx選択を行ない、そしてこれ
らの両方を、ヘテロダインミクサ又は第4図のデジタル
構成体を用いて行なうような完全な並列システムを形成
することができる。或いは又、このシステムの一部又は
全部を、記憶信号31を用いて座標を通してシーケンシ
ングすることができる。
以上に述べたシステムは、体積体10の平面領域28を
造影するものであった。体積体全体を造影するために
は、第2図のバースト40の周波数を変えて動作を繰返
す。或いは又、前記したように、バースト40を用いて
体積体10全体を励磁し、交流勾配V2、V3及びV5
を3つの軸全部に使用し、信号31を記憶するようにす
ることもできる。このようにして、単一の記録信号31
を用いて、体積体内のいかなる点も調査或いは造影する
ことができる。第3図、第4図及び第5図に示された処
理構成体を組合せて使用して、体積体全体を造影するこ
ともできる。例えば、第3図の構成体を用いると、3つ
の座標軸のうちの2つの軸、即ち体積体10内の線を表
わす軸を選択することができる。信号57は、次いで、
第4図のDFT60へ送られ、その線の各点を同時に造
影することができる。或いは又、2つの軸、例えばx及
びy軸に、同じ周波数のサイン及びコサイン信号で変調
された勾配がかゝるようなシステムを用いることができ
る。第3の軸、即ちz軸には、別の周波数が必要であ
る。先ず、第3図のシステムを使用し、交流勾配信号V
2のみをz軸に使用して信号発生器51を駆動すること
ができる。この場合も、信号55の位相変調の程度によ
り、z平面の選択が決まる。次いで、信号57が第5図
のDFT60に送られ、前記したようにx及びyの値が
取り出される。
前記で取り上げたWaldo Hinshaw 氏の英国特許第1,6
01,816号には、2つの軸に交流勾配を用いて先の
位置を決め、周波数を分解してその線に沿った点を決め
るような感知線法が開示されている。この一般的な方法
を本発明に用い、前記した独特の処理方法を用いて、単
一のデータ収集で全ての点を造影することができる。再
び第2図を参照すると、パルス勾配42を除去し、バー
スト40で全体積体10を励磁するものと仮定する。パ
ルスは、FID信号41に時間的に一致するz勾配V2
として用いる。これは実際上各々のz値が実際に別々の
周波数に対応することを意味する。処理は、第3図の場
合と同様に行なうことができ、x及びyの値はK及びL
によって選択され、これにより線が選択される。積分器
54は低域フィルタとなって、ω及びω側波帯を遮
断するが、z方向に沿った周波数変化は通す。この低域
フィルタの出力は、次いで、フーリエ変換され、選択さ
れたx,y線に沿ったz値の配列体が形成される。この
場合も、K及びLを通してシーケンシングすることによ
り、体積体が造影される。ここでも、同じ周波数の直角
位相信号がV3及びV5として使用される。又、ヘテロ
ダインミクサ又は前記したデジタル構成体を用いて、種
々の並列度を利用できる。
ここに実施する方法では、静止z勾配信号V2による周
波数レンジがω及びωより低くなければならない。
というのは、これらはフィルタで分離されてしまうから
である。然し乍ら、これは基本的な要件ではない。例え
ば、第3図を説明すれば、ヘテロダインミクサ即ち乗算
器の信号55は、次式で表わされる。
v= exp{i ω1t +iK sinωxt +iL sinωyt+iRt} これは、x及びy軸が正弦波勾配変調を受け、そしてz
軸が静止勾配を受けるような勾配変調に相当する。信号
発生器51においてK,L及びRを選択することによ
り、空間内のいかなる点も造影することができる。この
処理方法又はこれと同様の処理方法は、z勾配による周
波数レンジを交流勾配信号の周波数より低くするという
制約を受けない。
便宜上、種々のヘトロダインミクサを周波数ω1 で示し
た。然し乍ら、前記したように、サイン及びコサイン復
調器を用いて、信号の実数部及び虚数部が取り出され
る。これと同等の別の方法は、位相変調された信号をサ
イン及びコサイン復調器として用いて、更に別のヘテロ
ダイン動作を回避することである。この場合も、ω1 が
搬送波周波数ω 0に等しくされ、従って、出力は基本帯
域信号となる。
説明簡略化のため、ヘテロダイン動作をアナログ乗算と
して示した。これは、ヘテロダイン乗算に等価なサンプ
リング動作として実施できる。従って、受信信号は、位
相変調されたサンプリング信号によってサンプリングさ
れる。このようにして、デジタルハードウエアを用いて
もヘテロダイン動作を実行できる。
例えば、第3図のヘテロダイン信号発生器51は、信号
cos ω0 t を用いて周波数ω0 において直接動作するこ
とができる。これにより復調器53が排除され、信号5
7が直接与えられる。又ヘテロダイン乗算器50は、信
号発生器51により位相変調されたパルス55が供給さ
れるパルスサンプリング装置である。
第2図に示して以上に説明したシステムは、信号41の
FID振巾mがスピン密度に比例しそして処理によっ
てT2に対する比例定数が与えられるので、主スピン密
度の像を形成する。然し乍ら、緩和時間T1及びT2を
含む所望の全NMRパラメータは、単一のデータ収集で
体積体全体を調査できる同じ一般的な処理技術を用いて
調査することもできる。従って、励磁して信号を受信す
る方法は、造影される特定のNMRパラメータを決定す
る。T1に対して高い感度が所望される場合には、第2
図のバースト40の前に、次の比例定数を与える180
゜反転励磁を挿入することができる。
(1−2e−τ/T1) 但し、τは、反転励磁と、90゜励磁、信号セグメント
40との間のインターバルである。同様にT2感度は、
スピンエコー励磁によって得られるが、この場合は90
゜励磁の後に、次ぎの比例定数を与える180゜反転励
磁を使用する。
−2τ/T2 種々の励磁シーケンスを用いてデータを得、これらを組
合せて処理し、断面造影システムに現在使用されている
ような適当な数学演算を用いてスピン密度T1及びT2
を分離することができる。
本発明による処理システムの1つの重要な効果は、SN
R(信号対雑音比)にある。造影されている平面又は体
積体の全ての点から順次にデータが収集される場合に
は、実際上各点に割当てることのできる時間が、或る限
定された時間に過ぎず、従って、積分時間が制約される
ためにSNRが低下する。然し乍ら、本発明の考え方を
用いると、全ての点が同時に出力信号に作用を及ぼすと
いう事実を利用することができる。それ故、或る所与の
データ収集時間間隔は、平面又は体積体内の全ての点に
対応し、これによりSNRを相当に改善することができ
る。
これらの長いデータ収集時間は、或る形態の繰返し励磁
に相当する。交流勾配を用いた感知点造影システムにし
ばしば利用されている1つの繰返し励磁方法は、定常自
由歳差励磁システムであり、これは前記した文献の大部
分に述べられており、そしてP.Mansfiel d及びP.G.Morr
is氏の前記文献に詳細に分析されている。この場合、励
磁はT1及びT2よりも短い時間間隔で繰返される。こ
れにより生じる信号は、実際上は、FIDとスピンエコ
ーを組み合せたものであるが、これは、比較的大きな然
もほとんど連続的な振巾をもたせることができる。SN
Rについて考えると、これは最適である。T1に匹敵す
る時間待機し従ってデータ収集時間を相当に長くすると
いう問題を回避する別の繰返し励磁方法は、これも又、
上記のMansfield 及びMorris氏の文献に述べられた被駆
動平衡法である。この場合は、90゜パルス後の通常の
180゜パルスによってスピンエコーが形成される。然
し乍ら、スピンエコー信号のピークにおいて、90゜バ
ーストを用いて磁気モーメントをz軸に沿って後方に回
転し、新たな励磁を直ちに開始することができる。これ
も又SNRを改善する更に別の繰返し励磁方法は、90
゜バースト後に一連の180゜反転バーストを用いて一
連のスピンエコーを形成する。これは、比較的短い時間
T2*中ではなくて時間T2中、指数関数的な信号を形
成する。
これらの繰返し励磁中には、交流勾配信号を多数のやり
方で形成することができる。前記したように、交流勾配
信号は、励磁と同期していても非同期であってもよく、
これは、応答が j0 形態であるか、 J0 2であるかを決め
る。又、交流勾配は、第2図に示したように励磁バース
ト中遮断することもできるし、或いは連続的に作用して
もよい。体積体全体を非選択的に励磁するように広帯域
励磁バーストを用いた場合には、勾配が作用し続けるよ
うにすることができる。然し乍ら、色々な選択励磁を使
用する場合には、バースト中交流勾配を作用不能にしな
ければならない。交流勾配は、短い励磁時間中遮断し次
いでオンにすることもできるし、或いは、これをオフに
しそしてオフにした時と同じ位相で再開することもでき
る。
Katherine N.Scott 氏の前記文献に示されたように、励
磁システムは空間的応答に若干影響を及ぼすが、応答
は、主として、前記 J0 関数又は J0 2関数によって左右
される。或る場合には、このインパルス応答即ち局所化
関数では不充分である。然し乍ら、ヘテロダイン造影シ
ステム又はそのデジタル等価体の独特の特性を用いる
と、応答関数に相当の融通性が得られる。基本的に、前
記の解析を参照すれば、位相変調ファクタeiA sin ω t
は、 で表わされたベッセル関数の和を呈した。積分した後
は、前記したように、 J0 (A) 項のみが残る。というの
は、この項は経時変化しないからである。然し乍ら、積
分の前に、この信号に別の式e-ik ω t を乗算し、そし
て積分した場合には、 Jk (A) の出力が形成される。い
かなる次数のベッセル関数も得るようにKを選択できる
ことに注意されたい。これは、特に重要である。という
のは、ベッセル関数を組み合せると、種々様々な所望の
応答が得られるからである。
これを行なう代表的な実施例が第6図に示されている。
ここでは、第3図からの復調された信号57が更に処理
されてから、信号82を乗算することにより積分され
る。信号82は、その最も一般的な形として次式で表わ
される。
但し、ωは、勾配変調周波数であり、a及びb
は、或る所望の応答を与えるように選択された定数で
ある。例えば、a=1で且つ他の全ての定数がゼロで
ある場合には、システムに変化がなく、本質的にそのJ
0 又はJ0 2応答特性を保持する。他の周波数を異った重
みで使用する時には種々様々な応答を形成するように高
次のベッセル関数が組み合わされる。1つの簡単な例
を、ベッセル関数恒等式で示す。
J1(x)/x は、古典的な屈折限定応答であり、これは、
中心ローブが比較的狭く且つ副ローブが比較的小さいの
で良好な局所化関数であると考えられる。この応答は、
J0 関数と、J2 関数とを組み合わせることによって得
られる。従って、信号82が1.0+ei2 ω m t で表わ
される場合には積分後の局所化がJ1 (x) となり、従っ
て著しく改善される。
上記の例は、応答がJ( )ではなくて、J( )の
形になるように、非同期平均化が行なわれない場合であ
る。非同期平均化が行なわれる場合には、定数の選択に
よって、 という応答を形成することができ、aは信号発生器8
1において選択される。この場合も、aの値を選択し
て用いることにより種々様々な応答を得ることができ
る。この応答は、”J合成”として知られている特性
であり、これは、1964年、IEEE Trans. on Antenna
s and Propagation AP-12の第691-694 頁に掲載された
J.Ruze氏の”円形穴合成(Circular Aperture Synthesi
s)”と題する論文に述べられている。
第6図は、1つの軸において単一の勾配変調を行なう場
合を示したものである。多数の軸で交流勾配変調を行な
う場合には、次式で表わされた1組の高調波周波数が、
各軸に使用される。
in ω t 及びdim ω x t 従って、定数を選択することにより、各軸において所望
の応答が得られる。又、第6図には、復調器53で復調
された後に、”基本帯域”信号に対して行なわれる作動
も示されている。この同じ作動を、復調の前に信号56
について行なって、復調器を本質的に排除することがで
きる。この場合の乗算信号は、次の通りである。
ここで、ωc は、当該点の搬送波周波数である。この場
合も、適切な程度の所望の側波帯が、ゼロ周波数に対し
てヘテロダイン作動され、これが積分器54の出力に現
われる。
第6図は、所望の空間応答を選択するようにこのシステ
ムを時間領域で実施したものである。又、これは、第4
図と同様のシステムにおいて周波数領域で実施すること
もできる。前記で得た結果について繰返し述べると、片
側線スペクトルをヘテロダイン作動した後に得られた式
は次ぎの通りであった。
但し、 である。ここで、mは、受信信号31の線スペクトルで
あり、kは、空間内の局部位置を選択するのに使用した
ヘテロダイン信号55の線スペクトルである。積分を表
わすJ0 応答を得るために、次式を使用した。
応答を得るためには、次式を使用する。
これが第7図に示されている。ここでは、フーリエ変換
された出力mが、前記したように乗算器61へ送ら
れ、J0 又はJ2 2応答が形成される。然し乍ら、更に、
上記出力は、同じ重み付けで2だけシフトされている乗
算器85にも送られて、J0 又はJ0 2応答が形成され
る。これら2組を組み合わせたものを加算器86で加算
し、前記したように所望の出力を得ることができる。第
7図の構成は、基本的に単一作動であるが、2組の乗算
定数が示されていることに注意されたい。これは、2つ
の入力mn 及びmn+2 の和を受け取る乗算器61内の各
々の重み付けされた乗数an と等価である。従って、第
4図の基本的なシステムは、各々の乗算構成体61、6
5及び63の各々のk-nに適切に重み付けされた多数の
n 成分を与えることにより適切に変更することができ
る。これが第8図に示されており、DFTの出力は、先
ず、重み付け体87を用いて合成され、この重み付け体
87は、各mn 成分の一定の一部分であって、これをm
n+2 成分に加えるだけのものである。これらは、次い
で、前記したように、61及び62において重み付けさ
れて加算される。これは、第7図の場合と同様の作用を
果たす。
これら付加的な成分は、前記した場合と同様に、種々の
次元に対し第6図、第7図及び第8図のシステムを色々
組み合わせて使用する種々様々な実施例に利用すること
ができる。例えば、単一平面を励磁しそしてこの平面内
の像を形成するように2つの交流勾配を使用するような
平面システムを用いると、第6図のシステムを使用して
より高次の項を形成し、x方向の解像度を改善できる一
方、第7図及び第8図のシステムを使用してy方向の解
像度を改善することができる。従って、平面内の各線に
対応するxの値が順次アドレスされる。yの値は、第4
図の場合と同様に同時に処理され、第4図の各ボックス
は第8図のように変更される。
前記したように、この一般的なヘテロダイン即ち乗算処
理システムは、データ同時収集の後、領域の全ての点の
NMR作用に関する情報を導出するように使用できる。
NMR造影以前には、分光技術が最も重要な技術の1つ
であった。生物学的な考え方においては、燐の同位体で
ある31Pのような物質のNMRスペクトルが、新陳代謝
及びこれに関与した疾病の研究に重大な意義を有してい
る。これらのスペクトルは、前記したものより相当に微
細であり、ほゞ1部分について10の周波数分解能を
必要とする。Katherine N.Scott 氏の前記論文に述べら
れたように、交流勾配を用いた感知点法は、疾病を診断
する上でP31及び他の物質のスペクトルを研究するため
に現在利用されている。然し乍ら、この方法では、各点
ごとにデータが個々に収集されるので、非常にめんどう
な方法である。それ故、当該領域の位置を決めるのがや
っかいであり、患者は非常に長時間拘束される。更に、
重大なことに、既存の技術を用いて、これらの重要なス
ペクトルを表わす像を描くことが全く不可能である。
然し乍ら、以上に述べたシステムは、感知点システムで
単一の点について通常使用されるやり方で、1組の励磁
後に領域内の全ての点のNMRスペクトル情報を形成す
るように使用できる。再び第3図を説明すれば、当該物
質のラーモア周波数に対応するω0 を用い、フーリエ変
換システムを積分器54の出力に追加することができ
る。積分器54は、実際には、低域フィルタとなり、勾
配変調により生じる全ての側波帯情報を除去し、当該物
質の非常に狭いNMRスペクトルを通す。
本発明をスペクトルの研究に利用する1つの方法は、3
つの適当に直交する交流勾配信号の存在中で得られた出
力信号31を記録することである。3つの全ての勾配信
号V2、V3及びV5の程度を制御して信号発生器51
に与えることにより体積体のいかなる点からもNMRス
ペクトルを得ることができる。それ故、医師は、前記し
たように位相変調K、L及びPの程度を調整することに
よりx,y,z位置をダイヤルし、積分器54の出力で
あるフーリエ変換によるNMRスペクトルを観察する。
これらのパラメータは、スペクトルの値を記憶するよう
にして自動的にシーケンシングされ、例えば新陳代謝機
能を表わす像を形成することができる。スペクトル線の
特定の特徴、例えばそれらの相対的な振巾、を導出し、
これを用いて当該領域の単色表示又はカラー表示を形成
することができる。処理速度を上げるために、第9図に
示すように色々な程度の並列構成を用いることができ
る。
さて、信号31は、前記したように先ずミクサ50で処
理され、体積体内の特定の線が分離される。V2及びV
3信号による適当な量の位相変調によって、特定のx及
びzの値が分離され、線が定められる。フィルタ52の
後に並列ミクサ50の配列体を用いて、分離された線の
各々のyの値が同時に与えられる。これらのミクサも位
相変調信号によって駆動されるが、その各々はy座標を
定めるように位相変調の値Lが異なる。各出力は、5
2、53、54と示されたボックスでフィルタ、復調及
び積分され、一連の関数が指示される。分離された線に
おいて各yの値のNMRスペクトルを見い出すために、
デジタルフーリエ変換構成体60が使用される。スペク
トルプロセッサ88は、個々のスペクトルから当該情報
を導出して表示を形成する。例えば、31PのNMRスペ
クトルにおいては、局部貧血の後、燐クレアチンのピー
ク振巾が下がる一方、無機及び糖燐酸塩のピークが上が
る。従って、プロセッサ88は、これら3つのピークの
振巾を取り出し、局部新陳代謝を指示するカラー表示を
形成することができる。或いは又、プロセッサ88は、
燐クレアチンのピークと、無機及び糖燐酸塩のピークの
和との比をとって、局部の生理学的情報を表わす1つの
数値を得ることができる。
平面像を形成するためには、例えば、V3を、種々の対
応するxの値を通じてシーケンシングし、V2で決定さ
れたz値に対応する平面の像を形成することができる。
このようにして、どの平面でも検査することができる。
第4図に示すようにデジタルで並列処理を行なうことが
できる。然し乍ら、フーリエ変換がより複雑になる。と
いうのは、勾配変調から得られるスペクトルの各線に対
し、NMRスペクトルに対応する接近離間した線の配列
体が得られるからである。従って、第4図の場合のよう
に、各mn 線が線スペクトルの配列体となり、これら
は、その後、乗算及び加算演算によって重み付けされ
る。然し乍ら、計算を容易にするため、重要な当該スペ
クトル線のみが保存される。例えば、31Pスペクトルの
場合、多くの研究では、2−4線の振巾のみが当該生理
学情報を定める。従って、第4図のDFT60は、各々
のmn について例えば3本の線を処理する。これら3つ
の各々は、その後の構成体65、61及び63において
同じ定数k-nで乗算され、3本の線についての出力6
7、68及び69、即ち、これらスペクトル線の或る所
定の関数が与えられる。又、NMRスペクトルの空間の
局所化を改善するために、第6図、第7図及び第8図の
方法を用いて高次の項を分離し、これらを前記したよう
に用いて分解能を改善することができる。
前記した種々のNMR特性に加えて、血液流は、NMR
システムで検査できる重要な診断パラメータを呈する。
交流勾配変調を用いた後に、本発明で紹介した融通性の
あるヘテロダイン処理を行なうと、全領域の血液流を検
査することができる。本発明者の米国特許出願第33
2,925号においては、血管のNMR投射造影の考え
方が紹介されており、動いている対象物の血管像が形成
される。血管の投射造影の改良が本発明者の米国特許出
願466,969号に開示されており、特定領域にわた
って投影を行なって静脈流と動脈流とを分離する方法が
示されている。米国特許出願第332,925号に紹介
されたNMR血液流造影の3つの基本的な方法を、本発
明に利用して、効果を得ることができる。これらは、一
時的な差引き、反転励磁及び隣接領域の励磁を含む。
一時的な差引きにおいては、動いている対象物が色々な
程度の励磁を受けるのでNMR信号が速度の関数になる
という利点が取り入れられる。それ故、第2図及び第3
図を参照すれば、米国特許出願第332,925号に開
示されたように心臓鼓動サイクルの2つの別々の部分に
おいて像が形成される。そこで、患者の心電図を用い
て、バースト40は、先ず、血液の速度が速い心臓収縮
領域と一致するように調時される。この時のデータが収
集された後、バースト40を血液速度の低い時間インタ
ーバルと一致するようにして更に別のデータ収集インタ
ーバルを使用する。それ故、2組の処理データを差引き
すると、血管内の動いている血液が分離される。
前記した造影システムをベースとして、この一般的な考
え方に種々様々な処理方法を使用することができる。例
えば、全ての軸を網羅する3つの交流勾配を用いると、
バースト40で全体積体を励磁する場合、体積体内の各
点即ちボクセルを再構成することができる。この差引き
動作により血液流を検査するものとして体積体内の各点
の血液速度が与えられる。体積体10についての3次元
の全ての流れ情報が与えられると、体積体の所望の部分
におけるいかなる方向の投影像も含んでいる種々の像が
形成されて血管の解剖学的情報が表示され、狭窄部を捜
すことができる。又、断面の各点における血液速度を表
わす断面像を表示することもできる。
或いは又、米国特許出願第332,925号に開示され
たように、処理を簡単にするために、投影像のみを収集
することができる。例えば、x方向及びz方向のような
2つの交流勾配のみを使用して、y方向の線積分即ち投
影情報を形成することができる。更に、バースト40を
用いて、平面を選択せずに体積体全体が励磁される。2
つの交流勾配信号V2及びV3のみを用いると、収集さ
れた情報はy方向の投影を表わす。ECGサイクルの種
々の時間に得られた投影像を第3図の場合のように処理
して差引きすると、血管の像が形成される。全体積体が
同時に励磁されてデータ収集されるので、このシステム
は、一連の平面としてデータを収集する前記血管投射造
影システムに勝るSNR(信号対雑音比)となる。
これらの一般的な考え方は、血管造影に対する他の解決
策にも適用できる。例えば、バースト40が、スペクト
ルの分離領域を網羅する広帯域の180゜反転励磁を表
わすものと仮定する。米国特許出願第332,925号
に開示されたように、周波数スペクトルは、励磁されな
い領域とインターリーブして励磁された繰返しのくし状
の領域で構成され、励磁領域は180゜の反転励磁を受
ける。z勾配43があるため、これらの別々の励磁領域
は、別々のz断面に対応する。反転励磁により、静止し
た全ての対象物は信号を発生しない。然し乍ら、励磁し
た断面と励磁しない断面との間に流れる血液は、完全な
反転を受けず、従ってFID信号41を発生する。前記
したように、3つの交流勾配を用いて体積体全体を処理
することもできるし、2つの交流勾配を用いて投影像の
みを処理することもできる。又、3つの交流勾配を使用
する場合には、任意の点から流れ情報を導出することも
できるし、任意の領域の任意の方向に流れ投影像を形成
することもできる。このやり方は、1回のデータ収集で
流れ情報が取り出されるという点で、一時的な差引きを
用いた前記投射造影システムに勝る効果を発揮する。こ
れにより呼吸運動等による動きの影響が回避され、然
も、脈動成分が非常に僅かで比較的速度が一定な静脈流
のような種々の流れを検査することができる。1つの1
80゜反転励磁について述べたが、米国特許出願第33
2,925号に開示されたように各々ほゞ90゜の2つ
のバーストのような二重バーストシステムを用いて、静
止対象物に不感であるようにすることができる。
断面配列体においてほゞ正確な反転励磁を得るという問
題を回避するために、第3の解決策を利用することがで
きる。この場合も、体積体が層で励磁される。然し乍
ら、励磁はほゞ90゜の励磁であり、これはあまり厳密
なものではない。従って、バースト40の励磁スペクト
ルは、前記したものと同様であるが、交互の層即ち断面
の励磁を180゜ではなくて90゜にするために振巾が
半分にされる。データ収集の後、処理システムは励磁断
面間の非励磁領域のみを処理する。例えばバースト40
のスペクトルにより、z励磁平面間の値のみを表わすよ
うに、z方向のヘテロダイン信号の位相変調の値Pが選
択される。静止した全ての対象物は非励磁面であるから
打ち消される。然し乍ら、励磁断面から非励磁断面へと
流れる血液は、所望の出力像を形成する。前記したよう
に三次元の流れ情報を導出することもできるし、血管の
投影像を得ることもできる。
励磁断面と非励磁断面とが重畳しているために、流れの
像には、或る静止した解剖学的部位が現われる。励磁の
分解能及び受信機能は理想的なものではないので、或る
程度の重畳は不可避である。これは、静止した解剖学的
部位の像情報を得るように励磁断面自体を造影すること
によって解消できる。励磁断面の像の1部分を流れ像か
ら差引いて、残留する静止像を除去できると共に、分離
した血管像を形成することができる。又、流れ造影につ
いて前記特許出願に開示されたように、静止像と流れ像
を、カラー表示装置のような当該表示装置で組合せるこ
とができる。然し乍ら、本発明では、交流勾配によって
静止像情報と流れ像情報とが全体積体から同時に導出さ
れ、その後、ヘテロダイン処理により全ての像データを
取り出すことができる。流れ造影について述べられた方
法は、断面配列体の励磁を指示するものであったが、こ
れは、Mansfield 氏のエコー平面方式に示されたように
励磁信号の存在中で交流勾配のような種々の励磁システ
ムを使用した場合には、線の配列体であってもよいし点
の配列体であってもよい。
血管の投射造影に加えて、本発明者の米国特許出願第3
32,926号に開示されたように、一般的な投射造影
を行なうこともできる。本発明者の上記特許出願及びそ
の後の特許出願に開示されたように、種々のNMRパラ
メータを感知する投影測定が行なわれる。これらのパラ
メータは、次いで、特定の対象物を打ち消すか又は強調
するような選択的な投影像を形成するように合成され
る。これらは、投影像であるから、全体積体に関する情
報を同時に与える。例えば、塊選別(mass screening)の
場合には、腫瘍を分離し他の全ての部分を抑制するよう
に、腹部又は頭部全体の投影像を形成することができ
る。
前記の例では、投影像が順次に得られた。ここに述べた
交流勾配及びヘテロダイン処理技術を用いると、改善さ
れたSNRで全体積体から同時にデータを収集すること
ができる。又、前記したように、NMR分光技術に関連
した更に別のNMRパラメータを用いて、対象物の選択
度を高めることができる。更に、分光データを用いる
と、局部貧血のような特定の生理学的特性を示す選択的
な投影像を形成することができる。前記したように、1
つ、2つ又は3つの交流勾配をデータ収集プロセスに使
用することができる。それ故、投影像は、直接得ること
もできるし、三次元処理情報からいかなる方向に形成す
ることもできる。
以上に述べた全ての例では、交流勾配信号を形成するの
に正弦波波形を使用した。これらは、比較的簡単に発生
できるのでハードウエアという点から好ましい。又、共
振回路を使用することにより、比較的低電力で発生する
ことができる。これは、P. Mansfield氏の前記エコー平
面システムに使用された方形波信号より好ましい。
然し乍ら、全ての点を造影できる前記一般的なシステム
は、これら正弦波の使用に限定されるものではない。以
下に示すような一般的な勾配変調波形G(t)を使用す
ることができる。
説明上、勾配Gはx方向とする。
但し、 である。
G(t)が角周波数ωm で周期的であり、そしてm
(t)が前記したように復調されて積分されら場合に
は、局所化関数が次ぎのようになる。
ここで、gn の値は、周期波形G(t)の高調波成分で
あり、その基本的な角周波数は、ωm である。然し乍
ら、次ぎのようなヘテロダイン信号55を用いると、 v= exp { iω1t + iAD(t)} 次式で表わされるフィルタされたヘテロダイン出力信号
56が形成される。
v= m0 exp {-i (ω0 - ω1)t+i(A-γx)D(t)-t/T2} 前記したように復調し積分すると、x=A/γに中心が
来る以外は、同じJ0 2空間応答が与えられる。従って、
非正弦波信号の位相変調指数であるAの選択によって、
所望の局所化が決まる。
勾配信号G(t)及びこれに関連した積分信号D(t)
は周期的である必要はない。前記した分析は、周期的で
ない勾配変調にも等しく適用できる。例えば、第2図及
び第3図の勾配信号V3及びV5は、互いに直交するラ
ンダムなノイズ信号であってもよい。従って、ヘテロダ
イン信号即ち乗算信号55は、V3及びV5の積分信号
で位相変調された搬送波周波数となり、前記したように
位相変調の程度によって、どの点が分離されるかが決定
される。又、これらの非周期的な勾配システムを、NM
R分光測定及び流れに対する前記の使用目的に用いるこ
とができる。
非周期的なものとして特に取り上げる1つの実施例が第
10図に示されている。先ず、高周波励磁信号V4が、
前記したように信号セグメント40で表わされた広帯域
バーストで構成されるものと仮定する。これは、全体積
対を励磁するように働く。又、これは、z勾配信号セグ
メント43が存在しないところで狭帯域バーストによっ
て行なわれてもよい。FIDの信号セグメント41が受
信される間に、x及びy勾配V3及びV5がパラボラ関
数91及び傾斜関数92を受ける。これらは、時間と共
に変化する周波数変化を与える。傾斜関数は、直角位相
関数であり、これは、その特性が望ましいものであるこ
とから多数の使用目的に用いられている古典的な”チャ
ープ(chrp)”パターンである。これらの望ましい特性の
1つはデコード動作の助けとなる先鋭な自動相関ピーク
である。z勾配V2は、一定の信号90であり、各々の
z平面は、前記感知線システムの場合と同様に別々の周
波数としてエンコードされる。これにより次式で表わさ
れる信号31が形成される。
m= m0 exp { -iω0 t -iγZxt3 -i γWyt2-iγVzt -t/T
2 } 空間内のいかなる点も、次ぎのようなヘテロダイン信号
55を用いて分離できる。
v = exp{i ω1 t + iAxt3 -iByt2 -iCt } ここで、A,B及びCは積分後の空間内の分離された点
のx,y及びz座標を決定する。
前記したように、信号31の三次元造影情報への分解を
簡単にすると共にその速度を上げるように、種々の並列
処理を用いることができる。その1つの実施例が第11
図に示されている。ここでは、先ず、ヘテロダインミク
サが、特定のxの値を選択する。信号55は、次式で表
わされる。
v = exp {i ω1 t + iAxt3 } Aは、x平面を決定する。選択された平面をy及びzの
値に分解するため、チャープ畳込み装置即ち相関装置9
3−96の配列体が使用される。これらは、信号処理で
広く使用されており、SAW(表面音波)装置であって
もよいし、CCD(電荷結合装置)であってもよいし、
或いはデジタルで実施されてもよい。各々の場合には信
号97は、exp { -iByt2 }で表わされる種々の振巾の直
角位相係数で畳込みされる。各ブロック93−96は、
別々の値のBを有している。
それ故、各ブロックの出力は、別々の値のyを表わして
いる。然し乍ら、各zの値は、別々の周波数を表わして
いるので、各出力の時間によってzの値が決まる。従っ
て、各出力33は、一連のz値配列をもつ特定のyの値
を表わし、選択された平面を満たす。信号55のAを返
えることにより、どの平面でも選択できる。
第10図及び第11図に示された方法では、全体積体1
0からデータが同時に収集される。単一平面からデータ
収集すべき場合には、バースト40を狭帯域とし、所望
のz平面のみを励磁することができる。この場合には、
z勾配信号90を除去し、関数91及び92でこの方面
のx及びy位置をエンコードする。z関数を用いないこ
と以外は、同じデコード動作である。
前記したように、非周期的な直交関数を経時変化勾配信
号として使用できる。第10図に示された信号は、直交
多項式の簡単な例である。適切に直交するものであれ
ば、多の色々な多項式を変調関数として使用できる。
この同じ基本的な考え方に基づいて、他の色々な組合わ
せ実施例を構成することができる。一般に、Hinshaw 氏
が提案した感知点法は、ゼロ領域の造影のみに使用され
ている。本発明では、全ての当該領域を単一のデータ収
集シーケンスで造影できるという新規な処理法が示され
た。このヘテロダイン処理法では、本質的に、処理され
る像点がスペクトルデータの配列体から導出される。こ
れは、各像点が周波数スペクトルの特定部分から導出さ
れるために比較的制約のあるシステムとなっていたP. M
ansfield氏のエコー平面システムとは明らかに異なる。
従って、本発明では、各像点からのデータが周波数スペ
クトルの複数の成分から導出される。周期的な場合に
は、これらが勾配変調周波数によって分離されるが、ゼ
ロ領域の1点が搬送波のみから導出されるような縮退の
場合は除外する。
以上の説明においても、色々の効果について述べたが、
これに加えて、本発明の方法は、磁界の非均一性による
影響をあまり受けないという顕著な効果がある。特に分
光技術で使用されるような高磁界システムは、磁界に僅
かな非均一さがあっても甚しい影響を受ける。これは、
線、面又は立体のような大きな領域から各々データ収集
することによるものである。然し乍ら、経時変化勾配を
用いると、データ収集の場所が高度に局所化される。こ
の場合には、局所化された領域付近の静磁界の変化、こ
れは全スペクトルを単にシフトするだけである、に気付
くだけである。局所化された領域の磁界変化は無視でき
るものであるから、非均一さによる線の広がりは最小に
される。
所望ならば、このシステムを用いてスペクトルのずれを
修正することができる。その1つのやり方は、局所化さ
れた領域の主周波数を測定し、これを用いて復調するこ
とである。分光技術での別のやり方は、スペクトルを既
知の近似スペクトルとクロス相関させ、クロス相関ピー
クを捜すことである。
最初に述べたやり方では、カウンタのような周波数推定
システムを用いて、主周波数が測定される。次いで、こ
の周波数を用いて、信号が復調される。それ故、局所化
された磁界が非均一さによって変化する場合には、シス
テムが自己補償を行なう。簡単な例として、第3図の信
号56の周波数を測定し、これを用いて復調器53のた
めの復調基準信号を発生することができる。前記したよ
うに、フィルタされた出力は、その中心が周波数(ω0
−ω1 )にある。非均一さによって当該領域の局部磁界
がΔBだけシフトした場合には、周波数が(ω0 +γΔ
B−ω1 )へシフトする。この中心周波数を測定すれ
ば、これを、復調器53の同期検出作動に使用して、シ
ステムが非均一さに影響されないようにすることができ
る。
分光技術での第2のやり方では、第3図の信号33を変
換することにより得た出力スペクトルがγΔBだけシフ
トされる。空間の局所化による線の広がりは無視できる
から、スペクトルはそのまゝである。このスペクトル
を、検査されている対象物の既知のスペクトルとクロス
相関させることができる。未知のスペクトルが僅かな変
化を受けたとしても、その一般的な形は、同じに保たれ
る。それ故、クロス相関ピークは、周波数のずれγΔB
において生じる。次いで、これを用いてスペクトルを修
正し、個々の線を適切に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す概略図、 第2図は、本発明実施例の1組の代表的な波形を示す
図、 第3図は、本発明実施例のブロック図、 第4図は、二次元で処理を行なうデジタル的実施例のブ
ロック図、 第5図は、二次元で処理を行なうデジタル的実施例のブ
ロック図、 第6図は、分解能を改善した実施例のブロック図、 第7図及び第8図は、分解能を改善したデジタルシステ
ムのブロック図、 第9図は、複数の点に対するスペクトルデータを同時に
形成する実施例のブロック図、 第10図は、非周期的格子変調を用いた本発明の実施例
を示す1組の波形図、そして 第11図は、非周期的変調を用いた実施例のブロック図
である。 10……対象物(体積体) 13、14……磁極片 16、17、18、19、20……コイル 21、22、23、24、25……コイル 27……スイッチ、29……プロセッサ 30……表示装置 50……ヘテロダイン乗算器 51……ヘテロダイン信号発生器 52……フィルタ、53……復調器 54……積分器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01R 33/48 (56)参考文献 特開 昭53−81288(JP,A) 特開 昭58−63841(JP,A) 特開 昭56−30636(JP,A) 特開 昭58−11879(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある体積体のNMR作用を測定する装置に
    おいて、 高周波励磁磁界で前記体積体を励磁する手段と、 前記体積体から放出される信号を受信する手段と、 前記高周波励磁磁界に続いて信号が受信されている時間
    中に3つの空間軸の各々に非静止経時変化勾配磁界を印
    加する手段と、 前記受信信号の周波数スペクトルの複数の成分を用いて
    前記体積体内のNMR作用に関する情報を取り出すよう
    に前記受信信号を処理する手段とを備えたことを特徴と
    する装置。
  2. 【請求項2】ある体積体のNMR作用を測定する装置に
    おいて、 高周波励磁磁界で前記体積体を励磁する手段と、 経時変化勾配磁界の存在中で前記体積体から放出される
    信号を受信する手段と、 前記経時変化磁界勾配信号の関数で位相変調されたヘテ
    ロダイン勾配変調信号を前記受信信号に乗算して、混合
    された信号を形成するような手段と、 前記混合された信号を復調する手段と、 前記混合された信号を積分する手段とを備えたことを特
    徴とする装置。
  3. 【請求項3】前記処理手段は、 前記経時変化磁界勾配信号の関数で位相変調された正弦
    波信号の周波数スペクトルで、前記受信信号の周波数ス
    ペクトルを畳込みする手段と、 前記畳込みされた信号の搬送波周波数成分の振巾を測定
    する手段とを備えた特許請求の範囲第(2)項記載の装
    置。
  4. 【請求項4】前記処理手段は、 前記体積体内の点の位置を決定する勾配変調信号の関数
    で位相変調された正弦波の側波帯振巾を表している所定
    の1組の畳みを用いて前記受信信号の周波数スペクトル
    の各顕著な成分を重み付けする手段と、 前記重み付けされたスペクトル成分を加算する手段とを
    備えた特許請求の範囲第(2)項記載の装置。
  5. 【請求項5】ある体積体内の複数の点からのことなる物
    質を表す複数のNMRスペクトル成分に関する情報を同
    時に取り出す装置において、 高周波励磁信号で前記体積体を励磁する手段と、 前記高周波励磁信号に続いて前記励磁された体積体から
    信号を受信する手段と、 前記信号が受信されている間、周期的経時変化磁界勾配
    を印加する手段と、 前記体積体内の複数の点での複数の物質についての情報
    を取り出すように前記受信信号を処理する手段とを備え
    たことを特徴とする装置。
JP59112171A 1983-05-31 1984-05-31 ある体積体のnmr作用を測定する装置 Expired - Lifetime JPH0656407B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US49921883A 1983-05-31 1983-05-31
US499218 1983-05-31
US06/603,333 US4639671A (en) 1983-05-31 1984-04-24 Simultaneous NMR imaging system
US603333 1984-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6069541A JPS6069541A (ja) 1985-04-20
JPH0656407B2 true JPH0656407B2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=27053076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59112171A Expired - Lifetime JPH0656407B2 (ja) 1983-05-31 1984-05-31 ある体積体のnmr作用を測定する装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4639671A (ja)
EP (1) EP0127480B1 (ja)
JP (1) JPH0656407B2 (ja)
KR (1) KR910004160B1 (ja)
DE (1) DE3480428D1 (ja)
FI (1) FI88076C (ja)
IL (1) IL71945A (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044880A (ja) * 1983-08-23 1985-03-11 Yokogawa Medical Syst Ltd チャ−プトラッキング方式を用いた核磁気共鳴イメ−ジング装置
GB2164155B (en) * 1984-08-10 1989-07-19 Gen Hospital Corp Flow imaging by means of nuclear magnetic resonance
NL8402959A (nl) * 1984-09-28 1986-04-16 Philips Nv Snelle werkwijze en inrichting voor het bepalen van een kernmagnetisatieverdeling in een deel van een lichaam.
JPH0811112B2 (ja) * 1985-03-11 1996-02-07 株式会社日立製作所 核磁気共鳴を用いた検査装置
US4678996A (en) * 1985-05-07 1987-07-07 Picker International, Inc. Magnetic resonance imaging method
US4788500A (en) * 1985-08-14 1988-11-29 Brigham & Women's Hospital Measurement of capillary flow using nuclear magnetic resonance
US4791370A (en) * 1985-08-23 1988-12-13 Resonex, Inc. Gradient field structure and method for use with magnetic resonance imaging apparatus
DE3604280A1 (de) * 1986-02-12 1987-08-13 Philips Patentverwaltung Verfahren zur bestimmung der raeumlichen und der spektralen verteilung der kernmagnetisierung in einem untersuchungsbereich und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens
JPS62231639A (ja) * 1986-03-31 1987-10-12 工業技術院長 3次元物質構造解析表示方法
US4716367A (en) * 1986-08-15 1987-12-29 Brigham & Women's Hospital Creation and use of a moving reference frame for NMR imaging of flow
US4733185A (en) * 1987-06-01 1988-03-22 General Electric Company Methods for localization in NMR spectroscopy
GB8719244D0 (en) * 1987-08-14 1987-09-23 Mansfield P Nmr imaging
US4947120A (en) * 1988-02-05 1990-08-07 Massachusetts Institute Of Technology Quantitative nuclear magnetic resonance imaging of flow
US4982162A (en) * 1989-07-14 1991-01-01 Advanced Nmr Systems, Inc. Method for reconstructing MRI signals resulting from time-varying gradients
US4973906A (en) * 1989-08-17 1990-11-27 General Electric Company Flow compensated NMR fast pulse sequence
JPH03268742A (ja) * 1990-03-19 1991-11-29 Hitachi Ltd イメージング装置
US5221899A (en) * 1991-04-29 1993-06-22 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Signal acquisition in magnetic resonance analysis
US5757187A (en) * 1993-06-24 1998-05-26 Wollin Ventures, Inc. Apparatus and method for image formation in magnetic resonance utilizing weak time-varying gradient fields
US5387867A (en) * 1993-07-26 1995-02-07 The United States Of America As Represented By The Dept. Of Health And Human Services Pulsed low frequency EPR spectrometer and imager
US6043652A (en) * 1997-04-17 2000-03-28 Picker International, Inc. Alternative reconstruction method for non-equidistant k-space data
US6166540A (en) 1997-06-30 2000-12-26 Wollin Ventures, Inc. Method of resistivity well logging utilizing nuclear magnetic resonance
US6650116B2 (en) 2001-04-20 2003-11-18 Regents Of The University Of Minnesota Method and system for NMR using adiabatic RF pulses producing spatially quadratic phase
JP3891799B2 (ja) * 2001-06-21 2007-03-14 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー Mri装置
US7157908B1 (en) 2002-12-10 2007-01-02 Fonar Corporation Magnetic resonance imaging using bessel functions
US7598738B2 (en) * 2008-03-07 2009-10-06 Varian, Inc. Complete structure elucidation of molecules utilizing single NMR experiment
EP2177925A1 (en) * 2008-10-16 2010-04-21 RWTH Aachen Magnetic resonance method using a phase-modulated pulse train with a constant small flip angle
CA2886775A1 (en) 2012-10-04 2014-04-10 Halliburton Energy Services, Inc. Frequency location apparatus, methods, and systems

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3786341A (en) * 1972-10-26 1974-01-15 Varian Associates Magnetic resonance spectrometer employing stochastic resonance by a pseudorandom binary sequence and time-share modulation
GB1596160A (en) * 1976-12-15 1981-08-19 Nat Res Dev Nuclear magnetic resonance apparatus and methods
GB1601816A (en) * 1977-05-27 1981-11-04 Nat Res Dev Investigation of samples by nmr techniques
NL7904986A (nl) * 1979-06-27 1980-12-30 Philips Nv Werkwijze en inrichting voor het bepalen van een kernspindichtheidsverdeling in een deel van een lichaam.
US4307343A (en) * 1979-08-20 1981-12-22 General Electric Company Moving gradient zeugmatography
JPS5811879A (ja) * 1981-04-24 1983-01-22 インデイアナ・ユニバ−シテイ・フアンデ−シヨン 核磁気共鳴を用いた二次元的マツピング
JPS5848839A (ja) * 1981-09-18 1983-03-22 Hitachi Ltd 核磁気共鳴を用いた検査装置
GB2107469B (en) * 1981-09-21 1985-09-18 Peter Mansfield Nuclear magnetic resonance methods
US4516075A (en) * 1983-01-04 1985-05-07 Wisconsin Alumni Research Foundation NMR scanner with motion zeugmatography
US4565968A (en) * 1983-02-16 1986-01-21 Albert Macovski Blood vessel projection imaging system using nuclear magnetic resonance

Also Published As

Publication number Publication date
EP0127480B1 (en) 1989-11-08
KR910004160B1 (en) 1991-06-22
FI88076B (fi) 1992-12-15
FI88076C (fi) 1993-03-25
KR850005086A (ko) 1985-08-21
EP0127480A3 (en) 1986-03-19
FI842163L (fi) 1984-12-01
IL71945A (en) 1989-09-10
JPS6069541A (ja) 1985-04-20
FI842163A0 (fi) 1984-05-30
DE3480428D1 (en) 1989-12-14
US4639671A (en) 1987-01-27
IL71945A0 (en) 1984-09-30
EP0127480A2 (en) 1984-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0656407B2 (ja) ある体積体のnmr作用を測定する装置
Macovski Volumetric NMR imaging with time‐varying gradients
Hu et al. SLIM: Spectral localization by imaging
US5233298A (en) Quantitative measurement of blood flow at multiple positions using comb excitation and fourier velocity encoding
EP1271174B1 (en) Magnetic resonance imaging involving SSFP
EP0210038A2 (en) Chemical shift imaging with field inhomogeneity corrections
EP0126381A1 (en) An NMR method for measuring and imaging fluid flow
JP3403751B2 (ja) 磁気共鳴映像装置
CN103140167B (zh) 化学物类的磁共振成像
AU773421B2 (en) Methods and apparatus for mapping internal and bulk motion of an object with phase labeling in magnetic resonance imaging
US4551680A (en) Selective region NMR projection imaging system
JPH0424051B2 (ja)
CN103608693A (zh) 具有用于脂肪抑制的化学位移编码的对比度增强磁共振血管造影
CN104204838A (zh) 具有Dixon类型水/脂肪分离和关于主磁场的不均匀性的先验知识的MRI
EP0322968B1 (en) Method of and device for generating interleaved multiple-slice multiple-echo pulse sequences for MRI
US4649345A (en) NMR imaging method
EP0204569B1 (en) Non-harmonic nmr spin echo imaging
EP0470843A2 (en) Measuring the motion of spins in NMR systems
EP0213614A2 (en) Method for obtaining nuclear magnetic resonance information data
US12274543B2 (en) Method for separating dynamic from static signals in magnetic resonance imaging
US4855679A (en) Magnetic resonance studies of restricted volumes
US4857843A (en) Self-referencing magnetic resonance spectroscopy system
US20230236274A1 (en) System and Methods for Ultra-Fast Multi-Dimensional Diffusion-Relaxation MRI Using Time-Division Multiplexing Sequences
JPH0370543A (ja) 均一安定磁界内に配置された対象の一部の核磁化分布を選択的に決定する方法
JP7645739B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置およびその制御方法