JPH0656459A - 黄色又は橙色ガラス用フリット - Google Patents

黄色又は橙色ガラス用フリット

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JPH0656459A
JPH0656459A JP29394291A JP29394291A JPH0656459A JP H0656459 A JPH0656459 A JP H0656459A JP 29394291 A JP29394291 A JP 29394291A JP 29394291 A JP29394291 A JP 29394291A JP H0656459 A JPH0656459 A JP H0656459A
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JP
Japan
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frit
glass
color
silver
yellow
Prior art date
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Pending
Application number
JP29394291A
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English (en)
Inventor
Fujio Shimono
富二雄 下野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishizuka Glass Co Ltd
Original Assignee
Ishizuka Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishizuka Glass Co Ltd filed Critical Ishizuka Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】従来、カラーフィーダーでの生産が不可能と
されていた黄色、橙色硝子の生産を可能にするフリット
を提供出来る様にしたこと。 【構 成】NaO−B−SiO系硝子、又は
NaO−P−RO系硝子(RはMg,Ca等の
アルカリ土類金属を表示する)を基本硝子成分とし、銀
をAgO表示で0.5〜3.0重量%、錫をSnO表
示で0〜3重量%を必須成分として含有するカラーフィ
ーダー用着色フリット。 【効果】従来、炉で着色していた色調をカラーフィーダ
ーで実施出来る様にした為に、省エネルギー、省資源等
の効果を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーフィーダー用の
フリットに関するものであり、従来カラーフィーダーで
の着色が不可能とされていた黄色、橙色の着色を可能に
するフリットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、硝子に対する黄色、橙色の着色成
分としては、CdSを主成分とした着色成分が知られて
いるが、その着色の為には、還元性の状態での溶融が必
要であり、通常のソーダライム硝子に着色するカラーフ
ィーダーでは、白素地硝子自体が酸化性であるため、C
dSを主成分とした着色剤は、適用できなかった。この
ために、黄色、橙色の着色をカラーフィーダーにて、実
施出来る方法の開発が、望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者は、従来技
術では、前記した通り不可能であった黄色、橙色のカラ
ーフィーダーでの着色を可能にすべく、着色成分系を種
々検討して、本願発明を完成させたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、銀が硝子
中において黄色、橙色に着色することに着目して、銀と
併用する成分を種々検討して、本願発明を完成させたも
のである。即ち、本願発明は、「NaO−B
SiO系硝子、又はNaO−P−RO系硝子
(RはMg,Ca等のアルカリ土類金属を表示する)を
基本硝子成分とし、銀をAgO表示で0.5〜3.0
重量%、錫をSnO表示で0〜3重量%を必須成分とし
て含有するカラーフィーダー用着色フリット。」であ
る。
【0005】本願発明は、銀と併用する成分を種々検討
して、完成されたものであり、基本的には、硝子中に銀
の金属コロイドを均一に分散させて発色させて、従来の
問題点を解決したのである。このために使用する銀と併
用する成分としては、硝子中において2種類以上の原子
価を取ることの出来る多原子価元素である必要がある。
一般に硝子原料として使用される多原子価元素として
は、例えば、酸化錫、酸化アンチモン、酸化セリウム等
が、知られている。
【0006】前記の通り、硝子中において、銀と多原子
価元素とを共存させる事によって、銀は多原子価元素に
価電子を与えて、金属コロイドとなり、銀発色し、黄色
或いは橙色の発色をするのである。又、銀と多原子価元
素とを共存させると、硝子中の銀の溶解度を増加させる
作用があり、カラーフィーダーフリットの様に、濃色硝
子がフィーダー内で再溶融してから、フィーダー内硝子
(以下母体硝子と称する)に拡散していく場合には、フ
リット中への銀の溶解量が大きい程、フリット中の銀含
有量を多く出来るので、フリット添加量を少なく出来、
フィーダーでの加熱設備の小型化による省エネルギー、
フリット投入設備のコンパクト化、フリット生産設備の
小型化等に役立つのである。
【0007】本発明において、「NaO−B
SiO系硝子、又はNaO−P−RO系硝子
(RはMg,Ca等のアルカリ土類金属を表示する)を
基本硝子成分とし、銀をAgO表示で0.5〜3.0
重量%、錫をSnO表示で0〜3重量%を必須成分とし
て含有するカラーフィーダー用着色フリット。」とした
のは、次の通りである。一般にカラーフィーダー用ペレ
ットの添加量は、0.3〜6重量%程度で実施されてい
る。硝子中に於ける、銀の発色は0.01重量%以上で
おこるので、銀原料をAgO表示で0.5〜3.0重
量%にした。フリット中の銀原料が0.5%以下では、
銀の含有量が不足して、通常の添加量では、良好な発色
が起こらず、3.0%以上では、銀原料の無駄であると
共にフリット作製時に銀を硝子化することが困難である
からである。又、錫原料をSnO表示で0〜3重量%と
したのは、多原子価元素の内でカラーフィーダー用フリ
ットには、SnOが最も使い易く、経済的であったの
で、SnOを選び、「0〜3重量%」としたのは、母体
硝子の性質、溶融条件によっては、SnOを使用しなく
てもよい場合がある為に0%からとし、3%以上は必要
ない為に、3%以下とした。
【0008】次に、「NaO−B−SiO
硝子、又はNaO−P−RO系硝子(RはM
g,Ca等のアルカリ土類金属を表示する)を基本硝子
成分とし」としたのは、フリットを作製する場合の公知
技術の中から、本願発明を完成させる際に、各種溶融実
験を実施したのであるが、NaO−B−SiO
系硝子、NaO−P−RO系硝子に於いて、
良好な結果が得られたからである。即ち、フリット中に
溶融出来る銀の含有量が多く、しかも、発色テストの結
果が良好であつたからである。以下、実施例を説明し
て、本発明を明らかにする。
【0009】
【実施例1】 1)フリットの作製 0010項に記載する「表−1フリット組成」の組成
A、B、になる様にした各調合物を、1400℃、酸素
雰囲気5%のガス炉にて、2時間溶融した。溶融後のフ
リット用硝子を水の中に投入し、急冷、水砕した。この
水砕したフリットを、乾燥して、本願発明のフリットと
して、使用した。
【0010】「表−1フリット組成」
【0011】「表−2母体ガラス組成」
【0012】2)着色テスト方法 (1)酸素雰囲気5%のガス炉中で、粘土質ルツボに
「表−2」に示す母体ガラスをそれぞれ単体で250g
入れ、1300℃で溶融した。 (2)該ルツボ中に、「表−1」に示すフリットを、フ
リットAは2.5%、フリットBは3%、添加して、更
に15分間、1300℃で保持後、ステンレス棒で充分
撹拌し、溶融温度を1400℃にして、2時間溶融し
た。 (3)溶融後の硝子を5〜6mm厚の平板に成形し、ニ
クロム線を発熱体とする電気炉で、620℃で20分保
持後、徐冷した。 (4)該徐冷品を5mm厚に研磨して、自記分光光度計
で測定し、JIS法に基ずいて色特性を計算した。測定
は、母体ガラスにフリットAを添加したものを第1図に
示し、同じくフリットBを添加したものを第2図に示す
通りであった。それぞれの透過率曲線及び色特性計算結
果に示す通り、黄色及び橙色の鮮やかな色調であった。
【0013】(第1図)
【0014】(第2図)
【0015】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係わるフリ
ットは、これ迄カラーフィーダーでは、実施不可能とさ
れていた黄色、橙色の色調を、実施可能としたものであ
り、炉全体の色替と比較して、省エネルギー、省資源に
役立つ技術である。又、生産された製品は、カラフルで
あり、生活の多様化、環境良化等に役立つ極めて有益な
発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】フリットA添加時の透過率曲線を示すものであ
る。
【図2】フリットB添加時の透過率曲線を示すものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NaO−B−SiO系硝子、又
    はNaO−P−RO系硝子(RはMg,Ca等
    のアルカリ土類金属を表示する)を基本硝子成分とし、
    銀をAgO表示で0.5〜3.0重量%、錫をSnO
    表示で0〜3重量%を必須成分として含有するカラーフ
    ィーダー用着色フリット。
JP29394291A 1991-08-20 1991-08-20 黄色又は橙色ガラス用フリット Pending JPH0656459A (ja)

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JP (1) JPH0656459A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62149789A (ja) * 1985-12-25 1987-07-03 Hitachi Ltd 液晶表示素子
JP2007063530A (ja) * 2005-08-01 2007-03-15 Saga Prefecture 黄着色用複合微粒子、および黄着色用複合微粒子の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62149789A (ja) * 1985-12-25 1987-07-03 Hitachi Ltd 液晶表示素子
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