JPH0656673A - 抗発癌剤 - Google Patents

抗発癌剤

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JPH0656673A
JPH0656673A JP25713691A JP25713691A JPH0656673A JP H0656673 A JPH0656673 A JP H0656673A JP 25713691 A JP25713691 A JP 25713691A JP 25713691 A JP25713691 A JP 25713691A JP H0656673 A JPH0656673 A JP H0656673A
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sesame
cells
carcinogenic
cancer
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JP25713691A
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English (en)
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Morio Mimura
村 精 男 三
Keiichi Takebayashi
林 恵 一 竹
Mitsuru Niwano
野 満 庭
Yoshimasa Takahara
原 義 昌 高
Harukuni Tokuda
田 春 邦 徳
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 3,4−ジヒドロキシ−β−フェニル−O−
エチルカルボキシル−O−α−L−ラムノピラノシル
(1−3)−4−O−カフェオイル−β−グルコピラノ
シドを有効成分とすることを特徴とする癌の予防及び/
又は治療剤。 【効果】 本剤は、従来に無い安全性の高い新しいタイ
プの癌治療効果及び癌防止効果を有する物質として有用
であって、医薬品のほか、化粧品、健康食品、機能性食
品の素材として使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗発癌剤に関するもの
であって更に詳細には下記の化1で示される構造式を有
する、3,4−ジヒドロキシ−β−フェニル−O−エチ
ルカルボキシル−O−α−L−ラムノピラノシル(1−
3)−4−O−カフェオイル−β−グルコピラノシド
(以下化合物Aと称す)を有効成分とする各種癌疾患の
予防及び/又は治療剤に関するものである。
【0002】
【化1】
【0003】
【従来の技術】人口の高齢化に伴ない、昭和56年以降
癌が死因の第1位となり、その後上昇の一途をたどって
いる。昭和58年より、関係省庁を中心に推進されてき
た「対がん10ヶ年総合戦略」にもかかわらず、早期発
現・早期治療以外に打つ手の無いのが現状である。癌の
新しい診断法、治療薬開発が望まれている一方で、癌の
予防に関する研究が特に近年注目をあび、抗発癌剤の開
発も大きな社会的ニーズとなっている。現在各方面から
精力的に研究がなされているにもかかわらず、安全性の
高い抗発癌剤は見い出されていない。
【0004】一方、ごま(S.indicum L.)
の植物体から増殖性細胞を誘導することが本発明者らに
よって既に開発されているが(特開昭63−20738
0号)、その培養物の溶媒抽出物中に抗発癌性物質が含
有されていることは全く知られていない。ましてや、化
合物Aで示される配糖体化合物については、化合物自体
が未知のものであり、その抗発癌性に至っては何らの示
唆すらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、これまでの癌診断・治療法、では達成し得
なかった、癌による死亡率を画期的に低下させることに
ある。すなわち、安全性の高い抗発癌物質を提供し、こ
れを用いることにより、癌の発生を未然に防ぎ、あるい
は早期癌の進行をくい止め、癌の予防と治療に有用な抗
発癌剤を開発することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、各種植物成体あるいは各種植物カル
ス細胞を広く探索し鋭意検討した結果、ごま(S.in
dicum L.)の植物成体から誘導した増殖性細胞
(カルス)を合成培地を用いて培養し、得られた培養細
胞の抽出物が抗発癌性を示すことを見出した。
【0007】そして抗発癌性物質を精製するのに成功し
ただけでなく、天然物の構造解析法を各種駆使してその
構造決定にも成功し、これらの知見に基づき更に研究の
結果、遂に本発明の完成に至ったものである。
【0008】すなわち本発明は、下記の化2で示される
構造を有する化合物A、つまり3,4−ジヒドロキシ−
β−フェニル−O−エチルカルボキシル−O−α−L−
ラムノピラノシル(1−3)−4−O−カフェオイル−
β−グルコピラノシドを有効成分とする各種癌疾患の予
防及び/又は治療剤に関するものである。
【0009】
【化2】
【0010】本発明において使用する有効成分化合物で
ある化合物Aは、有機合成法によっても製造できるし、
天然物からの抽出法によっても製造することができる。
後者の場合、例えば、ごま(Sesamun indi
cum L.)の植物体から誘導された増殖性細胞の培
養物から抽出することができる。すなわち、ごま(Se
samun indicum L.)の植物体から誘導
された増殖性細胞を培養してごまカルスを得、このごま
カルスを粉砕し、次いで、エタノールで抽出処理してご
ま細胞粗抽出物を製造した後、このごま細胞粗抽出物を
更に溶媒により溶出処理することによって抗発癌性を有
する溶出画分を得、これに各種の精製工程を実施して、
化合物Aを単離精製するのである。
【0011】本発明を実施するには、先ずごま(S.i
ndicum L.)の植物成体から増殖性細胞を誘導
し、これを培養することが必要であるが、それには本発
明者らによって開発された方法(特開昭63−2073
80)を利用するのが好適である。
【0012】ごまとしては、茎、根、又は種子を用い
る。そして、無菌条件下で芽ばえを調製し、芽、茎、葉
及び/又は根の切片を固体及び/又は液体の培地で培養
してカルス細胞を誘導する。得られた増殖性カルスは、
継代培養することにより大きなカルスに成長させる。次
いでこれを固体及び/又は液体培地で、静置及び/又は
攪拌培養してカルス細胞を増殖せしめるのである。
【0013】培地としては、各種培地を使用することが
でき、常用される炭素源、窒素源のほか、必要あればビ
タミンやミネラル類も使用し、更にインドール酢酸、同
酪酸、ナフタレン酢酸等のオーキシンや、ベンジルアデ
ニン、カイネチン等のサイトカイニンを添加使用すると
効果的である。培養温度は20〜37℃で培養操作でき
るが、好ましくは25〜35℃である。培養液のpHは
弱酸性(pH5.6〜6.0)が増殖に有利である。
【0014】培養して得た増殖性細胞をセルラーゼやリ
ゾチームを用いる生物学的処理、化学的処理、機械的な
いしは超音波などの処理、又はこれらを組み合わせたり
して細胞を破壊し、メタノール、エタノール、アセト
ン、クロロホルムその他の有機溶媒、水などの単独ない
しは、これらの有機溶媒と水との混合液で抽出すること
により抗発癌物質を得ることができる。そしてこれらを
更に精製することにより化合物Aを得るのである。
【0015】次に、本発明者らにより見い出された抗発
癌物質を含む画分の取得及び化合物Aの抽出について実
験工程を追って更に具体的に説明する。
【0016】
【1.化合物Aの抽出及び分画】上記のように三村らの
方法(特開昭63−207380)によって得られたご
ま(S.indicum L.)の植物体に由来するカ
ルス細胞をブレンダー等で細かく破砕したのち、石英砂
と共に磨砕する。これをメタノールなどで抽出し、無水
硫酸ナトリウムによって脱水し、30〜35℃で減圧乾
固する。乾固物を再びメタノールなどに溶解させ、抗発
癌物質を含んだ抽出物を得る。
【0017】さらに、これを、たとえばアンバーライト
XAD−IIを用いる吸着クロマトグラフ法によって樹脂
に吸着させ、水とメタノールの混合溶媒によって溶出
し、抗発癌物質活性のある画分を取得する。活性画分の
溶出は水、20%メタノール、40%メタノール、60
%メタノール、80%メタノール、100%メタノー
ル、100%アセトンを逐次用いた段階的溶出法により
行うことができる。これらの画分を減圧濃縮することに
より、ごまカルスに含まれる抗発癌物質の代表的な画分
を得る。これらを更に高速液体クロマトグラフィー等に
よって精製して、目的とする化合物Aを得る。
【0018】
【2.マウスを用いた抗発癌活性の測定】抗発癌活性の
測定は、徳田らの方法(キャンサー・レターズ、33
巻、279頁(1986))に準じ、マウス背部皮膚を
用いた二段階発癌法により測定した。すなわち、7週齢
のICRマウス(1群15匹)の背部の毛を刈り取り実
験に用いた。実験群;マウスの背部に一匹当たり390
ナノモルのジメチルベンズアントラセン(DMBA)を
塗布し、1週間後さらに1.7ナノモルの12−O−テ
トラデカノイルフォルボール−13−アセテート(TP
A)を塗布した。TPA塗布30分後に化合物A40μ
gを塗布し、以後1週2回、化合物Aを塗布し続け20
週間観察した。コントロール群;マウスの背部に実験群
同様にDMBAとTPAを塗布し、その後20週間観察
した。抗発癌活性はマウス背部に発生したパピローマ
(皮膚癌)の抑制を指標として求めた。その結果、図1
及び図2に示したように、化合物Aは強い抗発癌活性を
有することが明らになった。
【0019】
【3.化合物の使用形態】本発明に係る抗発癌剤は、化
合物A及び/又はその塩を有効成分としてこれに常用さ
れる無機又は有機の担体を加えて、固体、半固体又は液
体の形で、経口投与剤のほか、外用剤等の非経口投与剤
に製剤化する。
【0020】経口投与のための製剤としては、錠剤、丸
剤、顆粒剤、軟・硬カプセル剤、散剤、細粒剤、粉剤、
乳濁剤、懸濁剤、シロップ剤、ペレット剤、エリキシル
等が挙げられる。非経口投与のための製剤としては、注
射剤、点滴剤、輸液、軟膏、ローション、トニック、ス
プレー、懸濁剤、油剤、乳剤、坐剤等が挙げられる。本
発明の有効成分を製剤化するには、常法にしたがえばよ
く、界面活性剤、賦形剤、着色料、着香料、保存料、安
定剤、緩衝剤、懸濁剤、等張剤その他常用される佐薬を
適宜使用する。
【0021】本発明に係る抗発癌剤の投与量は、その種
類、治療ないし予防対象疾病の種類、投与方法、患者の
年令、患者の症状、処理時間等によって相違するが、静
脈投与の場合は成人ひとり当り1日に有効成分(化合物
A)を0.01〜1000mg/kg、好ましくは0.
1〜100mg/kgを投与し、筋肉投与の場合は同じ
く0.01〜1000mg/kg、好ましくは0.1〜
100mg/kg投与し、経口投与の場合も同じく0.
5〜2000mg/kg、好ましくは1〜1000mg
/kgの範囲内で投与する。本発明に係る抗発癌剤の好
適な使用形態のひとつは皮膚等の塗布する外用剤の形態
であるが、この場合は化合物Aを0.001〜10%配
合した外用剤を患部に適用すればよい。なお化合物A
は、天然物しかも食用作物であるごま由来である故、本
来、毒性はなく、事実マウスを用いた急性毒性試験にお
いても、1g/体重1kgの量の化合物Aを経口投与し
たにもかかわらず毒性は観察されなかった。
【0022】以下に実施例を示して本発明を具体的に説
明する。
【0023】
【実施例1】
【1.無菌的に生育したごま芽ばえの調製】ごま種子を
先ず75%エタノール水溶液に数秒間浸漬した後、殺菌
水で洗浄し、ついで0.1%ベンザルコニウムクロライ
ド(市販殺菌剤)液に2〜5分間浸漬して、種子に付着
している微生物を殺菌する。この種子を再び殺菌水でよ
く洗浄したのち、1%次亜塩素酸ナトリウム液(0.1
%の界面活性剤ツイーン20を含む)の殺菌剤液によっ
て30分間処理し、ごま種子を完全に殺菌する。
【0024】一方、殺菌した、ふた付の広口容器(プラ
スチック製市販品)に殺菌ガーゼと水を入れて、この上
でごまを発芽させ、無菌状態の芽ばえを調製する。
【0025】
【2.ごま由来の増殖性細胞(カルス)の誘導】下記の
表1に示した組成の基本培地に、オーキシンとしてナフ
タレン酢酸(10‐8〜10‐6M)あるいは2,4ジク
ロロフェノキシ酢酸(10‐8〜10‐5M)、サイトカ
イニンとして、ベンジルアデニン(10‐6〜10‐
4M)、あるいはカイネチン(10‐6〜10‐4M)を
組合せて添加し、ジェランガム0.2%を固化剤として
加え、殺菌したのち、ペトリディッシュに分注して固化
した。これに無菌的に調製した。ごまの芽ばえの切断片
を移植し、温度28〜30℃の恒温室において暗所で培
養を行う。培養2〜3週間後に、ごま芽ばえの切断片の
切り口より、細胞が増殖し、塊となってカルスを形成す
る。この増殖性カルスを、同じ組成の培地に継代培養す
ることによって、大きなカルスを育てることができる。
【0026】
【表1】
【0027】
【3.カルス細胞の増殖培養】ごまの芽ばえより誘導し
たカルス細胞は、上記表1に示した組成の培地に、ナフ
タレン酢酸(1〜5×10‐5M)、ベンジルアデニン
(1〜5×10‐5M)、ジェランガム0.2%を含む
培地に移植し、8,000〜15,000ルクスの暗所
において25〜30℃好ましくは28〜35℃で培養を
行うことによって細胞を増殖させる。
【0028】
【4.抗発癌物質の抽出及び精製】液体培養法によって
増殖した細胞は、重力分離法や遠心分離法によって容易
に回収することができる。得られた細胞を最終濃度が8
0%になるようにエチルアルコールを添加し、機械攪拌
ホモジナイザーによって抽出する。遠心分離して抽出液
を回収した残りの細胞について再び80%エチルアルコ
ールで抽出する。得られた抽出液を減圧下で濃縮して乾
固すればアメ状、黄褐色の抗発癌性物質の粗抽出物が得
られる。
【0029】これを、たとえばアンバーライトXAD−
IIを用いる吸着クロマトグラフ法によって、樹脂に吸着
させ、水とメタノールの混合溶媒によって溶出し、抗発
癌活性のある画分を取得する。メタノール60%水溶液
により溶出する分画を集め、これを減圧濃縮することに
より、ごま培養細胞中に含まれている抗発癌性物質の代
表的な成分を得る。
【0030】天然物化学の技術分野で、通常用いられて
いる高速クロマトグラフ法により、含有成分の分離分析
を行うことによって、目的成分の精製を行う。先ず、ご
ま培養細胞のアルコール抽出物を吸着クロマトグラフ法
により60%メタノール水溶液で溶出し、得られたフラ
クションを高速液体クロマトグラフ法によって処理し、
多数のピークの中より、強い抗発癌活性をもつピークを
更に精製する。この時、天然物の精製法として通常用い
られている、高速クロマトグラフ法を、くり返し使用し
て、順次目的物質を純化して単一の成分を得る。
【0031】
【5.抗発癌物質の構造決定】単一な成分として単離さ
れた抗発癌物質について、機器分析を行い、その化学構
造を以下のように決定した。
【0032】先ず、単離された抗発癌物質の紫外線吸収
スペクトラムはカフェ酸系化合物の特徴とよく符号し
た。次に高速電子衝突質量分析法(FAB−MS)によ
って得たマススペクトラムより、分子イオンピークは6
67であり、抗発癌性物質の分子量は668と判明し
た。またプロトン核磁気共鳴法(NMR)により、二置
換t−オレフィン、2つの芳香族環の存在と置換様式が
解明された。精製した抗発癌性物質は、糖の呈色反応に
より糖分子が結合した配糖体であることが判っていた
が、その構造を決定するために炭素13核磁気共鳴法に
より構造の解析を行った。こうした天然物の構造解析法
を駆使して、ごま培養細胞由来の抗発癌性物質の化学構
造を3,4−ジヒドロキシ−β−フェニル−O−エチル
カルボキシル−O−α−L−ラムノピラノシル(1−
3)−4−O−カフェオイル−β−グルコピラノシドと
決定した。その構造式は化合物Aで示される。
【0033】
【実施例2 外用剤(軟膏)の製造】 A.ポリソルベート20 5.00(g) エタノール 5.00 化合物A 0.01 B.白色ワセリン 〜100 牛脂 20.00 セタノール 2.00 モノステアリン酸グリセリン 5.00
【0034】Aを攪拌混合する。Bを加熱混合溶解し、
冷却時にAを混合して軟膏を製造する。
【0035】
【実施例3 錠剤の製造】 (1)化合物A 50g (2)ラクトース 90g (3)コーンスターチ 29g (4)ステアリン酸マグネシウム 1g
【0036】(1)、(2)及び(3)(但し17g)
を混合し、(3)(但し7g)から調製したペーストと
ともに顆粒化した。得られた顆粒に(3)(但し5g)
と(4)を加えてよく混合し、この混合物を圧縮錠剤機
により圧縮して、1錠あたり有効成分(1)を50mg
含有する錠剤1000個を製造した。
【0037】
【実施例4 注射剤の製造】 (1)化合物A 5g (2)食塩 9g (3)クロロブタノール 5g (4)炭酸水素ナトリウム 1g
【0038】(1)〜(4)の全成分を蒸留水1000
mlに溶解した後、アンプルに1mlずつ分注して、注
射剤1000本を製造した。
【0039】
【発明の効果】本発明は、化合物Aを有効成分とする抗
発癌剤に関するものであり、天然物に由来する従来にな
い安全性の高い癌治療効果及び癌予防効果を有する物質
として医薬品のほか、化粧品、機能性食品(特定保健用
食品)、健康食品等の素材などとして、広く使用される
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】マウス背部皮膚による本発明に係る抗発癌物質
(化合物A)の抗発癌活性を示したグラフであって、T
PA塗布後の時間とパピロマ数との関係を示したグラフ
である。
【図2】図1と同じく抗発癌活性を示したグラフであっ
て、TPA塗布後の時間とマウス当りのパピロマ数との
関係を示したグラフである。
【符号の説明】
▲−▲:本発明に係る抗発癌物質(化合物A) ●−●:コントロール群
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 抗発癌剤
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗発癌剤に関するもの
であって更に詳細には下記の化1で示される構造式を有
する、3,4−ジヒドロキシ−β−フェニル−O−エチ
ルカルボキシル−O−α−L−ラムノピラノシル(1−
3)−4−O−カフェオイル−β−グルコピラノシド
(以下化合物Aと称す)を有効成分とする各種癌疾患の
予防及び/又は治療剤に関するものである。
【0002】
【化1】
【0003】
【従来の技術】人口の高齢化に伴ない、昭和56年以降
癌が死因の第1位となり、その後上昇の一途をたどって
いる。昭和58年より、関係省庁を中心に推進されてき
た「対がん10ケ年総合戦略」にもかかわらず、早期発
現・早期治療以外に打つ手の無いのが現状である。癌の
新しい診断法、治療薬開発が望まれている一方で、癌の
予防に関する研究が特に近年注目をあび、抗発癌剤の開
発も大きな社会的ニーズとなっている。現在各方面から
精力的に研究がなされているにもかかわらず、安全性の
高い抗発癌剤は見い出されていない。
【0004】一方、ごま(S.indicum L.)
の植物体から増殖性細胞を誘導することが本発明者らに
よって既に開発されているが(特開昭63−20738
0号)、その培養物の溶媒抽出物中に抗発癌性物質が含
有されていることは全く知られていない。ましてや、化
合物Aで示される配糖体化合物については、化合物自体
が未知のものであり、その抗発癌性に至っては何らの示
唆すらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、これまでの癌診断・治療法、では達成し得
なかった、癌による死亡率を画期的に低下させることに
ある。すなわち、安全性の高い抗発癌物質を提供し、こ
れを用いることにより、癌の発生を未然に防ぎ、あるい
は早期癌の進行をくい止め、癌の予防と治療に有用な抗
発癌剤を開発することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、各種植物成体あるいは各種植物カル
ス細胞を広く探索し鋭意検討した結果、ごま(S.in
dicum L.)の植物成体から誘導した増殖性細胞
(カルス)を合成培地を用いて培養し、得られた培養細
胞の抽出物が抗発癌性を示すことを見出した。
【0007】そして抗発癌性物質を精製するのに成功し
ただけでなく、天然物の構造解析法を各種駆使してその
構造決定にも成功し、これらの知見に基づき更に研究の
結果、遂に本発明の完成に至ったものである。
【0008】すなわち本発明は、下記の化2で示される
構造を有する化合物A、つまり3,4−ジヒドロキシ−
β−フェニル−O−エチルカルボキシル−O−α−L−
ラムノピラノシル(1−3)−4−O−カフェオイル−
β−グルコピラノシドを有効成分とする各種癌疾患の予
防及び/又は治療剤に関するものである。
【0009】
【化2】
【0010】本発明において使用する有効成分化合物で
ある化合物Aは、有機合成法によっても製造できるし、
天然物からの抽出法によっても製造することができる。
後者の場合、例えば、ごま(Sesamun indi
cum L.)の植物体から誘導された増殖性細胞の培
養物から抽出することができる。すなわち、ごま(Se
samun indicum L.)の植物体から誘導
された増殖性細胞を培養してごまカルスを得、このごま
カルスを粉砕し、次いで、エタノールで抽出処理してご
ま細胞粗抽出物を製造した後、このごま細胞粗抽出物を
更に溶媒により溶出処理することによって抗発癌性を有
する溶出画分を得、これに各種の精製工程を実施して、
化合物Aを単離精製するのである。
【0011】本発明を実施するには、先ずごま(S.i
ndicum L.)の植物成体から増殖性細胞を誘導
し、これを培養することが必要であるが、それには本発
明者らによって開発された方法(特開昭63−2073
80)を利用するのが好適である。
【0012】ごまとしては、茎、根、又は種子を用い
る。そして、無菌条件下で芽ばえを調製し、芽、茎、葉
及び/又は根の切片を固体及び/又は液体の培地で培養
してカルス細胞を誘導する。得られた増殖性カルスは、
継代培養することにより大きなカルスに成長させる。次
いでこれを固体及び/又は液体培地で、静置及び/又は
攪拌培養してカルス細胞を増殖せしめるのである。
【0013】培地としては、各種培地を使用することが
でき、常用される炭素源、窒素源のほか、必要あればビ
タミンやミネラル類も使用し、更にインドール酢酸、同
酪酸、ナフタレン酢酸等のオーキシンや、ベンジルアデ
ニン、カイネチン等のサイトカイニンを添加使用すると
効果的である。培養温度は20〜37℃で培養操作でき
るが、好ましくは25〜35℃である。培養液のpHは
弱酸性(pH5.6〜6.0)が増殖に有利である。
【0014】培養して得た増殖性細胞をセルラーゼやリ
ゾチームを用いる生物学的処理、化学的処理、機械的な
いしは超音波などの処理、又はこれらを組み合わせたり
して細胞を破壊し、メタノール、エタノール、アセト
ン、クロロホルムその他の有機溶媒、水などの単独ない
しは、これらの有機溶媒と水との混合液で抽出すること
により抗発癌物質を得ることができる。そしてこれらを
更に精製することにより化合物Aを得るのである。
【0015】次に、本発明者らにより見い出された抗発
癌物質を含む画分の取得及び化合物Aの抽出について実
験工程を追って更に具体的に説明する。
【0016】
【1.化合物Aの抽出及び分画】上記のように三村らの
方法(特開昭63−207380)によって得られたご
ま(S.indicum L.)の植物体に由来するカ
ルス細胞をブレンダー等で細かく破砕したのち、石英砂
と共に磨砕する。これをメタノールなどで抽出し、無水
硫酸ナトリウムによって脱水し、30〜35℃で減圧乾
固する。乾固物を再びメタノールなどに溶解させ、抗発
癌物質を含んだ抽出物を得る。
【0017】さらに、これを、たとえばアンバーライト
XAD−IIを用いる吸着クロマトグラフ法によって樹
脂に吸着させ、水とメタノールの混合溶媒によって溶出
し、抗発癌物質活性のある画分を取得する。活性画分の
溶出は水、20%メタノール、40%メタノール、60
%メタノール、80%メタノール、100%メタノー
ル、100%アセトンを逐次用いた段階的溶出法により
行うことができる。これらの画分を減圧濃縮することに
より、ごまカルスに含まれる抗発癌物質の代表的な画分
を得る。これらを更に高速液体クロマトグラフィー等に
よって精製して、目的とする化合物Aを得る。
【0018】
【2.マウスを用いた抗発癌活性の測定】抗発癌活性の
測定は、徳田らの方法(キャンサー・レターズ、33
巻、279頁(1986))に準じ、マウス背部皮膚を
用いた二段階発癌法により測定した。すなわち、7週齢
のICRマウス(1群15匹)の背部の毛を刈り取り実
験に用いた。実験群;マウスの背部に一匹当たり390
ナノモルのジメチルベンズアントラセン(DMBA)を
塗布し、1週間後さらに1.7ナノモルの12−O−テ
トラデカノイルフォルボール−13−アセテート(TP
A)を塗布した。TPA塗布30分後に化合物A40μ
gを塗布し、以後1週2回、化合物Aを塗布し続け20
週間観察した。コントロール群;マウスの背部に実験群
同様にDMBAとTPAを塗布し、その後20週間観察
した。抗発癌活性はマウス背部に発生したパピローマ
(皮膚癌)の抑制を指標として求めた。その結果、図1
及び図2に示したように、化合物Aは強い抗発癌活性を
有することが明らになった。
【0019】
【3.化合物の使用形態】本発明に係る抗発癌剤は、化
合物A及び/又はその塩を有効成分としてこれに常用さ
れる無機又は有機の担体を加えて、固体、半固体又は液
体の形で、経口投与剤のほか、外用剤等の非経口投与剤
に製剤化する。
【0020】経口投与のための製剤としては、錠剤、丸
剤、顆粒剤、軟・伸カプセル剤、散剤、細粒剤、粉剤、
乳濁剤、懸濁剤、シロップ剤、ペレット剤、エリキシル
等が挙げられる。非経口投与のための製剤としては、注
射剤、点滴剤、輸液、軟膏、ローション、トニック、ス
プレー、懸濁剤、油剤、乳剤、坐剤等が挙げられる。本
発明の有効成分を製剤化するには、常法にしたがえばよ
く、界面活性剤、賦形剤、着色料、着香料、保存料、安
定剤、緩衝剤、懸濁剤、等張剤その他常用される佐薬を
適宜使用する。
【0021】本発明に係る抗発癌剤の投与量は、その種
類、治療ないし予防対象疾病の種類、投与方法、患者の
年令、患者の症状、処理時間等によって相違するが、静
脈投与の場合は成人ひとり当り1日に有効成分(化合物
A)を0.01〜1000mg/kg、好ましくは0.
1〜100mg/kgを投与し、筋肉投与の場合は同じ
く0.01〜1000mg/kg、好ましくは0.1〜
100mg/kg投与し、経口投与の場合も同じく0.
5〜2000mg/kg、好ましくは1〜1000mg
/kgの範囲内で投与する。本発明に係る抗発癌剤の好
適な使用形態のひとつは皮膚等の塗布する外用剤の形態
であるが、この場合は化合物Aを0.001〜10%配
合した外用剤を患部に適用すればよい。なお化合物A
は、天然物しかも食用作物であるごま由来である故、本
来、毒性はなく、事実マウスを用いた急性毒性試験にお
いても、1g/体重1kgの量の化合物Aを経口投与し
たにもかかわらず毒性は観察されなかった。
【0022】以下に実施例を示して本発明を具体的に説
明する。
【0023】
【実施例1】
【1.無菌的に生育したごま芽ばえの調製】ごま種子を
先ず75%エタノール水溶液に数秒間浸漬した後、殺菌
水で洗浄し、ついで0.1%ベンザルコニウムクロライ
ド(市販殺菌剤)液に2〜5分間浸漬して、種子に付着
している微生物を殺菌する。この種子を再び殺菌水でよ
く洗浄したのち、1%次亜塩素酸ナトリウム液(0.1
%の界面活性剤ツイーン20を含む)の殺菌剤液によっ
て30分間処理し、ごま種子を完全に殺菌する。
【0024】一方、殺菌した、ふた付の広口容器(プラ
スチック製市販品)に殺菌ガーゼと水を入れて、この上
でごまを発芽させ、無菌状態の芽ばえを調製する。
【0025】
【2.ごま由来の増殖性細胞(カルス)の誘導】下記の
表1に示した組成の基本培地に、オーキシンとしてナフ
タレン酢酸(10−〜10−M)あるいは2,4ジ
クロロフェノキシ酢酸(10−〜10−M)、サイ
トカイニンとして、ベンジルアデニン(10−〜10
M)、あるいはカイネチン(10−〜10−
M)を組合せて添加し、ジェランガム0.2%を固化
剤として加え、殺菌したのち、ペトリディッシュに分注
して固化した。これに無菌的に調製した。ごまの芽ばえ
の切断片を移植し、温度28〜30℃の恒温室において
暗所で培養を行う。培養2〜3週間後に、ごま芽ばえの
切断片の切り口より、細胞が増殖し、塊となってカルス
を形成する。この増殖性カルスを、同じ組成の培地に継
代培養することによって、大きなカルスを育てることが
できる。
【0026】
【表1】
【0027】
【3.カルス細胞の増殖培養】ごまの芽ばえより誘導し
たカルス細胞は、上記表1に示した組成の培地に、ナフ
タレン酢酸(1〜5×10−M)、ベンジルアデニン
(1〜5×10−M)、ジェランガム0.2%を含む
培地に移植し、8,000〜15,000ルクスの暗所
において25〜30℃好ましくは28〜35℃で培養を
行うことによって細胞を増殖させる。
【0028】
【4.抗発癌物質の抽出及び精製】液体培養法によって
増殖した細胞は、重力分離法や遠心分離法によって容易
に回収することができる。得られた細胞を最終濃度が8
0%になるようにエチルアルコールを添加し、機械撹拌
ホモジナイザーによって抽出する。遠心分離して抽出液
を回収した残りの細胞について再び80%エチルアルコ
ールで抽出する。得られた抽出液を減圧下で濃縮して乾
固すればアメ状、黄褐色の抗発癌性物質の粗抽出物が得
られる。
【0029】これを、たとえばアンバーライトXAD−
IIを用いる吸着クロマトグラフ法によって、樹脂に吸
着させ、水とメタノールの混合溶媒によって溶出し、抗
酸化活性のある画分を取得する。メタノール60%水溶
液により溶出する分画を集め、これを減圧濃縮すること
により、ごま培養細胞中に含まれている抗発癌性物質の
代表的な成分を得る。
【0030】天然物化学の技術分野で、通常用いられて
いる高速クロマトグラフ法により、含有成分の分離分析
を行うことによって、目的成分の精製を行う。先ず、ご
ま培養細胞のアルコール抽出物の吸着クロマトグラフ法
により60%メタノール水溶液で溶出したフラクション
の高速液体クロマトグラフ法によって処理し、多数のピ
ークの中より、強い抗発癌活性をもつピークを更に精製
する。この時、天然物の精製法として通常用いられてい
る、高速クロマトグラフ法を、くり返し使用して、順次
目的物質を純化して単一の成分を得る。
【0031】
【5.抗発癌物質の構造決定】単一な成分として単離さ
れた抗発癌物質について、機器分析を行い、その化学構
造を以下のように決定した。
【0032】先ず、単離された抗発癌物質の紫外線吸収
スペクトラムはカフェ酸系化合物の特徴とよく符号し
た。次に高速電子衝突質量分析法(FAB−MS)によ
って得たマススペクトラムより、分子イオンピークは6
67であり、抗発癌性物質の分子量は668と判明し
た。またプロトン核磁気共鳴法(NMR)により、二温
換t−オレフィン、2つの芳香族環の存在と置換様式が
解明された。精製した抗発癌性物質は、糖の呈色反応に
より糖分子が結合した配糖体であることが判っていた
が、その構造を決定するために炭素13核磁気共鳴法に
より構造の解析を行った。こうした天然物の構造解析法
を駆使して、ごま培養細胞由来の抗発癌性物質の化学構
造を3,4−ジヒドロキシ−β−フェニル−O−エチル
カルボキシル−O−α−L−ラムノピラノシル(1−
3)−4−O−カフェオイル−β−グルコピラノシドと
決定した。その構造式は化合物Aで示される。
【0033】
【実施例2 外用剤(軟膏)の製造】 A.ポリソルベート20 5.00(g) エタノール 5.00 化合物A 0.01 B.白色ワセリン 〜100 牛脂 20.00 セタノール 2.00 モノステアリン酸グリセリン 5.00
【0034】Aを攪拌混合する。Bを加熱混合溶解し、
冷却時にAを混合して軟膏を製造する。
【0035】
【実施例3 錠剤の製造】 (1)化合物A 50g (2)ラクトース 90g (3)コーンスターチ 29g (4)ステアリン酸マグネシウム 1g
【0036】(1)、(2)及び(3)(但し17g)
を混合し、(3)(但し7g)から調製したペーストと
ともに顆粒化した。得られた顆粒に(3)(但し5g)
と(4)を加えてよく混合し、この混合物を圧縮錠剤機
により圧縮して、1錠あたり有効成分(1)を50mg
含有する錠剤1000個を製造した。
【0037】
【実施例4 注射剤の製造】 (1)化合物A 5g (2)食塩 9g (3)クロロブタノール 5g (4)炭酸水素ナトリウム 1g
【0038】(1)〜(4)の全成分を蒸留水1000
mlに溶解した後、アンプルに1mlずつ分注して、注
射剤1000本を製造した。
【0039】
【発明の効果】本発明は、化合物Aを有効成分とする抗
発癌剤に関するものであり、天然物に由来する従来にな
い安全性の高い癌治療効果及び癌予防効果を有する物質
として医薬品のほか、化粧品、機能性食品(特定保健用
食品)、健康食品等の素材などとして、広く使用される
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】マウス背部皮膚による本発明に係る抗発癌物質
(化合物A)の抗発癌活性を示したグラフであって、T
PA塗布後の時間とパピロマ数との関係を示したグラフ
である。
【図2】図1と同じく抗発癌活性を示したグラフであっ
て、TPA塗布後の時間とマウス当りのパピロマ数との
関係を示したグラフである。
【符号の説明】 ▲−▲:本発明に係る抗発癌物質(化合物A) ●−●:コントロール群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳 田 春 邦 京都府京都市左京区下鴨北園町3番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3,4−ジヒドロキシ−β−フェニル−
    O−エチルカルボキシル−O−α−L−ラムノピラノシ
    ル(1−3)−4−O−カフェオイル−β−グルコピラ
    ノシドを有効成分とすることを特徴とする癌の予防及び
    /又は治療剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63233932A (ja) * 1986-04-04 1988-09-29 Mitsui Toatsu Chem Inc 光学活性ナフタレン誘導体
CN107890468A (zh) * 2017-12-15 2018-04-10 天津大学 1,3,6‑三‑O‑(E)‑咖啡酰基‑β‑D‑葡萄吡喃糖在制备降糖药或食品的用途

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