JPH0656867A - 2−デオキシ−2,2−ジフルオロ−d−リボフラノシルアルキルスルホネートアノマーを分離する方法 - Google Patents
2−デオキシ−2,2−ジフルオロ−d−リボフラノシルアルキルスルホネートアノマーを分離する方法Info
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- JPH0656867A JPH0656867A JP5149152A JP14915293A JPH0656867A JP H0656867 A JPH0656867 A JP H0656867A JP 5149152 A JP5149152 A JP 5149152A JP 14915293 A JP14915293 A JP 14915293A JP H0656867 A JPH0656867 A JP H0656867A
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- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H13/00—Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
- C07H13/02—Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
- C07H13/08—Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals directly attached to carbocyclic rings
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H11/00—Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 下記式
[式中、Xはそれぞれヒドロキシ保護基から独立に選択
され、Rはアルキルまたは置換アルキルを表す]で表さ
れるアノマー混合物を分離する方法であって、上記アノ
マー混合物を溶媒と接触させ、加熱し、カウンター溶媒
を加え、温度を低下させることからなる方法。 【効果】 上記の方法で、原料物質のアルファ-アノマ
ーが結晶化し、純粋な形態で得られる。
され、Rはアルキルまたは置換アルキルを表す]で表さ
れるアノマー混合物を分離する方法であって、上記アノ
マー混合物を溶媒と接触させ、加熱し、カウンター溶媒
を加え、温度を低下させることからなる方法。 【効果】 上記の方法で、原料物質のアルファ-アノマ
ーが結晶化し、純粋な形態で得られる。
Description
【0001】本発明は抗新生物および/または抗ウイル
ス物質を製造する際の中間体として使用するために、2
-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-ア
ルキルホスホネートのアノマーをアノマー混合物から分
離し、結晶化する方法に関する。
ス物質を製造する際の中間体として使用するために、2
-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-ア
ルキルホスホネートのアノマーをアノマー混合物から分
離し、結晶化する方法に関する。
【0002】M.Hofer,Chem.Ber.,93,277(1960)とBhahac
harya,J.Org.Chem.,28,428(1963)は1-クロロ-2-デオ
キシ-3,5-O-(ジ-p-トルオイル)-D-エリスロ-ペン
トフラノースを製造する方法について記述している。1
-クロロ-2-デオキシ-3,5-O-(ジ-p-トルオイル)-D
-エリスロ-ペントフラノースのα-アノマーは結晶性で
あるので、濾過によってβ-アノマーから分離し、純粋
な結晶として得ることができた。したがって、上記結晶
性塩化物は2-デオキシリボフラノシル誘導体からβ-ヌ
クレオシドを合成するための主要な基質となっている。
harya,J.Org.Chem.,28,428(1963)は1-クロロ-2-デオ
キシ-3,5-O-(ジ-p-トルオイル)-D-エリスロ-ペン
トフラノースを製造する方法について記述している。1
-クロロ-2-デオキシ-3,5-O-(ジ-p-トルオイル)-D
-エリスロ-ペントフラノースのα-アノマーは結晶性で
あるので、濾過によってβ-アノマーから分離し、純粋
な結晶として得ることができた。したがって、上記結晶
性塩化物は2-デオキシリボフラノシル誘導体からβ-ヌ
クレオシドを合成するための主要な基質となっている。
【0003】2-デオキシリボフラノシルアルキルスル
ホネート誘導体は不安定である。したがってこれらは化
学文献ではほとんど触れられていない。しかし、2-デ
オキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-アル
キルスルホネート誘導体は2位にgem-ジフルオロ部
分が存在するので安定であり、ピリミジンおよびプリン
ヌクレオシドの製造に使用される。しかし、2-デオキ
シ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-メタンス
ルホネートはアノマー混合物として存在し、これらを純
粋なアノマーに分離しようとする試みがなされたことは
なかった。その結果、例えば2-デオキシ-2,2-ジフル
オロ-D-リボフラノシル-1-メタンスルホネートから製
造されるヌクレオシドは非立体選択的である。
ホネート誘導体は不安定である。したがってこれらは化
学文献ではほとんど触れられていない。しかし、2-デ
オキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-アル
キルスルホネート誘導体は2位にgem-ジフルオロ部
分が存在するので安定であり、ピリミジンおよびプリン
ヌクレオシドの製造に使用される。しかし、2-デオキ
シ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-メタンス
ルホネートはアノマー混合物として存在し、これらを純
粋なアノマーに分離しようとする試みがなされたことは
なかった。その結果、例えば2-デオキシ-2,2-ジフル
オロ-D-リボフラノシル-1-メタンスルホネートから製
造されるヌクレオシドは非立体選択的である。
【0004】生物学的に活性な2'-デオキシ-2',2'-
ジフルオロリボフラノシルヌクレオシドを立体選択的に
製造するためには、高度に純粋なアルファ-アノマー2-
デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシルアルキ
ルスルホネート中間体が必要である。しかし、これらの
アルキルスルホネート誘導体は通常はアノマー混合物と
して製造される。したがって、2-デオキシ-2,2-D-
リボフラノシルアルキルスルホネートアノマーを分離す
る方法が必要とされている。
ジフルオロリボフラノシルヌクレオシドを立体選択的に
製造するためには、高度に純粋なアルファ-アノマー2-
デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシルアルキ
ルスルホネート中間体が必要である。しかし、これらの
アルキルスルホネート誘導体は通常はアノマー混合物と
して製造される。したがって、2-デオキシ-2,2-D-
リボフラノシルアルキルスルホネートアノマーを分離す
る方法が必要とされている。
【0005】本発明の目的は2-デオキシ-2,2-ジフル
オロ-D-リボフラノシルアルキルスルホネートのアノマ
ー混合物を分離する方法を提供することである。
オロ-D-リボフラノシルアルキルスルホネートのアノマ
ー混合物を分離する方法を提供することである。
【0006】本発明のもう1つの目的は、結晶性型のア
ルファ-アノマーをもたらす2-デオキシ-2,2-ジフル
オロ-D-リボフラノシルアルキルスルホネートのアノマ
ー混合物の分離方法を提供することである。
ルファ-アノマーをもたらす2-デオキシ-2,2-ジフル
オロ-D-リボフラノシルアルキルスルホネートのアノマ
ー混合物の分離方法を提供することである。
【0007】本発明によれば、式:
【化2】 [式中、各Xは独立にヒロドキシ保護基から選択され、
Rはアルキルまたは置換アルキルを表す]で表されるア
ノマー混合物を分離する方法であって、上記アノマー混
合物を溶媒と接触させ、加熱し、カウンター溶媒(count
ersolvent)を添加し、温度を下げることからなる方法が
提供される。
Rはアルキルまたは置換アルキルを表す]で表されるア
ノマー混合物を分離する方法であって、上記アノマー混
合物を溶媒と接触させ、加熱し、カウンター溶媒(count
ersolvent)を添加し、温度を下げることからなる方法が
提供される。
【0008】特に明記する場合を除いて、本明細書を通
して、すべての温度を摂氏温度で表し、すべての比率、
百分率などを重量単位で表し、すべての混合物を体積単
位で表す。アノマー混合物は百分率として表す。用語
「キシレン」は単独で、あるいは組み合わされて、キシ
レンのすべての異性体と、それらの混合物を意味する。
用語「スルホネート」は単独で、あるいは組み合わされ
て、一般式RSO3(ここにRはアルキルまたは置換アル
キルを表す)で表される化合物を意味する。用語「アル
キル」は単独で、あるいは組み合わされて、好ましくは
7炭素原子までを含有する直鎖および分枝鎖の脂肪族炭
化水素、例えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプ
ロピル、n-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキ
シル、3-メチルペンチル基など、あるいは置換された
直鎖および分枝鎖脂肪族炭化水素、例えばクロロエタ
ン、1,2-ジクロロエタンなどを表す。用語「置換(さ
れた)」は単独で、あるいは組み合わされて、水素また
は一般的部分がシアノ、ハロ、カルボアルコキシ、トル
オイル、ニトロ、アルコキシ、アルキル、およびジアル
キルアミノから選択される1またはそれ以上の基で置き
換えられていることを意味する。
して、すべての温度を摂氏温度で表し、すべての比率、
百分率などを重量単位で表し、すべての混合物を体積単
位で表す。アノマー混合物は百分率として表す。用語
「キシレン」は単独で、あるいは組み合わされて、キシ
レンのすべての異性体と、それらの混合物を意味する。
用語「スルホネート」は単独で、あるいは組み合わされ
て、一般式RSO3(ここにRはアルキルまたは置換アル
キルを表す)で表される化合物を意味する。用語「アル
キル」は単独で、あるいは組み合わされて、好ましくは
7炭素原子までを含有する直鎖および分枝鎖の脂肪族炭
化水素、例えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプ
ロピル、n-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキ
シル、3-メチルペンチル基など、あるいは置換された
直鎖および分枝鎖脂肪族炭化水素、例えばクロロエタ
ン、1,2-ジクロロエタンなどを表す。用語「置換(さ
れた)」は単独で、あるいは組み合わされて、水素また
は一般的部分がシアノ、ハロ、カルボアルコキシ、トル
オイル、ニトロ、アルコキシ、アルキル、およびジアル
キルアミノから選択される1またはそれ以上の基で置き
換えられていることを意味する。
【0009】本分離方法での使用に適する3,5-ヒドロ
キシ保護-2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラ
ノシル-1-アルキルスルホネート出発物質のアノマー混
合物は米国特許第4526988号および米国特許第4
965374号に記載されている。
キシ保護-2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラ
ノシル-1-アルキルスルホネート出発物質のアノマー混
合物は米国特許第4526988号および米国特許第4
965374号に記載されている。
【0010】本方法の好ましい態様では、2-デオキシ-
2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-メタンスルホネート、2-デオキシ-2,2-
ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイ
ル-1-エタンスルホネート、またはそれらのアルキル置
換型のアノマー混合物を出発物質として使用する。
2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-メタンスルホネート、2-デオキシ-2,2-
ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイ
ル-1-エタンスルホネート、またはそれらのアルキル置
換型のアノマー混合物を出発物質として使用する。
【0011】ヒドロキシ保護基(X)は当該技術分野で公
知であり、「Protective Groups inOrganic Chemistr
y」,McOmie編,Plenum Press,ニューヨーク(1973)の
第3章および「Protective Groups in Organic Synthes
is」,Green,John,J.Weley and Sons,ニューヨーク
(1981)の第2章に記述されている。好ましいものは、ホ
ルミル、アセチル、置換アセチル、プロピオニル、ブチ
ニル、ピバルアミド、2-クロロアセチル、ベンゾイ
ル、置換ベンゾイル、フェノキシカルボニル、メトキシ
アセチルなどのエステル形成基;フェノキシカルボニ
ル、t-ブトキシカルボニル、エトキシカルボニル、ビ
ニルオキシカルボニル、2,2,2-トリクロロエトキシ
カルボニルおよびベンジルオキシカルボニルなどのカー
ボネート誘導体;ベンジル、ジフェニルメチル、トリフ
ェニルメチル、t-ブチル、メトキシメチル、テトラヒ
ドロピラニル、アリル、テトラヒドロチエニル、2-メ
トキシエトキシメチルなどのアルキルエーテル形成基;
トリアルキルシリル、トリメチルシリル、イソプロピル
ジアルキルシリル、アルキルジイソプロピルシリル、ト
リイソプロピルシリル、t-ブチルジアルキルシリルお
よび1,1,3,3-テトライソプロピルジスロキサニルな
どのシリルエーテル形成基;N-フェニルカルバメート
およびN-イミダオゾイルカルバメートなどのカルバメ
ート類であるが、より好ましいものはベンゾイル、モノ
置換ベンゾイルおよびジ置換ベンゾイル、アセチル、ピ
バロイル、トリフェニルメチルエーテルおよびシリルエ
ーテル形成基、特にt-ブチルジメチルシリルであり、
最も好ましいものはベンゾイルである。
知であり、「Protective Groups inOrganic Chemistr
y」,McOmie編,Plenum Press,ニューヨーク(1973)の
第3章および「Protective Groups in Organic Synthes
is」,Green,John,J.Weley and Sons,ニューヨーク
(1981)の第2章に記述されている。好ましいものは、ホ
ルミル、アセチル、置換アセチル、プロピオニル、ブチ
ニル、ピバルアミド、2-クロロアセチル、ベンゾイ
ル、置換ベンゾイル、フェノキシカルボニル、メトキシ
アセチルなどのエステル形成基;フェノキシカルボニ
ル、t-ブトキシカルボニル、エトキシカルボニル、ビ
ニルオキシカルボニル、2,2,2-トリクロロエトキシ
カルボニルおよびベンジルオキシカルボニルなどのカー
ボネート誘導体;ベンジル、ジフェニルメチル、トリフ
ェニルメチル、t-ブチル、メトキシメチル、テトラヒ
ドロピラニル、アリル、テトラヒドロチエニル、2-メ
トキシエトキシメチルなどのアルキルエーテル形成基;
トリアルキルシリル、トリメチルシリル、イソプロピル
ジアルキルシリル、アルキルジイソプロピルシリル、ト
リイソプロピルシリル、t-ブチルジアルキルシリルお
よび1,1,3,3-テトライソプロピルジスロキサニルな
どのシリルエーテル形成基;N-フェニルカルバメート
およびN-イミダオゾイルカルバメートなどのカルバメ
ート類であるが、より好ましいものはベンゾイル、モノ
置換ベンゾイルおよびジ置換ベンゾイル、アセチル、ピ
バロイル、トリフェニルメチルエーテルおよびシリルエ
ーテル形成基、特にt-ブチルジメチルシリルであり、
最も好ましいものはベンゾイルである。
【0012】本方法での使用に適した溶媒は、ジクロロ
メタン、1,2-ジクロロエタン、1,1,2-トリクロロ
エタン、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸アミ
ル、アニソール、トルエン、キシレン、およびそれらの
混合物からなる群から選択することができ、好ましいも
のは酢酸プロピル、1,2-ジクロロエタン、アニソール
およびそれらの混合物である。
メタン、1,2-ジクロロエタン、1,1,2-トリクロロ
エタン、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸アミ
ル、アニソール、トルエン、キシレン、およびそれらの
混合物からなる群から選択することができ、好ましいも
のは酢酸プロピル、1,2-ジクロロエタン、アニソール
およびそれらの混合物である。
【0013】溶媒を3,5-ヒドロキシ保護-2-デオキシ
-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-アルキルス
ルホネートのアノマー混合物に加えた後、その溶液を約
30℃ないし約50℃に加熱して溶液を形成させる。
-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-1-アルキルス
ルホネートのアノマー混合物に加えた後、その溶液を約
30℃ないし約50℃に加熱して溶液を形成させる。
【0014】次に、カウンター溶媒をこの溶液に加え
る。本法で使用するのに適したカウンター溶媒は、エタ
ノール、変性エタノール(メタノール、トルエン、酢酸
エチル、イソプロピルアルコール、メチルイソブチルケ
トン、またはそれらの混合物で変性したもの)、イソプ
ロピルアルコール、メタノール、エタノール、メチル-
t-ブチルエーテル、ジエチルエーテルおよびそれらの
混合物からなる群から選択することができ、好ましもの
はエタノールとイソプロピルアルコールである。
る。本法で使用するのに適したカウンター溶媒は、エタ
ノール、変性エタノール(メタノール、トルエン、酢酸
エチル、イソプロピルアルコール、メチルイソブチルケ
トン、またはそれらの混合物で変性したもの)、イソプ
ロピルアルコール、メタノール、エタノール、メチル-
t-ブチルエーテル、ジエチルエーテルおよびそれらの
混合物からなる群から選択することができ、好ましもの
はエタノールとイソプロピルアルコールである。
【0015】次に、その混合物の温度を約23℃ないし
約−10℃(より好ましくは23℃ないし約5℃)に低下
させる。
約−10℃(より好ましくは23℃ないし約5℃)に低下
させる。
【0016】好ましい態様では、2-デオキシ-2,2-ジ
フルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-
1-α-メタンスルホネート結晶などの3,5-ヒドロキシ
保護-2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシ
ル-1-α-アルキルスルホネート結晶が温度を下げた時
に生成する。
フルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-
1-α-メタンスルホネート結晶などの3,5-ヒドロキシ
保護-2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシ
ル-1-α-アルキルスルホネート結晶が温度を下げた時
に生成する。
【0017】本発明は結晶化方法であって、非晶性固体
物質の沈殿ではない。生成した結晶は、結晶学的顕微鏡
で観察するとよく発達した結晶面を含有し、高い複屈折
を有する。
物質の沈殿ではない。生成した結晶は、結晶学的顕微鏡
で観察するとよく発達した結晶面を含有し、高い複屈折
を有する。
【0018】本法においてアノマー比率が50%アルフ
ァ-アノマー未満であって、自発的なアノマーの結晶化
が起こらない場合には、結晶化を容易にするためにアル
ファ-アノマーの種結晶を加える必要があるかもしれな
い。
ァ-アノマー未満であって、自発的なアノマーの結晶化
が起こらない場合には、結晶化を容易にするためにアル
ファ-アノマーの種結晶を加える必要があるかもしれな
い。
【0019】本法は周囲条件下で好ましく行われ、実質
上約30分ないし約20時間で完結し、より好ましくは
約2時間で完結する。
上約30分ないし約20時間で完結し、より好ましくは
約2時間で完結する。
【0020】本法はその簡便さと、アノマー混合物中に
存在する量より多い量で個々のアノマーを得ることに相
当する意外な収率ゆえに特に有利である。2-デオキシ-
2,2-ジフルオロ-D-リボルフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-アルキルスルホネートのアルファおよびベ
ータ-アノマー混合物に適用すれば、本方法により、生
物学的に重要なベータ-アノマーヌクレオシドのグリコ
シル化に有用であるために特に興味深い結晶性型のアル
ファ-アノマーを得ることができる。
存在する量より多い量で個々のアノマーを得ることに相
当する意外な収率ゆえに特に有利である。2-デオキシ-
2,2-ジフルオロ-D-リボルフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-アルキルスルホネートのアルファおよびベ
ータ-アノマー混合物に適用すれば、本方法により、生
物学的に重要なベータ-アノマーヌクレオシドのグリコ
シル化に有用であるために特に興味深い結晶性型のアル
ファ-アノマーを得ることができる。
【0021】以下の実施例は本発明の特定の側面を例示
するものであり、本発明の範囲の限定を意図するもので
はなく、またそのように見なすべきでもない。
するものであり、本発明の範囲の限定を意図するもので
はなく、またそのように見なすべきでもない。
【0022】実施例1 ジクロロメタン(45ml)中の2-デオキシ-2,2-ジフ
ルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1
-メタンスルホネート(11.9g)のアノマー混合物を3
0℃に加熱した。ジエチルエーテルを溶液が濁るまで
(約45ml)加えた。その溶液をゆっくりと室温に冷却
すると、稠密な立方晶様の結晶が生成した。室温で2時
間の後、針様結晶が生成し始め、その時点で上清をデカ
ントした。立方晶様結晶を集め、ジクロロメタンとジエ
チルエーテルの3:1溶液で濯いだ後、乾燥した。物理
学的データ分析により、この立方晶結晶が2-デオキシ-
2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-β-メタンスルホネートであることがわか
った。数時間後、母液中の針様結晶を濾過によって集め
た。針様結晶の物理学的データ分析により、これらが2
-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5
-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートであるこ
とがわかった。融点88〜89℃。[α]D(C=1.0
1,溶媒CHCl3 @589nm) +84.2°。;
[α]365(C=1.01,溶媒CHCl3,@365n
m) +302.0°。FDMS456(m+1)
ルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1
-メタンスルホネート(11.9g)のアノマー混合物を3
0℃に加熱した。ジエチルエーテルを溶液が濁るまで
(約45ml)加えた。その溶液をゆっくりと室温に冷却
すると、稠密な立方晶様の結晶が生成した。室温で2時
間の後、針様結晶が生成し始め、その時点で上清をデカ
ントした。立方晶様結晶を集め、ジクロロメタンとジエ
チルエーテルの3:1溶液で濯いだ後、乾燥した。物理
学的データ分析により、この立方晶結晶が2-デオキシ-
2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-β-メタンスルホネートであることがわか
った。数時間後、母液中の針様結晶を濾過によって集め
た。針様結晶の物理学的データ分析により、これらが2
-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5
-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートであるこ
とがわかった。融点88〜89℃。[α]D(C=1.0
1,溶媒CHCl3 @589nm) +84.2°。;
[α]365(C=1.01,溶媒CHCl3,@365n
m) +302.0°。FDMS456(m+1)
【0023】実施例2 アニソール(35ml)中の2-デオキシ-2,2-ジフルオ
ロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-メ
タンスルホネートのアノマー混合物(11.53g,78
%アルファおよび22%ベータ-アノマー)を30℃〜4
0℃に加熱した。3A-アルコール(145ml)を加
え、その溶液を15℃に冷却した。その溶液に2-デオ
キシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-
O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1
〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを18時間5℃
に保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ
-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メ
タンスルホネートの結晶は5.7gであった。収率は4
9.8%であった。濾液は1:1の比率の2つのアノマ
ーを含有した。
ロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-メ
タンスルホネートのアノマー混合物(11.53g,78
%アルファおよび22%ベータ-アノマー)を30℃〜4
0℃に加熱した。3A-アルコール(145ml)を加
え、その溶液を15℃に冷却した。その溶液に2-デオ
キシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-
O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1
〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを18時間5℃
に保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ
-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メ
タンスルホネートの結晶は5.7gであった。収率は4
9.8%であった。濾液は1:1の比率の2つのアノマ
ーを含有した。
【0024】実施例3 アニソール(24ml)中の2-デオキシ-2,2-ジフルオ
ロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-メ
タンスルホネートのアノマー混合物(11.9g,78%
アルファおよび22%ベータ-アノマー)を30〜40℃
に加熱した。3Aアルコール(120ml)を加え、その
溶液を30℃に冷却した。その溶液に2-デオキシ-2,
2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾ
イル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1g〜0.3
g)を接種した後、そのスラリーを5℃で17時間保存
した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リ
ボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンス
ルホネートの結晶は6.2gであった。収率は55%で
あった。
ロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-メ
タンスルホネートのアノマー混合物(11.9g,78%
アルファおよび22%ベータ-アノマー)を30〜40℃
に加熱した。3Aアルコール(120ml)を加え、その
溶液を30℃に冷却した。その溶液に2-デオキシ-2,
2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾ
イル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1g〜0.3
g)を接種した後、そのスラリーを5℃で17時間保存
した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リ
ボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンス
ルホネートの結晶は6.2gであった。収率は55%で
あった。
【0025】実施例4 ジクロロメタン(12ml)中の2-デオキシ-2,2-ジフ
ルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1
-メタンスルホネートのアノマー混合物(11.9g,7
8%アルファおよび22%ベータ-アノマー)を40℃に
加熱した。3Aアルコール(24ml)を加え、その溶液
の温度を30℃に減じた。2-デオキシ-2,2-ジフルオ
ロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-
メタンスルホネートの結晶(0.1g〜0.3g)をその溶
液に接種した後、そのスラリーを17時間5℃で保存し
た。回収された2-デオキシ-2-ジフルオロ-D-リボフ
ラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホ
ネートの結晶は5.9gであった。収率は51%であっ
た。
ルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1
-メタンスルホネートのアノマー混合物(11.9g,7
8%アルファおよび22%ベータ-アノマー)を40℃に
加熱した。3Aアルコール(24ml)を加え、その溶液
の温度を30℃に減じた。2-デオキシ-2,2-ジフルオ
ロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-
メタンスルホネートの結晶(0.1g〜0.3g)をその溶
液に接種した後、そのスラリーを17時間5℃で保存し
た。回収された2-デオキシ-2-ジフルオロ-D-リボフ
ラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホ
ネートの結晶は5.9gであった。収率は51%であっ
た。
【0026】実施例5 1,2-ジクロロエタン(12ml)中の2-デオキシ-2,
2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾ
イル-1-メタンスルホネートのアノマー混合物(11.9
g,78%アルファおよび22%ベータ-アノマー)を3
0℃〜40℃に加熱した。3Aアルコール(36ml)を
加え、その溶液を23℃に冷却した。その溶液に2-デ
オキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ
-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.
1g〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で1
7時間保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフル
オロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-
α-メタンスルホネートの結晶は7.3gであった。収率
は61%であった。
2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾ
イル-1-メタンスルホネートのアノマー混合物(11.9
g,78%アルファおよび22%ベータ-アノマー)を3
0℃〜40℃に加熱した。3Aアルコール(36ml)を
加え、その溶液を23℃に冷却した。その溶液に2-デ
オキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ
-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.
1g〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で1
7時間保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフル
オロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-
α-メタンスルホネートの結晶は7.3gであった。収率
は61%であった。
【0027】実施例6 2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(25g,70%アルファおよび30%ベータ-
アノマー)をエタノール(300ml)中で30℃〜40
℃に加熱した。次に、アニソール(72ml)を加え、そ
の溶液の温度を15℃に減じた。その溶液に2-デオキ
シ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-
ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1g
〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で3時間
保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-
D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メ
タンスルホネート結晶は13.5gであった。収率は5
2%であった。
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(25g,70%アルファおよび30%ベータ-
アノマー)をエタノール(300ml)中で30℃〜40
℃に加熱した。次に、アニソール(72ml)を加え、そ
の溶液の温度を15℃に減じた。その溶液に2-デオキ
シ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-
ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1g
〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で3時間
保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-
D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メ
タンスルホネート結晶は13.5gであった。収率は5
2%であった。
【0028】実施例7 2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(3.38g,70%アルファおよび30%ベー
タ-アノマー)を酢酸アミル(8.3ml)中で30℃〜4
0℃に加熱した。次に、エタノール(40ml)を加え、
その溶液の温度を15℃に減じた。その溶液に2-デオ
キシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-
O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1
g〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で3時
間保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ
-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メ
タンスルホネート結晶は2.31gであった。収率は6
8%であった。
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(3.38g,70%アルファおよび30%ベー
タ-アノマー)を酢酸アミル(8.3ml)中で30℃〜4
0℃に加熱した。次に、エタノール(40ml)を加え、
その溶液の温度を15℃に減じた。その溶液に2-デオ
キシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-
O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1
g〜0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で3時
間保存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ
-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メ
タンスルホネート結晶は2.31gであった。収率は6
8%であった。
【0029】実施例8 2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(12g,80%アルファおよび20%ベータ-
アノマー)をジクロロメタン中で30℃〜40℃に加熱
した。次に減圧蒸留によってジクロロメタンを除去し
た。次に、アニソール(48ml)とエタノール(144
ml)の混合物を加え、その溶液の温度を0℃ないし5
℃に減じた。2時間後、回収された2-デオキシ-2,2-
ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイ
ル-1-α-メタンスルホネートの結晶は4.6gであっ
た。収率は38%であった。
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(12g,80%アルファおよび20%ベータ-
アノマー)をジクロロメタン中で30℃〜40℃に加熱
した。次に減圧蒸留によってジクロロメタンを除去し
た。次に、アニソール(48ml)とエタノール(144
ml)の混合物を加え、その溶液の温度を0℃ないし5
℃に減じた。2時間後、回収された2-デオキシ-2,2-
ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイ
ル-1-α-メタンスルホネートの結晶は4.6gであっ
た。収率は38%であった。
【0030】実施例9 2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(7.3g,68%アルファおよび31%ベータ
-アノマー)をジクロロメタン中で30℃〜40℃に加熱
した。次に減圧蒸留によってジクロロメタンを除去し
た。次に酢酸プロピル(20ml)とエタノール(70m
l)の混合物を加え、その溶液の温度を15℃に減じ
た。その溶液に2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボ
フラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンスル
ホネートの結晶(0.1g〜0.3g)を接種した後、その
スラリーを15℃で3時間保存した。回収された2-デ
オキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ
-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶は4.
62gであった。収率は63%であった。
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマ
ー混合物(7.3g,68%アルファおよび31%ベータ
-アノマー)をジクロロメタン中で30℃〜40℃に加熱
した。次に減圧蒸留によってジクロロメタンを除去し
た。次に酢酸プロピル(20ml)とエタノール(70m
l)の混合物を加え、その溶液の温度を15℃に減じ
た。その溶液に2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボ
フラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンスル
ホネートの結晶(0.1g〜0.3g)を接種した後、その
スラリーを15℃で3時間保存した。回収された2-デ
オキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ
-O-ベンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶は4.
62gであった。収率は63%であった。
【0031】実施例10 2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマー
混合物(100g,66%アルファおよび33%ベータ-
アノマー)を酢酸イソアミル(290ml)中で50℃に
加熱した。次にエタノール(1200ml)を加え、その
溶液の温度を15℃に減じた。その溶液に2-デオキシ-
2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1g〜
0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で3時間保
存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-
リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタン
スルホネートの結晶は36.7gであった。収率は35.
5%であった。
5-ジ-O-ベンゾイル-1-メタンスルホネートのアノマー
混合物(100g,66%アルファおよび33%ベータ-
アノマー)を酢酸イソアミル(290ml)中で50℃に
加熱した。次にエタノール(1200ml)を加え、その
溶液の温度を15℃に減じた。その溶液に2-デオキシ-
2,2-ジフルオロ-D-リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベ
ンゾイル-1-α-メタンスルホネートの結晶(0.1g〜
0.3g)を接種した後、そのスラリーを5℃で3時間保
存した。回収された2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-
リボフラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタン
スルホネートの結晶は36.7gであった。収率は35.
5%であった。
【0032】ここに本発明をその好ましい態様を含めて
詳細に記述し終えた。しかし、本開示を熟慮すれば、当
業者が本発明に、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲
と思想に包含される修飾および/または改善を施し得る
ことは理解されるであろう。
詳細に記述し終えた。しかし、本開示を熟慮すれば、当
業者が本発明に、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲
と思想に包含される修飾および/または改善を施し得る
ことは理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシー・ジェイムズ・マッカーシー アメリカ合衆国46929インディアナ州フロ ーラ、ジェファーソン9番
Claims (7)
- 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、Xはそれぞれヒドロキシ保護基から独立に選択
され、Rはアルキルまたは置換アルキルを表す]で表さ
れるアノマー混合物を分離する方法であって、上記アノ
マー混合物を溶媒と接触させ、加熱し、カウンター溶媒
を加え、温度を低下させることからなる方法。 - 【請求項2】 溶媒がジクロロメタン、1,2-ジクロロ
エタン、1,1,2-トリクロロエタン、酢酸プロピル、
酢酸イソプロピル、酢酸アミル、アニソール、トルエ
ン、キシレン、およびそれらの混合物からなる群から選
択される請求項1の方法。 - 【請求項3】 加熱を約30℃ないし約50℃に行う請
求項1の方法。 - 【請求項4】 カウンター溶媒がエタノール、変性エタ
ノール(メタノール、トルエン、酢酸エチル、イソプロ
ピルアルコール、メチルイソブチルケトンまたはそれら
の混合物で変性したもの)、イソプロピルアルコール、
メタノール、エタノール、メチル-t-ブチルエーテル、
ジエチルエーテル、およびそれらの混合物からなる群か
ら選択される請求項1の方法。 - 【請求項5】 温度を約23℃ないし約−10℃に低下
させる請求項1の方法。 - 【請求項6】 Rがメチル、エチル、およびそれらの置
換型から選択される請求項1の方法。 - 【請求項7】 2-デオキシ-2,2-ジフルオロ-D-リボ
フラノシル-3,5-ジ-O-ベンゾイル-1-α-メタンスル
ホネートの結晶が生成する請求項1の方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US902303 | 1992-06-22 | ||
| US07/902,303 US5256797A (en) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | Process for separating 2-deoxy-2,2-difluoro-D-ribofuranosyl alkylsulfonate anomers |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656867A true JPH0656867A (ja) | 1994-03-01 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| EP (1) | EP0576232B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0656867A (ja) |
| KR (1) | KR100302087B1 (ja) |
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| CY (1) | CY2091B1 (ja) |
| DE (1) | DE69308391T2 (ja) |
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| ES (1) | ES2100462T3 (ja) |
| GR (1) | GR3023060T3 (ja) |
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| JP2011528023A (ja) * | 2008-07-15 | 2011-11-10 | グリコム アクティエセルスカブ | 結晶性炭化水素誘導体 |
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|---|---|---|---|---|
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| MY164523A (en) | 2000-05-23 | 2017-12-29 | Univ Degli Studi Cagliari | Methods and compositions for treating hepatitis c virus |
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| US20080262215A1 (en) * | 2007-04-23 | 2008-10-23 | Chemagis Ltd. | Gemcitabine production process |
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