JPH0656909A - 反応器の温度制御装置 - Google Patents
反応器の温度制御装置Info
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- JPH0656909A JPH0656909A JP21265792A JP21265792A JPH0656909A JP H0656909 A JPH0656909 A JP H0656909A JP 21265792 A JP21265792 A JP 21265792A JP 21265792 A JP21265792 A JP 21265792A JP H0656909 A JPH0656909 A JP H0656909A
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- JP
- Japan
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- jacket
- reactor
- temperature
- inlet temperature
- internal temperature
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/0006—Controlling or regulating processes
- B01J19/0013—Controlling the temperature of the process
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00049—Controlling or regulating processes
- B01J2219/00051—Controlling the temperature
- B01J2219/00074—Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids
- B01J2219/00087—Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids with heat exchange elements outside the reactor
- B01J2219/00094—Jackets
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】重合触媒を投入してから所定時間の間、ジャケ
ットへの供給水の温度を一挙に降下させることにより、
反応器内での反応温度の制御を精度良く行う。 【構成】ジャケットからの排水を再びジャケット内に供
給する循環系に設けられたブライン冷却器9と、反応器
1の内部温度を検出する内部温度検出計15と、ジャケ
ット2に供給される供給水の入口温度を検出するジャケ
ット入口温度検出計16と、ジャケット2に供給される
供給水の温水と工業用水との混合割合を調節する混合調
節弁10と、内部温度検出計15による反応器1の内部
温度及びジャケット入口温度検出計16によるジャケッ
ト2の入口温度に基づいて混合調節弁10の開閉制御を
行うとともに、反応器1に重合触媒を投入してから所定
時間の間は工業用水のみをジャケット2に供給するよう
に混合調節弁10を制御するジャケット入口温度調節計
18とを備えた構成とする。
ットへの供給水の温度を一挙に降下させることにより、
反応器内での反応温度の制御を精度良く行う。 【構成】ジャケットからの排水を再びジャケット内に供
給する循環系に設けられたブライン冷却器9と、反応器
1の内部温度を検出する内部温度検出計15と、ジャケ
ット2に供給される供給水の入口温度を検出するジャケ
ット入口温度検出計16と、ジャケット2に供給される
供給水の温水と工業用水との混合割合を調節する混合調
節弁10と、内部温度検出計15による反応器1の内部
温度及びジャケット入口温度検出計16によるジャケッ
ト2の入口温度に基づいて混合調節弁10の開閉制御を
行うとともに、反応器1に重合触媒を投入してから所定
時間の間は工業用水のみをジャケット2に供給するよう
に混合調節弁10を制御するジャケット入口温度調節計
18とを備えた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反応器の温度制御装置に
関し、反応器の外周部に内部温度を制御するためのジャ
ケットが設けられるとともに、このジャケット内を通っ
た排水を再びジャケット内に供給する循環系にブライン
冷却器が設けられた粘着剤の製造ラインに適用される。
関し、反応器の外周部に内部温度を制御するためのジャ
ケットが設けられるとともに、このジャケット内を通っ
た排水を再びジャケット内に供給する循環系にブライン
冷却器が設けられた粘着剤の製造ラインに適用される。
【0002】
【従来の技術】粘着剤の製造過程においては、その途中
に反応制御の工程がある。このような反応制御の工程に
おいて、重合反応を精度良く制御するための温度制御シ
ステムが種々提案されており、実開平3−23748号
公報の二重釜反応器の温度制御システムもその一つであ
る。
に反応制御の工程がある。このような反応制御の工程に
おいて、重合反応を精度良く制御するための温度制御シ
ステムが種々提案されており、実開平3−23748号
公報の二重釜反応器の温度制御システムもその一つであ
る。
【0003】この温度制御システムは、反応器の内部温
度を検出して反応器内部温度調節計に入力し、この反応
器内部温度調節計の出力をジャケット入口温度調節計に
取り込んで、ジャケットに供給する温水の温度制御を行
うようになっている。そして、ジャケットには、スチー
ムと冷水との混合割合を調節することにより、温水タン
クにおいて所定温度に調節された温水が供給されるよう
になっている。
度を検出して反応器内部温度調節計に入力し、この反応
器内部温度調節計の出力をジャケット入口温度調節計に
取り込んで、ジャケットに供給する温水の温度制御を行
うようになっている。そして、ジャケットには、スチー
ムと冷水との混合割合を調節することにより、温水タン
クにおいて所定温度に調節された温水が供給されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、反応器の温度
制御装置は、ジャケット温度を変化させて応答するまで
に数分以上の時間遅れがある。特に、粘着剤の製造にお
いては、重合触媒の投入直後に多量の発熱があり、反応
器の内部温度は大きく上昇する。そのため、冷却のタイ
ミングが遅れるとオーバーシュートや暴走等の現象を生
じ、内部温度が不安定になって品質の劣化を生じるとと
もに、安全上も問題があった。
制御装置は、ジャケット温度を変化させて応答するまで
に数分以上の時間遅れがある。特に、粘着剤の製造にお
いては、重合触媒の投入直後に多量の発熱があり、反応
器の内部温度は大きく上昇する。そのため、冷却のタイ
ミングが遅れるとオーバーシュートや暴走等の現象を生
じ、内部温度が不安定になって品質の劣化を生じるとと
もに、安全上も問題があった。
【0005】特に、上記した従来の温度制御システムで
は、一旦温水タンクに蓄えた温水をジャケットに供給す
ることから、オーバーシュートや暴走等が発生しても、
温水の温度を急激に低下させることは難しく、上記した
問題が残されていた。
は、一旦温水タンクに蓄えた温水をジャケットに供給す
ることから、オーバーシュートや暴走等が発生しても、
温水の温度を急激に低下させることは難しく、上記した
問題が残されていた。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、重合触媒を投入してから所定時間の
間、ジャケットへの供給水の温度を一挙に降下させるこ
とにより、反応器内での反応温度の制御を精度良く行え
る反応器の温度制御装置を提供することにある。
で、その目的は、重合触媒を投入してから所定時間の
間、ジャケットへの供給水の温度を一挙に降下させるこ
とにより、反応器内での反応温度の制御を精度良く行え
る反応器の温度制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わる反応器の温度制御装置は、反応器の
外周部に内部温度を制御するためのジャケットが設けら
れるとともに、このジャケット内を通った排水を再びジ
ャケット内に供給する循環系にブライン冷却器が設けら
れた粘着剤の製造ラインに適用し、前記反応器の内部温
度を検出する内部温度検出計と、前記ジャケット内に供
給される供給水の入口温度を検出する入口温度検出計
と、前記ジャケット内に供給される供給水の温水と工業
用水との混合割合を調節する混合調節弁と、前記内部温
度検出計による反応器の内部温度及び前記入口温度検出
計によるジャケットの入口温度に基づいて前記混合調節
弁の開閉制御を行うとともに、前記反応器に重合触媒を
投入してから所定時間の間は工業用水のみを前記ジャケ
ットに供給するように前記混合調節弁を制御するジャケ
ット入口温度調節計とを備えた構成とする。
め、本発明に係わる反応器の温度制御装置は、反応器の
外周部に内部温度を制御するためのジャケットが設けら
れるとともに、このジャケット内を通った排水を再びジ
ャケット内に供給する循環系にブライン冷却器が設けら
れた粘着剤の製造ラインに適用し、前記反応器の内部温
度を検出する内部温度検出計と、前記ジャケット内に供
給される供給水の入口温度を検出する入口温度検出計
と、前記ジャケット内に供給される供給水の温水と工業
用水との混合割合を調節する混合調節弁と、前記内部温
度検出計による反応器の内部温度及び前記入口温度検出
計によるジャケットの入口温度に基づいて前記混合調節
弁の開閉制御を行うとともに、前記反応器に重合触媒を
投入してから所定時間の間は工業用水のみを前記ジャケ
ットに供給するように前記混合調節弁を制御するジャケ
ット入口温度調節計とを備えた構成とする。
【0008】
【作用】ジャケット入口温度調節計は、最初、温水と工
業用水との混合により、ジャケットの入口温度を制御
し、モノマー温度を所定温度まで上昇させる。次に、重
合触媒の投入のタイミングに合わせてジャケットへの供
給水を工業用水のみに切り換えるべく、混合調節弁を制
御する。これにより、ジャケットへの供給水は、工業用
水の温度まで一挙に降温する。そして、所定時間後に再
び通常の制御に復帰させる。
業用水との混合により、ジャケットの入口温度を制御
し、モノマー温度を所定温度まで上昇させる。次に、重
合触媒の投入のタイミングに合わせてジャケットへの供
給水を工業用水のみに切り換えるべく、混合調節弁を制
御する。これにより、ジャケットへの供給水は、工業用
水の温度まで一挙に降温する。そして、所定時間後に再
び通常の制御に復帰させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0010】図1は、本発明に係わる反応器の温度制御
装置の全体構成を示すブロック図である。
装置の全体構成を示すブロック図である。
【0011】同図において、反応器1には、その外周部
に、内部温度を制御するジャケット2が設けられてい
る。ジャケット2の出力側の配管は、ジャケット2内の
供給水を系外に排出する排出用配管3と、再びジャケッ
ト2内に循環させるための循環用配管4とに分岐され、
排出用配管3に排出用弁5が、循環用配管4に循環用弁
6がそれぞれ設けられている。また、この循環用配管4
は、冷水循環ポンプ7、ブライン冷却器9を介してジャ
ケット2の入力側に接続されている。また、ブライン冷
却器9には、ブライン流量調節弁8が設けられている。
に、内部温度を制御するジャケット2が設けられてい
る。ジャケット2の出力側の配管は、ジャケット2内の
供給水を系外に排出する排出用配管3と、再びジャケッ
ト2内に循環させるための循環用配管4とに分岐され、
排出用配管3に排出用弁5が、循環用配管4に循環用弁
6がそれぞれ設けられている。また、この循環用配管4
は、冷水循環ポンプ7、ブライン冷却器9を介してジャ
ケット2の入力側に接続されている。また、ブライン冷
却器9には、ブライン流量調節弁8が設けられている。
【0012】一方、混合調節弁10には、温水を供給す
る温水用配管11と、工業用水を供給する工業用水用配
管12とが接続されており、混合調節弁10の出力側
は、配管13を介して冷水循環ポンプ7の入力側に接続
されている。
る温水用配管11と、工業用水を供給する工業用水用配
管12とが接続されており、混合調節弁10の出力側
は、配管13を介して冷水循環ポンプ7の入力側に接続
されている。
【0013】このように構成された粘着剤の製造ライン
において、反応器1の内部に、内部温度を検出する内部
温度検出計15が設けられ、ブライン冷却器9とジャケ
ット2とを接続する配管4aに、ジャケット2の入口近
傍を流れる供給水の温度を検出するジャケット入口温度
検出計16が設けられている。
において、反応器1の内部に、内部温度を検出する内部
温度検出計15が設けられ、ブライン冷却器9とジャケ
ット2とを接続する配管4aに、ジャケット2の入口近
傍を流れる供給水の温度を検出するジャケット入口温度
検出計16が設けられている。
【0014】そして、内部温度検出計15により検出さ
れた内部温度データは、反応器内部温度調節計17に導
かれており、ジャケット入口温度検出計16により検出
されたジャケット入口温度データは、ジャケット入口温
度調節計18に導かれている。また、ジャケット入口温
度調節計18には、反応器内部温度調節計17の出力が
導かれており、ジャケット入口温度調節計18の出力
は、各弁の開閉制御を行う制御信号として、混合調節弁
10とブライン流量調節弁8とに導かれた構成となって
いる。
れた内部温度データは、反応器内部温度調節計17に導
かれており、ジャケット入口温度検出計16により検出
されたジャケット入口温度データは、ジャケット入口温
度調節計18に導かれている。また、ジャケット入口温
度調節計18には、反応器内部温度調節計17の出力が
導かれており、ジャケット入口温度調節計18の出力
は、各弁の開閉制御を行う制御信号として、混合調節弁
10とブライン流量調節弁8とに導かれた構成となって
いる。
【0015】ジャケット入口温度調節計18は、反応器
内部温度調節計17の出力と、ジャケット入口温度検出
計16により検出されたジャケット入口温度データとに
基づいて、反応器1の内部温度(反応温度)が予め設定
された目標の温度となるように、混合調節弁10とブラ
イン流量調節弁8との開閉制御を行うようになってい
る。
内部温度調節計17の出力と、ジャケット入口温度検出
計16により検出されたジャケット入口温度データとに
基づいて、反応器1の内部温度(反応温度)が予め設定
された目標の温度となるように、混合調節弁10とブラ
イン流量調節弁8との開閉制御を行うようになってい
る。
【0016】次に、上記構成の製造ラインに適用された
温度調節装置の動作について説明する。
温度調節装置の動作について説明する。
【0017】本実施例では、上記構成の反応器1によっ
てアクリル粘着剤を製造する場合について説明する。こ
こで、反応器1の内容積を500リットル、粘着剤の原
料及び配合組成をアクリル酸ブチル:97部、アクリル
酸:3部、酢酸エチル:100部とし、重合触媒として
BPO(過酸化ベンゾイル)を0.3部使用し、重合反
応の目標温度を70℃とした。また、温水用配管11の
温水を約90℃とし、工業用水用配管12の工業用水を
約40℃とした。また、図2は、本発明の装置によるジ
ャケット温度と反応温度との関係を示すグラフであり、
必要に応じて同図を参照しつつ、以下に説明を行うもの
とする。
てアクリル粘着剤を製造する場合について説明する。こ
こで、反応器1の内容積を500リットル、粘着剤の原
料及び配合組成をアクリル酸ブチル:97部、アクリル
酸:3部、酢酸エチル:100部とし、重合触媒として
BPO(過酸化ベンゾイル)を0.3部使用し、重合反
応の目標温度を70℃とした。また、温水用配管11の
温水を約90℃とし、工業用水用配管12の工業用水を
約40℃とした。また、図2は、本発明の装置によるジ
ャケット温度と反応温度との関係を示すグラフであり、
必要に応じて同図を参照しつつ、以下に説明を行うもの
とする。
【0018】アクリル粘着剤の製造を開始(図2におい
て時刻t1により示す)すると、ジャケット入口温度調
節計18は、まず混合調節弁10の開度を制御して温水
と工業用水とを適宜混合し、ジャケット2の入口の温度
を制御して、反応器1内のモノマー温度を70℃まで昇
温させる。次に、ジャケット入口温度調節計18は、重
合触媒の投入タイミング(時刻t2により示す)に合わ
せて混合調節弁10の開度を制御し、ジャケット2への
供給水が工業用水(約40℃)のみとなるように、混合
調節弁10を制御する。これにより、ジャケット2への
供給水を工業用水の温度である約40℃まで一挙に降温
させ、反応器1を急速に冷却するから、遅れのない反応
温度の制御が可能となる。このようにして、時刻t3ま
での所定時間T1の間、工業用水のみをジャケット2に
供給し続ける。
て時刻t1により示す)すると、ジャケット入口温度調
節計18は、まず混合調節弁10の開度を制御して温水
と工業用水とを適宜混合し、ジャケット2の入口の温度
を制御して、反応器1内のモノマー温度を70℃まで昇
温させる。次に、ジャケット入口温度調節計18は、重
合触媒の投入タイミング(時刻t2により示す)に合わ
せて混合調節弁10の開度を制御し、ジャケット2への
供給水が工業用水(約40℃)のみとなるように、混合
調節弁10を制御する。これにより、ジャケット2への
供給水を工業用水の温度である約40℃まで一挙に降温
させ、反応器1を急速に冷却するから、遅れのない反応
温度の制御が可能となる。このようにして、時刻t3ま
での所定時間T1の間、工業用水のみをジャケット2に
供給し続ける。
【0019】これにより、図2に示すように、目標温度
(70℃)に到達した反応温度は、その後目標温度より
若干オーバーするものの、目標温度を大幅に超えること
なく、ほぼ目標温度に沿って推移する。
(70℃)に到達した反応温度は、その後目標温度より
若干オーバーするものの、目標温度を大幅に超えること
なく、ほぼ目標温度に沿って推移する。
【0020】一方、重合触媒が反応器1内に投入されて
所定時間T1が経過すると、ジャケット入口温度調節計
18は、次にブライン流量調節弁8の開度を制御して、
ブライン冷却器9への流量を調節し、ジャケット2の入
口の温度をさらに降温させ、約10℃まで冷却する。こ
れにより、反応器1はさらに冷却されるから、反応器1
内での反応温度は、オーバーシュートすることなく、目
標温度に沿って推移することになる。
所定時間T1が経過すると、ジャケット入口温度調節計
18は、次にブライン流量調節弁8の開度を制御して、
ブライン冷却器9への流量を調節し、ジャケット2の入
口の温度をさらに降温させ、約10℃まで冷却する。こ
れにより、反応器1はさらに冷却されるから、反応器1
内での反応温度は、オーバーシュートすることなく、目
標温度に沿って推移することになる。
【0021】このように、工業用水のみをジャケット2
に直接供給することにより、ジャケット温度を即座に変
化させることが可能であるから、応答遅れのない温度制
御が可能となるものである。この結果、実際の反応温度
を目標温度の±2℃以下の範囲内で制御することがで
き、高品質の粘着剤を製造することができた。
に直接供給することにより、ジャケット温度を即座に変
化させることが可能であるから、応答遅れのない温度制
御が可能となるものである。この結果、実際の反応温度
を目標温度の±2℃以下の範囲内で制御することがで
き、高品質の粘着剤を製造することができた。
【0022】なお、図3は、従来の温度制御装置によっ
て反応温度の制御を行った場合の結果を示している。同
図より、従来装置では、重合触媒が投入されると(時刻
t2)、制御の応答遅れから反応温度は目標温度を大き
くオーバーシュートする。この結果、反応温度の精度
は、±4℃以下とすることもできなかった。
て反応温度の制御を行った場合の結果を示している。同
図より、従来装置では、重合触媒が投入されると(時刻
t2)、制御の応答遅れから反応温度は目標温度を大き
くオーバーシュートする。この結果、反応温度の精度
は、±4℃以下とすることもできなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明に係わる反応器の温度制御装置
は、反応器の内部温度を検出する内部温度検出計と、ジ
ャケット内に供給される供給水の入口温度を検出する入
口温度検出計と、ジャケット内に供給される供給水の温
水と工業用水との混合割合を調節する混合調節弁と、内
部温度検出計による反応器の内部温度及び入口温度検出
計によるジャケットの入口温度に基づいて混合調節弁の
開閉制御を行うとともに、反応器に重合触媒を投入して
から所定時間の間は工業用水のみをジャケットに供給す
るように混合調節弁を制御するジャケット入口温度調節
計とを備えた構成としたので、目標温度に到達した反応
温度は、その後目標温度を大幅に超えることなく、ほぼ
目標温度に沿って推移することから、応答遅れのない反
応温度の制御が可能となり、高品質の粘着剤を製造する
ことができる。また、重合触媒投入後の冷却時、工業用
水のみの供給では冷却が不十分である場合には、ブライ
ン冷却器に切り換えられるため、予測できない外乱によ
って反応器の内部温度が大きく変動しても、応答遅れの
ない制御が可能である。さらに、ブライン冷却器を循環
系に設けたことにより、冷却器の能力を小さくでき、設
備コストの低減も図れるといった種々の効果を奏する。
は、反応器の内部温度を検出する内部温度検出計と、ジ
ャケット内に供給される供給水の入口温度を検出する入
口温度検出計と、ジャケット内に供給される供給水の温
水と工業用水との混合割合を調節する混合調節弁と、内
部温度検出計による反応器の内部温度及び入口温度検出
計によるジャケットの入口温度に基づいて混合調節弁の
開閉制御を行うとともに、反応器に重合触媒を投入して
から所定時間の間は工業用水のみをジャケットに供給す
るように混合調節弁を制御するジャケット入口温度調節
計とを備えた構成としたので、目標温度に到達した反応
温度は、その後目標温度を大幅に超えることなく、ほぼ
目標温度に沿って推移することから、応答遅れのない反
応温度の制御が可能となり、高品質の粘着剤を製造する
ことができる。また、重合触媒投入後の冷却時、工業用
水のみの供給では冷却が不十分である場合には、ブライ
ン冷却器に切り換えられるため、予測できない外乱によ
って反応器の内部温度が大きく変動しても、応答遅れの
ない制御が可能である。さらに、ブライン冷却器を循環
系に設けたことにより、冷却器の能力を小さくでき、設
備コストの低減も図れるといった種々の効果を奏する。
【図1】本発明に係わる反応器の温度制御装置の全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の温度制御装置によるジャケット温度と
反応温度との関係を示すグラフである。
反応温度との関係を示すグラフである。
【図3】従来の温度制御装置によるジャケット温度と反
応温度との関係を示すグラフである。
応温度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】 1 反応器 2 ジャケット 9 ブライン冷却器 10 混合調節弁 11 温水用配管 12 工業用水用配管 15 内部温度検出計 16 ジャケット入口温度検出計 17 反応器内部温度調節計 18 ジャケット入口温度調節計
Claims (1)
- 【請求項1】 反応器の外周部に内部温度を制御するた
めのジャケットが設けられるとともに、このジャケット
内を通った排水を再びジャケット内に供給する循環系に
ブライン冷却器が設けられた粘着剤の製造ラインにおい
て、 前記反応器の内部温度を検出する内部温度検出計と、 前記ジャケット内に供給される供給水の入口温度を検出
する入口温度検出計と、 前記ジャケット内に供給される供給水の温水と工業用水
との混合割合を調節する混合調節弁と、 前記内部温度検出計による反応器の内部温度及び前記入
口温度検出計によるジャケットの入口温度に基づいて前
記混合調節弁の開閉制御を行うとともに、前記反応器に
重合触媒を投入してから所定時間の間は工業用水のみを
前記ジャケットに供給するように前記混合調節弁を制御
するジャケット入口温度調節計とを備えたことを特徴と
する反応器の温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21265792A JPH0656909A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 反応器の温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21265792A JPH0656909A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 反応器の温度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656909A true JPH0656909A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16626251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21265792A Pending JPH0656909A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 反応器の温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656909A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1679321A4 (en) * | 2003-10-31 | 2007-04-18 | Functional Wood Material Res A | METHOD AND DEVICE FOR PRODUCING LIGNOPHENOL DERIVATIVE |
| CN105396530A (zh) * | 2014-09-12 | 2016-03-16 | 天津法莫西医药科技有限公司 | 一种用于制备生物制剂的生化反应装置 |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP21265792A patent/JPH0656909A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1679321A4 (en) * | 2003-10-31 | 2007-04-18 | Functional Wood Material Res A | METHOD AND DEVICE FOR PRODUCING LIGNOPHENOL DERIVATIVE |
| CN105396530A (zh) * | 2014-09-12 | 2016-03-16 | 天津法莫西医药科技有限公司 | 一种用于制备生物制剂的生化反应装置 |
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