JPH0657173A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPH0657173A
JPH0657173A JP21033292A JP21033292A JPH0657173A JP H0657173 A JPH0657173 A JP H0657173A JP 21033292 A JP21033292 A JP 21033292A JP 21033292 A JP21033292 A JP 21033292A JP H0657173 A JPH0657173 A JP H0657173A
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JP
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meth
acrylate
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JP21033292A
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English (en)
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Yasuo Kato
靖男 加藤
Yoshimune Nishide
善宗 西出
Hisao Nojiri
久雄 野尻
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Konishi Co Ltd
Original Assignee
Konishi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、常温で容易に硬化し、その硬化物
が、優れた弾性と強靭性とを有する硬化性樹脂組成物を
提供することを目的とする。 【構成】(A)分子中に少なくとも1つのアクリル基、
又はメタクリル基を有するモノマーもしくはオリゴマー
100重量部、(B)分子中に少なくとも1つの反応性
ケイ素基を有する有機重合体5〜1000重量部、
(C)(A)成分である分子中に少なくとも1つのアク
リル基、又はメタクリル基を有するモノマーもしくはオ
リゴマー100重量部に対してラジカル重合開始剤0.
1〜20重量部、及び(D)(B)成分である分子中に
少なくとも1つの反応性ケイ素基を有する有機重合体1
00重量部に対してシラノール縮合触媒0.01〜50
重量部、を含有する硬化性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は常温で容易に硬化し、そ
の硬化物が、優れた弾性と強靭性を有する硬化性樹脂組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクリル系樹脂は耐久性がよいこ
とから、成形材料、塗料、接着剤等幅広い分野に利用さ
れている。しかしながら、硬化物は一般に硬くて伸びに
おいて劣っている。一方、反応性ケイ素基を持つ有機重
合体は、主にシーリング材、接着剤等に利用されている
が凝集力が弱く強靭性に劣るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アクリル系
樹脂の硬化物が一般に硬くて伸びにおいて劣る点や、反
応性ケイ素基を持つ有機重合体が凝集力が弱く、強靭性
に劣るという欠点を解決し、優れた弾性と強靭性とを具
備する硬化物を与える硬化性組成物を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために本発明者らが鋭意研究を重ねた結果完成
したものである。すなわち、本発明の硬化性樹脂組成物
は、(A)分子中に少なくとも1つのアクリル基、又は
メタクリル基を有するモノマーもしくはオリゴマー10
0重量部、(B)分子中に少なくとも1つの反応性ケイ
素基を有する有機重合体5〜1000重量部、
【0005】(C)(A)成分である分子中に少なくと
も1つのアクリル基、又はメタクリル基を有するモノマ
ーもしくはオリゴマー100重量部に対してラジカル重
合開始剤0.1〜20重量部、及び(D)(B)成分で
ある分子中に少なくとも1つの反応性ケイ素基を有する
有機重合体100重量部に対してシラノール縮合触媒
0.01〜50重量部、を含有することを特徴とするも
のである。
【0006】本発明に用いる(A)成分である分子中に
少なくとも1つのアクリル基、又はメタクリル基を有す
るモノマーもしくはオリゴマーとしては、一般に用いら
れるアクリル系化合物であつて、例えば、(メタ)アク
リル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n
−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、イソデシル(メタ)アクリレート、n−ラウリル
(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレー
ト、n−ステアリル(メタ)アクリレート、メトキシポ
リエチレングリコール(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル
(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレ
ート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルコハク酸、
2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフタル酸、グリ
シジル(メタ)アクリレート、ジフェニル−2−(メ
タ)アクリロイルオキシエチルホスフェート、エチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオール
ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレ
ート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソステアリ
ル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレー
ト、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート、n−ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−
フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2−(メタ)
アクリロイルオキシエチル・2−ヒドロキシプロピルフ
タレート、グリセロールモノ(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ジブロモネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリフロロエチル(メタ)アクリレート、2,
2,3,3−テトラフロロプロピル(メタ)アクリレー
ト、2,2,3,4,4,4−ヘキサフロロブチル(メ
タ)アクリレート、パーフロロオクチルエチル(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、テトラメチロールメタントリアクリレー
ト、テトラメチロールメタンテトラアクリレートなどの
モノマーのほか、オリゴエステルアクリレート、ウレタ
ンアクリレート、エポキシアクリレートなどのアクリル
系オリゴマーなどが挙げられるが、これらに限定される
ものではなく、官能基として1つ以上のアクリル基、又
はメタクリル基を持っているものであれば使用すること
ができる。また、これらの分子中に少なくとも1つのア
クリル基、又はメタクリル基を有するモノマーもしくは
オリゴマーは、硬化物の性能、物性を調整する目的で単
独で用いても良いし、2種類以上を混合して用いても良
い。
【0007】本発明に用いる(B)成分である分子中に
少なくとも1つの反応性ケイ素基を有する有機重合体
は、その反応性ケイ素基が、下記化1に示す式(式中R
はアルキル基及びアリール基より選ばれる炭素数1〜1
2の一価の炭化水素基、Xはハイドライド基、ハロゲン
基、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート
基、アミド基、酸アミド基、アミノオキシ基及びメルカ
プト基から選ばれる基、aは0、1又は2の整数を表
す)で示される加水分解性ケイ素基やケイ素原子に結合
したヒドロキシル基である基を有するものである。
【0008】
【化1】
【0009】かかる分子中に少なくとも1つの反応性ケ
イ素基を有する有機重合体としては、例えば、鐘淵化学
工業株式会社製の商品名MSポリマー(例えば、MS3
00、20A)やサイリル(例えばサイリル5B25、
5B30)、旭硝子株式会社製の商品名ES−Sシリー
ズ(例えばES−S2420、3620)やES−Aシ
リーズ(例えばES−A2130、2420)などが上
市されているが、これらのものに限定されるものではな
い。これらの有機重合体は、性状や硬化物物性を調整す
る目的で単独で用いても良く、2種類以上を併用しても
良い。
【0010】本発明に用いる(B)成分である分子中に
少なくとも1つの反応性ケイ素基を有する有機重合体の
使用量としては、(A)成分である分子中に少なくとも
1つのアクリル基、又はメタクリル基を有するモノマー
もしくはオリゴマー100重量部に対して5〜1000
重量部、好ましくは5〜500重量部である。この使用
量が5重量部未満では硬化物が固く脆くなり、適当なゴ
ム弾性が得られなくなる。また、1000重量部を越え
ると充分な凝集力が得られなくなる。
【0011】本発明に用いる(C)成分であるラジカル
重合開始剤としては、一般に使用されるラジカル重合開
始剤であつて、例えばラジカル重合開始剤として一元開
始剤を使用する場合は、メチルエチルケトンパーオキサ
イド、クロロヘキサノンパーオキサイド、3,3,5−
トリメチルクロロヘキサノンパーオキサイド、メチルク
ロロヘキサノンパーオキサイド、メチルアセトアセテー
トパーオキサイド、アセチルアセトンパーオキサイド等
のケトンパーオキサイド類、1,1−ビス(t−ブチル
パーオキシ)3,3,5−トリメチルクロロヘキサン、
1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)クロロヘキサ
ン、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)オクタン、
n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレ
レート、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン
等のパーオキシケタール類、t−ブチルハイドロパーオ
キサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジ−イソプ
ロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、パラメンタン
ハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチルヘキサン
2,5−ジハイドロパーオキサイド、1,1,3,3−
テトラメチルブチルハイドロパーオキサイド等のハイド
ロパーオキサイド類、ジ−t−ブチルパーオキサイド、
t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イド、α,α´−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イ
ソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2、5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキセン−3等
のジアルキルパーオキサイド類、アセチルパーオキサイ
ド、イソブチリルパーオキサイド、オクタノイルパーオ
キサイド、デカノイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパー
オキサイド、サクシニックアシッドパーオキサイド、ベ
ンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイル
パーオキサイド、m−トルオイルパーオキサイド等のジ
アシルパーオキサイド類、ジ−イソプロピルパーオキシ
ジカーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパ−オキシジ
カーボネート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネ
ート、ビス−(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオ
キシジカーボネート、ジ−ミリスチルパーオキシジカー
ボネート、ジ−2−メトキシエチルパーオキシジカーボ
ネート、ジ−メトキシイソプロピルパーオキシジカーボ
ネート、ジ−(3−メチル−3−メトキシブチル)パー
オキシジカーボネート、ジ−アリールパーオキシジカー
ボネート等のパーオキシジカーボネート類、t−ブチル
パーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシイソブチ
レート、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチル
パーオキシネオデカノエート、クミルパーオキシネオデ
カノエート、t−ブチルパーオキシ2−メチルヘキサノ
エート、t−ブチルパーオキシ3,5,5−トリメチル
ヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート、t
−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパー
オキシイソフタレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオ
キシマレイックアシッド、t−ブチルパーオキシイソプ
ロピルカーボネート、クミルパーオキシオクトエート、
t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ヘキシルパー
オキシネオデカノエート、t−ブチルパーオキシネオヘ
キサノエート、t−ヘキシルパーオキシネオヘキサノエ
ート、クミルパーオキシネオヘキサノエート等のパーオ
キシエステル類、及び、アセチルシクロヘキシルサルフ
ォニルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシアリール
カーボネート等を挙げることができるが、これらに限定
されるものではない。
【0012】また、ラジカル重合開始剤として二元開始
剤を使用する場合には、上記のパーオキサイドと、還元
性促進剤として、例えば、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジメチルトルイジン等の第三級アミン類、ナフ
テン酸コバルト、ナフテン酸銅等のナフテン酸塩、アセ
チルアセトンアルミニウム、アセチルアセトンバナジウ
ム、アセチルアセトン錫、トリエチルアルミニウム、ト
リエチル亜鉛、トリエチルホウ素等の有機金属化合物
類、チオ尿素、エチレンチオ尿素等のチオ尿素類等とを
適当に組み合わせて用いることができるが、これらに限
定されるものではなく、レドックス開始剤として用いる
ことのできる組み合わせならば、何れの組み合わせをも
使用することができる。これらのラジカル重合開始剤は
単独で用いてもよく、また、複数組み合わせて用いるこ
ともできる。
【0013】本発明に用いる(C)成分であるラジカル
重合開始剤は、(A)成分である分子中に少なくとも1
つのアクリル基、又はメタクリル基を有するモノマーも
しくはオリゴマー100重量部に対して、0.1〜20
重量部、好ましくは0.1〜15重量部の範囲で用いれ
ばよい。この使用量が0.1重量部未満であると硬化に
多くの時間を要し短時間に良い物性が得られず、20重
量部を越えると硬化反応が急速に起こり発煙したり、又
は、硬化物が非常に脆くなるなどの悪影響がある。
【0014】本発明に用いる(D)成分であるシラノー
ル縮合触媒としては、一般に使用されるシラノール縮合
触媒であつて、例えば、ジブチル錫モノフタレート、ジ
ブチル錫ジフタレート、ジブチル錫モノラウレート、ジ
ブチル錫ジラウレート、ジブチル錫モノマレート、ジブ
チル錫ジマレエート、オクチル酸錫、ジブチル錫オキサ
イドのようなカルボン酸塩類、アセチルアセトン錫、ア
セチルアセトンアルミニウムなどのアセチルアセトン金
属塩、アルキルチタン酸塩、ジブチルオキサイドとDO
P(ジオクチルフタレート)の熱溶融物、各種金属キレ
ート化物、及び、硫酸、塩酸、硝酸、酸性白土、塩化
鉄、ほう酸、トリフルオロ酢酸または酸無水物と塩化物
との組み合わせ等の酸触媒、さらに、アルカリ金属水酸
化物触媒などが挙げられるがこれらに限定されるもので
はない。これらのシラノール縮合触媒は硬化性樹脂組成
物の硬化性を調整する目的で2種類以上を併用してもよ
い。
【0015】本発明に用いる(D)成分であるシラノー
ル縮合触媒の使用量は、(B)成分である分子中に少な
くとも1つの反応性ケイ素基を有する有機重合体100
重量部に対して0.01〜50重量部、好ましくは0.
1〜25重量部である。この使用量が0.01重量部未
満では、触媒効果が少ないために長い硬化時間を要し、
50重量部を越えると硬化が速すぎたり、硬化物に可塑
効果を与えてしまう。
【0016】本発明の硬化性樹脂組成物においては、上
記の4成分の他に樹脂類、各種フィラー類、可塑剤、老
化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、発泡剤などの添加剤を
必要に応じて添加してもよい。例えば、添加剤としてフ
ィラー類を使用する場合には、フィラーとしてガラス繊
維、マイカ、木粉、アスベスト、炭酸カルシウム、酸化
チタン、カーボンブラック、シリカ、クレー、タルク、
石英、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化カ
ルシウム、及び、銅粉、銀粉のような金属粉末を有効に
用いることができる。
【0017】
【作用】本発明の硬化性樹脂組成物においては、上記の
(A)、(B)、(C)及び(D)成分を含有させるこ
とにより、従来のアクリル系樹脂の硬く伸びに乏しいと
いう欠点、及び反応性ケイ素基含有有機重合体の凝集力
が弱く強靭性に劣るという欠点が改善されて、常温で容
易に硬化し、その硬化物が強靭性と弾性とを具備する組
成物となる。このように、その硬化物が、それぞれの樹
脂特性の長所を兼備した硬化性樹脂組成物であるのは、
本発明の組成物の硬化物では、アクリル系樹脂と反応性
ケイ素基含有有機重合体との相互侵入網目構造(IP
N)が形成されているためであると考えられる。
【0018】
【実施例】
実施例1
【0019】メタクリル基を有するモノマーとして、ラ
イトエステルHO(共栄社油脂化学工業株式会社製、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート)100gとライト
エステルDE(共栄社油脂化学工業株式会社製、ジエチ
ルアミノエチルメタクリレート)1gとを用い、反応性
ケイ素基含有有機重合体として、ES−A2130(旭
硝子株式会社製、末端加水分解性シリル基含有液状変成
ポリエーテル化合物)100gを用いた。また、シラノ
ール縮合触媒として、スタンBL(三共有機合成株式会
社製、、ジブチル錫ジラウレート)2g、ラジカル重合
開始剤としてパークミルH80(日本油脂株式会社製、
クメンハイドロパーオキサイド80%含有芳香族炭化水
素溶液)3g、還元性促進剤としてサンセラー22C
(三新化学工業株式会社製、エチレンチオ尿素)0.3
gをそれぞれ用いた。これらの成分を充分混合した後、
ポリプロピレン製型枠に流し込み23℃で7日間硬化さ
せ、厚さ約3mmの硬化物シートを得た。この硬化物シ
ートをJIS K6301に準拠して2号形ダンベルに
打ち抜き、引張速度50mm/分で50%応力
(M50)、引張強さ(TB )、伸び(EB )につき測定
を行ったところ、M50=618N/cm2 (ニュートン
/cm2 )、TB =1,014N/cm2 、およびEB
=153%であつて、強靭性、弾性及び伸びに富む硬化
物が得られた。 比較例1〜2
【0020】ES−A2130とスタンBLとを用いな
いほかは、実施例1と全く同様にしてダンベルを作成
し、硬化物特性につき測定を行つたところ、TB =3,
499N/cm2 、EB =4.9%であつて強靭性はあ
るけれども、弾性と伸びが殆どない硬化物であつた(比
較例1)。
【0021】また、ライトエステルHO、ライトエステ
ルDE、パークミルH80、及びサンセラー22Cを用
いないほかは、実施例1と全く同様にしてダンベルを作
成して硬化物特性について測定を行つたところ、M50
32N/cm2 、TB =75N/cm2 、EB =183
%で弾性と伸びはあるけれども、強靭性に乏しい硬化物
であつた(比較例2)。 実施例2〜7及び比較例3〜4
【0022】実施例1と同様にして、下記表1(実施例
2〜7)及び下記表2(比較例3〜4)に示される組成
を有する組成物を用いて硬化物シートを作成し、50%
応力(M50)、引張強さ(TB )及び伸び(EB )を測
定し、その結果を下記表1及び下記表2に示した。
【0023】
【表1】 注)(1) :共栄社油脂化学工業株式会社製テトラ
ヒドロフルフリルメタクリレート
【0024】
【表2】 注)(1) :共栄社油脂化学工業株式会社製テトラ
ヒドロフルフリルメタクリレート
【0025】上記表2に示すように、反応性ケイ素基含
有有機重合体及びシラノール縮合触媒を含有しない比較
例3の組成物を硬化させて得られた硬化物は、強靭性は
あるけれども、弾性と伸びが殆どないものであつた。ま
た、(メタ)アクリルモノマー又はオリゴマー、ラジカ
ル重合開始剤及び還元性促進剤を含有しない比較例4の
組成物を硬化させて得られた硬化物は、弾性と伸びはあ
るけれども、強靭性に乏しいものであつた。これに対し
て、上記表1に示すように、実施例2〜7に示す本発明
の組成物を硬化させて得られた硬化物は、強靭性、弾性
及び伸びに富むものであつた。
【0026】
【発明の効果】本発明の硬化性樹脂組成物は、従来のア
クリル系樹脂の持つ硬く伸びに乏しいという欠点、及
び、反応性ケイ素基含有有機重合体の持つ凝集力が弱く
強靭性に劣るという欠点を、それぞれ改善することがで
き、強靭性とゴム弾性とに富む硬化物を与えることがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)分子中に少なくとも1つのアクリ
    ル基、又はメタクリル基を有するモノマーもしくはオリ
    ゴマー100重量部、(B)分子中に少なくとも1つの
    反応性ケイ素基を有する有機重合体5〜1000重量
    部、(C)(A)成分である分子中に少なくとも1つの
    アクリル基、又はメタクリル基を有するモノマーもしく
    はオリゴマー100重量部に対してラジカル重合開始剤
    0.1〜20重量部、及び(D)(B)成分である分子
    中に少なくとも1つの反応性ケイ素基を有する有機重合
    体100重量部に対してシラノール縮合触媒0.01〜
    50重量部、を含有することを特徴とする硬化性樹脂組
    成物。
JP21033292A 1992-08-06 1992-08-06 硬化性樹脂組成物 Pending JPH0657173A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000234061A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Okura Ind Co Ltd 速硬化型弾性硬化性樹脂組成物
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JP2023525072A (ja) * 2020-05-07 2023-06-14 ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 二重反応性コーティング組成物、その製造及びその使用

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