JPH0657270A - アセチレン容器内充填物とその製造方法 - Google Patents
アセチレン容器内充填物とその製造方法Info
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- JPH0657270A JPH0657270A JP13153592A JP13153592A JPH0657270A JP H0657270 A JPH0657270 A JP H0657270A JP 13153592 A JP13153592 A JP 13153592A JP 13153592 A JP13153592 A JP 13153592A JP H0657270 A JPH0657270 A JP H0657270A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 その発がん性が問題とされているアスベスト
を全く使用しないでも、アセチレン容器内充填物として
の機能を充分に有すると共に、安価で、しかも、取扱い
の安全性と軽便性にも優れ、多孔率のバラツキが少ない
アセチレン容器内充填物とその製造方法を開示する。 【構成】 長さが1〜15mm、太さが5〜30μmの
カーボン繊維が混入されていて、空隙率が90%以上を
示すアスベストを含まない多孔質珪酸カルシウム水和物
で構成されているアセチレン容器内充填物であって、充
填物全体に対してカーボン繊維の割合が1〜15重量%
であるアセチレン容器内充填物並びにその製造方法。
を全く使用しないでも、アセチレン容器内充填物として
の機能を充分に有すると共に、安価で、しかも、取扱い
の安全性と軽便性にも優れ、多孔率のバラツキが少ない
アセチレン容器内充填物とその製造方法を開示する。 【構成】 長さが1〜15mm、太さが5〜30μmの
カーボン繊維が混入されていて、空隙率が90%以上を
示すアスベストを含まない多孔質珪酸カルシウム水和物
で構成されているアセチレン容器内充填物であって、充
填物全体に対してカーボン繊維の割合が1〜15重量%
であるアセチレン容器内充填物並びにその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アセチレンガスを貯蔵
させる容器内に充填されているアセチレン容器内充填物
とその製造方法に関する。
させる容器内に充填されているアセチレン容器内充填物
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、不安定な分子構造故に一定以
上の圧力で圧縮し、発火源があると分解爆発を起こしや
すいアセチレンを充填する場合、その容器内充填物とし
て多孔質物体を用い、この多孔質物体にアセトンを吸収
させた上、該アセトンにアセチレンを溶解させて貯蔵利
用して居り、さらに上記の多孔質物体の製造方法として
は、珪藻土や珪石粉、ホワイトカーボン等の珪酸質原料
と、消石灰やカーバイド滓等の石灰質原料との混練物の
容器充填から水熱反応に移行する間に沈降してしまうの
を防止する事を目的とするアスベストや耐アルカリ性の
ガラス繊維等を混合した後に水を加えて混練し、該混練
物を容器に充填し、該容器を密閉した後、外部より加熱
する事により容器に充填した混練物を水和物として硬化
せしめ、その後、容器の密閉を解いて後、さらに上記の
充填物を乾燥してアセチレン容器内充填物の製品とする
方法や、原料調合物を水中で均一に混合し、この混合物
を加熱して化学反応を起こさせてゲル化物とし、このゲ
ル化物を容器内に充填したまま容器を高圧水蒸気下に於
いて水和反応を終結させ、その後、上記の水和反応物を
乾燥してアセチレン容器内充填物の製品とする方法等が
ある。
上の圧力で圧縮し、発火源があると分解爆発を起こしや
すいアセチレンを充填する場合、その容器内充填物とし
て多孔質物体を用い、この多孔質物体にアセトンを吸収
させた上、該アセトンにアセチレンを溶解させて貯蔵利
用して居り、さらに上記の多孔質物体の製造方法として
は、珪藻土や珪石粉、ホワイトカーボン等の珪酸質原料
と、消石灰やカーバイド滓等の石灰質原料との混練物の
容器充填から水熱反応に移行する間に沈降してしまうの
を防止する事を目的とするアスベストや耐アルカリ性の
ガラス繊維等を混合した後に水を加えて混練し、該混練
物を容器に充填し、該容器を密閉した後、外部より加熱
する事により容器に充填した混練物を水和物として硬化
せしめ、その後、容器の密閉を解いて後、さらに上記の
充填物を乾燥してアセチレン容器内充填物の製品とする
方法や、原料調合物を水中で均一に混合し、この混合物
を加熱して化学反応を起こさせてゲル化物とし、このゲ
ル化物を容器内に充填したまま容器を高圧水蒸気下に於
いて水和反応を終結させ、その後、上記の水和反応物を
乾燥してアセチレン容器内充填物の製品とする方法等が
ある。
【0003】この場合、原料の一つとしてはクリソタイ
ルアスベストまたはアモサイトアスベストが使用されて
居り、充填物を製造するための充填剤の沈降防止や充填
物の強度を保持するための機能が高い上に価格も低廉で
あるところから、アセチレン容器内充填物の構成要素と
しての充填剤の一つとして重宝されている。
ルアスベストまたはアモサイトアスベストが使用されて
居り、充填物を製造するための充填剤の沈降防止や充填
物の強度を保持するための機能が高い上に価格も低廉で
あるところから、アセチレン容器内充填物の構成要素と
しての充填剤の一つとして重宝されている。
【0004】しかしながら、極細の繊維状態で入手され
る天然の鉱物であるアスベストは近年その発がん性が問
題となり、その利用については各国で何等かの規制がな
されていると共に、規制の内容も年々厳しくなって来て
いることから、アセチレンガスによる爆発事故を防止す
るために、容器内充填物を利用せざるを得ない業界に於
いてはアスベストを全く使用しないアセチレン容器内充
填物の開発が急務とされている。
る天然の鉱物であるアスベストは近年その発がん性が問
題となり、その利用については各国で何等かの規制がな
されていると共に、規制の内容も年々厳しくなって来て
いることから、アセチレンガスによる爆発事故を防止す
るために、容器内充填物を利用せざるを得ない業界に於
いてはアスベストを全く使用しないアセチレン容器内充
填物の開発が急務とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、その発がん
性が問題とされているアスベストを全く使用しないで
も、アセチレン容器内充填物としての機能を充分に有す
ると共に、安価で、しかも、取扱いの安全性と軽便性に
も優れた、アセチレン容器内充填物とその製造方法を開
示する事を目的とする。
性が問題とされているアスベストを全く使用しないで
も、アセチレン容器内充填物としての機能を充分に有す
ると共に、安価で、しかも、取扱いの安全性と軽便性に
も優れた、アセチレン容器内充填物とその製造方法を開
示する事を目的とする。
【0006】本発明者等は、上記の課題を解決するため
に、アスベストに代わる繊維素材としてカーボン繊維の
利用が考えられる事に着眼し、鋭意研究と実験を重ねた
結果、その形状並びに混入量を規定する事によりアセチ
レン容器内充填物としてアスベスト利用の場合に比較し
ても遜色のない強度を持つばかりか、さらに、優れた効
果をも示す事を見出だし本発明に至ったものである。
に、アスベストに代わる繊維素材としてカーボン繊維の
利用が考えられる事に着眼し、鋭意研究と実験を重ねた
結果、その形状並びに混入量を規定する事によりアセチ
レン容器内充填物としてアスベスト利用の場合に比較し
ても遜色のない強度を持つばかりか、さらに、優れた効
果をも示す事を見出だし本発明に至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、長さが
1〜15mm、太さが5〜30μmのカーボン繊維が混
入されていて、空隙率が90%以上を示すアスベストフ
リーな多孔質珪酸カルシウム水和物で構成されているア
セチレン容器内充填物に関する。
1〜15mm、太さが5〜30μmのカーボン繊維が混
入されていて、空隙率が90%以上を示すアスベストフ
リーな多孔質珪酸カルシウム水和物で構成されているア
セチレン容器内充填物に関する。
【0008】本発明はまた上記の充填物を得る方法とし
て、石灰質原料と珪酸質原料とを石灰と珪酸のモル比
が、0.5〜0.9:1となるよう秤量すること、長さ
1〜15mm、太さ5〜30μmのカーボン繊維を上記
の珪酸質原料の一部に、最終、固形物全体の1〜15重
量%となるように混合すること、混合釜内に用意した水
中に前記石灰質原料の全てを投入して濃度が5〜30%
の泥状石灰を得ること、続いてこの泥状石灰に上記のカ
ーボン繊維を含む珪酸質原料の一部及び残部の珪酸質原
料を混合すること、さらにこの混合物に水を加えて固形
物濃度が21〜23%の泥状物を得ること、この泥状物
への空気の混入を避けた状態にて該泥状物を容器内に充
填して蒸気圧8〜12kg/cm2 の飽和水蒸気の下で
174〜191℃にて水熱反応を終了させること、さら
に、該水熱反応物を200〜300℃にて100〜15
0時間の乾燥処理を施すことよりなるアセチレン容器内
充填物の製造方法を開示するものである。
て、石灰質原料と珪酸質原料とを石灰と珪酸のモル比
が、0.5〜0.9:1となるよう秤量すること、長さ
1〜15mm、太さ5〜30μmのカーボン繊維を上記
の珪酸質原料の一部に、最終、固形物全体の1〜15重
量%となるように混合すること、混合釜内に用意した水
中に前記石灰質原料の全てを投入して濃度が5〜30%
の泥状石灰を得ること、続いてこの泥状石灰に上記のカ
ーボン繊維を含む珪酸質原料の一部及び残部の珪酸質原
料を混合すること、さらにこの混合物に水を加えて固形
物濃度が21〜23%の泥状物を得ること、この泥状物
への空気の混入を避けた状態にて該泥状物を容器内に充
填して蒸気圧8〜12kg/cm2 の飽和水蒸気の下で
174〜191℃にて水熱反応を終了させること、さら
に、該水熱反応物を200〜300℃にて100〜15
0時間の乾燥処理を施すことよりなるアセチレン容器内
充填物の製造方法を開示するものである。
【0009】
【作用】本発明で、珪酸カルシウム水和物の多孔度を9
0%以上と規定したのは、珪酸カルシウム水和物の多孔
度が90%未満になると、アセチレンを溶解保持する機
能を持ったアセトンを保管しておくための空隙部が少な
くなり、結果的にアセチレンガスを充填した容器内に於
けるアセチレンの貯蔵度を低下させてしまう事から実用
的でなくなる為である。
0%以上と規定したのは、珪酸カルシウム水和物の多孔
度が90%未満になると、アセチレンを溶解保持する機
能を持ったアセトンを保管しておくための空隙部が少な
くなり、結果的にアセチレンガスを充填した容器内に於
けるアセチレンの貯蔵度を低下させてしまう事から実用
的でなくなる為である。
【0010】また、本発明で、泥状物を蒸気圧8〜12
kg/cm2 の飽和水蒸気の下で水熱反応させたのは、
蒸気圧が8kg/cm2 の未満であれば反応を遅らせる
結果となり、製造設備の回転を悪化させる不都合が生じ
るからであると共に、逆に、蒸気圧が12kg/cm2
を超えても製品の機能が向上しないからである。
kg/cm2 の飽和水蒸気の下で水熱反応させたのは、
蒸気圧が8kg/cm2 の未満であれば反応を遅らせる
結果となり、製造設備の回転を悪化させる不都合が生じ
るからであると共に、逆に、蒸気圧が12kg/cm2
を超えても製品の機能が向上しないからである。
【0011】本発明で、生成水和物に対して200〜3
00℃にて乾燥処理を施したのは、200℃未満の温度
で乾燥する事は徒に処理時間を長引かせる事になり、設
備の回転性を低下させるばかりか、充填物に対して30
0℃を超えての乾燥処理は充填物の不必要な乾燥収縮を
生じる恐れがあるばかりか、温度調整の仕方によっては
燃料費の高額化にも繋がり兼ねない為である。
00℃にて乾燥処理を施したのは、200℃未満の温度
で乾燥する事は徒に処理時間を長引かせる事になり、設
備の回転性を低下させるばかりか、充填物に対して30
0℃を超えての乾燥処理は充填物の不必要な乾燥収縮を
生じる恐れがあるばかりか、温度調整の仕方によっては
燃料費の高額化にも繋がり兼ねない為である。
【0012】さらに、本発明で、生成水和物に対して2
00〜300℃にて100〜150時間の乾燥処理を施
したのは、100時間未満では未乾燥の不都合があり、
150時間を超えての乾燥処理は乾燥処理の単位時間当
たりの効果が薄められてしまう事になる為である。
00〜300℃にて100〜150時間の乾燥処理を施
したのは、100時間未満では未乾燥の不都合があり、
150時間を超えての乾燥処理は乾燥処理の単位時間当
たりの効果が薄められてしまう事になる為である。
【0013】また、本発明で、珪酸カルシウム水和物中
に占めるカーボン繊維の割合を1〜15重量%と規定し
たのは、珪酸カルシウム水和物中に占めるカーボン繊維
の割合が1重量%未満になると、珪酸カルシウム水和物
中にカーボン繊維を添加した効果が失われて充填物を構
成する充填剤の分散保持と、充填物自体に亀裂が発生し
易くなる為であり、珪酸カルシウム水和物中に占めるカ
ーボン繊維の割合が15重量%を超えても製品の機能が
向上しないばかりか製品コストを上昇せしめる為であ
る。
に占めるカーボン繊維の割合を1〜15重量%と規定し
たのは、珪酸カルシウム水和物中に占めるカーボン繊維
の割合が1重量%未満になると、珪酸カルシウム水和物
中にカーボン繊維を添加した効果が失われて充填物を構
成する充填剤の分散保持と、充填物自体に亀裂が発生し
易くなる為であり、珪酸カルシウム水和物中に占めるカ
ーボン繊維の割合が15重量%を超えても製品の機能が
向上しないばかりか製品コストを上昇せしめる為であ
る。
【0014】さらに、本発明で、珪酸カルシウム水和物
充填材の構成素材である、カーボン繊維の長さを1〜1
5mm,太さを5〜30μmと規定したのは、カーボン
繊維の長さが1mm未満であるとカーボン繊維の混合泥
状物の沈降防止効果が悪くなり、珪酸カルシウム水和物
充填材と、容器内壁との空隙が大きくなり易いという不
都合が発生する為であり、逆に、カーボン繊維の長さが
15mmを超えると、充填物中のカーボン繊維の均一分
散を損なってしまうという不都合が発生して来る為であ
り、カーボン繊維の太さが5μm未満では多孔質である
珪酸カルシウム水和物の強度が低下するという不都合が
発生して来る為であり、逆に、カーボン繊維の太さが3
0μmを超えると、スラリー内でのカーボン繊維の分散
性を悪くすると共に、充填物中に於けるカーボン繊維の
占有領域が偏在してしまう不都合が発生して来る為であ
る。
充填材の構成素材である、カーボン繊維の長さを1〜1
5mm,太さを5〜30μmと規定したのは、カーボン
繊維の長さが1mm未満であるとカーボン繊維の混合泥
状物の沈降防止効果が悪くなり、珪酸カルシウム水和物
充填材と、容器内壁との空隙が大きくなり易いという不
都合が発生する為であり、逆に、カーボン繊維の長さが
15mmを超えると、充填物中のカーボン繊維の均一分
散を損なってしまうという不都合が発生して来る為であ
り、カーボン繊維の太さが5μm未満では多孔質である
珪酸カルシウム水和物の強度が低下するという不都合が
発生して来る為であり、逆に、カーボン繊維の太さが3
0μmを超えると、スラリー内でのカーボン繊維の分散
性を悪くすると共に、充填物中に於けるカーボン繊維の
占有領域が偏在してしまう不都合が発生して来る為であ
る。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例並びに得られた充填物
の物性を従来品の比較値と共に示す。
の物性を従来品の比較値と共に示す。
【0016】[実施例1]珪酸質原料として珪藻土を3
7重量%と、ホワイトカーボン8重量%,直径が20μ
mm以下の珪石粉を7重量%との割合で秤量すると共
に、さらに、石灰質原料として直径が40μmm以下で
あるカーバイド滓を41重量%の割合で秤量し、最後
に、太さが18μmで長さが3mmのカーボン繊維を7
重量%の割合で秤量し、これらの混合物にまず、水を加
えて泥状物を作成した。
7重量%と、ホワイトカーボン8重量%,直径が20μ
mm以下の珪石粉を7重量%との割合で秤量すると共
に、さらに、石灰質原料として直径が40μmm以下で
あるカーバイド滓を41重量%の割合で秤量し、最後
に、太さが18μmで長さが3mmのカーボン繊維を7
重量%の割合で秤量し、これらの混合物にまず、水を加
えて泥状物を作成した。
【0017】この泥状物を混合釜に移し、50℃で1時
間の加熱処理を施して泥状物の粘度を高めた後、鉄製の
容器に移し、この容器を飽和蒸気下で183℃で20時
間の加熱処理を施して水熱反応を進行させてカーボン繊
維を含んだ珪酸カルシウム水和物としたのち、この珪酸
カルシウム水和物をさらに230℃にて130時間の加
熱処理を施して乾燥し、アセチレン充填容器用の充填物
とした。
間の加熱処理を施して泥状物の粘度を高めた後、鉄製の
容器に移し、この容器を飽和蒸気下で183℃で20時
間の加熱処理を施して水熱反応を進行させてカーボン繊
維を含んだ珪酸カルシウム水和物としたのち、この珪酸
カルシウム水和物をさらに230℃にて130時間の加
熱処理を施して乾燥し、アセチレン充填容器用の充填物
とした。
【0018】この充填物の物理的特性は嵩密度が0.2
3g/cm3 であり、多孔度は91.8%であり、圧縮
強度は29.0kg/cm2 であり、収縮度は0.2%
であって、アセチレン充填容器用の充填物として充分に
満足すべき数値を示した。
3g/cm3 であり、多孔度は91.8%であり、圧縮
強度は29.0kg/cm2 であり、収縮度は0.2%
であって、アセチレン充填容器用の充填物として充分に
満足すべき数値を示した。
【0019】また、この充填物を切り分けて20ケの試
料を作成し、その多孔度のバラツキ具合を測定したとこ
ろ91.6%〜92.0%であって、測定値のバラツキ
は僅かに0.4%でしかなく、従来品の1.0%に比べ
て多孔度のバラツキが縮少された事が判明した。
料を作成し、その多孔度のバラツキ具合を測定したとこ
ろ91.6%〜92.0%であって、測定値のバラツキ
は僅かに0.4%でしかなく、従来品の1.0%に比べ
て多孔度のバラツキが縮少された事が判明した。
【0020】[実施例2]カーボン繊維の太さを13μ
mとし、長さを10mmとした以外は実施例1と同様に
して製作した充填物の多孔度のバラツキ具合を測定した
ところ91.5%〜91.9%であって、測定値のバラ
ツキは僅かに0.4%でしかなく、従来品の1.0%に
比べて多孔度のバラツキが縮少された事が判明した。
mとし、長さを10mmとした以外は実施例1と同様に
して製作した充填物の多孔度のバラツキ具合を測定した
ところ91.5%〜91.9%であって、測定値のバラ
ツキは僅かに0.4%でしかなく、従来品の1.0%に
比べて多孔度のバラツキが縮少された事が判明した。
【0021】以上の場合、充填物の多孔度を測定するに
際しては、充填物から5cm角の試料を切りだし、この
試料に水を含浸させ、この場合にこの試料に含浸した水
分の総容量を試料の体積で除して得た数値を100倍す
る事により求めた。
際しては、充填物から5cm角の試料を切りだし、この
試料に水を含浸させ、この場合にこの試料に含浸した水
分の総容量を試料の体積で除して得た数値を100倍す
る事により求めた。
【0022】以上の如く本発明に因る時は、がん発生の
恐れの極めて高いとされているアスベストの利用を避け
ながら、アスベストを利用した場合のそれと同等以上の
性能を有すると共に充填物の多孔度のバラツキが縮少さ
れ、更に、安価で安全性に富んだアセチレン容器内充填
物とその製造方法を開示する事に成功した。
恐れの極めて高いとされているアスベストの利用を避け
ながら、アスベストを利用した場合のそれと同等以上の
性能を有すると共に充填物の多孔度のバラツキが縮少さ
れ、更に、安価で安全性に富んだアセチレン容器内充填
物とその製造方法を開示する事に成功した。
【0023】
【発明の効果】本発明に因る時は、がん発生の恐れの極
めて高いとされているアスベストの利用を避けながら、
アスベストを利用したと同等以上の性能を有すると共に
充填物の多孔度のバラツキが縮少され、安価で安全性に
富んだアセチレン容器内充填物とその製造方法を開示す
る事に成功したので、斯る充填物を利用する産業界に貢
献するところ大なるものがある。
めて高いとされているアスベストの利用を避けながら、
アスベストを利用したと同等以上の性能を有すると共に
充填物の多孔度のバラツキが縮少され、安価で安全性に
富んだアセチレン容器内充填物とその製造方法を開示す
る事に成功したので、斯る充填物を利用する産業界に貢
献するところ大なるものがある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】追加
【補正内容】
【0022】本発明の比較例としてカーボン繊維長、繊
維径が請求項1を外れた場合を以下、2様の例を採って
記述する。 〔比較例1〕繊維長0.9mm繊維径4μmmを使用し
て混合泥状物を作成すると、沈降が激しく水分が分離す
るような状態になり、41L容器では、乾燥後の容器の
上部に容器と充填物との空間が4.0mmも生じた。
又、分散性が悪く製品にもバラツキができ、圧縮強度が
17.7(km/cm2 )と低下した。つまり、アセチ
レン容器充填物としての機能が損なわれる結果となっ
た。
維径が請求項1を外れた場合を以下、2様の例を採って
記述する。 〔比較例1〕繊維長0.9mm繊維径4μmmを使用し
て混合泥状物を作成すると、沈降が激しく水分が分離す
るような状態になり、41L容器では、乾燥後の容器の
上部に容器と充填物との空間が4.0mmも生じた。
又、分散性が悪く製品にもバラツキができ、圧縮強度が
17.7(km/cm2 )と低下した。つまり、アセチ
レン容器充填物としての機能が損なわれる結果となっ
た。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】追加
【補正内容】
【0023】〔比較例2〕繊維長16mm繊維径31μ
mmを使用して混合泥状物を作成すると、混合する際、
繊維が絡まり撹拌が非常に困難になり、結局均一な分散
性がなく炭素繊維と他の原料とが分離しているような状
態になり、繊維の占有領域が偏在し炭素繊維の塊ができ
る。つまり、アセチレン容器充填物としての機能が損な
われる。圧縮強度は25.6(km/cm2 )であっ
た。
mmを使用して混合泥状物を作成すると、混合する際、
繊維が絡まり撹拌が非常に困難になり、結局均一な分散
性がなく炭素繊維と他の原料とが分離しているような状
態になり、繊維の占有領域が偏在し炭素繊維の塊ができ
る。つまり、アセチレン容器充填物としての機能が損な
われる。圧縮強度は25.6(km/cm2 )であっ
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【発明の効果】本発明に因る時は、がん発生の恐れの極
めて高いとされているアスベストの利用を避けながら、
アスベストを利用したと同等以上の性能を有すると共に
充填物の多孔度のバラツキが縮少され、安価で安全性に
富んだアセチレン容器内充填物とその製造方法を開示す
る事に成功したので、斯る充填物を利用する産業界に貢
献するところ大なるものがある。
めて高いとされているアスベストの利用を避けながら、
アスベストを利用したと同等以上の性能を有すると共に
充填物の多孔度のバラツキが縮少され、安価で安全性に
富んだアセチレン容器内充填物とその製造方法を開示す
る事に成功したので、斯る充填物を利用する産業界に貢
献するところ大なるものがある。
Claims (3)
- 【請求項1】 長さが1〜15mm、太さが5〜30μ
mのカーボン繊維が混入されていて、空隙率が90%以
上を示すアスベストフリーの多孔質珪酸カルシウム水和
物で構成されていることを特徴とするアセチレン容器内
充填物。 - 【請求項2】 充填物全体に対してカーボン繊維の割合
が1〜15重量%であることを特徴とする請求項1記載
のアセチレン容器内充填物。 - 【請求項3】 石灰質原料と珪酸質原料とを石灰と珪酸
のモル比が、0.5〜0.9:1となるよう秤量するこ
と、長さ1〜15mm、太さ5〜30μmのカーボン繊
維を上記の珪酸質原料の一部に、最終、固形物全体の1
〜15重量%となるように混合すること、混合釜内に用
意した水中に前記石灰質原料の全てを投入して濃度が5
〜30%の泥状石灰を得ること、続いてこの泥状石灰に
上記のカーボン繊維を含む珪酸質原料の一部及び残部の
珪酸質原料を混合すること、さらにこの混合物に水を加
えて固形物濃度が21〜23%の泥状物を得ること、こ
の泥状物への空気の混入を避けた状態にて該泥状物を容
器内に充填して蒸気圧8〜12kg/cm2 の飽和水蒸
気の下で174〜191℃にて水熱反応を終了させるこ
と、さらに、該水熱反応物を200〜300℃にて10
0〜150時間の乾燥処理を施すことよりなるアセチレ
ン容器内充填物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13153592A JPH0657270A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | アセチレン容器内充填物とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13153592A JPH0657270A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | アセチレン容器内充填物とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657270A true JPH0657270A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=15060350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13153592A Pending JPH0657270A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | アセチレン容器内充填物とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657270A (ja) |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP13153592A patent/JPH0657270A/ja active Pending
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