JPH0657280A - アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナートを含有する添加濃厚物、その製造方法およびその利用 - Google Patents
アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナートを含有する添加濃厚物、その製造方法およびその利用Info
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- JPH0657280A JPH0657280A JP5155438A JP15543893A JPH0657280A JP H0657280 A JPH0657280 A JP H0657280A JP 5155438 A JP5155438 A JP 5155438A JP 15543893 A JP15543893 A JP 15543893A JP H0657280 A JPH0657280 A JP H0657280A
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- C10M—LUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
- C10M159/00—Lubricating compositions characterised by the additive being of unknown or incompletely defined constitution
- C10M159/12—Reaction products
- C10M159/20—Reaction mixtures having an excess of neutralising base, e.g. so-called overbasic or highly basic products
- C10M159/22—Reaction mixtures having an excess of neutralising base, e.g. so-called overbasic or highly basic products containing phenol radicals
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 300を超えるTBNを有し完成潤滑油組成
物中への混和に適した添加濃厚組成物を提供する。 【構成】 この添加濃厚組成物は、(I′)第一アルカ
リ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナート、および
(II′)潤滑油からなり、第一アルカリ土類金属硫化
ハイドロカルビルフェナート(I′)は,少なくとも4
重量%硫黄を含有する第二アルカリ土類金属硫化ハイド
ロカルビルフェナートまたはその先駆物質を潤滑油(I
I′)の存在で過塩基化することによって得られ、添加
濃厚組成物中の潤滑油(II)の量は、添加濃厚物の重
量の第二アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナ
ートまたはその先駆物質に対する比率が少なくとも3.
0であるような量であることを特徴とする。
物中への混和に適した添加濃厚組成物を提供する。 【構成】 この添加濃厚組成物は、(I′)第一アルカ
リ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナート、および
(II′)潤滑油からなり、第一アルカリ土類金属硫化
ハイドロカルビルフェナート(I′)は,少なくとも4
重量%硫黄を含有する第二アルカリ土類金属硫化ハイド
ロカルビルフェナートまたはその先駆物質を潤滑油(I
I′)の存在で過塩基化することによって得られ、添加
濃厚組成物中の潤滑油(II)の量は、添加濃厚物の重
量の第二アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナ
ートまたはその先駆物質に対する比率が少なくとも3.
0であるような量であることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に、300を超え
る全塩基数(TBN)を有するアルカリ土類金属硫化ヒ
ドロカルビルフェナート含有添加濃厚物、その製造方法
およびその添加濃厚物を含有する完成潤滑油組成物に関
するものである。
る全塩基数(TBN)を有するアルカリ土類金属硫化ヒ
ドロカルビルフェナート含有添加濃厚物、その製造方法
およびその添加濃厚物を含有する完成潤滑油組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関では、燃焼室からの副生物がし
ばしばピストン側に吹き出て潤滑油と混合する。これら
の副生物の多くは潤滑油中で酸性物質を生成する。これ
は特に、高硫黄含量の低級燃料で運転して、燃焼によっ
て腐食酸が生成されるジーゼルエンジンにおいて顕著で
ある。潤滑油中に取り込まれる酸には、燃焼室中で硫黄
の酸化により生成する硫黄酸、燃料中のハロゲン鉛脱除
剤から誘導されるヒドロハリック酸および大気窒素の酸
化により生成する窒素酸が含まれる。この種の酸は、ス
ラッジの沈着並びにベアリングおよびエンジン部分の腐
食を引き起こし、エンジンの急速な磨耗および早い時期
の損傷につながる。
ばしばピストン側に吹き出て潤滑油と混合する。これら
の副生物の多くは潤滑油中で酸性物質を生成する。これ
は特に、高硫黄含量の低級燃料で運転して、燃焼によっ
て腐食酸が生成されるジーゼルエンジンにおいて顕著で
ある。潤滑油中に取り込まれる酸には、燃焼室中で硫黄
の酸化により生成する硫黄酸、燃料中のハロゲン鉛脱除
剤から誘導されるヒドロハリック酸および大気窒素の酸
化により生成する窒素酸が含まれる。この種の酸は、ス
ラッジの沈着並びにベアリングおよびエンジン部分の腐
食を引き起こし、エンジンの急速な磨耗および早い時期
の損傷につながる。
【0003】潤滑油中で酸性物質を中和しスラッジを分
散するのに一般的に使用される一つの種類の化合物は、
硫化金属アルキルフェナートであり、その中では金属は
アルカリ土類金属例えばカルシウム、マグネシウムまた
はバリウムである。「標準」および「過塩基化」硫化ア
ルカリ土類金属アルキルフェナートが使用されてきた。
用語「過塩基化」は、アルカリ土類金属部分の当量数の
フェノール部分の当量数に対する比率が1を超え、かつ
通常には1.2を超え、かつ4.5かもしくはそれ以上
である硫化アルカリ土類金属アルキルフェナートを記載
するのに使用される。対照的に、「標準」アルカリ土類
金属アルキルフェナート中のアルカリ土類金属部分のフ
ェノール部分に対する当量比は1である。つまりこの理
由のために、「過塩基化」硫化アルカリ土類金属アルキ
ルフェナートは、対応する「標準」アルカリ土類金属ア
ルキルフェナートよりも酸性物質を中和する能力が大き
い。
散するのに一般的に使用される一つの種類の化合物は、
硫化金属アルキルフェナートであり、その中では金属は
アルカリ土類金属例えばカルシウム、マグネシウムまた
はバリウムである。「標準」および「過塩基化」硫化ア
ルカリ土類金属アルキルフェナートが使用されてきた。
用語「過塩基化」は、アルカリ土類金属部分の当量数の
フェノール部分の当量数に対する比率が1を超え、かつ
通常には1.2を超え、かつ4.5かもしくはそれ以上
である硫化アルカリ土類金属アルキルフェナートを記載
するのに使用される。対照的に、「標準」アルカリ土類
金属アルキルフェナート中のアルカリ土類金属部分のフ
ェノール部分に対する当量比は1である。つまりこの理
由のために、「過塩基化」硫化アルカリ土類金属アルキ
ルフェナートは、対応する「標準」アルカリ土類金属ア
ルキルフェナートよりも酸性物質を中和する能力が大き
い。
【0004】300を超えるTBN、典型的には350
を超えるTBNである高TBN(ASTM D2896
の方法により測定されたmgKOH/gの全塩基数)、
および100℃で測定して1,000cSt未満、好適
には750cSt、さらに好適には500cSt未満の
粘度を有するアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェ
ナート含有組成物およびその製造方法は公知である。即
ち、出願人の欧州特許第A−271262号公報には、
完成潤滑油組成物中への組込みに適する添加濃厚物であ
って、(a)潤滑油、(b)(i)式、
を超えるTBNである高TBN(ASTM D2896
の方法により測定されたmgKOH/gの全塩基数)、
および100℃で測定して1,000cSt未満、好適
には750cSt、さらに好適には500cSt未満の
粘度を有するアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェ
ナート含有組成物およびその製造方法は公知である。即
ち、出願人の欧州特許第A−271262号公報には、
完成潤滑油組成物中への組込みに適する添加濃厚物であ
って、(a)潤滑油、(b)(i)式、
【0005】
【化3】
【0006】(式中、RはC10−C24アルキルもし
くはアルケニル基であり、R1は水素、C1−C4アル
キル基もしくは−CH2−COOH基、またはその無水
物、酸塩化物もしくはエステルである。)を有する少な
くとも一種のカルボン酸,または(ii)36−100
個の炭素原子を含有するジ−もしくはポリカリボン酸ま
たはその無水物、酸塩化物もしくはエステルのいずれか
の組成物の重量に基づいて2重量%を超えるから40重
量%未満の組込みによって改質された潤滑油可溶性硫化
もしくは非硫化アルカリ土類金属ヒドロカルビルフェナ
ートからなり、300を超えるTBNを有する添加濃厚
物が開示されている。
くはアルケニル基であり、R1は水素、C1−C4アル
キル基もしくは−CH2−COOH基、またはその無水
物、酸塩化物もしくはエステルである。)を有する少な
くとも一種のカルボン酸,または(ii)36−100
個の炭素原子を含有するジ−もしくはポリカリボン酸ま
たはその無水物、酸塩化物もしくはエステルのいずれか
の組成物の重量に基づいて2重量%を超えるから40重
量%未満の組込みによって改質された潤滑油可溶性硫化
もしくは非硫化アルカリ土類金属ヒドロカルビルフェナ
ートからなり、300を超えるTBNを有する添加濃厚
物が開示されている。
【0007】添加濃厚物は、(1)ヒドロカルビルフェ
ノールおよび硫黄、(2)アルカリ土類金属塩基、
(3)溶媒例えば多価アルコール、(4)潤滑油、
(5)二酸化炭素、および(6)(i)式(I)を有す
るカルボン酸もしくはその酸無水物、酸塩化物もしくは
エステル、または(ii)36−100個の炭素原子を
含有するジ−もしくはポリカルボン酸もしくはその酸無
水物、酸塩化物もしくはエステルのいずれかの濃厚物の
重量に基づき2重量%を超えるから40重量%を与える
に充分なものを高温で反応させて製造することができ
る。出願人の欧州特許第A−273588号公報では、
高いTBNを有するアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビ
ルフェナート含有組成物が開示されている。この組成物
は、(A)最終添加濃厚物のTBN未満のTBNを有す
る硫化アルカリ土類金属ヒドロカルビルフェナート、
(B)反応の間の中間点で単回または複数回のいずれか
で添加されるアルカリ土類金属塩基、(C)2−4個の
炭素原子を有する多価アルコール、ジ−もしくはトリ−
(C2−C4)グリコール、アルキレングリコールアル
キルエーテルまたはポリアルキレングリコールアルキル
エーテルのいずれか、(D)潤滑油、(E)成分(B)
の添加もしくは添加毎に続いて添加される二酸化炭素、
および(F)(i)式(I)を有するカルボン酸もしく
はその酸無水物もしくはエステル、または(ii)36
−100個の炭素原子を含有するジ−もしくはポリカル
ボン酸もしくは酸無水物もしくはそのエステルのいずれ
かの濃厚物の重量に基づき2重量%を超えるから40重
量%を与えるに充分なもので、成分(A)の成分(F)
に対する重量比が300を超えるTBNを有する濃厚物
を製造するようなものを高温で反応させて製造すること
ができる。即ち、欧州特許第A−271262号公報の
方法は、硫化ヒドロカルビルフェノールの先駆物質即ち
ヒドロカルビルフェノールと元素状硫黄から高TBNア
ルカリ土類金属含有組成物を製造する一つの方法(第一
意図方法)であり、一方欧州特許第A−273588号
公報の方法は、予備生成アルカリ土類金属硫化ヒドロカ
ルビルフェナートを向上させることによって高TBNア
ルカリ土類金属含有組成物を製造する方法(向上方法)
である。
ノールおよび硫黄、(2)アルカリ土類金属塩基、
(3)溶媒例えば多価アルコール、(4)潤滑油、
(5)二酸化炭素、および(6)(i)式(I)を有す
るカルボン酸もしくはその酸無水物、酸塩化物もしくは
エステル、または(ii)36−100個の炭素原子を
含有するジ−もしくはポリカルボン酸もしくはその酸無
水物、酸塩化物もしくはエステルのいずれかの濃厚物の
重量に基づき2重量%を超えるから40重量%を与える
に充分なものを高温で反応させて製造することができ
る。出願人の欧州特許第A−273588号公報では、
高いTBNを有するアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビ
ルフェナート含有組成物が開示されている。この組成物
は、(A)最終添加濃厚物のTBN未満のTBNを有す
る硫化アルカリ土類金属ヒドロカルビルフェナート、
(B)反応の間の中間点で単回または複数回のいずれか
で添加されるアルカリ土類金属塩基、(C)2−4個の
炭素原子を有する多価アルコール、ジ−もしくはトリ−
(C2−C4)グリコール、アルキレングリコールアル
キルエーテルまたはポリアルキレングリコールアルキル
エーテルのいずれか、(D)潤滑油、(E)成分(B)
の添加もしくは添加毎に続いて添加される二酸化炭素、
および(F)(i)式(I)を有するカルボン酸もしく
はその酸無水物もしくはエステル、または(ii)36
−100個の炭素原子を含有するジ−もしくはポリカル
ボン酸もしくは酸無水物もしくはそのエステルのいずれ
かの濃厚物の重量に基づき2重量%を超えるから40重
量%を与えるに充分なもので、成分(A)の成分(F)
に対する重量比が300を超えるTBNを有する濃厚物
を製造するようなものを高温で反応させて製造すること
ができる。即ち、欧州特許第A−271262号公報の
方法は、硫化ヒドロカルビルフェノールの先駆物質即ち
ヒドロカルビルフェノールと元素状硫黄から高TBNア
ルカリ土類金属含有組成物を製造する一つの方法(第一
意図方法)であり、一方欧州特許第A−273588号
公報の方法は、予備生成アルカリ土類金属硫化ヒドロカ
ルビルフェナートを向上させることによって高TBNア
ルカリ土類金属含有組成物を製造する方法(向上方法)
である。
【0008】潤滑油に比して、例えばヒドロカルビルフ
ェノールの原価は高い。欧州特許第A−271262号
公報および欧州特許第A−273588号公報に記載の
方法によって製造されるアルカリ土類金属含有組成物
は、潤滑油に比して、化学的に組込まれたヒドロカルビ
ルフェノールを高比率で含有するから、それらの原価は
他のものよりも高い。換言すれば、従来技術の方法で
は、高TBNアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェ
ノール含有濃厚物(Yg)の重量の、初期反応物中のア
ルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナートまたはそ
の先駆物質(Xg)の重量の比率であるスケールアップ
係数は低い。欧州特許第A−273588号公報の方法
においては典型的には、例えばスケールアップ係数は1
−1.5の範囲である。
ェノールの原価は高い。欧州特許第A−271262号
公報および欧州特許第A−273588号公報に記載の
方法によって製造されるアルカリ土類金属含有組成物
は、潤滑油に比して、化学的に組込まれたヒドロカルビ
ルフェノールを高比率で含有するから、それらの原価は
他のものよりも高い。換言すれば、従来技術の方法で
は、高TBNアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェ
ノール含有濃厚物(Yg)の重量の、初期反応物中のア
ルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナートまたはそ
の先駆物質(Xg)の重量の比率であるスケールアップ
係数は低い。欧州特許第A−273588号公報の方法
においては典型的には、例えばスケールアップ係数は1
−1.5の範囲である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それ故、解決さるべき
従来技術の課題は、ヒドロカルビルフェノールに比して
潤滑油のアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナー
ト含有濃厚物組成物中への組込み比率を増加させ、それ
によって生産物の性質に実質的に影響することなく原価
を低下させる方法、即ちスケールアップ係数で表現すれ
ばスケールアップ係数を如何にして増加させるかの問題
である。
従来技術の課題は、ヒドロカルビルフェノールに比して
潤滑油のアルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナー
ト含有濃厚物組成物中への組込み比率を増加させ、それ
によって生産物の性質に実質的に影響することなく原価
を低下させる方法、即ちスケールアップ係数で表現すれ
ばスケールアップ係数を如何にして増加させるかの問題
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】出願人等は、この課題の
解決が反応物の硫黄含量を増加することであることを突
き止めるに至った。完全には解明されない理由によっ
て、反応物中の高い硫黄含量は、高TBNを減少させな
いで、ヒドロカルビルフェノールに比して潤滑油の濃厚
物中への組込みの増加を促進するようである。
解決が反応物の硫黄含量を増加することであることを突
き止めるに至った。完全には解明されない理由によっ
て、反応物中の高い硫黄含量は、高TBNを減少させな
いで、ヒドロカルビルフェノールに比して潤滑油の濃厚
物中への組込みの増加を促進するようである。
【0011】したがって、本発明は、300を超えるT
BNを有し完成潤滑油組成物中への混和に適した添加濃
厚組成物であって、(I)第二アルカリ土類金属硫化ハ
イドロカルビルフェナートまたはその先駆物質を過塩基
化することによって得られる第一アルカリ土類金属硫化
ハイドロカルビルフェナート、および(II)潤滑油、
からなり、添加濃厚物中の潤滑油(II)の量は、添加
濃厚物の重量の第二アルカリ土類金属硫化ハイドロカル
ビルフェナートまたはその先駆物質に対する比率が少な
くとも3.0であるような量であることを特徴とする添
加濃厚組成物を提供する。
BNを有し完成潤滑油組成物中への混和に適した添加濃
厚組成物であって、(I)第二アルカリ土類金属硫化ハ
イドロカルビルフェナートまたはその先駆物質を過塩基
化することによって得られる第一アルカリ土類金属硫化
ハイドロカルビルフェナート、および(II)潤滑油、
からなり、添加濃厚物中の潤滑油(II)の量は、添加
濃厚物の重量の第二アルカリ土類金属硫化ハイドロカル
ビルフェナートまたはその先駆物質に対する比率が少な
くとも3.0であるような量であることを特徴とする添
加濃厚組成物を提供する。
【0012】第一アルカリ土類金属硫化ヒドロカルビル
フェナートは、好適には少なくとも4重量%の硫黄を含
有する第二アルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナ
ートまたはその先駆物質を過塩基化して得られる。
フェナートは、好適には少なくとも4重量%の硫黄を含
有する第二アルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナ
ートまたはその先駆物質を過塩基化して得られる。
【0013】300を超えるTBNを有し完成潤滑油組
成物中への混和に適した好適な添加濃厚物は、(I′)
第一アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナー
ト、および(II′)潤滑油、からなり、第一アルカリ
土類金属硫化ハイドロカルビルフェナート(I)は、少
なくとも4重量%硫黄を含有する第二アルカリ土類金属
硫化ハイドロカルビルフェナートまたはその先駆物質を
潤滑油(II)の存在で過塩基化することによって得ら
れ、潤滑油量(II)の量は、添加濃厚物の重量の第二
アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナートまた
はその先駆物質に対する比率が少なくとも3.0である
ような量である。
成物中への混和に適した好適な添加濃厚物は、(I′)
第一アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナー
ト、および(II′)潤滑油、からなり、第一アルカリ
土類金属硫化ハイドロカルビルフェナート(I)は、少
なくとも4重量%硫黄を含有する第二アルカリ土類金属
硫化ハイドロカルビルフェナートまたはその先駆物質を
潤滑油(II)の存在で過塩基化することによって得ら
れ、潤滑油量(II)の量は、添加濃厚物の重量の第二
アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナートまた
はその先駆物質に対する比率が少なくとも3.0である
ような量である。
【0014】本発明による添加濃厚物は、それらが大量
の潤滑油を組込み、それによって安価になり、一方貴重
な性質を実質的に減少させることなく高いTBNを保持
するという利点を有する。
の潤滑油を組込み、それによって安価になり、一方貴重
な性質を実質的に減少させることなく高いTBNを保持
するという利点を有する。
【0015】他の側面において、本発明は、300を超
えるTBNを有し完成潤滑油組成物中への混和に適した
添加濃厚物を製造する方法において、(A)(i)ハイ
ドロカルビル置換フェノールおよび少なくとも4重量%
硫黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールを与え
るに充分な量の硫黄の給源、(ii)4重量%未満の硫
黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールおよび硫
化ハイドロカルビルフェノールの硫黄含量を少なくとも
4重量%に増加するに充分な量の硫黄の給源、(ii
i)少なくとも4重量%硫黄を含有するアルカリ土類金
属硫化ハイドロカルビルフェナート、または(iv)少
なくとも4重量%硫黄を含有する硫化ハイドロカルビル
フェノールのいずれかである少なくとも一種の化合物、
(B)反応の間の中間点で単回の添加または複数の添加
のいずれかで添加されるアルカリ土類金属塩基、(C)
(i)2−4個の炭素原子を有する多価アルコール、
(ii)ジ−(C2−C4)グリコール、(iii)ト
リ−(C2−C4)グリコール、(iv)式(II)、
えるTBNを有し完成潤滑油組成物中への混和に適した
添加濃厚物を製造する方法において、(A)(i)ハイ
ドロカルビル置換フェノールおよび少なくとも4重量%
硫黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールを与え
るに充分な量の硫黄の給源、(ii)4重量%未満の硫
黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールおよび硫
化ハイドロカルビルフェノールの硫黄含量を少なくとも
4重量%に増加するに充分な量の硫黄の給源、(ii
i)少なくとも4重量%硫黄を含有するアルカリ土類金
属硫化ハイドロカルビルフェナート、または(iv)少
なくとも4重量%硫黄を含有する硫化ハイドロカルビル
フェノールのいずれかである少なくとも一種の化合物、
(B)反応の間の中間点で単回の添加または複数の添加
のいずれかで添加されるアルカリ土類金属塩基、(C)
(i)2−4個の炭素原子を有する多価アルコール、
(ii)ジ−(C2−C4)グリコール、(iii)ト
リ−(C2−C4)グリコール、(iv)式(II)、
【0016】
【化4】
【0017】(式中、R3はC1−C6アルキル基であ
り、R4はアルキレン基であり、R5は水素またはC1
−C6アルキル基であり、xは1−6の整数である。)
のモノ−またはポリ−アルキレングリコールアルキルエ
ーテル、(v)C1−C20の一価アルコール、(v
i)20個までの炭素原子を有するケトン、(vii)
10個までの炭素原子を有するカルボン酸エステル、ま
たは(viii)20個までの炭素原子を有するエーテ
ル、のいずれかである少なくとも一種の化合物、(D)
潤滑油、(E)成分(B)の添加または添加毎に続いて
添加される二酸化炭素、(F)(i)式(III)、
り、R4はアルキレン基であり、R5は水素またはC1
−C6アルキル基であり、xは1−6の整数である。)
のモノ−またはポリ−アルキレングリコールアルキルエ
ーテル、(v)C1−C20の一価アルコール、(v
i)20個までの炭素原子を有するケトン、(vii)
10個までの炭素原子を有するカルボン酸エステル、ま
たは(viii)20個までの炭素原子を有するエーテ
ル、のいずれかである少なくとも一種の化合物、(D)
潤滑油、(E)成分(B)の添加または添加毎に続いて
添加される二酸化炭素、(F)(i)式(III)、
【0018】
【化5】
【0019】(式中、R1はC10−C24アルキルま
たはアルケニル基であり、R2は水素、C1−C4アル
キルもしくはCH2COOH基である。)を有するカル
ボン酸またはその無水酸、エステルもしくは塩、(i
i)36−100個の炭素原子を有するポリカルボン酸
またはその無水酸、エステルもしくは塩の、いずれかで
ある少なくとも一種の化合物の、濃厚物の重量に基づい
て2−40重量%を与えるに充分なもの、および(G)
触媒、を高温で反応させることからなり、成分(A)の
成分(G)に対する重量比が、300を超えるTBNを
有する濃厚物を製造するようなものであり、かつ潤滑油
(D)は、添加濃厚物の重量のアルカリ土類金属硫化ハ
イドロカルビルフェナート[(A)(iii)]または
その先駆物質[(A)(i)、(A)(ii)または
(A)(iv)]に対する比率が少なくとも3.0であ
るような量で添加されることを特徴とする添加濃厚物の
製造方法を提供する。
たはアルケニル基であり、R2は水素、C1−C4アル
キルもしくはCH2COOH基である。)を有するカル
ボン酸またはその無水酸、エステルもしくは塩、(i
i)36−100個の炭素原子を有するポリカルボン酸
またはその無水酸、エステルもしくは塩の、いずれかで
ある少なくとも一種の化合物の、濃厚物の重量に基づい
て2−40重量%を与えるに充分なもの、および(G)
触媒、を高温で反応させることからなり、成分(A)の
成分(G)に対する重量比が、300を超えるTBNを
有する濃厚物を製造するようなものであり、かつ潤滑油
(D)は、添加濃厚物の重量のアルカリ土類金属硫化ハ
イドロカルビルフェナート[(A)(iii)]または
その先駆物質[(A)(i)、(A)(ii)または
(A)(iv)]に対する比率が少なくとも3.0であ
るような量で添加されることを特徴とする添加濃厚物の
製造方法を提供する。
【0020】成分(A)−(G)は、当業界で公知のど
の順序ででも反応混合物に添加することができる。しか
し、成分(E)を添加するときには、成分(B)が存在
することが必須である。典型的には、成分(A)、
(B),(C)、(D)、(F)および(G)が最初に
反応し、次いでその生産物が(E)と反応する。その
他、成分(A)、(B)と(C)の一部、(D)、
(F)および(G)が最初に反応することができて、次
いでその生産物が(E)の一部と反応する。その後、
(B)の残余が反応することができ、その生産物が
(E)の残余と反応する。添加の順序の他の変法は当事
者には容易に明らかである。例えば成分(G)は初期の
反応物から省き、成分(E)の直前に添加することがで
きる。
の順序ででも反応混合物に添加することができる。しか
し、成分(E)を添加するときには、成分(B)が存在
することが必須である。典型的には、成分(A)、
(B),(C)、(D)、(F)および(G)が最初に
反応し、次いでその生産物が(E)と反応する。その
他、成分(A)、(B)と(C)の一部、(D)、
(F)および(G)が最初に反応することができて、次
いでその生産物が(E)の一部と反応する。その後、
(B)の残余が反応することができ、その生産物が
(E)の残余と反応する。添加の順序の他の変法は当事
者には容易に明らかである。例えば成分(G)は初期の
反応物から省き、成分(E)の直前に添加することがで
きる。
【0021】本発明の方法を実施する利点は、少なくと
も3と20くらいのスケールアップ係数が達成され、一
方高TBNを保持しそれによって方法の経済性を改良す
ることができる点である。
も3と20くらいのスケールアップ係数が達成され、一
方高TBNを保持しそれによって方法の経済性を改良す
ることができる点である。
【0022】硫黄の追加なしで、初期の反応物としてア
ルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナートを使用す
ること即ち向上方法では、硫化水素が発生しないという
従来技術方法の公知の利点が保持される。
ルカリ土類金属硫化ヒドロカルビルフェナートを使用す
ること即ち向上方法では、硫化水素が発生しないという
従来技術方法の公知の利点が保持される。
【0023】反応混合物の成分(A)は、(i)ハイド
ロカルビル置換フェノールおよび少なくとも4重量%硫
黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールを与える
に充分な量の硫黄の給源、(ii)4重量%未満の硫黄
を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールおよび硫化
ハイドロカルビルフェノールの硫黄含量を少なくとも4
重量%に増加するに充分な量の硫黄の給源、(iii)
少なくとも4重量%硫黄を含有するアルカリ土類金属硫
化ハイドロカルビルフェナート、または(iv)少なく
とも4重量%硫黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェ
ノールのいずれかである。適切には、成分(A)として
使用されるアルカリ土類金属フェナートのアルカリ土類
金属部分は、ストロンチウム、カルシウム、マグネシウ
ムまたはバリウム、好適にはカルシウム、バリウムまた
はマグネシウム、さらに好適にはカルシウムとすること
ができる。(A)(i)、(ii)および(iv)で出
発する方法は第一意図方法と見做すことができ、(A)
(iii)で出発する方法は向上方法である。アルカリ
土類金属硫化ヒドロカルビルフェナート(A)(ii
i)、または少なくとも6重量%の硫黄、さらに好適に
は8重量%の硫黄を含有する硫化ヒドロカルビルフェノ
ールを使用することは好適である。一般的に、反応物の
硫黄含量が高くなればなる程、高いスケールアップ係数
を達成することができる。独特のスケールアップ係数に
適した硫黄レベルの決定は、当事者の能力の範囲内のこ
とである。硫黄に関する前記の数値は反応物の硫黄含量
を表し、生産物の硫黄含量を表すものではなく、それは
一般的にかなりもっと低い。硫化フェナート(A)(i
ii)は炭酸塩または非炭酸塩とすることができる。
ロカルビル置換フェノールおよび少なくとも4重量%硫
黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールを与える
に充分な量の硫黄の給源、(ii)4重量%未満の硫黄
を含有する硫化ハイドロカルビルフェノールおよび硫化
ハイドロカルビルフェノールの硫黄含量を少なくとも4
重量%に増加するに充分な量の硫黄の給源、(iii)
少なくとも4重量%硫黄を含有するアルカリ土類金属硫
化ハイドロカルビルフェナート、または(iv)少なく
とも4重量%硫黄を含有する硫化ハイドロカルビルフェ
ノールのいずれかである。適切には、成分(A)として
使用されるアルカリ土類金属フェナートのアルカリ土類
金属部分は、ストロンチウム、カルシウム、マグネシウ
ムまたはバリウム、好適にはカルシウム、バリウムまた
はマグネシウム、さらに好適にはカルシウムとすること
ができる。(A)(i)、(ii)および(iv)で出
発する方法は第一意図方法と見做すことができ、(A)
(iii)で出発する方法は向上方法である。アルカリ
土類金属硫化ヒドロカルビルフェナート(A)(ii
i)、または少なくとも6重量%の硫黄、さらに好適に
は8重量%の硫黄を含有する硫化ヒドロカルビルフェノ
ールを使用することは好適である。一般的に、反応物の
硫黄含量が高くなればなる程、高いスケールアップ係数
を達成することができる。独特のスケールアップ係数に
適した硫黄レベルの決定は、当事者の能力の範囲内のこ
とである。硫黄に関する前記の数値は反応物の硫黄含量
を表し、生産物の硫黄含量を表すものではなく、それは
一般的にかなりもっと低い。硫化フェナート(A)(i
ii)は炭酸塩または非炭酸塩とすることができる。
【0024】ヒドロカルビル置換フェノールまたはアル
カリ土類金属ヒドロカルビルフェナートのヒドロカルビ
ル置換基は好適にはアルキル基である。そのアルキル基
は枝分れしたものまたは枝分れしないものとすることが
できる。適切なアルキル基は4−50個、好適には9−
28個の炭素原子を含有する。特に適切なアルキルフェ
ノールは、フェノールをプロピレンテトラマーでアルキ
ル化して得られるC1 2アルキルフェノールである。ヒ
ドロカルビル置換フェナートおよびヒドロカルビ置換ル
フェノールはモノ−またはポリ−置換化合物とすること
ができる。特に適切なポリ−置換フェノールはジノニル
フェノールである。硫黄の供源は例えば、元素状硫黄、
一ハロゲン化硫黄または二ハロゲン化硫黄とすることが
できる。
カリ土類金属ヒドロカルビルフェナートのヒドロカルビ
ル置換基は好適にはアルキル基である。そのアルキル基
は枝分れしたものまたは枝分れしないものとすることが
できる。適切なアルキル基は4−50個、好適には9−
28個の炭素原子を含有する。特に適切なアルキルフェ
ノールは、フェノールをプロピレンテトラマーでアルキ
ル化して得られるC1 2アルキルフェノールである。ヒ
ドロカルビル置換フェナートおよびヒドロカルビ置換ル
フェノールはモノ−またはポリ−置換化合物とすること
ができる。特に適切なポリ−置換フェノールはジノニル
フェノールである。硫黄の供源は例えば、元素状硫黄、
一ハロゲン化硫黄または二ハロゲン化硫黄とすることが
できる。
【0025】種々の出発物質を製造する方法は当業界で
は公知である。アルカリ土類金属塩基[成分B]は適切
には、アルカリ土類金属酸化物もしくは水酸化物、好適
には水酸化物とすることができる。好適なアルカリ土類
金属はカルシウム、マグネシウムおよびバリウムであ
り、さらに好適なものはカルシウムである。アルカリ土
類金属塩基は、300以上、好適には350以上、さら
に好適には370以上、最も好適には400以上のTB
Nを有する生産物を生産するのに充分な、成分(A)に
比例する量で添加しなければならない。この量は、フェ
ノールまたはフェナートの性質および添加潤滑油の量に
左右される。
は公知である。アルカリ土類金属塩基[成分B]は適切
には、アルカリ土類金属酸化物もしくは水酸化物、好適
には水酸化物とすることができる。好適なアルカリ土類
金属はカルシウム、マグネシウムおよびバリウムであ
り、さらに好適なものはカルシウムである。アルカリ土
類金属塩基は、300以上、好適には350以上、さら
に好適には370以上、最も好適には400以上のTB
Nを有する生産物を生産するのに充分な、成分(A)に
比例する量で添加しなければならない。この量は、フェ
ノールまたはフェナートの性質および添加潤滑油の量に
左右される。
【0026】典型的には、成分(B)の成分(A)に対
する重量比は0.2−50:1、好適には0.4−1
0:1である。アルカリ土類金属塩基(B)は初期の反
応物に一度に全部添加することができ、または一部を初
期反応物に添加し残余を本方法の次の工程で一部でもし
くはそれ以上の部で添加することができる。
する重量比は0.2−50:1、好適には0.4−1
0:1である。アルカリ土類金属塩基(B)は初期の反
応物に一度に全部添加することができ、または一部を初
期反応物に添加し残余を本方法の次の工程で一部でもし
くはそれ以上の部で添加することができる。
【0027】成分(C)は2−4個の炭素原子を有する
多価アルコールとすることができる。多価アルコールは
適切には二価アルコール例えばエチレングリコールもし
くはポリプレングリコール、または三価アルコール例え
ばグリセロールである。ジ−またはトリ−(C2−
C4)グリコールは適切にはジエチレングリコールまた
はトリエチレングリコールのいずれかとすることができ
る。アルキレングリコールアルキルエーテルまたはポリ
オキシアルキレングリコールエーテルは、式(II)、
多価アルコールとすることができる。多価アルコールは
適切には二価アルコール例えばエチレングリコールもし
くはポリプレングリコール、または三価アルコール例え
ばグリセロールである。ジ−またはトリ−(C2−
C4)グリコールは適切にはジエチレングリコールまた
はトリエチレングリコールのいずれかとすることができ
る。アルキレングリコールアルキルエーテルまたはポリ
オキシアルキレングリコールエーテルは、式(II)、
【0028】
【化6】
【0029】(式中、R3はC1−C6アルキル基であ
り、R4はアルキレン基であり、R5は水素またはC1
−C6アルキル基であり、xは1−6の整数である。)
を有するものである。式(II)を有する適切な化合物
には、エチレングリコール、ジエチレングリコールまた
はトリエチレングリコールのモノメチルまたはジメチル
エーテルが含まれる。特に適切なジグリコールエーテル
はメチルジグゴール(CH3OCH2CH2OCH2C
H2OH)である。グリコールと式(II)のグリコー
ルエーテルも使用することができる。成分(C)は適切
には、10個までの炭素原子を有するカルボン酸エステ
ル、C1−C20一価アルコール、20個までの炭素原
子を有するケトンまたは20個までの炭素原子を有する
エーテルとすることができ、これらは脂肪族、脂環式ま
たは芳香族とすることができる。実例はメタノール、ア
セトン、2−エチルヘキサノールシクロヘサノール、シ
クロヘキサノン、ベンジルアルコール、酢酸エチルおよ
びアセトフェノン、好適には2−エチルヘキサノールで
ある。本発明の濃厚物を製造する好適な方法には、
(i)上記の成分(C)と(ii)溶媒との組合わせで
使用することができる。溶媒(ii)として適切には不
活性炭化水素を使用することができ、それは脂肪族また
は芳香族とすることができる。適切な溶媒(ii)に
は、トルエン、キシレン、ナフサおよび脂肪族パラフィ
ン、例えばヘキサンおよび脂環式パラフィンが含まれ
る。
り、R4はアルキレン基であり、R5は水素またはC1
−C6アルキル基であり、xは1−6の整数である。)
を有するものである。式(II)を有する適切な化合物
には、エチレングリコール、ジエチレングリコールまた
はトリエチレングリコールのモノメチルまたはジメチル
エーテルが含まれる。特に適切なジグリコールエーテル
はメチルジグゴール(CH3OCH2CH2OCH2C
H2OH)である。グリコールと式(II)のグリコー
ルエーテルも使用することができる。成分(C)は適切
には、10個までの炭素原子を有するカルボン酸エステ
ル、C1−C20一価アルコール、20個までの炭素原
子を有するケトンまたは20個までの炭素原子を有する
エーテルとすることができ、これらは脂肪族、脂環式ま
たは芳香族とすることができる。実例はメタノール、ア
セトン、2−エチルヘキサノールシクロヘサノール、シ
クロヘキサノン、ベンジルアルコール、酢酸エチルおよ
びアセトフェノン、好適には2−エチルヘキサノールで
ある。本発明の濃厚物を製造する好適な方法には、
(i)上記の成分(C)と(ii)溶媒との組合わせで
使用することができる。溶媒(ii)として適切には不
活性炭化水素を使用することができ、それは脂肪族また
は芳香族とすることができる。適切な溶媒(ii)に
は、トルエン、キシレン、ナフサおよび脂肪族パラフィ
ン、例えばヘキサンおよび脂環式パラフィンが含まれ
る。
【0030】(i)と(ii)との適切な組合せはメタ
ノールとトルエンである。(i)と(ii)との組合せ
を使用する利点はエチレングリコールの使用を回避でき
ることである。潤滑油添加物中の残留エチレングリコー
ルにより、濃厚物を使用するエンジンが腐食する結果と
なる。
ノールとトルエンである。(i)と(ii)との組合せ
を使用する利点はエチレングリコールの使用を回避でき
ることである。潤滑油添加物中の残留エチレングリコー
ルにより、濃厚物を使用するエンジンが腐食する結果と
なる。
【0031】潤滑油[成分D]は適切には、動物油、植
物油または鉱物油である。適切には潤滑油は石油誘導潤
滑油、例えばナフテン基、パラフィン基または混合基油
である。溶媒中性油は特に適切である。その他、潤滑油
は合成潤滑油とすることができる。適切な合成潤滑油に
は、合成エステル潤滑油が含まれ、その油にはジエステ
ル、例えばジ−オクチルアジペート、ジ−オクチルセバ
ケートおよびトリデシルアジペート、または重合炭化水
素潤滑油、例えば液体ポリイソブテンおよびポリーアル
ファオレフィンが含まれる。成分(D)は植物油である
場合、濃厚物が組込まれている完成潤滑油組成物中に使
用される潤滑油は適切には植物油である。潤滑油は、少
なくとも3.0、好適には5を超える、さらに好適には
10を超える、最も好適には15を超えるスケールアッ
プ係数を達成するのに少なくとも充分な量で使用され
る。
物油または鉱物油である。適切には潤滑油は石油誘導潤
滑油、例えばナフテン基、パラフィン基または混合基油
である。溶媒中性油は特に適切である。その他、潤滑油
は合成潤滑油とすることができる。適切な合成潤滑油に
は、合成エステル潤滑油が含まれ、その油にはジエステ
ル、例えばジ−オクチルアジペート、ジ−オクチルセバ
ケートおよびトリデシルアジペート、または重合炭化水
素潤滑油、例えば液体ポリイソブテンおよびポリーアル
ファオレフィンが含まれる。成分(D)は植物油である
場合、濃厚物が組込まれている完成潤滑油組成物中に使
用される潤滑油は適切には植物油である。潤滑油は、少
なくとも3.0、好適には5を超える、さらに好適には
10を超える、最も好適には15を超えるスケールアッ
プ係数を達成するのに少なくとも充分な量で使用され
る。
【0032】成分(E)は二酸化炭素であり、それは気
体または固体、好適には気体の形態で添加することがで
きる。気体状で使用される場合、適切には反応混合物に
吹込むことができる。二酸化炭素の使用量は、濃厚物の
重量に基づいて適切には5−20重量%、特別には9−
15重量%である。本発明の方法が向上方法である場合
(即ち、成分(A)(iii)で出発する)、成分
(B)が二段階で添加され、各添加に二酸化炭素の添加
が続くことが好適である。しかし、第一意図方法では、
成分(B)が単回添加で添加され、成分(B)の添加に
続いて二酸化炭素も単回添加で添加されるのが好適であ
る。
体または固体、好適には気体の形態で添加することがで
きる。気体状で使用される場合、適切には反応混合物に
吹込むことができる。二酸化炭素の使用量は、濃厚物の
重量に基づいて適切には5−20重量%、特別には9−
15重量%である。本発明の方法が向上方法である場合
(即ち、成分(A)(iii)で出発する)、成分
(B)が二段階で添加され、各添加に二酸化炭素の添加
が続くことが好適である。しかし、第一意図方法では、
成分(B)が単回添加で添加され、成分(B)の添加に
続いて二酸化炭素も単回添加で添加されるのが好適であ
る。
【0033】成分(F)は、F(i)上記の式(I)の
カルボン酸またはそのエステル、酸無水物もしくは塩、
またはF(ii)36−100個の炭素原子を有するポ
リカルボン酸またはそのエステル、無水酸、もしくは塩
である。成分(F)の添加量は、濃厚物の重量に基づい
て2−40重量%を与えるのに充分なものとするべきで
ある。好適には、式(III)のカルボン酸中のR1は
枝なしアルキルまたはアルケニルである。式(III)
の好適な酸は、R1がC10−C24、さらに好適には
C18−C24直鎖アルキル、およびR2が水素である
ものである。式(III)の適切な飽和カルボン酸の実
例には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジ
ン、ベヘニン酸およびリングノセリン酸が含まれる。式
(III)の適切な不飽和酸の実例には、ラウロレイン
酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン
酸、ガドレイン酸、エルカ酸、リシコレイン酸、リノレ
イン酸およびリノレン酸が含まれる。酸の混合物、例え
ばナタネトップ脂肪酸も使用することができる。酸の特
に適切な混合物は、飽和および不飽和酸の両方を含む種
々の酸を含有する商品銘柄である。この種の混合物は合
成的に得られるかまたは天然物、例えば綿実油、落花生
油、ココナッツ油、アマニ油、パーム核油、オリーブ
油、コーン油、パーム油、ヒマシ油、大豆油、ひまわり
油、にしん油、いわし油および牛脂から誘導される。硫
化酸および酸混合物も使用することができる。カルボン
酸の代わりに、またはカルボン酸とは別に、酸のエステ
ルまたは酸無水物、好適には酸無水物を使用することが
できる。カルボン酸の塩が使用される場合、塩はアルカ
リ土類金属塩であることが好適である。しかし、カルボ
ン酸またはカルボン酸の混合物を使用することは好適で
ある。式(III)の好適なカルボン酸はステアリン酸
である。(F)(i)を使用する代わりに、または使用
することとは別に、36−100個の炭素原子を含有す
るポリカルボン酸またはそのエステルもしくは酸無水物
であるF(ii)を使用することができる。F(ii)
は好適にはジ−カルボン酸である。実例はポリイソブテ
ンスクシン酸またはポリイソブテンスクシン酸無水物で
ある。
カルボン酸またはそのエステル、酸無水物もしくは塩、
またはF(ii)36−100個の炭素原子を有するポ
リカルボン酸またはそのエステル、無水酸、もしくは塩
である。成分(F)の添加量は、濃厚物の重量に基づい
て2−40重量%を与えるのに充分なものとするべきで
ある。好適には、式(III)のカルボン酸中のR1は
枝なしアルキルまたはアルケニルである。式(III)
の好適な酸は、R1がC10−C24、さらに好適には
C18−C24直鎖アルキル、およびR2が水素である
ものである。式(III)の適切な飽和カルボン酸の実
例には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジ
ン、ベヘニン酸およびリングノセリン酸が含まれる。式
(III)の適切な不飽和酸の実例には、ラウロレイン
酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン
酸、ガドレイン酸、エルカ酸、リシコレイン酸、リノレ
イン酸およびリノレン酸が含まれる。酸の混合物、例え
ばナタネトップ脂肪酸も使用することができる。酸の特
に適切な混合物は、飽和および不飽和酸の両方を含む種
々の酸を含有する商品銘柄である。この種の混合物は合
成的に得られるかまたは天然物、例えば綿実油、落花生
油、ココナッツ油、アマニ油、パーム核油、オリーブ
油、コーン油、パーム油、ヒマシ油、大豆油、ひまわり
油、にしん油、いわし油および牛脂から誘導される。硫
化酸および酸混合物も使用することができる。カルボン
酸の代わりに、またはカルボン酸とは別に、酸のエステ
ルまたは酸無水物、好適には酸無水物を使用することが
できる。カルボン酸の塩が使用される場合、塩はアルカ
リ土類金属塩であることが好適である。しかし、カルボ
ン酸またはカルボン酸の混合物を使用することは好適で
ある。式(III)の好適なカルボン酸はステアリン酸
である。(F)(i)を使用する代わりに、または使用
することとは別に、36−100個の炭素原子を含有す
るポリカルボン酸またはそのエステルもしくは酸無水物
であるF(ii)を使用することができる。F(ii)
は好適にはジ−カルボン酸である。実例はポリイソブテ
ンスクシン酸またはポリイソブテンスクシン酸無水物で
ある。
【0034】好適には式(I)を有するカルボン酸また
はそのポリーカルボン酸もしくはそのエステル、酸無水
物もしくは塩は、添加濃厚物の重量に基づいて10重量
%−40重量%、さらに好適には12−20%例えば約
16重量%の量で組込まれる。10重量%を超えるカル
ボン酸またはその誘導体を組込む利点は、一般的に比較
的低い濃厚物粘度が作成されることである。
はそのポリーカルボン酸もしくはそのエステル、酸無水
物もしくは塩は、添加濃厚物の重量に基づいて10重量
%−40重量%、さらに好適には12−20%例えば約
16重量%の量で組込まれる。10重量%を超えるカル
ボン酸またはその誘導体を組込む利点は、一般的に比較
的低い濃厚物粘度が作成されることである。
【0035】成分(G)は触媒である。触媒は、無機化
合物または有機化合物、好適には無機化合物である。適
切な無機化合物にはハロゲン化水素、ハロゲン化金属、
ハロゲン化アンモニウム、金属アルカノアート、アンモ
ニウムアルカノアートまたはモノ−、ジ−、トリ−、テ
トラ−アルキルアンモニウムフォルマートもしくはアル
コノアートが含まれる。ハロゲン化金属または金属アル
カノアートの金属部分に関して、これは適切には亜鉛、
アルミニウム、またはアルカリ土類金属、例えばカルシ
ウムのいずれかである。好適な金属部分はカルシウムで
ある。ハロゲン化物部分に関して、塩化物が好適であ
る。アルカノアート部分は適切にはC2−C10アルカ
ノアート、例えばアセタートまたはプロピオナートであ
る。置換アンモニウム化合物が使用される場合、それは
適切にはテトラ−(C1−C4アルキル)アンモニウム
化合物、特にテトラメチルアンモニウム化合物例えばテ
トラメチルアンモニウムアセタートである。適切な触媒
の実例には、塩化カルシウム、塩化アンモニウム、酢酸
カルシウム、酢酸アンモニウム、酢酸亜鉛およびテトラ
メチルアンモニウムアセタートが含まれる。適切には、
触媒の使用量は2.9重量%までとすることができる。
触媒は過塩基化工程を促進し、その他の利益を有する。
合物または有機化合物、好適には無機化合物である。適
切な無機化合物にはハロゲン化水素、ハロゲン化金属、
ハロゲン化アンモニウム、金属アルカノアート、アンモ
ニウムアルカノアートまたはモノ−、ジ−、トリ−、テ
トラ−アルキルアンモニウムフォルマートもしくはアル
コノアートが含まれる。ハロゲン化金属または金属アル
カノアートの金属部分に関して、これは適切には亜鉛、
アルミニウム、またはアルカリ土類金属、例えばカルシ
ウムのいずれかである。好適な金属部分はカルシウムで
ある。ハロゲン化物部分に関して、塩化物が好適であ
る。アルカノアート部分は適切にはC2−C10アルカ
ノアート、例えばアセタートまたはプロピオナートであ
る。置換アンモニウム化合物が使用される場合、それは
適切にはテトラ−(C1−C4アルキル)アンモニウム
化合物、特にテトラメチルアンモニウム化合物例えばテ
トラメチルアンモニウムアセタートである。適切な触媒
の実例には、塩化カルシウム、塩化アンモニウム、酢酸
カルシウム、酢酸アンモニウム、酢酸亜鉛およびテトラ
メチルアンモニウムアセタートが含まれる。適切には、
触媒の使用量は2.9重量%までとすることができる。
触媒は過塩基化工程を促進し、その他の利益を有する。
【0036】好適には、濃厚物のTBNは350を超え
る、さらに好適には370を超える、もっとさらに好適
には400を超えるものである。適切には濃厚物は、1
00℃で測定して1000cSt未満、好適には750
cSt未満、さらに好適には500未満の粘度を有す
る。適切には、成分(A)−(G)の反応は50−20
0℃、好適には130−165℃で実施することができ
る。圧力は大気圧、減圧または過圧とすることができ
る。濃厚物は通常の方法例えば成分(C)の蒸留ストリ
ッピングによって回収することができる。
る、さらに好適には370を超える、もっとさらに好適
には400を超えるものである。適切には濃厚物は、1
00℃で測定して1000cSt未満、好適には750
cSt未満、さらに好適には500未満の粘度を有す
る。適切には、成分(A)−(G)の反応は50−20
0℃、好適には130−165℃で実施することができ
る。圧力は大気圧、減圧または過圧とすることができ
る。濃厚物は通常の方法例えば成分(C)の蒸留ストリ
ッピングによって回収することができる。
【0037】最後に、その様に得られた濃厚物を濾過す
ることは好適である。一般的に、本反応は、許容粘度即
ち100℃で1000cSt未満の粘度を有する濃厚物
を製造し、かつ100℃で750−500cSt未満の
粘度を有する濃厚物を製造することができる。さらに、
濃厚物は一般的に所望の粘度指数性質を有する。この種
の粘度性は、濃厚物の加工(濾過を含め)を促進するか
ら有利である。しかし、100℃で、一般的に高TBN
レベルで1000cStより高い粘度を有する濃厚物を
製造することも可能である。このような濃厚物の濾過は
問題点を提出するが、これは濾過の前に希釈剤を添加
し、濾過後に希釈剤をストリップすることによって克服
することができる。その他、高粘度濃厚物、例えば10
0℃で1000cStを超える粘度を有し、高TBN例
えば350を超えるTBNを有する濃厚物は、さらに潤
滑油の添加によって、300を超えるTBNを維持しつ
つ希釈することができ、それによって濾過が促進され
る。
ることは好適である。一般的に、本反応は、許容粘度即
ち100℃で1000cSt未満の粘度を有する濃厚物
を製造し、かつ100℃で750−500cSt未満の
粘度を有する濃厚物を製造することができる。さらに、
濃厚物は一般的に所望の粘度指数性質を有する。この種
の粘度性は、濃厚物の加工(濾過を含め)を促進するか
ら有利である。しかし、100℃で、一般的に高TBN
レベルで1000cStより高い粘度を有する濃厚物を
製造することも可能である。このような濃厚物の濾過は
問題点を提出するが、これは濾過の前に希釈剤を添加
し、濾過後に希釈剤をストリップすることによって克服
することができる。その他、高粘度濃厚物、例えば10
0℃で1000cStを超える粘度を有し、高TBN例
えば350を超えるTBNを有する濃厚物は、さらに潤
滑油の添加によって、300を超えるTBNを維持しつ
つ希釈することができ、それによって濾過が促進され
る。
【0038】本発明のさらなる側面によれば、上記のよ
うに製造される主比率の潤滑油と小比率の添加濃厚物か
らなる完成潤滑油組成物が提供される。
うに製造される主比率の潤滑油と小比率の添加濃厚物か
らなる完成潤滑油組成物が提供される。
【0039】本発明の他の側面によれば、上記のように
製造される添加濃厚物と任意的には一つまたはそれ以上
の種類の通常の潤滑油添加物の有効量からなる添加濃厚
物組成物が提供される。添加濃厚物組成物は、必然的に
上記の完成潤滑油よりも少ない潤滑油からなる。好適に
は、完成潤滑油組成物は、0.5−150の範囲のTB
Nを与えのに充分の添加濃厚物を含有する。
製造される添加濃厚物と任意的には一つまたはそれ以上
の種類の通常の潤滑油添加物の有効量からなる添加濃厚
物組成物が提供される。添加濃厚物組成物は、必然的に
上記の完成潤滑油よりも少ない潤滑油からなる。好適に
は、完成潤滑油組成物は、0.5−150の範囲のTB
Nを与えのに充分の添加濃厚物を含有する。
【0040】完成潤滑油中に存在する添加濃厚物量は最
終用途の性質に左右される。つまり、船舶潤滑油では、
添加濃厚物の存在量は適切には9−100のTBNを与
えるのに充分なもの、自動エンジン潤滑油では、その量
は4−20のTBNを与えるのに充分なものとすること
ができる。
終用途の性質に左右される。つまり、船舶潤滑油では、
添加濃厚物の存在量は適切には9−100のTBNを与
えるのに充分なもの、自動エンジン潤滑油では、その量
は4−20のTBNを与えるのに充分なものとすること
ができる。
【0041】完成潤滑油はまた、一つまたはそれ以上の
他の種類の通常潤滑油添加物、例えば粘度指数改善剤、
抗磨耗剤、抗酸化剤、分散剤、錆止剤、流動点降下剤な
どの有効量を含有することができ、これらは完成潤滑油
組成物中に直接または濃厚物組成物を介してのいずれか
で組込むことができる。
他の種類の通常潤滑油添加物、例えば粘度指数改善剤、
抗磨耗剤、抗酸化剤、分散剤、錆止剤、流動点降下剤な
どの有効量を含有することができ、これらは完成潤滑油
組成物中に直接または濃厚物組成物を介してのいずれか
で組込むことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも3と20く
らいのスケールアップ係数が達成され、一方高TBNを
保持しそれによって方法の経済性を改良することができ
る利点が得られる。
らいのスケールアップ係数が達成され、一方高TBNを
保持しそれによって方法の経済性を改良することができ
る利点が得られる。
【0043】また、本発明によれば、硫黄の追加なし
で、初期の反応物としてアルカリ土類金属硫化ヒドロカ
ルビルフェナートを使用すること即ち向上方法では、硫
化水素が発生しないという従来技術方法の公知の利点が
保持される。
で、初期の反応物としてアルカリ土類金属硫化ヒドロカ
ルビルフェナートを使用すること即ち向上方法では、硫
化水素が発生しないという従来技術方法の公知の利点が
保持される。
【0044】
【実施例】以下、実施例を参照して本発明について説明
する。
する。
【0045】用語「TBN]は、ASTM D2896
の方法により測定して、全塩基数をmgKOH/gで示
すのに使用した。粘度はASTM D445の方法で測
定した。実施例および比較試験においては、略語V
100を使用した。これは100℃での粘度を示す。
の方法により測定して、全塩基数をmgKOH/gで示
すのに使用した。粘度はASTM D445の方法で測
定した。実施例および比較試験においては、略語V
100を使用した。これは100℃での粘度を示す。
【0046】比較試験1 9.1%カルシウムおよび3.3%硫黄を含有する硫化カルシウムアルキルフ ェナート: 250g 潤滑油: 28g 石灰: 72g ステアリン酸: 69g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール: 111g からなるスラリーを145℃/11′Hgまで加熱し、
5分間保持した。エチレングリコール(72g)を添加
し、145℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
5分間保持した。エチレングリコール(72g)を添加
し、145℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
【0047】二酸化炭素(72g)を145℃/1バー
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(432g)は、 カルシウム: 14.2% 硫黄: 1.9% TBN: 398mgKOH/g V100: 337cStスケールアップ係数 :432/250=1.73:1 を含有した。
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(432g)は、 カルシウム: 14.2% 硫黄: 1.9% TBN: 398mgKOH/g V100: 337cStスケールアップ係数 :432/250=1.73:1 を含有した。
【0048】これは、出発カルシウムアルキルフェナー
トの硫黄含量が4重量%未満であり、スケールアップ係
数が3未満であったから、本発明による実施例ではな
い。
トの硫黄含量が4重量%未満であり、スケールアップ係
数が3未満であったから、本発明による実施例ではな
い。
【0049】比較試験2(本発明によるものではない) 硫化カルシウムアルキルフェナートを250gの代わり
に57gを使用した以外は、比較試験1の条件を反復し
た。潤滑油(28gの代わりに221g)を紛失するフ
ェナートと取替えた。この変化はスケールアップ係数を
1.73から7.6:1に増加させる効果を有した。2
10℃/10mmHgで溶媒ストリップ段階の間に、生
産物はグリースになり、試験は中止した。
に57gを使用した以外は、比較試験1の条件を反復し
た。潤滑油(28gの代わりに221g)を紛失するフ
ェナートと取替えた。この変化はスケールアップ係数を
1.73から7.6:1に増加させる効果を有した。2
10℃/10mmHgで溶媒ストリップ段階の間に、生
産物はグリースになり、試験は中止した。
【0050】上記の比較試験では、「第二意図」方法に
おいて主要制限要因はスケールアップ係数であり、これ
は工程経済および反応融通性の両者に対するきびしい圧
迫となることが示される。
おいて主要制限要因はスケールアップ係数であり、これ
は工程経済および反応融通性の両者に対するきびしい圧
迫となることが示される。
【0051】実施例1 5.8%カルシウムおよび4.4硫黄を含有する硫化カルシウムアルキルフェ ナート: 58g 潤滑油: 161g 石灰: 110g ステアリン酸: 78g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール: 150g からなるスラリーを130℃/11′Hgまで加熱し、
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
【0052】二酸化炭素(70g)を130℃/1バー
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(443g)は、 カルシウム: 14.1% 硫黄: 0.7% TBN: 393mgKOH/g V100: 59cStスケールアップ係数 :7.6:1 を含有した。
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(443g)は、 カルシウム: 14.1% 硫黄: 0.7% TBN: 393mgKOH/g V100: 59cStスケールアップ係数 :7.6:1 を含有した。
【0053】比較試験3 硫化カルシウムアルキルフェナートが、カルシウムを
5.8%の代わりに5.5%および硫黄を4.4%の代
わりに3.2%含有した以外は、実施例1の条件を反復
した。210℃/10mmHgで溶媒ストリップ段階の
間に、生産物はグリースになり、試験は中止した。
5.8%の代わりに5.5%および硫黄を4.4%の代
わりに3.2%含有した以外は、実施例1の条件を反復
した。210℃/10mmHgで溶媒ストリップ段階の
間に、生産物はグリースになり、試験は中止した。
【0054】即ち、実施例1と対比して、カルシウムの
減少よりもむしろ硫黄の不足によってこの比較試験は失
敗した。
減少よりもむしろ硫黄の不足によってこの比較試験は失
敗した。
【0055】実施例2 5.8%カルシウムおよび4.4硫黄を含有する硫化カルシウムアルキルフェ ナート: 146g 潤滑油: 84g 石灰: 98g ステアリン酸: 76g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール:150g からなるスラリーを130℃/11′Hgまで加熱し、
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
【0056】二酸化炭素(80g)を130℃/1バー
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(436g)は、 カルシウム: 14.2% 硫黄: 1.5% TBN: 390mgKOH/g V100: 104cStスケールアップ係数 :3.0:1 を含有した。
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(436g)は、 カルシウム: 14.2% 硫黄: 1.5% TBN: 390mgKOH/g V100: 104cStスケールアップ係数 :3.0:1 を含有した。
【0057】次の実施例3−5の各々は、上記の実施例
2の反応条件に従い、使用成分のあるもの仕込重量にお
いてのみ異なる。これは、400TBN処方に標準化す
るために必要であった。
2の反応条件に従い、使用成分のあるもの仕込重量にお
いてのみ異なる。これは、400TBN処方に標準化す
るために必要であった。
【0058】実施例3 硫化カルシウムアルキルフェナート:121g 潤滑油: 105g 石灰: 101g ステアリン酸: 78g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール:150g エチレングルコール: 42g 二酸化炭素: 70g 生産物重量: 436g カルシウム: 13.9% 硫黄: 1.2% TBN: 390mgKOH/g V100: 79cStスケールアップ係数 : 3.6:1
【0059】実施例4 硫化カルシウムアルキルフェナート:104g 潤滑油: 121g 石灰: 103g ステアリン酸: 78g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール:150g エチレングルコール: 42g 二酸化炭素: 70g 生産物重量: 438g カルシウム: 14.0% 硫黄: 1.1% TBN: 390mgKOH/g V100: 109cStスケールアップ係数 : 4.2:1
【0060】実施例5 硫化カルシウムアルキルフェナート:084g 潤滑油: 138g 石灰: 107g ステアリン酸: 78g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール:150g エチレングルコール: 42g 二酸化炭素: 70g 生産物重量: 458g カルシウム: 14.0% 硫黄: 0.9% TBN: 390mgKOH/g V100: 63cStスケールアップ係数 : 5.5:1
【0061】実施例6 5.3%カルシウムおよび7.1%硫黄(4.4%の代わりに)を含有する硫 化カルシウムアルキルフェナート: 22g 潤滑油: 197g 石灰: 110g ステアリン酸: 78g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール: 150g からなるスラリーを130℃/11′Hgまで加熱し、
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
【0062】二酸化炭素(70g)を130℃/1バー
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(438g)は、 カルシウム: 13.7% 硫黄: 0.6% TBN: 383mgKOH/g V100: 94cStスケールアップ係数 : 19.9:1 を含有した。
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(438g)は、 カルシウム: 13.7% 硫黄: 0.6% TBN: 383mgKOH/g V100: 94cStスケールアップ係数 : 19.9:1 を含有した。
【0063】比較試験4 カルシウムアルキルフェナートが、7.1%の代わりに
5.9%の硫黄を含有した以外は、上記の実施例6の操
作を反復した。
5.9%の硫黄を含有した以外は、上記の実施例6の操
作を反復した。
【0064】実施例6および比較試験4では、スケール
アップ係数と出発カルシウム硫化アルキルフェナートの
硫黄含量との間の関係が示される。7.1%の硫黄含量
を使用する実施例6では、19.1:1のスケールアッ
プ係数が達成される。このスケールアップ係数は、比較
試験4のように硫黄含量が5.9%に減少すると達成す
ることができない。
アップ係数と出発カルシウム硫化アルキルフェナートの
硫黄含量との間の関係が示される。7.1%の硫黄含量
を使用する実施例6では、19.1:1のスケールアッ
プ係数が達成される。このスケールアップ係数は、比較
試験4のように硫黄含量が5.9%に減少すると達成す
ることができない。
【0065】実施例7 上記の失敗の比較試験4で使用した硫化カルシウムアル
キルフェナートは、計画処方で再試験して、7.6:1
を超え(実施例1参照)かつ19.9:1未満(実施例
6)のスケールアップ係数を与えた。
キルフェナートは、計画処方で再試験して、7.6:1
を超え(実施例1参照)かつ19.9:1未満(実施例
6)のスケールアップ係数を与えた。
【0066】 5.3%カルシウムおよび5.9%硫黄を含有する硫化カルシウムアルキルフ ェナート: 44g 潤滑油: 175g 石灰: 111g ステアリン酸: 68g 酢酸カルシウム: 4g 2−エチルヘキサノール: 150g からなるスラリーを130℃/11′Hgまで加熱し、
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
5分間保持した。エチレングリコール(42g)を添加
し、130℃/11′Hgでさらに5分間保持した。
【0067】二酸化炭素(70g)を130℃/1バー
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(443g)は、 カルシウム: 14.4% 硫黄: 0.7% TBN: 401mgKOH/gスケールアップ係数 : 10:1 を含有した。
ルで添加し、次いで210℃/10mmHgで溶媒を除
去した。濾過生産物(443g)は、 カルシウム: 14.4% 硫黄: 0.7% TBN: 401mgKOH/gスケールアップ係数 : 10:1 を含有した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 125:00 129:16 129:06 129:38) C10N 10:04 30:06 30:12 40:25 70:00 (72)発明者 スティーブン ジェームズ クック イギリス国、エイチユー12 9デーエイ、 ノース ハンバーサイド、バートン ピド シー、チェスナット ガース 3番 (72)発明者 ショーン パトリック オコーナー イギリス国、アールエイチ2 0エスエ ス、サリー、ライギット、モンクス ウォ ーク 11番
Claims (23)
- 【請求項1】 300を超えるTBNを有し完成潤滑油
組成物中への混和に適した添加濃厚組成物であって、
(I)第二アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェ
ナートまたはその先駆物質を過塩基化することによって
得られる第一アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフ
ェナート、および(II)潤滑油、からなり、添加濃厚
組成物中の潤滑油(II)の量は、添加濃厚物の重量の
第二アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナート
またはその先駆物質に対する比率が少なくとも3.0で
あるような量であることを特徴とする添加濃厚組成物。 - 【請求項2】 300を超えるTBNを有し完成潤滑油
組成物中への混和に適した請求項1記載の添加濃厚組成
物において、(I′)第一アルカリ土類金属硫化ハイド
ロカルビルフェナート、および(II′)潤滑油、から
なり、第一アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェ
ナート(I′)は、少なくとも4重量%硫黄を含有する
第二アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナート
またはその先駆物質を潤滑油(II′)の存在で過塩基
化することによって得られ、潤滑油量(II′)の量
は、添加濃厚物の重量の第二アルカリ土類金属硫化ハイ
ドロカルビルフェナートまたはその先駆物質に対する比
率が少なくとも3.0であるような量であることを特徴
とする添加濃厚組成物。 - 【請求項3】 370を超えるTBNを有する請求項1
または2記載の添加濃厚組成物。 - 【請求項4】 400を超えるTBNを有する請求項1
または2記載の添加濃厚組成物。 - 【請求項5】 100℃で1000cSt未満の粘度を
有する請求項1−4のいずれか一項に記載の添加濃厚
物。 - 【請求項6】 100℃で500cSt未満の粘度を有
する請求項5記載の添加濃厚物。 - 【請求項7】 300を超えるTBNを有する請求項1
−6のいずれか一項に記載の添加濃厚物を製造する方法
において、(A)(i)ハイドロカルビル置換フェノー
ルおよび少なくとも4重量%硫黄を含有する硫化ハイド
ロカルビルフェノールを与えるに充分な量の硫黄の給
源、(ii)4重量%未満の硫黄を含有する硫化ハイド
ロカルビルフェノールおよび硫化ハイドロカルビルフェ
ノールの硫黄含量を少なくとも4重量%に増加するに充
分な量の硫黄の給源、(iii)少なくとも4重量%硫
黄を含有するアルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフ
ェナート、または(iv)少なくとも4重量%硫黄を含
有する硫化ハイドロカルビルフェノールのいずれかであ
る少なくとも一種の化合物、(B)反応の間の中間点で
単回の添加または複数の添加のいずれかで添加されるア
ルカリ土類金属塩基、(C)(i)2−4個の炭素原子
を有する多価アルコール、(ii)ジ−(C2−C4)
グリコール、(iii)トリ−(C2−C4)グリコー
ル、(iv)式(II)、 【化1】 (式中、R3はC1−C6アルキル基であり、R4はア
ルキレン基であり、R5は水素またはC1−C6アルキ
ル基であり、xは1−6の整数である。)のモノ−また
はポリ−アルキレングリコールアルキルエーテル、
(v)C1−C20の一価アルコール、(vi)20個
までの炭素原子を有するケトン、(vii)10個まで
の炭素原子を有するカルボン酸エステル、または(vi
ii)20個までの炭素原子を有するエーテル、のいず
れかである少なくとも一種の化合物、(D)潤滑油、
(E)成分(B)の添加または添加毎に続いて添加され
る二酸化炭素、(F)(i)式(III)、 【化2】 (式中、R1はC10−C24アルキルまたはアルケニ
ル基であり、R2は水素、C1−C4アルキルもしくは
CH2COOH基である。)を有するカルボン酸または
その無水酸、エステルもしくは塩、(ii)36−10
0個の炭素原子を有するポリカルボン酸またはその無水
酸、エステルもしくは塩の、いずれかである少なくとも
一種の化合物の、濃厚物の重量に基づいて2−40重量
%を与えるに充分なもの、および(G)触媒、を高温で
反応させることからなり、成分(A)の成分(G)に対
する重量比が、300を超えるTBNを有する濃厚物を
製造するようなものであり、かつ潤滑油(D)は、添加
濃厚物の重量のアルカリ土類金属硫化ハイドロカルビル
フェナート[(A)(iii)]またはその先駆物質
[(A)(i)、(A)(ii)または(A)(i
v)]に対する比率が少なくとも3.0であるような量
で添加されることを特徴とする添加濃厚物の製造方法。 - 【請求項8】 アルカリ土類金属塩基のアルカリ土類金
属がカルシウム、マグネシウムまたはバリウムのいずれ
かである請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 アルカリ土類金属がカルシウムである請
求項8記載の方法。 - 【請求項10】 アルカリ土類金属塩基(B)は、37
0以上のTBNを有する濃厚物を製造するに充分な成分
(A)に比例する量で添加される請求項7−9のいずれ
か一項に記載の方法。 - 【請求項11】 潤滑油(D)は、添加濃厚物の重量の
アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナート
[(A)(iii)]またはその先駆物質[(A)
(i)、(A)(ii)または(A)(iv)]に対す
る比率が少なくとも5であるような量で添加される請求
項7−10のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項12】 比率が10を超える請求項11記載の
方法。 - 【請求項13】 比率が15を超える請求項12記載の
方法。 - 【請求項14】 成分(F)が式(III)のカルボン
酸であり、かつ式(III)中のR′が枝のないアルキ
ルまたはアルケニルである請求項7−13のいずれか一
項に記載の方法。 - 【請求項15】 式(III)のカルボン酸中で、R1
がC18−C24直鎖アルキルであり、R2が水素であ
る請求項14記載の方法。 - 【請求項16】 式(III)のカルボン酸がステアリ
ン酸である請求項14−15のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項17】 成分(F)が式(III)の酸の混合
物である請求項7−13のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項18】 成分(F)が添加濃厚物の重量に基づ
いて12−20重量%の量で存在する請求項7−17の
いずれか一項に記載の方法。 - 【請求項19】 成分(G)が、ハロゲン化水素、ハロ
ゲン化金属、ハロゲン化アンモニウム、金属アルカノア
ート、アンモニウムアルカノアートまたはモノ−、ジ
−、トリ−、もしくはテトラ−アルキルアンモニウムフ
ォルマートもしくはアルカノアートのいずれかである請
求項7−18のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項20】 成分(A)が、少なくとも6重量%硫
黄を含有する(A)(iii)または(A)(iv)の
いずれかである請求項7−19のいずれか一項に記載の
方法。 - 【請求項21】 主比率の潤滑油と小比率の添加濃厚物
からなる、請求項7−20のいずれか一項に記載の方法
により製造される完成潤滑油組成物。 - 【請求項22】 潤滑油が船舶用潤滑油であり、添加濃
厚物量が9−100のTBNを与えるに充分である請求
項21記載の完成潤滑油組成物。 - 【請求項23】 潤滑油が自動車用潤滑油であり、添加
濃厚物量が4−20のTBNを与えるに充分である請求
項21記載の完成潤滑油組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9213723.1 | 1992-06-27 | ||
| GB929213723A GB9213723D0 (en) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | Process for the production of lubricating oil additives |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657280A true JPH0657280A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=10717865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155438A Pending JPH0657280A (ja) | 1992-06-27 | 1993-06-25 | アルカリ土類金属硫化ハイドロカルビルフェナートを含有する添加濃厚物、その製造方法およびその利用 |
Country Status (15)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5397484A (ja) |
| EP (1) | EP0577338B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0657280A (ja) |
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