JPH0657297B2 - 吸湿液の再生方法およびその装置 - Google Patents
吸湿液の再生方法およびその装置Info
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- JPH0657297B2 JPH0657297B2 JP60236790A JP23679085A JPH0657297B2 JP H0657297 B2 JPH0657297 B2 JP H0657297B2 JP 60236790 A JP60236790 A JP 60236790A JP 23679085 A JP23679085 A JP 23679085A JP H0657297 B2 JPH0657297 B2 JP H0657297B2
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1417—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with liquid hygroscopic desiccants
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気中の水分を除湿するのに用いた吸湿液の再
生方法および装置に関する。
生方法および装置に関する。
従来技術とその問題点 近年、吸収式冷凍方式に代わつてデシカントを用いた冷
房方式が開発されつつある。デシカント冷房は水の潜熱
を利用した冷房方式であつて、その主たる原理は冷房す
べき空気、例えば室内空気を吸湿剤と接触させて空気中
の湿度を低下させ、次いで顕熱交換した後に加湿して空
気の温度を低下させるものである。
房方式が開発されつつある。デシカント冷房は水の潜熱
を利用した冷房方式であつて、その主たる原理は冷房す
べき空気、例えば室内空気を吸湿剤と接触させて空気中
の湿度を低下させ、次いで顕熱交換した後に加湿して空
気の温度を低下させるものである。
使用済吸湿剤は再生して繰返し使用するのであるが、こ
の再生エネルギーがデシカント冷房の効率を左右するた
め吸湿剤の再生方法について多くの検討がなされてい
る。液体吸湿剤の再生については、太陽熱を利用して使
用済吸湿剤の水分を蒸発させる再生方式が検討されてい
る。太陽熱は無尽蔵ともいえる安価なエネルギーである
ため、この再生方式がデシカント冷房の主流となつてい
る。しかしながらこの再生に用いる太陽熱集熱器は規模
が大きいため設置スペースの少ないビルあるいは家庭へ
の適用が困難であること、および適用される地域が亜熱
帯地方等の高温地域に限定される等の問題点がある。
の再生エネルギーがデシカント冷房の効率を左右するた
め吸湿剤の再生方法について多くの検討がなされてい
る。液体吸湿剤の再生については、太陽熱を利用して使
用済吸湿剤の水分を蒸発させる再生方式が検討されてい
る。太陽熱は無尽蔵ともいえる安価なエネルギーである
ため、この再生方式がデシカント冷房の主流となつてい
る。しかしながらこの再生に用いる太陽熱集熱器は規模
が大きいため設置スペースの少ないビルあるいは家庭へ
の適用が困難であること、および適用される地域が亜熱
帯地方等の高温地域に限定される等の問題点がある。
他の再生方法として、固体吸湿剤の再生方法であるが、
熱風再生法、高周波誘導加熱再生法あるいは電気分解法
等がある。熱風再生法では高温の熱風により吸湿剤を加
熱し吸着された水分を蒸発させるものである。この再生
法は従来から行なわれているが、熱風発生にボイラー等
を必要とし再生装置が大型化するため小規模の除湿には
不適当である。また、熱風により水分のみならず吸湿剤
自体も加熱されることおよび熱損失が大きいため、再生
エネルギー(吸湿剤に吸着した水分1gを除去するのに
必要なエネルギー)は約1.5kcal/gと高い。その
他熱風再生後の吸湿剤を冷却しなければならない等の問
題がある。
熱風再生法、高周波誘導加熱再生法あるいは電気分解法
等がある。熱風再生法では高温の熱風により吸湿剤を加
熱し吸着された水分を蒸発させるものである。この再生
法は従来から行なわれているが、熱風発生にボイラー等
を必要とし再生装置が大型化するため小規模の除湿には
不適当である。また、熱風により水分のみならず吸湿剤
自体も加熱されることおよび熱損失が大きいため、再生
エネルギー(吸湿剤に吸着した水分1gを除去するのに
必要なエネルギー)は約1.5kcal/gと高い。その
他熱風再生後の吸湿剤を冷却しなければならない等の問
題がある。
特開昭57−32713号公報は高周波誘導加熱による
吸湿剤の再生を開示している。この再生法は、高周波誘
導加熱用コイルからの電磁誘導作用により吸湿剤中の水
分を直接加熱させて蒸発させる方法である。この方法
は、外気および吸湿剤自体を加熱しない点において熱風
再生法よりも優れているといえる。しかし、この再生法
も基本的には加熱再生に属するため、水の蒸発潜熱に相
当する再生エネルギー(0.6Kcal/g)を少なくと
も必要とし、再生エネルギーは低いとは言えない。ま
た、再生装置が複雑になる点においても問題である。
吸湿剤の再生を開示している。この再生法は、高周波誘
導加熱用コイルからの電磁誘導作用により吸湿剤中の水
分を直接加熱させて蒸発させる方法である。この方法
は、外気および吸湿剤自体を加熱しない点において熱風
再生法よりも優れているといえる。しかし、この再生法
も基本的には加熱再生に属するため、水の蒸発潜熱に相
当する再生エネルギー(0.6Kcal/g)を少なくと
も必要とし、再生エネルギーは低いとは言えない。ま
た、再生装置が複雑になる点においても問題である。
特開昭49−70447号公報は電気分解による吸湿剤
の再生法を開示している。この方法は、吸湿剤に直流電
圧を印加して吸湿剤中の水分を水素と酸素に電気分解し
て水分を除去する方法である。この方法の再生装置は構
造が簡単であり、前記再生法より優れている。しかし、
水の電気分解に必要なエネルギーはフアラデーの法則に
より必然的に定められ、再生エネルギーは少なくとも4
Kcal/gと高い。
の再生法を開示している。この方法は、吸湿剤に直流電
圧を印加して吸湿剤中の水分を水素と酸素に電気分解し
て水分を除去する方法である。この方法の再生装置は構
造が簡単であり、前記再生法より優れている。しかし、
水の電気分解に必要なエネルギーはフアラデーの法則に
より必然的に定められ、再生エネルギーは少なくとも4
Kcal/gと高い。
発明の目的 本発明は前記従来技術の欠点を解消するものであつて、
再生エネルギーの低い液体吸湿剤(以下、吸湿液とい
う)の再生方法並びにこの方法を用いた再生装置を提供
することを目的とする。
再生エネルギーの低い液体吸湿剤(以下、吸湿液とい
う)の再生方法並びにこの方法を用いた再生装置を提供
することを目的とする。
本発の要点 水分を吸収した吸湿液の薄膜を特定の通電条件下で通電
処理すると、吸湿液中から空気中への水分の移行が急激
に促進されることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
処理すると、吸湿液中から空気中への水分の移行が急激
に促進されることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
すなわち本発明に拘る吸湿液の再生方法は、空気との接
触により空気中の水分を吸収した吸湿液を再生する方法
であって、電極を有する板状の支持体の表面上に前記吸
湿液の薄膜を形成し、そして前記薄膜に水の電気分解電
圧よりも低い0.5〜1.5Vの交流電圧を印加すると
ともに、この薄膜表面上に再生用空気を流し、前記薄膜
中から再生用空気中に移行した水分を系外に追い出す、
ことからなる。
触により空気中の水分を吸収した吸湿液を再生する方法
であって、電極を有する板状の支持体の表面上に前記吸
湿液の薄膜を形成し、そして前記薄膜に水の電気分解電
圧よりも低い0.5〜1.5Vの交流電圧を印加すると
ともに、この薄膜表面上に再生用空気を流し、前記薄膜
中から再生用空気中に移行した水分を系外に追い出す、
ことからなる。
また上記方法を遂行するための本発明の装置は、空気と
の接触により空気中の水分を吸収した吸湿液を再生する
装置であって、吸湿液流入口を有する容器と、前記容器
内の吸湿液に少なくとも一部を浸漬させた状態で配設し
た回転円板と、前記回転円板の少なくとも一側面上に固
定されている電極とからなり、前記吸湿液の液面より位
置する電極に水の電気分解電圧よりも低い0.5〜1.
5Vの交流電圧を印加するとともに、前記回転円板を回
転させながら吸湿液の液面上の空間に再生用空気を流す
ことによって、前記回転円板上に形成される前記吸湿液
の薄膜中から再生用空気中に移行した水分を系外に追い
出す、吸湿再生装置である。
の接触により空気中の水分を吸収した吸湿液を再生する
装置であって、吸湿液流入口を有する容器と、前記容器
内の吸湿液に少なくとも一部を浸漬させた状態で配設し
た回転円板と、前記回転円板の少なくとも一側面上に固
定されている電極とからなり、前記吸湿液の液面より位
置する電極に水の電気分解電圧よりも低い0.5〜1.
5Vの交流電圧を印加するとともに、前記回転円板を回
転させながら吸湿液の液面上の空間に再生用空気を流す
ことによって、前記回転円板上に形成される前記吸湿液
の薄膜中から再生用空気中に移行した水分を系外に追い
出す、吸湿再生装置である。
発明の好ましい態様 本発明において再生できる吸湿液は潮解性物質の水溶液
である。潮解性物質としてはカルシウム、マグネシウ
ム、リチウムなど軽金属のハロゲン化物、特に塩化物お
よび臭化物である。好ましい潮解性物質はCaCl2,
MgCl2,LiCl,およびLiBrである。吸湿液
は塩化アンモニウム,塩化ナトリウムなどの電解質をも
含むことができ、これにより吸湿液のイオン電導性を向
上することができる。吸湿液中の潮解性物質の濃度は、
吸湿操作においてはほぼ飽和しているが、再生時におい
ては希薄水溶液となつている。再生される吸湿液の濃度
は特に限定されないが、例えば塩化リチウム水溶液にお
いては10ないし40重量%である。
である。潮解性物質としてはカルシウム、マグネシウ
ム、リチウムなど軽金属のハロゲン化物、特に塩化物お
よび臭化物である。好ましい潮解性物質はCaCl2,
MgCl2,LiCl,およびLiBrである。吸湿液
は塩化アンモニウム,塩化ナトリウムなどの電解質をも
含むことができ、これにより吸湿液のイオン電導性を向
上することができる。吸湿液中の潮解性物質の濃度は、
吸湿操作においてはほぼ飽和しているが、再生時におい
ては希薄水溶液となつている。再生される吸湿液の濃度
は特に限定されないが、例えば塩化リチウム水溶液にお
いては10ないし40重量%である。
本発明においては前記吸湿液の薄膜を形成する。薄膜形
成手段は後記する。この薄膜形成は本発明において重要
である。吸湿液の薄膜が形成されると再生用空気との接
触表面積が増大して、後記する通電操作による再生用空
気への水分の移行が促進される。膜厚が薄いほど表面積
は増大するので好ましい。通常この膜厚は1ミリメート
ル程度以下である。
成手段は後記する。この薄膜形成は本発明において重要
である。吸湿液の薄膜が形成されると再生用空気との接
触表面積が増大して、後記する通電操作による再生用空
気への水分の移行が促進される。膜厚が薄いほど表面積
は増大するので好ましい。通常この膜厚は1ミリメート
ル程度以下である。
上記薄膜に電圧を印加する。印加する電圧は交流であ
る。直流電圧では本発明の再生効果が得られない。電圧
は波形は正弦波が特に好ましい。本発明においては印加
する電圧値が水の電気分解電圧よりも低いことが肝要で
ある。水の電気分解電圧は、電極材料、吸湿液の種類お
よび濃度など、電極の過電圧に影響を与える因子に依存
しているが、本発明の方法の場合、印加電圧を水の電気
分解が起こらない範囲の0.5〜1.5Vとするのが適
切である。0.5V未満であると吸湿液から再生用空気
へ移行する水分の量が著しく少なくなり、1.5Vを越
えると水の電気分解が起こって電力消費量が急激に増大
する。電流値は、薄膜の電気抵抗と印加電圧により基本
的に定まる。
る。直流電圧では本発明の再生効果が得られない。電圧
は波形は正弦波が特に好ましい。本発明においては印加
する電圧値が水の電気分解電圧よりも低いことが肝要で
ある。水の電気分解電圧は、電極材料、吸湿液の種類お
よび濃度など、電極の過電圧に影響を与える因子に依存
しているが、本発明の方法の場合、印加電圧を水の電気
分解が起こらない範囲の0.5〜1.5Vとするのが適
切である。0.5V未満であると吸湿液から再生用空気
へ移行する水分の量が著しく少なくなり、1.5Vを越
えると水の電気分解が起こって電力消費量が急激に増大
する。電流値は、薄膜の電気抵抗と印加電圧により基本
的に定まる。
上記電圧を薄膜に印加すると、薄膜中から再生用空気へ
と水分の移行が行われる。水分が移行した再生用空気を
系外に追い出す。再生用空気としては外気を用いること
ができる。再生用空気は常温であってもよいが。所望に
より加温空気を用いることができる。例えば本発明の方
法を従来の加熱再生法と組み合わせれば、再生速度の飛
躍的向上を図ることができる。
と水分の移行が行われる。水分が移行した再生用空気を
系外に追い出す。再生用空気としては外気を用いること
ができる。再生用空気は常温であってもよいが。所望に
より加温空気を用いることができる。例えば本発明の方
法を従来の加熱再生法と組み合わせれば、再生速度の飛
躍的向上を図ることができる。
本発明の作用・原理は十分には解明されていない。しか
し、本発明の方法においては通電中の吸湿液の著しい温
度上昇は認められないため、通電により生じるジュール
熱により吸湿液を加熱して水分の蒸発を行うのではない
と推定される。また、装置から出てくる再生用空気の湿
度が著しく高くなるため、水は電気分解されていること
がわかった。本発明の通電操作が水の蒸発の触媒作用を
果たすものと考えられる。
し、本発明の方法においては通電中の吸湿液の著しい温
度上昇は認められないため、通電により生じるジュール
熱により吸湿液を加熱して水分の蒸発を行うのではない
と推定される。また、装置から出てくる再生用空気の湿
度が著しく高くなるため、水は電気分解されていること
がわかった。本発明の通電操作が水の蒸発の触媒作用を
果たすものと考えられる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。
第1図は、吸湿部1と本発明に係る再生部20とからな
る除湿装置の構成図である。吸湿部1について説明する
と、波形充填材2を充填した除湿塔3の下部から処理す
べき湿り空気4を導入する。吸湿液はライン5を通りノ
ズル6から充填材2に向つて噴霧する。湿り空気4は除
湿塔3中を上昇しながら、充填材2の表面に形成される
吸湿液の濡れ壁と気液対向流接触し、湿り空気4の水分
は吸湿液に吸収される。得られる乾燥空気7はデミスタ
ー8を通つて塔3の上部から流出する。この乾燥空気4
はそのまま減湿空気として用いることもできるが、その
他顕熱交換した後に加湿して低温空気とすることもでき
る。
第1図は、吸湿部1と本発明に係る再生部20とからな
る除湿装置の構成図である。吸湿部1について説明する
と、波形充填材2を充填した除湿塔3の下部から処理す
べき湿り空気4を導入する。吸湿液はライン5を通りノ
ズル6から充填材2に向つて噴霧する。湿り空気4は除
湿塔3中を上昇しながら、充填材2の表面に形成される
吸湿液の濡れ壁と気液対向流接触し、湿り空気4の水分
は吸湿液に吸収される。得られる乾燥空気7はデミスタ
ー8を通つて塔3の上部から流出する。この乾燥空気4
はそのまま減湿空気として用いることもできるが、その
他顕熱交換した後に加湿して低温空気とすることもでき
る。
水分を吸収した吸湿液9はライン10を通つて再生部2
0に送られる。再生部20は吸湿液の貯槽21と回転円
板22とから主として構成されており、再生用空気24
の入口と湿潤空気25の出口とを具備している。回転円
板22の両面には電極23が半径方向に固定されてお
り、回転円板22はその概略下半分が使用済み吸湿液に
浸漬された状態で軸支されている。回転円板22が回転
するにつれて、円板の表面(吸湿液中に没していない部
分の表面)に吸湿液の薄膜が形成される。電極23が吸
湿液の液面より上に位置するときに、電極に交流電圧を
印加して電極間にある吸湿液の薄膜に通電する。液面よ
り上の空間にほぼ水平に流れる再生用空気24あ供給さ
れていて、通電によって薄膜中の水分は再生用空気24
に移行し、再生用空気は湿潤空気25として系外に流出
する。
0に送られる。再生部20は吸湿液の貯槽21と回転円
板22とから主として構成されており、再生用空気24
の入口と湿潤空気25の出口とを具備している。回転円
板22の両面には電極23が半径方向に固定されてお
り、回転円板22はその概略下半分が使用済み吸湿液に
浸漬された状態で軸支されている。回転円板22が回転
するにつれて、円板の表面(吸湿液中に没していない部
分の表面)に吸湿液の薄膜が形成される。電極23が吸
湿液の液面より上に位置するときに、電極に交流電圧を
印加して電極間にある吸湿液の薄膜に通電する。液面よ
り上の空間にほぼ水平に流れる再生用空気24あ供給さ
れていて、通電によって薄膜中の水分は再生用空気24
に移行し、再生用空気は湿潤空気25として系外に流出
する。
第2図は、本発明に係る再生装置の部分破断斜視図であ
る。本図においては8枚の回転円板22を同軸的に軸支
し、モーター26で回動できるようにしている。第3図
は、第2図に示されている回転円板22の部分側面図で
ある。円板の両側壁には吸湿液の薄膜30が形成されて
いる。
る。本図においては8枚の回転円板22を同軸的に軸支
し、モーター26で回動できるようにしている。第3図
は、第2図に示されている回転円板22の部分側面図で
ある。円板の両側壁には吸湿液の薄膜30が形成されて
いる。
回転円板22はプラスチックなどの電気絶縁材料でもつ
て作ることができる。回転円板の表面は平らであつても
吸湿液の薄膜をその表面に形成することができる。しか
しながら回転円板の表面に凹凸を付すると、吸湿液の薄
膜を好適に形成することができる。
て作ることができる。回転円板の表面は平らであつても
吸湿液の薄膜をその表面に形成することができる。しか
しながら回転円板の表面に凹凸を付すると、吸湿液の薄
膜を好適に形成することができる。
用いる電極23は種々の材料のものを用いることができ
例えばグラファイト,アルミニウム,亜鉛などである。
アルミニウムあるいは亜鉛を電極に用いると、通常は可
溶性電極となるが、本発明においては印加する電圧が水
の電気分解電圧よりも低いため、これら金属の溶出は生
じない。好ましい電極材料はグラファイトである。
例えばグラファイト,アルミニウム,亜鉛などである。
アルミニウムあるいは亜鉛を電極に用いると、通常は可
溶性電極となるが、本発明においては印加する電圧が水
の電気分解電圧よりも低いため、これら金属の溶出は生
じない。好ましい電極材料はグラファイトである。
発明の効果 本発明によれば使用済吸湿液を従来よりもはるかに低い
再生エネルギーでもつて再生できる予想外の顕著な効果
が得られる。すなわち、熱風再生法における再生エネル
ギー約1.5Kcal/g、あるいは電気分解法における再
生エネルギー約4Kcal/gと比較して、本発明では0.
05ないし0.5Kcal/gであり従来よりもはるかに少
ないエネルギーでもつて吸湿液の再生が可能である。ま
た、本発明では再生時における吸湿液の温度上昇はせい
ぜい約5℃と低いため、再生後吸湿液を冷却することな
くただちに除湿操作を行うことができる。
再生エネルギーでもつて再生できる予想外の顕著な効果
が得られる。すなわち、熱風再生法における再生エネル
ギー約1.5Kcal/g、あるいは電気分解法における再
生エネルギー約4Kcal/gと比較して、本発明では0.
05ないし0.5Kcal/gであり従来よりもはるかに少
ないエネルギーでもつて吸湿液の再生が可能である。ま
た、本発明では再生時における吸湿液の温度上昇はせい
ぜい約5℃と低いため、再生後吸湿液を冷却することな
くただちに除湿操作を行うことができる。
実施例 直径200mm、厚さ5mmのプラスチック製の円板(実施
例1:1枚、実施例2:2枚)の両面に各面6個ずつの
グラファイト製電極(幅10mm、厚さ2mm、長さ70m
m)を固定した。空気の流入口と流出口を有する槽の中
に吸湿液としての塩化カルシウムの飽和水溶液を入れ、
円板を下半部分が水溶液に没するように設置した。
例1:1枚、実施例2:2枚)の両面に各面6個ずつの
グラファイト製電極(幅10mm、厚さ2mm、長さ70m
m)を固定した。空気の流入口と流出口を有する槽の中
に吸湿液としての塩化カルシウムの飽和水溶液を入れ、
円板を下半部分が水溶液に没するように設置した。
円板を1rpm の回転数で回転させることによって、円板
の方面に水溶液の膜を形成させた。電極間に電圧を印加
するとともに液面よりも上の空間に空気を流した。表に
示す通電再生条件で吸湿液の再生を行った。
の方面に水溶液の膜を形成させた。電極間に電圧を印加
するとともに液面よりも上の空間に空気を流した。表に
示す通電再生条件で吸湿液の再生を行った。
通電した結果、吸湿液から脱着された水分の量と、吸湿
液の再生に要したエネルギー表に示す。なお、塩化カル
シウム水溶液の液温は、通電前に25℃で通電後もほと
んど変わらなかった。また、再生前の空気の温度は25
℃で湿度は55%であった。
液の再生に要したエネルギー表に示す。なお、塩化カル
シウム水溶液の液温は、通電前に25℃で通電後もほと
んど変わらなかった。また、再生前の空気の温度は25
℃で湿度は55%であった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の再生装置を用いた除湿装置の構成図で
ある。 第2図は、本発明の装置の部分破断斜視図である。 第3図は、回転円板の部分側面図である。 1……吸湿部、2……充填材 3……除湿塔、7……乾燥空気 9……吸湿液、20……再生部 22……回転円板、23……電極 24……再生用空気
ある。 第2図は、本発明の装置の部分破断斜視図である。 第3図は、回転円板の部分側面図である。 1……吸湿部、2……充填材 3……除湿塔、7……乾燥空気 9……吸湿液、20……再生部 22……回転円板、23……電極 24……再生用空気
Claims (4)
- 【請求項1】空気との接触により空気中の水分を吸収し
た吸湿液の再生方法において、電極を有する板状の支持
体の表面上に前記吸湿液の薄膜を形成し、そして前記薄
膜に水の電気分解電圧よりも低い0.5〜1.5Vの交
流電圧を印加するとともに、この薄膜表面上に再生用空
気を流し、前記薄膜中から再生用空気中に移行した水分
を系外に追い出す、ことからなる方法。 - 【請求項2】前記吸湿液はCaCl2、MgCl2、L
iCl、およびLiBrからなる群から選ばれる少なく
とも1つの無機化合物の水溶液である、特許請求の範囲
第1項に記載の方法。 - 【請求項3】前記交流電圧の波形は正弦波である、特許
請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項4】空気との接触により空気中の水分を吸収し
た吸湿液を再生する装置であって、吸湿流入口を有する
容器と、前記容器内の吸湿液に少なくとも一部を浸漬さ
せた状態で配設した回転円板と、前記回転円板の少なく
とも一側面上に固定されている電極とからなり、前記吸
湿液の液面より上に位置する電極に水の電気分解電圧よ
りも低い0.5〜1.5Vの交流電圧を印加するととも
に、前記回転円板を回転させながら吸湿液の液面上の空
間に再生用空気を流すことによって、前記回転円板上に
形成される前記吸湿液の薄膜中から再生用空気中に移行
した水分を系外に追い出す、吸湿液再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60236790A JPH0657297B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 吸湿液の再生方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60236790A JPH0657297B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 吸湿液の再生方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6297627A JPS6297627A (ja) | 1987-05-07 |
| JPH0657297B2 true JPH0657297B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17005831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60236790A Expired - Fee Related JPH0657297B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 吸湿液の再生方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657297B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012092983A1 (en) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | Statoil Petroleum As | Method and absorber for removal of water from natural gas |
| CN109869734B (zh) * | 2017-12-04 | 2020-05-12 | 清华大学 | 一种烟气余热深度回收系统 |
| AU2019101108C4 (en) * | 2018-12-06 | 2022-02-03 | Intex Holdings Pty Ltd | An apparatus for removing water from a fluid |
| RU199446U1 (ru) * | 2020-04-28 | 2020-09-01 | Валерий Михайлович Тарабанов | Устройство кондиционирования воздуха |
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4978358A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-07-29 | ||
| JPS5151146A (ja) * | 1974-10-30 | 1976-05-06 | Maki Mfg Co Ltd | Kitaishitsudochoseisochi |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP60236790A patent/JPH0657297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6297627A (ja) | 1987-05-07 |
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