JPH0657832A - モルタル注入止水方法 - Google Patents
モルタル注入止水方法Info
- Publication number
- JPH0657832A JPH0657832A JP20801192A JP20801192A JPH0657832A JP H0657832 A JPH0657832 A JP H0657832A JP 20801192 A JP20801192 A JP 20801192A JP 20801192 A JP20801192 A JP 20801192A JP H0657832 A JPH0657832 A JP H0657832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- tube
- mesh tube
- sash
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール材の肉厚を薄くし、可撓性を改善し、
シール効果が確実に発揮されるモルタル注入止水方法を
提供する。 【構成】 構造物に形成された布等の透水性メッシュチ
ューブ1を装填しておき、同チューブ1にモルタル2を
加圧注入して、前記空隙部を充填する。
シール効果が確実に発揮されるモルタル注入止水方法を
提供する。 【構成】 構造物に形成された布等の透水性メッシュチ
ューブ1を装填しておき、同チューブ1にモルタル2を
加圧注入して、前記空隙部を充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造物におけるモルタル
注入止水方法に係るものである。
注入止水方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の窓廻り防水方法として防水モルタ
ルトロ詰めが行なわれているが、この方法によれば硬化
収縮によるクラックの発生、詰め込み不足、シール幅の
上限、下限の制約、作業個所の汚れ等の問題があった。
また不定形シーリング材を使用した止水方法によれば、
狭隘な個所の詰め込み不良、シール幅の上限、下限の制
約が生じる。
ルトロ詰めが行なわれているが、この方法によれば硬化
収縮によるクラックの発生、詰め込み不足、シール幅の
上限、下限の制約、作業個所の汚れ等の問題があった。
また不定形シーリング材を使用した止水方法によれば、
狭隘な個所の詰め込み不良、シール幅の上限、下限の制
約が生じる。
【0003】更にソリッドスポンジ製パッキング材を使
用する止水工法は、パッキング材の永久歪によるシール
性の低下、建て込み時のシール材変形によるシール性の
不良、接触圧不足によるシール性の不良等の問題があっ
た。このため本発明者等は、実願平2−118502号
において、加圧流体注入部を有するメッシュパイプ製中
心芯材の外周に粘着性を有する外郭体を層着した構造物
のシール材を提案した。
用する止水工法は、パッキング材の永久歪によるシール
性の低下、建て込み時のシール材変形によるシール性の
不良、接触圧不足によるシール性の不良等の問題があっ
た。このため本発明者等は、実願平2−118502号
において、加圧流体注入部を有するメッシュパイプ製中
心芯材の外周に粘着性を有する外郭体を層着した構造物
のシール材を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、メッシュパ
イプ製中心芯材の肉厚許容限度によってシール幅の上
限、下限の制約を受け、シール材の汚れによるシール幅
の上限、下限の制約を受け、またシール材の張力による
シール相手部材の変形細部のシールが不良となる。更に
また外郭体により注入材による加圧力が増大し、この加
圧力によってシール材の支持材の撓みが生じる等の問題
点があった。
イプ製中心芯材の肉厚許容限度によってシール幅の上
限、下限の制約を受け、シール材の汚れによるシール幅
の上限、下限の制約を受け、またシール材の張力による
シール相手部材の変形細部のシールが不良となる。更に
また外郭体により注入材による加圧力が増大し、この加
圧力によってシール材の支持材の撓みが生じる等の問題
点があった。
【0005】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、シール材
の肉厚を薄くし、可撓性を改善し、シール効果が確実に
発揮されるモルタル注入止水方法を提供する点にある。
みて提案されたもので、その目的とする処は、シール材
の肉厚を薄くし、可撓性を改善し、シール効果が確実に
発揮されるモルタル注入止水方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明によれば、構造物に形成された空隙部に布等
の透水性メッシュチューブを装填しておき、同チューブ
にモルタルを加圧注入して前記空隙部を充填するもので
ある。
め、本発明によれば、構造物に形成された空隙部に布等
の透水性メッシュチューブを装填しておき、同チューブ
にモルタルを加圧注入して前記空隙部を充填するもので
ある。
【0007】
【作用】本発明によればモルタル注入手段として、布等
の透水性を有するフレキシブルなメッシュチューブを使
用し、同メッシュチューブを構造物に形成された止水を
要する空隙に充填することによって、狭隘な空隙に対し
ても容易に充填することができる。
の透水性を有するフレキシブルなメッシュチューブを使
用し、同メッシュチューブを構造物に形成された止水を
要する空隙に充填することによって、狭隘な空隙に対し
ても容易に充填することができる。
【0008】しかるのち、前記チューブにモルタルを加
圧注入することにより、同モルタルが前記空隙の細部に
沿うようにシールされる。この際モルタル中の細砂が前
記メッシュチューブの布目に詰り、止水効果が発揮され
含水分が大で液状に近いモルタルでも、前記チューブの
布目にしぼられて高密度モルタルとなり、またセメント
ノロがボンドとしての効果を発揮する。
圧注入することにより、同モルタルが前記空隙の細部に
沿うようにシールされる。この際モルタル中の細砂が前
記メッシュチューブの布目に詰り、止水効果が発揮され
含水分が大で液状に近いモルタルでも、前記チューブの
布目にしぼられて高密度モルタルとなり、またセメント
ノロがボンドとしての効果を発揮する。
【0009】また止水部の芯材になる前記メッシュチュ
ーブは、モルタル注入時、同チューブには前記従来技術
のように外郭材がないのでモルタルが前記チューブの外
部に滲出することノロによって包み込まれ固化するの
で、芯材の養生を必要とせず、また前記芯材が透水性布
等で構成されているので、メッシュチューブの拡大及び
止水部に対する密着に要する力は小さくて済み、同チュ
ーブ支持部の撓みを防止する。更にまた前記芯材に防水
材料が注入されるので、被施工躯体周囲を汚すことがな
い。
ーブは、モルタル注入時、同チューブには前記従来技術
のように外郭材がないのでモルタルが前記チューブの外
部に滲出することノロによって包み込まれ固化するの
で、芯材の養生を必要とせず、また前記芯材が透水性布
等で構成されているので、メッシュチューブの拡大及び
止水部に対する密着に要する力は小さくて済み、同チュ
ーブ支持部の撓みを防止する。更にまた前記芯材に防水
材料が注入されるので、被施工躯体周囲を汚すことがな
い。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。1は布から構成された可撓性を有するメッシュチュ
ーブで一端部からモルタル2が注入されるようになって
いる。図2乃至図7は本発明を構造物躯体Aとサッシュ
Bとの間の止水工法に適用した実施例を示し、躯体Aの
窓廻りにおいて、サッシュ対向面に配設されたアルミニ
ウムサッシュ枠3に布製の前記メッシュチューブ1をセ
ットし、構造物躯体A側にブチルシーラーの如き防水材
をセットしたのち、前記布製のメッシュチューブ1にモ
ルタル2を注入すると、同チューブ1がモルタル2の内
圧によって膨脹して前記躯体A及びサッシュBに密着す
る。そして前記メッシュチューブ1の外側にセメントノ
ロ4が滲出していき、同ノロ4がサッシュBに喰い付
き、かくして前記躯体AとサッシュBとが一体化する。
図中4aはセメントノロ層である。(図4及び図5参
照) なお前記メッシュチューブ1は可撓性を有し、止水すべ
き相手方部材の変形細部に沿うように変形し、緊密なシ
ールを行なうものであり、メッシュチューブ1に注入さ
れたモルタル2中の砂がメッシュチューブ1の布目に詰
り、止水効果が発揮される。また前記モルタル2が極端
に含水分が大で液状に近い状態であっても、モルタル2
中の水が前記メッシュチューブ1の布目によってしぼら
れて含水比の低い高密度モルタルとなる一方、前記セメ
ントノロ4がボンド剤としての効果を発揮する。
る。1は布から構成された可撓性を有するメッシュチュ
ーブで一端部からモルタル2が注入されるようになって
いる。図2乃至図7は本発明を構造物躯体Aとサッシュ
Bとの間の止水工法に適用した実施例を示し、躯体Aの
窓廻りにおいて、サッシュ対向面に配設されたアルミニ
ウムサッシュ枠3に布製の前記メッシュチューブ1をセ
ットし、構造物躯体A側にブチルシーラーの如き防水材
をセットしたのち、前記布製のメッシュチューブ1にモ
ルタル2を注入すると、同チューブ1がモルタル2の内
圧によって膨脹して前記躯体A及びサッシュBに密着す
る。そして前記メッシュチューブ1の外側にセメントノ
ロ4が滲出していき、同ノロ4がサッシュBに喰い付
き、かくして前記躯体AとサッシュBとが一体化する。
図中4aはセメントノロ層である。(図4及び図5参
照) なお前記メッシュチューブ1は可撓性を有し、止水すべ
き相手方部材の変形細部に沿うように変形し、緊密なシ
ールを行なうものであり、メッシュチューブ1に注入さ
れたモルタル2中の砂がメッシュチューブ1の布目に詰
り、止水効果が発揮される。また前記モルタル2が極端
に含水分が大で液状に近い状態であっても、モルタル2
中の水が前記メッシュチューブ1の布目によってしぼら
れて含水比の低い高密度モルタルとなる一方、前記セメ
ントノロ4がボンド剤としての効果を発揮する。
【0011】また前記透水性のメッシュチューブ1は肉
厚が薄く、シール幅の上限及び下限幅を大きくとること
ができ、施工現場の状態の対応性が広くなる。更に芯材
となる前記メッシュチューブ1は、モルタル注入時にチ
ューブ外側に滲出するセメントノロ層4aによって包み
込まれ、同層4aが固化することによってメッシュチュ
ーブ1の養生を必要とせず、先行取付を行っても汚損す
ることがなく、後処理としての清掃作業を必要としな
い。
厚が薄く、シール幅の上限及び下限幅を大きくとること
ができ、施工現場の状態の対応性が広くなる。更に芯材
となる前記メッシュチューブ1は、モルタル注入時にチ
ューブ外側に滲出するセメントノロ層4aによって包み
込まれ、同層4aが固化することによってメッシュチュ
ーブ1の養生を必要とせず、先行取付を行っても汚損す
ることがなく、後処理としての清掃作業を必要としな
い。
【0012】また前記芯材としてメッシュチューブ1は
透水性の布製であるため、同メッシュチューブ1の拡大
密着に要する力は低くて済み、アルミニウムサッシ枠3
の撓みが防止される。なおグラウト注入時におけるセメ
ントノロの滲出量、密着度の圧力関係をグラフデータに
よって管理を行なうことによって、熟練度を要すること
なく機械的な管理が可能となる。またメッシュチューブ
の透水性布として、麻等の吸水膨脹材を使用することに
よって、シール性能をより向上しうるものである。
透水性の布製であるため、同メッシュチューブ1の拡大
密着に要する力は低くて済み、アルミニウムサッシ枠3
の撓みが防止される。なおグラウト注入時におけるセメ
ントノロの滲出量、密着度の圧力関係をグラフデータに
よって管理を行なうことによって、熟練度を要すること
なく機械的な管理が可能となる。またメッシュチューブ
の透水性布として、麻等の吸水膨脹材を使用することに
よって、シール性能をより向上しうるものである。
【0013】図8及び図9は本発明をPC板Cの接合部
の止水に適用した場合を示し、接合部に前記のメッシュ
チューブ1よりなり環状断面のガスケットが介装されて
いる。図10は本発明をタンクDと配管材Eとの接合部
に適用した例を示し、両者間に前記メッシュチューブ1
よりなる環状断面のガスケットが介装されている。
の止水に適用した場合を示し、接合部に前記のメッシュ
チューブ1よりなり環状断面のガスケットが介装されて
いる。図10は本発明をタンクDと配管材Eとの接合部
に適用した例を示し、両者間に前記メッシュチューブ1
よりなる環状断面のガスケットが介装されている。
【0014】
【発明の効果】本発明は前記したように、止水用部材と
して布等の透水性メッシュチューブを使用し、同メッシ
ュチューブを構造物に形成された空隙に装填しておき、
同チューブにモルタルを加圧注入して前記空隙部を充填
して止水効果を挙げるようにしたので、シール材の肉厚
が薄くされ、伸縮性及び可撓性が大となり、シール幅の
上限、下限の制限がなく、安定したシールを施工でき、
またメッシュチューブ内にグラウト材が注入されるた
め、シール材の汚れの影響を受けることがない。更に止
水施工部のシール相手側の変形細部に止水材が馴染みよ
く廻り、低圧力でシールがされるためアルミサッシ枠の
撓みが防止される。
して布等の透水性メッシュチューブを使用し、同メッシ
ュチューブを構造物に形成された空隙に装填しておき、
同チューブにモルタルを加圧注入して前記空隙部を充填
して止水効果を挙げるようにしたので、シール材の肉厚
が薄くされ、伸縮性及び可撓性が大となり、シール幅の
上限、下限の制限がなく、安定したシールを施工でき、
またメッシュチューブ内にグラウト材が注入されるた
め、シール材の汚れの影響を受けることがない。更に止
水施工部のシール相手側の変形細部に止水材が馴染みよ
く廻り、低圧力でシールがされるためアルミサッシ枠の
撓みが防止される。
【図1】透水性メッシュチューブの斜視図である。
【図2】前記メッシュチューブを建物の躯体とサッシュ
との間に配設した状態を示す縦断側面図である。
との間に配設した状態を示す縦断側面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】前記メッシュチューブにモルタルを加圧注入し
た状態を示す縦断側面図である。
た状態を示す縦断側面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】サッシュ隅角部におけるモルタル加圧前の状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図7】図6におけるモルタル加圧後の状態を示す正面
図である。
図である。
【図8】本発明をPC板の接合部に適用した斜視図であ
る。
る。
【図9】前記PC板の接合部を示す縦断面図である。
【図10】本発明をタンクと配管材との接合部に適用し
た状態を示す縦断面図である。
た状態を示す縦断面図である。
A 構造物躯体 B サッシュ C PC板 D タンク E 配管材 1 メッシュチューブ 2 モルタル 3 アルミニウムサッシュ枠 4 セメントノロ 4a セメントノロ層
Claims (1)
- 【請求項1】 構造物に形成された空隙部に布等の透水
性メッシュチューブを装填しておき、同チューブにモル
タルを加圧注入して前記空隙部を充填することを特徴と
するモルタル注入止水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20801192A JPH0657832A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | モルタル注入止水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20801192A JPH0657832A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | モルタル注入止水方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657832A true JPH0657832A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16549197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20801192A Pending JPH0657832A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | モルタル注入止水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657832A (ja) |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP20801192A patent/JPH0657832A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN206143936U (zh) | 地下室外墙后浇带封堵防水结构 | |
| KR100512074B1 (ko) | 건축 구조물의 이음부위 방수공법 | |
| CN113586083A (zh) | 管片嵌缝封堵结构及封堵工艺 | |
| CN105780940A (zh) | 建筑物伸缩缝防渗漏结构 | |
| JPH0657832A (ja) | モルタル注入止水方法 | |
| KR100617507B1 (ko) | 수밀형 맨홀 | |
| CN115126933B (zh) | 管节间的密封装置和密封装置的使用方法 | |
| CN211735534U (zh) | 一种地下室施工缝部位防渗维修结构 | |
| JP3635769B2 (ja) | コンクリート構造物の漏水止水工法 | |
| CN210031835U (zh) | 一种地下连续墙接缝封堵结构 | |
| JP7243305B2 (ja) | 鋼管矢板継手部の止水構造 | |
| JPH0726411B2 (ja) | 止水枠を用いたコンクリートの施工方法 | |
| JP2844080B2 (ja) | 構造物の防水並びに止水用シール材 | |
| KR20000018392A (ko) | 프리캐스트 콘크리트 교량바닥판과 주형간 이음부의 결합방법 | |
| JP2530569B2 (ja) | 目地内止水方法 | |
| CN221972693U (zh) | 一种用于混凝土墙体的对拉螺栓孔防渗漏装置 | |
| JPH0315689Y2 (ja) | ||
| CN219796396U (zh) | 一种穿墙管防水节点 | |
| JP2755641B2 (ja) | サッシュ廻りの防水工法 | |
| JPS6349780B2 (ja) | ||
| CN114396075B (zh) | 用于修复管廊贯通裂缝的灌浆料和管廊贯通裂缝修复方法 | |
| CN216380024U (zh) | 一种外贴式止水装置和混凝土结构 | |
| JP3118666B2 (ja) | コンクリート構造物の打ち継ぎ部の止水工法 | |
| JP2550406B2 (ja) | 外装構造体の亀裂補修工法 | |
| JP2002129746A (ja) | 打継目防水構造 |