JPH0657843A - ユニット式建物の耐火構造 - Google Patents
ユニット式建物の耐火構造Info
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Abstract
とも2つの面を簡単な作業で耐火被覆できるようにす
る。 【構成】 ユニット式建物の骨組みである梁12,19の側
面12A ,19A と梁12の下面12B とを垂直部57A と水平部
59B とに屈曲させた柔軟性を有する耐火被覆材57によっ
て被覆し、耐火被覆材57をワッシャ66A 付きのピン66で
固定するとともに、耐火被覆材57の端部57C ,57D を耐
火性床材47、外壁材49に圧縮密接させる。 【効果】 耐火被覆材を骨組みの側面と下面毎に切断形
成する必要がない。
Description
みを耐火被覆するための構造に関する。
より建てられるユニット式建物が一定高さを越える場合
や共同住宅等の用途に供される場合には、法律上、ユニ
ット式建物の梁、柱等の骨組みを耐火被覆材で被覆し、
耐火構造としなければならない。ユニット式建物の骨組
みを耐火被覆材で被覆する従来の構造は、特公昭51−
14806号、特開昭64−39447号等に示されて
いる。これらの従来の耐火構造では、耐火被覆材はケイ
カル(珪酸カルシウム)板等による硬質面材からなり、
この硬質面材製の耐火被覆材をユニット式建物の梁、柱
等の外面に取り付けていた。
みである柱、梁等は、側面、下面のように、角度をなす
複数の面を有する。従来、これらの面に硬質面材製の耐
火被覆材を被覆して耐火構造とするためには、耐火被覆
材を各面毎に切断形成されたものとして用意し、これら
の耐火被覆材を各面に取り付けて被覆しなければならな
かった。これによると、耐火被覆材の切断作業に多くの
手間と時間がかかり、作業性の点で問題が生ずる。
火性床材や、耐火性外壁材等の耐火性材料と接触する場
合には、従来、これらの間に隙間が生じないようにする
ため、耐火性を有するコーキング材を充填しなければな
らない場合があり、この作業のためにも多くの手間と時
間が必要であった。
の角度をなす少なくとも2つの面を簡単な作業で耐火被
覆できるようになるユニット式建物の耐火構造を提供す
るところにある。
使用しなくても、耐火被覆材の端部と耐火性材料とを隙
間が生じることなく確実に接触させることができるユニ
ット式建物の耐火構造を提供すところにある。
ニット式建物の梁、柱等の骨組みに耐火被覆材を被覆す
るユニット式建物の耐火構造であって、耐火被覆材を柔
軟性を有するものとし、この耐火被覆材を骨組みの角度
をなす少なくとも2つの面に屈曲させて被覆したことを
特徴とするものである。
は、例えばロックウール、セラミックファイバ等によっ
て構成されているものである。
耐火被覆材の端部をユニット式建物の耐火性材料に圧縮
密接させたことを特徴とするものである。
や、耐火性外壁材等である。
め、屈曲可能である。このため、ユニット式建物の骨組
みの角度をなす少なくとも2つの面に耐火被覆材を屈曲
させることによって被覆させることができ、これらの面
毎に硬質面材製の耐火被覆材を切断形成する必要がなく
なり、耐火被覆作業が容易となる。
は圧縮可能であるため、この耐火被覆材の端部をユニッ
ト式建物の耐火性材料に圧縮密接させると、コーキング
材を使用しなくても、耐火被覆材の端部と耐火性材料と
を隙間が生じることなく確実に接触させることができ
る。
て説明する。図1は本実施例にかかる耐火構造が施工さ
れたバルコニ付きユニット式建物を示す。このユニット
式建物は、居住スペースを形成する建物ユニット1〜4
と、屋根を形成するルーフユニット5〜7とを組み合わ
せることにより構成され、図面では、ユニット式建物は
2階建てに示されているが、3階建て以上でもよい。
本の柱の上下端を各4本の下梁、上梁で連結することに
より、直方体状に形成され、これらの柱、下梁、上梁の
うち、図面では、建物ユニット1の柱8,9、下梁10,
11、上梁12,13、建物ユニット2の柱14、下梁15、上梁
16、建物ユニット3の柱17,18、下梁19,20、上梁21,
22、建物ユニット4の柱23、下梁24、上梁25が示されて
いる。これらは建物ユニット1〜4の骨組みになってい
るとともに、ユニット式建物の骨組みにもなっている。
ルーフユニット5〜7は、四角枠状に組まれた4本の梁
の上部に下地材を介して屋根材を取り付けたものであ
り、図面では、ルーフユニット5の梁26,27、下地材2
8、屋根材29、ルーフユニット6の梁30,31、下地材3
2、屋根材33、ルーフユニット4の梁34、下地材35、屋
根材36が示されている。梁26,27、30,31,34は、ルー
フユニット5〜7の骨組みになっているとともに、ユニ
ット式建物の骨組みにもなっている。また、屋根材29,
33,36はセメント板からなり、耐火性を有する。
ト2の上梁16、建物ユニット3の上梁21,22、建物ユニ
ット4の上梁25には、小梁37〜40が水平に架け渡され、
これらの小梁37〜40の下面には天井材41〜44が取り付け
られている。また、建物ユニット1の下梁10,11、建物
ユニット2の下梁15、建物ユニット3の下梁19,20、建
物ユニット4の下梁24には、床材45〜48が水平に架け渡
されているとともに、建物ユニット1,3の外面には、
外壁材49,50が垂直に取り付けられ、これらの床材45〜
48、外壁材49,50は軽量気泡コンクリート(ALC)に
よる大面積の面材からなり、従ってこれらは耐火性材料
となっている。
が取り付けられ、このブラケット51にバルコニ床材52の
一端が結合され、バルコニ床材52の他端は、ルーフユニ
ット5の梁26を上端で支持する支柱53にブラケット54を
介して結合されている。
被覆され、また、建物ユニット1の下梁11と建物ユニッ
ト2の下梁15は耐火被覆材56で、建物ユニット1の上梁
12と建物ユニット3の下梁19は耐火被覆材57,58で、建
物ユニット1の上梁13と建物ユニット3の下梁20と建物
ユニット2の上梁16と建物ユニット4の下梁24は耐火被
覆材59,60で、ルーフユニット5の梁27と建物ユニット
3の上梁21とルーフユニット6の梁30は耐火被覆材61,
62で、建物ユニット3の上梁22と建物ユニット4の上梁
25とルーフユニット6の梁31とルーフユニット7の梁34
は耐火被覆材63でそれぞれ被覆されており、ユニット式
建物の骨組みを形成しているこれらは、耐火構造となっ
ている。
これらは例えばフレックスガード(商品名、ニチアス株
式会社製)からなり、順にロックウール、セラミックフ
ァイバ、不織布が積層された複合材料となっており、か
つ、その表面に亀甲金網が設けられている。
の拡大図である。建物ユニット1の上梁12,建物ユニッ
ト3の下梁19はチャンネル材からなり、これらの下梁1
2、上梁19の開口部側には当て部材64,65が接合され、
当て部材64,65は下梁12、上梁19の開口部側の側面12A
,19A を形成している。
上梁19の側面12A ,19A に沿った垂直部57A と、下梁12
の下面12B に沿った水平部57B とに屈曲され、ワッシャ
66A付きのピン66が耐火被覆材57の外側から側面12A ,1
9A に打ち込まれることにより、耐火被覆材57は下梁1
2、上梁19に固定される。これにより、上下2個の梁1
2,19の側面12A ,19A が同じ耐火被覆材57によって被
覆されるとともに、下梁19の直角をなす側面12A と下面
12B も同じ耐火被覆材57によって被覆される。
ている梁12,19の側面12A ,19A と梁12の下面12B とを
耐火被覆材で被覆して耐火構造とするとき、これらの側
面12A ,19A と下面12B 毎に切断形成された耐火被覆材
をこれらの側面12,19と下面12B とに取り付ける必要が
なく、柔軟性を有する一つの耐火被覆材57を垂直部57A
と水平部57B とに屈曲させて側面12A ,19A と下面12B
とに取り付ければよいため、この耐火被覆作業を容易に
行なえる。
ット3の耐火製床材47にワッシャ66A 付きのピン66で固
定され、他方の端部57D は建物ユニット1の耐火性外壁
材49にワッシャ66A 付きのピン66で固定されている。こ
れらの端部57C ,57D は圧縮可能な柔軟性を有するた
め、ワッシャ66A でその表面が押圧されることにより、
端部57C ,57D は耐火性床材47、耐火性外壁材49に圧縮
されながら密接することになり、このため、端部57C と
床材47および端部57D と外壁材49を隙間なく接触させる
ことができ、これらの間にコーキング剤を充填しなくて
も、耐火性を有する材料同士を連続させることができ
る。
の拡大図である。建物ユニット1の上梁13、建物ユニッ
ト2の上梁16、建物ユニット3の下梁20、建物ユニット
4の下梁24の開口部側には当て部材67〜70が接合され、
これらの当て部材67〜70によって梁13,16,20,24の開
口部側の側面13A ,16A ,20A ,24A が形成されてい
る。柔軟性を有する耐火被覆材59は、梁13,20の側面13
A ,20A に沿った垂直部59A と、梁16、24の側面16A ,
24A に沿った垂直部59B と、梁13,16の下面13B,16B
に沿った水平部59C とに屈曲され、ワッシャ66A 付きの
ピン66で梁13,16,20,24に固定されている。また、耐
火被覆材59の一方の端部59D は建物ユニット3の耐火性
床材47にワッシャ66A 付きのピン66で固定され、他方の
端部59E は建物ユニット4の耐火性床材48にワッシャ66
A 付きのピン66で固定されている。
て梁13,16,20,24を囲うことができるとともに、梁1
3,16の直角をなす側面13A ,16A と下面13B ,16B を
屈曲させた耐火被覆材59によって被覆することができ、
被覆作業を容易に行なえる。また、耐火被覆材59の両端
部59D ,59E をピン66のワッシャ66A によって耐火性床
材47,48に圧縮させて密接させることができ、これらの
間にコーキング剤を充填する必要がない。
には、梁等に予めピンを溶接で立設し、このピンに外側
から耐火被覆材を押し込んでピン先端を耐火被覆材の表
面から突出させ、このピン先端にワッシャを挿入してか
らピン先端を折り曲げ、この折り曲げられてピン先端で
ワッシャを係止するようにしてもよい。
数の梁を同時に被覆するものとなっていたが、耐火被覆
材は1本の梁だけを被覆するものでもよく、また、この
梁の耐火被覆材で被覆される面は3面以上でもよく、屈
曲可能な柔軟性を有する耐火被覆材を使用することによ
り、これらの面の被覆作業を簡単に行なえる。また、前
記各実施例では、耐火被覆材によって被覆されるユニッ
ト式建物の骨組みは梁であったが、この骨組みは梁に限
定されず、例えば柱でもよい。
部が圧縮されて密接されるユニット式建物の耐火性材料
は、床材、外壁材であったが、耐火性材料はこれらに限
定されず、例えば界壁用の壁材や天井材であってもよ
い。
有する材料としたため、この耐火被覆材を屈曲させるこ
とにより、ユニット式建物の骨組みの角度をなす複数の
面に被覆することができ、耐火被覆材をケイカル板等の
硬質面材製とした場合と異なり、骨組みの面毎に耐火被
覆材を切断形成する必要がなくなり、このため、耐火被
覆作業を容易に行なえる。
火被覆材の端部はユニット式建物の耐火性材料に圧縮密
接されているため、これらの間にコーキング剤等を充填
しなくても、耐火被覆材の端部と耐火性材料とを隙間が
生じることなく確実に接触させることができ、コーキン
グ剤等の充填作業を不要にできるため、それだけ作業の
容易化を実現できる。
ユニット式建物を示す断面図である。
る柱 10,11,15, 19, 20, 24 ユニット式建物の骨組みであ
る下梁 19A ,20A ,24A 側面 12,13,16,21,22,25 ユニット式建物の骨組みであ
る上梁 12A ,13A ,16A 側面 12B ,13B ,16B 下面 45〜48 耐火性材料である床材 49,50 耐火性材料である外壁材 55〜63 耐火被覆材 57C ,57D ,59D ,59E 端部
Claims (2)
- 【請求項1】 ユニット式建物の骨組みに耐火被覆材を
被覆するユニット式建物の耐火構造であって、前記耐火
被覆材を柔軟性を有するものとし、この耐火被覆材を前
記骨組みの角度をなす少なくとも2つの面に屈曲させて
被覆したことを特徴とするユニット式建物の耐火構造。 - 【請求項2】 前記耐火被覆材の端部は前記ユニット式
建物の耐火性材料に圧縮密接していることを特徴とする
請求項1に記載のユニット式建物の耐火構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4210108A JP2622472B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | ユニット式建物の耐火構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4210108A JP2622472B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | ユニット式建物の耐火構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657843A true JPH0657843A (ja) | 1994-03-01 |
| JP2622472B2 JP2622472B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=16583947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4210108A Expired - Fee Related JP2622472B2 (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | ユニット式建物の耐火構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2622472B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5126888U (ja) * | 1974-08-19 | 1976-02-27 | ||
| JPS6217056A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-26 | 清水建設株式会社 | 高流動性コンクリ−ト |
| JPH0437215A (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-07 | Hitachi Ltd | 微分パルス作成回路 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP4210108A patent/JP2622472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5126888U (ja) * | 1974-08-19 | 1976-02-27 | ||
| JPS6217056A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-26 | 清水建設株式会社 | 高流動性コンクリ−ト |
| JPH0437215A (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-07 | Hitachi Ltd | 微分パルス作成回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2622472B2 (ja) | 1997-06-18 |
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