JPH0657929U - 水槽の水位制御装置 - Google Patents

水槽の水位制御装置

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JPH0657929U
JPH0657929U JP44893U JP44893U JPH0657929U JP H0657929 U JPH0657929 U JP H0657929U JP 44893 U JP44893 U JP 44893U JP 44893 U JP44893 U JP 44893U JP H0657929 U JPH0657929 U JP H0657929U
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英彦 井原
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 農用の灌漑設備などとして用いられる水槽に
おいて、下流側での使用水量に急激な変化があっても、
この水槽の水位が異常に下降するような恐れをなくす
る。 【構成】 流入管路2と流出管路3とを備えた水槽1に
おいて、この流入管路2に設けた電動弁4を介して水槽
1への給水量を制御すべく構成する一方、上記流入管路
2から分岐して水槽1に連通接続するバイパス管路5
に、水槽1の水位に対応して動作するフロート弁6を設
けて、電動弁4における流量変化の遅れをフロート弁6
からの給水で補うように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として農用の灌漑設備などに利用される水槽の水位制御装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、農用の灌漑設備では、必要なだけの水量が流れる日常需要主導型と、 一定の給水量から必要量の取水を行わせる供給主導型とがある。前者の日常需要 主導型設備は、設備の簡素化を図り得る反面、使用水量が多くなる。これに対し て後者の供給主導型設備は、使用水量を節減することができるという利点を有し ている。
【0003】 そして、日常需要主導の給水を行いながら、場合によっては供給主導の給水に 切り換えることができる設備としては、例えば、図2に示すようなものがある。 図2において、水槽1には流入管路2と流出管路3を接続しており、流入管路2 には電動弁4(フロート弁ないしディスク弁)を介装している。そして、日常需 要主導の給水を行う時には、電動弁4を開閉操作して水槽1における水位を設定 水位に維持し、供給主導の給水を行う時には、電動弁4の弁開度を操作して給水 流量を制御している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の構成において、水量変化に即応して電動弁4を速い応 答性をもって開閉操作すると、ウォータハンマーの発生が危惧されるので、電動 弁4の開閉速度および流量調整は、管路流量の過渡現象を考慮し、緩やかな変化 となるように制御する必要がある。このため、日常需要主導の給水を行う場合に 、水槽1の面積が小さいと、下流側での急激な水量変化に対して電動弁4の開閉 による水槽1の水位制御に遅れが生じて、水位が異常に上昇したり、あるいは異 常に下降する現象を生じる。このうち、特に水槽1の水位が異常に下降した場合 、流出管路3内にエアーが入り、エアーハンマーを引き起こすなど重大な事態を 招くことになる。
【0005】 本考案は上記の課題を解決するもので、水槽の下流側における急激な流量変化 に対しても、水槽の水位を異常に下降させることなく、一定水位に維持すること ができる水槽の水位制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、流入管路と流出管路とを備えた水槽の水 位を、流入管路側に設けた電動弁を介して制御すべく構成した水槽の水位制御装 置において、上記電動弁よりも上流側の流入管路から分岐したバイパス管路を水 槽に連通接続させて設け、このバイパス管路に、水槽の水位に対応して開閉動作 するとともに、上記電動弁の開動時に電動弁の弁体が適正開度に達するまで開状 態となるバイパス弁を設けた構成としたものである。
【0007】
【作用】
上記した構成の水位制御装置によれば、水槽の水位が設定水位(通常水位)一 定になるように、電動弁が流れ量による水位変化に追従して開閉する状態で、バ イパス弁は全閉の状態にある。水槽の水位がバイパス弁全閉水位より下がるとバ イパス弁が開き、はじめに流入管路側だけではなくバイパス管路からも水槽内に 水が流入することになる。したがって、下流側での使用水量が急激に多くなった 場合にも、電動弁を管路流量の過渡現象を考慮してゆるやかな流量変化になるよ うに開閉速度を制御しつつ、電動弁の開度が流出流量に見合う適正開度に達する まで、電動弁における流量変化の遅れにより生じる流出流量に対する給水量の不 足を、上記バイパス管路から水槽内へ給水することによって補うことができるの で、下流側の急激な流量変化に対しても水槽水位の急激な低下を抑止し、下流側 管路へのエアーの流入を防止することができる。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。 図1は本考案の一実施例による水槽の水位制御装置を模式的に示す一部破断側 面図であり、同図において、1は水槽、2は水槽1に連通接続した流入管路、3 は水槽1から延びる流出管路、4は流入管路2側に設けた電動弁で、水位センサ 8による検出水位信号に応じて、水槽1の水位が設定以下になると自動的に開弁 し、設定以上になると自動的に閉弁して水位を制御する。5は上記電動弁4より も上流側の流入管路2から分岐したバイパス管路で、その端部は上記水槽1に連 通接続されている。6はそのバイパス管路5に設けたバイパス弁としてのフロー ト弁で、弁本体61とフロート62とにより構成され、水槽1の水位に対応して 上下動するフロート62により弁本体61を開閉制御すべく構成されている。な お、図中7はオーバフロー口である。
【0009】 上記構成の水槽の水位制御装置によれば、水槽1の水位が設定水位a(通常水 位)に一定になるように、電動弁4が流れ量による水位変化に追従して開閉する 状態で、フロート弁6は全閉の状態にある。
【0010】 下流側での使用水量が多くなって水槽1の水位が設定水位a以下になると、電 動弁4が徐々に開き、流入管路2から水槽1内への給水を行なう。さらに、水槽 1の水位がフロート弁全閉水位bより下がるとフロート弁6が開き、フロート弁 全閉水位cにおいてフロート弁6が全開し、流入管路2からの給水と並行して、 バイパス管路5からも水槽1内に水が流入する。
【0011】 従って、水槽1の水位が異常に低くなったとき、つまり、下流側での使用水量 が急激に多くなったとき、電動弁4の開弁動作が遅れることから、この電動弁4 のみの水位制御であれば、水槽1内が空になって流出管路3にエアーが入り込む ことになるが、本実施例の場合は、上記バイパス管路5からも水槽1内に水が流 入し、電動弁4の開度が適正開度に達するまで、電動弁4における流量変化の遅 れにより生じる流出流量に対する給水量の不足を補うことができるので、下流側 の急激な流量変化に対しても水槽1内の最低水位を確実に維持して、流出管路3 へのエアーの流入を防止することができ、エアーハンマーなどの重大な事態が発 生することがない。そして、電動弁4が適正開度に達し、水槽1の水位が適当水 位まで上昇すると、フロート弁6は閉動し、以降、電動弁4を通る給水のみとな る。
【0012】 下流側での使用水量が急激に減少し、水槽1の水位が設定水位を越えて上昇す るときには、電動弁4は閉動作を始めるが、電動弁4における流量変化の遅れに より、水槽1に対する流入水量が流出水量を上回る場合には、電動弁4が適正開 度に閉動するまでオーバフロー口7から余水を排出する。電動弁4が適正開度ま で閉動して流入水量が流出水量に相応すると、水槽1の水位は設定水位まで降下 する。
【0013】 なお、上記実施例では、バイパス管路5に介装するバイパス弁として、フロー ト弁6を使用したが、これに代えて、デイスク弁やボールタップ弁などといった 同様な動作をする弁であればよい。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、水槽への給水を電動弁により開閉される流入管 路だけではなく、その電動弁よりも上流側から分岐され、バイパス弁により開閉 制御されるバイパス管路からも並行して行わせるように構成したので、下流側で の使用水量が急激に多くなって、水槽の水位が急激に異常下降したときでも、バ イパス管路側からの給水により、電動弁における流量変化の遅れを補い、水槽内 が空になることを防止できる。従って、流量の過渡現象を招くことのない流量変 化がゆるやかな特性の電動弁を使用しながらも、流出管路側にエアーが入って、 エアーハンマー等の重大な事態が発生することを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による水槽の水位制御装置を
模式的に示す一部破断の側面図である。
【図2】従来の水位制御装置を模式的に示す一部破断の
側面図である。
【符号の説明】
1 水槽 2 流入管路 3 流出管路 4 電動弁 5 バイパス管路 6 フロート弁(バイパス)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入管路と流出管路とを備えた水槽の水
    位を、流入管路側に設けた電動弁を介して制御すべく構
    成した水槽の水位制御装置において、上記電動弁よりも
    上流側の流入管路から分岐したバイパス管路を水槽に連
    通接続させて設け、このバイパス管路に、水槽の水位に
    対応して開閉動作するとともに、上記電動弁の開動時に
    電動弁の弁体が適正開度に達するまで開状態となるバイ
    パス弁を設けたことを特徴とする水槽の水位制御装置。
JP1993000448U 1993-01-12 1993-01-12 水槽の水位制御装置 Expired - Lifetime JP2587735Y2 (ja)

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JP1993000448U JP2587735Y2 (ja) 1993-01-12 1993-01-12 水槽の水位制御装置

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JPH0657929U true JPH0657929U (ja) 1994-08-12
JP2587735Y2 JP2587735Y2 (ja) 1998-12-24

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