JPH0658042B2 - 流体動力トランスファー装置 - Google Patents

流体動力トランスファー装置

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JPH0658042B2
JPH0658042B2 JP63013465A JP1346588A JPH0658042B2 JP H0658042 B2 JPH0658042 B2 JP H0658042B2 JP 63013465 A JP63013465 A JP 63013465A JP 1346588 A JP1346588 A JP 1346588A JP H0658042 B2 JPH0658042 B2 JP H0658042B2
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C9/00Oscillating-piston machines or engines
    • F01C9/005Oscillating-piston machines or engines the piston oscillating in the space, e.g. around a fixed point
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C3/00Rotary-piston machines or engines with non-parallel axes of movement of co-operating members
    • F01C3/06Rotary-piston machines or engines with non-parallel axes of movement of co-operating members the axes being arranged otherwise than at an angle of 90 degrees

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Hydraulic Motors (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流体動力トランスファー装置に関し、より詳
しくは、軸によって支持されたベーンをハウジング内に
少なくとも一つ有し、該ベーンがハウジングに導入され
た作動流体と軸との間で動力を伝達する回転流体動力ト
ランスファー装置に関する。
〔従来の技術〕
ロータリーポンプ及びロータリーエンジンは、仕事をす
る回転子要素を有する機械である。ロータリーエンジン
は、シリンダー内で回転してエネルギーを機械力又は運
動に変換するピストンを有する。ロータリーポンプは流
入口から流体をポンプに吸い込んで排出口から流体を圧
送するため転がり接触する一対の部材を有する。或る周
知の型式のロータリーエンジンは、回転子と偏心軸とを
有する回転式内燃機関から構成されるワンケル(Wankel)
エンジンである。回転子は、周囲の流入口と排出口とを
有するトロコイド状チャンバの回りで一方向に運動す
る。回転子はチャンバの容積を3つの区画室に分割す
る。
コブ(Cobb)氏の米国特許第763,963号、ハートレイ(Hart
ley)氏の米国特許第3,040,664号、スティーブンソン(St
evenson)氏の米国特許第3,277,792号、ヘンドリック(He
ndrick)氏の米国特許第764,465号、デービス(Davis)氏
の米国特許第2,842,325号は、西独特許第2,064,429号明
細書と同様に、ほぼ本発明が関係する型式の回転流体動
力トランスファー装置を開示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、従来の回転装置よりも著しく大きい作
動排気量当たりの動力をもたらし且つ著しく大きいハウ
ジングの容積当たりの作動排気量をもたらすようになっ
た改良された回転式の流体動力トランスファー装置を提
供することにある。
本発明の別の目的は、赤道平面を有する球形ハウジング
内に軸によって回転可能に取付けられた少なくとも一つ
の回転子と、少なくとも一つのベーンとを有し、ハウジ
ングの赤道平面に対するベーンの部分の回転を実質的に
拘束するためにベーンを軸に連続する装置を更に有する
改良された流体動力トランスファー装置を提供すること
にある。
本発明の更に別の目的は、赤道平面と極軸線とを有する
球形ハウジング内に取付けられた一対の回転子を含む流
体動力トランスファー装置であって、ヒンジ装置によっ
てヒンジ式に相互連結されたベーンが夫々の軸線を中心
に回転子を回転させ、この軸線は、軸が回転するとき極
軸線に対して傾斜され、ベーンを夫々の軸に連結する装
置が、実質的にヒンジ装置の回転をハウジングの赤道平
面に拘束するために設けられる流体動力トランスファー
装置を提供することにある。
本発明の上記目的及び他の目的を達成するために、本発
明に従って構成された動力流体動力トランスファー装置
は、赤道平面と極軸線とを有する球形ハウジングと、回
転可能に取付けられた軸と、ハウジング内に受入れられ
た回転子とを有する。ベーンが回転可能な軸によって支
持される。回転子は、極軸線に対して傾斜した回転軸線
を中心に回転可能なベーンによって支持される。ベーン
は、軸が回転するとき、回転子を回転させる。回転子
は、ハウジングと協働して作動流体を受入れる作動チャ
ンバを少なくとも部分的に構成する面を有する。ベーン
は回転子とハウジングとの間に延び、作動チャンバの隣
接する部分を分割する。本装置は更に、ベーンを軸に連
結して実質的にベーンの部分の回転をハウジングの赤道
平面に拘束する装置を有する。ベーンは作動流体と軸と
の間で動力を伝達する。
更に、本発明の上記目的及び他の目的を達成するため
に、本発明に従って構成された流体動力トランスファー
装置は、赤道平面と極軸線とを有し且つ凹状内面を有す
る球形ハウジングを有する。第1及び第2の軸が夫々、
ハウジングを貫通し、第1及び第2の極軸線を中心に回
転可能に取付けられる。一対の回転子がハウジング内に
受入れられる。各回転子は、ハウジングの凹状内表面を
摺動する凸状面を有する。第1及び第2のベーンと、ベ
ーンをヒンジ式に連結するためのヒンジ装置とが、夫々
の回転可能な軸によって支持される。回転子の各々は、
夫々の極軸線に対して傾斜した回転軸を中心に回転可能
な夫々のベーンによって支持される。各回転子は、他の
回転子の円錐面に転がり接触してハウジングと線接触を
なし且つ作動流体を受入れる作動チャンバを構成する円
錐面を有する。線接触及びベーンはハウジングと回転子
との間に延びて作動チャンバの隣接する部分を作動区画
室に分割する。ベーンは夫々の軸が回転するとき、回転
子を回転させる。本装置は更に、ベーンを夫々の軸に連
結して、実質的にヒンジ装置の回転をハウジングの赤道
平面に拘束する装置を有する。回転子及びベーンは作動
流体と軸との間で動力を伝達する。
回転子の各々は、好ましくは一対の回転子部分と回転子
部分を一緒に保持する外側バンドとを有する。回転子部
分は、夫々のベーンを受入れるために回転子を完全に貫
通する溝を形成する。外側バンドは夫々、好ましくは、
円錐面を有し、円錐面は、互いに回転係合して、更なる
線接触を形成する。
更に、上記拘束装置は、好ましくは、サンギア部、リン
グギア部、及びサンギア部とリングギヤ部とを互いに連
結するピニオンプラネットギアを含むギア装置又はリン
ケージを有する。
特定の応用例によると、本装置は、例えば回転ポンプ或
いは回転エンジンのように作動し得る。2サイクルロー
タリーエンジンとして(即ち吸気及び圧縮行程なしで)
作動されるとき、該エンジンの動力行程は、ベーンの各
端に対する軸の360°の回転につき継続する270°
に相当するのが良く、これによって、所定の排気量当た
りの出力が2倍となる。このエンジンは又、液体燃料又
はオキシダントを使用することによって、4サイクルエ
ンジンを出力するであろう所定の排気量に対して、4倍
の動力を出力することができる。かかるロータリーエン
ジンは、平均して1回転当たり540°の動力行程にな
る6気筒4サイクルピストンエンジンに相当するであろ
う。
また、容積全体に対する装置の作動容積の比率は、装置
のコンパクトな球形の設計により、非常に望ましいもの
である。設計では、4気筒4サイクルピストンエンジン
と比較して、3乃至4倍の改良が可能である。
本発明の目的、特徴及び利点は、本発明を実施するため
の最良のモード(実施態様)に関する以下の詳細な説明
により、添付図面を参照して、容易に理解できよう。
〔実施例〕 次に図面を参照すると、第1図乃至第4図には、本発明
に従って構成された流体動力トランスファー装置(集合
的に参照数字10で指示する)の実施例が図示されてい
る。図示の如く、装置10は、特にロータリーエンジン
として具体化されている。しかしながら、当業者には明
らかなように、本装置を、例えばロータリーポンプ又は
他の機械として具体化しても良い。
装置10は、第1、第2及び第3のハウジング部分(全
体的に14、16、17で夫々指示する)を含む中空球
形ハウジング12を有する。ハウジング部分14、16
は夫々、凹状の全体的に球形且つ滑らかな内面18、2
0を有する。第3ハウジング部分17は下部分19を有
し、この下部分19も又、全体的に球形で滑らかな凹状
の内面21を有する。
ハウジング部分14、16は、円周方向に間隔を隔てた
複数のボルト22によって第3ハウジング部分17にボ
ルト止めされ、ボルト22は、赤道平面23を中心に部
分14、16、17を一緒に保持する。環状カバー部材
27が部分的に部分17を覆い、好まししくは、カバー
部材27は、部分17に対してクランプされる。
ハウジング12はブラケット11によって支持され、ブ
ラケット11の各々は、最も下方に位置するボルト22
によってハウジング12の各ハウジング部分14又は1
6と、第3ハウジング部分17とに連結される。また、
ボルト13が、装置10を支持面15上に固定するため
に設けられる。
装置10は又、一対の軸(全体的に24で指示する)を
有する。軸24はハウジング12の極軸線25と整合し
ている。軸24は、ハウジング部分14、16に形成さ
れた間隔を隔てた円形孔26を夫々貫通する。
軸24はスリーブベアリング28、29によって孔26
内に回転可能に支持される。環状部材30が、例えばね
じ山によって、夫々の軸24に隣接してハウジング部分
14、16の各々の外表面に取付られる。キャップ部材
32が、ハウジング部分の夫々の環状部材30に押し当
たって支持されており、キャップ部材32は、孔34を
有し、各ハウジング部分の軸24が孔34を貫通する。
環状のスラストベアリング36が孔34廻りにキャップ
部材32に取付けられ、軸24の各々を更に支持し且つ
シールする。
装置10は更に、全体的に42で指示する一対の回転子
を有し、回転子42はハウジング12内に受入れられて
いる。回転子42の各々は、対をなす同一の回転子部分
(即ち半分のコーン)44、46と相互連結外側バンド
48とを有する。複数の円周方向に間隔を隔てたボルト
49が外側バンド48を回転子部分44、46に連結す
る。
回転子42の外側バンド48は夫々、ハウジング部分1
4、16、17によって形成された溝50、52内に、
スラスト方向及び半径方向ベアリング51、53によっ
て摺動自在に支持され、回転子の夫々の回転軸線54、
55を中心に回転できる。回転軸線54、55は極軸線
に対して15°傾斜し、相互に30°の角度をなして示
されている。しかしながら、他の角度を採用しても良い
ことを理解すべきである。
回転子42の外側バンド48は凸状の外側表面又は外側
面を有し、この外側表面はベアリング51、53上を摺
動する。
回転子部分44、46の各々は、円錐面56を有し、円
錐面56は、他方の回転子42の対応する回転子部分4
4又は46の円錐面56に転がり係合し且つ該円錐面と
協働して線接触58を形成し、この線接触は回転子42
及び軸24が回転するときに不動のままである。凹状内
側面21及び円錐面56は作動チャンバ59を形成し、
この作動チャンバ59は、線接触58の反対側において
コーンからコーンまで60°の幅を有する。
外側バンド48の各々は又、連続する円錐面60を有
し、この円錐面60は他の円錐面60に転がり係合し、
その円錐面と協働して線接触58を更に形成する。外側
バンド48の各々は又、フライホイールのように作用
し、面60の連続する表面は、作動チャンバ59のベー
ン間隙が線接触58を通り過ぎるときに歯形、溝又は段
の形成(Cogging)を防止する。
装置10は又、ベーン組立体(全体的に62で指示す
る)を有する。ベーン組立体62は、第5図に最も良く
示すように、第1、第2のちょうネクタイ(bowtie)形ベ
ーン64、66を有し、これらのベーンはヒンジピン6
8によってヒンジ式に相互連結される。図示されていな
いブッシングが、ピン68の部分をベーン64、66に
回転自在に支持している。
軸線25、54、55とヒンジピン68の中心線とは、
ハウジング12の中心点で交わる。ベーン64、66及
び線接触58は、作動チャンバを作動区画室に分割する
上で、協働する。
第4図に最も良く示すように、回転子部分44、46は
ベーンの厚さだけ間隔を隔てている。ベーン64、66
は、各回転子42の回転子部分44と回転部分46によ
って形成された溝70内に受入れられ、保持される。溝
70は、回転子部分44、46の円錐面56と外側面7
1との間に延びる。
ベーン64、66の各々は、夫々の出力軸(アウトプッ
ト軸)24に直結される。ギア装置、即ち、リンケージ
(全体的に72で指示する)が、ベーン64、66の各
々に設けられる。各リンケージ72は、比較的長く且つ
凸状のプラネタリサンギア部74を有し、サンギア部7
4は、ヒンジピン68と反対側のベーン64又は66の
側部に取付けられる。各リンケージ72は又、夫々の軸
24の内端に取付けられた凹状のリンクギア部76と、
2つの部位74、76に連結した細長いピニオンプラネ
ットギア78とを有する。
バランスウェイト組立体(第3図に全体的に80で指示
する)が、2つの部位74、76の間に各プラネットギ
ア78を保持する。ボルト(図示せず)が、細長い各プ
ラネットギア78の両端に形成された孔82内に延入す
る。これらのボルトは、各組立体80のプレート84を
プラネットギア78の端に係止する。プレート84は
又、(例えばボルトによって)バランスウェイト86に
係止され、回転するプラネットギア78及びベーン6
4、66の部分の釣り合いをとる。
プラネットギア78の各々は、ベーン64、66がヒン
ジピン68を中心に揺動するとき、夫々の部位74、7
6の間で前後に揺動する。細長いプラネットギア78
は、回転子42が回転し且つベーン64、66が回転す
るとき、ヒンジピン68をハウジング12の赤道平面2
3内で回転させ続ける。プラネットギア78は又、スプ
ラインとして作用し、トルクを伝達する。
ハウジング部分14、16は、流入口及び流出口(図せ
ず)を有する。1つ以上の小さな流入口が、赤道付近
に、好ましくは線接触58から60°の範囲内におい
て、液体燃料及びオキシダントの注入用に貫通してい
る。
第3図では、ヒンジピン68は線接触58のところにあ
り、この時、2つの区画室が形成される(ベーンの一方
の側に1つの区画室が形成され、ベーンの他方の側に他
の1つの区画室が形成される)。第4図では、ヒンジピ
ン68は線接触58から90°回転され、3つの区画室
が形成される(ベーンが90°回転した第4図の位置で
は、ベーン64、66の下側に1つの区画室が形成さ
れ、ベーン64、66の上側に、接触線58によって分
割された2つの区画室が形成される)。ヒンジピン68
の図示した端が下方に移動していると、ベーン64、6
6、線接触58及びハウジング12によって形成された
作動区画室は、作動行程にあり、拡張する。同時に、線
接触58の反対側の同様の区画室は、排出行程にあり、
収縮する。第4図に示すように、ベーン組立体62の下
側表面によって画成された作動区画室は、その最大容積
に達しており、ヒンジピン68の反対側の端がハウジン
グ12の排出口の中に上昇して、作動区画室がまさに排
出行程に移行しようとしている。
ヒンジピン68が線接触58から60°移動した後に、
ベーン64、66と線接触58とハウジング12とによ
って形成された区画室の容積は最大の約4%だけにすぎ
ず、好ましくは液体NH及びN2Oが別々に流入口から
このくさび形区画室に注入され、この区画室で、液体N
及びN2Oは化学反応により自然に爆発して該区画室
に捕捉されたガスの温度及び圧力を上昇させる。このよ
うにして、高効率のために20対1よりも大きい膨張比
をもっさ作動行程が開始される。もし燃料の注入が90
°まで連続すると、膨張率は更に、低効率でより大きな
出力のために約8対1になる。
線接触58から180°ヒンジピンが回転した後には、
第3図に示すようにベーン64、66は平坦であり、軸
線25、54、55と線接触58とによって構成される
平面内に位置する。この時点で、ベーン64、66は、
円錐面56の間に60°の幅間隔のスパンを有し、ベー
ン64、66と線接触58とハウジング12とによって
画成される区画室の容積は最大の62%に拡張する。こ
の時、2つの区画室だけが瞬間的に形成されるにすぎな
い。この時点でベーン64、66は、溝70から回転子
42に完全に延びているが、線線58のところで溝70
に完全に埋設したベーンの反対端により片持ち支持さ
れ、減少するガス圧に対して適当に支持される。
線接触58から180°乃至270°のヒンジピンの回
転の間に、区画室の容積は、排出行程の開始前に更に3
8%拡張し続ける。この時間間隔の間、区画室は、面5
6とベーン64、66の両端部とハウジング12とによ
って画成されている。以上のことから分かるように、こ
の2サイクルエンジンでは、排出行程をベーン64、6
6の2つの端の各々に対して270°の長さにすること
ができる。
上記説明により、回転子42が、それらの軸線54、5
5を中心に定速度で円滑に回転することも又、理解でき
る。ヒンジピン68の端の線接方向速度は3.4%だけ変
化するにすぎない。
ベーン64、66は正弦式にそれらの溝70に出入りし
ながら揺動する。第3図では、ベーン64、66は完全
に延ばされて、今まさに、それらの溝70の中に引っ込
もうとしており、それらの最大加速力は両方向に作り出
している。したがって、加速力は、互いに打ち消し合う
傾向を有する。
最大の力は、ベーン64、66が軸線25、54、55
の平面内で正反対に位置し、これらのベーンがヒンジの
ところで座屈する傾向がないときに生じる。他の時点で
は、ヒンジ組立体62は、第4図に示すように線接触5
8から90°回転したところで線の外側に30°折れ上
がることになる。この時には加速はない。上記2つの限
界の間では、円弧90°−270°において面56から
15°以上の角度で延びるベーン64、66の部分は、
ハウジング12の赤道平面23に向かってヒンジを座屈
させようとする加速力を及ぼす。しかしながら、円弧2
70°−0°−90°におけるベーン64、66の端部
は、ハウジング12の赤道平面23から引き離れようと
し、ヒンジを平らにしようとし、従って、ヒンジの正味
の座屈作用は常にゼロである。
上述の装置には扱いにくい加速力はなく、確かにロータ
リーエンジンとして円滑に作動する。更に、最小限の点
数の構成要素をもち、バルブ又はカムのない単純な設計
である。
吸気及び圧縮行程は、4サイクルエンジンの半分の時間
を費やすことから、この2サイクルエンジンは、所定の
排気量に対して2回動力を送り出すことができる。
液体燃料及びオキシダントを使用することによって、圧
縮行程が4サイクルエンジンの動力行程エネルギーの約
1/2を吸収することから、更に2倍の改良が達成され、
従ってエンジンは4サイクルエンジンが出すであろう所
定の排気量に対して4倍動力を出すことができる。
更に、クランク軸、フライホイール、クランクケース及
びバルブ機構のないコンパクトな球形の設計により、容
積全体に対する作動容積の比率が非常に好適である。
又、スタータも必要ない。
流体動力トランスファー装置10はロータリーエンジン
として図示され、このロータリーエンジンでは動力行程
は、ベーン64、66の各端に関して、軸24の360
°の回転当たり、連続する270°である。従って、例
示したロータリーエンジンは、平均して軸の1回転当た
り540°の動力行程になるであろう6気筒ピストンエ
ンジンに相当する。又、装置10は赤道平面に平坦なデ
ィスクをもった単一の半球形として構成しても良い。
流体動力トランスファー装置10を特定の型のエネルギ
ーを機械力及び運動に変換することによって仕事をする
ように動力を加える確実な容積式エンジン(positive di
splacement engine)として示し且つ説明したが、流体動
力トランスファー装置は又、流入口からそれ自身の中に
作動流体を吸込んで該流体を軸24の回転により排出口
から圧送する容積式ポンプの形式をとっても良いことを
理解すべきである。
本発明を実施するための最良のモード(実施態様)を詳
細に説明したが、本発明が関係する技術に精通した者に
は特許請求の範囲によって構成されるような発明を実施
するための種々の変形設計及び実施例が分かるであろ
う。特に、ヒンジピン68を赤道平面23に拘束するた
めの他の手段が認識されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により構成された流体動力トランスフ
ァー装置の側面図である。 第2図は、第1図に示す装置の端面図である。 第3図は、回転の軸線及び装置の赤道平面に垂直な極軸
線における断面図である。 第4図は、回転子を第3図に示す回転子の位置から90
°回転させた状態で示す第3図と同様な図である。 第5図は、本装置に用いた相互連結ベーン、軸、及びベ
ーンと軸との間の連結を示す斜視図である。 第6図は、相互連結されたベーンと、夫々の回転子部分
とを示す斜視図である。 10……流体動力トランスファー装置 14、16、17……ハウジング 23……赤道平面 24……軸 25……極軸線 42…回転子 59……作動チャンバ 64、66……ベーン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体動力トランスファー装置であって、 一対のベーンと、 これらのベーンを連結するためのヒンジと、 一対の軸と、 各ベーンを夫々の軸に連結するための一対のリンケージ
    であって、各リンケージが、夫々の前記ベーンを前記ヒ
    ンジを中心に揺動させるとともに、前記軸に対して垂直
    な平面において前記ヒンジが回転するように該ヒンジを
    拘束するリンケージとを有する、ことを特徴とする流体
    動力トランスファー装置。
  2. 【請求項2】ベーンを収容するための球形ハウジングを
    更に有し、 該ハウジングが、極軸線と、前記軸に対して垂直な平面
    と一致する赤道平面とを有する、ことを特徴とする請求
    項1に記載の流体動力トランスファー装置。
  3. 【請求項3】前記ハウジング内に受入れられた一対の回
    転子を更に有し、 前記回転子は極軸線に対して傾斜した回転軸線を中心に
    回転可能な前記ベーンによって支持され、 前記ベーンは、前記軸が回転するとき、前記回転子を回
    転させ、 前記回転子は、作動流体を受入れる作動チャンバを前記
    ハウジングと協働して少なくとも部分的に形成する面を
    有し、 前記ベーンは前記回転子と前記ハウジングとの間に延び
    て作動チャンバの隣接する部分を分割する、ことを特徴
    とする請求項2に記載の流体動力トランスファー装置。
  4. 【請求項4】前記回転子の各々が、一対の回転子部分
    と、該回転子部分を一緒に保持するための外側バンドと
    を有し、 前記回転子部分は、前記回転子を完全に貫通する溝を形
    成し、 前記各々のベーンが、夫々の前記溝内に受入れられる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の流体動力トランスフ
    ァー装置。
  5. 【請求項5】前記ハウジングが、該ハウジングの内面に
    形成された一対の溝部を有し、各々の外側バンドが、夫
    々の溝部内に摺動自在に受入れられる、ことを特徴とす
    る請求項4に記載の流体動力トランスファー装置。
  6. 【請求項6】前記リンケージの各々が一対のギア部と、
    それらのギア部の間に作動的に受入れられたピニオンギ
    アとを有し、 前記ギア部の一方は、夫々のベーンにしっかりと連結さ
    れ、 前記ギア部の他方は、夫々の軸にしっかりと連結され
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の流体動力トラン
    スファー装置。
  7. 【請求項7】前記ピニオンギアの各々が、該ピニオンギ
    アに取付けられたバランスウェイトを有する、ことを特
    徴とする請求項6に記載の流体動力トランスファー装
    置。
  8. 【請求項8】前記球形ハウジングが、凹状の内表面を有
    し、 前記回転子の各々が、該ハウジングの凹状内表面を摺動
    する凸状面を有する、ことを特徴とする請求項3に記載
    の流体動力トランスファー装置。
  9. 【請求項9】前記回転軸線が、互いに対して傾斜してい
    る、ことを特徴とする請求項3に記載の流体動力トラン
    スファー装置。
  10. 【請求項10】前記外側バンドの各々が、他の外側バン
    ドの円錐面に転がり係合する連続円錐面を有する、こと
    を特徴とする請求項4に記載の流体動力トランスファー
    装置。
JP63013465A 1987-01-23 1988-01-23 流体動力トランスファー装置 Expired - Lifetime JPH0658042B2 (ja)

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