JPH0658664A - 真空乾燥装置 - Google Patents
真空乾燥装置Info
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- JPH0658664A JPH0658664A JP21266992A JP21266992A JPH0658664A JP H0658664 A JPH0658664 A JP H0658664A JP 21266992 A JP21266992 A JP 21266992A JP 21266992 A JP21266992 A JP 21266992A JP H0658664 A JPH0658664 A JP H0658664A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 切換バルブ34にて冷却室26を吸気路18に連通
させる。大気圧状態の空気を排気路16の送風機15にて冷
却室26、吸気路18の加熱室23、乾燥室11の被乾燥物13、
再び冷却室26に順次循環させる。被乾燥物13の温度を短
時間で上昇させる。工業部品などの被乾燥物13に付着し
ている溶剤を蒸発する。溶剤蒸気を冷却室26に導き液化
する。液化した溶剤を溶剤回収器28に回収する。切換バ
ルブ34にて冷却室26を排気風路31に連通させる。冷却室
26から吸気路18への空気流を遮断する。真空ポンプ31に
て空気を吸引する。乾燥室11の内部を真空状態に近づけ
る。温度を上昇させた被乾燥物13に付着している溶剤を
短時間で大量に蒸発させる。 【効果】 工業部品などの被乾燥物13に付着している溶
剤を回収しながら短時間に乾燥できる。
させる。大気圧状態の空気を排気路16の送風機15にて冷
却室26、吸気路18の加熱室23、乾燥室11の被乾燥物13、
再び冷却室26に順次循環させる。被乾燥物13の温度を短
時間で上昇させる。工業部品などの被乾燥物13に付着し
ている溶剤を蒸発する。溶剤蒸気を冷却室26に導き液化
する。液化した溶剤を溶剤回収器28に回収する。切換バ
ルブ34にて冷却室26を排気風路31に連通させる。冷却室
26から吸気路18への空気流を遮断する。真空ポンプ31に
て空気を吸引する。乾燥室11の内部を真空状態に近づけ
る。温度を上昇させた被乾燥物13に付着している溶剤を
短時間で大量に蒸発させる。 【効果】 工業部品などの被乾燥物13に付着している溶
剤を回収しながら短時間に乾燥できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業部品、電気部品、電
子部品などの真空乾燥装置に係り、溶剤が付着している
工業部品などから溶剤を回収しながら温風および真空状
態を利用して乾燥するものに関する。
子部品などの真空乾燥装置に係り、溶剤が付着している
工業部品などから溶剤を回収しながら温風および真空状
態を利用して乾燥するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の真空乾燥装置は、図2に示
すように、真空乾燥装置の内部に真空槽1を設け、この
真空槽1には複数のプレートヒーター2を上下方向に並
設し、これらプレートヒーター2の上部に間隔をおいて
乾燥棚3をそれぞれ配設し、これら乾燥棚3に溶剤が付
着している工業部品などの被乾燥物4をそれぞれ載置し
て、被乾燥物4を下部のプレートヒーター2により加熱
して温度を上昇させるとともに、この真空槽1の内部の
空気を真空ポンプ5にて吸引して真空状態に近づけて、
被乾燥物4に付着している溶剤を蒸発させ、この溶剤蒸
気を真空ポンプ5にて排気風路6に吸込み、排気風路6
の途中に設けられかつ冷却器7に接続された冷却室8で
冷却液化して溶剤回収しながら被乾燥物4を乾燥する構
造を採っている。
すように、真空乾燥装置の内部に真空槽1を設け、この
真空槽1には複数のプレートヒーター2を上下方向に並
設し、これらプレートヒーター2の上部に間隔をおいて
乾燥棚3をそれぞれ配設し、これら乾燥棚3に溶剤が付
着している工業部品などの被乾燥物4をそれぞれ載置し
て、被乾燥物4を下部のプレートヒーター2により加熱
して温度を上昇させるとともに、この真空槽1の内部の
空気を真空ポンプ5にて吸引して真空状態に近づけて、
被乾燥物4に付着している溶剤を蒸発させ、この溶剤蒸
気を真空ポンプ5にて排気風路6に吸込み、排気風路6
の途中に設けられかつ冷却器7に接続された冷却室8で
冷却液化して溶剤回収しながら被乾燥物4を乾燥する構
造を採っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の構
造の真空乾燥装置では、真空槽1の内部は並設されたプ
レートヒーター2、乾燥棚3などで分画され一定の空気
流路が形成されにくく、真空乾燥の初期段階ではプレー
トヒーター2の熱は真空槽1の内部に残存している周囲
空気に拡散されやすいため、被乾燥物4の温度が上昇し
にくく、一方真空槽1の内部が次第に真空状態に近づく
と、熱媒体となる空気量が減少するため、プレートヒー
ター2の熱が被乾燥物4に伝達しにくくなるため、被乾
燥物4の温度が上昇しにくく、被乾燥物4に付着してい
る溶剤の蒸発が遅くなり、乾燥時間が長くなるという問
題を有している。
造の真空乾燥装置では、真空槽1の内部は並設されたプ
レートヒーター2、乾燥棚3などで分画され一定の空気
流路が形成されにくく、真空乾燥の初期段階ではプレー
トヒーター2の熱は真空槽1の内部に残存している周囲
空気に拡散されやすいため、被乾燥物4の温度が上昇し
にくく、一方真空槽1の内部が次第に真空状態に近づく
と、熱媒体となる空気量が減少するため、プレートヒー
ター2の熱が被乾燥物4に伝達しにくくなるため、被乾
燥物4の温度が上昇しにくく、被乾燥物4に付着してい
る溶剤の蒸発が遅くなり、乾燥時間が長くなるという問
題を有している。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、溶剤を回収しながら短時間で乾燥できる工業部品な
どの真空乾燥装置を提供することを目的とする。
で、溶剤を回収しながら短時間で乾燥できる工業部品な
どの真空乾燥装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の真空乾燥装置
は、乾燥室、この乾燥室の排気口に連通され送風機を有
する排気路、前記乾燥室の吸気口に連通され加熱室を有
する吸気路および前記排気路と吸気路との間に連通接続
されかつ溶剤回収路を連通させた冷却室とにて空気循環
路を形成し、前記空気循環路の冷却室の導出側にこの冷
却室に連通接続されかつ真空ポンプに接続される排気風
路を設けるとともに、前記冷却室の導出側に前記吸気路
と前記排気風路とを選択的に連通させる切換バルブを設
けたものである。
は、乾燥室、この乾燥室の排気口に連通され送風機を有
する排気路、前記乾燥室の吸気口に連通され加熱室を有
する吸気路および前記排気路と吸気路との間に連通接続
されかつ溶剤回収路を連通させた冷却室とにて空気循環
路を形成し、前記空気循環路の冷却室の導出側にこの冷
却室に連通接続されかつ真空ポンプに接続される排気風
路を設けるとともに、前記冷却室の導出側に前記吸気路
と前記排気風路とを選択的に連通させる切換バルブを設
けたものである。
【0006】
【作用】本発明の真空乾燥装置は、乾燥室の工業部品な
どの被乾燥物を乾燥するには、まず、切換バルブにて冷
却室を吸気路に連通させ、大気圧状態の空気を排気路の
送風機にて冷却室、吸気路の加熱室、乾燥室の被乾燥
物、再び冷却室に順次循環させて空気循環路を形成し、
加熱室で加熱された空気を温風として乾燥室に連続して
送込み乾燥室の被乾燥物の温度を短時間で上昇させる。
そして、この温風にて被乾燥物に付着している溶剤を蒸
発させて、温風乾燥を行う。
どの被乾燥物を乾燥するには、まず、切換バルブにて冷
却室を吸気路に連通させ、大気圧状態の空気を排気路の
送風機にて冷却室、吸気路の加熱室、乾燥室の被乾燥
物、再び冷却室に順次循環させて空気循環路を形成し、
加熱室で加熱された空気を温風として乾燥室に連続して
送込み乾燥室の被乾燥物の温度を短時間で上昇させる。
そして、この温風にて被乾燥物に付着している溶剤を蒸
発させて、温風乾燥を行う。
【0007】次に、切換バルブにて冷却室を排気風路に
連通させ、冷却室から吸気路への空気流を遮断し、真空
ポンプにて空気を吸引し乾燥室の内部を真空状態に近づ
けて、前の温風乾燥工程で温度を上昇させた被乾燥物に
付着している溶剤の蒸発を促進することにより、被乾燥
物を短時間に乾燥させる。
連通させ、冷却室から吸気路への空気流を遮断し、真空
ポンプにて空気を吸引し乾燥室の内部を真空状態に近づ
けて、前の温風乾燥工程で温度を上昇させた被乾燥物に
付着している溶剤の蒸発を促進することにより、被乾燥
物を短時間に乾燥させる。
【0008】そして、この真空乾燥工程では真空状態に
近づけて被乾燥物の溶剤を短期間で大量に蒸発させ、一
方温風乾燥工程では温風にて被乾燥物の溶剤を少しずつ
蒸発させるが、いずれの工程においても、この溶剤蒸気
を含んだ空気を冷却室に送込み、冷却して溶剤蒸気を液
化分離して溶剤回収をしながら乾燥を行なう。
近づけて被乾燥物の溶剤を短期間で大量に蒸発させ、一
方温風乾燥工程では温風にて被乾燥物の溶剤を少しずつ
蒸発させるが、いずれの工程においても、この溶剤蒸気
を含んだ空気を冷却室に送込み、冷却して溶剤蒸気を液
化分離して溶剤回収をしながら乾燥を行なう。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例の構成を図1に基づいて説
明する。
明する。
【0010】11は乾燥室で、この乾燥室11には金網など
で形成された略矩形状の乾燥かご12が設けられ、乾燥室
11の前面開閉扉(図示せず)から乾燥かご12内に石油系
溶剤などの溶剤が付着している工業部品などの被乾燥物
13の出入れが可能となっている。
で形成された略矩形状の乾燥かご12が設けられ、乾燥室
11の前面開閉扉(図示せず)から乾燥かご12内に石油系
溶剤などの溶剤が付着している工業部品などの被乾燥物
13の出入れが可能となっている。
【0011】また、前記乾燥室11の上部に排気口14が開
口され、この排気口14に送風機15を設けた排気路16が連
通されている。さらに、前記乾燥室11の下側部に吸気口
17が開口され、この吸気口17に連通された吸気路18には
蒸気管21を有する加熱器22を設けた加熱室23が形成され
ている。
口され、この排気口14に送風機15を設けた排気路16が連
通されている。さらに、前記乾燥室11の下側部に吸気口
17が開口され、この吸気口17に連通された吸気路18には
蒸気管21を有する加熱器22を設けた加熱室23が形成され
ている。
【0012】また、前記排気路16の導出側には冷却水管
24を有する凝縮器25を設けた冷却室26が接続され、この
冷却室26の導出側には前記吸気路18が連通されている。
またこの冷却室26の下部には溶剤回収路27が連通され、
この溶剤回収路27には溶剤回収器28が接続されている。
24を有する凝縮器25を設けた冷却室26が接続され、この
冷却室26の導出側には前記吸気路18が連通されている。
またこの冷却室26の下部には溶剤回収路27が連通され、
この溶剤回収路27には溶剤回収器28が接続されている。
【0013】また、前記吸気路18と並列に設けた排気風
路31が前記冷却室26の導出側に接続され、この排気風路
31の導出側には真空ポンプ32が接続されている。そし
て、この真空ポンプ32の吸込側には、エアフィルタなど
のポンプ保護フィルタ33が設けられ、このポンプ保護フ
ィルタ33にて溶媒蒸気が真空ポンプ32に吸込まれること
が防止され、真空ポンプ32のオイル劣化が防止される。
さらに、必要に応じて、ポンプ保護フィルタ33の吸込側
には、図示しない冷却器を設けたりあるいは実公昭63
−41043号公報に記載の凝縮性ガス液化除去装置を
設けたりして、溶媒蒸気を液化除去して真空ポンプ32の
保護を強化してもよい。
路31が前記冷却室26の導出側に接続され、この排気風路
31の導出側には真空ポンプ32が接続されている。そし
て、この真空ポンプ32の吸込側には、エアフィルタなど
のポンプ保護フィルタ33が設けられ、このポンプ保護フ
ィルタ33にて溶媒蒸気が真空ポンプ32に吸込まれること
が防止され、真空ポンプ32のオイル劣化が防止される。
さらに、必要に応じて、ポンプ保護フィルタ33の吸込側
には、図示しない冷却器を設けたりあるいは実公昭63
−41043号公報に記載の凝縮性ガス液化除去装置を
設けたりして、溶媒蒸気を液化除去して真空ポンプ32の
保護を強化してもよい。
【0014】また、前記冷却室26の導出側には、この冷
却室26を前記吸気路18と排気風路31とに選択的に連通さ
せる切換バルブ34が設けられ、この切換バルブ34は空気
シリンダー、油圧シリンダーまたは電磁装置などにて上
下方向に移動して、切換バルブ34の下部を構成するバル
ブ本体35が冷却室26の導出側に開口した切換口36を開閉
するようになっている。
却室26を前記吸気路18と排気風路31とに選択的に連通さ
せる切換バルブ34が設けられ、この切換バルブ34は空気
シリンダー、油圧シリンダーまたは電磁装置などにて上
下方向に移動して、切換バルブ34の下部を構成するバル
ブ本体35が冷却室26の導出側に開口した切換口36を開閉
するようになっている。
【0015】そして、前記乾燥室11と、この乾燥室11の
排気口14に連通された排気路16と、この排気路16の導出
側に接続されるとともに前記吸気路18を導出側に接続し
た冷却室26とにて空気循環路37が形成される。
排気口14に連通された排気路16と、この排気路16の導出
側に接続されるとともに前記吸気路18を導出側に接続し
た冷却室26とにて空気循環路37が形成される。
【0016】さらに、前記加熱器22の蒸気管21には調整
バルブ38が設けられ、この調整バルブ38の調整で、加熱
器22は被乾燥物13に応じた温度に空気を加熱する。な
お、加熱器22としてはプレートヒーターなども用いるこ
ともできるが、石油系溶剤などの溶剤の引火性が低いこ
とを考慮すると、蒸気管21を用いる蒸気加熱の方が安全
性が高いので好ましい。
バルブ38が設けられ、この調整バルブ38の調整で、加熱
器22は被乾燥物13に応じた温度に空気を加熱する。な
お、加熱器22としてはプレートヒーターなども用いるこ
ともできるが、石油系溶剤などの溶剤の引火性が低いこ
とを考慮すると、蒸気管21を用いる蒸気加熱の方が安全
性が高いので好ましい。
【0017】次にこの実施例の作用を説明する。
【0018】乾燥室11の乾燥かご12内に溶剤が付着して
いる工業部品などの被乾燥物13を投入する。また、切換
バルブ34を上方向に移動して、吸気路18の導入側の切換
口36をバルブ本体35にて閉塞して冷却室26の導出側を吸
気路18に連通させて空気循環路37を形成する。
いる工業部品などの被乾燥物13を投入する。また、切換
バルブ34を上方向に移動して、吸気路18の導入側の切換
口36をバルブ本体35にて閉塞して冷却室26の導出側を吸
気路18に連通させて空気循環路37を形成する。
【0019】そして、加熱器22の蒸気管21に蒸気を循環
させるとともに送風機15を駆動すると、吸気路18の加熱
器22にて加熱された空気が温風として乾燥室11に導入さ
れ、乾燥かご12内の被乾燥物13に付着されている溶剤が
蒸発され、この溶剤蒸気は空気とともに排気路16から冷
却室26に導かれ、溶剤は冷却されて液化され、液化した
溶剤は溶剤回収路27に排出され、この溶剤回収路27から
溶剤回収器28に回収される。そして、溶剤が回収された
空気は吸気路18に導入され、再び、加熱器22で加熱さ
れ、この行程が順次反復され、被乾燥物13は温風にて乾
燥されるとともに、溶剤が回収される。
させるとともに送風機15を駆動すると、吸気路18の加熱
器22にて加熱された空気が温風として乾燥室11に導入さ
れ、乾燥かご12内の被乾燥物13に付着されている溶剤が
蒸発され、この溶剤蒸気は空気とともに排気路16から冷
却室26に導かれ、溶剤は冷却されて液化され、液化した
溶剤は溶剤回収路27に排出され、この溶剤回収路27から
溶剤回収器28に回収される。そして、溶剤が回収された
空気は吸気路18に導入され、再び、加熱器22で加熱さ
れ、この行程が順次反復され、被乾燥物13は温風にて乾
燥されるとともに、溶剤が回収される。
【0020】また、この温風乾燥工程では、大気圧状態
の空気は排気路16の送風機15にて空気循環路37を図1の
矢印aに示すように循環流通して、乾燥室11に加熱室23
から温風が連続して送込まれ、乾燥室11の被乾燥物13の
温度が短時間で上昇する。
の空気は排気路16の送風機15にて空気循環路37を図1の
矢印aに示すように循環流通して、乾燥室11に加熱室23
から温風が連続して送込まれ、乾燥室11の被乾燥物13の
温度が短時間で上昇する。
【0021】そして、この被乾燥物13の温度がこの被乾
燥物13に応じて設定された設定温度に達したときに、前
記温風乾燥工程から真空乾燥工程に切換える。すなわ
ち、切換バルブ34を下方向に移動させて、切換バルブ34
のバルブ本体35にて冷却室26の導出側の切換口36を閉塞
させて冷却室26の導出側を排気風路31に連通させて、冷
却室26から吸気路18への空気の流れを遮断し、前記空気
循環路37をバルブ本体35にて遮断する。この遮断された
空気循環路37の空気は、図1の矢印bに示すように、冷
却室26の導出側から真空ポンプ32にて吸引されて排気風
路31に排出され、遮断された空気循環路37は徐々に真空
状態に近づいていく。
燥物13に応じて設定された設定温度に達したときに、前
記温風乾燥工程から真空乾燥工程に切換える。すなわ
ち、切換バルブ34を下方向に移動させて、切換バルブ34
のバルブ本体35にて冷却室26の導出側の切換口36を閉塞
させて冷却室26の導出側を排気風路31に連通させて、冷
却室26から吸気路18への空気の流れを遮断し、前記空気
循環路37をバルブ本体35にて遮断する。この遮断された
空気循環路37の空気は、図1の矢印bに示すように、冷
却室26の導出側から真空ポンプ32にて吸引されて排気風
路31に排出され、遮断された空気循環路37は徐々に真空
状態に近づいていく。
【0022】そして、この遮断された空気循環路37の乾
燥室11が真空状態に近づくと、前記温風乾燥行程で温度
を上昇させた乾燥室11の被乾燥物13に付着されている溶
剤が短期間で大量に蒸発する。すなわち真空状態に近づ
くと熱伝達がされにくくなるため一旦上昇させた被乾燥
物13の温度をそのまま維持でき、かつ真空状態に近づく
と溶剤の沸点が降下するので、溶剤の蒸発を促進させる
ことができる。
燥室11が真空状態に近づくと、前記温風乾燥行程で温度
を上昇させた乾燥室11の被乾燥物13に付着されている溶
剤が短期間で大量に蒸発する。すなわち真空状態に近づ
くと熱伝達がされにくくなるため一旦上昇させた被乾燥
物13の温度をそのまま維持でき、かつ真空状態に近づく
と溶剤の沸点が降下するので、溶剤の蒸発を促進させる
ことができる。
【0023】そして、前記温風乾燥行程では乾燥室11が
大気圧状態であるため被乾燥物13の溶剤がわずかずつ蒸
発するのに対して、真空乾燥行程では乾燥室11が真空状
態に近づきかつ被乾燥物13が所定の温度に維持されるた
め溶剤を短期間で大量に蒸発させることができ、全体と
して乾燥時間を短縮することができる。
大気圧状態であるため被乾燥物13の溶剤がわずかずつ蒸
発するのに対して、真空乾燥行程では乾燥室11が真空状
態に近づきかつ被乾燥物13が所定の温度に維持されるた
め溶剤を短期間で大量に蒸発させることができ、全体と
して乾燥時間を短縮することができる。
【0024】そして、図1の矢印bに示すように、この
溶剤蒸気は空気とともに排気路16から冷却室26に導か
れ、溶剤は冷却されて液化し、液化した溶剤は溶剤回収
路27に排出され、この溶剤回収路27から溶剤回収器28に
回収される。また、この溶剤蒸気が分離された空気は排
気風路31を経由し、ポンプ保護フィルタ33を通過して真
空ポンプ32に吸込まれる。そして、空気中に残存してい
る溶剤蒸気はポンプ保護フィルタ33に捕捉され、真空ポ
ンプ32へ吸込まれることが防止される。
溶剤蒸気は空気とともに排気路16から冷却室26に導か
れ、溶剤は冷却されて液化し、液化した溶剤は溶剤回収
路27に排出され、この溶剤回収路27から溶剤回収器28に
回収される。また、この溶剤蒸気が分離された空気は排
気風路31を経由し、ポンプ保護フィルタ33を通過して真
空ポンプ32に吸込まれる。そして、空気中に残存してい
る溶剤蒸気はポンプ保護フィルタ33に捕捉され、真空ポ
ンプ32へ吸込まれることが防止される。
【0025】さらに、ポンプ保護フィルタ33の吸込側に
必要に応じて図示しない冷却器あるいは凝縮性ガス液化
除去装置が設けられた場合は、この冷却器などにて残存
している溶剤蒸気は液化除去され、溶剤蒸気が真空ポン
プ32へ吸込まれるのが確実に防止される。
必要に応じて図示しない冷却器あるいは凝縮性ガス液化
除去装置が設けられた場合は、この冷却器などにて残存
している溶剤蒸気は液化除去され、溶剤蒸気が真空ポン
プ32へ吸込まれるのが確実に防止される。
【0026】また、前記真空乾燥行程では、乾燥室11の
空気は真空ポンプ32にて吸引されるため送風機15を停止
してもよく、かつ真空に近い状態では熱伝達がされにく
くなるため加熱器22を停止してもよい。
空気は真空ポンプ32にて吸引されるため送風機15を停止
してもよく、かつ真空に近い状態では熱伝達がされにく
くなるため加熱器22を停止してもよい。
【0027】さらに、被乾燥物13の種類により耐熱温度
などが異なるため、この被乾燥物13に応じた温度を設定
し、この設定温度に達するまでの時間を予め測定するな
どして、タイマー制御により温風乾燥行程を行ってもよ
い。同様に引続き真空乾燥行程もタイマー制御により行
ってもよい。
などが異なるため、この被乾燥物13に応じた温度を設定
し、この設定温度に達するまでの時間を予め測定するな
どして、タイマー制御により温風乾燥行程を行ってもよ
い。同様に引続き真空乾燥行程もタイマー制御により行
ってもよい。
【0028】前記実施例では、冷却室26の凝縮器25は冷
却水管24を用いたものについて説明したが、冷却機にて
冷却された水、または他の冷媒を循環させるようにする
こともできる。
却水管24を用いたものについて説明したが、冷却機にて
冷却された水、または他の冷媒を循環させるようにする
こともできる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、乾燥室の工業部品など
の被乾燥物を乾燥するには、まず、切換バルブにて冷却
室を吸気路に連通させ、大気圧状態の空気を排気路の送
風機にて冷却室、吸気路の加熱室、乾燥室の被乾燥物、
再び冷却室に順次循環させて空気循環路を形成し、加熱
室で加熱された空気を温風として乾燥室に連続して送込
み乾燥室の被乾燥物の温度を短時間で上昇させ、この温
風にて被乾燥物に付着している溶剤を蒸発させて温風乾
燥を行ない、次に、切換バルブにて冷却室を排気風路に
連通させ、冷却室から吸気路への空気流を遮断し、真空
ポンプにて空気を吸引し乾燥室の内部を真空状態に近づ
けて、前の温風乾燥工程で温度を上昇させた被乾燥物に
付着している溶剤の蒸発を促進することにより、被乾燥
物を短時間に乾燥することができる。
の被乾燥物を乾燥するには、まず、切換バルブにて冷却
室を吸気路に連通させ、大気圧状態の空気を排気路の送
風機にて冷却室、吸気路の加熱室、乾燥室の被乾燥物、
再び冷却室に順次循環させて空気循環路を形成し、加熱
室で加熱された空気を温風として乾燥室に連続して送込
み乾燥室の被乾燥物の温度を短時間で上昇させ、この温
風にて被乾燥物に付着している溶剤を蒸発させて温風乾
燥を行ない、次に、切換バルブにて冷却室を排気風路に
連通させ、冷却室から吸気路への空気流を遮断し、真空
ポンプにて空気を吸引し乾燥室の内部を真空状態に近づ
けて、前の温風乾燥工程で温度を上昇させた被乾燥物に
付着している溶剤の蒸発を促進することにより、被乾燥
物を短時間に乾燥することができる。
【0030】そして、この真空乾燥工程では真空状態に
近づけて被乾燥物の溶剤を短期間で大量に蒸発させ、一
方温風乾燥工程では温風にて被乾燥物の溶剤を少しずつ
蒸発させるが、いずれの工程においても、この溶剤蒸気
を含んだ空気を冷却室に送込み、冷却して溶剤蒸気を液
化分離して溶剤回収をしながら乾燥を行なうことができ
る。
近づけて被乾燥物の溶剤を短期間で大量に蒸発させ、一
方温風乾燥工程では温風にて被乾燥物の溶剤を少しずつ
蒸発させるが、いずれの工程においても、この溶剤蒸気
を含んだ空気を冷却室に送込み、冷却して溶剤蒸気を液
化分離して溶剤回収をしながら乾燥を行なうことができ
る。
【図1】本発明の真空乾燥装置の一実施例を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】従来の真空乾燥装置の一実施例を示す説明図で
ある。
ある。
11 乾燥室 14 排気口 15 送風機 16 排気路 17 吸気口 18 吸気路 23 加熱室 26 冷却室 27 溶剤回収路 31 排気風路 32 真空ポンプ 34 切換バルブ 37 空気循環路
Claims (1)
- 【請求項1】 乾燥室、この乾燥室の排気口に連通され
送風機を有する排気路、前記乾燥室の吸気口に連通され
加熱室を有する吸気路および前記排気路と吸気路との間
に連通接続されかつ溶剤回収路を連通させた冷却室とに
て空気循環路を形成し、 前記空気循環路の冷却室の導出側にこの冷却室に連通接
続されかつ真空ポンプに接続される排気風路を設けると
ともに、前記冷却室の導出側に前記吸気路と前記排気風
路とを選択的に連通させる切換バルブを設けたことを特
徴とする真空乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21266992A JP2608663B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 真空乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21266992A JP2608663B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 真空乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658664A true JPH0658664A (ja) | 1994-03-04 |
| JP2608663B2 JP2608663B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=16626442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21266992A Expired - Fee Related JP2608663B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 真空乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2608663B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010266096A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Aqua Kagaku Kk | 乾燥装置及び乾燥方法 |
| JP2011242356A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の乾燥装置および乾燥方法 |
| WO2017002176A1 (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-05 | 株式会社島津製作所 | 真空装置、及び、これを備えた分析装置 |
| CN113532030A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-10-22 | 淄博可恩口腔医院有限公司 | 一种用于脉动真空灭菌器的闪蒸干燥装置及其控制方法 |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP21266992A patent/JP2608663B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010266096A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Aqua Kagaku Kk | 乾燥装置及び乾燥方法 |
| JP2011242356A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の乾燥装置および乾燥方法 |
| WO2017002176A1 (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-05 | 株式会社島津製作所 | 真空装置、及び、これを備えた分析装置 |
| CN113532030A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-10-22 | 淄博可恩口腔医院有限公司 | 一种用于脉动真空灭菌器的闪蒸干燥装置及其控制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2608663B2 (ja) | 1997-05-07 |
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|---|---|---|---|
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