JPH0658961A - 誘導判別型検電器 - Google Patents
誘導判別型検電器Info
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- JPH0658961A JPH0658961A JP23517692A JP23517692A JPH0658961A JP H0658961 A JPH0658961 A JP H0658961A JP 23517692 A JP23517692 A JP 23517692A JP 23517692 A JP23517692 A JP 23517692A JP H0658961 A JPH0658961 A JP H0658961A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 34
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電誘導を受けている死線を確実に識別する
ことである。 【構成】 検電子を送配電線等の充電部に接触させると
共に充電部検出回路を接地し、充電部の充電の有無を検
出する検電器において、前記検電子と充電部検出回路に
直列接続された整流素子と、大地へ直接アースを取るた
めの接地手段とを備える。
ことである。 【構成】 検電子を送配電線等の充電部に接触させると
共に充電部検出回路を接地し、充電部の充電の有無を検
出する検電器において、前記検電子と充電部検出回路に
直列接続された整流素子と、大地へ直接アースを取るた
めの接地手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘導判別型検電器に
関し、さらに詳しくは、活線と死線とを識別することの
出来る誘導判別型検電器に関する。
関し、さらに詳しくは、活線と死線とを識別することの
出来る誘導判別型検電器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の検電器の構成を示す等価回
路図であり、作業員は大地に立ち検電器を保持し、空中
に張られた電力線を検電している。
路図であり、作業員は大地に立ち検電器を保持し、空中
に張られた電力線を検電している。
【0003】図において、51は検電子、52は入力抵
抗、53は検出部抵抗、54は検出部抵抗53に並列に
接続された電圧計である。55は作業員の体と検電器お
よび作業員の体と大地間における静電容量である。この
静電容量としては作業員の手のひらと検電器の握持部間
の静電容量、作業員の足の裏と大地間の静電容量が主な
ものである。
抗、53は検出部抵抗、54は検出部抵抗53に並列に
接続された電圧計である。55は作業員の体と検電器お
よび作業員の体と大地間における静電容量である。この
静電容量としては作業員の手のひらと検電器の握持部間
の静電容量、作業員の足の裏と大地間の静電容量が主な
ものである。
【0004】56は検電される電力線である。この検電
器では、電力線56が活線状態にあると、電力線56と
アース間で検電器および作業員の体を介して微小交流電
流が流れる。これにより検出用抵抗器53で発生する微
小電圧降下を電圧計54により検出し、電力線56が活
線状態にあるか否か、すなわち充電された状態にあるか
否かを検出する。
器では、電力線56が活線状態にあると、電力線56と
アース間で検電器および作業員の体を介して微小交流電
流が流れる。これにより検出用抵抗器53で発生する微
小電圧降下を電圧計54により検出し、電力線56が活
線状態にあるか否か、すなわち充電された状態にあるか
否かを検出する。
【0005】図8は、電力線56と電力線57とが互い
に隣接している場合に、電力線57を検電対象としたと
きの検電器の構成を示す等価回路図である。
に隣接している場合に、電力線57を検電対象としたと
きの検電器の構成を示す等価回路図である。
【0006】図9は、電力線56が活線状態、電力線5
7が死線であり、電力線56から電力線57へ静電誘導
がある場合において、電力線56と電力線57間の結合
容量Ccを考慮したときの等価回路図である。
7が死線であり、電力線56から電力線57へ静電誘導
がある場合において、電力線56と電力線57間の結合
容量Ccを考慮したときの等価回路図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すような電力
線56と電力線57とが互いに隣接している場合に電力
線57を検電しようとすると、電力線57は電力線56
の静電誘導の影響を受ける。電力線56の電圧波形を図
10の(イ)とすると、図9に示す電力線57の電位V
Bおよび検出部抵抗53の電圧降下VCの電圧波形は図
10の(ロ),(ハ)のようになり、死線である電力線
57を検電しているのにもかかわらず、電力線56から
の静電誘導により電力線57とアース間で検電器および
作業員の体を介して微小交流電流が流れている。この結
果、検出部抵抗53で発生する電圧降下を電圧計54が
検出し、電力線57か活線状態にあると誤認してしまう
という問題点がある。
線56と電力線57とが互いに隣接している場合に電力
線57を検電しようとすると、電力線57は電力線56
の静電誘導の影響を受ける。電力線56の電圧波形を図
10の(イ)とすると、図9に示す電力線57の電位V
Bおよび検出部抵抗53の電圧降下VCの電圧波形は図
10の(ロ),(ハ)のようになり、死線である電力線
57を検電しているのにもかかわらず、電力線56から
の静電誘導により電力線57とアース間で検電器および
作業員の体を介して微小交流電流が流れている。この結
果、検出部抵抗53で発生する電圧降下を電圧計54が
検出し、電力線57か活線状態にあると誤認してしまう
という問題点がある。
【0008】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、この発明の第1の目的は、静電
誘導を受けている死線を確実に識別することにより死線
と活線を判別することのできる誘導判別型検電器を提供
することである。
目してなされたもので、この発明の第1の目的は、静電
誘導を受けている死線を確実に識別することにより死線
と活線を判別することのできる誘導判別型検電器を提供
することである。
【0009】さらに、この発明の第2の目的は、活線の
正確な対地間電圧を検出することのできる誘導判別型検
電器を提供することにある。
正確な対地間電圧を検出することのできる誘導判別型検
電器を提供することにある。
【0010】また、この発明の第3の目的は、死線の受
けている静電誘導の大きさを推定することを可能とする
誘導判別型検電器を提供することである。
けている静電誘導の大きさを推定することを可能とする
誘導判別型検電器を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この請求項1の発明に係
る誘導判別型検電器は、検電子を送配電線等の充電部に
直接接触させると共に充電部検出回路を接地し、充電部
の充電の有無を検出する検電器において、前記検電子と
充電部検出回路に直列接続された整流素子と、大地へ直
接アースを取るための接地手段とを備えるようにしたも
のである。
る誘導判別型検電器は、検電子を送配電線等の充電部に
直接接触させると共に充電部検出回路を接地し、充電部
の充電の有無を検出する検電器において、前記検電子と
充電部検出回路に直列接続された整流素子と、大地へ直
接アースを取るための接地手段とを備えるようにしたも
のである。
【0012】この請求項2の発明に係る誘導判別型検電
器は、請求項1の発明に係る誘導判別型検電器におい
て、検電子とアース間に流れる微小電流あるいはこの微
小電流に対応した電圧の時間的変化の大きさを基に検電
対象が活線であるか否かを識別することを可能にすると
共に他の活線からの線間誘導の大きさを推定することを
可能にする誘導レベル識別手段を備えるようにしたもの
である。
器は、請求項1の発明に係る誘導判別型検電器におい
て、検電子とアース間に流れる微小電流あるいはこの微
小電流に対応した電圧の時間的変化の大きさを基に検電
対象が活線であるか否かを識別することを可能にすると
共に他の活線からの線間誘導の大きさを推定することを
可能にする誘導レベル識別手段を備えるようにしたもの
である。
【0013】
【作用】この請求項1の発明における誘導判別型検電器
は、検電子と充電部検出回路に整流素子を直列接続し、
検電子とアース間に流れる電流を整流する。この結果、
検電子とアース間に流れる電流における交流成分が一方
向となり、検電対象が静電誘導を受けている死線の場合
には、検電と同時に上記電流が時間と共に減少する。ま
た、検電対象が活線の場合には、上記電流は変化せず所
定の大きさを維持する。従って、上記電流あるいはその
電流に対応する電圧に着目することにより活線と死線を
判別することができる。さらに、接地手段により大地へ
直接アースを取るため対地間抵抗が低くなり活線の正確
な対地間電圧を検出することができる。
は、検電子と充電部検出回路に整流素子を直列接続し、
検電子とアース間に流れる電流を整流する。この結果、
検電子とアース間に流れる電流における交流成分が一方
向となり、検電対象が静電誘導を受けている死線の場合
には、検電と同時に上記電流が時間と共に減少する。ま
た、検電対象が活線の場合には、上記電流は変化せず所
定の大きさを維持する。従って、上記電流あるいはその
電流に対応する電圧に着目することにより活線と死線を
判別することができる。さらに、接地手段により大地へ
直接アースを取るため対地間抵抗が低くなり活線の正確
な対地間電圧を検出することができる。
【0014】この請求項2の発明における誘導判別型検
電器は、検電子とアース間に流れる電流あるいはこの電
流に対応した電圧の時間的変化率の大きさは、検電対象
が活線であるか否かにより、さらに、検電対象が活線で
ない場合は他の活線からの線間誘導の大きさに応じて変
わる。従って、前記時間的変化率の大きさを基に検電対
象が活線か死線かを識別することが可能となり、さらに
他の活線からの線間誘導の大きさを推定することが可能
となる。
電器は、検電子とアース間に流れる電流あるいはこの電
流に対応した電圧の時間的変化率の大きさは、検電対象
が活線であるか否かにより、さらに、検電対象が活線で
ない場合は他の活線からの線間誘導の大きさに応じて変
わる。従って、前記時間的変化率の大きさを基に検電対
象が活線か死線かを識別することが可能となり、さらに
他の活線からの線間誘導の大きさを推定することが可能
となる。
【0015】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の誘導判別型検電器の一実施例を示す等
価回路図である。
図1はこの発明の誘導判別型検電器の一実施例を示す等
価回路図である。
【0016】図において、1は検電子、2は入力抵抗、
3は検出部抵抗、4は検出部抵抗3に並列に接続された
電圧計である。6は検電対象となる電力線である。7は
電力線6の近傍に平行に配置された他の電力線である。
8はアース線であり、検出部抵抗3と電圧計4の接続点
Pから引き出されている。アース線8の先端部にはアー
ス棒9が接続されている。このアース棒9は大地に挿し
込まれるものであり、このアース棒により接地された状
態では、対地間抵抗は低抵抗となっている。
3は検出部抵抗、4は検出部抵抗3に並列に接続された
電圧計である。6は検電対象となる電力線である。7は
電力線6の近傍に平行に配置された他の電力線である。
8はアース線であり、検出部抵抗3と電圧計4の接続点
Pから引き出されている。アース線8の先端部にはアー
ス棒9が接続されている。このアース棒9は大地に挿し
込まれるものであり、このアース棒により接地された状
態では、対地間抵抗は低抵抗となっている。
【0017】10はダイオードであり、検出部抵抗3お
よび電圧計4の並列回路と入力抵抗2との間に接続され
ている。この誘導判別型検電器では、電力線6に検電子
1を接触させると、電力線6が活線状態にあれば入力抵
抗2、ダイオード10、検出部抵抗3、アース棒8を介
してアース間で電力線電圧に基因する一方向の微小脈流
電流が流れる。この微小脈流電流により検出部抵抗3に
おいて電圧降下が発生する。この電圧降下を電圧計4に
より検出し、電圧計の表示を基に電力線6が活線状態に
あるか否か、すなわち充電された状態にあるか否かを識
別する。
よび電圧計4の並列回路と入力抵抗2との間に接続され
ている。この誘導判別型検電器では、電力線6に検電子
1を接触させると、電力線6が活線状態にあれば入力抵
抗2、ダイオード10、検出部抵抗3、アース棒8を介
してアース間で電力線電圧に基因する一方向の微小脈流
電流が流れる。この微小脈流電流により検出部抵抗3に
おいて電圧降下が発生する。この電圧降下を電圧計4に
より検出し、電圧計の表示を基に電力線6が活線状態に
あるか否か、すなわち充電された状態にあるか否かを識
別する。
【0018】電力線6が活線状態にあれば、電圧計4の
表示は所定の値を安定して表示する。一方、電力線6が
死線の場合には、電圧計の表示はゼロである。しかし、
電力線7が活線状態にあり電力線6が死線の場合には、
電力線6は電力線7により静電誘導を受けており、電力
線6の電位は上昇している。この状態で電力線6を検電
したときの等価回路図を図2に示す。また、各部の電圧
波形を図3に示す。
表示は所定の値を安定して表示する。一方、電力線6が
死線の場合には、電圧計の表示はゼロである。しかし、
電力線7が活線状態にあり電力線6が死線の場合には、
電力線6は電力線7により静電誘導を受けており、電力
線6の電位は上昇している。この状態で電力線6を検電
したときの等価回路図を図2に示す。また、各部の電圧
波形を図3に示す。
【0019】図3の(イ)は活線状態にある電力線7の
電圧波形、同図(ロ)は静電誘導を受けている電力線6
における電圧波形、同図(ハ)は検出部抵抗3における
電圧降下である。静電誘導を受けている電力線6を検電
した場合には、図3の(ハ)に示すように、検出部抵抗
3における電圧降下は徐々に少なくなっていき最終的に
ゼロとなる。従って、この検出部抵抗3における電圧降
下の変化を電圧計4により検出し、この変化のパターン
を基に検電対象の電力線が活線であるか否かを識別する
ことが出来る。
電圧波形、同図(ロ)は静電誘導を受けている電力線6
における電圧波形、同図(ハ)は検出部抵抗3における
電圧降下である。静電誘導を受けている電力線6を検電
した場合には、図3の(ハ)に示すように、検出部抵抗
3における電圧降下は徐々に少なくなっていき最終的に
ゼロとなる。従って、この検出部抵抗3における電圧降
下の変化を電圧計4により検出し、この変化のパターン
を基に検電対象の電力線が活線であるか否かを識別する
ことが出来る。
【0020】図4はこの発明の誘導判別型検電器の他の
実施例の構成を示すブロック図である。
実施例の構成を示すブロック図である。
【0021】図において、21は入力抵抗、22はダイ
オード、23は検出部抵抗である。24は増幅器であ
り、前記検出部抵抗23における電圧降下量を増幅し出
力する。25は積分回路であり、所定の時定数を基に増
幅器24の出力を積分し出力する。26は電圧制御発振
回路であり、増幅器24の出力電圧に応じて出力信号が
変化する。また、増幅器24の出力電圧がゼロの時は電
圧制御発振回路26の出力信号はゼロである。27は表
示部28の駆動回路である。表示部28にはスピーカが
設けられていて、前記電圧制御発振器26の出力信号に
応じた音を発する。
オード、23は検出部抵抗である。24は増幅器であ
り、前記検出部抵抗23における電圧降下量を増幅し出
力する。25は積分回路であり、所定の時定数を基に増
幅器24の出力を積分し出力する。26は電圧制御発振
回路であり、増幅器24の出力電圧に応じて出力信号が
変化する。また、増幅器24の出力電圧がゼロの時は電
圧制御発振回路26の出力信号はゼロである。27は表
示部28の駆動回路である。表示部28にはスピーカが
設けられていて、前記電圧制御発振器26の出力信号に
応じた音を発する。
【0022】なお、増幅器24、積分回路25、電圧制
御発振回路26、駆動回路27、表示部28により誘導
レベル識別手段29が構成されている。
御発振回路26、駆動回路27、表示部28により誘導
レベル識別手段29が構成されている。
【0023】次に動作について説明する。電力線6が活
線状態にあると、検出部抵抗23からは図5の(ロ)に
示す半波整流された電圧波形が検出され出力される。こ
の出力は、積分器25において積分され、同図(ハ)に
示す直流電圧に変換される。この直流電圧の大きさはほ
ぼ一定値となるため電圧制御発振回路26からは対応す
る信号が出力される。従って、表示部28のスピーカか
らは一定の音が発せられる。
線状態にあると、検出部抵抗23からは図5の(ロ)に
示す半波整流された電圧波形が検出され出力される。こ
の出力は、積分器25において積分され、同図(ハ)に
示す直流電圧に変換される。この直流電圧の大きさはほ
ぼ一定値となるため電圧制御発振回路26からは対応す
る信号が出力される。従って、表示部28のスピーカか
らは一定の音が発せられる。
【0024】一方、検電対象である電力線6が死線であ
り、電力線6の近傍に平行して配置されている電力線7
が活線である場合には、検出部抵抗23からは図5の
(ニ)に示すようにピーク値が徐々に減衰する間欠的な
電圧波形が検出され出力される。この出力は、積分器2
5において積分され、図5の(ホ)に示すような徐々に
振幅値が減衰する直流電圧に変換される。従って、電圧
制御発振回路26の出力信号は、例えば高い周波数から
低い周波数に変化する。従って、表示部28のスピーカ
からは、高い音から低い音に変化する音が発せられるこ
とになる。
り、電力線6の近傍に平行して配置されている電力線7
が活線である場合には、検出部抵抗23からは図5の
(ニ)に示すようにピーク値が徐々に減衰する間欠的な
電圧波形が検出され出力される。この出力は、積分器2
5において積分され、図5の(ホ)に示すような徐々に
振幅値が減衰する直流電圧に変換される。従って、電圧
制御発振回路26の出力信号は、例えば高い周波数から
低い周波数に変化する。従って、表示部28のスピーカ
からは、高い音から低い音に変化する音が発せられるこ
とになる。
【0025】この誘導判別型検電器を操作する作業員
は、表示部28のスピーカから発せられる音の有無によ
り検電対象である電力線が活線であるか否かを識別する
ことが出来る。
は、表示部28のスピーカから発せられる音の有無によ
り検電対象である電力線が活線であるか否かを識別する
ことが出来る。
【0026】さらに、図5の(ホ)に示す直流電圧が減
衰する際の変化率は、活線状態にある他の電力線からの
静電誘導の影響の大きさに対応している。すなわち、静
電誘導の影響が小さい場合には、図5の(ホ)に示す直
流電圧は急激に減衰し、短時間のうちにゼロとなるのに
対し、静電誘導の影響が大きい場合には、徐々に減衰す
る。従って、この直流電圧の振幅値が減衰する際の変化
率の大小を判別することにより他の活線からの静電誘導
の大きさを推定することが出来る。
衰する際の変化率は、活線状態にある他の電力線からの
静電誘導の影響の大きさに対応している。すなわち、静
電誘導の影響が小さい場合には、図5の(ホ)に示す直
流電圧は急激に減衰し、短時間のうちにゼロとなるのに
対し、静電誘導の影響が大きい場合には、徐々に減衰す
る。従って、この直流電圧の振幅値が減衰する際の変化
率の大小を判別することにより他の活線からの静電誘導
の大きさを推定することが出来る。
【0027】なお、以上説明した誘導判別型検電器で
は、検出部抵抗3における電圧降下を電圧計により検出
し、これを基に検電対象の電力線が活線であるか否かを
識別することを可能とし、さらには、検出部抵抗3にお
ける電圧降下の変化するパターンを基に静電誘導の大き
さを推定することを可能とするものであるが、図6に示
すように、検電対象の電力線とアース間に流れる微小電
流を電流計31により検出し、これを基に検電対象の電
力線が活線であるか死線であるかを識別することを可能
とし、さらには、前記微小電流の変化するパターンに応
じて静電誘導の大きさを推定することを可能とするもの
であってもよい。
は、検出部抵抗3における電圧降下を電圧計により検出
し、これを基に検電対象の電力線が活線であるか否かを
識別することを可能とし、さらには、検出部抵抗3にお
ける電圧降下の変化するパターンを基に静電誘導の大き
さを推定することを可能とするものであるが、図6に示
すように、検電対象の電力線とアース間に流れる微小電
流を電流計31により検出し、これを基に検電対象の電
力線が活線であるか死線であるかを識別することを可能
とし、さらには、前記微小電流の変化するパターンに応
じて静電誘導の大きさを推定することを可能とするもの
であってもよい。
【0028】
【発明の効果】この請求項1の発明によれば、検電子と
充電部検出回路に整流素子を直列接続し、検電子とアー
ス間に流れる電流を整流する。この結果、検電対象が静
電誘導を受けている死線の場合には、検電と同時に上記
電流が減少していく。一方、また検電対象が活線の場合
には、上記電流は変化せず所定の大きさを維持する。従
って、検電子とアース間に流れる電流あるいはこの電流
に対応した電圧に着目し、活線と死線を判別することが
できる。さらに、接地手段により大地へ直接アースを取
るため対地抵抗を小さくすることができ、活線の正確な
対地間電圧を検出することができる。
充電部検出回路に整流素子を直列接続し、検電子とアー
ス間に流れる電流を整流する。この結果、検電対象が静
電誘導を受けている死線の場合には、検電と同時に上記
電流が減少していく。一方、また検電対象が活線の場合
には、上記電流は変化せず所定の大きさを維持する。従
って、検電子とアース間に流れる電流あるいはこの電流
に対応した電圧に着目し、活線と死線を判別することが
できる。さらに、接地手段により大地へ直接アースを取
るため対地抵抗を小さくすることができ、活線の正確な
対地間電圧を検出することができる。
【0029】この請求項2の発明によれば、検電子とア
ース間に流れる電流あるいはこの電流に対応した電圧の
時間的変化の大きさは、検電対象が活線であるか否かに
より、さらに、検電対象が活線でない場合は他の活線か
らの線間誘導の大きさに応じて変わるので、前記時間的
変化の大きさ、あるいは変化する際のパターンを基に検
電対象が活線か死線かを識別することが可能となり、さ
らに他の活線からの線間誘導の大きさを推定することが
可能となる。
ース間に流れる電流あるいはこの電流に対応した電圧の
時間的変化の大きさは、検電対象が活線であるか否かに
より、さらに、検電対象が活線でない場合は他の活線か
らの線間誘導の大きさに応じて変わるので、前記時間的
変化の大きさ、あるいは変化する際のパターンを基に検
電対象が活線か死線かを識別することが可能となり、さ
らに他の活線からの線間誘導の大きさを推定することが
可能となる。
【図1】この発明の誘導判別型検電器の一実施例の等価
回路図である。
回路図である。
【図2】静電誘導を受けている死線を検電しているとき
の等価回路図である。
の等価回路図である。
【図3】誘導判別型検電器各部の電圧波形図である。
【図4】この発明の誘導判別型検電器の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図5】他の実施例の誘導判別型検電器各部の電圧波形
図である。
図である。
【図6】電流計を用いた誘導判別型検電器の等価回路図
である。
である。
【図7】従来の検電器の構成を示す等価回路図である。
【図8】静電誘導を受けている死線を検電対象とする検
電器の構成を示す等価回路図である。
電器の構成を示す等価回路図である。
【図9】電力線間の結合容量を考慮したときの等価回路
図である。
図である。
【図10】従来の検電器における各部の電圧波形図であ
る。
る。
1 検電子 5 充電部検出回路 6,7 電力線 9 アース棒(接地手段) 10 ダイオード 29 誘導レベル識別手段
Claims (2)
- 【請求項1】 検電子を送配電線等の充電部に接触させ
ると共に充電部検出回路を接地し、充電部の充電の有無
を検出する検電器において、前記検電子と充電部検出回
路に直列接続された整流素子と、大地へ直接アースを取
るための接地手段とを備えたことを特徴とする誘導判別
型検電器。 - 【請求項2】 検電子とアース間に流れる微小電流ある
いはこの微小電流に対応した電圧の時間的な変化の大き
さを基に検電対象が活線であるか否かを識別することを
可能にすると共に他の活線からの線間誘導の大きさを推
定することを可能とする誘導レベル識別手段を備えた請
求項1記載の誘導判別型検電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23517692A JPH0658961A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 誘導判別型検電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23517692A JPH0658961A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 誘導判別型検電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658961A true JPH0658961A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16982198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23517692A Pending JPH0658961A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 誘導判別型検電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658961A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018105848A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-07-05 | フルークコーポレイションFluke Corporation | 非接触式電圧測定システム |
| JP2023146000A (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-12 | 中部精機株式会社 | 交流検電方法及び交流用検電器 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP23517692A patent/JPH0658961A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018105848A (ja) * | 2016-11-07 | 2018-07-05 | フルークコーポレイションFluke Corporation | 非接触式電圧測定システム |
| JP2023146000A (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-12 | 中部精機株式会社 | 交流検電方法及び交流用検電器 |
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