JPH0658968B2 - 薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents
薄膜太陽電池の製造方法Info
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- JPH0658968B2 JPH0658968B2 JP62282801A JP28280187A JPH0658968B2 JP H0658968 B2 JPH0658968 B2 JP H0658968B2 JP 62282801 A JP62282801 A JP 62282801A JP 28280187 A JP28280187 A JP 28280187A JP H0658968 B2 JPH0658968 B2 JP H0658968B2
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- solar cell
- thin film
- electrode
- coupling agent
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- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
- H10F77/20—Electrodes
- H10F77/206—Electrodes for devices having potential barriers
- H10F77/211—Electrodes for devices having potential barriers for photovoltaic cells
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F19/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one photovoltaic cell covered by group H10F10/00, e.g. photovoltaic modules
- H10F19/30—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one photovoltaic cell covered by group H10F10/00, e.g. photovoltaic modules comprising thin-film photovoltaic cells
- H10F19/31—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one photovoltaic cell covered by group H10F10/00, e.g. photovoltaic modules comprising thin-film photovoltaic cells having multiple laterally adjacent thin-film photovoltaic cells deposited on the same substrate
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非晶質シリコン(以下a−Siと記す)等で光
電変換のための接合を、また一方の電極を印刷電極で形
成した低コストの薄膜太陽電池に関する。
電変換のための接合を、また一方の電極を印刷電極で形
成した低コストの薄膜太陽電池に関する。
非晶質シリコンを用いた従来の薄膜太陽電池は、出力電
圧を高くするために通常ユニットセルを直列接続する。
ユニットセルは、例えばガラス基板等の透明絶縁基板上
のITO(インジウム・錫酸化物),SnO2(酸化錫)を
透明電極とし、シラン,アセチレン等の炭化水素および
ジボランの混合ガスのグロー放電分解による約200Åの
厚さのp層,シランガスのグロー放電分解による約0.5
μmの厚さのノンドープ層、シラン,フォスフィンの混
合ガスのグロー放電分解による約500Åの厚さのn層か
らなるp−i−n構造のa−Si層をはさんで、1μm程
度の金属薄膜からなる裏面電極を有する。直列接続のた
めには、一つの透明絶縁基板上に透明電極膜,a−Si
膜,裏面電極膜をそれぞれ全面成膜し、その都度パター
ニングして各セル間の分離とセル間接続部の形成を行
う。透明電極のパターニングは、電子ビーム蒸着または
スパッタリングで成膜後、印刷法またはフォトマスクを
用いた露光によりレジストパターンを形成してエッチン
グ処理することによって行われる。a−Si膜のパターニ
ングは、フォトリソグラフィ法あるいはレーザスクライ
ビング法によって行われる。金属電極膜は、電子ビーム
蒸着またはスパッタリング法で成膜し、フォトリソグラ
フィ法でパターニングする。
圧を高くするために通常ユニットセルを直列接続する。
ユニットセルは、例えばガラス基板等の透明絶縁基板上
のITO(インジウム・錫酸化物),SnO2(酸化錫)を
透明電極とし、シラン,アセチレン等の炭化水素および
ジボランの混合ガスのグロー放電分解による約200Åの
厚さのp層,シランガスのグロー放電分解による約0.5
μmの厚さのノンドープ層、シラン,フォスフィンの混
合ガスのグロー放電分解による約500Åの厚さのn層か
らなるp−i−n構造のa−Si層をはさんで、1μm程
度の金属薄膜からなる裏面電極を有する。直列接続のた
めには、一つの透明絶縁基板上に透明電極膜,a−Si
膜,裏面電極膜をそれぞれ全面成膜し、その都度パター
ニングして各セル間の分離とセル間接続部の形成を行
う。透明電極のパターニングは、電子ビーム蒸着または
スパッタリングで成膜後、印刷法またはフォトマスクを
用いた露光によりレジストパターンを形成してエッチン
グ処理することによって行われる。a−Si膜のパターニ
ングは、フォトリソグラフィ法あるいはレーザスクライ
ビング法によって行われる。金属電極膜は、電子ビーム
蒸着またはスパッタリング法で成膜し、フォトリソグラ
フィ法でパターニングする。
このうち、裏面電極を金属薄膜で形成するには、高価な
蒸着装置,スパッタリング装置を用い、フォトリソグラ
フィ技術を適用するので工数の低減が困難である。そこ
で太陽電池のコスト低減のために裏面電極を成膜とパタ
ーニングが同時に行われる印刷電極により形成すること
が検討された。結晶Siまたは多結晶Si太陽電池の場合
は、Ag粒子をエポキシ樹脂に混じて作成したペーストを
塗布し、600〜700℃で焼成してSi層との電気的接触をと
り、電極を形成することができる。しかしa−Si太陽電
池に適用すると、例えば第2図の線10のような特性とな
り、フィルファクタが0.4あるいはそれ以下となってい
る。これは、a−Siの場合は温度を200℃以上にあげる
ことができないので、高分子樹脂をとばして焼結するこ
とができず、十分低い接触抵抗を確保できないのがその
原因である。従って、a−Siの電極用塗料としては、15
0℃程度の焼成で十分低い接触抵抗がとれることが必要
である。また従来の印刷電極では耐湿性が良好でなかっ
た。
蒸着装置,スパッタリング装置を用い、フォトリソグラ
フィ技術を適用するので工数の低減が困難である。そこ
で太陽電池のコスト低減のために裏面電極を成膜とパタ
ーニングが同時に行われる印刷電極により形成すること
が検討された。結晶Siまたは多結晶Si太陽電池の場合
は、Ag粒子をエポキシ樹脂に混じて作成したペーストを
塗布し、600〜700℃で焼成してSi層との電気的接触をと
り、電極を形成することができる。しかしa−Si太陽電
池に適用すると、例えば第2図の線10のような特性とな
り、フィルファクタが0.4あるいはそれ以下となってい
る。これは、a−Siの場合は温度を200℃以上にあげる
ことができないので、高分子樹脂をとばして焼結するこ
とができず、十分低い接触抵抗を確保できないのがその
原因である。従って、a−Siの電極用塗料としては、15
0℃程度の焼成で十分低い接触抵抗がとれることが必要
である。また従来の印刷電極では耐湿性が良好でなかっ
た。
本発明の目的は、上述の問題を解決し、150℃程度で焼
成することにより、a−Si層との間に十分低い接触抵抗
が得られ、かつ高温高湿に耐える印刷電極を裏面電極と
する薄膜太陽電池を提供することにある。
成することにより、a−Si層との間に十分低い接触抵抗
が得られ、かつ高温高湿に耐える印刷電極を裏面電極と
する薄膜太陽電池を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は、透明絶縁基板上
に透明電極と接合を有するa−Si層と裏面電極が積層さ
れてなるユニットセルが直列接続される太陽電池の製造
方法において、裏面電極が樹脂に対して導電物質として
粒径1〜10μmのNi粒子を1倍〜5倍の重量比で含
み更にシリコンカップリング剤を混練した樹脂を印刷
し、焼成する、または予めシリコンカップリング剤を塗
布した面に樹脂に対して導電物質として粒径1〜10μ
mのNi粒子を1倍〜5倍の重量比で含んだ樹脂を印刷
し、焼成することとする。
に透明電極と接合を有するa−Si層と裏面電極が積層さ
れてなるユニットセルが直列接続される太陽電池の製造
方法において、裏面電極が樹脂に対して導電物質として
粒径1〜10μmのNi粒子を1倍〜5倍の重量比で含
み更にシリコンカップリング剤を混練した樹脂を印刷
し、焼成する、または予めシリコンカップリング剤を塗
布した面に樹脂に対して導電物質として粒径1〜10μ
mのNi粒子を1倍〜5倍の重量比で含んだ樹脂を印刷
し、焼成することとする。
〔作用〕 粒径1〜10μmのNi粒子を樹脂に対して1倍〜5倍
の重量比で混じた樹脂にシリコンカップリング剤を添加
して印刷した裏面電極は、150℃程度の温度の焼成でa
−Siとの間に低い接触抵抗を形成する。
の重量比で混じた樹脂にシリコンカップリング剤を添加
して印刷した裏面電極は、150℃程度の温度の焼成でa
−Siとの間に低い接触抵抗を形成する。
第1図は本発明の一実施例を示し、ガラス基板1のIT
OあるいはSnO2を電子ビーム蒸着またはスパッタリング
で成膜後、フォトリソグラフィ法により透明電極21,2
2,23,24…のパターニングをする。次いで前述のよう
な方法でp−i−n構造のa−Si層を形成し、フォトリ
ソグラフィ法で一端が透明電極21,22,23,24…の間隔
の一部を埋めるパターン31,32,33,34…を形成する。
つづいて、金属電極41,42,43,44のパターンをフィラ
ーとしてNi粒子を含んだフェノール樹脂を用いて印刷法
で形成した。このフェノール樹脂は、フェノール,ホル
マリン,ロジン,油を反応させてグリセリンなどでエス
テル化したものである。Ni粒子はボールミル等を用いて
粒径1〜10μmの粉末にしたものを用い、樹脂に対して
1倍ないし5倍の重量比で混合した。一方、a−Si層3
1,32,33,34…の表面を、例えば東芝シリコーン商品
名TSL8331(γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン),商品名TSL8340(N−(β−アミノエチル)−
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン),商品名TS
L8350(γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン)のようなシリコンカップリング剤に1〜15分浸漬
し、その後乾燥,焼成した。次にNi粒子を混じたフェノ
ール樹脂をエチレングリコール系またはジエチレングリ
コール系の溶媒を用いて粘度を調整し、120〜180メッシ
ュのスクリーンマスクを用いて一端がa−Si31,32,3
3,34…の間隙の一部を埋め、隣接セルの透明電極22,2
3,24…の端部に接触する裏面電極41,42,43,44…の
パターンを印刷し、120〜180℃で20〜60分間硬化させ
た。この薄膜太陽電池は、第2図の線20で示すような初
期特性を示してフィルファクタ0.6を得た。また60℃,
90%の高温高湿放置試験において、40時間程度で0.5程
度までフィルファクタが低下するが、500時間程度で0.5
5まで回復するという特性が得られた。
OあるいはSnO2を電子ビーム蒸着またはスパッタリング
で成膜後、フォトリソグラフィ法により透明電極21,2
2,23,24…のパターニングをする。次いで前述のよう
な方法でp−i−n構造のa−Si層を形成し、フォトリ
ソグラフィ法で一端が透明電極21,22,23,24…の間隔
の一部を埋めるパターン31,32,33,34…を形成する。
つづいて、金属電極41,42,43,44のパターンをフィラ
ーとしてNi粒子を含んだフェノール樹脂を用いて印刷法
で形成した。このフェノール樹脂は、フェノール,ホル
マリン,ロジン,油を反応させてグリセリンなどでエス
テル化したものである。Ni粒子はボールミル等を用いて
粒径1〜10μmの粉末にしたものを用い、樹脂に対して
1倍ないし5倍の重量比で混合した。一方、a−Si層3
1,32,33,34…の表面を、例えば東芝シリコーン商品
名TSL8331(γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン),商品名TSL8340(N−(β−アミノエチル)−
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン),商品名TS
L8350(γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン)のようなシリコンカップリング剤に1〜15分浸漬
し、その後乾燥,焼成した。次にNi粒子を混じたフェノ
ール樹脂をエチレングリコール系またはジエチレングリ
コール系の溶媒を用いて粘度を調整し、120〜180メッシ
ュのスクリーンマスクを用いて一端がa−Si31,32,3
3,34…の間隙の一部を埋め、隣接セルの透明電極22,2
3,24…の端部に接触する裏面電極41,42,43,44…の
パターンを印刷し、120〜180℃で20〜60分間硬化させ
た。この薄膜太陽電池は、第2図の線20で示すような初
期特性を示してフィルファクタ0.6を得た。また60℃,
90%の高温高湿放置試験において、40時間程度で0.5程
度までフィルファクタが低下するが、500時間程度で0.5
5まで回復するという特性が得られた。
印刷裏面電極形成の第二の実施例としては、Ni粒子とし
て、ボールミル等を用いて5〜10μm程度の粒度の粉末
に形成したものを用い、これを上述の実施例のようなフ
ェノール樹脂に1倍ないし5倍の重量比で混合したの
ち、これに0.1〜5重量%の上述の実施例のようなシリ
コンカップリング剤を添加した。この樹脂を上述の実施
例と同様の溶媒を用いて100〜400ポワーズに粘度を調整
し、複数のロール間を樹脂を通過させて粒子が樹脂内で
ほぼ一様に分散するように粒度調整するロール分散処理
を行ったのち、180〜250メッシュのスクリーンマスクを
用いて10〜20μm厚さに塗布し、硬化は120〜180℃で20
〜60分行った。この太陽電池はフィルファクタ0.61を
得、60℃,90%の高温高湿放置試験においては、500時
間で2%程度低下し、0.60のフィルファクタ値が得られ
ている。ロール分散後のNi粒径は、ロール分散により粒
子がかけて小さくなるもの、あるいは凝集によりあたか
も粒径が大きくなったかの如くなるものにより、ばらつ
きが生じ3〜20μmであった。この粒径を5〜15μmと
するとフィルファクタは0.01程度向上する。すなわち粒
径は膜厚の30%ないし2倍程度とすることがよいことが
わかった。さらに好ましいのは0.5〜1.5倍である。
て、ボールミル等を用いて5〜10μm程度の粒度の粉末
に形成したものを用い、これを上述の実施例のようなフ
ェノール樹脂に1倍ないし5倍の重量比で混合したの
ち、これに0.1〜5重量%の上述の実施例のようなシリ
コンカップリング剤を添加した。この樹脂を上述の実施
例と同様の溶媒を用いて100〜400ポワーズに粘度を調整
し、複数のロール間を樹脂を通過させて粒子が樹脂内で
ほぼ一様に分散するように粒度調整するロール分散処理
を行ったのち、180〜250メッシュのスクリーンマスクを
用いて10〜20μm厚さに塗布し、硬化は120〜180℃で20
〜60分行った。この太陽電池はフィルファクタ0.61を
得、60℃,90%の高温高湿放置試験においては、500時
間で2%程度低下し、0.60のフィルファクタ値が得られ
ている。ロール分散後のNi粒径は、ロール分散により粒
子がかけて小さくなるもの、あるいは凝集によりあたか
も粒径が大きくなったかの如くなるものにより、ばらつ
きが生じ3〜20μmであった。この粒径を5〜15μmと
するとフィルファクタは0.01程度向上する。すなわち粒
径は膜厚の30%ないし2倍程度とすることがよいことが
わかった。さらに好ましいのは0.5〜1.5倍である。
樹脂として上述のようなフェノール樹脂にアルキッド樹
脂をフェノール/アルキッド比が4/6〜2/8となる
ように混合したものを用いることもできる。アルキッド
樹脂としては、無水フタル酸とグリセリンの系に亜麻仁
油,桐油,大豆油などの乾性油,脱水ひまし油またはそ
の構成樹脂酸を加えて形成した。他の処理はロール分散
処理を行った上述の第二の実施例同様で、その結果初期
特性としてフィルファクタ0.61を得た。60℃,90%の高
温高湿放置試験においては、500時間経過してもフィル
ファクタはほとんど変化しなかった。
脂をフェノール/アルキッド比が4/6〜2/8となる
ように混合したものを用いることもできる。アルキッド
樹脂としては、無水フタル酸とグリセリンの系に亜麻仁
油,桐油,大豆油などの乾性油,脱水ひまし油またはそ
の構成樹脂酸を加えて形成した。他の処理はロール分散
処理を行った上述の第二の実施例同様で、その結果初期
特性としてフィルファクタ0.61を得た。60℃,90%の高
温高湿放置試験においては、500時間経過してもフィル
ファクタはほとんど変化しなかった。
樹脂としてフェノール変性アルキッド樹脂にエポキシ樹
脂を用いて同様の工程で製造した太陽電池では、初期特
性としてフィルファクタ0.59を得、60℃,90%の高温高
湿処理で500時間後、0.57と劣化は少なかった。エポキ
シ樹脂としては、例えばフェノール,アセトンから形成
したビスフェノールAにエピクロルヒドリンを作用させ
て形成した。
脂を用いて同様の工程で製造した太陽電池では、初期特
性としてフィルファクタ0.59を得、60℃,90%の高温高
湿処理で500時間後、0.57と劣化は少なかった。エポキ
シ樹脂としては、例えばフェノール,アセトンから形成
したビスフェノールAにエピクロルヒドリンを作用させ
て形成した。
さらにこの樹脂のNiフィラーにITOの粒子を3μm程
度に粉砕したものをNiフィラーの20〜60%添加して用い
た場合には、初期特性としてフィルファクタ0.61を得、
60℃,90%の高温高湿処理で500時間後0.58であった。
添加剤としてITO粒子の代わりにSnO2粒子を同様の条
件で用いてもほとんど差はなかった。
度に粉砕したものをNiフィラーの20〜60%添加して用い
た場合には、初期特性としてフィルファクタ0.61を得、
60℃,90%の高温高湿処理で500時間後0.58であった。
添加剤としてITO粒子の代わりにSnO2粒子を同様の条
件で用いてもほとんど差はなかった。
メラミン1モルにホルムアルデヒド4〜6モルとブタノ
ールを仕込み、アンモニアでpH6〜8とし、90〜100℃
で30分間メチロール化反応を行い、のちりん酸ブチルエ
ステルを少量加え、pH4〜5で約1時間ブチルエーテル
化反応をさせる。次にキシロールを加え、生成した水お
よびブタノールを留去させる。生成物はキシロールある
いはブタノールまたはこれらの混合溶剤で希釈しメラミ
ン樹脂液を形成した。この樹脂に、無水ブタル酸とグリ
セリンの系に亜麻仁油,桐油,大豆油などの乾性油を加
え、30〜45%の短油長のアルキッド樹脂を混じた。この
ようにして形成したメラミンアルキッド樹脂を用い、10
μm程度の粉末に形成したNi粒子を混じ、さらに0.1〜
5重量%のシリコンカップリング剤を添加したのちロー
ル分散処理を行い、180〜250メッシュのスクリーンマス
クを用いて10〜20μmの厚さに塗布した。この場合セル
特性として0.60を得、60℃,90%の高温高湿処理を500
時間行ってもほとんど低下しなかった。さらに上述のよ
うにITOまたはSnO2を添加することにより、フィルフ
ァクタが若干改善され0.61が得られた。
ールを仕込み、アンモニアでpH6〜8とし、90〜100℃
で30分間メチロール化反応を行い、のちりん酸ブチルエ
ステルを少量加え、pH4〜5で約1時間ブチルエーテル
化反応をさせる。次にキシロールを加え、生成した水お
よびブタノールを留去させる。生成物はキシロールある
いはブタノールまたはこれらの混合溶剤で希釈しメラミ
ン樹脂液を形成した。この樹脂に、無水ブタル酸とグリ
セリンの系に亜麻仁油,桐油,大豆油などの乾性油を加
え、30〜45%の短油長のアルキッド樹脂を混じた。この
ようにして形成したメラミンアルキッド樹脂を用い、10
μm程度の粉末に形成したNi粒子を混じ、さらに0.1〜
5重量%のシリコンカップリング剤を添加したのちロー
ル分散処理を行い、180〜250メッシュのスクリーンマス
クを用いて10〜20μmの厚さに塗布した。この場合セル
特性として0.60を得、60℃,90%の高温高湿処理を500
時間行ってもほとんど低下しなかった。さらに上述のよ
うにITOまたはSnO2を添加することにより、フィルフ
ァクタが若干改善され0.61が得られた。
第3図は第1図と異なる構造の薄膜太陽電池で、この場
合a−Si層は個々のユニットセル毎に切断しないで、連
続した層3となっている。各セル間の接続は、セルの配
列方向に対して側方への透明電極22,23,24…の引出し
部に裏面電極41,42,43,44…の引出し部を重ねること
により行われる。この構造の太陽電池においても上述の
ような各種の印刷金属電極を裏面電極41,42,43,44…
とすることができる。
合a−Si層は個々のユニットセル毎に切断しないで、連
続した層3となっている。各セル間の接続は、セルの配
列方向に対して側方への透明電極22,23,24…の引出し
部に裏面電極41,42,43,44…の引出し部を重ねること
により行われる。この構造の太陽電池においても上述の
ような各種の印刷金属電極を裏面電極41,42,43,44…
とすることができる。
第4図(a)〜(d)は本発明のさらに別の実施例の製造工程
を示し、第1図と共通の部分には同一の符号が付されて
いる。先ず、図(a)に示すように、ガラス基板1の上にS
iO2からなる透明導電膜をスパッタリングにより1000〜3
000Åの厚さに形成したのち波長1.06μmのYAGレー
ザ光のスポット径60μmのビームにより透明電極21〜25
を形成した。次に、図(b)に示すようにpin接合を有
するa−Si層3を第1図に関して述べたようなプラズマ
CVD法を用いて約1μmの厚さに形成した。次いで図
(c)に示すような金属電極パターン41,42,43,44,45
…を上述のような印刷法により塗布,硬化した。金属電
極41,42,43,44と透明電極22,23,24,25の重なり部
6の幅wを30μmとし、金属電極間7の間隔dは約50μ
mとした。このあと、ガラス基板1側から波長0.53μm
のYAGレーザ光をスポット径50〜80μm程度でa−Si
層3の金属電極と透明電極の重なり部6に焦点をあて、
かつスポットの中心を、例えば金属電極41の42側の端面
に沿わせる形で照射した。この結果、a−Si層3は図
(d)に示すように金属電極の間隙7の下部8で切断さ
れ、a−Si層31,32,33,34,35…に分割される。そし
て切断部8に接する金属電極,透明電極の重なり部6が
微結晶化し、両電極の接続領域61,62,63,64…とな
る。
を示し、第1図と共通の部分には同一の符号が付されて
いる。先ず、図(a)に示すように、ガラス基板1の上にS
iO2からなる透明導電膜をスパッタリングにより1000〜3
000Åの厚さに形成したのち波長1.06μmのYAGレー
ザ光のスポット径60μmのビームにより透明電極21〜25
を形成した。次に、図(b)に示すようにpin接合を有
するa−Si層3を第1図に関して述べたようなプラズマ
CVD法を用いて約1μmの厚さに形成した。次いで図
(c)に示すような金属電極パターン41,42,43,44,45
…を上述のような印刷法により塗布,硬化した。金属電
極41,42,43,44と透明電極22,23,24,25の重なり部
6の幅wを30μmとし、金属電極間7の間隔dは約50μ
mとした。このあと、ガラス基板1側から波長0.53μm
のYAGレーザ光をスポット径50〜80μm程度でa−Si
層3の金属電極と透明電極の重なり部6に焦点をあて、
かつスポットの中心を、例えば金属電極41の42側の端面
に沿わせる形で照射した。この結果、a−Si層3は図
(d)に示すように金属電極の間隙7の下部8で切断さ
れ、a−Si層31,32,33,34,35…に分割される。そし
て切断部8に接する金属電極,透明電極の重なり部6が
微結晶化し、両電極の接続領域61,62,63,64…とな
る。
このようなレーザ光によるパターニングおよび結晶化は
第5図に示す加工モードに基づき、レーザ出力がAの領
域にあるとき可能であったが、Q周波数が3kHz以下の
場合には印刷金属電極に損傷が生ずるものが存在した。
好ましくは3kHz〜8kHzで照射する必要がある。レーザ
スポットが大きいと隣接の金属電極を照射するので、ス
ポット径を絞るなど工夫する必要がある。
第5図に示す加工モードに基づき、レーザ出力がAの領
域にあるとき可能であったが、Q周波数が3kHz以下の
場合には印刷金属電極に損傷が生ずるものが存在した。
好ましくは3kHz〜8kHzで照射する必要がある。レーザ
スポットが大きいと隣接の金属電極を照射するので、ス
ポット径を絞るなど工夫する必要がある。
金属電極の印刷を上述の第二の実施例を同様の材料を用
い、焼成を150℃で60分行った場合、上記の工程で製造
された薄膜太陽電池は10mW/cm2および100mW/cm2の照
射下で0.65以上のフィルファクタを得た。またロール分
散処理によりNi粒子の径を5〜10μmとした場合は、フ
ィルファクタが若干向上し、0.67の値が得られた。また
60℃,90%の高温高湿での1000時間放置試験での劣化は
3〜5%にすぎなかった。a−Siのパターンの位置合わ
せが不要になりその合わせ余裕をとる必要もないので、
ユニットセルのピッチ5mmの場合、素子間の無効部分の
幅が250μmから150μmに減少し、有効面積率が91%ま
で向上した。
い、焼成を150℃で60分行った場合、上記の工程で製造
された薄膜太陽電池は10mW/cm2および100mW/cm2の照
射下で0.65以上のフィルファクタを得た。またロール分
散処理によりNi粒子の径を5〜10μmとした場合は、フ
ィルファクタが若干向上し、0.67の値が得られた。また
60℃,90%の高温高湿での1000時間放置試験での劣化は
3〜5%にすぎなかった。a−Siのパターンの位置合わ
せが不要になりその合わせ余裕をとる必要もないので、
ユニットセルのピッチ5mmの場合、素子間の無効部分の
幅が250μmから150μmに減少し、有効面積率が91%ま
で向上した。
本発明によれば、フェノール樹脂,アルキッド樹脂等に
導電性フィラーとして粒径1〜10μmのNi粒子を樹
脂に対して1倍〜5倍の重量比で混入し、さらにこの樹
脂を予めシランカップリング剤を塗布した面に印刷する
か、あるいはシランカップリング剤を混練したのち印刷
することによって、低温度の焼成によりa−Si層との低
接触抵抗が得られる結果、フィルファクタが大きく耐熱
耐湿性の良好な太陽電池を得ることができた。
導電性フィラーとして粒径1〜10μmのNi粒子を樹
脂に対して1倍〜5倍の重量比で混入し、さらにこの樹
脂を予めシランカップリング剤を塗布した面に印刷する
か、あるいはシランカップリング剤を混練したのち印刷
することによって、低温度の焼成によりa−Si層との低
接触抵抗が得られる結果、フィルファクタが大きく耐熱
耐湿性の良好な太陽電池を得ることができた。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の太陽電池の断面図、第2図
は本発明の一実施例および従来例の太陽電池の出力特性
線図、第3図は本発明の異なる実施例の太陽電池の斜視
図、第4図(a)〜(d)はさらに別の実施例の太陽電池製造
工程を順次示す断面図、第5図はレーザパターニングの
加工モードのレーザ出力および周波数との関係線図であ
る。 1:ガラス基板、21,22,23,24,25:透明電極、3,
31,32,33,34,35:a−Si層、41,42,43,44,45:
印刷電極。
は本発明の一実施例および従来例の太陽電池の出力特性
線図、第3図は本発明の異なる実施例の太陽電池の斜視
図、第4図(a)〜(d)はさらに別の実施例の太陽電池製造
工程を順次示す断面図、第5図はレーザパターニングの
加工モードのレーザ出力および周波数との関係線図であ
る。 1:ガラス基板、21,22,23,24,25:透明電極、3,
31,32,33,34,35:a−Si層、41,42,43,44,45:
印刷電極。
Claims (2)
- 【請求項1】透明絶縁基板上に透明電極と接合を有する
非晶質シリコン層と裏面電極が積層されてなるユニット
セルが直列接続されるものの製造方法において、裏面電
極が樹脂に対して導電物質として粒径1〜10μmのニ
ッケル粒子を1倍〜5倍の重量比で含み更にシリコンカ
ップリング剤を混練した樹脂を印刷し、焼成する、また
は予めシリコンカップリング剤を塗布した面に樹脂に対
して導電物質として粒径1〜10μmのニッケル粒子を
1倍〜5倍の重量比で含んだ樹脂を印刷し、焼成するこ
とを特徴とする薄膜太陽電池の製造方法。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の樹脂にシリコ
ンカップリング剤を混練して印刷する製造方法におい
て、樹脂にニッケル粒子を混合後、シリコンカップリン
グ剤を添加し、ロール間を通過させるロール分散処理に
より粒度が3〜20μmのニッケル粒子を含む樹脂とし
て印刷することを特徴とする薄膜太陽電池の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282801A JPH0658968B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 薄膜太陽電池の製造方法 |
| US07/268,904 US4968354A (en) | 1987-11-09 | 1988-11-08 | Thin film solar cell array |
| US07/422,608 US4999308A (en) | 1987-11-09 | 1989-10-17 | Method of making thin film solar cell array |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282801A JPH0658968B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 薄膜太陽電池の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01124270A JPH01124270A (ja) | 1989-05-17 |
| JPH0658968B2 true JPH0658968B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17657267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62282801A Expired - Lifetime JPH0658968B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 薄膜太陽電池の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658968B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03124067A (ja) * | 1989-10-07 | 1991-05-27 | Showa Shell Sekiyu Kk | 光起電力装置およびその製造方法 |
| JP3156973B2 (ja) * | 1991-10-18 | 2001-04-16 | キヤノン株式会社 | 太陽電池 |
| DE102008064355A1 (de) * | 2008-12-20 | 2010-07-01 | Saint-Gobain Sekurit Deutschland Gmbh & Co. Kg | Dünnschichtsolarzelle mit Leiterbahnenelektrode |
| TWI451580B (zh) | 2011-09-26 | 2014-09-01 | Ind Tech Res Inst | 薄膜太陽能電池之製法 |
| CN102315332B (zh) | 2011-09-29 | 2013-08-07 | 英利能源(中国)有限公司 | 太阳能电池片热处理工艺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59167056A (ja) * | 1983-03-12 | 1984-09-20 | Agency Of Ind Science & Technol | シリコン半導体電極 |
| JPS59179651A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-12 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 耐熱導電性銀ペ−スト組成物 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP62282801A patent/JPH0658968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01124270A (ja) | 1989-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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