JPH0659073A - 原子炉建屋および操作方法 - Google Patents
原子炉建屋および操作方法Info
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- JPH0659073A JPH0659073A JP5139718A JP13971893A JPH0659073A JP H0659073 A JPH0659073 A JP H0659073A JP 5139718 A JP5139718 A JP 5139718A JP 13971893 A JP13971893 A JP 13971893A JP H0659073 A JPH0659073 A JP H0659073A
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- Japan
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- chamber
- building
- enclosure
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- old air
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C15/00—Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
- G21C15/18—Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21D—NUCLEAR POWER PLANT
- G21D1/00—Details of nuclear power plant
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C15/00—Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
- G21C15/18—Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
- G21C15/182—Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat comprising powered means, e.g. pumps
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受動的な冷却を行う新規な原子炉建屋を提供
する。 【構成】 圧力容器12、圧力容器を収容する格納容器
18、その格納容器を囲む第1および第2エンクロージ
ャ20,26を含み、これらのエンクロージャが第1お
よび第2室22,28を画定する。新鮮な空気を建屋入
口48から重力作用により下向きに第2室28に通し、
つぎに移送ダクト52により横向きに第1エンクロージ
ャをその底部付近で貫通させて第1室22に導き、自然
浮力により上向きに通して第1室を冷却すると共に、そ
の中の古い空気と混ぜ合わせ、つぎに、古い空気を第1
室から上向きに第1エンクロージャの頂部の建屋出口5
0を経て環境に排出する。
する。 【構成】 圧力容器12、圧力容器を収容する格納容器
18、その格納容器を囲む第1および第2エンクロージ
ャ20,26を含み、これらのエンクロージャが第1お
よび第2室22,28を画定する。新鮮な空気を建屋入
口48から重力作用により下向きに第2室28に通し、
つぎに移送ダクト52により横向きに第1エンクロージ
ャをその底部付近で貫通させて第1室22に導き、自然
浮力により上向きに通して第1室を冷却すると共に、そ
の中の古い空気と混ぜ合わせ、つぎに、古い空気を第1
室から上向きに第1エンクロージャの頂部の建屋出口5
0を経て環境に排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に沸とう水型原
子炉、特にパッシブ(受動的)冷却および放射線減少効
果を有する原子炉建屋に関する。
子炉、特にパッシブ(受動的)冷却および放射線減少効
果を有する原子炉建屋に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の沸とう水型原子炉(BWR)は、
蒸気(スチーム)を発生する炉心を炉圧力容器に収容し
た構成で、圧力容器を、高い圧力および温度に耐える格
納容器の内側に配置して、事故、たとえば冷却材喪失事
故(LOCA)が起こった場合の、大量の放射線の放出
を防止する。遮蔽建屋、その他の建屋構造で格納容器を
囲み、事故中の放射線の放出をさらに防止する二次バリ
ヤ(遮蔽体)を構成する。ごく最近の原子力プラントに
用いられている遮蔽建屋は、格納容器を囲む環状プレナ
ムを画定し、このプレナムで、事故後に格納容器から漏
れ出る放射性核分裂生成物を捕集し、ろ過する。プレナ
ム環状部は平常時大気圧に対して負の圧力に保たれてい
るので、遮蔽建屋または格納容器を通しての漏れはすべ
てこのプレナムに入る。事故条件下では、このプレナム
からの換気を、環境への放出前にフィルタ付き非常用ガ
ス処理系(SGTS=standby gas treatment system)
に自動的に通す。
蒸気(スチーム)を発生する炉心を炉圧力容器に収容し
た構成で、圧力容器を、高い圧力および温度に耐える格
納容器の内側に配置して、事故、たとえば冷却材喪失事
故(LOCA)が起こった場合の、大量の放射線の放出
を防止する。遮蔽建屋、その他の建屋構造で格納容器を
囲み、事故中の放射線の放出をさらに防止する二次バリ
ヤ(遮蔽体)を構成する。ごく最近の原子力プラントに
用いられている遮蔽建屋は、格納容器を囲む環状プレナ
ムを画定し、このプレナムで、事故後に格納容器から漏
れ出る放射性核分裂生成物を捕集し、ろ過する。プレナ
ム環状部は平常時大気圧に対して負の圧力に保たれてい
るので、遮蔽建屋または格納容器を通しての漏れはすべ
てこのプレナムに入る。事故条件下では、このプレナム
からの換気を、環境への放出前にフィルタ付き非常用ガ
ス処理系(SGTS=standby gas treatment system)
に自動的に通す。
【0003】SGTSは安全規格のアクティブ(能動
的)な系で、代表的には、AC電力を用いて二重排気フ
ァンを駆動し、汚染された空気を遮蔽建屋環状部から吸
込んで、普通のフィルタ列に通してろ過する。SGTS
は、空気に乗った放射性物質の放出が起こることに対す
るタイムリーな防護を行う行動を開始するのに必要な、
互いに関連した熱除去ファン、ダンパ、ダクトおよび制
御装置も含む。この系への電力供給があれば、オフサイ
ト電力が失われている間も中断のない運転が可能であ
る。
的)な系で、代表的には、AC電力を用いて二重排気フ
ァンを駆動し、汚染された空気を遮蔽建屋環状部から吸
込んで、普通のフィルタ列に通してろ過する。SGTS
は、空気に乗った放射性物質の放出が起こることに対す
るタイムリーな防護を行う行動を開始するのに必要な、
互いに関連した熱除去ファン、ダンパ、ダクトおよび制
御装置も含む。この系への電力供給があれば、オフサイ
ト電力が失われている間も中断のない運転が可能であ
る。
【0004】LOCAのような原子炉の異常状態の間、
炉スクラム(緊急停止)をかけて、原子炉からの発電を
停止する。しかし、炉心の核分裂生成物の崩壊熱のた
め、蒸気発生は低速で継続する。そして、炉圧力容器か
ら格納容器内の水プールへの蒸気のブローダウンによ
り、格納容器が加熱される。事故後の最初の数日間は格
納容器を通しての熱伝達はほとんどない。なぜなら、格
納容器の壁は代表的には、熱伝導率の低いコンクリート
の厚さ約2mの壁であるからである。したがって、いく
つかの普通の追加系を設けて、格納容器内部から熱を適
当に除去し、容器内の温度と圧力が不当に高まるのを防
止する。
炉スクラム(緊急停止)をかけて、原子炉からの発電を
停止する。しかし、炉心の核分裂生成物の崩壊熱のた
め、蒸気発生は低速で継続する。そして、炉圧力容器か
ら格納容器内の水プールへの蒸気のブローダウンによ
り、格納容器が加熱される。事故後の最初の数日間は格
納容器を通しての熱伝達はほとんどない。なぜなら、格
納容器の壁は代表的には、熱伝導率の低いコンクリート
の厚さ約2mの壁であるからである。したがって、いく
つかの普通の追加系を設けて、格納容器内部から熱を適
当に除去し、容器内の温度と圧力が不当に高まるのを防
止する。
【0005】簡易型沸とう水炉(SBWR)の設計を行
う場合、安全に関連した機能を得るためパッシブ(受動
的)な要素を考慮している。パッシブな要素は、その機
能を発揮するのに、交流(AC)電力のような外部動力
に依存しない要素である。たとえば、LOCAに続い
て、炉心から発生する残留熱はゆっくりと格納容器を経
て伝達され、それを囲む建屋領域の温度を押し上げる。
格納容器貫通物を通しての蒸気の漏れから、また蒸気中
に存在すると考えられる核分裂生成物の放射性崩壊から
も、熱発生が起こる。SBWRの設計の1例では、この
熱発生に基づく温度の上昇は、事故後数日間は許容範囲
にあり、アクティブな系、たとえばSGTSや、AC電
力を用いて炉建屋の必要部分を冷却する代表的な、加
熱、換気および空調(HVAC=heating, ventilation
and air conditioning )系を設ける必要がない。それ
より短い時間尺度では、格納容器に隣接する代表的な炉
建屋の部屋に収容された(作動する際に熱を発生する)
普通の機器、たとえば種々の形式の電気モータからも、
熱発生が起こる。
う場合、安全に関連した機能を得るためパッシブ(受動
的)な要素を考慮している。パッシブな要素は、その機
能を発揮するのに、交流(AC)電力のような外部動力
に依存しない要素である。たとえば、LOCAに続い
て、炉心から発生する残留熱はゆっくりと格納容器を経
て伝達され、それを囲む建屋領域の温度を押し上げる。
格納容器貫通物を通しての蒸気の漏れから、また蒸気中
に存在すると考えられる核分裂生成物の放射性崩壊から
も、熱発生が起こる。SBWRの設計の1例では、この
熱発生に基づく温度の上昇は、事故後数日間は許容範囲
にあり、アクティブな系、たとえばSGTSや、AC電
力を用いて炉建屋の必要部分を冷却する代表的な、加
熱、換気および空調(HVAC=heating, ventilation
and air conditioning )系を設ける必要がない。それ
より短い時間尺度では、格納容器に隣接する代表的な炉
建屋の部屋に収容された(作動する際に熱を発生する)
普通の機器、たとえば種々の形式の電気モータからも、
熱発生が起こる。
【0006】しかし、商用施設によっては、SBWR
が、パッシブ要素だけを用いて、安全なプラント運転状
態を維持する能力を数日間以上もつことが望ましいとさ
れている。このようなパッシブな要素としては、炉プラ
ントの許容範囲内の冷却を達成すること、プラントから
の許容レベルを越える放射線漏れを防止することが挙げ
られる。また商用施設によっては、アクティブな安全系
を用いる現行のBWRから得られる最高の能力と同様の
能力が必要とされている。したがって、パッシブな要素
を用いる追加の能力として、周囲空気の昇温を、代表的
には最高で約55−65°Cに限定することにより機器
の正常作動を保証する時間枠を長くする能力、そしてオ
フサイト放射線または線量漏れを適切に達成できる範囲
でできるだけ低いレベルに減少させる能力が望まれてい
る。
が、パッシブ要素だけを用いて、安全なプラント運転状
態を維持する能力を数日間以上もつことが望ましいとさ
れている。このようなパッシブな要素としては、炉プラ
ントの許容範囲内の冷却を達成すること、プラントから
の許容レベルを越える放射線漏れを防止することが挙げ
られる。また商用施設によっては、アクティブな安全系
を用いる現行のBWRから得られる最高の能力と同様の
能力が必要とされている。したがって、パッシブな要素
を用いる追加の能力として、周囲空気の昇温を、代表的
には最高で約55−65°Cに限定することにより機器
の正常作動を保証する時間枠を長くする能力、そしてオ
フサイト放射線または線量漏れを適切に達成できる範囲
でできるだけ低いレベルに減少させる能力が望まれてい
る。
【0007】
【発明の目的】したがって、この発明の目的は、新規な
改良された原子炉建屋を提供することにある。この発明
の別の目的は、パッシブな冷却およびプラントからの放
射性粒子の放出のパッシブな減少を図る、原子炉建屋お
よびその操作方法を提供することにある。
改良された原子炉建屋を提供することにある。この発明
の別の目的は、パッシブな冷却およびプラントからの放
射性粒子の放出のパッシブな減少を図る、原子炉建屋お
よびその操作方法を提供することにある。
【0008】
【発明の概要】この発明の原子炉建屋組立体(以下、建
屋という)は、圧力容器、圧力容器を収容する格納容
器、その格納容器を囲む第1および第2エンクロージャ
を含み、これらのエンクロージャが第1および第2室を
画定する。操作方法としては、新鮮な空気を重力作用に
より下向きに第2室に通し、つぎに新鮮な空気を横向き
に第1エンクロージャをその底部付近で貫通させて、第
1室に導く。つぎに空気を自然浮力により上向きに第1
室内を通して、第1室を冷却すると共に、その中の古い
空気と混ぜ合わせる。つぎに、古い空気を第1室から上
向きに第1エンクロージャの頂部を経て環境に排出す
る。新鮮な空気を取り込む建屋入口を第2エンクロージ
ャの頂部に配置し、古い空気を排出する建屋出口を第1
エンクロージャの頂部に配置し、そして第1および第2
室を選択的に流れ連通関係に連結する移送ダクトを第1
エンクロージャにその底部付近で貫通させて設ける。こ
うして新鮮な空気が第2室を下向きに通過し、移送ダク
トを横向きに通過し、第1室を上向きに通過する自然対
流循環を実現する。
屋という)は、圧力容器、圧力容器を収容する格納容
器、その格納容器を囲む第1および第2エンクロージャ
を含み、これらのエンクロージャが第1および第2室を
画定する。操作方法としては、新鮮な空気を重力作用に
より下向きに第2室に通し、つぎに新鮮な空気を横向き
に第1エンクロージャをその底部付近で貫通させて、第
1室に導く。つぎに空気を自然浮力により上向きに第1
室内を通して、第1室を冷却すると共に、その中の古い
空気と混ぜ合わせる。つぎに、古い空気を第1室から上
向きに第1エンクロージャの頂部を経て環境に排出す
る。新鮮な空気を取り込む建屋入口を第2エンクロージ
ャの頂部に配置し、古い空気を排出する建屋出口を第1
エンクロージャの頂部に配置し、そして第1および第2
室を選択的に流れ連通関係に連結する移送ダクトを第1
エンクロージャにその底部付近で貫通させて設ける。こ
うして新鮮な空気が第2室を下向きに通過し、移送ダク
トを横向きに通過し、第1室を上向きに通過する自然対
流循環を実現する。
【0009】
【実施例の説明】この発明の構成を他の目的や効果とと
もにさらに明瞭にするために、以下にその好適な例示の
実施例を添付の図面を参照しながら詳しく説明する。図
1および図2に、この発明の好適な実施例による原子炉
建屋組立体(ビルディングアセンブリ)10を示す。建
屋10は、熱を蒸気(スチーム)の形態で発生する普通
の沸とう水型炉心14を収納する普通の原子炉圧力容器
12を含む。蒸気を通常通り主蒸気出口ライン16を通
して圧力容器12から排出し、一方主蒸気出口ライン1
6は蒸気タービン(図示せず)に適当に連結され、発電
機(図示せず)を駆動して発電所の電力を発生する。
もにさらに明瞭にするために、以下にその好適な例示の
実施例を添付の図面を参照しながら詳しく説明する。図
1および図2に、この発明の好適な実施例による原子炉
建屋組立体(ビルディングアセンブリ)10を示す。建
屋10は、熱を蒸気(スチーム)の形態で発生する普通
の沸とう水型炉心14を収納する普通の原子炉圧力容器
12を含む。蒸気を通常通り主蒸気出口ライン16を通
して圧力容器12から排出し、一方主蒸気出口ライン1
6は蒸気タービン(図示せず)に適当に連結され、発電
機(図示せず)を駆動して発電所の電力を発生する。
【0010】普通の格納容器18が圧力容器12を完全
に囲み、容器から離間して、水プールおよびその他通常
必要とされる装置用の普通の隔室を提供する。格納容器
18は、通常通り、破線18で示すように圧力容器12
を囲む、適当な厚さの鋼内張りコンクリート壁から形成
するのがよい。普通の水でおおわれたドーム18aが上
部格納容器18の一部を形成し、このドームは取り外す
ことができ、圧力容器12への接近が可能になる。
に囲み、容器から離間して、水プールおよびその他通常
必要とされる装置用の普通の隔室を提供する。格納容器
18は、通常通り、破線18で示すように圧力容器12
を囲む、適当な厚さの鋼内張りコンクリート壁から形成
するのがよい。普通の水でおおわれたドーム18aが上
部格納容器18の一部を形成し、このドームは取り外す
ことができ、圧力容器12への接近が可能になる。
【0011】第1エンクロージャ20が格納容器18を
囲み、それから横方向に離間され、両者間に環状第1室
22を画定する。第1エンクロージャ20としては、た
とえば、コンクリート壁で格納容器18を囲むだいたい
正方形のエンクロージャ(包囲体)を形成する形態とす
る。第1室22には適当な隔壁(図示せず)を設け、作
動中に熱を発生する電気モータなどの安全に関係した機
器24を含む種々の補助機器を収容する適当な部屋(複
数)を画定する。第1室22は、安全エンベロープとも
言い換えられる。第1室22は、安全機器24を収容す
るだけでなく、格納容器18を直接包囲し、そこからの
放射線の漏れに対する第1遮蔽体(バリヤ)を構成する
からである。
囲み、それから横方向に離間され、両者間に環状第1室
22を画定する。第1エンクロージャ20としては、た
とえば、コンクリート壁で格納容器18を囲むだいたい
正方形のエンクロージャ(包囲体)を形成する形態とす
る。第1室22には適当な隔壁(図示せず)を設け、作
動中に熱を発生する電気モータなどの安全に関係した機
器24を含む種々の補助機器を収容する適当な部屋(複
数)を画定する。第1室22は、安全エンベロープとも
言い換えられる。第1室22は、安全機器24を収容す
るだけでなく、格納容器18を直接包囲し、そこからの
放射線の漏れに対する第1遮蔽体(バリヤ)を構成する
からである。
【0012】第1エンクロージャ20は底部20bおよ
びそこより高い位置に頂部20aを含み、第1室22は
垂直に、圧力容器12の下から圧力容器12の上まで延
在する。第1室22は機器を収容するのに必要な適当な
部屋を含んでもよく、たとえば、好適な実施例では第1
室22が、その底部20bから頂部20aまでの連続な
妨害のない流路を提供し、底部と頂部間に空気流が滑ら
かに流れるのを許す。このことは、図1に線図的に示す
ように障害物のない開口を設けるか、種々の高さに妨害
なしの空気流の通過を許す格子状床を設けるか、空気流
の上向き移動を許す適当な普通のダクトを設けることに
よって、達成することができる。
びそこより高い位置に頂部20aを含み、第1室22は
垂直に、圧力容器12の下から圧力容器12の上まで延
在する。第1室22は機器を収容するのに必要な適当な
部屋を含んでもよく、たとえば、好適な実施例では第1
室22が、その底部20bから頂部20aまでの連続な
妨害のない流路を提供し、底部と頂部間に空気流が滑ら
かに流れるのを許す。このことは、図1に線図的に示す
ように障害物のない開口を設けるか、種々の高さに妨害
なしの空気流の通過を許す格子状床を設けるか、空気流
の上向き移動を許す適当な普通のダクトを設けることに
よって、達成することができる。
【0013】第2エンクロージャ26が第1エンクロー
ジャ20を囲み、それから横方向に離間され、両者間に
環状第2室28を画定する。第2エンクロージャ26
も、第1エンクロージャ20を囲むだいたい正方形の配
置に成形されたコンクリート壁の形態である。したがっ
て、第2室28は、たとえば第1エンクロージャ20を
囲む正方形環状部分の形態となる。
ジャ20を囲み、それから横方向に離間され、両者間に
環状第2室28を画定する。第2エンクロージャ26
も、第1エンクロージャ20を囲むだいたい正方形の配
置に成形されたコンクリート壁の形態である。したがっ
て、第2室28は、たとえば第1エンクロージャ20を
囲む正方形環状部分の形態となる。
【0014】第2エンクロージャ26も同様に底部26
bおよびそこより高い位置に頂部26aを含み、第2室
28は垂直に、圧力容器12の下から圧力容器12の上
まで延在し、また第1室22とほぼ同じ高さまで延在す
る。やはり、第2室28にも種々の隔壁(図示せず)を
設けて、機器を収容する適当な部屋を形成したり、ある
いは単に第1エンクロージャ20のまわりへの接近を可
能にする。したがって、第2室28は回廊と言い換える
こともできる。第1室22と同様、第2室28もその頂
部26aからその底部26bまで妨害のない空気流路を
形成し、このことは、図1に線図的に示すようにほぼ開
放された第2室28を設けることにより、達成すること
ができる。同様に、第2室28内に設ける部屋にはいず
れにも、妨害なしの鉛直方向の空気流の通過を許す格子
状床を設けてもよいし、あるいは、頂部26aから底部
26bへの妨害なしの空気流を許す適当なダクトを設け
てもよい。
bおよびそこより高い位置に頂部26aを含み、第2室
28は垂直に、圧力容器12の下から圧力容器12の上
まで延在し、また第1室22とほぼ同じ高さまで延在す
る。やはり、第2室28にも種々の隔壁(図示せず)を
設けて、機器を収容する適当な部屋を形成したり、ある
いは単に第1エンクロージャ20のまわりへの接近を可
能にする。したがって、第2室28は回廊と言い換える
こともできる。第1室22と同様、第2室28もその頂
部26aからその底部26bまで妨害のない空気流路を
形成し、このことは、図1に線図的に示すようにほぼ開
放された第2室28を設けることにより、達成すること
ができる。同様に、第2室28内に設ける部屋にはいず
れにも、妨害なしの鉛直方向の空気流の通過を許す格子
状床を設けてもよいし、あるいは、頂部26aから底部
26bへの妨害なしの空気流を許す適当なダクトを設け
てもよい。
【0015】図1に示すこの発明の実施例では、炉建屋
10の外壁を形成する第3エンクロージャ30を設け
る。第3エンクロージャ30も、コンクリート壁の形態
とすればよく、第2エンクロージャ26を囲み、それか
ら横方向に離間して、両者間に第3の環状室32を画定
する。第3エンクロージャ30も本例ではだいたい正方
形の形状を有し、第3室32が第2エンクロージャ26
を囲むだいたい正方形の環状部を形成する。第3室32
には、所望に応じて、図2に示すように適当な隔壁を設
け、種々の部屋を画定することができる。
10の外壁を形成する第3エンクロージャ30を設け
る。第3エンクロージャ30も、コンクリート壁の形態
とすればよく、第2エンクロージャ26を囲み、それか
ら横方向に離間して、両者間に第3の環状室32を画定
する。第3エンクロージャ30も本例ではだいたい正方
形の形状を有し、第3室32が第2エンクロージャ26
を囲むだいたい正方形の環状部を形成する。第3室32
には、所望に応じて、図2に示すように適当な隔壁を設
け、種々の部屋を画定することができる。
【0016】3つのエンクロージャ20、26、30お
よびその内部の部屋のすべてに、通常必要とされるよう
な、アクセスドア、配管および電気配線などのための貫
通穴を必要な数設けることができる。ただし、アクセス
を制限し、自動閉止を含む制御装置を適用して、この発
明の適正な機能を確保するのがよい。格納容器18およ
び第1、第2および第3エンクロージャ20、26およ
び30の上に、普通の屋根34が配置され、この屋根3
4は、沸とう水炉を保守管理するのに通常用いるクレー
ン(図示せず)などの普通の機器を収納する、その下側
の構造へのアクセスを可能にする頂部室36を画定す
る。格納容器18の上には普通の水プールが配置されて
いる。このようなプールとしては、たとえば、隔離プー
ル水40を入れた隔離プール38がある。炉建屋10に
設けたいくつかのプールは種々の機能を果たすための普
通のプールであり、格納容器18の上に配置したプール
は、放射線が格納容器18から上向きに周囲環境42、
すなわち炉建屋10を囲む雰囲気に放出されるのを防止
する1つのバリヤ(障壁)を形成し、そして建屋10の
底部は、放射線が下向きに地中に放出されるのを防止す
るもう1つのバリヤを形成する。
よびその内部の部屋のすべてに、通常必要とされるよう
な、アクセスドア、配管および電気配線などのための貫
通穴を必要な数設けることができる。ただし、アクセス
を制限し、自動閉止を含む制御装置を適用して、この発
明の適正な機能を確保するのがよい。格納容器18およ
び第1、第2および第3エンクロージャ20、26およ
び30の上に、普通の屋根34が配置され、この屋根3
4は、沸とう水炉を保守管理するのに通常用いるクレー
ン(図示せず)などの普通の機器を収納する、その下側
の構造へのアクセスを可能にする頂部室36を画定す
る。格納容器18の上には普通の水プールが配置されて
いる。このようなプールとしては、たとえば、隔離プー
ル水40を入れた隔離プール38がある。炉建屋10に
設けたいくつかのプールは種々の機能を果たすための普
通のプールであり、格納容器18の上に配置したプール
は、放射線が格納容器18から上向きに周囲環境42、
すなわち炉建屋10を囲む雰囲気に放出されるのを防止
する1つのバリヤ(障壁)を形成し、そして建屋10の
底部は、放射線が下向きに地中に放出されるのを防止す
るもう1つのバリヤを形成する。
【0017】この発明によれば、格納容器18からの放
射線の横方向、すなわち側方への放出を、以下に詳述す
るように少なくとも第1および第2エンクロージャ20
および26を放射線バリヤとして設けることにより、軽
減する。しかし、第一に、第1および第2エンクロージ
ャ20および26は、たとえば、冷却材喪失事故(LO
CA)後に格納容器18をパッシブ(受動的)に冷却す
るのに有効である。この発明は、所定通りに新鮮な空気
44を環境42から炉建屋10内に導入し、そしてフィ
ルタを通した加熱された古い空気46を炉建屋10から
高い位置で排出することにより、冷却と放射線漏れ(す
なわち線量)軽減を達成する。新鮮な空気44は外部の
周囲温度にあるので、新鮮な空気を導入することによ
り、格納容器18の外部および第1室22内の安全装置
24などの機器を含めて、第1室22の冷却を行うこと
ができる。第1室22内の高温の空気をフィルタに通し
てから、高い位置で追い出すのが好ましいので、かかる
空気を放出することは、炉建屋漏洩路を通してのフィル
タなしのグラウンドレベルでの放出に対して、線量が減
少する。
射線の横方向、すなわち側方への放出を、以下に詳述す
るように少なくとも第1および第2エンクロージャ20
および26を放射線バリヤとして設けることにより、軽
減する。しかし、第一に、第1および第2エンクロージ
ャ20および26は、たとえば、冷却材喪失事故(LO
CA)後に格納容器18をパッシブ(受動的)に冷却す
るのに有効である。この発明は、所定通りに新鮮な空気
44を環境42から炉建屋10内に導入し、そしてフィ
ルタを通した加熱された古い空気46を炉建屋10から
高い位置で排出することにより、冷却と放射線漏れ(す
なわち線量)軽減を達成する。新鮮な空気44は外部の
周囲温度にあるので、新鮮な空気を導入することによ
り、格納容器18の外部および第1室22内の安全装置
24などの機器を含めて、第1室22の冷却を行うこと
ができる。第1室22内の高温の空気をフィルタに通し
てから、高い位置で追い出すのが好ましいので、かかる
空気を放出することは、炉建屋漏洩路を通してのフィル
タなしのグラウンドレベルでの放出に対して、線量が減
少する。
【0018】具体的には、第1室22および第2室28
を設けるのは、格納容器18および、たとえば、LOC
A状態後に作動する熱発生安全装置24により加熱され
ている第1室22をパッシブ(受動的)に冷却する方法
を実施するためである。LOCA状態に続いて、格納容
器18内の蒸気のブローダウン(流出)は格納容器18
の壁を加熱し、熱をそこを通して第1室22に運ぶ。安
全装置24の一部もLOCA状態後に熱を発生し、第1
室22をさらに加熱する。したがって、第1室22内に
入っている古い空気46は加熱され、自然対流により上
向きに第1エンクロージャの頂部20aに向かって上昇
する。
を設けるのは、格納容器18および、たとえば、LOC
A状態後に作動する熱発生安全装置24により加熱され
ている第1室22をパッシブ(受動的)に冷却する方法
を実施するためである。LOCA状態に続いて、格納容
器18内の蒸気のブローダウン(流出)は格納容器18
の壁を加熱し、熱をそこを通して第1室22に運ぶ。安
全装置24の一部もLOCA状態後に熱を発生し、第1
室22をさらに加熱する。したがって、第1室22内に
入っている古い空気46は加熱され、自然対流により上
向きに第1エンクロージャの頂部20aに向かって上昇
する。
【0019】さらに、格納容器18はできるだけ漏れ防
止となるように設計されているが、それにもかかわらず
格納容器18内部から第1室22への若干の漏れが起こ
り、この漏れは放射性粒子を含有すると考えられる。L
OCA後、格納容器18内の温度および圧力が上昇し、
このことは、図1にLで示される漏れ通路により示され
るように、格納容器18の亀裂そしておそらくは格納容
器18に存在する貫通物を通しての外向きの漏れを勢い
付ける。格納容器18は、格納容器を経ての漏れを1日
当たり約0.5体積%以下の漏れ率に抑えることによ
り、実質的に耐漏れ性となるように、通常通りに設計す
るのがよい。
止となるように設計されているが、それにもかかわらず
格納容器18内部から第1室22への若干の漏れが起こ
り、この漏れは放射性粒子を含有すると考えられる。L
OCA後、格納容器18内の温度および圧力が上昇し、
このことは、図1にLで示される漏れ通路により示され
るように、格納容器18の亀裂そしておそらくは格納容
器18に存在する貫通物を通しての外向きの漏れを勢い
付ける。格納容器18は、格納容器を経ての漏れを1日
当たり約0.5体積%以下の漏れ率に抑えることによ
り、実質的に耐漏れ性となるように、通常通りに設計す
るのがよい。
【0020】この漏れからの熱と、格納容器18を通し
て外向きに第1室22に運ばれる熱と、第1室22内の
安全装置24から発生する熱は、第1室22内の古い空
気46を数日間にわたって、たとえば望ましくない高温
まで加熱することになる。したがって、第1室22の冷
却が必要になる。この発明の1つの目的によれば、第1
室22を冷却する方法として、第2エンクロージャ26
の外側の環境42からの新鮮な空気44を重力作用によ
り第2室28を通して下向きに案内し、ついでその新鮮
な空気44を第2室28から底部20b付近で第1エン
クロージャ20を通して横方向に案内し、第1室22に
その底部で導入する。この冷却方法ではさらに、新鮮な
空気44を自然対流の浮力により第1室22を通して上
向きに案内し、これにより安全装置24および格納容器
18の外壁を含めた第1室22を冷却し、そしてその新
鮮な空気44を第1室22内の古い空気46と混ぜ合わ
せる。したがって、新鮮な空気44は第1室22内の高
温により加熱され、その内部の古い空気46と混ざり、
そして自然に上昇する。冷たい空気の密度は熱い空気の
密度より大きいので、冷たい新鮮な空気44は第2室2
8内を重力作用により降下し、そして比較的熱い古い空
気46は第1室22内で上昇し、こうして空気の自然対
流循環が生じる。この発明にしたがってこの自然循環を
利用して、なんらのアクティブ手段、たとえば外部から
動力供給を受ける駆動用ファンを必要とせずに、第1室
22のパッシブ(受動的)な冷却を達成する。この冷却
方法ではさらに、加熱された古い空気46を第1室22
から排出する。ここでの加熱された古い空気46は、も
はや新鮮ではない以前に新鮮であった空気44がそれに
混ざっている。その古い空気46を第1室22から上向
きに、第1エンクロージャの頂部20aを通して環境4
2に排出する。この冷却方法ではさらに、以下に詳述す
るように、炉建屋10から排出する前に、第1室22か
ら排出される古い空気46をフィルタに通し、そこから
放射性粒子を所望の低いレベルまで除去するのが好適で
ある。
て外向きに第1室22に運ばれる熱と、第1室22内の
安全装置24から発生する熱は、第1室22内の古い空
気46を数日間にわたって、たとえば望ましくない高温
まで加熱することになる。したがって、第1室22の冷
却が必要になる。この発明の1つの目的によれば、第1
室22を冷却する方法として、第2エンクロージャ26
の外側の環境42からの新鮮な空気44を重力作用によ
り第2室28を通して下向きに案内し、ついでその新鮮
な空気44を第2室28から底部20b付近で第1エン
クロージャ20を通して横方向に案内し、第1室22に
その底部で導入する。この冷却方法ではさらに、新鮮な
空気44を自然対流の浮力により第1室22を通して上
向きに案内し、これにより安全装置24および格納容器
18の外壁を含めた第1室22を冷却し、そしてその新
鮮な空気44を第1室22内の古い空気46と混ぜ合わ
せる。したがって、新鮮な空気44は第1室22内の高
温により加熱され、その内部の古い空気46と混ざり、
そして自然に上昇する。冷たい空気の密度は熱い空気の
密度より大きいので、冷たい新鮮な空気44は第2室2
8内を重力作用により降下し、そして比較的熱い古い空
気46は第1室22内で上昇し、こうして空気の自然対
流循環が生じる。この発明にしたがってこの自然循環を
利用して、なんらのアクティブ手段、たとえば外部から
動力供給を受ける駆動用ファンを必要とせずに、第1室
22のパッシブ(受動的)な冷却を達成する。この冷却
方法ではさらに、加熱された古い空気46を第1室22
から排出する。ここでの加熱された古い空気46は、も
はや新鮮ではない以前に新鮮であった空気44がそれに
混ざっている。その古い空気46を第1室22から上向
きに、第1エンクロージャの頂部20aを通して環境4
2に排出する。この冷却方法ではさらに、以下に詳述す
るように、炉建屋10から排出する前に、第1室22か
ら排出される古い空気46をフィルタに通し、そこから
放射性粒子を所望の低いレベルまで除去するのが好適で
ある。
【0021】炉建屋を通しての所望のパッシブ(受動
的)な自然循環流路を実現するために、第2エンクロー
ジャ26の外側の環境42から比較的冷たい周囲の新鮮
な空気44を第2室28に取り込むための、少なくとも
1つ(所望通りの数)の建屋入口48を第2エンクロー
ジャの頂部26aに配置するのが好ましい。古い空気4
6を第1室22から環境42に排出するための、少なく
とも1つの建屋出口50を第1エンクロージャの頂部2
0aに配置するのが好ましい。さらに、第1室22と第
2室28とを選択的に流れ連通関係につなげて、新鮮な
空気44を第2室28から第1室22に案内するため
の、少なくとも1つ(所望通りの数)の移送ダクト52
を、底部20b近くの第1エンクロージャ20に貫通し
て配置するのが好ましい。
的)な自然循環流路を実現するために、第2エンクロー
ジャ26の外側の環境42から比較的冷たい周囲の新鮮
な空気44を第2室28に取り込むための、少なくとも
1つ(所望通りの数)の建屋入口48を第2エンクロー
ジャの頂部26aに配置するのが好ましい。古い空気4
6を第1室22から環境42に排出するための、少なく
とも1つの建屋出口50を第1エンクロージャの頂部2
0aに配置するのが好ましい。さらに、第1室22と第
2室28とを選択的に流れ連通関係につなげて、新鮮な
空気44を第2室28から第1室22に案内するため
の、少なくとも1つ(所望通りの数)の移送ダクト52
を、底部20b近くの第1エンクロージャ20に貫通し
て配置するのが好ましい。
【0022】第1室22は格納容器18にもっとも近
く、第2室28により絶縁されているので、格納容器の
亀裂や貫通物を通しての蒸気や放射性粒子の漏れのた
め、またたとえばLOCA状態後の格納容器18を通し
ての熱伝導のため、そしてまた、内部の安全装置24の
作動による熱の放出から、第1室22は第2室28より
以上に昇温する。したがって、第1室22はフィルタ付
きの高い放出点までの最終排出流路の候補として最良で
ある。第1室22に含まれる古い空気46は第2室28
内の空気より相対的に高温であり、したがってより大き
な浮力を持つからである。空気取り込み流路としては第
3室32より第2室28が好適である。それは、第2室
28は体積が小さく、第3室32により風荷重から保護
され、そして所定の低い漏れ率に構成しやすいからであ
る。
く、第2室28により絶縁されているので、格納容器の
亀裂や貫通物を通しての蒸気や放射性粒子の漏れのた
め、またたとえばLOCA状態後の格納容器18を通し
ての熱伝導のため、そしてまた、内部の安全装置24の
作動による熱の放出から、第1室22は第2室28より
以上に昇温する。したがって、第1室22はフィルタ付
きの高い放出点までの最終排出流路の候補として最良で
ある。第1室22に含まれる古い空気46は第2室28
内の空気より相対的に高温であり、したがってより大き
な浮力を持つからである。空気取り込み流路としては第
3室32より第2室28が好適である。それは、第2室
28は体積が小さく、第3室32により風荷重から保護
され、そして所定の低い漏れ率に構成しやすいからであ
る。
【0023】第1室22および第2室28はこの発明に
したがって空気流路として設けられているので、そこか
らの望ましくない漏れを減らして、そこを通して新鮮な
空気44および古い空気46を案内する効率を最高にす
る必要がある。第1、第2および第3エンクロージャ2
0、26および30を経ての空気の漏れは、適当な壁形
成材料、たとえばコンクリートまたは金属に、適当なシ
ールを有するアクセスドアを設けたり、またたとえば、
電気配線や配管を適当にシールすることにより、通常の
手段で制御することができる。第1エンクロージャ20
に1日当たり約25体積%以下の漏れ率の比較的耐漏れ
性の第1漏れレベルを与えるのが好ましい。この漏れレ
ベルは、代表的な格納容器18に設定する1日当たり
0.5体積%の漏れよりいちじるしく大きい。第2エン
クロージャ26は、第1エンクロージャ20の第1漏れ
レベルより大きい第2漏れレベルをもつように、通常通
りに建造すればよく、たとえば、1日当たり約50体積
%の漏れ率とすればよい。そして、第3エンクロージャ
30は、第2エンクロージャ26の第2漏れレベルより
大きい第3漏れレベルをもつように、通常通りに建造す
ればよく、たとえば、1日当たり約100体積%の漏れ
率とすればよい。第1エンクロージャ20および第2エ
ンクロージャ26を適当に建造すれば、新鮮な空気44
および古い空気46をこれらエンクロージャを通して有
意な損失なしに案内することができ、これらエンクロー
ジャを通しての自然対流循環流れを最大にすることがで
きる。所望に応じて、別の実施例では、新鮮な空気44
を第3室32に案内し、そこから横方向に1つ以上の適
当な移送ダクト(図示せず)を通して第2室28に、そ
して第1室22に案内することができる。
したがって空気流路として設けられているので、そこか
らの望ましくない漏れを減らして、そこを通して新鮮な
空気44および古い空気46を案内する効率を最高にす
る必要がある。第1、第2および第3エンクロージャ2
0、26および30を経ての空気の漏れは、適当な壁形
成材料、たとえばコンクリートまたは金属に、適当なシ
ールを有するアクセスドアを設けたり、またたとえば、
電気配線や配管を適当にシールすることにより、通常の
手段で制御することができる。第1エンクロージャ20
に1日当たり約25体積%以下の漏れ率の比較的耐漏れ
性の第1漏れレベルを与えるのが好ましい。この漏れレ
ベルは、代表的な格納容器18に設定する1日当たり
0.5体積%の漏れよりいちじるしく大きい。第2エン
クロージャ26は、第1エンクロージャ20の第1漏れ
レベルより大きい第2漏れレベルをもつように、通常通
りに建造すればよく、たとえば、1日当たり約50体積
%の漏れ率とすればよい。そして、第3エンクロージャ
30は、第2エンクロージャ26の第2漏れレベルより
大きい第3漏れレベルをもつように、通常通りに建造す
ればよく、たとえば、1日当たり約100体積%の漏れ
率とすればよい。第1エンクロージャ20および第2エ
ンクロージャ26を適当に建造すれば、新鮮な空気44
および古い空気46をこれらエンクロージャを通して有
意な損失なしに案内することができ、これらエンクロー
ジャを通しての自然対流循環流れを最大にすることがで
きる。所望に応じて、別の実施例では、新鮮な空気44
を第3室32に案内し、そこから横方向に1つ以上の適
当な移送ダクト(図示せず)を通して第2室28に、そ
して第1室22に案内することができる。
【0024】自然対流循環流れを最大にするために、建
屋入口48をできるだけ高い位置、たとえば第2エンク
ロージャの頂部26aに配置し、建屋出口50もできる
だけ高い位置、たとえば第1エンクロージャの頂部20
aに配置し、こうして相対的に冷たい高密度の新鮮な空
気44の重力降下と、加熱された古い空気46の上向き
の自然浮力とによる駆動力を増加する。移送ダクト52
をできるだけ低い位置、たとえば第1エンクロージャの
底部20b付近に配置するのが好ましい。こうすれば、
新鮮な空気44が重力により第2室28内を下向きに流
れ、ついで移送ダクト52を通って第2室28から横向
きに第1エンクロージャ20を貫通して第1室22に流
れ、そして第1室22内を上向きに流れて第1室22を
冷却し、古い空気46と混ざり合い、しかる後、建屋出
口50から環境42に排出される。
屋入口48をできるだけ高い位置、たとえば第2エンク
ロージャの頂部26aに配置し、建屋出口50もできる
だけ高い位置、たとえば第1エンクロージャの頂部20
aに配置し、こうして相対的に冷たい高密度の新鮮な空
気44の重力降下と、加熱された古い空気46の上向き
の自然浮力とによる駆動力を増加する。移送ダクト52
をできるだけ低い位置、たとえば第1エンクロージャの
底部20b付近に配置するのが好ましい。こうすれば、
新鮮な空気44が重力により第2室28内を下向きに流
れ、ついで移送ダクト52を通って第2室28から横向
きに第1エンクロージャ20を貫通して第1室22に流
れ、そして第1室22内を上向きに流れて第1室22を
冷却し、古い空気46と混ざり合い、しかる後、建屋出
口50から環境42に排出される。
【0025】LOCAなどの設計基準事故の前と直後
に、第1室22および第2室28はだいたい同じ室温に
ある。同じ温度のとき、自然循環駆動力は存在しない。
したがって、好適な実施例では、普通の第1ダンパ54
の形態の手段を設けて、第1室22および第2室28間
の空気流を選択的に阻止したり、許容したりする。第1
ダンパ54は、たとえば移送ダクト52内に配置するの
がよく、通常の手段で移送ダクト52を閉じる位置(破
線で示す)に設定し、そこを通しての流れを阻止し、第
1室22から第2室28への古い空気46の逆流を防止
する。第1室22内の古い空気46は加熱され、放射性
漏れを含有する可能性があるので、それが移送ダクト5
2を通って第2室28に逆流するのを防止するのが望ま
しい。しかし、ひとたび古い空気46が所定のレベルま
で加熱されその自然対流による上昇が確実になれば、第
1ダンパ54を通常の手段で開放し(実線で示す)、移
送ダクト52を経ての流れの阻止を解除し、こうして第
2室28から移送ダクト52を経て第1室22に向かう
妨害のない順方向の流れを許容する。このとき比較的冷
たい新鮮な空気44は第2室28内で下向きの駆動力を
生じ、移送ダクト52を経て第1室22に向かう順方向
の流れを保証する。別の実施例では、第1ダンパ54
を、54aで示すように、建屋入口48内の適当な位置
に設置することもできる(ダンパの開放位置を実線で、
閉止位置を破線で示す)。
に、第1室22および第2室28はだいたい同じ室温に
ある。同じ温度のとき、自然循環駆動力は存在しない。
したがって、好適な実施例では、普通の第1ダンパ54
の形態の手段を設けて、第1室22および第2室28間
の空気流を選択的に阻止したり、許容したりする。第1
ダンパ54は、たとえば移送ダクト52内に配置するの
がよく、通常の手段で移送ダクト52を閉じる位置(破
線で示す)に設定し、そこを通しての流れを阻止し、第
1室22から第2室28への古い空気46の逆流を防止
する。第1室22内の古い空気46は加熱され、放射性
漏れを含有する可能性があるので、それが移送ダクト5
2を通って第2室28に逆流するのを防止するのが望ま
しい。しかし、ひとたび古い空気46が所定のレベルま
で加熱されその自然対流による上昇が確実になれば、第
1ダンパ54を通常の手段で開放し(実線で示す)、移
送ダクト52を経ての流れの阻止を解除し、こうして第
2室28から移送ダクト52を経て第1室22に向かう
妨害のない順方向の流れを許容する。このとき比較的冷
たい新鮮な空気44は第2室28内で下向きの駆動力を
生じ、移送ダクト52を経て第1室22に向かう順方向
の流れを保証する。別の実施例では、第1ダンパ54
を、54aで示すように、建屋入口48内の適当な位置
に設置することもできる(ダンパの開放位置を実線で、
閉止位置を破線で示す)。
【0026】第1ダンパ54は、図示したフラッパ型弁
を含めて任意の通常の形態をとることができ、蓄えられ
た原動力、たとえばアキュムレータからの空気圧または
電池からの直流電流、あるいは得られるならAC電力を
用いて、通常の手段で自動的に開放することができ、あ
るいは必要なら手動で開放することができる。第1ダン
パは常閉であり、たとえばLOCA後に1度だけ開い
て、移送ダクト52を通しての自然循環を許容すること
が必要である。もちろん、第1室22と第2室28との
間のドアその他のアクセス穴は平常時は閉じておいて、
第1室22と第2室28を通る主要流路が、そこを通し
ての新鮮な空気44および古い空気46の自然循環を行
う流路となるようにする。
を含めて任意の通常の形態をとることができ、蓄えられ
た原動力、たとえばアキュムレータからの空気圧または
電池からの直流電流、あるいは得られるならAC電力を
用いて、通常の手段で自動的に開放することができ、あ
るいは必要なら手動で開放することができる。第1ダン
パは常閉であり、たとえばLOCA後に1度だけ開い
て、移送ダクト52を通しての自然循環を許容すること
が必要である。もちろん、第1室22と第2室28との
間のドアその他のアクセス穴は平常時は閉じておいて、
第1室22と第2室28を通る主要流路が、そこを通し
ての新鮮な空気44および古い空気46の自然循環を行
う流路となるようにする。
【0027】第1室22と第2室28を通しての自然対
流駆動力をさらに増加するために、普通の細長い排気煙
突56を屋根34の上に配置し、古い空気46をより高
い位置で排出する。図1に示すような排気煙突56を、
屋根34の上の建屋出口50の上にかつ出口50と流れ
連通関係に配置するのが好ましく、こうして古い空気4
6を第1室22から上向きに案内し、周囲の環境42に
排出する。
流駆動力をさらに増加するために、普通の細長い排気煙
突56を屋根34の上に配置し、古い空気46をより高
い位置で排出する。図1に示すような排気煙突56を、
屋根34の上の建屋出口50の上にかつ出口50と流れ
連通関係に配置するのが好ましく、こうして古い空気4
6を第1室22から上向きに案内し、周囲の環境42に
排出する。
【0028】図1に示すように、建屋入口48には、適
当な入口配管48aが第2エンクロージャの頂部26a
から延在し、屋根34を貫通している。建屋出口50に
も同様に、普通の出口ダクト50aが第1エンクロージ
ャの頂部20aから延在し、屋根34を貫通し、排気煙
突56と流れ連通している。第2ダンパ58を出口ダク
ト50aに配置してそこを通る流れを選択的に阻止する
か、許容するのがよい。第2ダンパ58の開放位置を実
線で、閉止位置を破線で示す。第2ダンパ58は、第1
ダンパ54に加えて、あるいは第1ダンパの代わりに用
いることができ、古い空気46が適当に加熱されたとき
所定通りに開き、移送ダクト52を通しての逆流を生じ
ることなく、排気煙突56を通して上向きの自然対流を
確保する。
当な入口配管48aが第2エンクロージャの頂部26a
から延在し、屋根34を貫通している。建屋出口50に
も同様に、普通の出口ダクト50aが第1エンクロージ
ャの頂部20aから延在し、屋根34を貫通し、排気煙
突56と流れ連通している。第2ダンパ58を出口ダク
ト50aに配置してそこを通る流れを選択的に阻止する
か、許容するのがよい。第2ダンパ58の開放位置を実
線で、閉止位置を破線で示す。第2ダンパ58は、第1
ダンパ54に加えて、あるいは第1ダンパの代わりに用
いることができ、古い空気46が適当に加熱されたとき
所定通りに開き、移送ダクト52を通しての逆流を生じ
ることなく、排気煙突56を通して上向きの自然対流を
確保する。
【0029】したがって、第1室22および第2室28
は、新鮮な空気44を下向きに、古い空気46を上向き
に自然循環させ、格納容器18の外壁を含めて第1室2
2をパッシブに冷却するのに有効な流路を構成する。第
1エンクロージャ20および第2エンクロージャ26
は、格納容器18からの放射線漏れに対する追加の遮蔽
体をなし、放射線漏れを受け入れるとともにパッシブ手
段により線量減少を行う第1室22および第2室28を
画定する。たとえば、いくつかの室、すなわち室22、
28および32は、ホールドアップ、すなわち放射能漏
れの一時的な閉じ込め(その半減期劣化を促す)によ
り、パッシブな線量減少を行う。さらに、放射性粒子が
室22、28および32内の種々の表面に付着すると
き、パッシブな線量減少が沈着からも起こり、これによ
り炉建屋からの放射性粒子の抜け出しを防止する。さら
に、炉建屋内に含まれるいくつかのプールは、漏れ出る
放射性粒子の希釈を行い、粒子をプール内に捕捉し、そ
の抜け出しを防止する。ホールドアップ、希釈および沈
着は、放射線漏れを減少させるパッシブ技術として従来
から知られているが、3つの室22、28および32
は、体積の増加、表面積の増加および追加の遮蔽体を与
えることで、炉建屋からの放射線漏れのホールドアップ
および沈着による減少をさらに向上する。
は、新鮮な空気44を下向きに、古い空気46を上向き
に自然循環させ、格納容器18の外壁を含めて第1室2
2をパッシブに冷却するのに有効な流路を構成する。第
1エンクロージャ20および第2エンクロージャ26
は、格納容器18からの放射線漏れに対する追加の遮蔽
体をなし、放射線漏れを受け入れるとともにパッシブ手
段により線量減少を行う第1室22および第2室28を
画定する。たとえば、いくつかの室、すなわち室22、
28および32は、ホールドアップ、すなわち放射能漏
れの一時的な閉じ込め(その半減期劣化を促す)によ
り、パッシブな線量減少を行う。さらに、放射性粒子が
室22、28および32内の種々の表面に付着すると
き、パッシブな線量減少が沈着からも起こり、これによ
り炉建屋からの放射性粒子の抜け出しを防止する。さら
に、炉建屋内に含まれるいくつかのプールは、漏れ出る
放射性粒子の希釈を行い、粒子をプール内に捕捉し、そ
の抜け出しを防止する。ホールドアップ、希釈および沈
着は、放射線漏れを減少させるパッシブ技術として従来
から知られているが、3つの室22、28および32
は、体積の増加、表面積の増加および追加の遮蔽体を与
えることで、炉建屋からの放射線漏れのホールドアップ
および沈着による減少をさらに向上する。
【0030】図3に移ると、この発明ではさらに、上述
した冷たい新鮮な空気44および熱い古い空気46の自
然循環だけにより与えられる流れ以上に、建屋出口50
からの古い空気46の流れを増加するために、60で総
称した第1駆動手段を設ける。第1駆動手段60も、外
部動力を必要としないパッシブな手段であるのが好まし
く、たとえば、LOCA状態の後に、炉建屋内で得られ
るエネルギーだけを用いて作動できるのがよい。図3に
示した実施例では、第1駆動手段60は、隔離水40の
入った隔離プール38を含み、普通の熱交換器の形態の
隔離凝縮器(コンデンサ)62が隔離水40の水面下の
隔離プール38内に配置されている。隔離凝縮器62
は、圧力容器12と流れ連通関係で通常の手段で連結さ
れており、圧力容器12から入口配管66を通して一次
蒸気64を受け取る。この一次空気64は隔離凝縮器6
2内で隔離水40により冷却され、一方隔離水40はそ
れにより加熱され、二次蒸気68を発生する。一次蒸気
64は放射性であるが、隔離凝縮器62および隔離水4
0は放射能を取りこむのに有効であるので、二次蒸気6
8は放射能が低いかゼロである。普通の出口配管70で
凝縮した一次蒸気64を液体として圧力容器12に戻
す。
した冷たい新鮮な空気44および熱い古い空気46の自
然循環だけにより与えられる流れ以上に、建屋出口50
からの古い空気46の流れを増加するために、60で総
称した第1駆動手段を設ける。第1駆動手段60も、外
部動力を必要としないパッシブな手段であるのが好まし
く、たとえば、LOCA状態の後に、炉建屋内で得られ
るエネルギーだけを用いて作動できるのがよい。図3に
示した実施例では、第1駆動手段60は、隔離水40の
入った隔離プール38を含み、普通の熱交換器の形態の
隔離凝縮器(コンデンサ)62が隔離水40の水面下の
隔離プール38内に配置されている。隔離凝縮器62
は、圧力容器12と流れ連通関係で通常の手段で連結さ
れており、圧力容器12から入口配管66を通して一次
蒸気64を受け取る。この一次空気64は隔離凝縮器6
2内で隔離水40により冷却され、一方隔離水40はそ
れにより加熱され、二次蒸気68を発生する。一次蒸気
64は放射性であるが、隔離凝縮器62および隔離水4
0は放射能を取りこむのに有効であるので、二次蒸気6
8は放射能が低いかゼロである。普通の出口配管70で
凝縮した一次蒸気64を液体として圧力容器12に戻
す。
【0031】第1駆動手段60はさらに、隔離プール3
8と排気煙突56との間に流れ連通関係で配置された普
通の供給配管72を含み、これにより二次蒸気68を排
気煙突56に案内し、排気煙突56内に余分な熱を放出
し、こうして古い空気46を第1室22から建屋出口5
0を通して吸込むとともに、古い空気46を排気煙突5
6を通して上向きに駆動する。したがって、隔離水40
から生成した二次蒸気68を用いて、古い空気46を出
口ダクト50aから吸込む排気煙突56内の対流による
力を増加することができる。このことは、熱を二次蒸気
68から排気煙突56内にある空気に伝えることによっ
て行われ、これにより空気を加熱しそれを上昇させる。
図3に示すように、二次蒸気68を直接排気煙突56の
底部に導入することができ、そこで二次蒸気68は、第
1室22からの古い空気46を加熱し、古い空気46を
第1室22から引き上げながら、上昇する。
8と排気煙突56との間に流れ連通関係で配置された普
通の供給配管72を含み、これにより二次蒸気68を排
気煙突56に案内し、排気煙突56内に余分な熱を放出
し、こうして古い空気46を第1室22から建屋出口5
0を通して吸込むとともに、古い空気46を排気煙突5
6を通して上向きに駆動する。したがって、隔離水40
から生成した二次蒸気68を用いて、古い空気46を出
口ダクト50aから吸込む排気煙突56内の対流による
力を増加することができる。このことは、熱を二次蒸気
68から排気煙突56内にある空気に伝えることによっ
て行われ、これにより空気を加熱しそれを上昇させる。
図3に示すように、二次蒸気68を直接排気煙突56の
底部に導入することができ、そこで二次蒸気68は、第
1室22からの古い空気46を加熱し、古い空気46を
第1室22から引き上げながら、上昇する。
【0032】図4に示す別の実施例では、第1駆動手段
60はさらに、普通の熱交換器74を含む。この熱交換
器74は、排気煙突56の基部内で煙突の下に、建屋出
口50および供給配管72両方と流れ連通関係で配置さ
れ、排気煙突56からの排出前に二次蒸気68により古
い空気46をさらに加熱し、古い空気46を第1室22
から吸込むように作動する。出口ダクト50aは、古い
空気46が熱交換器74の内部で二次蒸気68により加
熱されるように、通常通りに熱交換器74に連結され、
そして加熱された古い空気46は熱交換器74から立て
筒76を通して排出される。立て筒76は排気煙突56
内を上向きに延在し、二次蒸気68を排気煙突56より
上で環境42に排出する。図3および図4に示す実施例
いずれでも、普通の凝縮液戻し配管78で二次蒸気68
からの凝縮物を隔離プール38に戻す。
60はさらに、普通の熱交換器74を含む。この熱交換
器74は、排気煙突56の基部内で煙突の下に、建屋出
口50および供給配管72両方と流れ連通関係で配置さ
れ、排気煙突56からの排出前に二次蒸気68により古
い空気46をさらに加熱し、古い空気46を第1室22
から吸込むように作動する。出口ダクト50aは、古い
空気46が熱交換器74の内部で二次蒸気68により加
熱されるように、通常通りに熱交換器74に連結され、
そして加熱された古い空気46は熱交換器74から立て
筒76を通して排出される。立て筒76は排気煙突56
内を上向きに延在し、二次蒸気68を排気煙突56より
上で環境42に排出する。図3および図4に示す実施例
いずれでも、普通の凝縮液戻し配管78で二次蒸気68
からの凝縮物を隔離プール38に戻す。
【0033】図5は排気煙突56の別の実施例を示す。
本例の煙突56はエダクタの形態で、建屋出口50から
古い空気46を、二次蒸気68から熱を受け取る基部5
6aを有する。煙突56は、基部56aと流れ連通した
流れ面積の小さいスロート56bと、スロート56bと
流れ連通したスロート56bより流れ面積の大きい出口
頂部56cとを含む。エダクタは、たとえば、圧力容器
12内部の水の循環を増すものとして、従来から知られ
ている。エダクタは、通常、駆動流体、たとえば二次蒸
気68からの運動エネルギーを被駆動流体、たとえば古
い空気46に伝達することによって、被駆動流体をエダ
クタを通して吸引する作用をなす。図5に示す実施例で
は、立て筒76の出口76aは普通のノズルの形態とな
っており、この出口76aは二次蒸気68の圧力を制御
する作用をなし、そこから排出される二次蒸気68の運
動エネルギーを増加する。この運動エネルギーはこの
後、スロート56bの上流で二次蒸気と古い空気が混ざ
るところで、古い空気46に伝達される。そしてその後
混合物はスロート56bから出口頂部56cに拡散さ
れ、環境42に排出される。最適な性能を得るために、
煙突56は所望に応じて1つ以上のエダクタから構成す
る。さらに、第1室22および第2室28が構成する循
環流路は、排気煙突56から排出する前に古い空気46
から放射性粒子を除去する、古い空気46のパッシブな
フィルタ作用も可能にする。古い空気46と共に炉建屋
から排出される放射性粒子を減らすために、普通のフィ
ルタ80を適当な位置、たとえば図5の実施例に示すよ
うに排気煙突56の基部内に設けることができる。古い
空気46を、第1室22からの排出後、かつ排気煙突5
6を通しての環境42への排出前に、ろ過して、第1室
22を通る流れを妨害のない流れとするのが望ましい。
したがって、フィルタ80は建屋出口50と排気煙突5
6との間に流れ連通関係で配置し、こうして排気煙突5
6からの排出前に古い空気46から放射性粒子を取り除
くのが好ましい。フィルタ80は、放射性粒子を古い空
気46から除去する普通の活性炭フィルタとすればよ
く、熱交換器74から加熱された古い空気46を受け取
るように、熱交換器74と流れ連通関係に配置し、フィ
ルタ80の作動効率を高めるのがよい。図5に示すよう
に、古い空気46を熱交換器74の一方の回路に通し、
そこで古い空気46を、熱交換器の他方の回路を流通す
る二次蒸気68により加熱する。その後加熱された古い
空気46をフィルタ80に通して放射性粒子を古い空気
46から除去し、そして清浄になった古い空気46を排
気煙突56から排出する。二次蒸気68を古い空気46
とは独立に熱交換器74に通すので、古い空気46は比
較的乾燥状態に留まり、それでフィルタ80に普通の活
性炭を用いても効果的なろ過を行える。しかし、古い空
気46の湿気が高い場合には、フィルタ80に別の普通
の材料、たとえば銀ゼオライトを使用すればよい。
本例の煙突56はエダクタの形態で、建屋出口50から
古い空気46を、二次蒸気68から熱を受け取る基部5
6aを有する。煙突56は、基部56aと流れ連通した
流れ面積の小さいスロート56bと、スロート56bと
流れ連通したスロート56bより流れ面積の大きい出口
頂部56cとを含む。エダクタは、たとえば、圧力容器
12内部の水の循環を増すものとして、従来から知られ
ている。エダクタは、通常、駆動流体、たとえば二次蒸
気68からの運動エネルギーを被駆動流体、たとえば古
い空気46に伝達することによって、被駆動流体をエダ
クタを通して吸引する作用をなす。図5に示す実施例で
は、立て筒76の出口76aは普通のノズルの形態とな
っており、この出口76aは二次蒸気68の圧力を制御
する作用をなし、そこから排出される二次蒸気68の運
動エネルギーを増加する。この運動エネルギーはこの
後、スロート56bの上流で二次蒸気と古い空気が混ざ
るところで、古い空気46に伝達される。そしてその後
混合物はスロート56bから出口頂部56cに拡散さ
れ、環境42に排出される。最適な性能を得るために、
煙突56は所望に応じて1つ以上のエダクタから構成す
る。さらに、第1室22および第2室28が構成する循
環流路は、排気煙突56から排出する前に古い空気46
から放射性粒子を除去する、古い空気46のパッシブな
フィルタ作用も可能にする。古い空気46と共に炉建屋
から排出される放射性粒子を減らすために、普通のフィ
ルタ80を適当な位置、たとえば図5の実施例に示すよ
うに排気煙突56の基部内に設けることができる。古い
空気46を、第1室22からの排出後、かつ排気煙突5
6を通しての環境42への排出前に、ろ過して、第1室
22を通る流れを妨害のない流れとするのが望ましい。
したがって、フィルタ80は建屋出口50と排気煙突5
6との間に流れ連通関係で配置し、こうして排気煙突5
6からの排出前に古い空気46から放射性粒子を取り除
くのが好ましい。フィルタ80は、放射性粒子を古い空
気46から除去する普通の活性炭フィルタとすればよ
く、熱交換器74から加熱された古い空気46を受け取
るように、熱交換器74と流れ連通関係に配置し、フィ
ルタ80の作動効率を高めるのがよい。図5に示すよう
に、古い空気46を熱交換器74の一方の回路に通し、
そこで古い空気46を、熱交換器の他方の回路を流通す
る二次蒸気68により加熱する。その後加熱された古い
空気46をフィルタ80に通して放射性粒子を古い空気
46から除去し、そして清浄になった古い空気46を排
気煙突56から排出する。二次蒸気68を古い空気46
とは独立に熱交換器74に通すので、古い空気46は比
較的乾燥状態に留まり、それでフィルタ80に普通の活
性炭を用いても効果的なろ過を行える。しかし、古い空
気46の湿気が高い場合には、フィルタ80に別の普通
の材料、たとえば銀ゼオライトを使用すればよい。
【0034】フィルタ80はその前後で圧力降下を生じ
るので、新鮮な空気44および古い空気46をそれぞれ
第2室28および第1室22を通して循環させるのに、
また古い空気46をフィルタ80を通してそして排気煙
突56を通して環境42に押し出すのに適当な駆動力を
確実に得るために、たとえば、図5に示すエダクタ56
を含む第1駆動手段60が好ましい。
るので、新鮮な空気44および古い空気46をそれぞれ
第2室28および第1室22を通して循環させるのに、
また古い空気46をフィルタ80を通してそして排気煙
突56を通して環境42に押し出すのに適当な駆動力を
確実に得るために、たとえば、図5に示すエダクタ56
を含む第1駆動手段60が好ましい。
【0035】古い空気46を第1室22から吸込む駆動
力を適用する別の手段として、図6に示すような第2駆
動手段82を追加使用して、建屋出口50から排気煙突
56を通して流れる古い空気46の流れを増加すること
ができる。図示例での第2駆動手段82では、普通のポ
ンプまたはファン84を、建屋出口配管50aの内部に
流れ連通関係で配置し、古い空気46を第1室22から
排気煙突56に圧送する。普通の蒸気タービン86をフ
ァン84に作動連結し、これによりファン84を回転し
て出口配管50aを通して古い空気46を駆動する。フ
ァン84に動力を与えるのに蒸気タービン86が好まし
いのは、蒸気タービンはその原動力を得るのに隔離プー
ル38からの二次蒸気68を使用でき、これにより外部
動力供給の必要なしに、パッシブな作動を実現できるか
らである。蒸気タービン86を、隔離プール38と排気
煙突56との間に流れ連通関係で、かつ供給配管72内
に直列流れにて配置するのが好ましく、最初にタービン
86にパワーを与える二次蒸気68を隔離プール38か
ら受け取るようにする。その後、二次蒸気68はタービ
ン86から排出され、供給配管72内を引き続き流れ、
排気煙突56内の熱交換器74に向かう。タービン86
には戻し配管78に連結した凝縮物戻しラインがあり、
凝縮液を隔離プール38に戻す。隔離プール38を大気
圧以上に加圧して、タービン86内でのそのような凝縮
を制限するのがよく、炉から崩壊熱を除去する本来の機
能とも一致する。
力を適用する別の手段として、図6に示すような第2駆
動手段82を追加使用して、建屋出口50から排気煙突
56を通して流れる古い空気46の流れを増加すること
ができる。図示例での第2駆動手段82では、普通のポ
ンプまたはファン84を、建屋出口配管50aの内部に
流れ連通関係で配置し、古い空気46を第1室22から
排気煙突56に圧送する。普通の蒸気タービン86をフ
ァン84に作動連結し、これによりファン84を回転し
て出口配管50aを通して古い空気46を駆動する。フ
ァン84に動力を与えるのに蒸気タービン86が好まし
いのは、蒸気タービンはその原動力を得るのに隔離プー
ル38からの二次蒸気68を使用でき、これにより外部
動力供給の必要なしに、パッシブな作動を実現できるか
らである。蒸気タービン86を、隔離プール38と排気
煙突56との間に流れ連通関係で、かつ供給配管72内
に直列流れにて配置するのが好ましく、最初にタービン
86にパワーを与える二次蒸気68を隔離プール38か
ら受け取るようにする。その後、二次蒸気68はタービ
ン86から排出され、供給配管72内を引き続き流れ、
排気煙突56内の熱交換器74に向かう。タービン86
には戻し配管78に連結した凝縮物戻しラインがあり、
凝縮液を隔離プール38に戻す。隔離プール38を大気
圧以上に加圧して、タービン86内でのそのような凝縮
を制限するのがよく、炉から崩壊熱を除去する本来の機
能とも一致する。
【0036】図6に示す実施例では、新鮮な空気44お
よび古い空気46(図1参照)をそれぞれ第2室28お
よび第1室22を通して導く駆動力を、第一に、冷たい
新鮮な空気44と熱い古い空気46との密度の差による
自然対流によって、第二に、熱交換器74内の古い空気
46を加熱してその自然対流浮力を増加する第1駆動手
段60によって、そして第三に、古い空気46をファン
84を通して排気煙突56の基部に位置する熱交換器7
4に圧送する第2駆動手段82によって、得ている。こ
のようにして、新鮮な空気44および古い空気46を、
炉建屋を通して、排気煙突56を通して上向きにかつフ
ィルタ80での圧力降下(損失)に打ち勝って、圧送す
る大きな駆動力を得ている。もちろん、新鮮な空気44
を炉建屋に通して第1室22を冷却する、上述した種々
の構成のいずれかを単独であるいは組み合わせて用いる
ことにより、また二次的に、排気煙突56からの排出前
に古い空気46から放射性粒子を除去するフィルタ80
を設けることにより、この発明の種々の実施例が得られ
る。
よび古い空気46(図1参照)をそれぞれ第2室28お
よび第1室22を通して導く駆動力を、第一に、冷たい
新鮮な空気44と熱い古い空気46との密度の差による
自然対流によって、第二に、熱交換器74内の古い空気
46を加熱してその自然対流浮力を増加する第1駆動手
段60によって、そして第三に、古い空気46をファン
84を通して排気煙突56の基部に位置する熱交換器7
4に圧送する第2駆動手段82によって、得ている。こ
のようにして、新鮮な空気44および古い空気46を、
炉建屋を通して、排気煙突56を通して上向きにかつフ
ィルタ80での圧力降下(損失)に打ち勝って、圧送す
る大きな駆動力を得ている。もちろん、新鮮な空気44
を炉建屋に通して第1室22を冷却する、上述した種々
の構成のいずれかを単独であるいは組み合わせて用いる
ことにより、また二次的に、排気煙突56からの排出前
に古い空気46から放射性粒子を除去するフィルタ80
を設けることにより、この発明の種々の実施例が得られ
る。
【0037】すべての実施例において、このシステムの
パッシブ機能を損なうことなく、普通のAC電力で駆動
される追加のファンまたは送風機(図示せず)を、古い
空気46を抜き去る上述した流路に直列または並列に配
列することができる。このようなファンまたは送風機
は、AC電力が得られるときに平常の駆動力を発揮し、
隔離プール38からの蒸気の放出を阻止するために隔離
プール38を常時冷却する装置を付勢するのに用いるの
と同じAC電源から付勢するのが好ましい。炉および格
納容器の隔離と同時にこの機能を果たすためのAC電源
がすべて失われると、隔離プール38が沸とうし、ここ
に記載した炉建屋およびシステムがパッシブな炉建屋の
冷却および線量減少という機能を果たす。
パッシブ機能を損なうことなく、普通のAC電力で駆動
される追加のファンまたは送風機(図示せず)を、古い
空気46を抜き去る上述した流路に直列または並列に配
列することができる。このようなファンまたは送風機
は、AC電力が得られるときに平常の駆動力を発揮し、
隔離プール38からの蒸気の放出を阻止するために隔離
プール38を常時冷却する装置を付勢するのに用いるの
と同じAC電源から付勢するのが好ましい。炉および格
納容器の隔離と同時にこの機能を果たすためのAC電源
がすべて失われると、隔離プール38が沸とうし、ここ
に記載した炉建屋およびシステムがパッシブな炉建屋の
冷却および線量減少という機能を果たす。
【0038】以上、この発明の好適な実施例と考えられ
るものを説明したが、当業者にはここでの教示内容から
この発明の種々の変更が明らかである。このような変更
例もこの発明の要旨の範囲内に入る。
るものを説明したが、当業者にはここでの教示内容から
この発明の種々の変更が明らかである。このような変更
例もこの発明の要旨の範囲内に入る。
【図1】この発明の1実施例による炉建屋のたて断面図
である。
である。
【図2】図1の2−2線方向に見た炉建屋の横断面図で
ある。
ある。
【図3】この発明の第2実施例による炉建屋の一部を示
すたて断面図である。
すたて断面図である。
【図4】この発明の第3実施例による炉建屋の一部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】この発明の第4実施例による炉建屋の一部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】この発明の第5実施例による炉建屋の一部を示
す断面図である。
す断面図である。
10 建屋 12 圧力容器 18 格納容器 20 第1エンクロージャ 22 第1室 26 第2エンクロージャ 28 第2室 44 新鮮な空気 46 古い空気 48 建屋入口 50 建屋出口 52 移送ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハロルド・アラン・ケアウエイ アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サ ン・ホセ、ベルダー・ドライブ、1047番 (72)発明者 リ・チ・スー アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サラ トガ、バイア・グランデ・コート、13241 番
Claims (14)
- 【請求項1】 熱を発生する原子炉圧力容器(12)
と、 前記圧力容器(12)を包囲する格納容器(18)と、 前記格納容器(18)を囲むと共に該格納容器から横方
向に離間していて、該格納容器との間に第1室(22)
を画定し、かつ頂部(20a)および底部(20b)を
有する第1エンクロージャ(20)と、 前記第1エンクロージャ(20)を囲むと共に該第1エ
ンクロージャから横方向に離間していて、該第1エンク
ロージャとの間に第2室(28)を画定し、かつ頂部
(26a)および底部(26b)を有する第2エンクロ
ージャ(26)と、 前記第2エンクロージャ(26)の外から新鮮な空気
(44)を第2室(28)に取り込む建屋入口(48)
と、 前記第1室(22)から古い空気(46)を排出する建
屋出口(50)と、 前記第1エンクロージャ(20)を貫通して配置され、
前記第1室(22)と第2室(28)とを流れ連通関係
に選択的に連結する移送ダクト(52)とを備え、 前記建屋入口(48)が前記第2エンクロージャの頂部
(26a)に配置され、前記建屋出口(50)が前記第
1エンクロージャの頂部(20a)に配置され、前記移
送ダクト(52)が前記第1エンクロージャの底部(2
0b)近くに配置されていることにより、新鮮な空気
(44)が重力作用により前記第2室(28)内を下向
きに流れ、そして前記移送ダクト(52)を通って前記
第1室(22)中へ流れて、第1室(22)を冷却し、
古い空気(46)が自然浮力により上向きに流れ、前記
建屋出口(50)を通って第1室(22)から排出され
ることを特徴とする原子炉建屋(10)。 - 【請求項2】 さらに、前記移送ダクト(52)を通る
空気流を選択的に阻止または許容する手段(54)を備
え、これにより前記第1室(22)から第2室(28)
への移送ダクト(52)を通しての空気の逆流を防止す
るとともに、前記第2室(28)から第1室(22)へ
の移送ダクト(52)を通しての空気の順方向流れを許
容する請求項1に記載の原子炉建屋。 - 【請求項3】 さらに、前記建屋出口(50)の上に、
同出口と流れ連通関係で配置された排気煙突(56)を
備え、この煙突により古い空気(46)を前記第1室
(22)から上向きに案内して、周囲環境(42)に排
出する請求項2に記載の原子炉建屋。 - 【請求項4】 さらに、前記建屋出口(50)からの古
い空気(46)の流れを増加する第1駆動手段(60)
を含む請求項3に記載の原子炉建屋。 - 【請求項5】 前記第1駆動手段(60)が受動的駆動
手段であって、 隔離水(40)の入った隔離プール(38)と、 前記隔離プール(38)内に配置され、前記圧力容器
(12)と流れ連通関係で連結され、圧力容器(12)
から一次蒸気(64)を受け取って、内部で一次蒸気
(64)を冷却すると共に、隔離水(40)を加熱して
二次蒸気(68)を発生する隔離凝縮器(62)と、 前記隔離プール(38)および前記排気煙突(56)間
に流れ連通関係で配置され、二次蒸気(68)を前記排
気煙突(56)に導く供給配管(72)とを含み、二次
蒸気の熱を排気煙突(56)内に放出し、こうして古い
空気(46)を前記第1室(22)から吸込むとともに
古い空気(46)を前記排気煙突(56)を通して上向
きに駆動する請求項4に記載の原子炉建屋。 - 【請求項6】 前記排気煙突(56)が、 前記建屋出口(50)から古い空気(46)を受け取る
と共に、二次蒸気(68)から熱を受け取る基部(56
a)と、 前記基部(56a)と流れ連通関係に配置された流れ面
積の小さいスロート(56b)と、 前記スロート(56b)と流れ連通関係に配置され、前
記スロート(56b)より流れ面積の大きい頂部(56
c)とを有するエダクタの形態である請求項5に記載の
原子炉建屋。 - 【請求項7】 前記第1駆動手段(60)がさらに、前
記排気煙突(56)の下側にかつ前記建屋出口(50)
および前記供給配管(72)両方と流れ連通関係に配置
された熱交換器(74)を含み、この熱交換器(74)
が、排気煙突(56)からの排出前に古い空気(46)
を二次蒸気(68)でさらに加熱して、古い空気(4
6)を前記第1室(22)から吸込む作動をなす請求項
5に記載の原子炉建屋。 - 【請求項8】 さらに、前記建屋出口(50)および前
記排気煙突(56)間に流れ連通関係で配置され、排気
煙突(56)からの排出前に古い空気(46)から放射
性粒子を除去するフィルタ(80)を含む請求項7に記
載の原子炉建屋。 - 【請求項9】 前記フィルタ(80)が前記熱交換器
(74)と流れ連通関係に配置され、熱交換器(74)
から古い空気(46)を受け取り、それによりフィルタ
(80)が加熱される請求項8に記載の原子炉建屋。 - 【請求項10】 さらに、前記建屋出口(50)からの
古い空気(46)の流れを駆動する第2駆動手段(8
2)を含み、この第2駆動手段(82)が、 前記建屋出口(50)および前記排気煙突(56)間に
流れ連通関係で連結された建屋出口配管(50a)と、 この建屋出口配管(50a)内に流れ連通関係に配置さ
れたファン(84)と、 このファン(84)に作動連結され、ファン(84)を
回転して古い空気(46)を前記建屋出口配管(50
a)を通して前記排気煙突(56)に駆動する蒸気ター
ビン(86)とを含む請求項9に記載の原子炉建屋。 - 【請求項11】 前記蒸気タービン(86)が前記隔離
プール(38)および前記排気煙突(56)間に流れ連
通関係に配置され、蒸気タービン(86)はまず前記隔
離プール(38)からタービン動力供給用の二次蒸気
(68)を受け取り、その後二次蒸気(68)をタービ
ン(86)から前記排気煙突(56)に排出する請求項
10に記載の原子炉建屋。 - 【請求項12】 さらに、前記建屋出口(50)からの
古い空気(46)の流れをさらに増加する第2駆動手段
(82)を含み、この第2駆動手段(82)が、 前記建屋出口(50)および前記排気煙突(56)間に
流れ連通関係で連結された建屋出口配管(50a)と、 この建屋出口配管(50a)内に流れ連通関係に配置さ
れたファン(84)と、 このファン(84)に作動連結され、ファン(84)を
回転して古い空気(46)を前記建屋出口配管(50
a)を通して前記排気煙突(56)に駆動する蒸気ター
ビン(86)とを含み、 前記蒸気タービン(86)が前記隔離プール(38)お
よび前記排気煙突(56)間に流れ連通関係に配置さ
れ、蒸気タービン(86)はまず前記隔離プール(3
8)からタービン動力供給用の二次蒸気(68)を受け
取り、その後二次蒸気(68)をタービン(86)から
前記排気煙突(56)に排出する請求項5に記載の原子
炉建屋。 - 【請求項13】 熱を発生する原子炉圧力容器(12)
と、 前記圧力容器(12)を包囲する格納容器(18)と、 前記格納容器(18)を囲むと共に、該格納容器から横
方向に離間していて、該格納容器との間に第1室(2
2)を画定し、かつ頂部(20a)および底部(20
b)を有する第1エンクロージャ(20)と、 前記第1エンクロージャ(20)を囲むと共に該第1の
エンクロージャから横方向に離間していて、該第1のエ
ンクロージャとの間に第2室(28)を画定し、かつ頂
部(26a)および底部(26b)を有する第2エンク
ロージャ(26)とを備える原子炉建屋(10)で、前
記第1室(22)を冷却する方法において、 前記第2エンクロージャ(26)の外から新鮮な空気
(44)を重力作用により下向きに前記第2室(28)
に通し、 新鮮な空気(44)を前記第2室(28)から横向きに
第1エンクロージャ(20)をその底部(20b)付近
で貫通させて、前記第1室(22)に導き、 新鮮な空気(44)を自然浮力により上向きに前記第1
室(22)に通して、前記第1室(22)を冷却すると
共に、第1室(22)内の古い空気(46)と混ぜ合わ
せ、 古い空気(46)を前記第1室(22)から上向きに前
記第1エンクロージャの頂部(20a)を経て排出する
各段階を含む第1室(22)の冷却方法。 - 【請求項14】 さらに、前記第1室(22)から排出
される古い空気(46)をろ過して、前記原子炉建屋
(10)からの排出前に古い空気(46)から放射性粒
子を除去するろ過段階を含む請求項13に記載の方法。
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|---|---|---|---|
| US901308 | 1992-06-19 | ||
| US07/901,308 US5215708A (en) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | Reactor building assembly and method of operation |
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