JPH0659093A - 原子力発電プラント - Google Patents
原子力発電プラントInfo
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- JPH0659093A JPH0659093A JP4212899A JP21289992A JPH0659093A JP H0659093 A JPH0659093 A JP H0659093A JP 4212899 A JP4212899 A JP 4212899A JP 21289992 A JP21289992 A JP 21289992A JP H0659093 A JPH0659093 A JP H0659093A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】原子力プラントの発電効率の向上を図る1手段
である核過熱炉が、沸騰部と過熱部とから構成される特
徴を活かして、炉心性能と運転性の柔軟化を増大できる
原子力発電プラントを提供する。 【構成】水を蒸気化してタービン発電機へ導入する原子
力発電プラントであって、水を沸騰させて多量の蒸気を
発生させる沸騰部21と、この沸騰部で発生した蒸気を
高温化する核過熱部22とを備え、前記沸騰部21と核
過熱部22とを別容器に分離格納するとともに互いに連
通させたものにおいて、1つの沸騰部21に対して複数
個の核過熱部22を組合せる。
である核過熱炉が、沸騰部と過熱部とから構成される特
徴を活かして、炉心性能と運転性の柔軟化を増大できる
原子力発電プラントを提供する。 【構成】水を蒸気化してタービン発電機へ導入する原子
力発電プラントであって、水を沸騰させて多量の蒸気を
発生させる沸騰部21と、この沸騰部で発生した蒸気を
高温化する核過熱部22とを備え、前記沸騰部21と核
過熱部22とを別容器に分離格納するとともに互いに連
通させたものにおいて、1つの沸騰部21に対して複数
個の核過熱部22を組合せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を利用した原子力発
電プラントに係り、特に蒸気を核過熱炉で高温化する核
過熱炉システムを導入して発電効率を向上する技術にお
いて、その核過熱炉システムの機能・運用の改善を図っ
た原子力発電プラントに関する。
電プラントに係り、特に蒸気を核過熱炉で高温化する核
過熱炉システムを導入して発電効率を向上する技術にお
いて、その核過熱炉システムの機能・運用の改善を図っ
た原子力発電プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】商用発電原子力プラントで主流となって
いる軽水炉では、発電効率が約33%程度である。この
発電効率を向上するために、従来から種々の技術開発が
行なわれており、沸騰水型原子炉においては、蒸気温度
を向上させる核過熱炉システムが知られている。
いる軽水炉では、発電効率が約33%程度である。この
発電効率を向上するために、従来から種々の技術開発が
行なわれており、沸騰水型原子炉においては、蒸気温度
を向上させる核過熱炉システムが知られている。
【0003】核過熱炉システムは、水を沸騰させて多量
の蒸気を発生させる沸騰部炉心と、この沸騰部で発生し
た蒸気を高温化する核過熱部炉心とを備えてなるもの
で、1950〜1960年代に考えられ、米国では出力
(熱出力)62MWのプラントも建設されたことがある
(文献 Power Reactor Technolosy vol.7.3.P276 (19
64))。
の蒸気を発生させる沸騰部炉心と、この沸騰部で発生し
た蒸気を高温化する核過熱部炉心とを備えてなるもの
で、1950〜1960年代に考えられ、米国では出力
(熱出力)62MWのプラントも建設されたことがある
(文献 Power Reactor Technolosy vol.7.3.P276 (19
64))。
【0004】核過熱炉は大別して、沸騰部と過熱部を1
つの炉容器内に入れ、一体炉心として構成し蒸気を炉内
で引き回す方式の一体型と、沸騰部と過熱部を別々に設
置する分離型とがある。
つの炉容器内に入れ、一体炉心として構成し蒸気を炉内
で引き回す方式の一体型と、沸騰部と過熱部を別々に設
置する分離型とがある。
【0005】図2は従来の一体型核過熱炉を例示してい
る(エルワキル著“Nuclear EnergyConverison ”(日
本語訳)に基づく)。以下、説明する。
る(エルワキル著“Nuclear EnergyConverison ”(日
本語訳)に基づく)。以下、説明する。
【0006】原子炉容器1内の周辺部に沸騰部2、中心
部に過熱部3がそれぞれ設けられている。給水は原子炉
容器1に下方から360°F 、650psiaで流入し(黒
矢印)、給水配分リング4に入り、次いでそこに下降し
て流れてくる飽和再循環水と混合する。
部に過熱部3がそれぞれ設けられている。給水は原子炉
容器1に下方から360°F 、650psiaで流入し(黒
矢印)、給水配分リング4に入り、次いでそこに下降し
て流れてくる飽和再循環水と混合する。
【0007】混合物は486°F 、620psiaになって
いるが、3基の20000gpmの再循環ポンプにより3つの出
口(その1つは左下に示してある)5から出て行く。ポ
ンプにより送られてくる水は、3つの入口(そのうちの
1つは図示してある)6から486°F 、642psiaで
流入し、沸騰部2の領域を通り上昇して489°F で
2.558%のクオリティの混合物になる。
いるが、3基の20000gpmの再循環ポンプにより3つの出
口(その1つは左下に示してある)5から出て行く。ポ
ンプにより送られてくる水は、3つの入口(そのうちの
1つは図示してある)6から486°F 、642psiaで
流入し、沸騰部2の領域を通り上昇して489°F で
2.558%のクオリティの混合物になる。
【0008】殆どの蒸気は図示の自由液面7で水から分
離される。それぞれの直径が10inで長さが14ftの原
子炉容器壁に取り付けた48個の気水分離器8が、残り
の混入蒸気を分離するのに用いられる。混入蒸気を含む
水は、液面から約5ft下にまで延びている縦の入口ノズ
ルを通り、接線方向からこれら気水分離器8に入る。水
には渦が生じて、軽い混入した蒸気は中央部に集まり
(混入した液体を蒸気から0.1%以下に取り除く)、
水滴分離器9を通って上方に放出される。この蒸気は原
子炉容器ドーム中の主蒸気と合流する。再循環水はもう
殆ど蒸気を含んでおらず、分離器底部のノズルから出て
流入する給水と混合して再循環ループを完結する。
離される。それぞれの直径が10inで長さが14ftの原
子炉容器壁に取り付けた48個の気水分離器8が、残り
の混入蒸気を分離するのに用いられる。混入蒸気を含む
水は、液面から約5ft下にまで延びている縦の入口ノズ
ルを通り、接線方向からこれら気水分離器8に入る。水
には渦が生じて、軽い混入した蒸気は中央部に集まり
(混入した液体を蒸気から0.1%以下に取り除く)、
水滴分離器9を通って上方に放出される。この蒸気は原
子炉容器ドーム中の主蒸気と合流する。再循環水はもう
殆ど蒸気を含んでおらず、分離器底部のノズルから出て
流入する給水と混合して再循環ループを完結する。
【0009】沸騰部2の領域からの飽和蒸気は原子炉中
央に向って流れ、過熱部3の領域を通って下方に流れ
て、底部中央で約347の過熱度に相当する555psi
a、825の状態で、18inの主蒸気管10から出てく
る。
央に向って流れ、過熱部3の領域を通って下方に流れ
て、底部中央で約347の過熱度に相当する555psi
a、825の状態で、18inの主蒸気管10から出てく
る。
【0010】沸騰部領域の燃料は直径0.338inの
1.8%濃縮UO2 ペレットにジルコニウムを被覆した
ものからできている。燃料サブアセンブリは底部は9×
9正方配列で、上部は8×8か7×7の管群からなって
いる。この配置は軸方向の熱中性子束を平坦化するのを
助けている。
1.8%濃縮UO2 ペレットにジルコニウムを被覆した
ものからできている。燃料サブアセンブリは底部は9×
9正方配列で、上部は8×8か7×7の管群からなって
いる。この配置は軸方向の熱中性子束を平坦化するのを
助けている。
【0011】過熱部3は直径が30inで高さ6ftのもの
である。中には429本の燃料要素と4本の制御棒11
が入っている。それは蒸気−冷却、水−減速されてい
る。429本の燃料要素は、Type304Lのステンレス
項で被覆された厚さ0.015inの93%濃縮UO2 −
ステンレス鋼サーメットよりなる2個の同心円筒からで
きている。その燃料円筒は外径0.726in、内径0.
672inのものであり、内側の円筒は外径0.512i
n、内径0.458inのものである(被覆材を含む)。
である。中には429本の燃料要素と4本の制御棒11
が入っている。それは蒸気−冷却、水−減速されてい
る。429本の燃料要素は、Type304Lのステンレス
項で被覆された厚さ0.015inの93%濃縮UO2 −
ステンレス鋼サーメットよりなる2個の同心円筒からで
きている。その燃料円筒は外径0.726in、内径0.
672inのものであり、内側の円筒は外径0.512i
n、内径0.458inのものである(被覆材を含む)。
【0012】燃料要素は中央に置かれた直径が0.29
8inのパーナブル・ポイゾンを取り囲んでいる。同心性
は12inのピッチで螺旋状に巻いたワイヤ・スペーサに
より保持される。燃料シェルは上部が閉じた二重壁のス
テンレス鋼製の円筒により取り囲まれている。
8inのパーナブル・ポイゾンを取り囲んでいる。同心性
は12inのピッチで螺旋状に巻いたワイヤ・スペーサに
より保持される。燃料シェルは上部が閉じた二重壁のス
テンレス鋼製の円筒により取り囲まれている。
【0013】したがって、環状の空間(幅0.057i
n)に澱んだ蒸気が溜って作動流体である蒸気と過熱部
3に対する減速材である水の間の熱絶縁の役を果してい
る。この澱んだ蒸気は過熱部3の領域の熱が減速材であ
る水に失われるのを約1.7%に減らす作用をする。γ
線と中性子による加熱は7.3%に及ぶ。過熱部3の領
域には上部にオリフィスが設けられている。
n)に澱んだ蒸気が溜って作動流体である蒸気と過熱部
3に対する減速材である水の間の熱絶縁の役を果してい
る。この澱んだ蒸気は過熱部3の領域の熱が減速材であ
る水に失われるのを約1.7%に減らす作用をする。γ
線と中性子による加熱は7.3%に及ぶ。過熱部3の領
域には上部にオリフィスが設けられている。
【0014】過熱部3の領域の減速材である水は、底部
のオリフィスから過熱部3の領域に入り、二重壁の断熱
管の外側の空間を満たす。それは原子炉の主循環系によ
り4000gpm の割合で循環される。この循環により減速材
は過度の沸騰を起こさず、その出口ボイド率は10%に
抑えられる。
のオリフィスから過熱部3の領域に入り、二重壁の断熱
管の外側の空間を満たす。それは原子炉の主循環系によ
り4000gpm の割合で循環される。この循環により減速材
は過度の沸騰を起こさず、その出口ボイド率は10%に
抑えられる。
【0015】沸騰部2の領域を中心に設けてこれを取り
囲んで過熱部3の領域を設けることとはせずに、過熱部
3の領域を中央に設けた理由としては、同じ過熱部領域
の出力に対して燃料要素が少なくて済むこと、より平坦
な半径方向の出力分布が得られること(外側に過熱部領
域を設けた場合には、半径方向の中性子束の勾配がより
大きくなり、境界で沸騰部領域の中性子束が落ち込むこ
とになる)および過熱部領域に出入りする蒸気が円滑に
流動するように流路が設計できること等が挙げられる。
囲んで過熱部3の領域を設けることとはせずに、過熱部
3の領域を中央に設けた理由としては、同じ過熱部領域
の出力に対して燃料要素が少なくて済むこと、より平坦
な半径方向の出力分布が得られること(外側に過熱部領
域を設けた場合には、半径方向の中性子束の勾配がより
大きくなり、境界で沸騰部領域の中性子束が落ち込むこ
とになる)および過熱部領域に出入りする蒸気が円滑に
流動するように流路が設計できること等が挙げられる。
【0016】一体型炉心では、この他の炉心構成とし
て、炉心の内側を高速領域を有する混合スペクトル型
(mixed spectrum superheater reactor)も概念設計さ
れたこともある。この混合スペクトル型は、沸騰部が熱
中性子スペクトル型であることからバッファ領域を必要
とする等出力分布の最適化等に工夫を必要とすることが
特徴となる。
て、炉心の内側を高速領域を有する混合スペクトル型
(mixed spectrum superheater reactor)も概念設計さ
れたこともある。この混合スペクトル型は、沸騰部が熱
中性子スペクトル型であることからバッファ領域を必要
とする等出力分布の最適化等に工夫を必要とすることが
特徴となる。
【0017】このように核過熱炉はプラントの熱効率を
向上させること、蒸気タービンの後段へ、より乾燥した
蒸気を送ることができる等の利点がある。ただし、蒸気
パスの複雑さが増加する等により、建設コストの上昇要
因が多いと考えられる。
向上させること、蒸気タービンの後段へ、より乾燥した
蒸気を送ることができる等の利点がある。ただし、蒸気
パスの複雑さが増加する等により、建設コストの上昇要
因が多いと考えられる。
【0018】一方、分離型核過熱炉の概念も検討されて
いる。例えばGEAP-3589 に含まれている分離型炉心で
は、沸騰部、過熱部ともそれぞれの炉心で若干異なる濃
縮度を有するウラン燃料(UO2 )で構成され、減速材
として水が利用されている。
いる。例えばGEAP-3589 に含まれている分離型炉心で
は、沸騰部、過熱部ともそれぞれの炉心で若干異なる濃
縮度を有するウラン燃料(UO2 )で構成され、減速材
として水が利用されている。
【0019】図3は、2つの原子炉から構成される分離
型プラントの主要構成例を示している。すなわち、沸騰
部原子炉12および過熱部原子炉13が設けられ、沸騰
部原子炉12で発生した蒸気は、過熱部原子炉13で過
熱蒸気となって蒸気タービン14に送られる。
型プラントの主要構成例を示している。すなわち、沸騰
部原子炉12および過熱部原子炉13が設けられ、沸騰
部原子炉12で発生した蒸気は、過熱部原子炉13で過
熱蒸気となって蒸気タービン14に送られる。
【0020】従来の核過熱炉の概念設計例では、同一の
燃料材料(例えばウランUO2 で濃縮度は異なる)で別
々の炉心を構成させている。中性子スペクトルの観点か
らは沸騰部は熱中性子型、分離部は熱中性子型および高
速中性子スペクトル型がある。過熱部は蒸気容量等の調
整との関係でベースロード型の運転に適していると思わ
れている。
燃料材料(例えばウランUO2 で濃縮度は異なる)で別
々の炉心を構成させている。中性子スペクトルの観点か
らは沸騰部は熱中性子型、分離部は熱中性子型および高
速中性子スペクトル型がある。過熱部は蒸気容量等の調
整との関係でベースロード型の運転に適していると思わ
れている。
【0021】分離型核過熱炉についても、原子炉容器等
の原子炉周りの設備が一体型に比べて増加することによ
り、原子炉自身の構造は一体型に比べて簡素化できる利
点を上回る建設コスト増大要因を有していると考えられ
ている。
の原子炉周りの設備が一体型に比べて増加することによ
り、原子炉自身の構造は一体型に比べて簡素化できる利
点を上回る建設コスト増大要因を有していると考えられ
ている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】現在では、沸騰部を構
成するためには、商用炉で多くの実績がある沸騰水型原
子炉を使用することができ、これらの沸騰部の原子炉に
は充分な実績があり、これらはさらに実績ベースの発展
・改良が行なわれる状況にある。原子炉開発当初のよう
に沸騰部、過熱部の両者を同時に開発する必要があった
状況とは異なっている。
成するためには、商用炉で多くの実績がある沸騰水型原
子炉を使用することができ、これらの沸騰部の原子炉に
は充分な実績があり、これらはさらに実績ベースの発展
・改良が行なわれる状況にある。原子炉開発当初のよう
に沸騰部、過熱部の両者を同時に開発する必要があった
状況とは異なっている。
【0023】世界のエネルギ必要量の増大が予想される
中で、原子力発電の重要性は一層大きなものになるが、
その流れの中で燃料資源の有効利用を強化していくこと
は、地球全体の資源の観点等からもその必要性は益々高
くなる。世界経済の中で1つの国または一部の国々がウ
ラン資源を独占的に利用することは許されない状況とな
ると考えられている。
中で、原子力発電の重要性は一層大きなものになるが、
その流れの中で燃料資源の有効利用を強化していくこと
は、地球全体の資源の観点等からもその必要性は益々高
くなる。世界経済の中で1つの国または一部の国々がウ
ラン資源を独占的に利用することは許されない状況とな
ると考えられている。
【0024】そのために原子燃料サイクル全体として、
ウラン燃料資源の有効利用を促進する動きがある。すな
わち、濃縮ウランは今後とも安価で供給するための技術
開発が行なわれ、実用化へ向っている。
ウラン燃料資源の有効利用を促進する動きがある。すな
わち、濃縮ウランは今後とも安価で供給するための技術
開発が行なわれ、実用化へ向っている。
【0025】また、従来軽水炉で使用された使用済ウラ
ンからプルトニウムを回収した後に大量に残る回収ウラ
ンと呼ばれるウランを再利用すること、回収ウランの再
循環技術等も開発されている。
ンからプルトニウムを回収した後に大量に残る回収ウラ
ンと呼ばれるウランを再利用すること、回収ウランの再
循環技術等も開発されている。
【0026】一方、今後の21世紀に要求される観点と
して地球環境に人口放射性元素を放出せず完全管理して
いくことが重要と考えられる。そのための燃料中に生成
される長寿命核種の貯蔵技術等も開発されてきている
が、要点は貯蔵処分すべき絶対量を低減させる燃料サイ
クルを実現していくことにある。その点で超ウラン(T
RU)核種と長寿命核分離生成物(FP)の原子炉を利
用した消滅処理・有効利用が今後重要となる。
して地球環境に人口放射性元素を放出せず完全管理して
いくことが重要と考えられる。そのための燃料中に生成
される長寿命核種の貯蔵技術等も開発されてきている
が、要点は貯蔵処分すべき絶対量を低減させる燃料サイ
クルを実現していくことにある。その点で超ウラン(T
RU)核種と長寿命核分離生成物(FP)の原子炉を利
用した消滅処理・有効利用が今後重要となる。
【0027】ウラン燃料を燃料とする炉の運転によって
必然的に生成されるプルトニウム、マイナーアクチノイ
ド(MA)と総称されるネプチウム、アメリシウム等が
ある。使用済燃料を再処理することよって、これらのプ
ルトニウム、マイナーアクチノイド、および燃え残りの
ウラン(回収ウラン)等に分離される。
必然的に生成されるプルトニウム、マイナーアクチノイ
ド(MA)と総称されるネプチウム、アメリシウム等が
ある。使用済燃料を再処理することよって、これらのプ
ルトニウム、マイナーアクチノイド、および燃え残りの
ウラン(回収ウラン)等に分離される。
【0028】良く知られているように、プルトニウムは
ウラン(親物質と呼ばれるU238)と混合することに
より再び燃料として利用できる。軽水炉においてPu利
用は濃縮ウランに代えて従来炉心の一部として利用され
ている例もある。
ウラン(親物質と呼ばれるU238)と混合することに
より再び燃料として利用できる。軽水炉においてPu利
用は濃縮ウランに代えて従来炉心の一部として利用され
ている例もある。
【0029】一方、MA核種は、軽水炉の中性子スペク
トル場では、その固有の核断面積特性が多くの核種で負
の反応度を有し、ペレットに混在されて消滅利用するた
めにはウラン濃縮度、プルトニウム(Pu)富化度等が
従来の燃料とは異なるものとなる。MAについては、軽
水炉での利用に関して従来の軽水技術からの変更が多く
なると考えられる。
トル場では、その固有の核断面積特性が多くの核種で負
の反応度を有し、ペレットに混在されて消滅利用するた
めにはウラン濃縮度、プルトニウム(Pu)富化度等が
従来の燃料とは異なるものとなる。MAについては、軽
水炉での利用に関して従来の軽水技術からの変更が多く
なると考えられる。
【0030】一方、MA核種の燃料としての利用につい
ては、FBR型炉(高速スペクトル型炉)については、
Pu燃料利用とほぼ同様に実現する見通しであり、炉心
設計へのインパクトは小さい可能性が指摘されている
(例えば、IAEA TechnicalReport Series No.214.
“Evaluation of Actinode Partitioning and Transmu-
tation”)。
ては、FBR型炉(高速スペクトル型炉)については、
Pu燃料利用とほぼ同様に実現する見通しであり、炉心
設計へのインパクトは小さい可能性が指摘されている
(例えば、IAEA TechnicalReport Series No.214.
“Evaluation of Actinode Partitioning and Transmu-
tation”)。
【0031】原子力発電規模が大きくなっている状況で
は、Pu利用、MAの蓄積抑制、その他、超長半減期を
有するTc99,I129 等、消滅等、エネルギ生産と共に
同時に解決する炉心機能の柔軟性、それに係る燃料サイ
クル技術が求められている。
は、Pu利用、MAの蓄積抑制、その他、超長半減期を
有するTc99,I129 等、消滅等、エネルギ生産と共に
同時に解決する炉心機能の柔軟性、それに係る燃料サイ
クル技術が求められている。
【0032】また、今後のエネルギ必要量の増大と季節
変動の平準化対応を両立させるために、1つのプラント
からの出力増大と部分負荷の調整機能の増大への要求も
強くなっている。
変動の平準化対応を両立させるために、1つのプラント
からの出力増大と部分負荷の調整機能の増大への要求も
強くなっている。
【0033】本発明は上記の点に鑑み、原子力プラント
の発電効率の向上を図る1手段である核過熱炉が、沸騰
部と過熱部とから構成される特徴を活かして、炉心性能
と運転性の柔軟化を増大できる原子力発電プラントを提
供することを目的とする。
の発電効率の向上を図る1手段である核過熱炉が、沸騰
部と過熱部とから構成される特徴を活かして、炉心性能
と運転性の柔軟化を増大できる原子力発電プラントを提
供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、水を蒸気化してタービン発電機へ導入
する原子力発電プラントであって、水を沸騰させて多量
の蒸気を発生させる沸騰部と、この沸騰部で発生した蒸
気を高温化する過熱部とを備え、前記沸騰部と核過熱部
とを別容器に分離格納するとともに互いに連通させたも
のにおいて、1つの沸騰部に対して複数個の過熱部を組
合せてなることを特徴とする。
めに、本発明は、水を蒸気化してタービン発電機へ導入
する原子力発電プラントであって、水を沸騰させて多量
の蒸気を発生させる沸騰部と、この沸騰部で発生した蒸
気を高温化する過熱部とを備え、前記沸騰部と核過熱部
とを別容器に分離格納するとともに互いに連通させたも
のにおいて、1つの沸騰部に対して複数個の過熱部を組
合せてなることを特徴とする。
【0035】なお、本発明においては、複数個から成る
過熱部で2種類以上の異なる燃料を使用することが望ま
しい。
過熱部で2種類以上の異なる燃料を使用することが望ま
しい。
【0036】
【作用】軽水炉が発電量の大半を占める状況では、前述
のように、ウラン燃料を主体にプルトニウム燃料等を利
用することになる。しかも、ウラン燃料は濃縮度の点等
を含め、商用ベースで大半の軽水炉燃料と同様な使用で
利用できることが望ましい。
のように、ウラン燃料を主体にプルトニウム燃料等を利
用することになる。しかも、ウラン燃料は濃縮度の点等
を含め、商用ベースで大半の軽水炉燃料と同様な使用で
利用できることが望ましい。
【0037】プルトニウム燃料については、軽水炉にお
ける利用が促進されるであろうが、プルトニウムの取出
し同様、元素の点(例えばPu239 ,Pu240 の割合)
で軽水炉における利用には幾つかの制約が生じる可能性
がある。
ける利用が促進されるであろうが、プルトニウムの取出
し同様、元素の点(例えばPu239 ,Pu240 の割合)
で軽水炉における利用には幾つかの制約が生じる可能性
がある。
【0038】また、ウラン炉心と互換性のあるPu炉
心、軽水炉スペクトルでは内部転換比が0.6程度と小
さく、Pu資源を減少させ、将来への資源の有効保存を
考えると内部転換比の高い炉心でPuを利用することが
望ましい。
心、軽水炉スペクトルでは内部転換比が0.6程度と小
さく、Pu資源を減少させ、将来への資源の有効保存を
考えると内部転換比の高い炉心でPuを利用することが
望ましい。
【0039】Pu利用蒸気冷却炉では、高速中性子スペ
クトルが実現できる。蒸気冷却であるので高速中性子ス
ペクトル炉であり、Puの利用については内部転換比が
高い蒸気冷却水平モジュールで、例えばブラケットを合
せて増殖比1.0を確保するモジュールで利用すること
により、Pu燃料の保存・利用ができ、将来への資源へ
の負担を軽減すること等ができる。
クトルが実現できる。蒸気冷却であるので高速中性子ス
ペクトル炉であり、Puの利用については内部転換比が
高い蒸気冷却水平モジュールで、例えばブラケットを合
せて増殖比1.0を確保するモジュールで利用すること
により、Pu燃料の保存・利用ができ、将来への資源へ
の負担を軽減すること等ができる。
【0040】また、Puと同時に生成されているMA
(Np237 、Am241 ,Am243 )等は、軽水炉スペク
トルでは大きな負の反応度を有しているが、高速スペク
トル型炉においては、その程度が軽減、または燃料とし
ての役割を有するので、燃料の種類を増加させてMAの
消滅処理を兼ねたエネルギ生産モジュールを有すること
で、原子力サイクルまで含めた対応への柔軟性が強化さ
れる。
(Np237 、Am241 ,Am243 )等は、軽水炉スペク
トルでは大きな負の反応度を有しているが、高速スペク
トル型炉においては、その程度が軽減、または燃料とし
ての役割を有するので、燃料の種類を増加させてMAの
消滅処理を兼ねたエネルギ生産モジュールを有すること
で、原子力サイクルまで含めた対応への柔軟性が強化さ
れる。
【0041】Pu燃料、MA混合燃料を使用するモジュ
ールでは、母材として回収ウランも使用できるので資源
の有効利用も促進できる。勿論、核過熱部モジュールと
してウラン燃料またはPu燃料を使用する軽水炉スペク
トル型の炉心も構成できる。このように、1つの沸騰部
に複数個の過熱部を設ける構成のプラントでは、炉心の
多機能化のために中性子スペクトルの違いを最大限に活
用したものとなる。
ールでは、母材として回収ウランも使用できるので資源
の有効利用も促進できる。勿論、核過熱部モジュールと
してウラン燃料またはPu燃料を使用する軽水炉スペク
トル型の炉心も構成できる。このように、1つの沸騰部
に複数個の過熱部を設ける構成のプラントでは、炉心の
多機能化のために中性子スペクトルの違いを最大限に活
用したものとなる。
【0042】また、沸騰部と過熱部とをそれぞれ炉心と
して分離独立させることによる利点は、炉心の中性子ス
ペクトルの違いによる特徴を生かすこと、および運転制
御性を容易化できることに表われる。
して分離独立させることによる利点は、炉心の中性子ス
ペクトルの違いによる特徴を生かすこと、および運転制
御性を容易化できることに表われる。
【0043】過熱部を複数化することで、1つの炉のス
クラム等による異常が生じても、プラントはエネルギ生
産を続けることができるようになる。モジュラ概念と組
み合せた核過熱炉システムは、従来の核過熱炉がベース
ロードプラントとして位置付けられたのに比べ、運転上
の柔軟性を増強できる。
クラム等による異常が生じても、プラントはエネルギ生
産を続けることができるようになる。モジュラ概念と組
み合せた核過熱炉システムは、従来の核過熱炉がベース
ロードプラントとして位置付けられたのに比べ、運転上
の柔軟性を増強できる。
【0044】
【実施例】以下、本発明に係る原子力発電プラントの実
施例を図面を参照して説明する。
施例を図面を参照して説明する。
【0045】図1は本発明の第1実施例を示している。
【0046】蒸気を発生する1つの沸騰部原子炉21
と、その蒸気を利用して冷却する複数個(3個)の過熱
部原子炉22(核過熱用原子炉モジュール炉)とが備え
られている。
と、その蒸気を利用して冷却する複数個(3個)の過熱
部原子炉22(核過熱用原子炉モジュール炉)とが備え
られている。
【0047】沸騰部原子炉21に付属したドライヤー2
3は1基にまとめられ、各過熱部原子炉22に蒸気配管
24を介して接続されている。25は隔離弁、26は蒸
気タービンを示す。
3は1基にまとめられ、各過熱部原子炉22に蒸気配管
24を介して接続されている。25は隔離弁、26は蒸
気タービンを示す。
【0048】沸騰部原子炉21で発生した蒸気は、各過
熱部原子炉22の機能、例えば運転サイクル長さや、核
過熱部を構成する核燃料材料・配置と炉心性能等との関
係で決まる炉心冷却条件等により所定の配分比となるよ
うに、隔離弁25の開度を調整して、各過熱部原子炉2
2に送られる。
熱部原子炉22の機能、例えば運転サイクル長さや、核
過熱部を構成する核燃料材料・配置と炉心性能等との関
係で決まる炉心冷却条件等により所定の配分比となるよ
うに、隔離弁25の開度を調整して、各過熱部原子炉2
2に送られる。
【0049】このような実施例の構成によると、沸騰部
原子炉21に付属したドライヤー23を1基にまとめた
ことにより、沸騰部原子炉21の上部を簡素化すること
ができる。
原子炉21に付属したドライヤー23を1基にまとめた
ことにより、沸騰部原子炉21の上部を簡素化すること
ができる。
【0050】なお、蒸気タービン26との結合について
は、従来例のようにタービンへの蒸気を再熱するように
することもシステムとしては可能である。この場合は配
管に複雑さが増すが、効率向上のメリットがある。
は、従来例のようにタービンへの蒸気を再熱するように
することもシステムとしては可能である。この場合は配
管に複雑さが増すが、効率向上のメリットがある。
【0051】過熱部の炉心燃料はPu利用(MOX)、
回収ウラン利用の濃縮ウランまたはPu炉心TRU燃料
装荷の高速スペクトル型炉心、または熱中性子スペクト
ル型炉心等を組み合せて使用できる。
回収ウラン利用の濃縮ウランまたはPu炉心TRU燃料
装荷の高速スペクトル型炉心、または熱中性子スペクト
ル型炉心等を組み合せて使用できる。
【0052】図2は本発明の第2実施例を示している。
【0053】本実施例では、1つの沸騰部原子炉21に
複数のドライヤー23を介して過熱部原子炉22が接続
され、1つの蒸気タービン26に連結されている。
複数のドライヤー23を介して過熱部原子炉22が接続
され、1つの蒸気タービン26に連結されている。
【0054】このような構成によっても、前記実施例と
同様の効果が奏される。
同様の効果が奏される。
【0055】図3は本発明の第3実施例を示している。
【0056】本実施例は、図1に示した第1実施例の構
成と、図2に示した第2実施例の構成とを組合せた型の
ものである。すなわち、1つの沸騰部原子炉21に複数
のドライヤー23を介して過熱部原子炉22および複数
の蒸気タービン26を組合せた構成とされている。
成と、図2に示した第2実施例の構成とを組合せた型の
ものである。すなわち、1つの沸騰部原子炉21に複数
のドライヤー23を介して過熱部原子炉22および複数
の蒸気タービン26を組合せた構成とされている。
【0057】このような構成によっても、前記各実施例
と同様の効果が奏される。
と同様の効果が奏される。
【0058】なお、各モジュール出力の決定の1つの例
としては、燃料サイクル全体として他の発電炉型、運転
に伴い生成されるPu,MA等または蓄積されているP
u,MA等の再処理・再加工の容量規模とその見通し等
によって決定することが考えられる。
としては、燃料サイクル全体として他の発電炉型、運転
に伴い生成されるPu,MA等または蓄積されているP
u,MA等の再処理・再加工の容量規模とその見通し等
によって決定することが考えられる。
【0059】全体での出力規模、熱出力331万KW級
炉心システムでは、沸騰部原子炉21で熱出力182万
KW(効率33%)相当、各モジュール熱出力50万K
W(効率40%)相当の出力を分担する場合を考える
と、各原子炉はいずれも中小型炉クラスで構成される簡
素な炉心固有の特性を活用(例えば自重循環など)して
も出力をとり易くなり、安全性への要求に対応し易くな
る利点があると考えられる。
炉心システムでは、沸騰部原子炉21で熱出力182万
KW(効率33%)相当、各モジュール熱出力50万K
W(効率40%)相当の出力を分担する場合を考える
と、各原子炉はいずれも中小型炉クラスで構成される簡
素な炉心固有の特性を活用(例えば自重循環など)して
も出力をとり易くなり、安全性への要求に対応し易くな
る利点があると考えられる。
【0060】また、沸騰部原子炉21は従来から蓄積さ
れているBWRの出力範囲で建設コスト等について開発
リスクは少なくなっているのに加えて、過熱部原子炉2
2(モジュラ部)については量産効果が期待されるこ
と、また工場生産方式が可能な出力レベルが選定でき
る。
れているBWRの出力範囲で建設コスト等について開発
リスクは少なくなっているのに加えて、過熱部原子炉2
2(モジュラ部)については量産効果が期待されるこ
と、また工場生産方式が可能な出力レベルが選定でき
る。
【0061】沸騰部原子炉21は、従来よりも出力密度
を低下して運転することにより、炉の反応度寿命を大幅
に延長し、24ヶ月運転等ができる上に安全裕度を向上
させることができる。各モジュールは12ヶ月運転と
し、過熱部原子炉22の燃料交換を適切にすることによ
り、1つのモジュールが燃料交換中には2/3の出力で
運転を続け、稼動率を向上させることができる。
を低下して運転することにより、炉の反応度寿命を大幅
に延長し、24ヶ月運転等ができる上に安全裕度を向上
させることができる。各モジュールは12ヶ月運転と
し、過熱部原子炉22の燃料交換を適切にすることによ
り、1つのモジュールが燃料交換中には2/3の出力で
運転を続け、稼動率を向上させることができる。
【0062】また、逆に過熱部原子炉22について運転
サイクル長さを沸騰部原子炉21よりも長くして、沸騰
部の燃料交換時は炉停止はするものの、過熱部の全部ま
たは一部のモジュールの燃料交換を不要とし、プラント
全体としての燃料交換期間を短縮して稼動率の向上をね
らうこともできる。
サイクル長さを沸騰部原子炉21よりも長くして、沸騰
部の燃料交換時は炉停止はするものの、過熱部の全部ま
たは一部のモジュールの燃料交換を不要とし、プラント
全体としての燃料交換期間を短縮して稼動率の向上をね
らうこともできる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明の原子力発電プラ
ントによれば、モジュラ型核過熱炉の利用により将来要
求される軽水炉炉心の多機能化と、運転の柔軟性の増大
を強化でき、中小型炉の特徴、安全性余裕度の増大へ寄
与できるものであり、健全性の向上と両立できるように
なる等の優れた効果が奏される。
ントによれば、モジュラ型核過熱炉の利用により将来要
求される軽水炉炉心の多機能化と、運転の柔軟性の増大
を強化でき、中小型炉の特徴、安全性余裕度の増大へ寄
与できるものであり、健全性の向上と両立できるように
なる等の優れた効果が奏される。
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図3】本発明の第3実施例を示す構成図。
【図4】従来の一体型核過熱炉の例を示す図。
【図5】従来の分離型核過熱炉の例を示す図。
21 沸騰部(沸騰部原子炉) 22 核過熱部(過熱部原子炉)
Claims (1)
- 【請求項1】 水を蒸気化してタービン発電機へ導入す
る原子力発電プラントであって、水を沸騰させて多量の
蒸気を発生させる沸騰部と、この沸騰部で発生した蒸気
を高温化する核過熱部とを備え、前記沸騰部と核過熱部
とを別容器に分離格納するとともに互いに連通させたも
のにおいて、1つの沸騰部に対して複数個の核過熱部を
組合せてなることを特徴とする原子力発電プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4212899A JPH0659093A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 原子力発電プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4212899A JPH0659093A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 原子力発電プラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659093A true JPH0659093A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16630122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4212899A Pending JPH0659093A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 原子力発電プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659093A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7331679B2 (en) | 2004-06-28 | 2008-02-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Reflection unit having a mirror array, and projection display system employing the same |
| CN100416338C (zh) * | 2005-09-13 | 2008-09-03 | 中华映管股份有限公司 | 背投显示装置 |
| JP2019513230A (ja) * | 2016-03-29 | 2019-05-23 | ニュースケール パワー エルエルシー | モジュール間燃料シャフリング |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP4212899A patent/JPH0659093A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7331679B2 (en) | 2004-06-28 | 2008-02-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Reflection unit having a mirror array, and projection display system employing the same |
| CN100416338C (zh) * | 2005-09-13 | 2008-09-03 | 中华映管股份有限公司 | 背投显示装置 |
| JP2019513230A (ja) * | 2016-03-29 | 2019-05-23 | ニュースケール パワー エルエルシー | モジュール間燃料シャフリング |
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