JPH0659125A - 偏光感度ビームスプリッター、このようなビームスプリッターの製造法及びこのようなビームスプリッターを有する磁気光学走査装置 - Google Patents

偏光感度ビームスプリッター、このようなビームスプリッターの製造法及びこのようなビームスプリッターを有する磁気光学走査装置

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JPH0659125A
JPH0659125A JP5149107A JP14910793A JPH0659125A JP H0659125 A JPH0659125 A JP H0659125A JP 5149107 A JP5149107 A JP 5149107A JP 14910793 A JP14910793 A JP 14910793A JP H0659125 A JPH0659125 A JP H0659125A
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JP
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beam splitter
wedge
orientation
polarization
polarization sensitive
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JP5149107A
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English (en)
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Rifat Ata Mustafa Hikmet
アタ ムスタファ ヒクメト リファット
Willem Gerard Ophey
ヘラルド オフィー ウィレム
Josephus Johannes Maria Braat
ヨハネス マリア ブラット ヨセフス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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    • G02B27/28Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising
    • G02B27/283Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising used for beam splitting or combining
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型、軽量なスプリッターを提供する。 【構成】 複屈折材料製の少なくとも1つの透明なくさ
び形素子からなる偏光感度ビームスプリッターを、2つ
の基板の各々に配向層を形成し、その後基板をくさび形
空間を形成して配向層を向かい合わせて配置することに
より形成する。この空間を液晶モノマー組成物で充填
し、その次にこれを一軸性配向ポリマー材料のくさび形
素子を形成して硬化する。可能ならば基板を除去して
後、2又は3のこのようなくさび形素子は磁気光学レコ
ードシステムのピックアップ素子にて使用するためにウ
ォラストンプリズムに結合できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも1つの複屈折
材料からなる透明くさび形素子からなる偏光感度ビーム
スプリッターに関し、且つこのようなビームスプリッタ
ーを含む磁気光学レコードキャリヤを走査するための装
置に関する。又、本発明は少なくとも1つの複屈折材料
の透明くさび形素子からなる偏光感度ビームスプリッタ
ーを製造する方法に関し、且つ磁気光学レコードキャリ
ヤを走査するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この型の偏光感度ビームスプリッターは
磁気光学レコードシステムのピックアップ素子にて使用
するために米国特許第4,951,274 号明細書に開示されて
いる。このビームスプリッターでは2つの透明くさび形
素子を使用し、これは結晶石英から形成され、素子の光
軸が45°〜135 °の間の角度で互いに拡がるように互
いに固定される。このようなビームスプリッター(ウォ
ラストンプリズム)は磁気光学レコードシステムのピッ
クアップ素子では多くの空間が比例して生ずる。更に、
石英素子を正確に加工し形成する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は偏光感度ビー
ムスプリッター、とりわけ小型且つ軽量なスプリッター
を提供することを目的とする。本発明は所望の方法で光
路に簡単に且つ正確に設置できるビームスプリッターを
提供することを目的とする。
【0004】透過の際偏光成分を互いに直角に分離し、
その後、偏光ビームが互いに拡がるビームスプリッター
を提供することが望ましい。又、本発明はこのような偏
光感度ビームスプリッターを製造する簡単な方法を提供
することを目的とする。
【0005】これらの及び他の目的は前記のように偏光
感度ビームスプリッターにより達成され、本発明のビー
ムスプリッターは硬化液晶モノマー組成物から形成され
る一軸性配向ポリマー材料からなるくさび形素子を有す
ることを特徴とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の偏光感度ビーム
スプリッターの非常に好適な実施態様では、このビーム
スプリッターはポリマー材料の配向が互いに異なる方向
を有する2つ又は3つのくさび形素子を有する。
【0007】本発明のビームスプリッターの特別な実施
態様は光ビームが入力及び出力するビームスプリッター
の表面上でポリマー材料にそれぞれ形成された反−反射
格子を有する。
【0008】本発明の磁気光学レコードキャリヤを走査
する装置は一軸性配向ポリマー材料から形成されたくさ
び形素子からなるビームスプリッターを含む。このよう
なビームスプリッターは寸法が小さいので装置の光路を
非常にコンパクトにできる。
【0009】全厚さが小さいビームスプリッターを得る
ために、のこぎり歯構造の小さいくさび形素子を多数並
列することが可能である。又、この場合ポリマー材料の
配向が各々互いに異なる方向である2つのくさび形素子
の対を使用できる。
【0010】本発明では、偏光感度ビームスプリッター
の製造法を提供する目的は、2つの基板に配向層を形成
し、その後それらの基板をくさび形空間を形成して互い
に各々の配向層が向かい合うように配置し、その後その
空間を液晶モノマー組成物で充填しその次にこれをくさ
び形素子を形成して硬化する方法により達成される。
【0011】その次に、必要に応じて基板を除去でき
る。例えば片方又は両方の基板を除去しない場合は、基
板はビームスプリッターの外側を保護するので、好まし
くは0.1 〜1mmの厚さの基板が用いられる。
【0012】米国特許第5,042,925 号明細書には硬化液
晶モノマー組成物からなる偏光層を有する偏光感度ビー
ムスプリッターが開示されているが、この偏光層はくさ
び形ではない。既知のビームスプリッターは比例して大
きく一部が透過し一部が反射する。光路に正確に設置し
配向することは既知のビームスプリッターを満足に操作
するためには重要である。
【0013】
【実施例】図1は本発明の偏光感度ビームスプリッター
で使用するためにくさび形素子を製造する多数の適当な
モノマーを示す。とりわけ適当なモノマーはアクリレー
ト化合物(R基は水素原子)、メタクリレート化合物
(R基はメチル基)、クロロアクリレート及びフルオロ
アクリレート化合物(R基は塩素原子又はフッ素原
子)、エポキシ化合物及びビニルエーテル化合物であ
る。X基の例を図2に示すが、ここでpは1〜約12の
値をとり得る。M基の例を図3に示す。光重合によりモ
ノマー組成物を硬化するために、その性質を利用できる
感光性開始剤を既知の方法でモノマーの性質に適用でき
る。芳香族カルボニル化合物はジ(メタ)アクリレート
化合物を硬化するために適当な感光性開始剤であり、又
ジフェニルヨードニウムヘキサフロオロアルセニドのよ
うなジアリールヨードニウム化合物はエポキシ及びビニ
ルエーテル化合物を硬化するのに使用できる。
【0014】実施態様1 モノマー組成物を、図4に構造式を示す液晶ジアクリレ
ート化合物(例えば欧州特許第261712号明細書に開示さ
れた方法により製造される)を2重量%の感光性開始剤
2,2−ジメトキシ−2−フェニル−アセトフェノン
(チバ−ガイギ社製)と混合することにより製造した。
【0015】2つの長方形のガラスプレートをナイロン
の配向層で被覆して、各々ガラスプレートの一端に平行
になるように選択された一方向に、反−軟毛布(anti-f
luffcloth)でこする。その次にガラスプレート間にくさ
び形の空間を残してガラスプレートをこすり方向が平行
に、互いに向い合せて配置する。ガラスプレート間角、
即ちくさび角が4°になるように両側のうちの1方にガ
ラスプレート間にスペーサを配置した。ガラスプレート
間の空間を上記のモノマー組成物で充填し、その後固体
くさび形素子を化学線、実施例でUV照射により形成
し、その後ガラスプレートを除去した。
【0016】図5は結果物のくさび形素子1を示し、こ
こにおいて方向2の分子の配向を素子の光軸に垂直にな
るように且つくさびの狭い端に平行になるように選択す
る。入射非偏光ビーム3を互いに異なる偏光方向を有す
る異常光ビーム4と正常光ビーム5に分割する。2つの
出力ビーム間の角度値はくさび角とその複屈折値に比例
する。使用されたポリマー材料の複屈折が相対的に大き
いので、与えられた出力ビーム間角を実現するために相
対的に小さいくさび角をとれる。ポリマー材料より複屈
折がかなり小さい例えば結晶性石英のビームスプリッタ
ーでは、同じ出力ビーム間角度に対してはくさび角は約
15倍である。くさび角はビームスプリッターの厚さに
対して決定的であるので、本発明のビームスプリッター
が石英ビームスプリッターよりかなり薄くできることは
明らかである。
【0017】ナイロンの配向層の代わりに、他の既知の
配向層、例えばポリイミド又はポリエチレンからなるこ
すられた層、又はある角度にてスパッタされた酸化ケイ
素層、を使用できる。あるいは、必要に応じて、配向は
例えば15kガウスの強さの磁場を用いることにより得
られる。
【0018】本発明の偏光感度ビームスプリッターを製
造するために使用できる適当な材料と別の方法が R.A.
M. Hikmet及びD.J. Broerにより「ポリマー」32 (9),
pp.1627〜1632(1991)中の記事に開示されている。こ
の記事は動的機械的測定のために適当な自立フラット素
子の製造を開示している。
【0019】実施態様2 実施態様1に記載したように2つのくさび形素子を製造
したが、1つの素子のこする方向、つまり分子の配向方
向を、くさびの狭い端に45°の角度にて延ばすように
選択した。
【0020】図6は2つのくさび形素子11及び12か
らなる偏光感度ビームスプリッターを示しており、ここ
において配向方向13及び14はビームスプリッターの
光軸に垂直であり、互いに45°の角度にて延びる。
【0021】原理的には、いわゆる改良ウォラストンプ
リズムであるこのようなダブルビームスプリッターは入
射未偏光ビーム15を4つのサブビームにスプリット
し、このうちの2つbo,o 及びbe,e は一致し、他の2
つのサブビームbe,o 及びbo, e は反対の角度にて拡が
る。これらサブビームの第1及び第2指数は第1及び第
2くさび形素子に対する関連のあるサブビームが正常
(o)又は異常(e)であることをそれぞれ示す。簡易
化のために、サブビームbo,o 及びbe,e により形成さ
れる未偏光の直進ビームは16で表わされ、偏光した互
いに垂直な偏光サブビームbe,o 及びbo,e は各々17
及び18で表わされる。このようなビームスプリッター
は、磁気光学レコードキャリヤのための走査装置におい
て非常に有利に使用できる。
【0022】直進ビーム16と偏光ビーム17及び18
の光力の合計との比は配向方向13及び14の間の角に
依存する。0°の角度における比は無限であり、即ち直
進ビーム16のみ存在する。45°の角度における比は
1である。90°の角度における比は0であり、即ち直
進ビーム16がなく、ビームスプリッターは非改良ウォ
ラストンプリズムとして機能する。入射ビーム15を偏
光する場合、3つのビームの光力の比は入射ビームの偏
光状態に依存する。例えば45°又は90°ではない角
度にて石英ビームスプリッターを製造すると、多量のカ
ッティングロスを生じるが、このようなポリマー材料か
らなるビームスプリッターの製造によると図6に示され
たビームスプリッターの製造と本質的に等しく、ここに
おいてこすり方向の1つを異なるように選択する。
【0023】実施態様3 実施態様1に記載した2つのくさび形素子を製造した
が、1つの素子のこする方向、つまり分子の配向方向
を、くさびの狭い端に90°の角度にて延ばすように選
択した。これらのくさび形素子を光学的に中性な接着剤
により固定した。
【0024】図7は2つのくさび形素子21及び22か
らなる偏光感度ビームスプリッターを示すが、ここにお
いて、配向方向23及び24は光軸に対して及び互いに
垂直である。必要に応じて、このビームスプリッター
(ウォラストンプリズム)に、ビームスプリッターの入
力面及びビームスプリッターの出力面、即ちビームがビ
ームスプリッターに入る面及びビームスプリッターを出
る面にレプリカされた所望の格子を有するガラスプレー
トを用いて反−反射格子層25及び26を形成できる。
格子は液晶モノマー組成物及び硬化によって得られた複
屈折ポリマーの分子に配向方向を与えるのに寄与する。
800 nmの波長に対しては、適当な格子は高さ0.2 μm 及
び周期0.48μm のリッジにより形成される。ビームスプ
リッターに非常に平滑な面を付与することを所望する場
合は、例えば薄いガラス層を形成することにより実現で
きる。
【0025】実施態様4 実施態様1に記載した3つのくさび形素子を製造でき、
ここにおいて第1素子28及び第3素子11のくさび角
は等しく、第2素子27のくさび角は第1素子のくさび
角の2倍であり、次にこれら3つの素子を図8に示すよ
うに結合して1つのビームスプリッターにする。第1及
び第3素子のこすり方向29及び13は各々等しいが、
第2素子のこすり方向30はこすり方向13に90°の
角度にて延びる。このシンメトリーな構造のために、こ
のようないわゆるダブルウォラストンのプリズムのみが
透過光ビーム4及び5の波頭の動揺(perturbation) を
小さくできる。こすり方向13及び30間の90°の角
により入射即ち未偏光ビーム15を2つの偏光ビーム4
及び5にスプリットアップできる。90°の角の代わり
に0°〜90°間の異なる角を採用することにより、図
6に示したウォラストンプリズムによるスプリットアッ
プに応じて、入射ビームは2つの偏光ビーム及び1つの
未偏光ビームにスプリットアップされる。石英により形
成されたダブルウォラストンは多くの応用に対して大き
くて不適当である。しかしながら、ポリマー材料のダブ
ルウォラストンは非常に小さいサイズでできる。
【0026】本発明の偏光感度ビームスプリッターは小
型で軽量である。明らかに、配向(光ビーム又は光軸に
対する角度)はあまり重大ではなく、光学的性質はくさ
び形素子の製造中にガラスプレート間の角度の選択によ
り規定されるので、光装置に供することは容易であり、
且つ特に光路中に配置することは容易である。
【0027】図9は本発明の磁気光学レコードキャリヤ
を走査する装置の実施態様を示す。この装置は、走査ビ
ーム32を供給する半導体レーザの形で光源31を含ん
でなる。光源により発生した走査ビームをフォーカスす
るレンズシステムを走査ビームの光路に配置する。この
システムはコリメータレンズ33及び対物レンズシステ
ム34を含んでなり、走査ビームをフォーカスし、レコ
ードキャリヤの情報面36上に走査スポット35を形成
する。部分的偏光ビームスプリッター37(PPBS)
を光路に配置する。このPPBSの構造及び機能は例え
ば欧州特許明細書第0078673 号に記載されている。又こ
の装置は好ましくはビーム32をスプリットする格子、
例えばトラッキングサーボシステムのための3つのサブ
−ビーム及び所望ならば光路を曲げるミラー39を有す
る。
【0028】走査ビームをレコードキャリヤ中で反射
し、対物レンズシステム及び存在する場合はミラー39
を介してPPBSに向かって通る。次にPPBSにより
通過された光は偏光感度ビームスプリッター40により
スプリットされ前進ビーム及び2つの偏向した図6に示
された互いに垂直な偏光ビームになる。本発明によれ
ば、このビームスプリッターは複屈折材料からなる2つ
のくさび形素子からなり、これは例えば硬化液晶モノマ
ー組成物から形成される一軸配向ポリマーであり、ここ
において2つのくさび形素子の配向方向は異なる。次に
ビームスプリッターにより形成されたビームはレンズ4
1及び可能であれば円筒レンズ42を介して通り、その
後検出システム43に入射する。
【0029】ビームスプリッター40はくさび角が小さ
くてすむので比較的薄い。5mmのビーム直径では、ビー
ムスプリッターの厚さは0.5 mmより薄くても出力ビーム
の分離を満足にさせるには充分である。このように薄い
ビームスプリッターはビームスプリッター37に簡単に
固定でき、これにより光路中の成分数が減少する。又、
レプリカ技術によりビームスプリッター37上に格子3
8を形成することによりもっと減少できる。
【0030】ビームスプリッター40により形成された
直進ビームをサーボシグナルを発生するために使用で
き、これを用いて走査スポットをレコードキャリヤの正
確な位置に設定する。一方、互いに垂直に偏光された2
つの偏光ビームは情報面36に記録された情報を表わす
情報シグナルを発生するのに用いられる。レコードキャ
リヤからの光力を、一方の2つの偏光ビームと他方の直
進ビームに分配することにより情報シグナルとサーボシ
グナルのバンド幅に適用される。一般に、ビーム中の光
力はバンド幅が大きくなるにつれて大きくなる。偏光ビ
ーム中の光力と直進ビーム中の光力との比はビームスプ
リッター40のくさび形部分における図6における配向
方向13,14間の角度α、図7における配向方向2
3,24間の角度αにより調整される。広帯域情報シグ
ナルを発生するための偏向偏光ビームにおいて利用でき
るに充分な光を得るためには、角度は45°より大きい
方が好ましい。本発明は配向方向間の角度を0°〜90
°のどの任意の値でもとれる可能性を提供する。ビーム
スプリッターが用いられるべき状況により、角度の選択
により決定する。
【0031】図10は本発明の磁気光学レコードキャリ
ヤを走査する装置の別の実施態様を示す。実施態様で
は、本発明の複屈折材料の1つのくさび形素子からなる
偏光感度ビームスプリッター45を使用するが、図9に
示す実施態様では2つのくさび形素子からなるビームス
プリッターを用いる。この装置は2つの検出システムを
有する。1つの検出システム46はビームスプリッター
45を介して通るビームの光路に配置され、情報シグナ
ルを発生するのに使用される。他の検出システム47は
レコードキャリヤから戻ってくるビーム中に配置され、
結合格子48を用いて偏向され、サーボシグナルを発生
するために使用される。図11aはビームスプリッター
45及び検出システム46の斜視図である。このビーム
スプリッターは入射ビーム49を分けて2つの出射ビー
ム50及び51にし、スプリット検出システムの2つの
半分のものの間の分割ライン52の片側に各々入射す
る。検出システムの横の4つのスポット53は3−ビー
ム格子38により生じたビームのためである。出射ビー
ム50及び51の要求される配向及び偏向はビームスプ
リッターのくさびの配向方向54にくさびを形成する2
つの平面の交差線55に関して45°の角度を与えるこ
とにより達成される。ビームスプリッターの選択的配向
及び検出システムを図11bに示す。
【0032】図10に示す装置PPBS37′及びビー
ムスプリツターくさび45は装置をよりコンパクトにす
るために1つのユニットに統合できる。図12aはくさ
び45がPPBS37′を形成する立方体の1つの面に
光学的に連結したユニットを示す。又、図12bに示す
ようにくさびは立方体をなす直角三角形の斜面上に、P
PBSコーティング56に接触して配置できる。図12
cに示すように、PPBSが平面平行板37″の形態の
場合は、PPBSコーティング56は板の片側に配置さ
れ、くさび45は板の他側に配置される。
【0033】図13aは装置の光路を折り曲げるミラー
57を具備する磁気光学レコードキャリヤを走査する装
置の別の実施態様を示す。このミラーはビームスプリッ
ターくさび45に有利に統合することができる。くさび
は平面平行板58の側面の1つに取付けられ、くさびの
他の側には反射コーティング57を形成する。図13b
は板上に取付けられたくさびの反射コート側について統
合されたミラー及びくさびを示す。図13c及び図13
dに示される統合されたミラー及びくさびは全内部反射
を用いて光を偏向する。くさび45は図13cに示すよ
うに、プリズム59の斜面上に、又は図13dに示すよ
うに、入射ビームが至るプリズムの面上に配置できる。
【0034】磁気光学レコードキャリヤを走査するため
の装置におけるこの使用に加えて、あるいは本発明のビ
ームスプリッターを他の装置に使用でき、ここにおい
て、光ビームは光ビームの偏光状態を決定するために異
なる偏光にスプリットされる。偏光状態を決定するため
に光ビームの小部分の光力のみ取り出すのが時として望
ましく;直進光ビームにおける光力は他の目的のために
使用できる。このことは、本発明のビームスプリッター
により満足に実現できる。配向方向間の角度が、例えば
図6に示したビームスプリッターのように、45°より
小さい場合は、直進ビーム16の光力は偏光ビーム1
7,18の光力の合計より大きい。光ビームの偏光状態
は、偏光ビームの光力を決定することにより決定でき、
できる限り直進ビームの光力と結合される。本発明のビ
ームスプリッターは、唯一の光学的成分が光ビーム中に
配置され、どんなビームの光力の所望の比でも容易に実
現できるという利点を有する。この装置は例えば雑誌Fu
nkschau 18巻、1991年、79〜85頁中の評論記事に
記載された光通信システムにおけるレシーバーであり得
る。ここにおいて、光ビームの情報はヘテロダイン技術
により検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】くさび形素子を形成するための適当なモノマー
を示す図である。
【図2】図1中のXの例を示す図である。
【図3】図1中のMの例を示す図である。
【図4】適当な液晶モノマー組成物の構造式を示す図で
ある。
【図5】偏光感度ビームスプリッターに使用するくさび
形素子を示す図である。
【図6】2つのくさび形素子からなる偏光感度ビームス
プリッターの実態態様を示す図である。
【図7】図6とは別の実施態様を示す図である。
【図8】3つのくさび形素子からなる偏光感度ビームス
プリッターの実態態様を示す図である。
【図9】磁気光学レコードキャリヤを走査するための装
置を示す図である。
【図10】磁気光学レコードキャリヤを走査するための
装置を示す図である。
【図11】図11a及び図11bはビームスプリッター
の2つの配向及び図10に示す装置の検出システムを示
す図である。
【図12】図12a及び図12bは統合したPPBS立
方体及びくさび形素子の2つの実施態様を示す図であ
り、図12cは統合したPPBS板及びくさび形素子の
実施態様を示す図である。
【図13】図13aは磁気光学レコードキャリヤを走査
するための装置を示す図であり、図13b,図13c及
び図13dは統合したミラー及びくさび形素子の実施態
様を示す図である。
【符号の説明】
1 くさび形素子 2 分子配向方向 3 入射非偏光ビーム 4 異常光ビーム 5 正常光ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィレム ヘラルド オフィー オランダ国 5621 ベー アー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1 (72)発明者 ヨセフス ヨハネス マリア ブラット オランダ国 5621 ベー アー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの複屈折材料からなる透
    明くさび形素子からなる偏光感度ビームスプリッターに
    おいて、前記くさび形素子が硬化液晶モノマー組成物か
    ら形成された一軸性配向ポリマー材料からなることを特
    徴とする偏光感度ビームスプリッター。
  2. 【請求項2】 ポリマー材料の配向が互いに異なる方向
    である2つのくさび形素子を有することを特徴とする請
    求項1記載の偏光感度ビームスプリッター。
  3. 【請求項3】 外側の2つの素子がポリマー材料の配向
    が同じ方向であり、前記方向が内側の1つの素子の配向
    の方向と異なり、1つの素子が他の2つの素子の後に配
    置された3つのくさび形素子を有することを特徴とする
    請求項1記載の偏光感度ビームスプリッター。
  4. 【請求項4】 入力表面及び出力表面の表面のうち少な
    くとも1つに反−反射格子を形成することを特徴とする
    請求項1、2又は3記載の偏光感度ビームスプリッタ
    ー。
  5. 【請求項5】 くさび形素子のポリマー材料の配向の2
    方向間の角度が45°より大きいことを特徴とする請求
    項2、3又は4記載の偏光感度ビームスプリッター。
  6. 【請求項6】 走査ビームを供給するための光源、レコ
    ードキャリヤの情報面上に走査ビームを指向する光シス
    テム、レコードキャリヤからの走査ビームの光路に配置
    された光感度検出システム、及び検出システムの前の前
    記光路に配置された請求項1、2、3、4又は5記載の
    偏光感度ビームスプリッターを有する磁気光学走査装
    置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの複屈折材料からなる透
    明くさび形素子を有する偏光感度ビームスプリッターの
    製造法において、2つの基板に各々配向層を形成し、そ
    の後基板をそれらの配向層がくさび形空間を形成して互
    いに向かい合うように配置し、その後空間を液晶モノマ
    ー組成物で充填し、次にこの組成物をくさび形素子を形
    成して硬化し、その後必要に応じて基板を除去すること
    を特徴とする偏光感度ビームスプリッターの製造法。
  8. 【請求項8】 異なる配向方向を有する一軸性配向ポリ
    マー材料からなる第2の透明くさび形素子を類似した方
    法で形成し、その後2つのくさび形素子を光学的に中性
    な接着剤により結合することを特徴とする請求項7記載
    の方法。
JP5149107A 1992-06-23 1993-06-21 偏光感度ビームスプリッター、このようなビームスプリッターの製造法及びこのようなビームスプリッターを有する磁気光学走査装置 Pending JPH0659125A (ja)

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