JPH0659197B2 - 刻み湿りたばこ材料の送風加工方法及び装置 - Google Patents

刻み湿りたばこ材料の送風加工方法及び装置

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JPH0659197B2
JPH0659197B2 JP1304541A JP30454189A JPH0659197B2 JP H0659197 B2 JPH0659197 B2 JP H0659197B2 JP 1304541 A JP1304541 A JP 1304541A JP 30454189 A JP30454189 A JP 30454189A JP H0659197 B2 JPH0659197 B2 JP H0659197B2
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    • A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B3/00—Preparing tobacco in the factory
    • A24B3/04—Humidifying or drying tobacco bunches or cut tobacco
    • A—HUMAN NECESSITIES
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    • A24B3/00—Preparing tobacco in the factory
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    • A24B3/182—Puffing

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  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は刻み湿りたばこ材料の送風加工方法及び装置
に関し、詳しくは蒸気又は熱ガスを添加した蒸気から成
るキャリアガス流内に送風処理すべき刻み湿りたばこ材
料を装入して該キャリアガス流に懸濁し、上記たばこ材
料を懸濁したキャリアガス流に沿って設定された一連の
添加位置で該キャリアガス流に加熱蒸気又は加熱空気と
蒸気の混合気体から成る加熱ガス流を導入し、これによ
り上記キャリアガス流に懸濁された刻み湿りたばこ材料
が徐々に乾燥されるように送風加工する方法及び該方法
を実施するための装置に関する。このような送風加工方
法及び装置はドイツ国特許公開公報第2637124号
に開示されている。
(技術背景) 刻みたばこ材料、特に刻みたばこ葉を膨張させるには、
予め定められた湿分を含むように該刻みたばこ材料を湿
らせ、次いで該湿りたばこ材料を加熱してたばこ細胞内
の水を放散させ、これにより送風加工材として作用する
蒸気に変換する必要がある。
米国特許第3357436号ではたばこ葉の湿分を16
%〜35%とし、ドイツ国公開特許公報第263712
4号ではたばこ葉湿分を25%〜35%とすると膨張効
果が5%〜25%となることを開示している。ドイツ国
公告公報第2253882号及びドイツ国特許第303
7385号では湿分を40%〜55%とするとより高い
膨張効果が得られることを示している。
上述した種々の事項によれば、たばこ材料の湿り具合を
未だ乾燥されていない採りたてのたばこ葉の湿り状態ま
で復元させることが良好な膨張効果を達成するための最
も重要な要件とされなければならない。通常の方法によ
り得られる採りたてのたばこの乾燥は特に葉脈の収縮を
来たし、この収縮は装填容量を低下せしめる。膨張効果
を達成するための再湿潤は一般にたばこに水を、出来る
限り蒸気を常時添加することにより行なわれる。これは
確実に細胞内に湿気を均一に拡散させるためにしばしば
行なわれる。したがってこれに用いられる蒸気の1部分
のみがたばこに吸収され、蒸発によって無駄に消費され
ることがない。
たばこ材料を膨張させるための幾つか方法がしられてお
り、例えばドイツ国公開公報第2831253号に、刻
み湿りたばこ葉を高温湿潤空気流中に装入して、いわゆ
る振動コンベアにおいて膨張を行うことが記載されてい
る。上記たばこ材料は複数の垂直配置されたチャンバ及
びダクト内に上記空気流を介して数珠つなぎ状態で流動
させられる。該たばこ材料は振動底部を進行する際、高
温空気/蒸気の混合気から分離されるとともに乾燥され
る。
ドイツ国公開公報第3412797号には振動コンベア
が記載されている:そこでは刻み湿りたばこ葉が多数の
穴が穿けられたコンベアチャンネル内に比例配分され
る;該コンベアチャンネルに、その長手軸、したがって
上記たばこ葉の流動路を横断するように、すなわち垂直
方向に該コンベアチャンネルの各穴を介して圧力2.5
〜25バール、温度126℃〜400℃の蒸気が導入さ
れる;凝縮熱及び機械的振動により刻みたばこ葉の強力
な膨張効果が達成される。
原理的に、凝縮熱による熱伝達はたばこ材料に含浸した
水を蒸気に変換するのに適している。しかしながら、各
たばこ片を均一に送風加工処理することは非常に困難で
ある。更に、たばこ片の温度を指示された比較的高い温
度に高めることは大きな熱損失を招く。
米国特許第3357436号に、流体又は空気圧乾燥装
置によるもう1つの湿潤刻みたばこ葉膨張方法が記載さ
れている。そこでは、たばこ材料が加熱空気及び/又は
蒸気流によって連行されるとともに加速される。しかし
ながら、この方法による膨張は指示湿分が35%以下で
達成されるものであり、処理剤の蒸気量、該蒸気の流速
及び温度は通常のものに過ぎない。
前述したドイツ国公開公報第2637124号の方法に
おいては、たばこの初期湿分がまた比較的低いものであ
る。膨張領域における流速及び蒸気温度は不十分なもの
であった。たばこは乾燥領域において膨張効果を高める
ことが出来なかった。この公知のたばこ流動チャンネル
は比較的狭間隔の複数の連続スロットから構成され、こ
れらのスロットを介して流動チャンネルに湿り熱ガスが
導入されてたばこ材料の移動が促進される。このたばこ
材料の移動が実質的に流動チャンネルに後続するベンチ
ュリー管において加速される。このベンチュリー管にお
ける流動断面の絞りは簡単に行なわれるが、当該流動チ
ャンネル内にたばこ粉塵の沈着が生じ易い。
簡単に前述した、ドイツ国特許公告公報第225388
2号は空気乾燥方法を開示しており、そこではたばこが
湿りされて湿分50%とされ、蒸気及び空気から成る処
理媒体温度が約120℃〜400℃、流体流速が約40
m/s、処理時間が約0.5秒〜3秒とされた。
しかしながら、全処理、即ち同じ空気チューブ内での膨
張及び乾燥工程が臨界状態で可成りの揺動を来し、特に
乾燥工程時、たばこ材料が高流速とされるとともに乱流
に付されることが分った。
ドイツ国特許第3037885号は膨張及び乾燥工程を
別々に実行することを示唆しており、乾燥工程や穏やか
な状態、即ちより低い温度及び流速をもって実施され
る。更に、たばこ材料の相対速度及び乱流は横方向オフ
セット蒸気噴射入口を介して緩衝相において改善され、
熱伝達が改善されるとともにより均質な製造品が得られ
た。しかしながら、湿り加熱たばこ材料は装置内で沈着
し易いという欠点があった。
ドイツ国特許第3147846号はたばこ材料の装填容
量の改善方法を開示している。それには、湿りたばこ材
料の移動がガス圧を低下させた状態で少なくとも50m
/秒に加速され、次いで略一定流速領域を通過して移動
させられ、その後上昇圧力下で拡散流として減速され、
このようにして膨張領域におけるたばこ材料の滞在時間
は約0.1秒以下とされる。この方法は熱ガス温度10
00℃程度にて実施されるためたばこ材料を永久損傷す
る危険性があった。
(解決しようとする課題及び解決手段とその作用効果) 本発明の目的は前述した種々の問題点を解消するために
なされたものであり、たばこの温度を余りにも高くする
ことによる不都合を解消するとともに送風加工時のたば
こ材料の沈着とか凝塊を防止し、送風加工対象のたばこ
材料を有効に利用して送風加工に必要な熱を迅速に輸送
できる方法及び装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明方法は、上記各添
加位置で上記たばこ材料を懸濁したキャリアガス流を取
り囲む円周上の位置から同心状に該キャリアガス流を斜
交しかつ包囲するように該キャリアガス流よりも高い速
度をもって環状加熱ガス流を導入し、これにより上記キ
ャリアガス流中のたばこ材料を該キャリアガス流に対し
相対的に低い速度をもって流動させて該たばこ材料の沈
着及び凝塊を阻止することを特徴とする。
本発明方法の好ましい実施例では、各添加位置で導入さ
れる加熱ガス流の入口圧力が各混合位置領域内のキャリ
アガス流より高くされ、該加熱ガス流の温度は100℃
〜200℃とされる。
たばこ材料を懸濁したキャリアガス流から一部分のガス
を分離した後、その残りのキャリアガス流が乾燥に付さ
れる。
本発明方法は、好ましくは各添加位置で導入される加熱
ガス流との最初の混合を行う前に、キャリアガス流内の
たばこ材料の湿分が30%〜40%とし、該加熱ガス流
がたばこ材料を湿らせる際排出ガス流として回収され
る。また、上記加熱ガス流は、好ましくは、加熱空気と
水蒸気の混合気体により生成する。
更にまた、本発明は上述した方法を実施するための装置
を提供しようとするものであり、該装置は、送風加工し
ようとする刻み湿りたばこ材料輸送用のキャリアガスが
流通する流動チャンネルを備えた、送風加工装置におい
て、上記流動チャンネルは一定の横断面形状を有しかつ
該チャンネル内周面部から下流部に向けて加熱ガス流を
室内に導入する複数のノズル開口を設けた、流動チャン
ネル室を用いて構成し、上記複数のノズル開口は上記流
動チャンネル室の壁部内周面を実質的に全周にわたって
延びる開口部を形成するとともに該開口部の互いに対向
する傾斜内周壁面部がそれぞれ上記流動チャンネル室の
長手軸に対し鋭角(α、β)を成すようにしたことを特
徴とする。
上記流動チャンネル室は接続部に複数のスロット又オリ
フィスを設けた、複数の同軸状に連続したチューブから
形成され、各チューブの対向端部にスペーサーを介して
間隔をもって配置されるフランジリングを設けるととも
に該フランジリング間に複数のスロットが設けられる。
本発明によれば、処理媒体、即ちキャリアガスの少なく
とも1部分が当該処理時に種々の位置で処理下にあるた
ばこ材料に供給され、よって所定の添加位置で導入され
る加熱ガス流がキャリアガスと処理対象のたばこ材料と
の混合流体全体をほぼ完全に包囲して該混合流体及び好
ましくは該混合流体中のガスの一部分を加速し、これに
より、例えば従来方式のベンチュリー管を介して加速を
行う場合に発生するたばこ材料の沈着等を生じる危険性
が無くなる。
上記加熱ガス流の導入は好ましくは効率を改善するため
にキャリアガス流を取り囲む円周上の複数の連続した添
加位置で行われる。各添加位置で導入される加熱ガスは
加熱蒸気又は加熱空気と水蒸気の混合気体であってもよ
く、好ましくはキャリアガス内のたばこ材料を加熱しか
つ湿潤する前に該流体から回収したガスを用いる。この
ようにして、非常に経済的な操作方式が達成される。
勿論、上記キャリアガス流を被覆又は包囲する加熱ガス
流はキャリアガス及び該キャリアガスに懸濁されたたば
こ材料の混合流体に高圧力下で導入され、このようにし
て組み合わされる流体間の流量差に応じて上記被覆流体
を加速させるとともにたばこ材料のキャリアガス流に対
する相対速度が増大させられる。
加熱ガス流による加速操作時、流速が例えば流動チャン
ネル断面の拡張等により幾つかの位置で低減させられ
る。その後たばこ材料が乾燥される。被覆流体と組み合
わせる前に、膨張処理に付されるたばこ材料が湿分30
%〜40%を有するようにすると有利であることが分か
った。そのような湿分は経済的見地からは十分に満足す
べきものであることが分かった。幾つかの環状ジェット
ノズルが連続配置された装置においては、環状ジェット
ノズル領域における各加速が後続の中間領域において減
速せしめられるから、たばこ材料への熱伝達が相対速度
を繰り返し増大させることにより大幅に改善される。こ
の方法は環状ジェットノズルの数及び中間領域の長さを
変化させることにより最適化を図ることが出来る。
更に、同軸蒸気ジャケットは流動チャンネルの焼戻しを
防止し、よってたばこ材料を有効に“つるつるした状
態”としてその凝結を防止することが出来る。
以下、本発明を添付図面とともに説明する。
(実施例) 第1図は、水平輸送チャンネル2に、ホッパー及びバケ
ットホイールにより構成された比例分配機を介して刻み
たばこ葉を装入する供給機1を示す。蒸気ダクト3から
水平輸送チャンネル2の一端部に蒸気が導入され、上記
たばこ葉が連鎖状に速度約40m/sをもって流動させ
られる。このようにしてたばこ葉は環状に配置された一
連のジェットノズル5を備えた流動チャンネル室4に輸
送される。流動チャンネル室4の出力端部にドライヤー
7が連結され、たばこ葉の最終湿度が13%とされ、続
いて該たばこ葉は搬送ベルト8に搬送される。
環状配置ジェットノズル5を備えた流動チャンネル室4
はジャケット9により包囲されて環状チャンバ10が形
成される。環状チャンバ10に蒸気入り口11が開口
し、図示するように、該環状チャンバ10に3箇所で環
状ジェットノズル5が連絡される。これら環状ジェット
ノズル5は流動チャンネル室4の内部と連絡される。環
状チャンバ10に更に蒸気出口12が設けられ、該蒸気
出口12を介して環状チャンバ10内に導入された蒸気
のうち、各環状ジェットノズル5から水平輸送チャンネ
ル2内に放出されなかった蒸気が排出される。この排出
蒸気は好ましくは当該装置内に再循環される。
図中に示されない上記装置の他の構成部分は公知であ
り、よってその詳細な説明を省略する。
第2図に、本発明の装置における刻みたばこ材料の装入
部のみの変形例を示す。刻みたばこ葉は供給機1及び第
1バケットホイールを有するホッパーを介して比例分配
湿潤機14の振動傾斜面部13に移送される。該比例分
配湿潤機14内には入り口15から水蒸気が導入され
る。次いで、比例分配湿潤機14内の刻みたばこ材料は
放出ゲートとして作用する第2バケットホイールを介し
て水平輸送チャンネル2内に装入される。水平輸送チャ
ンネル2に環状ジェットノズル5を備えた流動チャンネ
ル室4及びドライヤー7が連結され、該ドライヤー7か
ら搬送ベルト8に連絡される。
比例分配湿潤機14において刻みたばこ葉が飽和蒸気に
よって処理される。該比例分配湿潤機14から圧力保持
手段16を介して混合管17に送られてきた蒸気が該混
合管17において新鮮な加熱蒸気と混合され、次いで混
合管17から水平輸送チャンネル2に送給される。
上述した2種類の装置に含まれかつ環状ジェットノズル
5を備えた流動チャンネル室4が第3図の縦断面図に詳
細に示される。
第3図は流動チャンネル室4を示す。流動チャンネル室
4は概括的に参照符号18を付して示す膨張器内に形成
される。該膨張器18は複数の同軸状の連続チューブ部
材19、20、21及び22により構成される。隣接す
る2つのチューブ部材間に環状ギャップ5が形成され、
これら環状ギャップ5は流動チャンネル室4に開口して
いる。各環状ギャップ5の壁面部は流動チャンネル室4
の長手軸Oに対し鋭角を成すように傾斜している。先頭
及び最後尾のチューブ部材19及び22にそれぞれ放射
状に延びるフランジ19a及び22aが設けられ、それら
のフランジ間に対向状に延びる管状ソケット19b及び
22bが設けられる。チューブ部材19〜22の外周に
上述したように管状ギャップ5、蒸気入り口11及び蒸
気出口12を有する環状チャンバ10が形成される。各
管状ソケット19b及び22bが外部から絶縁ジャケッ
ト23により包囲される。
チャンバ10に蒸気入り口11から環状チャンバ10に
所定の圧力をもって蒸気が導入されると、第3図中参照
符号24を以て示されるように流動チャンネル室4内に
テーパー状蒸気ジェット流が形成される。これらの蒸気
ジェット流24は流動チャンネル室4内を矢印A方向に
貫流するキャリアガスと刻みびたばこ葉の混合流体の流
動方向に速度成分を有する。環状ジェットノズル5を介
して導入される蒸気ジェット流は上述した蒸気と刻みた
ばこ葉の混合流体を包囲するとともに連続した各位置で
該混合流体を加速する。
第3図の機構体を第1図及び第2図に示す装置に組み込
むことにより、それぞれ、湿分13%を有する最終製品
の処理たばこ葉の装填容積が同一の湿分13%を有する
未処理出発材料の60%及び65%増しに改善された。
2つの環状ジェットノズルを有する膨張器18の構成を
第4図及び第5図にしたがって説明する。この実施例に
おいて、同軸配置した3つのチューブ部材19、20及
び21並びに接続チューブ部材25により流動チャンネ
ル室4が構成される。チューブ部材19、20及び21
の各対向端面部にそれぞれOリングを介してフランジリ
ング26及び27が嵌合わされて封止される。隣接する
フランジリング26及び27が間隔をもって配置される
とともにスペーサーリング28を介して該フランジリン
グ26及び27の突出部31と接合される。上流フラン
ジリング26及び下流フランジリング27はともに長手
軸Oに対し鋭角α及びβを成して延びる相互作用リング
面を有する。これら相互作用リング面は接近して小さな
間隔をもって略平行に延びるように形成され、該両リン
グ面間に円錐台形状の環状ジェットノズル5が形成され
る。スペーサーリング28の周辺部に分散して複数の穴
32が設けられ、外部から各穴32を介して環状ジェッ
トノズル5にアクセス可能とされる。
図面において、相互作用リング面29及び30の外延が
一点鎖線をもって示され、これら相互作用リング面29
及び30は流動チャンネル4の長手軸Oに対しそれぞれ
鋭角α及びβを成すように形成されていることを示して
いる。このように環状ジェットノズル5を画定する相互
作用リング29及び30間の間隔を外方から内方に向け
て狭めて環状ギャップが形成される。この実施例におい
て、角度α及びβは約12゜とされ、両リング面29及
び30は内径約80mmの円形断面を有する流動チャン
ネル室4の内周面部に間隔約0.2mmをもって配置さ
れる。他のギャップ幅は環状ジェットノズル5に供給さ
れる熱ガスの圧力及び流動チャンネル室4の断面積に応
じたものとされる。これらのギャップ幅は例えば2mm
までの大きさとされる。
上記装置はチューブ部材19、20及び21と一緒に環
状チャンバ10を画定する外管33により包囲される。
この外管33はその一端部がチューブ部材19上に装着
されたフランジリング34の一端部に固定されるととも
に他端部がチューブ部材21と接触したフランジリング
35の一端部に固定され、前述したように接続チューブ
部材25が上記フランジリング35に固定される。前述
したフランジリング34は共にチャンバ10に開口して
いる蒸気入り口11及び蒸気出口12を有する。
外管33の長さを適当に選定し、複数のチューブ部材を
用いて多数の環状ジェットノズルを形成することができ
る。
上記環状ジェットノズルの代わりに円周上に次々と並べ
られた複数のジェットノズルを用いるようにしてもよ
い。そのようなリング状ジェットノズルは一体構造体と
して設計することができ、該構造体に流動チャンネル室
を形成する隣接チューブ部材を、特にプラグ接続方式で
接続し又はこれらのリングは第4図及び第5図に示すよ
うにフランジリングの半割体として形成することができ
る。
上記装置は刻みたばこ葉脈の処理に基づいて説明した
が、刻み葉脈材料の処理のみならず刻み葉脈と刻み葉の
混合材料の処理に適用できることは勿論のことである。
本発明装置の利点は同軸上円錐形蒸気噴射を行うため環
状ジェットノズルを含む流動チャンネル室の壁部に蒸気
クッション部が形成され、よって膨張器内でのたばこ材
料の沈着を防止できることである。
本発明による下記のような方法及び装置の実施が可能で
ある。
(i)蒸気又は熱ガスを添加した蒸気から成るキャリア
ガス流内に送風処理すべき刻み湿りたばこ材料を装入し
て該キャリアガス流に懸濁し、上記たばこ材料を懸濁し
たキャリアガス流に沿って設定された一連の添加位置で
該キャリアガス流に加熱蒸気又は加熱空気と蒸気の混合
気から成る加熱ガス流を導入し、これにより上記キャリ
アガス流に懸濁された刻み湿りたばこ材料が徐々に乾燥
されるように送風加工するにあたり、 上記各添加位置で上記たばこ材料を懸濁したキャリアガ
ス流を包囲する円周上の位置から該キャリアガス流を斜
交しかつ包囲するように該キャリアガス流よりも高い速
度をもって加熱ガス流を添加し、これにより上記キャリ
アガス流中のたばこ材料を該キャリアガス流に対し相対
的に低い速度をもって流動させて該たばこ材料の沈着及
び凝塊を阻止することを特徴とする、刻み湿りたばこ材
料の送風加工方法。
(ii)添加位置で導入される加熱ガス流の導入口圧力を
流動チャネル室内の各添加位置におけるキャリアガス圧
力より高くした、上記(i)に記載の方法。
(iii)添加位置で導入される加熱ガス流温度が100
℃〜200℃である、上記(i)又は(ii)に記載の方
法。
(iv)刻みたばこ材料が懸濁されるキャリアガス流から
一部分のガスを分離した後、その残りのキャリアガス流
を乾燥する、上記(i)〜(iii)のいずれかに記載の
方法。
(v)キャリアガス流が添加位置で導入される加熱ガス
流との最初の混合が行われる前に、該キャリアガス流内
のたばこ材料の湿分を30%〜40%とする、上記
(i)〜(iv)のいずれかに記載の方法。
(vi)各添加位置で導入される加熱ガス流がたばこ材料
を湿潤する際排出ガス流として回収する、上記(i)〜
(v)のいずれかに記載の方法。
(vii)各添加位置で導入される加熱ガス流が加熱空気
と水蒸気との混合流体である、上記(i)〜(vi)のい
ずれかに記載の方法。
(viii)上記(i)に記載の方法を実施する装置であっ
て、送風加工しようとする刻み湿りたばこ材料輸送用の
キャリアガスが流通する流動チャンネルを備えた、送風
加工装置において、 上記流動チャンネルは一定の横断面形状を有しかつ該チ
ャンネル内周面部から下流部に向けて加熱ガス流を室内
に導入する複数のノズル開口(5)を設けた、流動チャ
ンネル室(4)を用いて構成し、 上記複数のノズル開口(5)は上記流動チャンネル室
(4)の壁部内周面を実質的に全周にわたって延びる開
口部を形成するとともに該開口部の互いに対向する傾斜
内周壁面部(29、29)がそれぞれ上記流動チャンネ
ル室(4)の長手軸(O)に対し鋭角(α、β)を成す
ようにしたことを特徴とする、刻み湿りたばこ材料の送
風加工装置。
(ix)流動チャンネル室(4)が外チャンバ(10)に
より包囲され、該外チャンバ(10)がガス入り口(1
1)及び該外チャンバ(10)から出発する複数のスロ
ット又はジェットノズルオリフィス(5)を有する、上
記(ix)に記載の装置。
(x)流動チャンネル室(4)が接続部に複数のスロッ
ト又はオリフィス(5)を設けた、複数の同軸状に連続
したチューブ部材(19、20、21、22)により形
成された、上記(viii)又は(ix)に記載の装置。
(xi)各チューブ部材の対向端部にスペーサー(28)
を介して間隔をもって配置されるフランジリング(2
6、27)を設けるとともに該フランジリング間に複数
のノズルスロット(5)を設けた、上記(x)に記載の
装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置全体の概略構
成説明図、 第2図は本発明方法を実施するための装置の変形例の全
体構成を示す図、 第3図は第1図の装置の主要構成部分の縦断面図、 第4図は第3図に示す機構部と同様の機構部の詳細な構
成を示す縦断面図、 第5図は第4図の構成部の拡大縦断面図である。 1……供給機、 2……水平輸送チャンネル、 3……蒸気ダクト、 4……流動チャンネル室、 5……環状ジェットノズル、 7……ドライヤー、 10……環状チャンバ、 11……蒸気入り口、 12……蒸気出口、 19、20、21……チューブ部材、 25……接続チューブ部材、 26、27……フランジリング、 29、30……壁面部、 33……外管、 34、35……フランジリング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸気又は熱ガスを添加した蒸気から成るキ
    ャリアガス流内に送風処理すべき刻み湿りたばこ材料を
    装入して該キャリアガス流に懸濁し、上記たばこ材料を
    懸濁したキャリアガス流に沿って設定された一連の添加
    位置で該キャリアガス流に加熱蒸気又は加熱空気と蒸気
    の混合気体から成る加熱ガス流を導入し、これにより上
    記キャリアガス流に懸濁された刻み湿りたばこ材料が徐
    々に乾燥されるように送風加工するにあたり、 上記各添加位置で上記たばこ材料を懸濁したキャリアガ
    ス流を取り囲む円周上の位置から同心状に該キャリアガ
    ス流を斜交しかつ包囲するように該キャリアガス流より
    も高い速度をもって環状加熱ガス流を導入し、これによ
    り上記キャリアガス流中のたばこ材料を該キャリアガス
    流に対し相対的に低い速度をもって流動させて該たばこ
    材料の沈着及び凝塊を阻止することを特徴とする、刻み
    湿りたばこ材料の送風加工方法。
  2. 【請求項2】上記第1項記載の方法を実施するための装
    置であって、送風加工しようとする刻み湿りたばこ材料
    輸送用のキャリアガスが流通する流動チャンネルを備え
    た、送風加工装置において、 上記流動チャンネルは一定の横断面形状を有しかつ該チ
    ャンネル内周面部から下流部に向けて加熱ガス流を室内
    に導入する複数のノズル開口(5)を設けた、流動チャ
    ンネル室(4)を用いて構成し、 上記複数のノズル開口(5)は上記流動チャンネル室
    (4)の壁部内周面を実質的に全周にわたって延びる開
    口部を形成するとともに該開口部の互いに対向する傾斜
    内周壁面部(29、29)がそれぞれ上記流動チャンネ
    ル室(4)の長手軸(O)に対し鋭角(α、β)を成す
    ようにしたことを特徴とする、刻み湿りたばこ材料の送
    風加工装置。
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