JPH0659425U - 熱変色性擬毛 - Google Patents

熱変色性擬毛

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JPH0659425U
JPH0659425U JP654193U JP654193U JPH0659425U JP H0659425 U JPH0659425 U JP H0659425U JP 654193 U JP654193 U JP 654193U JP 654193 U JP654193 U JP 654193U JP H0659425 U JPH0659425 U JP H0659425U
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JP
Japan
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thermochromic
hair
layer
color
parts
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JP654193U
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English (en)
Inventor
裕 柴橋
勤 鬼頭
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Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不均質な熱変色様相を視覚させる熱変色性疑
毛を構成し、特異性、変色の妙味、意外性を高める。 【構成】 擬毛を構成する個々のフィラメント表面に部
分的熱変色層31又は濃淡熱変色層32を形成してな
り、疑毛全体として任意の熱変色像4又は濃淡模様5を
視覚させるよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、熱変色性擬毛に関する。さらに詳細には、人形、動物玩具、芸能か つら等に用いられる熱変色性擬毛に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より温度変化により変色する擬毛、例えば、人形、動物玩具等の頭髪等に 用いられる擬毛に関して、いくつかの提案が開示されている(実公昭63−11 128号公報、特開昭61−196988号公報等)。前記した従来の熱変色性 擬毛に関する提案は、擬毛を構成する個々のフィラメントの全長に一様且つ均質 な熱変色層が形成されてなるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、前記した従来のフィラメントを集合した熱変色性擬毛は、擬毛の長さ 方向全長にわたり一様に熱変色する。本願考案は、前記従来の熱変色性擬毛では 呈し得なかった特異の様相、即ち、擬毛の集合状態にあって任意形状の熱変色像 又は濃淡模様が視覚されるよう構成して、多種、多彩に変化させ、変色の妙味、 意外性、意匠効果を高めた熱変色性擬毛を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願考案を図面について説明する(図1〜図5参照)。 本願考案は、人形、動物玩具、芸能かつら等に用いられる多数の熱変色性フィ ラメントを集合させた熱変色性擬毛であって、前記フィラメント2表面には不均 質な熱変色層3が形成されており、擬毛全体として任意形状の熱変色像4又は濃 淡模様5が視覚されるよう構成した熱変色性擬毛1を要件とする。さらには、不 均質な熱変色層3は、部分的熱変色層31又は濃淡熱変色層32であることを要 件とする。
【0005】 前記において、フィラメント2は合成又は半合成繊維、化学繊維等のモノフィ ラメントや紡績糸やフィラメント糸等の形態であって、全体として擬毛の外観を 有するものであればよい。フィラメント表面の部分的熱変色層31を構成単位と して隣接する各フィラメントの部分的熱変色層31が集合状態で熱変色像4とし ての視覚を構成するものであり、フィラメント表面の一個所に限らず、複数個所 に配設することができ、熱変色層の長さや色濃度、変色温度が互いに異なる組み 合わせであってもよい。 濃淡熱変色層32は適宜長さにわたり一端から他端に発色濃度や色調が階調的 に変化する構成、隣接するフィラメント相互の発色濃度や色調が異なり、これら が組み合わさって階調的な色変化を視覚させる構成等が挙げられる。 尚、前記部分的熱変色層31又は濃淡熱変色層32の下層には非熱変色層を適 宜、設けて、温度変化による色変化を更に多彩に視覚させることもできる。
【0006】 熱変色層は、従来より公知の感温変色性色素を含む熱変色性材料、例えば、電 子供与性呈色性有機化合物、電子受容性化合物及び前記両者の呈色反応を可逆的 に生起させる有機化合物媒体の3成分を含む熱変色性材料又は前記成分の樹脂固 溶体の微粒子の形態の熱変色性を示す熱変色性材料(例えば、特公昭51−35 414号公報、特公昭51−44706号公報、特公平1−29398号公報等 )を挙げることができる。 又、本出願人が先に提案した特公平4−17154号公報に記載されている、 大きなヒステリシス特性を示して変色する色彩記憶性感温変色性色素を含む熱変 色性材料(即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、 温度を変色温度域より低温側から温度を上昇させていく場合と、逆に変色温度域 より高温側から下降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタイ プ:低温側変色点と高温側変色点の間の常温域において、前記低温側変色点以下 又は高温側変色点以上の温度で変化させた様相を記憶保持できる)も効果的に適 用される。
【0007】 前記における感温変色性色素或いは色彩記憶性感温変色性色素は、通常、微小 カプセルに内包され、バインダーを含む媒体中に分散されて、インキ、塗料など の色材として適用される。ここで、バインダーは従来より汎用されているインキ 、塗料用の樹脂溶液、エマルジョン等が有効である。例えば、バインダー成分と して、ポリアクリル酸エステル、アクリル酸エステル−スチレン共重合体、ポリ 酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、 メタクリル酸−マレイン酸共重合体、α−オレフィン−マレイン酸共重合体、エ チレン−メタクリル酸共重合体、ポリウレタン樹脂、カルボキシメチルセルロー ス、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、 ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、カゼイン、石油系樹脂、低分子 量ポリエチレン、ポリスチレン、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル− 酢酸ビニル共重合体、合成ゴム、エポキシ樹脂、アミノ樹脂が挙げられる。 尚、形成される熱変色性擬毛1が人形の頭髪、動物玩具の毛、芸能かつら等の 用途にあっては、シリコーン化合物等の滑剤を添加した色材の適用や、熱変色層 の形成後にあって、滑剤、界面活性剤等をスプレー加工することにより櫛とおし を良くすることができる。更には、紫外線吸収剤等を含むトップコート加工を施 すこともできる。フィラメント2表面への部分的熱変色層31又は濃淡熱変色層 32は、具体的には多数のフィラメントを集合状態となしてスプレー、ローラー コーティング、ディッピング、刷毛塗り、スクリーン印刷等の手段により形成で きる。
【0008】
【作用】
フィラメント2表面には不均質な熱変色層3が形成されているので、これらの フィラメント2の集合状態にある擬毛1は、不均質な熱変色の様相を呈する。即 ち、不均質な熱変色層3が個々のフィラメントに形成した部分的熱変色層31で あるとき、該部分的熱変色層31を構成単位とし、隣接するフィラメント2の部 分的熱変色層31と組み合わせられ擬毛全体として任意形状の熱変色像4を構成 しこれを視覚させる。又、前記同様、各フィラメント2の濃淡熱変色層32の組 み合わせにより擬毛全体として熱変色性の濃淡模様5、即ち、階調的熱変色を視 覚させる。
【0009】
【実施例】
実施例1(図1〜図2参照) ポリ塩化ビニル製人形の頭部に、ブロンド色に着色されたモダアクリル製フィ ラメント(1100デニール/36フィラメント)からなる擬毛1を多数、植毛 して頭髪部を形成した後、前記頭髪に色彩記憶性熱変色性顔料A(低温側変色点 10℃以下でピンク色、高温側変色点32℃以上で無色に変色する)を含むコー ティング材、色彩記憶性熱変色性顔料B(低温側変色点10℃以下で青色、高温 側変色点32℃以上で無色に変色する)を含むコーティング材をそれぞれ用い、 スプレーガンにて前記コーティング材を交互に吹きつけ、交互の横縞のパターン を形成し、これらが半乾燥状態にてブラシがけし、その過程で乾燥させた。 前記頭髪は、10℃以下ではピンク色と青色が交互の横縞が現れており、約2 5℃の室温ではこの状態を維持した。次にこの頭髪を32℃以上に加温すると、 前記ピンク色及び青色の横縞が消え、ブロンド色の頭髪に変化し、室温でこの状 態を維持した。再び10℃以下に冷却するとピンク色と青色の横縞が現出した。 前記様相の変化は繰り返し再現できた。 ここで、前記した色彩記憶性熱変色性顔料Aを含むコーティング材は、1,2 ベンツ−6−ジエチルアミノフルオランの3部、ビスフェノールAの12部、ス テアリン酸ネオペンチル100部を公知の界面重合法によりエポキシ膜で内包し た粒子径5〜10μmの微小カプセル顔料8部、アクリル樹脂(キシレン/酢酸 ブチル系溶剤、固形分約50%)50部、希釈溶剤(キシレン25部、メチルイ ソブチルケトン25部)を均一に混合させて得られる。 尚、配合量の部とあるは、重量部であり、以下の配合例においても同様である 。 色彩記憶性熱変色性顔料Bを含むコーティング材は、3-(4−ジエチルアミノ− 2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル )−4−アザフタリドの3部、ビスフェノールAの12部、ステアリン酸ネオペ ンチル100部を公知の界面重合法によりエポキシ膜で内包した粒子径5〜10 μmの微小カプセル顔料8部、アクリル樹脂(キシレン/酢酸ブチル系溶剤、固 形分約50%)50部、希釈溶剤(キシレン25部、メチルイソブチルケトン2 5部)を均一に混合させて得られる。
【0010】 実施例2(図3参照) ポリ塩化ビニル製人形の頭に30mmのカール処理を施した1200デニール /24フィラメントのブロンド色のナイロン製マルチフィラメントを、植毛して 出来上がった人形の髪の毛に熱変色性顔料C(15℃以下でラベンダー色、15 ℃を越える温度で無色に可逆的に変化)を含むコーティング材を用いスプレーガ ンにてハートマークのパターンを形成するよう吹きつけ、半乾燥状態からブラシ がけし、その過程で乾燥させた。 出来上がった頭髪は、15℃以下でラベンダー色のハートマークがあらわれ、 15℃を越える温度に加温すると前記ハートマークが消色し、ブロンド色の頭髪 を視覚させた。 ここで、前記熱変色性顔料Cを含むコーティング材は、1,2ベンツ−6−ジ ブチルアミノフルオランの2部、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェ ニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタ リドの1部、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルの12部、ミリスチルアルコール 50部、ステアリン酸n−ブチル50部を公知の界面重合法により、エポキシ膜 で内包した粒子径4〜8μmの微小カプセル顔料10部、固形分約42%のアク リル酸エステル樹脂エマルジョン50部、水30部を均一に混合させて得られる 。
【0011】 実施例3(図4参照) ハイインパクトスチロール樹脂製の馬の、たてがみ及び尾として取り付けた8 00デニール/36フィラメントの黄色のポリ塩化ビニリデン製フィラメントに 、色彩記憶性熱変色性顔料D(低温側変色点20℃以下で緑色、高温側変色点3 0℃以上で消色)と一般黄色顔料を混合させたコーティング材を用い、スプレー ガンにて先端の方が濃く、根本に向かって徐々に薄くなるようなグラデーション を形成すにようスプレー加工した。半乾燥状態から前記フィラメントの集合体を ブラシがけし、乾燥させた。 出来上がった、たてがみ及び尾は20℃以下では先端が濃い緑色をしており、 根本に向かって徐々に黄色になっており、約25℃の室温ではこの状態を維持し た。次にこの馬のたてがみ及び尾を30℃以上に加温すると緑色が消え全体が黄 色のたてがみと尾に変化し、約25℃の室温でこの状態を維持した。再び20℃ 以下に冷却すると緑色のグラデーションがあらわれ、緑色から黄色のグラデーシ ョンと全体が黄色の2状態の変化をくり返し再現することができた。 ここで、色彩記憶性熱変色性顔料D、一般黄色顔料を含むコーティング材は、 2−〔シクロヘキシル(フェニルメチル)アミノ〕−6−ジエチルアミノ−フル オランの2部、ビスフェノールAの12部、ステアリン酸ヘプチル100部を公 知の界面重合法により、エポキシ膜で内包した粒子径5〜10μmの微小カプセ ル顔料10部、一般黄色顔料0.5部、塩化ビニル−酢酸ビニル系樹脂(トルエ ン/酢酸エチル系溶剤、固形分約45%)50部、希釈溶剤(キシレン50部) を均一に混合させて得られる。
【0012】
【考案の効果】
本考案熱変色性擬毛は、擬毛全体として熱変色像或るいは濃淡熱変色模様、階 調的色変化を視覚させるので、従来の一様に熱変色する擬毛にくらべ、多彩且つ 多様に変化し、変色の妙味、意外性、特異性を高めており、人形、動物玩具、芸 能かつら等に適用され、商品性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案擬毛を装着した人形の頭部外観図であ
る。
【図2】図1の擬毛の矢視部の拡大説明図である。
【図3】本考案擬毛の他の実施例の要部拡大説明図であ
る。
【図4】本考案擬毛の他の実施例の要部拡大説明図であ
る。
【図5】本考案擬毛の他の実施例の要部拡大説明図であ
る。
【符号の説明】
1 熱変色性擬毛 2 フィラメント 3 不均質性熱変色層 31 部分的熱変色層 32 濃淡熱変色層 4 熱変色像 5 濃淡模様

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形、動物玩具、芸能かつら等に用いら
    れる多数の熱変色性フィラメントを集合させた熱変色性
    擬毛であって、前記フィラメント表面には不均質な変色
    層が形成されており、擬毛全体として任意形状の熱変色
    像又は濃淡模様が視覚されるよう構成した熱変色性擬
    毛。
  2. 【請求項2】 不均質な熱変色層は、部分的熱変色層で
    ある請求項1記載の熱変色性擬毛。
  3. 【請求項3】 不均質な熱変色層は、濃淡熱変色層であ
    る請求項1記載の熱変色性擬毛。
JP654193U 1993-01-29 1993-01-29 熱変色性擬毛 Pending JPH0659425U (ja)

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JP654193U JPH0659425U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 熱変色性擬毛

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JPH0659425U true JPH0659425U (ja) 1994-08-19

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ID=11641210

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JP654193U Pending JPH0659425U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 熱変色性擬毛

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210133618A (ko) * 2020-04-29 2021-11-08 (주) 티나뷰티 변색 헤어브러시 및 그 제조방법

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