JPH0659468B2 - 廃乾電池の無害化処理方法 - Google Patents
廃乾電池の無害化処理方法Info
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- JPH0659468B2 JPH0659468B2 JP61131210A JP13121086A JPH0659468B2 JP H0659468 B2 JPH0659468 B2 JP H0659468B2 JP 61131210 A JP61131210 A JP 61131210A JP 13121086 A JP13121086 A JP 13121086A JP H0659468 B2 JPH0659468 B2 JP H0659468B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、使用済み廃乾電池の無害化処理方法に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術) 通常、使用済みの廃乾電池は、一般ごみに混在して排出
されて埋め立て処分に供されたり、一般ごみに混在した
状態で焼却処分に供されている。また、近時には、此の
種の廃乾電池を分別回収し、これを焼却して金属水銀と
亜鉛その他を極力回収することで対処している。
されて埋め立て処分に供されたり、一般ごみに混在した
状態で焼却処分に供されている。また、近時には、此の
種の廃乾電池を分別回収し、これを焼却して金属水銀と
亜鉛その他を極力回収することで対処している。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、廃乾電池を埋め立て処分に供した場合には、
埋め立て後に陳腐化した廃乾電池が、有機硅素化合物と
反応してアルキル水銀として土壌に溶出し、水銀汚染を
引き起こす虞があり好ましくない。
埋め立て後に陳腐化した廃乾電池が、有機硅素化合物と
反応してアルキル水銀として土壌に溶出し、水銀汚染を
引き起こす虞があり好ましくない。
また、一般ごみに混在した状態で焼却処理した場合に
は、その廃ガス中に酸化水銀がガス化して大気汚染を招
いたり、焼却炉内で有毒化して残留したりする。
は、その廃ガス中に酸化水銀がガス化して大気汚染を招
いたり、焼却炉内で有毒化して残留したりする。
また、分別回収された廃乾電池を大量処理する為に、焼
却して分別回収する場合には、膨大な設備を必要とし、
また、焼却処理する際に発生する廃ガスの無害化処理が
難しく、依然として当該廃ガス中に有毒ガスを含んだ状
態の侭排出されている。そればかりか、廃乾電池に含ま
れる有効な電源の回収と、その再生や再利用との観点に
そぐわないものである。
却して分別回収する場合には、膨大な設備を必要とし、
また、焼却処理する際に発生する廃ガスの無害化処理が
難しく、依然として当該廃ガス中に有毒ガスを含んだ状
態の侭排出されている。そればかりか、廃乾電池に含ま
れる有効な電源の回収と、その再生や再利用との観点に
そぐわないものである。
ところが、本発明者が先に発明した特開昭58−641
73号公報に記載の有害物質の無害化処理方法、具体的
には、「重金属化合物を含む製鋼ダストに硫化ナトリウ
ム溶液を添加混練して有害物質を不溶性化合物に変化さ
せ、これにセメントを加えて無害化処理する方法におい
て、前記製鋼ダスト1000gに10%硫化ナトリウム
溶液10wt%を添加混練し、これをセメント5〜10wt
%と、ケイ酸ソーダ50〜60wt%,ケイフッ化ソーダ
4〜6wt%,フッ化ナトリウム1〜3wt%,残部水からな
る混合液のセメント急結剤5〜10wt%を添加混練して
硬化処理せしめてなる有害物質の無害化処理方法」とし
て発明した薬液を使用すると、此の種の廃乾電池に対す
る無害化処理に有効であることが確認できた。
73号公報に記載の有害物質の無害化処理方法、具体的
には、「重金属化合物を含む製鋼ダストに硫化ナトリウ
ム溶液を添加混練して有害物質を不溶性化合物に変化さ
せ、これにセメントを加えて無害化処理する方法におい
て、前記製鋼ダスト1000gに10%硫化ナトリウム
溶液10wt%を添加混練し、これをセメント5〜10wt
%と、ケイ酸ソーダ50〜60wt%,ケイフッ化ソーダ
4〜6wt%,フッ化ナトリウム1〜3wt%,残部水からな
る混合液のセメント急結剤5〜10wt%を添加混練して
硬化処理せしめてなる有害物質の無害化処理方法」とし
て発明した薬液を使用すると、此の種の廃乾電池に対す
る無害化処理に有効であることが確認できた。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明では、分別回収して集積された廃乾電池
による水銀汚染や大気汚染等の公害の発生を皆無とする
廃乾電池の無害化処理システムとして、先ず、第一に、
荷受けホッパーへ投入した廃乾電池を、スクリュウコン
ベアによってクラッシャ室へ移送し、当該クラッシャ室
の回転ハンマで粉砕し、その粉砕物をバケットコンベア
で掬い上げ、それを移送管を介してミキサー車の回転ド
ラムへ投入し、これを回転ドラムに供給した薬液によっ
て混練処理する廃乾電池の無害化処理方法と、第二に
は、その上、前記粉砕物の中から有効な電源の回収と再
利用を可能ならしめる処理回収システムとして、荷受け
ホッパーへ投入した廃乾電池を、スクリュウコンベアに
よってクラッシャ室へ移送し、当該クラッシャ室の回転
ハンマで粉砕し、その粉砕物をバケットコンベアで掬い
上げ、それを移送管を介して粉砕物の選別用篩機にか
け、その内、亜鉛缶体や炭素棒等の比較的大きい粗片を
回収すると共に、比較的小さい小片を含む粉体ダストを
ミキサー車の回転ドラムへ投入し、それを回転ドラムに
供給した薬液によって混練処理する廃乾電池の無害化処
理方法をも提供したものである。
による水銀汚染や大気汚染等の公害の発生を皆無とする
廃乾電池の無害化処理システムとして、先ず、第一に、
荷受けホッパーへ投入した廃乾電池を、スクリュウコン
ベアによってクラッシャ室へ移送し、当該クラッシャ室
の回転ハンマで粉砕し、その粉砕物をバケットコンベア
で掬い上げ、それを移送管を介してミキサー車の回転ド
ラムへ投入し、これを回転ドラムに供給した薬液によっ
て混練処理する廃乾電池の無害化処理方法と、第二に
は、その上、前記粉砕物の中から有効な電源の回収と再
利用を可能ならしめる処理回収システムとして、荷受け
ホッパーへ投入した廃乾電池を、スクリュウコンベアに
よってクラッシャ室へ移送し、当該クラッシャ室の回転
ハンマで粉砕し、その粉砕物をバケットコンベアで掬い
上げ、それを移送管を介して粉砕物の選別用篩機にか
け、その内、亜鉛缶体や炭素棒等の比較的大きい粗片を
回収すると共に、比較的小さい小片を含む粉体ダストを
ミキサー車の回転ドラムへ投入し、それを回転ドラムに
供給した薬液によって混練処理する廃乾電池の無害化処
理方法をも提供したものである。
以下、本発明に係る具体化装置の実施例を添付図面に従
って説明する。
って説明する。
(実施例1) 先ず、本発明の第1実施例を示す第1図において、1は
使用済み廃乾電池Xの荷受けホッパであって、そのホッ
パ1底部には開閉ゲート1Aが設けられ、当該ゲート1
A直下のコンベア筒2にはスクリュコンベア3を回転可
能に支持している。2Aはコンベア筒2の末端部に形成
した落下口、4は無端ベルト4Aに多数個のバケット4
Bを連結固定したバケットコンベアであって、斜め上方
へ向かって傾設支持したコンベア支持枠5に回転可能に
構成している。6はコンベア支持枠5の下方部に設けた
廃乾電池Xの収容枠であって、落下口2Aから落下した
廃乾電池Xの飛散や転がり落下を防止する。7はハンマ
ークラッシャ室であって、その内部に廃乾電池Xの外穀
の亜鉛缶体を破る程度の粉砕能力の回転ハンマー8を回
転可能に支持している。7Aはクラッシャ室7の直上部
に設けたクラッシャ上部室、9は上部室7Aに嵌挿固定
したコンベア筒であって、その内部にはスクリュウコン
ベア10を回転可能に支持している。9Aはコンベア筒
9の基端部に開口形成した受け口であって、バケットコ
ンベア4によって上昇搬送された廃乾電池Xの落とし込
み位置の直下部に開口形成している。9Bはコンベア筒
9の末端部に開口形成した廃乾電池Xの落下口であっ
て、回転ハンマー8の直上部に廃乾電池Xが落下するよ
うに設けている。11はクラッシャ室7の下部に連結し
た移送シュートであって、廃乾電池Xの粉砕物Y、即
ち、亜鉛缶体や炭素棒等の比較的大きくて硬い粗片と、
比較的小さい小片を含む廃乾電池Xの粉体ダストが混在
した状態の粉砕物Yが流落する。12は粉砕物Yのバケ
ットエレベータであって、その下端部に前記移送シュー
ト11の末端部を連結接続し、当該エレベータ12の内
部には、無端ベルト13Aに多数個のバケット13Bを
連結固定したバケットコンベア13を回転可能に支持し
ている。14はバケットエレベータ12の上端部に連結
した排出シュートであって、その末端部に蛇腹状の移送
管15を接続している。16はミキサー車Mの回転ドラ
ムであって、その後部上方位置に混練材料投入口16A
が設けられている。17は回転ドラム16の排出シュー
ト、18は粉砕物Yの飛散等を防止するカバーであっ
て、移送シュート15の末端部を挿通した混練材料投入
口16Aの外周部分を閉成している。
使用済み廃乾電池Xの荷受けホッパであって、そのホッ
パ1底部には開閉ゲート1Aが設けられ、当該ゲート1
A直下のコンベア筒2にはスクリュコンベア3を回転可
能に支持している。2Aはコンベア筒2の末端部に形成
した落下口、4は無端ベルト4Aに多数個のバケット4
Bを連結固定したバケットコンベアであって、斜め上方
へ向かって傾設支持したコンベア支持枠5に回転可能に
構成している。6はコンベア支持枠5の下方部に設けた
廃乾電池Xの収容枠であって、落下口2Aから落下した
廃乾電池Xの飛散や転がり落下を防止する。7はハンマ
ークラッシャ室であって、その内部に廃乾電池Xの外穀
の亜鉛缶体を破る程度の粉砕能力の回転ハンマー8を回
転可能に支持している。7Aはクラッシャ室7の直上部
に設けたクラッシャ上部室、9は上部室7Aに嵌挿固定
したコンベア筒であって、その内部にはスクリュウコン
ベア10を回転可能に支持している。9Aはコンベア筒
9の基端部に開口形成した受け口であって、バケットコ
ンベア4によって上昇搬送された廃乾電池Xの落とし込
み位置の直下部に開口形成している。9Bはコンベア筒
9の末端部に開口形成した廃乾電池Xの落下口であっ
て、回転ハンマー8の直上部に廃乾電池Xが落下するよ
うに設けている。11はクラッシャ室7の下部に連結し
た移送シュートであって、廃乾電池Xの粉砕物Y、即
ち、亜鉛缶体や炭素棒等の比較的大きくて硬い粗片と、
比較的小さい小片を含む廃乾電池Xの粉体ダストが混在
した状態の粉砕物Yが流落する。12は粉砕物Yのバケ
ットエレベータであって、その下端部に前記移送シュー
ト11の末端部を連結接続し、当該エレベータ12の内
部には、無端ベルト13Aに多数個のバケット13Bを
連結固定したバケットコンベア13を回転可能に支持し
ている。14はバケットエレベータ12の上端部に連結
した排出シュートであって、その末端部に蛇腹状の移送
管15を接続している。16はミキサー車Mの回転ドラ
ムであって、その後部上方位置に混練材料投入口16A
が設けられている。17は回転ドラム16の排出シュー
ト、18は粉砕物Yの飛散等を防止するカバーであっ
て、移送シュート15の末端部を挿通した混練材料投入
口16Aの外周部分を閉成している。
(作 用) 而して、荷受けホッパー1へ投入された使用済みの廃乾
電池Xは、当該ホッパー1からコンベア筒2内のスクリ
ュウコンベア3によって移送され、その落下口2Aから
バケットコンベア4の収容枠6へ落とし込まれる。これ
を、バケットコンベア4のバケット4Bによって上昇移
送させ、その上端部からコンベア筒9の受け口9Aへ落
とし込み、当該コンベア筒9内のスクリュウコンベア1
0によって移送し、落下口9Bからクラッシャ室7内へ
落とし込む。すると、落とし込まれた廃乾電池Xは、ク
ラッシャ室7の回転ハンマー8によって粉砕され、移送
シュート11を流落した上で、バケットコンベア13の
バケット13Bに掬い上げられ、バケットエレベータ1
2の上端部の排出シュート14から移送管15を介して
ミキサー車Mの回転ドラム16内に投入される。
電池Xは、当該ホッパー1からコンベア筒2内のスクリ
ュウコンベア3によって移送され、その落下口2Aから
バケットコンベア4の収容枠6へ落とし込まれる。これ
を、バケットコンベア4のバケット4Bによって上昇移
送させ、その上端部からコンベア筒9の受け口9Aへ落
とし込み、当該コンベア筒9内のスクリュウコンベア1
0によって移送し、落下口9Bからクラッシャ室7内へ
落とし込む。すると、落とし込まれた廃乾電池Xは、ク
ラッシャ室7の回転ハンマー8によって粉砕され、移送
シュート11を流落した上で、バケットコンベア13の
バケット13Bに掬い上げられ、バケットエレベータ1
2の上端部の排出シュート14から移送管15を介して
ミキサー車Mの回転ドラム16内に投入される。
この回転ドラム16に所定量の粉砕物Yが供給された段
階で、当該粉砕物Yに対して35〜40wt%程度の薬
液、具体的には、本発明者が先に発明した「廃乾電池X
の粉砕物Yに硫化ナトリウム溶液を添加混練して有害物
質を不溶性化合物に変化させ、これにセメントを加えて
無害化処理する方法において、前記粉砕物Yに10%硫
化ナトリウム溶液10wt%を添加混練し、これをセメン
ト5〜10wt%と、ケイ酸ソーダ50〜60wt%,ケイ
フッ化ソーダ4〜6wt%,フッ化ナトリウム1〜3wt%,
残部水からなる混合液のセメント急結剤5〜10wt%を
添加混練して硬化処理せしめてなる有害物質の無害化処
理方法」として発明した薬液を注入して混練処理する
か、或いは、予め所定量の薬液を回転ドラム16内へ投
入しておいた後に、前記のように粉砕処理した粉砕物Y
の所定量を順次回転ドラム16内に供給し乍ら混練処理
せしめる。
階で、当該粉砕物Yに対して35〜40wt%程度の薬
液、具体的には、本発明者が先に発明した「廃乾電池X
の粉砕物Yに硫化ナトリウム溶液を添加混練して有害物
質を不溶性化合物に変化させ、これにセメントを加えて
無害化処理する方法において、前記粉砕物Yに10%硫
化ナトリウム溶液10wt%を添加混練し、これをセメン
ト5〜10wt%と、ケイ酸ソーダ50〜60wt%,ケイ
フッ化ソーダ4〜6wt%,フッ化ナトリウム1〜3wt%,
残部水からなる混合液のセメント急結剤5〜10wt%を
添加混練して硬化処理せしめてなる有害物質の無害化処
理方法」として発明した薬液を注入して混練処理する
か、或いは、予め所定量の薬液を回転ドラム16内へ投
入しておいた後に、前記のように粉砕処理した粉砕物Y
の所定量を順次回転ドラム16内に供給し乍ら混練処理
せしめる。
斯様にして30分程度の時間をかけて混練時間した上で
埋め立て廃棄処分に供する。この場合、回転ドラム16
に所定量の薬液Zと粉砕物Yが投入された段階で、ミキ
サー車Mを当該プラント場所から埋め立て場所までの運
搬に供すれば、当該運搬中の間に両者が充分に混練処理
されて現地での埋め立て廃棄処分が可能となり、比較的
短時間で廃乾電池Xに対する一貫性のある無害化処理シ
ステムが効率良く行なわれる。
埋め立て廃棄処分に供する。この場合、回転ドラム16
に所定量の薬液Zと粉砕物Yが投入された段階で、ミキ
サー車Mを当該プラント場所から埋め立て場所までの運
搬に供すれば、当該運搬中の間に両者が充分に混練処理
されて現地での埋め立て廃棄処分が可能となり、比較的
短時間で廃乾電池Xに対する一貫性のある無害化処理シ
ステムが効率良く行なわれる。
(実施例2) 次に、本発明の第2実施例を示す第2図には、前記第1
実施例の移送管15の部分に粉砕物Yを振動させて選別
処理する選別用篩機19を配設した場合を示している。
実施例の移送管15の部分に粉砕物Yを振動させて選別
処理する選別用篩機19を配設した場合を示している。
同図において、20は選別用篩機19の本体内に傾設支
持した振動篩、21は振動篩20の下方部に形成した受
け樋状のコンベア筒であって、その内部にはスクリュウ
コンベア22が回転自在に構成され、また、コンベア筒
21末端部の排出口21Aには移送管23が接続され、
当該移送管23の他端部は回転ドラム16への材料投入
口16Aに挿通され、振動篩20の適宜大のメッシュ孔
から振るい分けられた粉砕物Yの内、比較的小さい小片
を含む廃乾電池と粉体ダストが移送される。24は振動
篩20頂上の篩機19のカバー部分に開口形成した粉砕
物Yの供給口であって、その上端部に前記移送管15の
末端部を接続している。
持した振動篩、21は振動篩20の下方部に形成した受
け樋状のコンベア筒であって、その内部にはスクリュウ
コンベア22が回転自在に構成され、また、コンベア筒
21末端部の排出口21Aには移送管23が接続され、
当該移送管23の他端部は回転ドラム16への材料投入
口16Aに挿通され、振動篩20の適宜大のメッシュ孔
から振るい分けられた粉砕物Yの内、比較的小さい小片
を含む廃乾電池と粉体ダストが移送される。24は振動
篩20頂上の篩機19のカバー部分に開口形成した粉砕
物Yの供給口であって、その上端部に前記移送管15の
末端部を接続している。
25は振動篩20の端部に形成した排出シュートであっ
て、その末端部に移送管26を接続している。27は振
動篩20で振るい分けられた粉砕物Yの回収容器であっ
て、廃乾電池Xにおける亜鉛缶体や炭素棒等の比較的大
きくて硬い粗片を回収する。
て、その末端部に移送管26を接続している。27は振
動篩20で振るい分けられた粉砕物Yの回収容器であっ
て、廃乾電池Xにおける亜鉛缶体や炭素棒等の比較的大
きくて硬い粗片を回収する。
(作 用) 而して、前記第1実施例と同様に荷受けホッパー1へ投
入された使用済みの廃乾電池Xは、順次スクリュウコン
ベア3、バケットコンベア4、スクリュウコンベア10
によって移送され、クラッシャ室7の回転ハンマー8に
よって粉砕された上で、バケットコンベア13に掬い上
げられ、その上端部の排出シュート14から移送管15
を介して粉砕物Yの選別用篩機19にかけられる。当該
選別用篩機19では、内設した振動篩20が機能して粉
砕物Yを振るい分け、その内、亜鉛缶体や炭素棒等の比
較的大きくて硬い粗片は、排出シュート25から移送管
26を介して回収容器27内へ回収される。
入された使用済みの廃乾電池Xは、順次スクリュウコン
ベア3、バケットコンベア4、スクリュウコンベア10
によって移送され、クラッシャ室7の回転ハンマー8に
よって粉砕された上で、バケットコンベア13に掬い上
げられ、その上端部の排出シュート14から移送管15
を介して粉砕物Yの選別用篩機19にかけられる。当該
選別用篩機19では、内設した振動篩20が機能して粉
砕物Yを振るい分け、その内、亜鉛缶体や炭素棒等の比
較的大きくて硬い粗片は、排出シュート25から移送管
26を介して回収容器27内へ回収される。
また、比較的小さい小片を含む廃乾電池の粉体ダスト
は、コンベア筒21に形成したスクリュウコンベア22
とその末端部に接続した移送管23を介してミキサー車
Mの回転ドラム16内に投入され、前記第1実施例と同
様に混練処理された上で、埋め立て廃棄処分に供され
る。
は、コンベア筒21に形成したスクリュウコンベア22
とその末端部に接続した移送管23を介してミキサー車
Mの回転ドラム16内に投入され、前記第1実施例と同
様に混練処理された上で、埋め立て廃棄処分に供され
る。
前記の第2実施例の場合における実証データについて説
明する。
明する。
先ず、選別用篩機19で振るい分けられた粉体ダストの
3検体A、B、Cについての成分分析をしたところ、有
害物質として「全水銀」の値が、下記の表1に示すよう
に300〜96ppmであった。当然のことであるが、
粉砕された廃乾電池に含まれる亜鉛缶体や炭素棒等は、
有害物質には当該しない。
3検体A、B、Cについての成分分析をしたところ、有
害物質として「全水銀」の値が、下記の表1に示すよう
に300〜96ppmであった。当然のことであるが、
粉砕された廃乾電池に含まれる亜鉛缶体や炭素棒等は、
有害物質には当該しない。
次に、特公昭61−21716号公報の第2表、第2例
に示した配合割合に準ずる薬液Zを使用して無害化処理
した。
に示した配合割合に準ずる薬液Zを使用して無害化処理
した。
即ち、粉体ダスト1000gに対して10%硫化ナトリ
ウム溶液を10wt%程度、セメントを10wt%程度、セ
メント急結剤を10wt%程度の配合割合で混練し、硬化
処理後の3検体A〜Cに対する溶出分析したところ、表
2に示すような分析値が得られ、埋立の場合における溶
出試験による「全水銀(T-Hg)」に対する有害判定基準
である「0、005mg/l」以下の条件を満足することが
実証できた。
ウム溶液を10wt%程度、セメントを10wt%程度、セ
メント急結剤を10wt%程度の配合割合で混練し、硬化
処理後の3検体A〜Cに対する溶出分析したところ、表
2に示すような分析値が得られ、埋立の場合における溶
出試験による「全水銀(T-Hg)」に対する有害判定基準
である「0、005mg/l」以下の条件を満足することが
実証できた。
尚、特公昭61−21716号公報に開示した有害物質
の無害化処理方法で使用した重金属化合物を含む製鋼ダ
ストに対する無害化処理の経験からして、前記の薬液Z
の配合割合に示すセメント量を10wt%程度ではなく、
20wt%まで増量し、粉体ダストに対する薬液Z全体の
割合を35〜40wt%程度とすれば、一層安定した無害
化処理ができることになる。
の無害化処理方法で使用した重金属化合物を含む製鋼ダ
ストに対する無害化処理の経験からして、前記の薬液Z
の配合割合に示すセメント量を10wt%程度ではなく、
20wt%まで増量し、粉体ダストに対する薬液Z全体の
割合を35〜40wt%程度とすれば、一層安定した無害
化処理ができることになる。
(実施例3) 尚、本発明の第3実施例を示す第3図の場合には、荷受
けホッパー1を第1実施例や第2実施例に示すコンベア
筒9の受け口9Aに配設しており、これにて、バケット
コンベア4とスクリュウコンベア3等を不要とし、此の
種の施設の小型化や施設コストの軽減に対処したものと
している。
けホッパー1を第1実施例や第2実施例に示すコンベア
筒9の受け口9Aに配設しており、これにて、バケット
コンベア4とスクリュウコンベア3等を不要とし、此の
種の施設の小型化や施設コストの軽減に対処したものと
している。
(発明の効果) 本発明は、前記のように、先ず、第一に、荷受けホッパ
ーへ投入した廃乾電池を、コンベアによってクラッシャ
室へ移送し、当該クラッシャ室の回転ハンマで粉砕し、
その粉砕物をバケットコンベアで掬い上げ、それを移送
管を介してミキサー車の回転ドラムへ投入し、これを回
転ドラムに供給した薬液によって混練処理する廃乾電池
の無害化処理方法としたので、分別回収して集積された
廃乾電池による水銀汚染や大気汚染等の公害の発生を皆
無とする廃乾電池を無害化処理システムとして極めて有
益である。
ーへ投入した廃乾電池を、コンベアによってクラッシャ
室へ移送し、当該クラッシャ室の回転ハンマで粉砕し、
その粉砕物をバケットコンベアで掬い上げ、それを移送
管を介してミキサー車の回転ドラムへ投入し、これを回
転ドラムに供給した薬液によって混練処理する廃乾電池
の無害化処理方法としたので、分別回収して集積された
廃乾電池による水銀汚染や大気汚染等の公害の発生を皆
無とする廃乾電池を無害化処理システムとして極めて有
益である。
その上、第二には、荷受けホッパーへ投入した廃乾電池
を、スクリュウコンベアによってクラッシャ室へ移送
し、当該クラッシャ室の回転ハンマで粉砕し、その粉砕
物をバケットコンベアで掬い上げ、それを移送管を介し
て粉砕物の選別用篩機にかけ、その内、亜鉛缶体や炭素
棒等の比較的大きい粗片を回収すると共に、比較的小さ
い小片を含む粉体ダストをミキサー車の回転ドラムへ投
入し、それを回転ドラムに供給した薬液によって混練処
理する廃乾電池の無害化処理方法としたので、前記粉砕
物の中から有効な資源の回収と再利用を可能ならしめる
処理回収システムとしても極めて有益である等の諸効果
を発揮する。
を、スクリュウコンベアによってクラッシャ室へ移送
し、当該クラッシャ室の回転ハンマで粉砕し、その粉砕
物をバケットコンベアで掬い上げ、それを移送管を介し
て粉砕物の選別用篩機にかけ、その内、亜鉛缶体や炭素
棒等の比較的大きい粗片を回収すると共に、比較的小さ
い小片を含む粉体ダストをミキサー車の回転ドラムへ投
入し、それを回転ドラムに供給した薬液によって混練処
理する廃乾電池の無害化処理方法としたので、前記粉砕
物の中から有効な資源の回収と再利用を可能ならしめる
処理回収システムとしても極めて有益である等の諸効果
を発揮する。
第1図は本発明の第1実施例を示す全体概要図、第2図
は本発明の第2実施例を示す全体概要図、第3図は第3
実施例を示す全体概要図である。 符号表 X……廃乾電池、Y……粉砕物 Z……薬液、M……ミキサー車 1……荷受けホッパー、2、9、21……コンベア筒 3、10、22……スクリュウコンベア 4、13……バケットコンベア 5……コンベア支持枠、6……収容枠 7……クラッシャ室、8……回転ハンマー 11……移送シュート、12……バケットエレベータ 14、17、25……排出シュート 15、23、26……移送管、16……回転ドラム 18……カバー、19……選別用篩機 20……振動篩、27……回収容器
は本発明の第2実施例を示す全体概要図、第3図は第3
実施例を示す全体概要図である。 符号表 X……廃乾電池、Y……粉砕物 Z……薬液、M……ミキサー車 1……荷受けホッパー、2、9、21……コンベア筒 3、10、22……スクリュウコンベア 4、13……バケットコンベア 5……コンベア支持枠、6……収容枠 7……クラッシャ室、8……回転ハンマー 11……移送シュート、12……バケットエレベータ 14、17、25……排出シュート 15、23、26……移送管、16……回転ドラム 18……カバー、19……選別用篩機 20……振動篩、27……回収容器
Claims (2)
- 【請求項1】荷受けホッパー1へ投入した廃乾電池X
を、コンベア3、4、10によってクラッシャ室7へ移
送し、当該クラッシャ室7の回転ハンマ8で粉砕し、そ
の粉砕物Yをバケットコンベア13で掬い上げ、それを
移送管15を介してミキサー車Mの回転ドラム16へ投
入し、当該粉砕物Yに対して35〜40wt%程度の薬液
Zによって混練処理し、その薬液Zを10%硫化ナトリ
ウム溶液と、セメントと、ケイ酸ソーダ50〜60wt
%,ケイフッ化ソーダ4〜6wt%,フッ化ナトリウム1
〜3wt%,残部水からなる混合液のセメント急結剤で構
成したことを特徴とする廃乾電池の無害化処理方法。 - 【請求項2】荷受けホッパー1へ投入した廃乾電池X
を、コンベア3、4、10によってクラッシャ室7へ移
送し、当該クラッシャ室7の回転ハンマ8で粉砕し、そ
の粉砕物Yをバケットコンベア13で掬い上げ、それを
移送管15を介して粉砕物Yを選別用篩機19にかけ、
その内、亜鉛缶体や炭素棒等の比較的大きい粗片を回収
すると共に、比較的小さい小片を含む粉体ダストをミキ
サー車Mの回転ドラム16へ投入し、当該粉体ダストに
対して35〜40wt%程度の薬液Zによって混練処理
し、その薬液Zを10%硫化ナトリウム溶液と、セメン
トと、ケイ酸ソーダ50〜60wt%,ケイフッ化ソーダ
4〜6wt%,フッ化ナトリウム1〜3wt%,残部水から
なる混合液のセメント急結剤で構成したことを特徴とす
る廃乾電池の無害化処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61131210A JPH0659468B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 廃乾電池の無害化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61131210A JPH0659468B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 廃乾電池の無害化処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62286584A JPS62286584A (ja) | 1987-12-12 |
| JPH0659468B2 true JPH0659468B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=15052612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61131210A Expired - Lifetime JPH0659468B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 廃乾電池の無害化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659468B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0632514B1 (en) * | 1993-06-30 | 1997-09-03 | Nomura Kohsan Co., Ltd. | Process for recycling used-up dry cells, and ferrite production process |
| KR20030054134A (ko) * | 2001-12-24 | 2003-07-02 | 이경자 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
| CN110576030A (zh) * | 2019-09-27 | 2019-12-17 | 褚兵 | 一种流动式一体破碎回收机组 |
-
1986
- 1986-06-05 JP JP61131210A patent/JPH0659468B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62286584A (ja) | 1987-12-12 |
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