JPH066030B2 - 束膜状食品 - Google Patents
束膜状食品Info
- Publication number
- JPH066030B2 JPH066030B2 JP61279107A JP27910786A JPH066030B2 JP H066030 B2 JPH066030 B2 JP H066030B2 JP 61279107 A JP61279107 A JP 61279107A JP 27910786 A JP27910786 A JP 27910786A JP H066030 B2 JPH066030 B2 JP H066030B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- food
- starch
- texture
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
- A23J3/00—Working-up of proteins for foodstuffs
- A23J3/22—Working-up of proteins for foodstuffs by texturising
- A23J3/26—Working-up of proteins for foodstuffs by texturising using extrusion or expansion
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Grain Derivatives (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は容易に湯戻りし、湯戻り後軽く、しなやかや組
織・食感を有し、押し出し方向に対する縦断面及び横断
面が多孔状構造を有しながらも、湯戻しすると、押し出
し方向に(ほぼ同心円状に)薄く膜状に裂ける薄膜状構
造を有し、更にこの薄膜が押し出し方向に細繊維状に細
かく裂ける細繊維状構造を有する束膜状食品に関する。
織・食感を有し、押し出し方向に対する縦断面及び横断
面が多孔状構造を有しながらも、湯戻しすると、押し出
し方向に(ほぼ同心円状に)薄く膜状に裂ける薄膜状構
造を有し、更にこの薄膜が押し出し方向に細繊維状に細
かく裂ける細繊維状構造を有する束膜状食品に関する。
(従来技術) 従来から膜状の食品が知られており、例えば伝統的には
湯葉が、又近年可食性大豆蛋白フィルム等が知られてい
る。2軸エクストルーダーを用いる膜状食品に近いもの
として特願昭60-202679号が出願されているが、食べた
とき湯葉のごときしなやかさに劣るとともに軽い感じに
欠ける。
湯葉が、又近年可食性大豆蛋白フィルム等が知られてい
る。2軸エクストルーダーを用いる膜状食品に近いもの
として特願昭60-202679号が出願されているが、食べた
とき湯葉のごときしなやかさに劣るとともに軽い感じに
欠ける。
本発明の束膜状食品は、澱粉を特定割合用いることによ
り前述の積層状食品より湯戻ししやすく、湯戻り後より
軽く、しなやかな食感を有するものであり、押し出し方
向に対する縦断面及び横断面が多孔状構造を有するの
に、湯戻しすると押し出し方向にほぼ同心円状に薄く膜
状に裂くことができる束膜状構造を有し、更にこの薄膜
はちょうど荷作りに用いるスプリットファイバーのよう
なしわのよった形状を示しながらも押し出し方向に細繊
維状に細かく裂ける細繊維状構造を有するものであり、
従来知られていない新しい食品素材である点で前述の食
品と異なる。
り前述の積層状食品より湯戻ししやすく、湯戻り後より
軽く、しなやかな食感を有するものであり、押し出し方
向に対する縦断面及び横断面が多孔状構造を有するの
に、湯戻しすると押し出し方向にほぼ同心円状に薄く膜
状に裂くことができる束膜状構造を有し、更にこの薄膜
はちょうど荷作りに用いるスプリットファイバーのよう
なしわのよった形状を示しながらも押し出し方向に細繊
維状に細かく裂ける細繊維状構造を有するものであり、
従来知られていない新しい食品素材である点で前述の食
品と異なる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は市場の求めるライト感覚にマッチした新し
い食感(軽く、しなやか)を有した束膜状食品を目的と
した。従来から湯葉が知られているが、しなやかな食感
を有するものの、重い食感がし、軽い食感に欠ける問題
と保存性が悪く日保ちがしない問題点を有する。湯葉が
油分を含む密な構造を有することに一因があると思われ
る。又、2軸エクストルーダー製品の中に積層状の食品
もあるが、歯応えが強い反面、しなやかさ、軽さに欠け
る問題を有する。一方、澱粉原料を主体とした膨化食品
は断面が多孔構造でも、湯戻し後押し出し方向にほぼ同
心円状に剥離できる束膜状構造を有するものはなく、そ
のまま食べるとスナック的な軽い食感を有するものの、
湯戻しすると溶けてしまう等の問題を有する。
い食感(軽く、しなやか)を有した束膜状食品を目的と
した。従来から湯葉が知られているが、しなやかな食感
を有するものの、重い食感がし、軽い食感に欠ける問題
と保存性が悪く日保ちがしない問題点を有する。湯葉が
油分を含む密な構造を有することに一因があると思われ
る。又、2軸エクストルーダー製品の中に積層状の食品
もあるが、歯応えが強い反面、しなやかさ、軽さに欠け
る問題を有する。一方、澱粉原料を主体とした膨化食品
は断面が多孔構造でも、湯戻し後押し出し方向にほぼ同
心円状に剥離できる束膜状構造を有するものはなく、そ
のまま食べるとスナック的な軽い食感を有するものの、
湯戻しすると溶けてしまう等の問題を有する。
(問題を解決する為の手段) 本発明者等は組織状大豆蛋白を製造する2軸エクストル
ーダーの研究の過程で、油糧種子蛋白及び特定割合の澱
粉を主成分とする原料及び水を2軸エクストルーダーを
用い加圧加熱処理しダイより押し出せば、別段煮る等し
なくとも、単なる湯戻しで軽く、しなやかな食感を有す
る目的とする束膜状食品が容易に得られるという知見を
得て本発明を完成するに到った。即ち、本発明は2軸エ
クストルーダーを用いて加圧加熱処理して得られ、油糧
種子蛋白1重量部に対し澱粉0.17〜0.76重量%
を含み、押し出し方向に対する縦断面及び横断面が多孔
状構造を有しながらも湯戻しすると押し出し方向にほぼ
同心円状に薄く膜状に裂ける薄膜状構造を有する束膜状
食品である。以下、具体的に製造法を例示しながら説明
する。
ーダーの研究の過程で、油糧種子蛋白及び特定割合の澱
粉を主成分とする原料及び水を2軸エクストルーダーを
用い加圧加熱処理しダイより押し出せば、別段煮る等し
なくとも、単なる湯戻しで軽く、しなやかな食感を有す
る目的とする束膜状食品が容易に得られるという知見を
得て本発明を完成するに到った。即ち、本発明は2軸エ
クストルーダーを用いて加圧加熱処理して得られ、油糧
種子蛋白1重量部に対し澱粉0.17〜0.76重量%
を含み、押し出し方向に対する縦断面及び横断面が多孔
状構造を有しながらも湯戻しすると押し出し方向にほぼ
同心円状に薄く膜状に裂ける薄膜状構造を有する束膜状
食品である。以下、具体的に製造法を例示しながら説明
する。
本発明に用いる油糧種子蛋白は大豆、菜種、落花生等の
加熱凝固性蛋白若しくはこれらの蛋白を含むものが適当
である。特に大豆蛋白は入手の容易性、経済性より好適
である。例えば大豆蛋白は脱脂大豆粉(若しくはフレー
ク)、濃縮大豆蛋白、分離大豆蛋白或いはこれらとオカ
ラ等の繊維成分とを組み合わせて用いることができる。
加熱凝固性蛋白と加熱非凝固性蛋白(例えばカゼイン)
や加熱凝固性の低い蛋白(例えば水解した蛋白)とを併
用すると食感を柔らかくしたり、喉通りをよくしたりす
ることができる。
加熱凝固性蛋白若しくはこれらの蛋白を含むものが適当
である。特に大豆蛋白は入手の容易性、経済性より好適
である。例えば大豆蛋白は脱脂大豆粉(若しくはフレー
ク)、濃縮大豆蛋白、分離大豆蛋白或いはこれらとオカ
ラ等の繊維成分とを組み合わせて用いることができる。
加熱凝固性蛋白と加熱非凝固性蛋白(例えばカゼイン)
や加熱凝固性の低い蛋白(例えば水解した蛋白)とを併
用すると食感を柔らかくしたり、喉通りをよくしたりす
ることができる。
本発明に用いる澱粉は米、小麦、玉蜀黍等の穀類の粉、
これらから得られる澱粉、馬鈴薯、さつまいも、キャッ
サバ等の芋類、これらから得られる澱粉、その他種々の
加工澱粉等を用いることができる。澱粉は本発明の束膜
状食品の膨化(断面多孔性)と膜状組織(押し出し方向
の薄膜状剥離性)の賦与と同時に蛋白との相乗効果によ
り軽く、しなやかな食感の賦与に効果がある。
これらから得られる澱粉、馬鈴薯、さつまいも、キャッ
サバ等の芋類、これらから得られる澱粉、その他種々の
加工澱粉等を用いることができる。澱粉は本発明の束膜
状食品の膨化(断面多孔性)と膜状組織(押し出し方向
の薄膜状剥離性)の賦与と同時に蛋白との相乗効果によ
り軽く、しなやかな食感の賦与に効果がある。
油糧種子蛋白及び澱粉の割合は、油糧種子蛋白1重量部
に対し澱粉0.17〜0.76重量部(好ましくは0.25〜0.61重
量部)が適当である。
に対し澱粉0.17〜0.76重量部(好ましくは0.25〜0.61重
量部)が適当である。
澱粉が0.17重量部未満では従来知られている2軸エクス
トルーダーによる繊維状蛋白と同様の押し出し方向の繊
維性はあっても湯戻し後膜状に剥離できる膜状構造がな
く、一般に組織が密で多孔性に欠け、湯戻し後の食感も
硬い歯応えのある食感となり、軽く、しなやかな食感が
でない。
トルーダーによる繊維状蛋白と同様の押し出し方向の繊
維性はあっても湯戻し後膜状に剥離できる膜状構造がな
く、一般に組織が密で多孔性に欠け、湯戻し後の食感も
硬い歯応えのある食感となり、軽く、しなやかな食感が
でない。
澱粉が0.76重量部を越えると良く膨化して断面が多孔状
になり、そのまま食べると軽い食感を有するものの、湯
戻しすると、糊状の粘りがでたり、糊状に溶けてしまう
等して食感も弱くなり、しなやかさがなくなり好ましく
ない。
になり、そのまま食べると軽い食感を有するものの、湯
戻しすると、糊状の粘りがでたり、糊状に溶けてしまう
等して食感も弱くなり、しなやかさがなくなり好ましく
ない。
又、原料中水分は通常20〜30重量%が好ましい。水分が
少ないと膨化しやすいが焦げやすい傾向にあり、水分が
多いと膨化が抑えられ、食感的なかるさが弱くなり好ま
しくない。
少ないと膨化しやすいが焦げやすい傾向にあり、水分が
多いと膨化が抑えられ、食感的なかるさが弱くなり好ま
しくない。
本発明において前記原料を2軸エクストルーダーを用い
加圧加熱処理しダイより押し出して束膜状食品を得る。
加圧加熱処理しダイより押し出して束膜状食品を得る。
1軸エクストルーダーでは押し出し方向の膜状構造を有
する食品の製造法が困難であったばかりでなく、押出も
不安定で連続して安定した性状・形状の束膜状食品を得
ることは極めて困難なのに比べ、2軸エクストルーダー
は連続して安定した性状・形状の束膜状食品を極めて容
易に得ることが可能である。1軸エクストルーダーと2
軸エクストルーダーの特性による差異が起因するものと
思われる。
する食品の製造法が困難であったばかりでなく、押出も
不安定で連続して安定した性状・形状の束膜状食品を得
ることは極めて困難なのに比べ、2軸エクストルーダー
は連続して安定した性状・形状の束膜状食品を極めて容
易に得ることが可能である。1軸エクストルーダーと2
軸エクストルーダーの特性による差異が起因するものと
思われる。
2軸エクストルーダーにおいて、原料フィード側は原料
輸送・混合・予熱に重要であり、スクリューはボールネ
ジ、ニーディングディスク、逆ボールネジ等を適宜組み
合わせて用いることが好適である。又、先端溶融側は原
料の溶融・剪断に重要であり、スクリューはパイナップ
ルネジ、逆パイナップルネジ、ニーディングディスク、
逆ボールネジ等を適宜組み合わせて用いることが好適で
ある。
輸送・混合・予熱に重要であり、スクリューはボールネ
ジ、ニーディングディスク、逆ボールネジ等を適宜組み
合わせて用いることが好適である。又、先端溶融側は原
料の溶融・剪断に重要であり、スクリューはパイナップ
ルネジ、逆パイナップルネジ、ニーディングディスク、
逆ボールネジ等を適宜組み合わせて用いることが好適で
ある。
加圧は通常ダイ前部で約10〜50kg/cm2が適当である。
加熱は2軸エクストルーダーのバレル前半部を約70〜11
0℃、加熱部を約100〜170℃、先端溶融分を約140〜180
℃とすることが適当である。あまり加熱の温度が高いと
焦げやすくなり好ましくない。
0℃、加熱部を約100〜170℃、先端溶融分を約140〜180
℃とすることが適当である。あまり加熱の温度が高いと
焦げやすくなり好ましくない。
ダイはスリットダイ、丸ダイに限らず任意の形状のダイ
を用いることができる。又、ダイの大きさも自由であ
る。本発明は原料配合とともに加熱された原料がダイ通
過時に層流を呈することが重要である。即ち、油糧種子
蛋白、澱粉及び水を主成分とする原料が加圧・加熱され
溶融状態でダイを層流することが重要である。ダイを層
流する際、ダイ壁面側とダイ中心部では抵抗その他(剪
断力等)により流れに遅速が生じ、これがほぼ同心円状
の膜状構造の形成に作用すると推察される。原料に一定
量の熱水可溶性物質(澱粉等)を含むことにより、膜状
構造に形成された熱水可溶性物質部分が湯戻しすると水
に可溶化して水に不溶化の残りの部分が薄膜状に剥離で
きるようになるものと推察される。従って、本発明に用
いる澱粉の代わりに熱水若しくは水性溶媒に可溶性の物
質で蛋白の組織化を妨げないものであれば用いることが
できる。従って、ダイに溶融原料がスムースに流れ込ん
で層流をなすようにダイ入り口に対し濾戸の如き勾配を
設けるほうが好ましい。又は、ダイの形状を濾戸型にす
る等したほうが好ましい。
を用いることができる。又、ダイの大きさも自由であ
る。本発明は原料配合とともに加熱された原料がダイ通
過時に層流を呈することが重要である。即ち、油糧種子
蛋白、澱粉及び水を主成分とする原料が加圧・加熱され
溶融状態でダイを層流することが重要である。ダイを層
流する際、ダイ壁面側とダイ中心部では抵抗その他(剪
断力等)により流れに遅速が生じ、これがほぼ同心円状
の膜状構造の形成に作用すると推察される。原料に一定
量の熱水可溶性物質(澱粉等)を含むことにより、膜状
構造に形成された熱水可溶性物質部分が湯戻しすると水
に可溶化して水に不溶化の残りの部分が薄膜状に剥離で
きるようになるものと推察される。従って、本発明に用
いる澱粉の代わりに熱水若しくは水性溶媒に可溶性の物
質で蛋白の組織化を妨げないものであれば用いることが
できる。従って、ダイに溶融原料がスムースに流れ込ん
で層流をなすようにダイ入り口に対し濾戸の如き勾配を
設けるほうが好ましい。又は、ダイの形状を濾戸型にす
る等したほうが好ましい。
尚、本発明の膜状食品は従来の繊維状蛋白や組織状蛋白
に比べダイから押しだされても極めて柔らかく、膨化し
た多孔構造が、プレスすれば容易に付着してしまうほど
である。従って、ダイの出口にガイドを設けることによ
り好みの形状(断面)に成形された束膜状食品を連続的
に得ることができる。例えばガイドをダイの出口の口径
より200〜800%程度大きい好みの型(円、楕円、正方
形、長方形、星型等任意の型)にすることができる。
に比べダイから押しだされても極めて柔らかく、膨化し
た多孔構造が、プレスすれば容易に付着してしまうほど
である。従って、ダイの出口にガイドを設けることによ
り好みの形状(断面)に成形された束膜状食品を連続的
に得ることができる。例えばガイドをダイの出口の口径
より200〜800%程度大きい好みの型(円、楕円、正方
形、長方形、星型等任意の型)にすることができる。
又、本発明の束膜状食品はダイ若しくはガイドから押し
だされるとき柔らかいので延伸ぎみに引き取ることが好
ましい。即ち、ダイ若しくはガイドから押しだされる紐
状のものを巻き取る等の引っ張り手段を用いて引っ張り
ながら延伸することができる。延伸した膜状食品は好み
の長さに切断することができる。
だされるとき柔らかいので延伸ぎみに引き取ることが好
ましい。即ち、ダイ若しくはガイドから押しだされる紐
状のものを巻き取る等の引っ張り手段を用いて引っ張り
ながら延伸することができる。延伸した膜状食品は好み
の長さに切断することができる。
得られる束膜状食品は横断面、縦断面共にスポンジの如
き多孔性の膨化構造を示すものの、湯戻し後、吐出方向
に膜状に裂ける薄膜集合構造を有する。これは、蛋白と
澱粉が加熱下に層流してダイを通過し膨化して組織化さ
れる際に、蛋白の組織化と澱粉の組織化がミクロ的に層
流方向に層状に形成された為、湯戻しにより澱粉部分は
糊状に溶解するが蛋白の組織はそのまま残る為、流れに
対してほぼ同心円状に形成された蛋白の組織が薄膜状に
剥離できるものと推察される。更に薄膜は、しわしわの
状態であるが、荷作り等に用いるスプリットファイバー
の如き吐出方向に繊維状に裂ける繊維方向性に富んだも
のである。そして、湯で容易に戻すことができ食感的に
は湯葉を巻いたり重合わせたようなしなやかな食感を呈
し、湯葉より軽く、歯切れの良いものである。又、乾燥
状態にて保存・流通ができ、食べる際湯戻しすればよい
ので食品素材として種々の用途に用いることができる。
き多孔性の膨化構造を示すものの、湯戻し後、吐出方向
に膜状に裂ける薄膜集合構造を有する。これは、蛋白と
澱粉が加熱下に層流してダイを通過し膨化して組織化さ
れる際に、蛋白の組織化と澱粉の組織化がミクロ的に層
流方向に層状に形成された為、湯戻しにより澱粉部分は
糊状に溶解するが蛋白の組織はそのまま残る為、流れに
対してほぼ同心円状に形成された蛋白の組織が薄膜状に
剥離できるものと推察される。更に薄膜は、しわしわの
状態であるが、荷作り等に用いるスプリットファイバー
の如き吐出方向に繊維状に裂ける繊維方向性に富んだも
のである。そして、湯で容易に戻すことができ食感的に
は湯葉を巻いたり重合わせたようなしなやかな食感を呈
し、湯葉より軽く、歯切れの良いものである。又、乾燥
状態にて保存・流通ができ、食べる際湯戻しすればよい
ので食品素材として種々の用途に用いることができる。
(実施例) 以下実施例により本発明の実施態様を説明する。
実施例1 次記原料を実験用2軸エクストルーダー(L/D=15,D
=46mm)を用い、原料フィード量30Kg/Hr、加水30%、
バレル加熱150℃、スクリュー回転数200R.P.M.の条件に
て2軸エクストルーダー先端部に付した3×15mmの開口
部及び原料流動方向の厚さ10mmを有するスリットダイ及
びダイに接続した形成用ガイド(12mm×17mm.厚さ10m
m)から押し出しながら延伸して約60mmの長さに切断し
た。断面は約12mm×(20〜25)mmに膨化した多孔状構造
を呈したものであった。湯戻しした結果を次表に併せ示
す。
=46mm)を用い、原料フィード量30Kg/Hr、加水30%、
バレル加熱150℃、スクリュー回転数200R.P.M.の条件に
て2軸エクストルーダー先端部に付した3×15mmの開口
部及び原料流動方向の厚さ10mmを有するスリットダイ及
びダイに接続した形成用ガイド(12mm×17mm.厚さ10m
m)から押し出しながら延伸して約60mmの長さに切断し
た。断面は約12mm×(20〜25)mmに膨化した多孔状構造
を呈したものであった。湯戻しした結果を次表に併せ示
す。
以上から澱粉含量が多いと湯戻ししたとき糊状に溶けた
り、糊状の粘りがでたり、食感が弱くなることがわかっ
た。又、澱粉含量が少なくなると従来の2軸エクストル
ーダーによる繊維状蛋白に見られる食感の硬いものとな
り、軽さ、しなやかさがなくなることが分かった。
り、糊状の粘りがでたり、食感が弱くなることがわかっ
た。又、澱粉含量が少なくなると従来の2軸エクストル
ーダーによる繊維状蛋白に見られる食感の硬いものとな
り、軽さ、しなやかさがなくなることが分かった。
実施例2 実施例1と同様にして次記配合にて膜状食品を得た。
得られたものは横断面、縦断面共に多孔性の網目状構造
を呈しながらも、湯戻しすると押し出し方向に薄膜状に
(ほぼ同心円的に何枚も)裂け、その薄膜がさらに細い
繊維状に裂けるものであった。
を呈しながらも、湯戻しすると押し出し方向に薄膜状に
(ほぼ同心円的に何枚も)裂け、その薄膜がさらに細い
繊維状に裂けるものであった。
実施例1と同様にして約5.7倍に湯戻しして食すると、 NO.2はNO.1よりソフトな食感を呈し、喉通りの優れたも
のであった。
のであった。
分離大豆蛋白でもゲル形成性の優れるものとそうでない
ものの組合せにより食感を変化させることができること
がわかった。
ものの組合せにより食感を変化させることができること
がわかった。
以上詳述したように、本発明により押し出し方向に対す
る横断面及び縦断面が多孔状構造を有しながらも、湯戻
しすると押し出し方向にほぼ同心円状に薄膜状に裂け、
その膜がさらに細い繊維状に裂けて、食すると軽く、し
なやかな食感を有する束膜状食品が可能になったもので
ある。
る横断面及び縦断面が多孔状構造を有しながらも、湯戻
しすると押し出し方向にほぼ同心円状に薄膜状に裂け、
その膜がさらに細い繊維状に裂けて、食すると軽く、し
なやかな食感を有する束膜状食品が可能になったもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例1で得られた束膜状食品の斜視図であ
る。 第2図は第1図の束膜状食品を膜状に剥離したものの斜
視図である。 第3図は第2図の剥離した膜を部分的に更に繊維状に裂
いた斜視図である。 第4図は実施例1で得られた束膜状食品の縦断面の斜視
図である。 第5図は第1図の束膜状食品を膜状に剥離しかけた図面
である。
る。 第2図は第1図の束膜状食品を膜状に剥離したものの斜
視図である。 第3図は第2図の剥離した膜を部分的に更に繊維状に裂
いた斜視図である。 第4図は実施例1で得られた束膜状食品の縦断面の斜視
図である。 第5図は第1図の束膜状食品を膜状に剥離しかけた図面
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−221041(JP,A) 特開 昭62−69952(JP,A) 特開 昭62−253345(JP,A) 特公 昭47−49704(JP,B1) “食品と科学”27,[10]P.69−73 (1985)
Claims (2)
- 【請求項1】2軸エクストルーダーを用いて加圧加熱処
理して得られ、油糧種子蛋白1重量部に対し澱粉0.1
7〜0.76重量%を含み、押し出し方向に対する縦断
面及び横断面が多孔状構造を有しながらも湯戻しすると
押し出し方向にほぼ同心円状に薄く膜状に裂ける薄膜状
構造を有する束膜状食品。 - 【請求項2】薄く膜状に裂けた薄膜が押し出し方向に細
繊維状に細かく裂ける細繊維状構造を有する特許請求の
範囲第(1)項記載の束膜状食品。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61279107A JPH066030B2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 | 束膜状食品 |
| US07/253,217 US4911945A (en) | 1986-11-22 | 1988-10-03 | Process for preparing food product in the form of bundle of membranes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61279107A JPH066030B2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 | 束膜状食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63133949A JPS63133949A (ja) | 1988-06-06 |
| JPH066030B2 true JPH066030B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=17606515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61279107A Expired - Fee Related JPH066030B2 (ja) | 1986-11-22 | 1986-11-22 | 束膜状食品 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4911945A (ja) |
| JP (1) | JPH066030B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012127694A1 (ja) | 2011-03-23 | 2012-09-27 | ハウス食品株式会社 | 擬似肉食品およびその製造方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MD2208C2 (ro) * | 2001-11-13 | 2004-01-31 | Джорджета ПУРИЧЕ | Compoziţie şi procedeu de fabricare a pâinii |
| FR2968004B1 (fr) * | 2010-11-29 | 2013-06-28 | Sojasun Technologies | Films naturels biodegradables a base de co-produits issus de processus industriels de traitement de graines. |
| JP7618190B2 (ja) * | 2018-05-31 | 2025-01-21 | 泰喜物産株式会社 | 新食感の豆腐または豆腐様食品およびこれらの製造方法 |
| JP7513819B1 (ja) * | 2023-09-07 | 2024-07-09 | 富士フイルム株式会社 | タンパク質食品素材の製造方法、タンパク質食品素材、及び代替成形肉 |
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|---|
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|---|---|---|---|---|
| WO2012127694A1 (ja) | 2011-03-23 | 2012-09-27 | ハウス食品株式会社 | 擬似肉食品およびその製造方法 |
Also Published As
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