JPH0660412U - 空気フィルタ - Google Patents
空気フィルタInfo
- Publication number
- JPH0660412U JPH0660412U JP178593U JP178593U JPH0660412U JP H0660412 U JPH0660412 U JP H0660412U JP 178593 U JP178593 U JP 178593U JP 178593 U JP178593 U JP 178593U JP H0660412 U JPH0660412 U JP H0660412U
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- air filter
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】プリーツ状に折り曲げた濾材2を多段に重ね、
その両端を支持枠3に接着固定する。支持枠3の対抗面
には、濾材2を支持する固定枠5の着脱溝が設けられ、
濾材2の折り曲げ線を係止し、その形状を維持する。 【効果】高精度の集塵性能を維持しながら、濾材2の運
搬、保管、廃棄時には、濾材を折畳むことができ、濾材
の占有スペースを従来品の5分の1以下に圧縮すること
ができる。
その両端を支持枠3に接着固定する。支持枠3の対抗面
には、濾材2を支持する固定枠5の着脱溝が設けられ、
濾材2の折り曲げ線を係止し、その形状を維持する。 【効果】高精度の集塵性能を維持しながら、濾材2の運
搬、保管、廃棄時には、濾材を折畳むことができ、濾材
の占有スペースを従来品の5分の1以下に圧縮すること
ができる。
Description
【0001】
本考案は、空気の浄化、集塵、除塵等に用いられる空気フィルタに関するもの である。
【0002】
煙草の煙りや空気中に含まれている粒径が5μm以下の微細な塵埃等を高精度 で除去する空気フィルタとしては、濾過式よりも吸着式の方がその集塵性能が格 段に高いことから、吸着式の電気集塵フィルタや静電気フィルタ等を用いること が知られている。
【0003】 しかし、これらの空気フィルタ内に装着されるフィルタは、空気フィルタ全体 に占める容積が大きく、運搬、保管時に嵩張るという欠点がある。すなわち、空 気フィルタは、吸着または濾過面積を大きく採るため、通常数多くのフィルタが 使用され、その運搬および保管には多大のスペ−スを必要とし、これが空気フィ ルタのコストアップの要因にもなっている。
【0004】
本考案は、このような従来フィルタの欠点を解消し、高精度の集塵能力を有し ながらも、運搬時や保管時には、その容積をコンパクト化することのできる空気 フィルタを提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するため、エレクトレット加工された合成繊維シ− トで、かつ、断面形状が波形となるように折曲げられた濾材と、この濾材の折曲 げ線と平行な側の濾材の両端をそれぞれ支持する一対の支持枠とを備えた空気フ ィルタを要旨としている。
【0006】 この場合、上記合成繊維シートは、表裏がそれぞれ正負に分極され、その分極 負荷の活性エネルギが少なくとも0.2eVで、かつ、表面電荷密度が少なくと も1×10-11 クーロン/cm2 にエレクトレット加工されているのが好ましい 。
【0007】 また、複数の濾材が設けられた一対の支持枠の間には、濾材間に濾材の折曲げ 部を支持する係止溝の形成された固定枠が設けられ、固定枠と支持枠との対向面 には、固定枠を着脱自在に装着する着脱溝が設けられているのが好ましく、さら に上記係止溝は、固定枠の両面に設けられていると共に、内側には、濾材が張ら れているのが好ましい。
【0008】
本考案の空気フィルタは、濾材がエレクトレット加工されていると共に、一対 の支持枠の間に保持されている濾材を波形に折曲げることができるので、高精度 の集塵性能を有するうえに、運搬、保管時には、作業者が支持枠を持って引き離 す方向に拡張し、あるいは近づける方向に縮めることができるので、運搬、保管 時の収納スペ−スを小さくすることができる。
【0009】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は、本考案に係る空気フィルタ1の斜視図で、図の矢印方向が空気の流路 方向を示している。図2は、図1の空気フィルタ1から固定枠5を取り外した後 、濾材2を折曲げて縮めた状態の斜視図、図3は、図1の空気フィルタに用いら れている固定枠5の斜視図である。
【0011】 図において、空気フィルタ1は、複数の(図では5枚)波形の濾材2と、左右 一対の保持枠3と、濾材2を上下か固定する固定枠5とから構成されている。
【0012】 濾材2は、図に示すように、一定ピッチで波形のプリ−ツ状に折曲げられてお り、図の左右方向に伸縮できるようにされている。折曲げの断面形状は、本実施 例では三角形であるが、折曲げ頂点2aが半丸状の波形や、台形状の波形または 矩形状の波形等であっても良い。濾材の材質としては、電気比抵抗が1013Ω・ cm以上の、例えばポリオレフィン、ポリエステルポリカーボネート、ポリフッ 素系樹脂、塩化ビニール系樹脂等から成る合成樹脂製の不織布、織物、編物等の 合成繊維シートが用いられる。濾材2は、空気中の微粒子を高精度で吸着するた め、いわゆるエレクトレット加工が施されている。なお、エレクトレット加工は 、公知の加工方法であるので詳しい説明は省略するが、その概要は、特開昭61 −186568号公報に開示されている加工方法であり、上記材質から成る合成 繊維シートを従来公知の種々のエレクトレット方法、例えば、熱エレクトレット 法、エレクトロエレクトレット法、ラジオエレクトレット法、メカノエレクトレ ット法等の加工方法でエレクトレット化することによって、合成繊維シートの表 裏をそれぞれ正負に分極させ、その分極負荷の活性エネルギが少なくとも0.2 eVで、かつ、表面電荷密度が少なくとも1×10-11 クーロン/cm2 とする 加工方法である。
【0013】 このような活性エネルギと表面電荷密度は、それぞれ以下に述べる電位測定装 置10と表面電荷密度測定装置20で測定することができる。
【0014】 図4は、電位測定装置10の模式図で、駆動モータ11と駆動ベルト12およ び金属製ターンロール13を介して、連続的に走行速度1m/分で回転走行する アースされたコンベアベルト14(ステンレス製平板)の3mm上方の空間に、 チャート式記録計15に接続された表面電位計16とプローブ17を設置する。 次に、円形の濾材2(直径133mm)をコンベアベルト14の表面に密着する ように載せ、プローブ17の直下に濾材2の中央部を走行させ、検出される表面 電位値(単位:eV)を記録紙上に記録させる。なお、使用する計器類および測 定条件は、次の通りである。
【0015】 表面電位計:名称 ELECTOSTATIC VOLTMETER 型式 ISOPROVER244型(米国モンロー社製) プローブ型式 1017 記録計:名称 テクニコーダ 型式 3047(横川電気株式会社製) 記録紙走行速度 60cm/分 コンベアベルト:材質 ステンレス製平板 寸法 厚さ0.5mm×幅20cm 図5は、表面電荷密度測定装置20の模式図で、濾材2をアースした金属板2 1上に置き、次に他の金属板22を上方から接近させて濾材に接触させ、濾材表 面に存在する電荷を静電誘導で金属板22に生じせしめ、この電荷をコンデンサ 23に溜めて、電位計24によってその電位を測定する。そして、式1によって 濾材表面の表面電荷密度を求める。
【0016】
【式1】 支持枠3は、濾材2の両端を例えば、接着、ビス等で固定したもので、その内 側の対抗面には、矢印の流路方向に、後述する固定枠の着脱溝4が濾材2をその 両側から挟持できる数だけ設けられている。この支持枠の材質は、木、プラスチ ックス等何でもよい。
【0017】 固定枠5は、空気フィルタ1の使用の際に支持枠3の着脱溝4に挿入すること によって一対の支持枠3間を固定して空気フィルタ1を組立てると共に、個々の 濾材2の折曲げ形状を維持するためのものである。この枠の両面には、濾材2の 折曲げ頂点2aを固定する係止溝6が空気の流路方向に濾材2の折曲げピッチと 同一ピッチで表裏交互に設けられている。また、枠内には、空気との接触面積を 増加させるため、濾材2と同一の濾材7が張られている。
【0018】 なお、固定枠5の材質は、支持枠3と同様のものでよい。
【0019】 また、空気の流路方向を図の下側より上側に向かう方向に変えることにより、 さらに、高精度の吸着、濾過の両作用が働く空気フィルタとすることができる。 本実施例の空気フィルタ1によると、濾材2がエレクトレット加工されている ので、高精度の集塵機能を有すると共に、多数の濾材2の運搬、保管に際しては 、個々の濾材が図3に示すように折畳めるので、その占有スペースが非常に小さ くすることができる。その全体容積は、濾材の厚さと折畳み回数にもよるが、従 来フィルタの約5分の1以下に圧縮することができる。
【0020】 図6は、図1ないし図3とは異なる実施態様の本考案に係る空気フィルタの斜 視図、図7は、その正面図である。
【0021】 図6および図7の空気フィルタ8が図1の空気フィルタ1と異なる点は、塵埃 等の吸着性能をさらに向上させるため、図1の空気フィルタを流路方向に2段に 増設し、その相互間を適当な手段で固定したこと、および図7に示すように、空 気との接触機会を増加させるため、後部の空気フィルタ1の装着位置を180度 反転した点の2点である。
【0022】 このような実施態様とすると、前後2段に併設することで空気との吸着および 濾過面積が容易に倍増するばかりか、前段の濾材2Aを通過した空気が後段の濾 材2Bに進入する際に強制的に分割(図では3分割)されるので、空気の濾材に 対する接触機会が強化され、より一層の吸着による集塵能力が上昇する利点を有 する。また、運搬、保管時には、図1の空気フィルタ1と同様全体容積が小さく なるので、濾材表面の露出面積を少なくすることができ、したがって、表面電荷 密度を長期に維持でき、初期の高い集塵能力を維持することができるという優れ た作用効果をも有する。
【0023】
本考案に係る空気フィルタは、エレクトレット加工された合成繊維シートで、 かつ、断面形状が波形となるように折曲げられた濾材と、この濾材の折曲げ線と 平行な側の濾材の両端をそれぞれ支持する一対の支持枠とで構成したので、高精 度の集塵性能を有するうえに、濾材を折畳んだ状態で運搬、保管ができる。
【0024】 したがって、フィルタが数多くあっても、その占有スペースを従来フィルタに 比べ格段に少なくすることができ、収納袋や段ボールケース等の包装用資材の使 用量を削減することができ、空気フィルタ全体の装置コストを低減することがで きる。
【0025】 また、濾材を折畳んだまま収納することにより、濾材表面の露出面積を少なく することができるので、表面電荷密度を長期に維持でき、初期の高い集塵能力を 維持することができる。
【図1】本考案に係る空気フィルタの一実施例の斜視図
である。
である。
【図2】図1の空気フィルタを折畳んだ状態の斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1の空気フィルタに使用されている固定枠の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図1の濾材の電位を測定する電位測定装置の模
式図である。
式図である。
【図5】図1の濾材の表面電荷密度を測定する表面電荷
密度測定装置の模式図である。
密度測定装置の模式図である。
【図6】図1ないし図3とは異なる実施態様の本考案に
係る空気フィルタの斜視図である。
係る空気フィルタの斜視図である。
【図7】図6の空気フィルタの正面図である。
1、8:空気フィルタ 2、7:濾材 3:支持枠 4:着脱溝 5:固定枠 6:係止溝 10:電位測定装置 20:表面電荷密度測定装置
Claims (4)
- 【請求項1】エレクトレット加工された合成繊維シート
で、かつ、断面形状が波形となるように折曲げられた濾
材と、この濾材の折曲げ線と平行な側の濾材の両端をそ
れぞれ支持する一対の支持枠とを備えた空気フィルタ。 - 【請求項2】合成繊維シートは、表裏がそれぞれ正負に
分極され、その分極負荷の活性エネルギが少なくとも
0.2eVで、かつ、表面電荷密度が少なくとも1×1
0-11 クーロン/cm2 にエレクトレット加工されてい
る請求項1記載の空気フィルタ。 - 【請求項3】複数の濾材が設けられた一対の支持枠の間
には、濾材間に濾材の折曲げ部を支持する係止溝の形成
された固定枠が設けられ、固定枠と支持枠との対向面に
は、固定枠を着脱自在に装着する着脱溝が設けられた請
求項2記載の空気フィルタ。 - 【請求項4】固定枠の係止溝は、固定枠の両面に設けら
れていると共に、内側には、濾材が張られている請求項
3記載の空気フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178593U JPH0660412U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 空気フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP178593U JPH0660412U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 空気フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660412U true JPH0660412U (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=11511234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP178593U Pending JPH0660412U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 空気フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660412U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006014849A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Daikin Ind Ltd | 空気清浄機 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP178593U patent/JPH0660412U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006014849A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Daikin Ind Ltd | 空気清浄機 |
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