JPH0660440U - 保有米用の籾摺選別精米機 - Google Patents

保有米用の籾摺選別精米機

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JPH0660440U JP611193U JP611193U JPH0660440U JP H0660440 U JPH0660440 U JP H0660440U JP 611193 U JP611193 U JP 611193U JP 611193 U JP611193 U JP 611193U JP H0660440 U JPH0660440 U JP H0660440U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 籾殻、小米および糠を、収容台の出し入れに
よるワンタッチ操作で一度に取り出すことができ、しか
も、精米機の運転開始時に生じた半搗精米を粒選別して
損傷のない白米を得る。 【構成】 遠心式脱ぷ機10の揚穀筒29の吐出側を供
給ホッパー11にのぞませる。選別風路12に、風選部
3、サイクロン式籾殻選別機15、粒選別機5、精米機
9を設ける。サイクロン式籾殻選別機15の籾殻排出樋
19、粒選別機5の小米排出樋26および糠排出樋30
の下部がそれぞれのぞむ位置には、籾殻収容箱32、小
米収容箱33、糠収容箱34を載置した収容台31を機
体2の前面側より出し入れできるように設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、籾摺選別精米機より排出された籾殻、小米および糠等を収容台の単 なる引出し作動によるワンタッチ操作で機体の前面側より一度に取り出すことが できる許りか、精米機の運転開始時に生じた半搗精米を損傷させることなく選別 して白米を得ることができる自家保有米用の籾摺選別精米機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、竪長状を呈する機体102に、上段より下段に向け吸引排塵機104を 備えた風選部103と、駆動モータを内蔵した回転選別網胴を回転自在に収納軸 架した粒選別機105と、精米機106と、遠心式脱ぷ機107とを順次立体的 に配設し、前記遠心式脱ぷ機107に付設した揚穀筒108の先端側は風選部1 03の供給ホッパー109に接続するとともに、風選部103の下部に設けた排 出路110は粒選別機105の供給ホッパー111に、また、回転選別網胴の排 出側に設けた良玄米供給樋112は精米機106の供給ホッパー113にそれぞ れのぞむように接続して、農家が自家保有飯米用として貯蔵保有していた小量の 乾燥穀粒を必要に応じ随時籾摺精米し、直ちに食することができる自家保有米用 の籾摺選別精米機101は、図5に示されたように、さきに本出願人が開発した ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従前のこの種自家保有米用の籾摺選別精米機においては、遠心式脱 ぷ機の作業時に発生した籾殻や風選作業時に生じた小米あるいは搗精作業時に生 じた糠等はそれぞれ異なる位置に設けていた収容箱内に収容して随時処理してい たものである。
【0004】 しかしながら、上述の如き処理手段によれば、処理操作に多くの時間がかかり 、面倒であるは勿論のこと、時には処理するのを忘れてしまい、処理物が収容箱 より溢れ出るという事態を招くことになる許りか、精米機の運転開始時に搗精米 の排出口より排出された半搗精米は再度遠心式脱ぷ機に供給して籾摺作業を営ま せていたので、半搗精米は速やかに損傷され、その品質が低下されるという問題 点を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、籾摺選別精米機より排出された籾殻、小米および糠 等を、収容台上に設けた籾殻収容箱、小米収容箱および糠収容箱内に集中的に収 容して、収容台の単なる出し入れ作動によるワンタッチ操作で機体の前面側より 一度に取り出すことができる許りか、精米機の運転開始時に生じた半搗精米を白 米戻しホッパーより粒選別機に供給できるようにして損傷のない白米を容易に得 ることができる自家保有米用の籾摺選別精米機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における自家保有米用の籾摺選別精米機は 、一側に遠心式脱ぷ機を備えた機体内部に、遠心式脱ぷ機の揚穀筒の吐出側を供 給ホッパーにのぞませ、かつ選別風路に吸引排塵機の吸塵側を接続した風選部と 、前記吸引排塵機に設けた排塵筒の吐出側を接続したサイクロン式籾殻選別機と 、前記風選部に設けた混合米供給樋の下端が接続された粒選別機と、前記粒選別 機の良玄米供給樋の下端が接続された精米機とを収設したものにおいて、前記サ イクロン式籾殻選別機の籾殻排出樋、粒選別機の小米排出樋および精米機の糠排 出樋の下部がそれぞれのぞむ位置の機体内部には、籾殻収容箱を一側に設け、他 側に小米収容箱および糠収容箱を取外し自在に載置した収容台を機体前面側より 出し入れができるよう収納したものである。
【0007】 そして、機体内部に配設した風選部の一側に、下端が混合米供給樋に接続する 白米戻しホッパーを配設するとともに、前記白米戻しホッパーの投入窓は開閉自 在の蓋体により開閉塞したしたものである。
【0008】
【作用】
籾摺選別精米作業の開始に当たり、遠心脱ぷ機、吸引排塵機、粒選別機、精米 機を始動せしめた後、乾燥籾を遠心脱ぷ機に供給すれば、乾燥籾は高速回転する インペラにより周壁に振り出されて脱ぷされ玄米となると同時に玄米と籾殻との 混合米は揚穀筒により風選部の供給ホッパーに移送供給される。ところが、風選 部においては、吸引排塵機の吸引作用で選別風路中には吸引選別風が流通されて いるので、供給ホッパーより選別風路中を紆余曲折しながら順次流下する混合米 は選別風により玄米と籾殻とに風選別され、玄米は混合米供給樋より粒選別機の 供給ホッパーに供給されるとともに、籾殻は吸引排塵機により排塵筒を介しサイ クロン式籾殻選別機に供給され、籾殻と粉塵とに選別される。そして、混合米供 給樋より内蔵した駆動モータにより一方に向け回転される回転選別網胴内に供給 された玄米は、回転選別網胴内を供給側より排出側に向け移行される間に選別作 用を受けて、小米と良玄米とに分離され、良玄米は回転選別網胴の排出側に設け た良玄米供給樋に沿って精米機の供給ホッパーに供給された後、精米機により精 白される。
【0009】 一方、上述の如き籾殻選別精米作業によってサイクロン式籾殻選別機において 生じた籾殻は籾殻排出樋を経て籾殻収容箱内に、また粒選別機より排出された小 米は小米排出樋を経て小米収容箱内に、さらに、精米機より排出された糠は糠排 出樋を経て糠収容箱内にそれぞれ落入して収容される。
【0010】 ところで、籾殻収容箱、小米収容箱および糠収容箱は、機体前面側より自由に 出し入れができるように収納した収容台と一体状もしくは別体状として自由に取 り出しができるように載置されたものであるから、上記籾殻収容箱、小米収容箱 および糠収容箱を、収容台の引出しによるワンタッチ操作で一度に引き出して、 それぞれを間違いなく処理することができる。
【0011】 その上、精米機の運転開始時に白米排出口より最初に排出された半搗精米は、 蓋体を開いて風選別装置の一側に、下端が混合米供給樋と接続する白米戻しホッ パー内に投入すれば、前記半搗精米は再度籾摺作業を受けることなく粒選別機に 供給され、損傷されたりあるいは品質を低下されることなく粒選別された後、精 米機に供給され白米となるものである。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1ないし図4において、1は、農家が飯米用として貯蔵保有していた乾燥穀 粒を脱ぷ選別し、得られた良玄米を直ちに精米して白米とすることができる籾摺 選別精米機であって、該籾摺選別精米機1は、竪長状を呈する機体2に、上段よ り下段に向け吸引排塵機4を備えた風選部3と、駆動モータ8を内蔵した回転選 別網胴7を回転自在に本体6内へ収納軸架した粒選別機5と、精米機9と、遠心 式脱ぷ機10とを順次立体的に配設して構成したものである。そして、風選部3 は、上部に脱ぷされた玄米と籾殻との混合米を収容する供給ホッパー11を有し 、その下部に複数段に亘りジグザグ状の選別風路12を設けるとともに、選別風 路12の下部一側には吸気窓13を開口し、他側には選別風路12および吸引窓 13とを吸塵口側にそれぞれ接続した吸引排塵機4を配設して構成したものであ る。そして、吸引排塵機4に設けた排塵筒14の吐出側は機体2の一側に配設し たサイクロン式籾殻選別機15に開口接続されている。上記のサイクロン式籾殻 選別機15は竪長状を呈する籾殻選別胴16の上位中心位置に両端を開口した短 長の粉塵選別胴17を配設して、籾殻選別胴16と粉塵選別胴17との間に、旋 回選別室18を設けるとともに、旋回選別室18の下部に籾殻排出樋19を連結 して構成したものである。風選部3の下部に設けた混合米排出樋20は、供給側 より排出側が低くなるよう傾斜状に配設して、風選部3において籾殻を除去した 玄米を良玄米と小米とに分離選別せしめる粒選別機5の供給側本体6に取外し自 在に装着した供給ホッパー21に接続せしめる。粒選別機5は、下部を開放した 粒選別機5の本体6内に収納した回転選別網胴7の内部に、一端が回転選別網胴 6の排出側に位置した本体6に配設した装着金具22へ片持ち状に装着した中空 筒状のモータ固定軸23で固定された駆動モータ8を内蔵する。そして、駆動モ ータ8の駆動軸24には回転選別網胴7の供給側に設けた固定枠体25を直結す るとともに回転選別網胴7の直下部には、漏下した小米を受け止めるための小米 排出樋26を、また回転選別胴7の排出端側には良玄米を下段に配設した精米機 9の供給ホッパー27にのぞませた良玄米供給樋28を設けて構成してある。 したがって、上述の粒選別機5は、駆動モータ8を回転選別網胴7内に収蔵し たことで、伝動機構を簡単ならしめるは勿論のこと、回転選別網胴7を片持ち状 に支持したことで、排出側には固定枠体がなくなり、その結果、良玄米の排出能 力を増大させることができる許りか、張線式の米選器に比較してその背丈を著し く低くできると同時に選別能力を増大させることができる。 精米機9は、横型を呈し、内部に回転自在の搗精ロール(図示せず)を収納軸 架して構成したものである。最下段に配設した遠心式脱ぷ機10は、高速回転す る複数のインペラにより乾燥穀粒を周壁に向け跳ね飛ばして衝撃作用により効率 よく脱ぷすることができる従来公知の構成のものであって、上記の遠心式籾摺機 10の一側に付設した揚穀筒29の先端側は風選部3の供給ホッパー11に接続 されている。 30は、精米機9より排出された糠を受け止めて下方に流下させるための糠排 出樋である。 31は、機体2内の前部側に出し入れ自在となるように収納した収容台であっ て、該収容台31の一側には、籾殻排出樋19の下端をのぞませた一体状に設け られた籾殻収容箱32を立設し、他側には小米排出樋26の下端をのぞませた小 米収容箱33と糠排出樋30の下端をのぞませた糠収容箱34とをそれぞれ取外 し自在となるように載置せしめて、収容台31の出し入れによるワンタッチ操作 で、籾殻収容箱32、小米収容箱33および糠収容箱34を機体2の前面側より 同時に出し入れすることができるように形成されており、前記小米収容箱33お よび糠収容箱34が取外自在に載置される収容台31の前面側には把手36を装 着した適当高さの前壁35を、また、後面側には前壁35よりも低い後壁37を 立設して前後壁35,37間に小米収容箱33および糠収容箱34が出し入れ操 作時に収容台31より脱落しないように構成してある。 38は、機体2内部に配設した風選部3の一側に、下端が混合米供給樋20に 接続するように配設した白米戻しホッパーであって、前記白米戻しホッパー38 の投入窓39は機体2の前面側に開口されるとともに、投入窓39は開閉自在の 蓋体40により開閉塞されるように形成されている。41は、籾殻収容箱32内 に展開状態のもとに収納した柔軟性の袋であり、42は、白米排出樋である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上のとおりに構成されているので、次に記載する効果を奏する。 飯米用として農家が保有していた乾燥穀粒を、遠心式脱ぷ機で脱ぷし、得られ た混合米を風選部において吸引排塵機の風選作用で玄米と籾殻とに選別し、籾殻 はサイクロン式籾殻選別機に供給して粉塵を除去しながら収集し、選別された玄 米は粒選別機に供給して良玄米と小米とに効率よく粒選別した後、良玄米を精米 機に供給して精白米とすることができる籾摺選別精米機であっても、前記サイク ロン式籾殻選別機より排出された籾殻、粒選別機より排出された小米および精米 機より排出された糠を収容台と一体若しくは別体に設けた籾殻収容箱、小米収容 箱および糠収容箱内にそれぞれ収容し、これらを収容台の単なる出し入れによる ワンタッチ操作で機体前面側より一度に出し入れ操作して間違いなく処理するこ とができる許りか、精米機の運転開始時に生じた半搗精米は投入窓を開いて白米 戻しホッパーに投入し、これが半搗精米を粒選別機を経て精米機に供給して損傷 のない白米とすることができる。
【提出日】平成5年12月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、籾殻、小米および糠等を機体より一度に取り出すことができる許り か、精米機の運転開始時に生じた半搗精米を損傷させることなく選別して白米を 得ることができる保有米用の籾摺選別精米機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、竪長状を呈する機体102に、上段より下段に向け吸引排塵機104を 備えた風選部103と、駆動モータを内蔵した回転選別網胴を回転自在に収納軸 架した粒選別機105と、精米機106と、遠心式脱ぷ機107とを順次立体的 に配設し、前記遠心式脱ぷ機107に付設した揚穀筒108の先端側は風選部1 03の供給ホッパー109に接続するとともに、風選部103の下部に設けた排 出路110は粒選別機105の供給ホッパー111に、また、回転選別網胴の排 出側に設けた良玄米供給樋112は精米機106の供給ホッパー113にそれぞ れのぞむように接続して、農家が自家保有飯米用として貯蔵している乾燥籾を必 要に応じ随時籾摺精米することができる保有米用の籾摺選別精米機101は、図 5に示したように、さきに本出願人が開発したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従前のこの種保有米用の籾摺選別精米機においては、遠心式脱ぷ機 の作業時に発生した籾殻や風選作業時に生じた小米あるいは搗精作業時に生じた 糠等はそれぞれ異なる位置に設けた収容箱内に収容して随時処理している。
【0004】 しかしながら、上述の如き処理手段によれば、処理操作に多くの時間がかかり 、面倒であるうえ、時には処理するのを忘れてしまい、処理物が収容箱より溢れ 出るという事態を招くことになる許りか、精米機の運転開始時に搗精米の排出口 より排出された半搗精米は再度遠心式脱ぷ機に供給して籾摺するので、半搗精米 は損傷しやすいという問題点を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、籾摺選別精米により排出された籾殻、小米および糠 等を、収容台上に設けた籾殻収容箱、小米収容箱および糠収容箱内にそれぞれ集 中的に収容して、収容台の単なる出し入れ作動によるワンタッチ操作で一度に取 り出すことができ、しかも、精米機の運転開始時に生じた半搗精米を白米戻しホ ッパーより粒選別機に供給できるようにして損傷のない白米を得ることができる 保有米用の籾摺選別精米機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における自家保有米用の籾摺選別精米機は 、遠心式脱ぷ機の揚穀筒の吐出側を供給ホッパーにのぞませ、かつ選別風路に吸 引排塵機の吸塵側を接続した風選部と、前記吸引排塵機の吐出側を接続したサイ クロン式籾殻選別機と、前記風選部に接続された粒選別機と、前記粒選別機の下 端が接続された精米機とを設け、前記サイクロン式籾殻選別機の籾殻排出樋、粒 選別機の小米排出樋および精米機の糠排出樋の下部がそれぞれのぞむ位置には、 籾殻収容箱、小米収容箱および糠収容箱を載置した収容台を設けたものである。
【0007】 そして、機体内部に配設した風選部の一側に、下端が混合米供給樋に接続する 投入窓を設けた 白米戻しホッパーを配設したものである。
【0008】
【作用】
籾摺選別精米作業の開始に当たり、遠心脱ぷ機、吸引排塵機、粒選別機、精米 機を始動せしめた後、乾燥籾を遠心脱ぷ機に供給すれば、乾燥籾は高速回転する インペラにより周壁に振り出されて脱ぷされ玄米となると同時に玄米と籾殻との 混合米は揚穀筒により風選部の供給ホッパーに移送供給される。ところが、風選 部においては、吸引排塵機の吸引作用で選別風路中には吸引選別風が流通されて いるので、供給ホッパーより選別風路中を紆余曲折しながら順次流下する混合米 は選別風により玄米と籾殻とに風選別され、玄米は混合米供給樋より粒選別機の 供給ホッパーに供給されるとともに、籾殻は吸引排塵機により排塵筒を介しサイ クロン式籾殻選別機に供給され、籾殻と粉塵とに選別される。そして、混合米供 給樋より回転選別網胴内に供給された玄米は、回転選別網胴内を供給側より排出 側に向け移行される間に選別作用を受けて小米と良玄米とに分離され、良玄米は 回転選別網胴の排出側に設けた良玄米供給樋に沿って精米機の供給ホッパーに供 給された後、精米機により精白される。
【0009】 一方、上述の如き籾殻選別精米作業によってサイクロン式籾殻選別機において 生じた籾殻は籾殻排出樋を経て籾殻収容箱内に、また粒選別機より排出された小 米は小米排出樋を経て小米収容箱内に、さらに、精米機より排出された糠は糠排 出樋を経て糠収容箱内にそれぞれ落入して収容される。
【0010】 ところで、籾殻収容箱、小米収容箱および糠収容箱は、収容台に載置されてい る から、上記籾殻収容箱、小米収容箱および糠収容箱を、収容台の引出しによる ワンタッチ操作で一度に取り出して、それぞれを間違いなく処理することができ る。
【0011】 その上、精米機の運転開始時に白米排出口より最初に排出された半搗精米は、 蓋体を開いて風選別装置の一側に、下端が混合米供給樋と接続する投入窓を設け た 白米戻しホッパー内に投入すれば、前記半搗精米は再度籾摺されることなく粒 選別機に供給され、損傷したりあるいは品質が低下することなく粒選別された後 、精米機に供給され白米となる。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1ないし図4において、1は、籾摺選別精米機であって、農家が飯米用とし て貯蔵保有していた乾燥穀粒を脱ぷ選別し、得られた良玄米を直ちに精米して白 米とするものである。該籾摺選別精米機1は、竪長状を呈する機体2に、上段よ り下段に向け吸引排塵機4を備えた風選部3と、駆動モータ8を内蔵した回転選 別網胴7を回転自在に本体6内に収納軸架した粒選別機5と、精米機9と、遠心 式脱ぷ機10とを順次立体的に配設して構成したものである。
【0013】 風選部3は、上部に脱ぷされた玄米と籾殻との混合米を収容する供給ホッパー 11を有し、その下部に複数段に亘りジグザグ状の選別風路12を設けるととも に、選別風路12の下部一側には吸気窓13を開口し、他側には選別風路12お よび吸引窓13とを吸塵口側にそれぞれ接続した吸引排塵機4を配設して構成し たものである。また、吸引排塵機4に設けた排塵筒14の吐出側は機体2の一側 に配設したサイクロン式籾殻選別機15に開口接続されている。
【0014】 上記のサイクロン式籾殻選別機15は竪長状を呈する籾殻選別胴16の上位中 心位置に両端を開口した短い粉塵選別胴17を配設して、籾殻選別胴16と粉塵 選別胴17との間に、旋回選別室18を設けるとともに、旋回選別室18の下部 に籾殻排出樋19を連結して構成したものである。風選部3の下部に設けた混合 米排出樋20は、供給側より排出側が低くなるよう傾斜状に配設して、風選部3 において籾殻を除去した玄米を良玄米と小米とに分離選別する粒選別機5の供給 側本体6に取外し自在に装着した供給ホッパー21に接続する。
【0015】 粒選別機5は、下部を開放した粒選別機5の本体6内に収納した回転選別網胴 7の内部には、駆動モータ8を内蔵する。該駆動モータ8は、一端が回転選別網 胴6の排出側に位置した本体6に配設した装着金具22に片持ち状に装着した中 空筒状のモータ固定軸23で固定されている。そして、駆動モータ8の駆動軸2 4には回転選別網胴7の供給側に設けた固定枠体25を直結するとともに回転選 別網胴7の直下部には、漏下した小米を受け止めるための小米排出樋26を、ま た回転選別胴7の排出端側には良玄米を下段に配設した精米機9の供給ホッパー 27にのぞませた良玄米供給樋28を設けてある。 したがって、粒選別機5は、駆動モータ8を回転選別網胴7内に収蔵したこと で、伝動機構が簡単になり、回転選別網胴7を片持ち状に支持したことで、排出 側には固定枠体がなくなり、その結果、良玄米の排出能力を増大させることがで きる許りか、選別能力を増大させることができる。
【0016】 精米機9は、横型を呈し、内部に回転自在の搗精ロール(図示せず)を収納軸 架して構成したものである。最下段に配設した遠心式脱ぷ機10は、高速回転す る複数のインペラにより乾燥穀粒を周壁に向け跳ね飛ばして衝撃作用により効率 よく脱ぷすることができるものであって、上記の遠心式籾摺機10の一側に付設 した揚穀筒29の先端側は風選部3の供給ホッパー11に接続されている。 30は、精米機9より排出された糠を受け止めて下方に流下させるための糠排 出樋である。
【0017】 31は、収容台である。該収容台31は、機体2内の前部側で前後方向に出し 入れ自在であって、該収容台31の一側には、籾殻排出樋19の下端をのぞませ た一体状に設けられた籾殻収容箱32を立設し、他側には小米排出樋26の下端 をのぞませた小米収容箱33と糠排出樋30の下端をのぞませた糠収容箱34と をそれぞれ取外し自在となるように載置して、収容台31の出し入れによるワン タッチ操作で、籾殻収容箱32、小米収容箱33および糠収容箱34を機体2の 前面側より同時に出し入れすることができるようになっており、前記小米収容箱 33および糠収容箱34が取外自在に載置される収容台31の前面側には把手3 6を装着した適当高さの前壁35を、また、後面側には前壁35よりも低い後壁 37を立設して前後壁35,37間に小米収容箱33および糠収容箱34が出し 入れ操作時に収容台31より脱落しないように構成してある。
【0018】 38は、白米戻しホッパーである。該白米戻しホッパー38は、機体2の内部 に配設した風選部3の一側に、下端が混合米供給樋20に接続するように配設さ れている。前記白米戻しホッパー38の投入窓39は、機体2の前面側に開口し ていて 、投入窓39は開閉自在の蓋体40により開閉塞されるようになっている 。41は、籾殻収容箱32内に展開状態のもとに収納した柔軟性の袋であり、4 2は、白米排出樋である。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、籾摺選別精米により排出された籾殻、小米および糠等を、収 容台上に設けた籾殻収容箱、小米収容箱および糠収容箱内にそれぞれ集中的に収 容して、収容台の単なる出し入れ作動によるワンタッチ操作で一度に取り出すこ とができる。 また、本考案によれば、精米機の運転開始時に生じた半搗精米を白米戻しホッ パーより粒選別機に供給して損傷のない白米を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自家保有米用の籾摺選別精米機の
全体斜視図である。
【図2】図1の縦断正面図である。
【図3】一部を切欠した粒選別機の縦断正面図である。
【図4】収容台の拡大斜視図である。
【図5】従来装置の一部破断した正面図である。
【符号の説明】
1 籾摺選別精米機 2 機体 3 風選部 4 吸引排塵機 5 粒選別機 9 精米機 10 遠心式脱ぷ機 11 供給ホッパー 12 選別風路 14 排塵筒 15 サイクロン式籾殻選別機 19 籾殻排出樋 20 混合米排出樋 26 小米排出樋 28 良玄米排出樋 29 揚穀筒 30 糠排出樋 31 収容台 32 籾殻収容箱 33 小米収容箱 34 糠収容箱 38 白米戻しホッパー 39 投入窓 40 蓋体
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 保有米用の籾摺選別精米機
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保有米用の籾摺選別精米機の全体
斜視図である。
【図2】図1の縦断正面図である。
【図3】一部を切欠した粒選別機の縦断正面図である。
【図4】収容台の拡大斜視図である。
【図5】従来装置の一部破断した正面図である。
【符号の説明】 1 籾摺選別精米機 2 機体 3 風選部 4 吸引排塵機 5 粒選別機 9 精米機 10 遠心式脱ぷ機 11 供給ホッパー 12 選別風路 14 排塵筒 15 サイクロン式籾殻選別機 19 籾殻排出樋 20 混合米排出樋 26 小米排出樋 28 良玄米排出樋 29 揚穀筒 30 糠排出樋 31 収容台 32 籾殻収容箱 33 小米収容箱 34 糠収容箱 38 白米戻しホッパー 39 投入窓 40 蓋体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に遠心式脱ぷ機を備えた機体内部
    に、遠心式脱ぷ機の揚穀筒の吐出側を供給ホッパーにの
    ぞませ、かつ選別風路に吸引排塵機の吸塵側を接続した
    風選部と、前記吸引排塵機に設けた排塵筒の吐出側を接
    続したサイクロン式籾殻選別機と、前記風選部に設けた
    混合米供給樋の下端が接続された粒選別機と、前記粒選
    別機の良玄米供給樋の下端が接続された精米機とを収設
    したものにおいて、前記サイクロン式籾殻選別機の籾殻
    排出樋、粒選別機の小米排出樋および精米機の糠排出樋
    の下部がそれぞれのぞむ位置の機体内部には、籾殻収容
    箱を一側に設け、他側に小米収容箱および糠収容箱を取
    外し自在に載置した収容台を機体前面側より出し入れが
    できるよう収納したことを特徴とする自家保有米用の籾
    摺選別精米機。
  2. 【請求項2】 機体内部に配設した風選部の一側に、下
    端が混合米供給樋に接続する白米戻しホッパーを配設す
    るとともに、前記白米戻しホッパーの投入窓は開閉自在
    の蓋体により開閉塞したことを特徴とする請求項1記載
    の自家保有米用の籾摺選別精米機。
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