JPH0660582B2 - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents
エンジンの燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH0660582B2 JPH0660582B2 JP60156768A JP15676885A JPH0660582B2 JP H0660582 B2 JPH0660582 B2 JP H0660582B2 JP 60156768 A JP60156768 A JP 60156768A JP 15676885 A JP15676885 A JP 15676885A JP H0660582 B2 JPH0660582 B2 JP H0660582B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel
- time
- amount
- cranking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの燃料供給装置に関するものであ
る。
る。
(従来技術) 従来、電子制御型のエンジンの燃料供給装置において、
特にエンジン始動時の燃料の供給は、例えば第6図に示
すようにエンジンの冷却水温を基準とし、この冷却水温
に応じたパルス幅の燃料噴射パルスをフューエルインジ
ェクタに印加することによって行なわれ、特に低水温時
程増量値が大きくなるようになっている(例えば特開昭
52−139830号公報参照)。従って、このような
従来技術によると、エンジン始動、すなわちスタータス
イッチをONにしてからエンジンが完爆するまでのクラ
ンキング時間に関係なくその時の上記冷却水温のみによ
って始動燃料量が決定されることになる。そして、一旦
エンジンが完爆すると当該完爆後のアイドル状態におけ
る燃料量の過渡的な補正が行なわれるが、この場合も全
く同様に上記冷却水の水温に基づいて供給燃料量が決定
されるようになっている。
特にエンジン始動時の燃料の供給は、例えば第6図に示
すようにエンジンの冷却水温を基準とし、この冷却水温
に応じたパルス幅の燃料噴射パルスをフューエルインジ
ェクタに印加することによって行なわれ、特に低水温時
程増量値が大きくなるようになっている(例えば特開昭
52−139830号公報参照)。従って、このような
従来技術によると、エンジン始動、すなわちスタータス
イッチをONにしてからエンジンが完爆するまでのクラ
ンキング時間に関係なくその時の上記冷却水温のみによ
って始動燃料量が決定されることになる。そして、一旦
エンジンが完爆すると当該完爆後のアイドル状態におけ
る燃料量の過渡的な補正が行なわれるが、この場合も全
く同様に上記冷却水の水温に基づいて供給燃料量が決定
されるようになっている。
ところが、上記クランキング時間は、決して一定ではな
く、当該始動状態によって相当なバラツキがある。その
ために例えばクランキング時のエンジン回転数(例えば
300rpm)が一定であったとしても、その時のクランキ
ング時間が例えば3secのときと5secのときとではエン
ジン完爆直後のエンジン燃焼室内の空燃比(A/F)は、
相当に差があることになり、点火プラグ部の濡れも大き
く異なる。その結果、このような状態のまま上記従来技
術のように冷却水温のみに基づいて完爆後のアイドル供
給燃料量を決定すると、結局最適な空燃比を得ることは
できず、燃焼状態が不安定となってラフアイドルとな
る。また、排気浄化装置に供給される排気ガスの空燃比
も高濃度化して排気エミッションの悪化を招く。さら
に、また不必要に空燃比をリッチ状態にすることは燃費
性能をも悪くするなどの種々の問題がある。
く、当該始動状態によって相当なバラツキがある。その
ために例えばクランキング時のエンジン回転数(例えば
300rpm)が一定であったとしても、その時のクランキ
ング時間が例えば3secのときと5secのときとではエン
ジン完爆直後のエンジン燃焼室内の空燃比(A/F)は、
相当に差があることになり、点火プラグ部の濡れも大き
く異なる。その結果、このような状態のまま上記従来技
術のように冷却水温のみに基づいて完爆後のアイドル供
給燃料量を決定すると、結局最適な空燃比を得ることは
できず、燃焼状態が不安定となってラフアイドルとな
る。また、排気浄化装置に供給される排気ガスの空燃比
も高濃度化して排気エミッションの悪化を招く。さら
に、また不必要に空燃比をリッチ状態にすることは燃費
性能をも悪くするなどの種々の問題がある。
(発明の目的) 本発明は、上記の問題を改善するためになされたもの
で、エンジン完爆後に上記クランキング時間に応じた供
給燃料量の減量補正を行なうことにより、上記問題点を
解決したエンジンの燃料供給装置を提供することを目的
とするものである。
で、エンジン完爆後に上記クランキング時間に応じた供
給燃料量の減量補正を行なうことにより、上記問題点を
解決したエンジンの燃料供給装置を提供することを目的
とするものである。
(目的を達成するための手段) 本発明のエンジンの燃料供給装置は、上記の目的の達成
するために、第1図および第2図に例示するように、エ
ンジンへの吸入空気量を基本とし運転状態に応じて所定
の補正信号により補正することによって上記エンジンに
対して所定の燃料量を供給するエンジンの燃料供給装置
において、エンジンの完爆を検出する完爆検出手段と、
該完爆検出手段の出力を受けエンジン始動から完爆まで
のクランキング時間を検出するクランキング時間検出手
段と、クランキング時に所定の始動燃料量を供給すると
ともに、上記クランキング時間検出手段の出力を受け、
エンジン完爆後所定時間内のアイドル状態における供給
燃料量を上記始動燃料量に対し、クランキング時間が長
い程大きく減量補正する減量補正手段とを設けてなるも
のである。
するために、第1図および第2図に例示するように、エ
ンジンへの吸入空気量を基本とし運転状態に応じて所定
の補正信号により補正することによって上記エンジンに
対して所定の燃料量を供給するエンジンの燃料供給装置
において、エンジンの完爆を検出する完爆検出手段と、
該完爆検出手段の出力を受けエンジン始動から完爆まで
のクランキング時間を検出するクランキング時間検出手
段と、クランキング時に所定の始動燃料量を供給すると
ともに、上記クランキング時間検出手段の出力を受け、
エンジン完爆後所定時間内のアイドル状態における供給
燃料量を上記始動燃料量に対し、クランキング時間が長
い程大きく減量補正する減量補正手段とを設けてなるも
のである。
(作 用) 上記の手段によると、エンジン完爆後所定時間の間はそ
れまでのクランキング時間に応じて、該クランキング時
間が長いほど燃料供給量が大きく減量されることにな
る。そのため、クランキング時間の相違(長短)による完
爆直後の空燃比の相違(変動)をアイドル状態に移行した
上で適切に対応補正することが可能となり、クランキン
グ時間の相違(長短)に関係なく常に安定した空燃比を得
ることができるので、アイドル回転数が安定することは
もとより、排気エミッションの悪化もなく、また燃費性
能も向上する。
れまでのクランキング時間に応じて、該クランキング時
間が長いほど燃料供給量が大きく減量されることにな
る。そのため、クランキング時間の相違(長短)による完
爆直後の空燃比の相違(変動)をアイドル状態に移行した
上で適切に対応補正することが可能となり、クランキン
グ時間の相違(長短)に関係なく常に安定した空燃比を得
ることができるので、アイドル回転数が安定することは
もとより、排気エミッションの悪化もなく、また燃費性
能も向上する。
(実施例) 第1図〜第5図は、本発明の実施例に係るエンジンの燃
料供給装置を示すものである。
料供給装置を示すものである。
先ず、最初に第1図を参照して上記本発明の実施例装置
の制御システムの概略を説明し、その後要部の制御の説
明に入る。
の制御システムの概略を説明し、その後要部の制御の説
明に入る。
第1図において、符号1はエンジン本体であり、吸入空
気はエアクリーナを介して外部より吸入され、その後エ
アフロメータ2、スロットルチャンバ3を経て各シリン
ダに供給され、また燃料は後述のようにECU9によっ
て制御されるフューエルインジェクタ5により噴射され
るようになっている。そして、上記シリンダへの吸入空
気の量は、上記スロットルチャンバ3内に設けられてい
るスロットル弁6によって制御され、その量はエアフロ
メータ2によって検出される。スロットル弁6は、アク
セルペダルに連動され、アイドル運転状態では、最小開
度に維持される。
気はエアクリーナを介して外部より吸入され、その後エ
アフロメータ2、スロットルチャンバ3を経て各シリン
ダに供給され、また燃料は後述のようにECU9によっ
て制御されるフューエルインジェクタ5により噴射され
るようになっている。そして、上記シリンダへの吸入空
気の量は、上記スロットルチャンバ3内に設けられてい
るスロットル弁6によって制御され、その量はエアフロ
メータ2によって検出される。スロットル弁6は、アク
セルペダルに連動され、アイドル運転状態では、最小開
度に維持される。
一方、上記スロットルチャンバ3には、上記スロットル
弁6をバイパスしてバイパス通路7が設けられており、
このバイパス通路7にアイドル時のエンジン回転数制御
のための空気量調整手段となる電磁弁(絞り弁)8が設け
られている。従って、アイドル運転状態では、上記エア
フロメータ2を経た吸入空気は、上記バイパス通路7を
介して各シリンダに供給されることになり、その供給量
は上記電磁弁8によって調節される。この電磁弁8は、
エンジンコントロールユニット(以下、ECUと略称す
る)9より供給される制御パルス信号のデューティ比に
よってその開閉状態が制御される。
弁6をバイパスしてバイパス通路7が設けられており、
このバイパス通路7にアイドル時のエンジン回転数制御
のための空気量調整手段となる電磁弁(絞り弁)8が設け
られている。従って、アイドル運転状態では、上記エア
フロメータ2を経た吸入空気は、上記バイパス通路7を
介して各シリンダに供給されることになり、その供給量
は上記電磁弁8によって調節される。この電磁弁8は、
エンジンコントロールユニット(以下、ECUと略称す
る)9より供給される制御パルス信号のデューティ比に
よってその開閉状態が制御される。
一方、上記フューエルインジェクタ5は、フィルタ16
および燃料ポンプ15を介して燃料タンク14に接続さ
れている。そして、符号17は、当該燃料供給ラインの
帰還側に設けられた調圧弁である。
および燃料ポンプ15を介して燃料タンク14に接続さ
れている。そして、符号17は、当該燃料供給ラインの
帰還側に設けられた調圧弁である。
ECU9は、例えばマイクロプロセッサ(CPU)を中心
とし、メモリ(ROMおよびRAM)およびインターフェ
ース(I/O)回路を備えて構成されている。そして、こ
のECU9の上記インターフェース回路には例えばスタ
ータスイッチ(STスイッチ)13のONによるエンジン
始動信号S、サーミスタにより検出されたエンジン本体
1の冷却水温度の検出信号T、例えばポテンショメータ
により検出されたスロットル弁6の開度信号TVO、エ
アフロメータ2によって検出された吸入空気量検出信号
Q、クランク角センサ12により検出されたクランク角
信号Cが角々入力される。
とし、メモリ(ROMおよびRAM)およびインターフェ
ース(I/O)回路を備えて構成されている。そして、こ
のECU9の上記インターフェース回路には例えばスタ
ータスイッチ(STスイッチ)13のONによるエンジン
始動信号S、サーミスタにより検出されたエンジン本体
1の冷却水温度の検出信号T、例えばポテンショメータ
により検出されたスロットル弁6の開度信号TVO、エ
アフロメータ2によって検出された吸入空気量検出信号
Q、クランク角センサ12により検出されたクランク角
信号Cが角々入力される。
そして、上記燃料タンク14の燃料は、上述のように燃
料ポンプ15によりフィルタ16を介してその一部が上
記フューエルインジェクタ5に供給され、上記ECU9
より供給される燃料噴射パルスF0によって当該フュー
エルインジェクタ5よりエンジンに供給される一方、そ
の他の余分な燃料は調圧弁17を通って燃料タンク14
に戻される。上記燃料噴射パルスF0は、一般に次式に
基づいて演算される。
料ポンプ15によりフィルタ16を介してその一部が上
記フューエルインジェクタ5に供給され、上記ECU9
より供給される燃料噴射パルスF0によって当該フュー
エルインジェクタ5よりエンジンに供給される一方、そ
の他の余分な燃料は調圧弁17を通って燃料タンク14
に戻される。上記燃料噴射パルスF0は、一般に次式に
基づいて演算される。
F0=Fp・α(1+K1+K2+K3+K4)KFc・KD+
Fs ・・・(1) 但し、Fp:基本噴射パルス α:空燃比フィードバック補正値 K1:始動時増量補正値 K2:水温補正値(対低水温時) K3:アイドリング後増量補正値 K4:空燃比補正値 KFc:燃料カット補正値 KD:減量補正係数(対クランキング時間) Fs:電圧補正値 尚、符号10は、3元触媒コンバータ11を備えた排気
管を示している。
Fs ・・・(1) 但し、Fp:基本噴射パルス α:空燃比フィードバック補正値 K1:始動時増量補正値 K2:水温補正値(対低水温時) K3:アイドリング後増量補正値 K4:空燃比補正値 KFc:燃料カット補正値 KD:減量補正係数(対クランキング時間) Fs:電圧補正値 尚、符号10は、3元触媒コンバータ11を備えた排気
管を示している。
次に、以上の制御装置の制御動作を第2図を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
最初に制御動作がスタートされると、先ず所定の時間間
隔で上述した各種の入力情報、すなわち、クランク角信
号C、吸入空気量信号Q、エンジン始動信号S、エンジ
ン冷却水の水温信号Tが各々読み込まれ(ステップ
S1)、次いで、エンジン始動信号Sの入力状態を基にし
てスタータスイッチ(STスイッチ)のON状態が判断さ
れる(ステップS2)。この判断結果がYESの場合、す
なわち、エンジンが始動開始状態にあるときには、先ず
上記(1)式の基本噴射パルスFpに対して始動時増量補
正係数K1を掛けて決定されるパルス幅に対応した始動
燃料の噴射(ステップS4)が行なわれる。なお、この始
動燃料の補正量は、当該運転状態が所定水温(例えば1
0℃)以上でアイドル接点がON、つまりアイドル領域
になると減量されるようになる(過渡増量)。
隔で上述した各種の入力情報、すなわち、クランク角信
号C、吸入空気量信号Q、エンジン始動信号S、エンジ
ン冷却水の水温信号Tが各々読み込まれ(ステップ
S1)、次いで、エンジン始動信号Sの入力状態を基にし
てスタータスイッチ(STスイッチ)のON状態が判断さ
れる(ステップS2)。この判断結果がYESの場合、す
なわち、エンジンが始動開始状態にあるときには、先ず
上記(1)式の基本噴射パルスFpに対して始動時増量補
正係数K1を掛けて決定されるパルス幅に対応した始動
燃料の噴射(ステップS4)が行なわれる。なお、この始
動燃料の補正量は、当該運転状態が所定水温(例えば1
0℃)以上でアイドル接点がON、つまりアイドル領域
になると減量されるようになる(過渡増量)。
他方、上記ステップS2でスタータスイッチがOFFの
NOの場合には、さらにステップS3に進んで前回のス
タータスイッチのON、OFF状態を判断する。そし
て、現在はOFFでも前回はONのYESの場合、先ず
エンジン冷却水の水温Tに応じ燃料増量率(水温補正値)
K2を演算(ステップS5)し、さらにステップS6で上記
クランキング時間tに応じた所定の補正係数KDを演算
する。この補正係数KDは、すでに従来技術の項で説明
したように、クランキング時間によって完爆直後の燃焼
室内の空燃比(A/F)が異なることから、当該クランキ
ング時間に応じて完爆直後のアイドル時の燃料噴射量を
所定量減量補正(本来のアイドル補正とは別に)にするた
めのものであり、第3図に示すようにクランキング時間
tに応じて係数値が変えられるようになっている。そし
て、次のステップS7では、当該クランキング時のエン
ジン回転数に応じて当該補正を行なう時間aを算定し、
該補正係数KDによる制御時間設定タイマーTMの設定
時間をaに設定する。この設定時間aは、エンジンのクラ
ンキング時間検出手段からの検出値に対応して設定され
る。一方上記ステップS3において、前回もスタータス
イッチがOFFのNOの場合、すなわちクランキング完
了の場合には、先ずステップS8でその時の水温Tに応
じた燃料増量率K2を演算し、次にステップS9で当該増
量率K2で増量された燃料をアイドル時の供給燃料量と
して噴射する。
NOの場合には、さらにステップS3に進んで前回のス
タータスイッチのON、OFF状態を判断する。そし
て、現在はOFFでも前回はONのYESの場合、先ず
エンジン冷却水の水温Tに応じ燃料増量率(水温補正値)
K2を演算(ステップS5)し、さらにステップS6で上記
クランキング時間tに応じた所定の補正係数KDを演算
する。この補正係数KDは、すでに従来技術の項で説明
したように、クランキング時間によって完爆直後の燃焼
室内の空燃比(A/F)が異なることから、当該クランキ
ング時間に応じて完爆直後のアイドル時の燃料噴射量を
所定量減量補正(本来のアイドル補正とは別に)にするた
めのものであり、第3図に示すようにクランキング時間
tに応じて係数値が変えられるようになっている。そし
て、次のステップS7では、当該クランキング時のエン
ジン回転数に応じて当該補正を行なう時間aを算定し、
該補正係数KDによる制御時間設定タイマーTMの設定
時間をaに設定する。この設定時間aは、エンジンのクラ
ンキング時間検出手段からの検出値に対応して設定され
る。一方上記ステップS3において、前回もスタータス
イッチがOFFのNOの場合、すなわちクランキング完
了の場合には、先ずステップS8でその時の水温Tに応
じた燃料増量率K2を演算し、次にステップS9で当該増
量率K2で増量された燃料をアイドル時の供給燃料量と
して噴射する。
次に、上記ステップS7で上記制御時間aが設定される
と、その後ステップS10でTM=0、すなわち上記設定
時間aの経過を判断する。この判断結果がNOの場合、
すなわち当該設定時間a内の場合はステップS11で上記
増量率K2に対してさらに上記補正係数KDを乗じたK
D×K2の増量値で燃料を噴射する(減量補正)。そし
て、さらにステップS12に進んで上記タイマーTMのタ
イムを順次カウントダウン(TM−1)して完全にタイム
アップするまで上記ステップS10〜S12の動作を継続す
る。従って、上記ステップS5〜S12の動作によって完
爆直後のアイドル状態におけるエンジンへの供給燃料が
クランキング時間tに応じて適切な量に補正される(第4
図参照)。一方、上記ステップS10の判断の結果TM=
0、すなわち上記設定時間aが経過したときは、上記補
正係数KDを徐々に1に戻しながらKD×K2の増量率
で燃料を噴射する(ステップS13)。
と、その後ステップS10でTM=0、すなわち上記設定
時間aの経過を判断する。この判断結果がNOの場合、
すなわち当該設定時間a内の場合はステップS11で上記
増量率K2に対してさらに上記補正係数KDを乗じたK
D×K2の増量値で燃料を噴射する(減量補正)。そし
て、さらにステップS12に進んで上記タイマーTMのタ
イムを順次カウントダウン(TM−1)して完全にタイム
アップするまで上記ステップS10〜S12の動作を継続す
る。従って、上記ステップS5〜S12の動作によって完
爆直後のアイドル状態におけるエンジンへの供給燃料が
クランキング時間tに応じて適切な量に補正される(第4
図参照)。一方、上記ステップS10の判断の結果TM=
0、すなわち上記設定時間aが経過したときは、上記補
正係数KDを徐々に1に戻しながらKD×K2の増量率
で燃料を噴射する(ステップS13)。
以上のステップS6〜S7およびステップS10〜S12の制
御動作の結果、エンジン完爆後のアイドル状態における
供給燃料量は、第4図の特性に示すようにクランキング
時間に応じて補正され、例えば第5図に示すように水温
に対応し、かつクランキング時間tが大きい程少なく、
他方クランキング時間tが小さい程多くなるように最終
的な増量率(K2=KD・K2)が決定されることになる。
御動作の結果、エンジン完爆後のアイドル状態における
供給燃料量は、第4図の特性に示すようにクランキング
時間に応じて補正され、例えば第5図に示すように水温
に対応し、かつクランキング時間tが大きい程少なく、
他方クランキング時間tが小さい程多くなるように最終
的な増量率(K2=KD・K2)が決定されることになる。
(発明の効果) 本発明のエンジンの燃料供給装置は、以上に説明したよ
うに、エンジンへの吸入空気量を基本とし運転状態に応
じて所定の補正信号により補正することによって上記エ
ンジンに対して所定の燃料量を供給するエンジンの燃料
供給装置において、エンジンの完爆を検出する完爆検出
手段と、該完爆検出手段の出力を受けエンジン始動から
完爆までのクランキング時間を検出するクランキング時
間検出手段と、クランキング時に所定の始動燃料量を供
給するとともに、上記クランキング時間検出手段の出力
を受け、エンジン完爆後所定時間内のアイドル状態にお
ける供給燃料量を上記始動燃料量に対し、クランキング
時間が長い程大きく減量補正する減量補正手段とを設け
たことを特徴とするものである。
うに、エンジンへの吸入空気量を基本とし運転状態に応
じて所定の補正信号により補正することによって上記エ
ンジンに対して所定の燃料量を供給するエンジンの燃料
供給装置において、エンジンの完爆を検出する完爆検出
手段と、該完爆検出手段の出力を受けエンジン始動から
完爆までのクランキング時間を検出するクランキング時
間検出手段と、クランキング時に所定の始動燃料量を供
給するとともに、上記クランキング時間検出手段の出力
を受け、エンジン完爆後所定時間内のアイドル状態にお
ける供給燃料量を上記始動燃料量に対し、クランキング
時間が長い程大きく減量補正する減量補正手段とを設け
たことを特徴とするものである。
従って、本発明によると、エンジン完爆後所定時間の間
はそれまでのクランキング時間に応じてクランキング時
間が長いほど燃料供給量が大きく減量されることにな
る。そのため、クランキング時間の相違(長短)による完
爆直後の空燃比の相違(変動)をアイドル状態に移行した
上で適切に対応補正することが可能となり、クランキン
グ時間の相違(長短)に関係なく常に安定した空燃比を得
ることができるので、アイドル回転数が安定することは
もとより、排気エミッションの悪化もなく、また燃費性
能も向上する。また、上記減量補正は、アイドル状態以
外では行なわれないので、例えば高濃度の空燃比が要求
される高負荷走行時などの走行性能の悪化を招くことも
ない。
はそれまでのクランキング時間に応じてクランキング時
間が長いほど燃料供給量が大きく減量されることにな
る。そのため、クランキング時間の相違(長短)による完
爆直後の空燃比の相違(変動)をアイドル状態に移行した
上で適切に対応補正することが可能となり、クランキン
グ時間の相違(長短)に関係なく常に安定した空燃比を得
ることができるので、アイドル回転数が安定することは
もとより、排気エミッションの悪化もなく、また燃費性
能も向上する。また、上記減量補正は、アイドル状態以
外では行なわれないので、例えば高濃度の空燃比が要求
される高負荷走行時などの走行性能の悪化を招くことも
ない。
第1図は、本発明の実施例に係るエンジンの燃料供給装
置の制御システム図、第2図は、同実施例装置の制御動
作を示すフローチャート、第3図は、上記第2図の制御
動作におけるクランキング時間と該クランキング時間に
対する補正係数との関係を示すグラフ、第4図は、同第
2図の制御動作におけるクランキング時間に対する燃料
増量率の関係を示すグラフ、第5図は、本発明の作用効
果を示すタイムチャート、第6図は、従来の始動時の燃
料噴射パルス幅特性を示すグラフである。 1……エンジン本体 2……エアフロメータ 5……フューエルインジェクタ 6……スロットル弁 7……バイパスポート 8……電磁弁8 9……エンジンコントロールユニット 13……スタータスイッチ 14……燃料タンク
置の制御システム図、第2図は、同実施例装置の制御動
作を示すフローチャート、第3図は、上記第2図の制御
動作におけるクランキング時間と該クランキング時間に
対する補正係数との関係を示すグラフ、第4図は、同第
2図の制御動作におけるクランキング時間に対する燃料
増量率の関係を示すグラフ、第5図は、本発明の作用効
果を示すタイムチャート、第6図は、従来の始動時の燃
料噴射パルス幅特性を示すグラフである。 1……エンジン本体 2……エアフロメータ 5……フューエルインジェクタ 6……スロットル弁 7……バイパスポート 8……電磁弁8 9……エンジンコントロールユニット 13……スタータスイッチ 14……燃料タンク
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンへの吸入空気量を基本とし運転状
態に応じて所定の補正信号により補正することによって
上記エンジンに対して所定の燃料量を供給するエンジン
の燃料供給装置において、エンジンの完爆を検出する完
爆検出手段と、該完爆検出手段の出力を受けエンジン始
動から完爆までのクランキング時間を検出するクランキ
ング時間検出手段と、クランキング時に所定の始動燃料
量を供給するとともに、上記クランキング時間検出手段
の出力を受け、エンジン完爆後所定時間内のアイドル状
態における供給燃料量を上記始動燃料量に対し、クラン
キング時間が長い程大きく減量補正する減量補正手段と
を設けたことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156768A JPH0660582B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | エンジンの燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156768A JPH0660582B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | エンジンの燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6217330A JPS6217330A (ja) | 1987-01-26 |
| JPH0660582B2 true JPH0660582B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=15634886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60156768A Expired - Lifetime JPH0660582B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | エンジンの燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660582B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2551378Y2 (ja) * | 1988-06-17 | 1997-10-22 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5329422A (en) * | 1976-08-27 | 1978-03-18 | Nippon Denso Co Ltd | Fuel injection system of electronic control type |
| JPS6027818B2 (ja) * | 1976-10-04 | 1985-07-01 | 株式会社デンソー | 電子制御式燃料噴射装置 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP60156768A patent/JPH0660582B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6217330A (ja) | 1987-01-26 |
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