JPH0660677A - 半導体メモリ用センスアンプ - Google Patents

半導体メモリ用センスアンプ

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JPH0660677A
JPH0660677A JP21614092A JP21614092A JPH0660677A JP H0660677 A JPH0660677 A JP H0660677A JP 21614092 A JP21614092 A JP 21614092A JP 21614092 A JP21614092 A JP 21614092A JP H0660677 A JPH0660677 A JP H0660677A
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JP
Japan
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memory cell
sense amplifier
dummy
transistor
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JP21614092A
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Tetsuo Hirano
哲夫 平野
Takahiro Yanagi
孝裕 柳
Hiroaki Tanaka
裕章 田中
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高速読み出しが可能とされる半導体メモリ用セ
ンスアンプを提供することを目的とする。 【構成】センスアンプ回路21はメモリセル出力検出回路
31、ダミーセル出力検出回路32、センスアンプ出力判定
回路33で構成され、メモリセル出力検出回路31にはメモ
リセルアレー22を構成するEPROMトランジスタQ51
1 〜Q5mn の選択された1つが接続される第1の負荷ト
ランジスタQ11を備える。またダミーセル出力検出回路
32は、ダミーEPROMトランジスタQ5 が接続される
第2の負荷トランジスタQ12を備え、第1および第2の
負荷トランジスタQ11、Q12のゲート相互をメモリセル
出力aに接続することで、カレントミラー回路が構成さ
れるようにする。そして、メモリセル出力aと逆相のダ
ミーセル出力 /aをセンスアンプ出力判定回路33の差動
増幅器331 で比較し、センスアンプ出力Oを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、EPROM、EEP
ROM、マスクROM等の半導体メモリの読み出し回路
を構成する半導体メモリ用センスアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリは、例えば図10で示すよ
うにm行およびn列に対応して多数のメモリセルQ511
〜Q5mn を配置して構成したメモリセルアレー11を備
え、行デコーダ12からの行選択信号SR1 〜SRm によ
ってその1つの行が選択されるようにする。そして、各
列のメモリセルからの出力は各列単位に一括して列選択
トランジスタQ41〜Q4nに接続し、この列選択トランジ
スタQ41〜Q4nの1つを列デコーダ13からの列選択信号
SC1 〜SCn で選択して、1つのメモリセルからの出
力が読み出されるようにしている。
【0003】この様にしてメモリセルアレー11からの読
み出し信号はセンスアンプ回路14に供給されるもので、
メモリセルアレー11からの読み出し信号は、メモリセル
出力検出回路15を構成する、PチャンネルMOSトラン
ジスタで構成した負荷トランジスタQ1 に、リードライ
ト切換え信号Rの供給されるリードライト切換えトラン
ジスタQ2 を介して供給する。
【0004】そして、このメモリセル出力検出回路15の
出力aを、2つの差動増幅器16a および16b それぞれの
非反転側入力端子および反転側入力端子に供給し、これ
ら差動増幅器16a および16b それぞれで基準電圧Vref
と比較する。これら差動増幅器16a および16b からの同
相出力cと逆相出力 /c(以下の逆相の表示は“/ ”で
表示する)は差動増幅器17で比較し、インバータ18を介
してセンスアンプ出力が得られるようにしている(特開
昭58−125282号)。
【0005】しかし、この様に構成されるセンスアンプ
にあっては、最低3個の差動増幅器が必要となるもので
あり、必然的に回路規模が大きくなる。また、同相の出
力cおよび逆相の出力 /cを得るために、差動増幅器16
a および16b が、メモリセルの出力aと出力判定用の差
動増幅器17との信号伝送経路の間に接続されるものであ
るため、差動増幅器16a および16b の応答遅延がメモリ
セル読み出し時間に加算されるようになって、結果とし
て読み出し時間を増加するようになる問題を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、メモリセル出力と出力判定
用の差動増幅回路との間の信号伝送経路に対して、応答
遅延の生ずる回路を挿入することなく簡単な構成で逆相
出力が取り出されるようにして、高速読み出しを可能と
する半導体メモリ用センスアンプを提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体メ
モリ用センスアンプは、半導体メモリセルアレーの選択
されたメモリセルからの出力が結合される第1の負荷ト
ランジスタを備えたメモリセル出力検出手段、前記メモ
リセルアレーを構成するメモリセルと等価のダミーセル
を接続した第2の負荷トランジスタを備え、前記ダミー
セルと前記メモリセルとの間でカレントミラー回路が構
成されるようにしたダミーセル出力検出手段、および前
記メモリセル出力検出手段および前記ダミーセル出力検
出手段それぞれからの出力が結合されるセンスアンプ出
力判定手段とを備えるもので、前記ダミーセル出力検出
手段からは、前記メモリセル出力検出手段から得られる
メモリセル出力とは逆相の出力が得られ、前記センスア
ンプ出力判定手段でダミーセル検出出力およびメモリセ
ル検出出力の差電圧を増幅出力するようにした。
【0008】
【作用】この様に構成される半導体メモリ用センスアン
プにあっては、メモリセルからの出力が供給される第1
の負荷トランジスタと、ダミーセルの接続された第2の
負荷トランジスタとがカレントミラー回路を構成するよ
うになっており、このカレントミラー回路から同相の出
力aおよび逆相の出力 /aが取り出され、この同相出力
aおよび逆相 /aが例えば差動増幅器によって構成され
た出力判定手段に供給されるようになる。したがって、
この出力判定手段の前段において、カレントミラー回路
により時間遅延を伴うことなく信号が伝達されるもので
あり、回路規模を小型化した状態で且つ高速の読み出し
が可能とされるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1に示したセンスアンプ回路21は、m行×
n列で構成されるEPROM(電気的書き込み、紫外線
による消去可能なメモリ)に適用される。
【0010】まずEPROMは、m行およびn列に配置
される(m×n)個のEPROMトランジスタQ511 〜
Q5mn で構成されるメモリセルアレー22を備え、その各
列のトランジスタのドレインはそれぞれ列単位でビット
線b11〜b1nに共通に接続され、各ビット線b11〜b1n
は列セレクトトランジスタQ41〜Q4nにそれぞれ接続さ
れる。メモリセルアレー22の各トランジスタQ511 〜Q
5mn のそれぞれソースは接地されている。
【0011】このメモリセルアレー22を構成する各EP
ROMトランジスタQ511 〜Q5mnは、データの“1”
または“0”にそれぞれ対応して、書き込み状態(しき
い値電圧Vt が4.5V以上)、または消去状態(しき
い値電圧がほぼ1.5V)に設定されている。列セレク
トトランジスタQ41〜Q4nのそれぞれゲートには、列デ
コーダ23からの列選択信号SC1 〜SCn が供給され、
メモリセルアレー22の各列からの読み出し信号の1つが
選択されるようにしている。この列セレクトトランジス
タQ41〜Q4nの1つから出力される信号は、センスアン
プ回路21に供給される。
【0012】メモリセルアレー22のEPROMトランジ
スタQ511 〜Q5mn それぞれのゲートは各行単位で共通
に接続されるもので、その各行に行デコーダ24からの行
選択信号SR1 〜SRm が供給される。したがって、こ
の行デコーダ24からの行選択信号および列デコーダ23か
らの列選択信号に対応して、メモリセルアレー22の1つ
のEPROMトランジスタが選択され、このトランジス
タの状態に応じた読み出し出力が、選択された列セレク
トトランジスタを介して取り出され、その出力信号がセ
ンスアンプ回路21に供給されるようになる。
【0013】センスアンプ回路21は、メモリセルアレー
22からの読み出し出力が供給されるメモリセル出力検出
回路31およびダミーセル出力検出回路32を備え、さらに
これらメモリセルおよびダミーセル出力検出回路31およ
び32からの出力信号が供給されるセンスアンプ出力判定
回路33を備える。
【0014】メモリセル出力検出回路31およびダミーセ
ル出力検出回路32は、それぞれソースを電源Vcc(5
V)に接続したPチャンネルMOSトランジスタで構成
された第1および第2の負荷トランジスタQ11およびQ
12を備えると共に、これら負荷トランジスタQ11および
Q12にそれぞれ直列にして、リード・ライト切換えトラ
ンジスタQ21およびQ22が設けられる。このトランジス
タQ21およびQ22のそれぞれゲートには、リード・ライ
ト切換え信号Rが供給される。
【0015】このトランジスタQ21には、列セレクトト
ランジスタQ41〜Q4nの1つで選択されたメモリセル22
からの読み出し出力が結合されるようになり、第1の負
荷トランジスタQ11と切換えトランジスタQ21との接続
点から、メモリセル出力aが取り出される。
【0016】また、ダミーセル出力検出回路32は、ソー
スが接地電位に設定され、ゲートが電源Vccに接続され
たダミーEPROMトランジスタQ5 と、このダミーE
PROMトランジスタQ5 に直列的に接続されたダミー
列セレクトトランジスタQ4を備え、このダミー列セレ
クトトランジスタQ4 およびダミーEPROMトランジ
スタQ5 のゲートには常時電源電圧Vccが供給されるよ
うにする。そして、ダミーEPROMトランジスタQ5
が、リード・ライト切換えトランジスタQ22を介して第
2の負荷トランジスタQ12に接続され、負荷トランジス
タQ12とリード・ライト切換えトランジスタQ22との接
続点から、ダミーセル出力 /aが得られるようにしてい
る。ここで、ダミーEPROMトランジスタQ5 は、常
に消去状態(しきい値電圧Vt が1.5V)に設定され
ている。
【0017】ここで、メモリセル出力検出回路31を構成
する第1の負荷トランジスタQ11のゲートと、ダミーセ
ル出力検出回路32を構成する第2の負荷トランジスタQ
12のゲートとは共通に接続され、その接続点がメモリセ
ル出力aに接続されて、メモリセル出力検出回路31とダ
ミーセル出力検出回路32とは、カレントミラー回路を構
成するようになる。
【0018】センスアンプ出力判定回路33は、メモリセ
ル出力検出回路31からの読み出し信号aが反転側入力端
子に供給される差動増幅器331 を備えるもので、この差
動増幅器331 の非反転側入力端子には、ダミーセル出力
検出回路32からのダミーセル読み出し信号 /a が供給さ
れる。そして、この差動増幅器331 からの出力信号b
は、インバータ回路332 で反転して、このインバータ回
路332 からセンスアンプ出力Oが得られる。
【0019】この様に構成される半導体メモリ回路にお
いて、列デコーダ23および行デコーダ24それぞれから出
力される列選択信号SC1 〜SCn および行選択信号S
R1〜SRm のそれぞれ1つがハイレベル(Vcc電圧)
となると、メモリセルアレー22の1つのEPROMトラ
ンジスタが選択されて、この選択されたトランジスタか
ら読み出し信号がセンスアンプ回路21に入力される。
【0020】具体的には、列選択信号SC1 および行選
択信号SR1 がハイレベルに設定されると、メモリセル
アレー22のEPROMトランジスタQ511 からの読み出
し信号がメモリセル出力検出回路31のリード・ライト切
換えトランジスタQ21のソースに結合されるようにな
る。そして、このEPROMトランジスタQ511 とダミ
ーEPROMトランジスタQ5 とでカレントミラー回路
が構成される。
【0021】図2はこの様にしてメモリセルアレー22の
EPROMトランジスタQ511 が列選択信号および行選
択信号によって選択されたときのセンスアンプ回路21の
回路状態を示すもので、このEPROMトランジスタQ
511 のデータを読み出す動作について説明する。
【0022】データの読み出し状態においてリード・ラ
イト切換え信号Rはハイレベルに設定されるもので、リ
ード・ライト切換えトランジスタQ21およびQ22は共に
導通状態とされる。この場合、ダミー列セレクトトラン
ジスタQ4 は常時導通状態に設定されているもので、ダ
ミーEPROMトランジスタQ5 はゲートが常時電源電
圧Vccに固定され且つ消去状態にあるため、導通状態に
設定されている。
【0023】この様な状態で列選択信号SC1 および行
選択信号SR1 が、それぞれ列デコーダ23および行デコ
ーダ24によって共にハイレベルに設定されると、列セレ
クトトランジスタQ41が導通状態とされる。このとき、
選択されたEPROMトランジスタQ511 が消去状態に
有るか、あるいは書き込み状態にあるかによって、この
EPROMトランジスタQ511 に流れる電流、および負
荷トランジスタQ11およびQ12によってカレントミラー
接続されたダミーEPROMトランジスタQ5に流れる
電流が変化し、メモリセル出力aおよびダミーセル出力
/aが、互いに反転状態となるように変化する。
【0024】図3はこの状態を説明するための等価回路
で、リード・ライト切換えトランジスタQ21、Q22、列
セレクトトランジスタQ41、ダミー列セレクトトランジ
スタQ4 、EPROMトランジスタQ511 、ダミーEP
ROMトランジスタQ5 等を等価的に抵抗で示している
もので、まずメモリセルアレー22の選択されたEPRO
MトランジスタQ511 が消去状態にある場合について、
(A)図に基づき説明する。
【0025】図3の(A)において、EPROMトラン
ジスタQ511 の存在するメモリセル側に流れる電流をI
1 、またダミーEPROMトランジスタQ5 の存在する
ダミー側に流れる電流をI2 とすると、第1および第2
の負荷トランジスタQ11およびQ12がカレントミラー接
続されているため、電流I2 は負荷トランジスタQ11と
Q12それぞれのゲート幅Wとゲート長Lの比で決まる電
流値とされ、Q11およびQ12のゲート幅をそれぞれLQ
1 およびLQ2 (LQ1 =LQ2 =L)とすると、次式
で表現されるようになる。
【0026】 I2 =(WQ2 /L)/(WQ1 /L)・I1 =WQ2 /WQ1 ・I1 …………(1) このとき、メモリセル出力aの出力電圧Va は、次式の
ようになる。 Va =(R2 +R4 +R5a)・I1 …………(2) さらにダミーセル出力 /aの出力電圧Vabは、次式のよ
うになる。 Vab=(R2 +R4 +R5a)・I2 =(R2 +R4 +R5a)・(WQ2 /WQ1 )・I1 =(WQ2 /WQ1 )・Va …………(3) この式(3) よりダミーEPROMトランジスタQ5 側の
第2の負荷トランジスタQ12のゲート幅WQ2 を、EP
ROMトランジスタQ511 側の第1の負荷トランジスタ
Q11のゲート幅WQ1 に対して、 WQ2 >WQ1 …………(4) (またはQ11およびQ12のゲート長LQ1 およびLQ2
が異なる場合には、 (WQ2 /LQ2 )>(WQ1 /LQ1 )) とすることにより、EPROMトランジスタQ511 が消
去状態の場合には、 Va <Vab …………(5) となる。
【0027】次に、選択されたEPROMトランジスタ
Q511 が書き込み状態にある場合にについて同図の
(B)に基づき説明する。EPROMトランジスタQ51
1 が書き込み状態のときは、このトランジスタQ511 の
しきい値電圧が高いため(Vt >4.5V)、このEP
ROMトランジスタQ511 は導通状態ではあるが微小な
電流が流れるのみであり、したがってほとんど非導通状
態である。
【0028】したがって、等価的な導通抵抗R5bは消去
状態の導通抵抗R5aに比べて充分に高い(R5b>R5
a)。このため、書き込み時におけるダミーセル出力電
圧Vabは Vab=(R2 +R4 +R5a)・I2 =(R2 +R4 +R5a)・(WQ2 /WQ1 )・I1 =(R2 +R4 +R5a)/(R3 +R4 +R5b) ・(WQ2 /WQ1 )・Va …………(6) となる。
【0029】よって、式(4) の条件を満足すると共に (R2 +R4 +R5b)>(R3 +R4 +R5a)・(WQ2 /WQ1 ) …………(7) の条件を満足するように(WQ2 /WQ1 )の比(また
は(WQ2 /LQ2)/(WQ1 /LQ1 )の比)を決定
することで、EPROMトランジスタQ511 の書き込み
時においては、 Va >Vab …………(8) となる。
【0030】この様にメモリセルアレー22のEPROM
トランジスタQ511 が消去状態であるかあるいは書き込
み状態にあるかによって、メモリセル出力aの出力電圧
Vaとダミーセル出力 /aの出力電圧Vabが互いに反転
する状態となり、したがってメモリセル出力検出回路31
の出力aと、ダミーセル出力検出回路32の出力 /aを差
動増幅器331 およびインバータ回路332 で増幅すること
によって、センスアンプ回路21の出力Oが得られるもの
である。
【0031】この様に構成されたセンスアンプ回路21
と、図10で示した従来のセンスアンプ回路の動作をシ
ミュレーションにより比較した結果を図4および図5で
示す。ここで図4はメモリセルのEPROMが消去状態
の場合を、図5は同じく書き込み状態の場合を示し、そ
れぞれ(A)図は実施例回路の場合を示し、(B)図は
従来例回路の場合を示す。
【0032】EPROMトランジスタQ511 が消去状態
の場合は、このトランジスタQ511が充分な導通状態に
あって、このトランジスタQ511 自身がビット線b11の
寄生容量の電荷を放電してメモリセル出力aの状態を決
定するため、実施例のセンスアンプ回路21と従来例のセ
ンスアンプ回路とで、それぞれ出力Oの読み出し時間t
acc (列デコーダおよび行デコーダのアドレスがセット
されてから出力Oのローレベルが確定するまでの時間)
に大差はない。
【0033】しかし、EPROMトランジスタQ511 が
書き込み状態に設定されている場合には、このトランジ
スタQ511 がほとんど非導通状態であるため、ビット線
b11の寄生容量への充電に寄与することがなく、第1の
負荷トランジスタQ11によってビット線b11は徐々に充
電される。
【0034】このため、従来のメモリ出力aと出力判定
用差動増幅器17との間に差動増幅器16a 、16b を挿入
し、メモリ出力が基準電圧Vref を越えるか否かで出力
cおよび /cを作る技術では、メモリセルの出力aが基
準電圧Vref を越えるまでの時間、および同相出力cお
よび逆相出力 /cを作る差動増幅器16a および16b 自身
の応答遅延、すなわち逆相出力 /cを得るために要する
時間が読み出し時間に含まれるようになり、必然的に読
み出し時間tacc (この場合、アドレスセット後センス
アンプ出力Oのハイレベルが確定するまでの時間)が長
くなる。
【0035】これに対して実施例で示したセンスアンプ
回路21においては、EPROMトランジスタQ511 とダ
ミーEPROMトランジスタQ5 との間で、カレントミ
ラー回路を構成するものであるため、メモリセル出力a
が変化すると同時に逆相出力/aを得ることができ、セ
ンスアンプ出力aと出力判定用差動増幅器331 との間に
信号の遅延要素が加わることがない。
【0036】したがって、図10で示した従来技術に比
べて、充分に簡単な構成としながらメモリセル出力aと
逆相出力 /aを得ることができ、またその逆相の出力 /
aとメモリセル出力aを差動増幅器331 で増幅すること
により、メモリセルアレー22で記憶されたデータを高速
で読み出すことが可能とされる。
【0037】図6は第2の実施例を示すもので、メモリ
セルアレー22の各行のそれぞれに対応してダミーEPR
OMトランジスタQ51〜Q5mを設け、行デコーダ24から
の行選択信号SR1 〜SRm によって、その中の1つが
選択されるようにしている。すなわち、メモリセルアレ
ー22の行選択に対応して、ダミーセル出力検出回路32の
ダミー列セレクトトランジスタQ4 に接続されるダミー
EPROMトランジスタが選択されるようになる。
【0038】図7は第3の実施例を示すもので、センス
アンプ出力判定回路33を2つのノア回路333a、333bを用
いて構成したラッチ回路333 を用いて構成したもので、
メモリセル出力aおよびダミーセル出力 /aをこのラッ
チ回路333 に供給し、このラッチ回路333 からの出力
を、インバータ回路332 に供給するようにしている。こ
こで、ラッチ回路333 としては種々の回路が用いられる
ものであり、例えばこのラッチ回路333 を図8の(A)
乃至(C)でそれぞれ示すように構成することができ
る。これらの回路においては、それぞれメモリセル出力
aとダミーセル出力/aが入力され、出力bがインバー
タ回路332 に供給されるようになる。
【0039】その他、第1の負荷トランジスタQ11のド
レインとメモリセルアレイ22の選択されたEPROMト
ランジスタとの間、および第2の負荷トランジスタQ12
のドレインとダミーEPROMトランジスタQ5 との間
に直列接続されるダミー列セレクトトランジスタQ4 、
列セレクトトランジスタQ41〜Q4n等は、適宜複数個設
けてもよいものであり、また図9で示すようにNチャン
ネルMOSトランジスタQ61、Q62を用いた電流センス
回路41、42を設けるようにしてもよい。但し、この様に
構成した場合にはメモリセル出力検出回路31とダミーセ
ル出力検出回路32の構成が対称とされることが望まし
く、非対称とされる場合にはその非対称要因を考慮し
て、前記式(4) および(7) の条件を検討する必要があ
る。
【0040】その他、実施例においては負荷トランジス
タQ11およびQ12としてPチャンネルMOSトランジス
タを用いたが、PNPバイポーラトランジスタを用いる
こともできる。さらに実施例ではメモリ素子としてEP
ROMを用いて説明したが、このメモリ素子が導通かあ
るいは非導通かによって情報を記憶する素子、例えばマ
スクROM、EEPROM等であっても同様に構成でき
る。
【0041】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る半導体メモ
リ用センスアンプによれば、メモリセル出力と差動増幅
回路等の出力判定回路との間の信号伝送経路に対して、
応答遅延の生ずる回路を挿入することなく簡単な構成で
逆相出力が取り出されるようになるもので、この逆相出
力の出力判定を行うことによって、充分に高速読み出し
が可能とされるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るセンスアンプ回路を
含む半導体メモリ回路を示す回路図。
【図2】メモリセルの1つが選択された状態を説明する
回路図。
【図3】(A)および(B)はそれぞれメモリセルの消
去状態および書き込み状態を説明する等価的な回路を示
す図。
【図4】(A)および(B)はそれぞれ実施例および従
来例におけるメモリセルの消去状態における各出力の状
態を説明する図。
【図5】(A)および(B)はそれぞれ実施例および従
来例におけるメモリセルの書き込み状態における各出力
の状態を説明する図。
【図6】この発明の第2の実施例を説明する回路図。
【図7】この発明の第3の実施例を説明する回路図。
【図8】(A)〜(C)はそれぞれ第3の実施例で使用
されるラッチ回路の他の例を示す図。
【図9】この発明の第4の実施例を説明する回路図。
【図10】従来のメモリセルアレーに接続されたセンス
アンプを説明する回路図。
【符号の説明】
21…センスアンプ回路、22…メモリセルアレー、23…列
デコーダ、24…行デコーダ、31…メモリセル出力検出回
路、32…ダミーセル出力検出回路、33…センスアンプ出
力判定回路、331 …差動増幅器、332 …インバータ回
路、Q11、Q12…負荷トランジスタ、Q21、Q22…リー
ド・ライト切換えトランジスタ、Q41〜Q4n…列セレク
トトランジスタ、Q4 …ダミー列セレクトトランジス
タ、Q511〜Q5mn メモリセルEPRROMトランジス
タ、Q5 …ダミーEPROMトランジスタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリセルアレーの選択されたメ
    モリセルからの出力が結合される第1の負荷トランジス
    タを備えたメモリセル出力検出手段と、 前記メモリセルアレーを構成するメモリセルと等価のダ
    ミーセルが接続された第2の負荷トランジスタを備え、
    前記ダミーセルと前記メモリセルとの間でカレントミラ
    ー回路が構成されるようにしたダミーセル出力検出手段
    と、 前記メモリセル出力検出手段および前記ダミーセル出力
    検出手段それぞれからの出力が結合されるセンスアンプ
    出力判定手段とを具備し、 前記ダミーセル出力検出手段からは、前記メモリセル出
    力検出手段から得られるメモリセル出力とは逆相の出力
    が得られ、前記センスアンプ出力判定手段では、前記ダ
    ミーセル検出出力およびメモリセル検出出力の差電圧を
    増幅出力するようにしたことを特徴とする半導体メモリ
    用センスアンプ。
  2. 【請求項2】 前記ダミーセル出力検出手段は、前記メ
    モリセルアレーの各行にそれぞれ対応して設定される複
    数のダミーセルによって構成され、この複数のダミーセ
    ルは前記メモリセルアレーの行選択信号によって選択さ
    れるようにした請求項1の半導体メモリ用センスアン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記センスアンプ出力判定手段は、前記
    メモリセル出力検出手段からの出力および前記ダミーセ
    ル出力検出手段からの出力が供給される差動増幅器によ
    って構成するようにした請求項1の半導体メモリ用セン
    スアンプ。
  4. 【請求項4】 前記センスアンプ出力判定手段は、前記
    メモリセル出力検出手段からの出力および前記ダミーセ
    ル出力検出手段からの出力が供給されるラッチ回路によ
    って構成するようにした請求項1の半導体メモリ用セン
    スアンプ。
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