JPH0660679A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0660679A
JPH0660679A JP20807392A JP20807392A JPH0660679A JP H0660679 A JPH0660679 A JP H0660679A JP 20807392 A JP20807392 A JP 20807392A JP 20807392 A JP20807392 A JP 20807392A JP H0660679 A JPH0660679 A JP H0660679A
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JP
Japan
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memory
memory cell
line
source
transistor
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Withdrawn
Application number
JP20807392A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Makihara
浩泰 牧原
Kenji Koda
憲次 香田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0660679A publication Critical patent/JPH0660679A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイト列単位で消去電圧を印加することがで
きる高集積化に的した不揮発性半導体記憶装置を提供す
る。 【構成】 メモリセルアレイ201には、所定数のメモ
リセルを含むバイト列10が複数個配列されている。ト
ランジスタ1は各バイト列10のソース線30とソース
電位発生回路203の間に接続され、導通と非導通の状
態に制御される。ソース電位発生回路203は消去電圧
を発生し、トランジスタ1が導通の状態にあるときは、
そのトランジスタ1が接続されたソース線30に消去電
圧を印加し、トランジスタ1が非導通の状態にあるとき
は、トランジスタ1が接続されたソース線30に消去電
圧を印加しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に消去および書
き込み可能な不揮発性半導体記憶装置(Electrically E
rasable and Programmable Read Only Memory:以下EE
PROMとする)に関し、特にバイト単位にデータ消去
可能なEEPROM装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】EEPROMは、電気的に消去可能であ
り、かつ書き込み可能な読出し専用メモリ装置である。
以下、従来のフラッシュ型のEEPROM(以下、フラ
ッシュメモリとする)について説明する。
【0003】図13は、一般的なフラッシュメモリの概
略ブロック図である。この図13に示したフラッシュメ
モリは、IEEE Journal of Solid-State Circuits,
Vol.23,No.5,October 1988.p.1157〜1163に示されてい
るものである。
【0004】図13を参照して、メモリセルアレイ30
1の周辺には、Yゲート302、ソース線スイッチ30
3、Xデコーダ304およびYデコーダ305とが設け
られている。それらの周辺には、さらにアドレスレジス
タ306、書込回路307、センスアンプ308、入出
力バッファ309、プログラム電圧発生回路310、ベ
リファイ電圧発生回路311、コマンドレジスタ31
2、コマンドデコーダ313および制御回路314とが
設けられている。フラッシュメモリはこれらの回路を含
んでいる。メモリセルアレイ301は、行列状に配置さ
れた複数個のメモリセル(図示せず)をその内部に有し
ている。このメモリセルアレイ301には、Xデコーダ
304とYゲート302が接続されている。このXデコ
ーダ304とYゲート302に接続されたYデコーダ3
05は、メモリセルアレイ301の行および列を選択す
る役割をなしている。また、メモリセルアレイ301に
は、ソース線スイッチ303が接続されている。このソ
ース線スイッチ303は、メモリセルアレイ301内の
メモリセルを消去する時に消去電圧を印加する役割をな
している。Yゲート302には、列の選択情報を与える
Yデコーダ305が接続されている。Xデコーダ304
とYデコーダ305には、アドレスレジスタ306が接
続されている。このアドレスレジスタ306は、Xデコ
ーダ304およびYデコーダ305に外部から入力され
たアドレス信号を入力する役割をなしている。メモリセ
ルアレイ301には、Yゲート302を介して、書込回
路307とセンスアンプ308とが接続されている。ま
た、この書込回路307とセンスアンプ308には、入
出力データを一時格納する入出力バッファ309が接続
されている。プログラム電圧発生回路310とベリファ
イ電圧発生回路311は、外部から供給された電源
cc、Vppとは異なる電圧を発生し、この電圧をYゲー
ト302、Xデコーダ304などに供給する役割をなし
ている。コマンドレジスタ312とコマンドデコーダ3
13は、外部から入力されたデータによりフラッシュメ
モリの動作モードの設定を行なう役割をなしている。制
御回路314は、外部からの制御信号/WE、/CE、
/OEを与える役割をなしている。なお、/WE等の記
述について、記号「/」は、信号WE等の反転を示して
いる。以下、信号の反転を示す場合は「/」を用いるこ
ととする。
【0005】次に、上記のフラッシュメモリ内に設けら
れたメモリセルアレイ301の構成について詳細に説明
する。
【0006】図14は、従来のフラッシュメモリにおけ
るメモリセルアレイの構成を示す図である。図14を参
照して、メモリセルアレイ301には、Xデコーダ30
4から所定数のワードライン340が列方向に配列され
ている。また、Yゲート302から所定数のビット線3
50が行方向に配列されている。メモリセル301内に
おいてこのワード線340とビット線350の交差点付
近には、メモリセル320が形成されている。このメモ
リセル320は、フローティングゲート型のトランジス
タ(以下フローティングゲートトランジスタとする)で
ある。このフローティングトランジスタ320のコント
ロールゲートはワード線340に、ドレインはビット線
350にそれぞれ接続されている。また、各フローティ
ングゲートトランジスタ320のソースは、相互に接続
されており、メモリセルアレイ内で束ねられ、ソース線
スイッチ303に接続されている。
【0007】なお、Yゲート302内には、各ビットラ
インを選択するためのトランジスタ302aが設けられ
ている。このトランジスタ302aのソースもしくはド
レインは各ビットライン350に接続されている。この
トランジスタ302aのゲートは、Yデコーダ305に
接続されている。また、各ビットライン350は、トラ
ンジスタ302aを介して書込回路307およびセンス
アンプ308とに接続されている。
【0008】次に、従来のメモリセルアレイ内に配置さ
れるメモリセルの構成について詳細に説明する。
【0009】図15は、従来のフラッシュメモリにおけ
るメモリセルアレイ内に配置されたメモリセルの構成を
概略的に示す断面図である。図15を参照して、メモリ
セルはフローティングゲートトランジスタである。すな
わち、p型のシリコン(Si)基板321の表面には、
n型の不純物領域、たとえばn+ ドレイン拡散領域32
2とn+ ソース拡散領域323とが所定の間隔を介して
形成されている。これらn+ ドレイン拡散領域322と
+ ソース拡散領域323に挟まれる領域にチャネル領
域を形成するようにフローティングゲート電極325と
コントロールゲート電極327とが形成されている。こ
のフローティングゲート電極325とコントロールゲー
ト電極327は多結晶シリコン層から形成されている。
フローティングゲート電極325とシリコン基板321
の間には、ゲート酸化膜(SiO 2 )324が形成され
ている。このゲート酸化膜324の膜厚は100Å程度
である。このため、トンネル現象を利用したフローティ
ングゲート電極325の電子の移動が可能である。フロ
ーティングゲート電極325とコントロールゲート電極
327の間には、酸化誘電体膜326が形成されてい
る。この酸化誘電体膜326により、フローティングゲ
ート電極325とコントロールゲート電極327は電気
的に分離されている。このように、メモリセル320は
構成されている。
【0010】次に、図15に示すメモリセル320の動
作について説明する。図15を参照して、まず書き込み
時には、n+ ドレイン拡散領域322に6.5V程度の
プログラム電圧が与えられる。また、コントロールゲー
ト電極327にはVpp(12V)が与えられ、n+ ソー
ス拡散領域323は接地される。これにより、メモリセ
ル320がオンするため、n+ ドレイン拡散領域322
とn+ソース拡散領域323の間を電流が流れる。この
とき、n+ ドレイン拡散領域322の近傍でアバランシ
ェ・ブレイクダウン現象が引起こされる。このため、n
+ ドレイン拡散領域322の近傍で電子、ホール対が発
生する。ホールはシリコン基板321を通じて接地電位
に流れ、電子はチャネル方向に流れてn+ ドレイン拡散
領域322に流れ込む。この電子の一部が、フローティ
ングゲート電極325とn+ ドレイン拡散領域322と
の間の電界により加速されてフローティングゲート電極
325に注入される。このようにして、フローティング
ゲート電極325に電子の蓄積が行なわれると、メモリ
セル320のしきい値電圧Vthが高くなる。このしきい
値電圧Vthが所定の値よりも高くなった状態が、書込ま
れた状態“0”の記録と定義される。
【0011】また消去時には、n+ ドレイン拡散領域3
22はオープン状態にされる。またコントロールゲート
電極327は接地され、n+ ソース拡散領域323は電
圧V ppが印加される。これにより、n+ ソース拡散領域
323とフローティングゲート電極325との間に電位
差が生じる。この電位差のため、トンネル現象が生じ、
フローティングゲート電極325に蓄積された電子の引
抜きが起こる。このようにして、メモリセル320のし
きい値電圧Vthが所定の値よりも低い状態となる。この
しきい値電圧Vthが所定の値よりも低くなった状態が、
消去された状態“1”の記憶と定義される。
【0012】さらに読み出し時には、コントロールゲー
ト電極327に5V程度の電圧が、またn+ ドレイン拡
散領域322には1〜2V程度の電圧が各々印加され
る。このとき、メモリセル320のチャネル領域に電流
が流れるか否か、すなわちメモリセル320がオン状態
かオフ状態かによって上記の“1”、“0”の判定が行
なわれる。
【0013】次に、上記のように動作するメモリセル3
20が配列された図14に示す従来のフラッシュメモリ
の動作について説明する。
【0014】図14を参照して、点線で囲まれたメモリ
セル320にデータを書き込む場合の動作について説明
する。外部から入力されたデータに応じて、書込回路3
07が活性化され、I/O線370にプログラム電圧が
供給される。同時に、アドレス信号によりYデコーダ3
05およびXデコーダ304を介してYゲート302
a、ワード線340が選択される。これにより、点線で
囲まれたメモリセル320のコントロールゲート電極に
は電圧Vppが印加される。また、点線で囲まれたメモリ
セル320のドレインにはプログラム電圧が印加され
る。またソース線330はソース線スイッチ303によ
り接地される。このため、点線で囲まれたメモリセル3
20のソースは接地される。このようにして、点線で囲
まれたメモリセル320にのみ電流が流れ、ホットエレ
クトロンが発生し、このホットエレクトロンが選択され
たメモリセル320のフローティングゲートに蓄積され
て、そのしきい値電圧Vthが高くなる。すなわちメモリ
セル320は、書込まれた状態“0”となる。
【0015】次に、データを消去する場合の動作につい
て説明する。まず、Xデコーダ304およびYデコーダ
305が非活性化される。これにより、すべてのメモリ
セルが非選択にされる。すなわち、各メモリセルのコン
トロールゲートが接地され、ドレインがオープンの状態
にされる。また、ソース線330には、ソース線スイッ
チ303により高電圧が与えられる。これにより、トン
ネル現象が生じ、すべてのメモリセルのしきい値電圧V
thは所定の値よりも低い方へシフトする。すなわち、す
べてのメモリセル320は、消去された状態“1”とな
る。このように、メモリセルアレイ301内に配置され
ているすべてのメモリセルはソース線330を共有して
いるため、消去の際には、すべてのメモリセルが一括し
て消去される。
【0016】次に、点線で囲まれたメモリセル320の
データを読出す場合の動作について説明する。まず、ア
ドレス信号がYデコーダ305とXデコーダ304とに
よってデコーダされる。これにより選択されたYゲート
302aとワード線340が“H”となる。このとき、
ソース線330はソース線スイッチ303によって接地
される。この状態で、点線で囲まれたメモリセル320
が書き込み状態(すなわち、しきい値電圧Vthが高い状
態)にある場合には、点線で囲まれたメモリセル320
のコントロールゲートにワード線340から“H”レベ
ル信号が与えられてもメモリセルはオンしない。このた
め、ビット線350からソース線330に電流は流れな
い。また、点線で囲まれたメモリセル320が消去状態
(すなわち、しきい値電圧Vthが低い状態)の場合に
は、点線で囲まれたメモリセル320のコントロールゲ
ートにワード線340から“H”レベル信号が与えられ
ることにより点線で囲まれたメモリセル320はオンす
る。このため、ビット線350からソース線330に電
流が流れる。このように、点線で囲まれたメモリセル3
20を介して電流が流れるか否かをセンスアンプ308
が検出する。これにより点線で囲まれたメモリセル32
0の読出しデータ“1”もしくは“0”が得られる。
【0017】上記のようにして、従来のフラッシュメモ
リの書き込み時、消去時および読出し時の動作がなされ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ラッシュメモリにおいては、メモリセルアレイ301内
ですべてのメモリセルのソース線が束ねられている。こ
のため、1バイトのメモリセルを書換える場合でも、一
旦全メモリセルを消去した後、改めてプログラムし直す
必要がある。このように、従来のフラッシュメモリにお
いては、わずかな書替えについても長時間を必要とし、
かつ多大な手間を必要とするなどの問題点があった。
【0019】上記のような問題点を解決するためのフラ
ッシュメモリは、特開昭61−127179号公報に提
示されている。上記の特許文献には、消去動作において
メモリセルアレイをバイト単位に消去可能な技術が開示
されている。以下、上記特許文献に開示されたメモリセ
ルアレイ内の構成について説明する。
【0020】図16は、特許文献に開示されたメモリセ
ルアレイ内の構成を概略的に示す回路図である。図16
を参照して、メモリセルアレイは複数個のブロック41
0よりなる。メモリセルアレイ内には、行アドレス複合
器404から所定数のワードライン440が各行に配列
されている。また、列アドレス復号回路405から所定
数のビットライン450が各列に配列されている。この
ワードライン420とビットライン450の交差部付近
には、メモリセル420が形成されている。このメモリ
セル420は、フローティングゲートトランジスタであ
り、その構造は図15に示すものと同様である。メモリ
セル420のコントロールゲートはワードライン440
に、またドレインはビットライン450に各々接続され
ている。また、メモリセル420のソースは、2行単位
で相互に接続されている。すなわち、隣り合う2行に配
置されている複数個のメモリセル420のソースはすべ
て共通接続されている。この共通接続されたメモリセル
420のソースは、2個のトランジスタ431を介して
ソース線430と接続されている。2個のトランジスタ
431の一方のゲートは、対をなすワードライン440
の一方に接続されている。また、他方のトランジスタ4
31のゲートは対をなすワードライン440の他方に接
続されている。ソース線430はソース復号器403に
接続されている。
【0021】なお、列アドレス復号回路405には、ビ
ットライン450を選択する列アドレス信号が与えられ
るようになっている。また、データの入力もしくは出力
のため列アドレス復号回路405には、入力バッファ4
18または感知増幅器417と出力バッファ416が接
続されている。なお、ソース復号器403、行アドレス
復号器404および列アドレス復号回路405は、各々
図12に示すソース線スイッチ303、Xデコーダ30
4およびYゲート302に対応している。
【0022】次に、図16に示すメモリセル構成を有す
るフラッシュメモリの動作について説明する。
【0023】図16を参照して、まず書込む場合には、
外部から入力されたデータに応じて、入力バッファ41
8が活性化される。これと同時に、列アドレス復号回路
405により、ビットラインBL1が選択される。これ
により、選択されたビットラインBL1にプログラム電
圧が供給される。一方、行アドレス信号により、行アド
レス復号器404を介して、ワードラインWL1が選択
される。これにより、ビットラインBL1とワードライ
ンWL1の交差部に位置するフローティングゲートトラ
ンジスタ420のコントロールゲートにプログラム電圧
が印加される。またワードラインWL1に配置されたト
ランジスタ431もオンされる。トランジスタ431の
オンにより、ワードラインWL1とWL2に配列された
フローティングゲートトランジスタ420のソースはソ
ース線430を介してソース復号器403により接地さ
れる。このようにメモリセルを選択することにより、書
込みが行なわれる。
【0024】また、消去する場合には、ソース復号器4
03によりソース線430に消去電圧が印加される。行
アドレス復号器404を介して、ワードラインWL2に
電圧が印加される。またワードラインWL1は接地され
る。これによって、ワードラインWL2にゲートが接続
されたトランジスタ431がオンする。このため、ソー
ス線430とワードラインWL1とWL2に配列された
メモリセルのソースが接続されることとなる。このた
め、消去電圧がワードラインWL1およびWL2に配列
された各メモリセルのソースに印加される。これによ
り、ワードラインWL1に配列されたメモリセルではソ
ースに消去電圧が印加されるためデータが消去される。
一方、ワードラインWL2に配列されたメモリセルは、
コントロールゲートに電圧が印加されているため消去は
阻止される。すなわち、ワードラインWL1にコントロ
ールゲートが接続されたメモリセルは消去されるが、ワ
ードラインWL2にコントロールゲートが接続されたメ
モリセルは消去されない。このように、隣り合う1対の
ワードラインの一方のみに電圧を印加することにより、
他方のワードラインに配置されたメモリセルを消去する
ことができる。よって、バイト単位でメモリセルの消去
が可能となる。
【0025】さらに読出時には、ワードライン440が
選択される。これにより、そのワードライン440にゲ
ートが接続されたトランジスタ431がオンされる。よ
って、選択されたワードライン440に配置されたメモ
リセルのソースは接地され、メモリセルの読出しが可能
となる。
【0026】上記のように、図16に示されるメモリセ
ル構成を有するフラッシュメモリはバイト単位でメモリ
セルの消去が可能である。しかしながら、このフラッシ
ュメモリには以下の問題点がある。
【0027】図16を参照して、一般に選択線490よ
り与えられる信号によって、ソース復号器403が消去
電圧を発生するか否かの制御がなされる。しかしなが
ら、上記特許文献には、選択線490は1本しか示され
ておらず、またソース復号器403も1つしか示されて
いない。この場合、ソース復号器403に、各ブロック
410を選択して消去電圧を印加する手段が設けられて
いない場合と、設けられている場合とが考えられ
る。の場合、選択線490より与えられた信号によっ
てソース復号器403は消去電圧を発生する。この消去
電圧はソース復号器403に接続されたすべてのブロッ
ク410に印加されることとなる。ここでブロックと
は、1本のソース線により制御されるメモリセルの集合
体のことである。一方、各ブロック410はワードライ
ンを共有している。すなわち、1のブロック410と他
のブロック410の同一行に配置されるメモリセルは同
一のワードラインにより制御される。このため、消去電
圧が印加された状態で、たとえばワードラインWL1を
選択した場合、これと対をなすワードラインWL2に配
置されたメモリセルはすべて消去されることとなる。す
なわち、各ブロック410単位でワードラインWL2に
配置されたメモリセルが消去されるのではなく、すべて
のブロック410において、ワードラインWL2に配置
されたメモリセルすべてが消去されてしまう。このよう
に、列選択線490とソース復号器403が各々1つず
つである場合には、消去時において同一のワードライン
に配列されたメモリセルをブロック410単位で選択す
ることができない。
【0028】またの場合について、仮にソース復号器
403により各ブロック410を選択して消去電圧を印
加することとしていたとしても、それを実現すべき手段
は何ら開示されていない。
【0029】次に、図16に示すフラッシュメモリの構
成において選択線490が複数本あると仮定した場合に
ついて説明する。
【0030】図17は、図16に示すフラッシュメモリ
において選択線が複数本ある場合のメモリセルアレイお
よびその周辺部の概略ブロック図である。図17を参照
して、選択線490がブロック410の数に対応して複
数本あるため、各ブロック410に対応した信号を送る
ことが可能となる。このような複数の信号に応じて各ブ
ロック410を選択して消去電圧を印加するためには各
ブロック410に対応してソース復号器403を設ける
必要がある。このように、選択線490とソース復号器
403をブロック410に対応した数だけ設けることに
より、各ブロック410を選択して消去電圧を印加する
ことが可能となる。しかしながら、この場合以下の弊害
が生じる。
【0031】図18は、図17に対応したメモリセルア
レイおよびその周辺の概略的な配置図である。図18を
参照して、一般に、ソース復号器403などのソース電
位発生回路はトランジスタなどの複数の素子よりなって
いる。このため、ソース復号器403が占める面積は、
Yゲート405aの占める面積とほぼ同等となる。すな
わち、ソース電位発生回路形成領域503は列アドレス
復号回路形成領域502と同等の面積を有し、矢印M1
方向の寸法はメモリセルアレイ領域501と同等、矢印
1 方向の寸法はメモリセルアレイ領域501の2%程
度となる。また、列アドレス復号回路形成領域502を
構成するYゲート405aの領域内は各ビット線を選択
するためのトランジスタなどで非常に密な状態になって
いる。このため、この列アドレス復号回路形成領域50
2内にソース電位発生回路形成領域503を組込むこと
は不可能である。よって、ソース電位発生回路形成領域
503は列アドレス復号回路形成領域502外に形成し
なければならない。これだけの領域を有するソース電位
発生回路形成領域503を列アドレス復号回路形成領域
502とは別個に設けなければならないため、メモリセ
ルアレイ領域501またはその他の周辺回路が多大な制
約を受ける。したがって、メモリセルアレイ領域501
の高集積化を図り難いなどの問題点が生じる。
【0032】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、バイト列(ブロック)単位で消
去電圧を印加できる高集積化に適した不揮発性半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、バイト単位にデータ消去可能であり、電気
的に消去および書き込み可能な不揮発性半導体記憶装置
であって、メモリアレイと、メモリブロック選択手段
と、消去電圧発生手段とを備えている。メモリアレイは
所定数のメモリセルを含むメモリブロックが複数個配列
されている。メモリブロック選択手段は、メモリブロッ
クの各々に接続され、いずれかのメモリブロックを選択
するために導通と非導通の状態を有している。消去電圧
発生手段は、消去電圧を発生し、かつ導通の状態にある
メモリブロック選択手段が接続されたメモリブロックに
は消去電圧を印加し、非導通の状態にあるメモリブロッ
ク選択手段が接続されたメモリブロックには消去電圧を
印加しないようにメモリブロック選択手段に接続されて
いる。
【0034】
【作用】本発明の不揮発性半導体記憶装置において、メ
モリブロック選択手段は、導通と非導通の状態を有し、
導通の状態にあるときは、消去電圧発生手段により発生
された消去電圧はメモリブロックに印加され、非導通の
状態にあるときは、消去電圧はメモリブロックに印加さ
れない。このようにして、消去電圧発生手段により発生
した消去電圧を選択的にメモリブロックに印加すること
ができる。このため、選択したメモリブロックには消去
電圧が印加されるが、非選択のメモリブロックには消去
電圧が印加されない。よって、各メモリブロックのバイ
トがワード線を共有している場合でも、選択したメモリ
ブロックのバイトのみ消去することが可能となる。この
ように、メモリブロック選択手段を設けたことにより、
消去電圧発生手段が1つでも、各メモリブロックに選択
的に消去電圧を印加することが可能となる。メモリブロ
ック選択手段は、ビットラインを選択するYデコーダの
信号により制御されるため、メモリブロック選択手段を
導通もしくは非導通の状態にする信号を新たに設ける必
要はない。また、消去電圧発生手段が1つでよいため、
各バイト列に対応する数の複数の消去電圧発生手段を設
ける場合に比較して、消去電圧発生手段の形成領域を小
さくすることができる。
【0035】また、本発明ではメモリブロックに対応す
る数だけのメモリブロック選択手段を設けている。この
メモリブロック選択手段は、たとえば1つのトランジス
タで構成でき、その構成は簡易である。このため、メモ
リブロック選択手段は、トランジスタなどの複数の素子
から構成される消去電圧発生手段に比較して、小さな領
域に形成することが可能である。よって、Yゲートなど
の領域などに形成することもできる。
【0036】このように、消去電圧発生手段を1つとし
て、代わりにメモリブロック選択手段を設ける構成とし
たため、これらを形成する領域は小さくでき、その分メ
モリ領域を拡張し高集積化を図ることが可能となる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるフラッシュ
メモリについて説明する。
【0038】図1は、本発明の一実施例におけるメモリ
セルアレイおよびその周辺の概略的な配置図である。図
1を参照して、メモリセルアレイ領域201は、複数個
のバイト列10からなっている。この各バイト列10に
対応するように、配線領域201aを介在してYゲート
60が形成されている。ここで、配線領域とは、各素子
間を電気的に接続するための配線が形成されることを考
慮して設けられている領域のことである。このYゲート
60が形成される領域がYゲート形成領域202であ
る。このYゲート形成領域202内もしくはその付近に
メモリブロック選択手段であるトランジスタ1が各バイ
ト列10に対応して形成されている。このトランジスタ
1と配線領域203aを介在してソース電位発生回路2
03が配置されている。このソース電位発生回路が形成
される領域がソース電位発生回路形成領域203であ
る。このソース電位発生回路203は、トランジスタな
どの複数の素子よりなっている。このため、ソース電位
発生回路形成領域203の大きさは、1つのバイト列1
0に対応するYゲート60の大きさとほぼ同じ程度であ
る。また、Yゲート60の矢印M2 方向の寸法は、対応
するバイト列10の矢印M2 方向の寸法とほぼ同じであ
る。なお、Yゲート形成領域202およびバイト列10
は、図16の列アドレス復号回路形成領域502および
ブロック410に対応する。
【0039】図2は、図1に示す配置図に対応するブロ
ック図である。図2を参照して、各バイト列10には、
各行毎に配列された所定数のワードラインと各列毎に配
列された所定数のビットラインを有している。各バイト
列10は、ワードラインを共有している。すなわち、1
のブロック410と他のブロック410の同一行に配置
されるメモリセルは同一のワードラインにより制御され
る。また各バイト列10のビットラインは、Yゲート6
0に接続されている。このYゲート60とYデコーダ
(図示せず)とにより、各バイト列10のビットライン
が選択される。各バイト列10のソース線はトランジス
タ1を介してソース電位発生回路203に接続されてい
る。このトランジスタ1のゲートはYゲート60を制御
する信号により制御されている。ソース電位発生回路2
03には、選択線290が接続されている。なお、ソー
ス電位発生回路203は、図15においてブロック選択
手段を有しない場合のソース復号器403に対応する。
【0040】次に、本発明の一実施例におけるフラッシ
ュメモリに採用されるメモリセルアレイの構成について
説明する。
【0041】図3は、本発明の一実施例におけるフラッ
シュメモリに採用されるメモリセルアレイの構成を概略
的に示す回路図である。図4は、図3に示したバイト列
が複数個形成された様子を示す概略的な図である。図3
と図4を参照して、メモリセルアレイは、複数のバイト
列10から構成されている。このバイト列10に対応す
る数のYゲート60が設けられている。バイト列10に
は、Xデコーダ204から所定数のワードライン41、
42、…が各行毎に配列されている。Yゲート60から
は所定数、たとえば8本のビットライン51〜58が各
列毎に配列されている。また、1つのバイト列10に対
して1本のソース線30がビットラインと平行に配列さ
れている。このソース線30は、8本のビットライン5
1〜58の中央に位置している。すなわち、ソース線3
0を挟んで左右に4本づつのビットラインが配置されて
いる。
【0042】所定数のワードライン41、42、…とビ
ットライン51〜58の交差部付近にはメモリセルが形
成されている。このメモリセルは、図13に示すフロー
ティングゲートトランジスタと同様の構成である。メモ
リセルのコントロールゲートは対応したワードライン4
1、42、…に、ドレインは対応したビットライン51
〜58に各々接続されている。また、隣り合う2行に配
列されたメモリセルのソースは拡散領域からなるサブソ
ース線によって共通に接続されている。共通接続された
各メモリセルのソースに対するサブソース線とソース線
30の間には、1対のトランジスタ31、32が介在し
ている。このトランジスタ31のゲートはワードライン
WL1に接続されている。また、他方のトランジスタ3
2のゲートはワードラインWL2に接続されている。
【0043】各ビットライン51〜58は、Yゲート6
0を構成するトランジスタ61〜68を介在して、対応
するI/O線(入出力線)70に接続されている。さら
に、Yゲート60を構成する所定数のトランジスタ61
〜68のゲートは配線105により相互に接続されてい
る。配線105はYデコーダ205と接続されている。
また、配線105は、各Yゲート60に対応して設けら
れている。ソース線30とソース電位発生回路203の
間には、トランジスタ1が介在している。このトランジ
スタ1は、Yゲート60の形成領域内に形成されてい
る。また、トランジスタ1は、そのゲートが配線105
と接続されており、かつYデコーダ205により制御さ
れる。なお、ソース電位発生回路203により発生させ
られる消去電圧は、グローバルソース線80によりメモ
リセルアレイを構成する各バイト列10にトランジスタ
1を介して印加される。すなわち、トランジスタ1が導
通状態にあれば、そのトランジスタ1が接続されたソー
ス線30を有するバイト列10には消去電圧が印加され
る。これに対して、トランジスタ1が非導通状態にあれ
ば、そのトランジスタ1が接続されたソース線30を有
するバイト列10には消去電圧は印加されない。また、
ソース電位発生回路203は選択線90により、消去電
圧を発生させるか否かの制御がなされる。なお、図4に
おいてI/O線は簡略化のために省略してある。
【0044】図5は、本発明の一実施例におけるフラッ
シュメモリに採用されるメモリセルアレイおよびYゲー
トの構成を概略的に示す平面図である。図5を参照し
て、Yゲート60において、配線105を挟んで左右に
所定数のトランジスタ1、61〜68が配置されてい
る。またバイト列10においては、所定数のメモリセル
であるフローティングゲートトランジスタ11〜18、
21〜28およびトランジスタ31,32がワード線4
1、42に沿って配置されている。なお、バイト列10
については、簡略化のため一部分のみ示している。
【0045】次に、図5に示すトランジスタ1の構成に
ついて詳細に説明する。図6は、図5のA−A線に沿う
断面図である。図5と図6を参照して、シリコン基板1
01の表面には、分離酸化膜102が形成されている。
この分離酸化膜102により分離されたシリコン基板1
01の表面に、トランジスタ1が形成されている。すな
わち、シリコン基板101の表面には、ソース領域とド
レイン領域となるべき1対のn+ 不純物核酸領域103
が所定の間隔を介して形成されている。この1対の不純
物拡散領域103にはさまれる領域の表面上には、ゲー
ト酸化膜104を介在してゲート電極105が形成され
ている。この1対のn+ 不純物拡散領域103とゲート
絶縁膜104とゲート電極105によりトランジスタ1
が構成されている。このトランジスタ1を覆うように、
層間絶縁膜106が形成されている。この層間絶縁膜1
06には、コンタクトホール106aが形成されてい
る。このコンタクトホール106aからは、1対のn+
不純物拡散領域103の一部表面が露出している。この
露出する一方のn+ 不純物拡散領域103の一部表面に
接するようにソース線となるべき配線層30が形成され
ている。また、他方のn+ 不純物拡散領域103の露出
する表面に接するように配線層30aが形成されてい
る。
【0046】次に、図5に示すメモリセル16の構成に
ついて詳細に説明する。図7(a)は、図5のB−B線
に沿う断面図である。また図7(b)は、図5のC−C
線に沿う断面図である。
【0047】まず、図5と図7(a)を参照して、シリ
コン基板101の表面には、n+ ドレイン拡散領域11
3aとn+ ソース拡散領域113bが所定の間隔を介し
て形成されている。このn+ ドレイン拡散領域113a
とn+ ソース拡散領域113bに挟まれる領域の表面上
には、ゲート酸化膜114を介在してフローティングゲ
ート電極115が形成されている。このフローティング
ゲート電極115の表面上には、酸化誘電体膜116を
介してコントロールゲート電極(ワード線)41、42
が形成されている。このように、n+ ドレイン拡散領域
113aとn+ソース拡散領域113bとフローティン
グゲート電極115とコントロールゲート電極41、4
2とによりフローティングゲートトランジスタ16と2
6が構成されている。このフローティングゲートトラン
ジスタ16、26を覆うように層間絶縁膜118が形成
されている。この層間絶縁膜118にはコンタクトホー
ル118aが形成されている。コンタクトホール118
aからは、フローティングゲートトランジスタ16と2
6のn+ ドレイン拡散領域113aの一部表面が露出し
ている。この露出するn+ ドレイン拡散領域113aの
一部表面に接するように配線層(ビット線)56が形成
されている。
【0048】次に図5と図7(b)を参照して、シリコ
ン基板101の表面には、分離酸化膜102が形成され
ている。この分離酸化膜102によって、シリコン基板
101の表面が分離されている。分離酸化膜102の形
成されていないシリコン基板101の表面上にゲート酸
化膜114が形成されている。このゲート電極114の
表面上には、分離酸化膜102に一部が乗り上げるよう
にフローティングゲート電極115が形成されている。
このフローティングゲート電極115の表面上には、酸
化誘電体膜116を介在してコントロールゲート(ワー
ド線)41が形成されている。なお、コントロールゲー
ト41より上層については、簡略化のため省略する。
【0049】次に、図5に示すトランジスタ31と32
の構成について詳細に説明する。図8(a)は、図5の
D−D線に沿う断面図である。また、図8(b)は、図
5のE−E線に沿う断面図である。
【0050】まず図5と図8(a)を参照して、シリコ
ン基板101の表面には、n+ ドレイン拡散領域113
aとn+ ソース拡散領域113bが所定の間隔を介して
形成されている。このn+ ドレイン拡散領域113aと
+ ソース拡散領域113bに挟まれる領域の表面上に
は、ゲート酸化膜114を介在してゲート電極(ワード
線)41、42が形成されている。このn+ ドレイン拡
散領域113aとn+ソース拡散領域113bとゲート
酸化膜114とゲート電極41、42によりトランジス
タ31と32が構成されている。このトランジスタ31
と32を覆うように層間絶縁膜118が形成されてい
る。この層間絶縁膜118には、コンタクトホール11
8bが形成されている。コンタクトホール118bから
は、トランジスタ31と32のn+ ドレイン拡散領域1
13aの一部表面が露出している。この露出するn+
レイン拡散領域113aの一部表面と接するように、配
線層(ソース線)30が形成されている。
【0051】次に図5と図8(b)を参照して、シリコ
ン基板101の表面において分離酸化膜102が形成さ
れている。シリコン基板101の表面上には、ゲート酸
化膜114を介在してゲート電極(ワード線)41が形
成されている。なお、ゲート電極41より上層について
は、簡略化のため省略する。
【0052】次に、図3に示すXデコーダ204の回路
構成について説明する。図9は、本発明の一実施例にお
けるフラッシュメモリに採用されるXデコーダの概略回
路図である。また図10は、図9(a)の回路部121
に対応する回路図である。まず図9(a)と図10を参
照して、アドレス信号ai と消去制御信号ELを受ける
ようにEXOR(排他的論理和)ゲート121aが形成
されている。このEXORゲート121aから出力され
た信号が端子Aに、またインバータ121bを介して端
子Bに各々出力される。端子Bより出力された信号とア
ドレス信号aj を受けるように、NAND(否定論理
積)ゲート122aが設けられている。このNANDゲ
ート122aからは信号/Xφ0 と、インバータ123
aを介して信号Xφ0 とが各々出力される。また、回路
部121の端子Aから出力された信号とアドレス信号a
j を受けるようにNANDゲート122bが設けられて
いる。このNANDゲート122bからは信号/Xφ1
と、インバータ123bを介して信号Xφ1 とが各々出
力される。回路部121の端子Bから出力される信号と
アドレス信号aj を受けるようにNANDゲート122
cが設けられている。このNANDゲート122cから
は信号/Xφ2 と、インバータ123cを介して信号X
φ2 とが各々出力される。回路部121の端子Aから出
力される信号とアドレス信号aj の反転信号/aj を受
けるようにNANDゲート122dが設けられている。
このNANDゲート122dからは信号/Xφ3 と、イ
ンバータ123dを介して信号Xφ3 とが各々出力され
る。
【0053】図9(b)を参照して、アドレス信号から
作られたプリデコード信号XA、XB、XCを受けるよ
うに3入力NANDゲート125が設けられている。こ
のNANDゲート125により出力される信号は一点鎖
線で囲まれる回路に入力される。一点鎖線で囲まれる回
路は、トランジスタ126、127とp型トランジスタ
128、129とn型トランジスタ130とを含んでい
る。NANDゲート125より出力された信号は、トラ
ンジスタ126を介してp型トランジスタ129とn型
トランジスタ130のゲートに与えられる。トランジス
タ126のゲートは信号Xφ0 によって制御される。ま
たp型トランジスタ129とn型トランジスタ130の
ゲートには、トランジスタ127を介して電源電圧Vcc
が印加されるように設定されている。このトランジスタ
127のゲートは、信号/Xφ0によって制御される。
さらに、p型トランジスタ129とn型トランジスタ1
30のゲートは、トランジスタ128を介在して書込お
よび消去時には高圧を発生する電圧制御回路132に接
続されている。このトランジスタ128のゲートは、p
型トランジスタ129とn型トランジスタ130の出力
信号により制御されている。p型トランジスタ129の
ソースもしくはドレインは電圧制御回路132に接続さ
れている。p型トランジスタ129とn型トランジスタ
130から出力される信号がワードライン1に与えられ
る。なお、他の一点鎖線で囲んだ領域についても上記の
構成と同様であるためその説明は省略する。
【0054】また、Xデコーダの真理値表を以下の表1
に示す。
【0055】
【表1】
【0056】このXデコーダにより各ワードラインに印
加される電圧が制御される。次に、本発明の一実施例に
おけるフラッシュメモリの動作について説明する。
【0057】図3を参照して、まずメモリセル11にデ
ータを書込む場合について説明する。この場合、外部か
ら入力されたデータに応じて各I/Oの書込回路(図示
せず)が活性化される。これにより、所望のI/O線7
0にプログラム電圧12Vが供給される。このプログラ
ム電圧は、nチャネルトランジスタ61を介してビット
線51に伝達される。一方、アドレス信号によりXデコ
ーダ204を介してワードライン41が選択される。こ
の際、消去制御信号ELは“L”にされる。ワードライ
ン41が選択されることにより、メモリセル11〜18
のコントロールゲートにプログラム電圧12Vが印加さ
れる。これとともにnチャネルトランジスタ31がオン
され、メモリセル11〜18と21〜28のソースがソ
ース線30と接続される。ソース線30はソース電位発
生回路203により接地される。このようにして、メモ
リセル11が選択されて書込みが行なわれる。他のメモ
リセルについても同様に、書き込みたいメモリセルが配
列されるワードラインとビットラインを選択することに
よりそのメモリセルに書き込みが行なわれる。
【0058】次に、消去する場合には、各I/Oのセン
スアンプと書込回路(図示せず)がI/O線70から切
離される。これにより、すべてのI/O線70はオープ
ンの状態とされる。ソース電位発生回路203により、
グローバルソース線80に消去電圧7Vが印加される。
この消去電圧は各バイト列10に対応して設けられたト
ランジスタ1に印加される。トランジスタ1はYデコー
ダ205によって選択され、選択されたトランジスタは
導通状態となる。この際、Yデコーダ205によって選
択された、つまりオン状態(導通状態)とされたnチャ
ネルトランジスタ1は消去電圧をソース線30に伝達す
る。すなわち、nチャネルトランジスタ1がオンされな
ければ、バイト列12のソース線30に消去電圧が印加
されることはなく、このためバイト列10内のメモリセ
ルが消去されることはない。次に、Xデコーダ204を
介して、ワードラインWL2に消去阻止電圧12Vが印
加される。この際、消去制御信号ELは“H”にされ
る。ワードラインWL2に消去阻止電圧が印加されるた
め、nチャネルトランジスタ32のゲートに電圧が印加
された状態となり、nチャネルトランジスタ32がオン
される。これにより、nチャネルトランジスタ32を介
してメモリセル11〜18および21〜28の各ソース
に消去電圧が導かれる。このとき、ワードラインWL2
に配列されるメモリセル21〜28のコントロールゲー
トには消去阻止電圧が印加されているため、これらのメ
モリセル21〜28は消去されない。すなわち、コント
ロールゲートに消去阻止電圧が印加されているため、ソ
ースに消去電圧が印加されてもフローティングゲート内
の電子が引き抜かれることはない。よって、メモリセル
11〜18のみが消去されることとなる。したがって、
バイト単位での消去が可能となる。
【0059】ここで、メモリセル21〜28のコントロ
ールゲートに消去阻止電圧が印加されている場合に、メ
モリセル21〜28の記憶内容が消去されない理由につ
いて説明する。消去においては、図13を用いて説明し
たようにコントロールゲートとソースの間の高電界によ
り、フローティングゲートの電子がトンネル現象によっ
て引抜かれる。この時、コントロールゲートに高電圧が
印加されていると、トンネル現象は生じない。よって、
このトンネル現象によってフローティングゲートから電
子が引抜かれることはない。したがって、コントロール
ゲートに高電圧が印加されたメモリセルは、そのソース
に消去電圧が印加されても消去はされない。
【0060】さらにメモリセル11の記憶内容を読出す
場合には、まずYデコーダ205により選択線105に
電圧が印加される。これにより、選択線105に配置さ
れたnチャネルトランジスタ1、61〜68のゲートに
電圧が印加される。このため、nチャネルトランジスタ
1、61〜68は導通状態となる。よって、ソース線3
0はグローバルソース線80に、ビットラインBL1〜
BL8は各々対応するI/O線70にそれぞれ接続され
る。この後、消去制御信号ELが“L”にされる。これ
によって、ワードラインWL1に電圧が印加されること
となる。ワードラインWL1に電圧が印加されることに
より、ワードラインWL1に配置されたnチャネルトラ
ンジスタ31のゲートに電圧が印加される。このため、
nチャネルトランジスタ31は導通状態となり、メモリ
セル11〜18と21〜28のソースが、nチャネルト
ランジスタ31を介してソース線30に接続される。こ
のソース線30は読出時には接地されている。よって、
ワードラインWL1に配列されているメモリセル11〜
18のソースは接地された状態となる。これにより、メ
モリセル11に電流が流れるか否かにより、書込み状態
か消去状態かの判断がI/O線70を介してセンスアン
プ(図示せず)によりなされる。
【0061】次に、すべてのメモリセルの一括消去を行
なう場合には、まず対をなす2本のワードラインの偶数
行(WL2、WL4など)に消去阻止電圧12Vが印加
される。また、奇数行のワードライン(WL1、WL3
など)の電圧は0である。この際、アドレス信号aj
/aj 、ai のすべてを“H”にした上で、消去制御信
号ELが“L”にされる。これによって、偶数行のワー
ドラインにゲートが接続されるnチャネルトランジスタ
32等がオンし、すべてのメモリセルのソースに消去電
圧が導かれる。このとき、対をなすワードラインの偶数
行には、消去阻止電圧が印加されているため、奇数行の
ワードラインに配列されたメモリセルのみ消去されるこ
ととなる。
【0062】次に、対をなすワードラインの奇数行(W
L1、WL3など)に消去阻止電圧が印加される。ま
た、偶数行のワードライン(WL2、WL4など)の電
圧は0である。この際、ワード線選択用のアドレス信号
j 、/aj 、ai のすべてを“H”にした上で、消去
制御信号ELが“H”とされる。奇数行のワードライン
にゲートが接続されているnチャネルトランジスタがオ
ンして、すべてのメモリセルのソースに消去電圧が導か
れる。このとき、対をなすワードラインの奇数行には消
去阻止電圧が印加されているため、偶数行のワードライ
ンに配列されたメモリセルのみ消去される。このよう
に、対をなすワードラインの奇数行と偶数行に配列され
たメモリセルを交互に消去することによって、2回でバ
イト列の一括消去が完了する。
【0063】次に、消去時の電圧印加タイミングについ
て説明する。図11は、消去時のワードラインとソース
線に電圧を印加するタイミングを示す図である。図11
を参照して、横軸は時間、縦軸はワードラインWL2と
ソース線に印加される電圧を示している。ワードライン
WL1を消去する際には、ワードラインWL2に消去阻
止電圧が印加された後に、ソース線に消去電圧が印加さ
れる。また、ソース線の消去電圧を取除いた後で、ワー
ドラインWL2の消去阻止電圧が取除かれる。このよう
に、ワードラインWL2とソース線に印加する電圧を制
御することにより、ソース線に電圧を印加している間は
常にワードラインWL2に消去阻止電圧が印加されるこ
となる。ワードラインWL2に消去阻止電圧が印加され
ている間は、ワードラインWL1とWL2に配列された
メモリセルのソースに消去電圧が印加されても、ワード
ラインWL2に配列されたメモリセルは消去されない。
これにより、ワードラインWL2の消去阻止が確実に行
なわれることとなる。
【0064】次に、オーバイレーズを救済する方法につ
いて説明する。図12(a)は、図3の一部を拡大した
等価回路図である。また図12(b)はワードラインの
配置を概略的に示す図である。図12(a)、(b)を
参照して、オーバイレーズとは、消去時のしきい値が低
く、ワードラインが接地されていても電流を流してしま
うことをいう。図12(a)に示すように、ビットライ
ンBL1 には1V程度の電圧が印加されており、選択し
たワードラインWL1 には5V程度の電圧が印加されて
いる。すなわち、メモリセル(1)が選択されているこ
とになる。このとき、メモリセル(1)のVthは、正常
な正の値となっており、非選択のメモリセル(2)はオ
ーバイレーズ状態、すなわちVthの値が負になっている
ものと仮定する。
【0065】そして、上記のメモリセル(1)を選択し
てデータの読み出しを行なう際には、上述したように、
ビットラインBL1 にたとえば1V、ワードラインWL
1 にたとえば5Vの電圧を印加してメモリセル(1)に
電流が流れるかどうかを判断する。すなわち、電流が流
れれば消去状態“1”と判断し、流れなければ書き込み
状態“0”と判断する。しかし、選択したメモリセル
(1)が書き込み状態“0”のときでも、非選択のメモ
リセル(2)のVthの値は負であるため、非選択のメモ
リセル(2)には電流が流れる。このように、ビットラ
インBL1 には、選択メモリセル(1)が書き込み状態
・消去状態にかかわらず、電流が流れてしまう。このた
め、選択メモリセル(1)は、常に消去状態“1”とみ
なされるという弊害が生じる。
【0066】このような弊害を防止するためには、図1
2(b)に示すようにオーバイレーズを生じたメモリセ
ルを含むワードラインとこれと対になるワードラインと
を常に接地させておくようにする。また、この接地され
た1対のワードラインを予備のワードライン対と置換す
ることによって、オーバイレーズを生じたメモリセルは
ソース線から切り離され、オーバイレーズを生じたメモ
リセルの存在するビットライン(たとえばビットライン
BL1 )が救済される。
【0067】本発明の一実施例におけるフラッシュメモ
リにおいては、図3に示すようにソース線30をYデコ
ーダ205とトランジスタ1で選択することにより、ソ
ース線専用のデコーダは必要としなくなる。
【0068】また、本発明の一実施例におけるフラッシ
ュメモリにおいては、図3に示すように、ソース線30
がビット線51〜58の中央に位置する。すなわち、ソ
ース線30を挟んで左右に4本ずつのビットラインが配
列された構成となっている。このため、ソース線30か
ら各メモリセルのソースまでの距離のばらつきを最小限
に抑えられる。すなわち、ソース線30から最も手前に
あるメモリセルのソースまでの距離と、最も離れた位置
にあるメモリセルのソースの位置との距離を小さくする
ことができる。よって、各メモリセルのソースからソー
ス線30の間に生じる抵抗のばらつきを最小限に抑える
ことができる。
【0069】このように抵抗のばらつきを最小限に抑え
ることができれば、抵抗の最大値を抑えることも可能と
なる。抵抗の最大値を抑えることができるため、この抵
抗部における電流の消費を少なくすることができ、電流
を多く流すことが可能となる。これにより、メモリセル
の読み出し時における、読み出し回路(センスアンプ)
の動作速度および動作安定性を決定する要素の1つであ
るメモリセルの電流駆動能力の低下を最小限に抑えるこ
とができる。
【0070】本発明の一実施例におけるフラッシュメモ
リにおいては、ソース電位発生回路203で発生した消
去電圧をトランジスタ1によって選択的にバイト列10
に印加することができる。このため、ソース電位発生回
路203は1つあればよい。
【0071】Yデコーダの信号は、もともとビットライ
ンを選択するために必要であり、その信号を使って各バ
イト列のソース線を選択するため、図3におけるトラン
ジスタ1を制御する信号を別個に設ける必要はなく、信
号の省略化を図ることが可能となる。また、ソース電位
発生回路203が1つでよいため、ソース電位発生回路
203を形成する領域は従来のものに比較して小さい領
域でよい。
【0072】一方、トランジスタ1をYゲートなどの領
域内に形成しているため高集積化を図ることができる。
【0073】
【発明の効果】本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
ては、消去電圧発生手段により発生した消去電圧をメモ
リブロック選択手段によって選択的にメモリブロックに
印加することができる。このため、選択したメモリブロ
ックには消去電圧が印加されるが、非選択のメモリブロ
ックには消去電圧が印加されない。よって、各メモリブ
ロックがワード線を共有している場合(すなわち、各メ
モリブロックの同一行に配置されたメモリセルが同一の
ワード線によって制御される場合)でも、選択したメモ
リブロックのワード線に配列されたメモリセルの記憶内
容のみ消去することが可能となる。このように、メモリ
ブロック選択手段を設けたことにより、消去電圧発生手
段が1つでも、各メモリブロックに選択的に消去電圧を
印加することが可能となる。メモリブロック選択手段
は、ビットラインを選択するYデコーダの信号により制
御されるため、メモリブロック選択手段を導通もしくは
非導通状態にする信号を新たに設ける必要はない。
【0074】また、消去電圧発生手段が1つでよいた
め、各バイト列に対応する数だけ消去電圧発生手段を設
ける場合に比較して、消去電圧発生手段の形成領域を小
さくすることができる。
【0075】また、本発明ではメモリブロックに対応す
る数だけのメモリブロック選択手段を設けている。この
メモリブロック選択手段は、たとえば1つのトランジス
タで構成でき、その構成は簡易である。このため、メモ
リブロック選択手段は、トランジスタなどの複数の素子
から構成される消去電圧発生手段に比較して小さな領域
に形成可能である。よって、メモリブロック選択手段は
Yゲートなどの領域内に形成することができる。このよ
うに、消去電圧発生手段を1つとして、代わりにメモリ
ブロック選択手段をメモリブロックに対応して設ける構
成としたため、これらを形成する領域は小さくて済み、
その分メモリ領域を拡張することにより高集積化を図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフラッシュメモリの
メモリセルアレイおよびその周辺の概略的な配置図であ
る。
【図2】図1に対応するブロック図である。
【図3】本発明の一実施例におけるフラッシュメモリに
採用されるメモリセルアレイの構成を概略的に示す回路
図である。
【図4】図3に示したバイト列が複数個形成された様子
を示す概略的な図である。
【図5】本発明の一実施例におけるフラッシュメモリに
採用されるメモリセルアレイおよびYゲートの構成を概
略的に示す平面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図5のB−B線に沿う断面図(a)、C−C線
に沿う断面図(b)である。
【図8】図5のD−D線に沿う断面図(a)、E−E線
に沿う断面図(b)である。
【図9】本発明の一実施例におけるフラッシュメモリに
採用されるXデコーダの構成を概略的に示す回路図であ
る。
【図10】図9の回路部121の回路図である。
【図11】本発明の一実施例におけるフラッシュメモリ
のワードラインWL1を消去するときのワード線とソー
ス線に電圧を印加するタイミングを示す図である。
【図12】図3の一部を拡大した等価回路図(a)、ワ
ードラインの配置を概略的に示す図(b)である。
【図13】一般的なフラッシュメモリの概略ブロック図
である。
【図14】従来のフラッシュメモリにおけるメモリセル
アレイの構成を示す図である。
【図15】従来のフラッシュメモリにおけるメモリセル
アレイ内に配置されたフローティングゲートトランジス
タの構成を概略的に示す断面図である。
【図16】特許文献に開示されたフラッシュメモリに採
用されるメモリセルの構成を概略的に示す回路図であ
る。
【図17】特許文献に開示されたフラッシュメモリのメ
モリセルアレイおよびその周辺の構成を概略的に示すブ
ロック図である。
【図18】特許文献に開示されたフラッシュメモリに採
用されるメモリセルアレイおよびその周辺の構成を概略
的に示す図1に対応する配置図である。
【符号の説明】
1 トランジスタ 10 バイト列 11〜18、21〜28 メモリセル 201 メモリセルアレイ 203 ソース電位発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイト単位にデータ消去可能であり、電
    気的に消去および書き込み可能な不揮発性半導体記憶装
    置であって、 所定数のメモリセルを含むメモリブロックが複数個配列
    されたメモリアレイと、 前記メモリブロックの各々に接続され、いずれかの前記
    メモリブロックを選択するために導通と非導通の状態を
    有するメモリブロック選択手段と、 消去電圧を発生し、かつ導通の状態にある前記メモリブ
    ロック選択手段が接続された前記メモリブロックには前
    記消去電圧を印加し、非導通の状態にある前記メモリブ
    ロック選択手段が接続された前記メモリブロックには前
    記消去電圧を印加しないように前記メモリブロック選択
    手段に接続された消去電圧発生手段とを備えた、不揮発
    性半導体記憶装置。
JP20807392A 1992-08-04 1992-08-04 不揮発性半導体記憶装置 Withdrawn JPH0660679A (ja)

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