JPH0660723B2 - 傾斜水冷壁の組立方法 - Google Patents

傾斜水冷壁の組立方法

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JPH0660723B2
JPH0660723B2 JP59019432A JP1943284A JPH0660723B2 JP H0660723 B2 JPH0660723 B2 JP H0660723B2 JP 59019432 A JP59019432 A JP 59019432A JP 1943284 A JP1943284 A JP 1943284A JP H0660723 B2 JPH0660723 B2 JP H0660723B2
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弘康 石橋
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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はボイラの火炉を囲繞する傾斜水冷壁に係り、特
にこの傾斜水冷壁を分割パネルの集合体によつて構成す
る傾斜水冷壁の組立方法に関するものである。
〔発明の背景〕
近年急増する電力需要に応えるために大容量の火力発電
所が建設されているが、これらのボイラは部分負荷にお
いても高い発電効率を得るために超臨界圧から亜臨界圧
へ変圧運転を行なうことが要求されている。
これは最近の電力需要の特徴として、原子力発電の伸び
と共に、負荷の最大、最小差も増大し、火力発電はベー
スロードから負荷調整用へと移行する傾向にあるからで
ある。
このように火力発電は部分負荷での運転が増えた場合、
負荷に応じて圧力を変化させて運転する、いわゆる全負
荷では超臨界圧域、部分負荷では亜臨界圧力域で運転す
る変圧運転ボイラとすることによつて、部分負荷での発
電効率を数%向上させることができる。
このため、ボイラ火炉の水冷壁構造は第1図第2図に示
す如く火炉1の上部は水管とフインを交互に溶接した垂
直水冷壁2で形成し、火炉1の下部は傾斜水冷壁(スパ
イラル炉壁構造)3で形成した組合せの水冷壁構造が採
用されている。
この傾斜水冷壁(スパイラル炉壁構造)3は垂直水冷壁
2と同様に水管とフインを交互に溶接したメンブレンウ
オールであり、垂直水冷壁2はこのメンブレンウオール
を第1図,第2図に示すように火炉1にそつて縦位置に
配置して火炉1を形成するものであり、傾斜水冷壁3は
このメンブレンウオールを第1図に示す如く横位置に、
しかも斜めに傾斜して配置し、結果的には火炉1を螺旋
状に巻回して火炉1を形成するものである。
この様に傾斜水冷壁3はスパイラル炉壁構造で、火炉1
に沿つて旋回するよう上昇するものであることから火炉
1からの輻射熱で給水の均一な加熱が行え、垂直水冷壁
2の様に、火炉1の設置位置によつて熱吸収量が相違す
ることがない特徴を有している。またこの傾斜水冷壁3
は垂直水冷壁2に比べて比較的少い本数の水管で火炉1
を取り巻くので内部流体の流速を速くすることができ、
このため核沸騰や膜沸騰の虞れも少いという利点があ
る。その反面、この傾斜水冷壁3は重力方向に対して斜
めに傾斜して配置されているので、傾斜水冷壁3自体の
強度は垂直水冷壁2よりも低下することは避けられず、
このため火炉1を囲んでいる図示していないバツクステ
ー(炉圧を支える等のために水平に配置されるビーム)
自体の荷重はこの傾斜水冷壁3にかけることができな
い。また傾斜水冷壁3に対して第1図,第2図に示す如
く垂直方向に支持部材(バーチカルストラツプ)4を配
置している。この支持部材(バーチカルストラツプ)4
は以上説明した役割の外、傾斜水冷壁3の組立時にブロ
ツク化した分割パネル5を取り付ける際にこの分割パネ
ル5の荷重を一時支えるためにも利用されている。
以下、従来の傾斜水冷壁3のブロツク工法について、第
3図から第5図を用いて説明する。
第3図はボイラ火炉の側面図、第4図は第3図の平面
図、第5図は傾斜水冷壁3を構成する分割パネル5を示
す斜視図である。
傾斜水冷壁3は第5図に示すような分割パネル5を工場
で製作し、この分割パネル5を建設現場へ輸送して、建
設現場で第3図のように分割パネル5同志を溶接6によ
つて接合しボイラ火炉1を組立てるのである。
例えば、第5図に示す分割ブロツク5を第4図に示す如
く、側壁側分割パネル5a,前壁側分割パネル5b,側
壁側分割パネル5c,後壁側分割パネル5dを時計方向
に順次配置し、これら分割パネル5aと5b,5bと5
c,5cと5d同志を溶接6によつて縦方向,傾斜方向
に接続すれば螺旋状に取り巻く第3図のような傾斜水冷
壁3が形成されるのである。
第6図から第11図は従来の傾斜水冷壁3の組立順序を説
明する図で、第6図および第7図は第3図のボイラ火炉
を展開した展開図、第8図は第7図のA部を拡大した詳
細図、第9図は第8図の側面図、第10図は第7図のB部
を拡大した詳細図、第11図は第10図のXI−XI線断面図で
ある。
なお、第6図および第7図において図中の縦方向の一点
鎖線は第4図の火炉1のコーナ部8を示し、この一点鎖
線間は第3図および第4図の側壁,前壁,側壁,後壁の
境界に相当する。そして図中のW,Hは第3図の分割パ
ネル5の幅,高さに相当し、側壁の面にのみ支持部材4
を図示し、他の面は省略してある。
ボイラ火炉1の組立作業にあたつては、先ず第3図に示
すようにボイラ全体の荷重を支持するボイラ鉄骨7を設
置し、この鉄骨7に対して上部の垂直水冷壁2を吊り下
げる。次にこの垂直水冷壁2に支持部材(バーチカルス
トラツプ)4を溶接して重力方向に垂下させる。
以下、第6図から第11図を用いて分割パネル5によつて
傾斜水冷壁3が組立てられる様子について説明するが、
説明の都合上、第6図,第7図における側壁側分割パネ
ル5aが後壁側分割パネル5dに接続される場合を例に
説明する。
すでに組立られた後壁側分割パネル5d,側壁側分割パ
ネル5aを先行の分割パネル5X,5Yと呼び、これか
ら組立てようとする側壁側分割パネル5aを後続の分割
パネル5Zと呼ぶ。
つまり、第6図および第7図の図面でみれば後続の分割
パネル5Zの右側が先行の分割パネル5Xであり、後続
の分割パネル5Xの上側が先行の分割パネル5Yであ
る。
すなわち、後続の分割パネル5Zは第6図のようにボイ
ラ鉄骨7から垂下したワイヤロープ9により地上から高
所へと吊り上げられ先行の分割パネル5Yの下部に斜線
を施した位置まで吊り上げられる。第7図はその吊り上
げられた状態を示す。
そして、この吊り上げられた後続の分割パネル5Zは第
8図の如く直ちに仮止め金具10を後続の分割パネル5
Zに溶接11を施し第9図のように仮止め金具10と支
持部材(バーチカルストラツプ)4に溶接12によつて
仮止めされて、後続の分割パネル5Zの自重は支持部材
(バーチカルストラツプ)4により一時的に支持され
る。このように後続の分割パネル5Zを高所へ吊り下げ
た状態で、第8図のようにこの後続の分割パネル5Zへ
仮り止め金具10を溶接11によつて溶接したり、ある
いは支持部材(バーチカルストラツプ)4と仮り止め金
具10を溶接12によつて後続の分割パネル5Zの仮止
め作業が行なわれるが、これらの一連の作業は危険な作
業環境であつたり、作業者自身も高所での危険にさらさ
れていた。
また、後続の分割パネル5Zが支持部材(バーチカルス
トラツプ)4に一時的に支持されている状態で、今度は
第10図,第11図のように先行の分割パネル5Y,後続の
分割パネル5Zに対してはラグ13a,13bが溶接1
4,15によつて取り付けられ、ワツシヤ16a,16
bを介してラグ13a,13b間にボルト17をルーズ
に挿通しかつこのボルト17(第10図)に対しナツト1
8,18を予め螺合し、第8図,第9図の仮止め金具1
0,溶接11,12による支持部材(バーチカルストラ
ツプ)4による支持を解消して、後続の分割パネル5Z
の自重を先行の分割パネル5Yにボルト17で支持し、
分割パネル間の微調整が行なわれる。このように第10に
示すようにボルト17,ナツト18によつて吊つた状態
となつたならば、第8図,第9図の仮止め金具10は除
去し、ラグ13a,13b及びボルト17,ナツト18
により後続の分割パネル5Zの自重を支持部材(バーチ
カルストラツプ)4の支持から先行の分割パネル5Yに
よる支持に代えるものである。次にナツト18を調節す
ることにより先行の分割パネル5X,5Yと後続の分割
パネル5Zとの位置を微調整するのである。
つまり、第8図および第9図のように後続の分割パネル
5Zを仮り止め金具10で支持部材(バーチカルストラ
ツプ)4に支持した状態は第6図に示す如く後続の分割
パネル5Zの上端と先行の分割パネル5Yの下端および
後続の分割パネル5Zの右端と先行の分割パネル5Xの
左端との大まかな吊り下げ位置であり、これに対し第10
図のボルト17,ナツト18,18で支持した状態は先
行の分割パネル5X,5Yと後続の分割パネル5Zとの
溶接6によつて接続する微調整作業を行なう位置であ
る。
この様にボルト17が第11図のようにラグ13a,13
b内にルーズに配置されているので、後続の分割パネル
5Zをラグ13a,13b内でボルト17を移動させる
ことによつて分割パネル5Xの左端と後続の分割パネル
5Zの右端、先行の分割パネル5Yの下端と後続の分割
パネル5Zの上端との微調整作業を行なうことができ、
微調整作業が終ると、先行の分割パネル5X,5Yと後
続のパネル5Zを溶接6によつて一体に接合して後続の
分割パネル5Zを先行の分割パネル5X,5Yに支持さ
せるのである。
このように先行の分割パネル5X,5Yに後続の分割パ
ネル5Zを溶接6によつて接合するまでには、ワイヤー
ロープ9による支持、第8図,第9図のように仮止め金
具10によつても支持部材4に支持され、一方では前述
したように先行の分割パネル5X,5Yに溶接6によつ
て支持され、他方ではラグ13a,13b間のボルト1
7,ナツト18,18によつて支持され、三重にも四重
にも支持されるが、後続の分割パネル5Zが次々に溶接
6によつて接合されるとワイヤロープ9による吊り下げ
は解除され、仮止め金具10,ラグ13a,13bなど
はガス切断によつて取り除かれる。
以上の様な構成の傾斜水冷壁3組立て工法においては次
の点が問題点として指摘されその改善が望まれている。
すなわち、第2図および第4図の様に各分割パネル5は
平面四角形の火炉1を囲繞するように構成されているの
で組立に際しては前述の如く仮り止め金具10、サポー
トラグ13a,13bの取り付け、ボルト17の取り付
け、後続の分割パネル5Zの位置の微調整、分割パネル
の5X,5Y,5Z同志の溶接、仮り止め金具10、サ
ポートラグ13a,13b及びボルト17の除去という
作業手順を実施すると火炉全体ではきわめて大量の労力
と長時間を費すことになり不経済である。
また各分割パネル5X,5Y,5Zの仮り配置はワイヤ
ロープ9で吊られた不安定な状態で組立作業を行わねば
ならず作業性が困難であると共にきわめて危険な作業で
あつた。
〔発明の目的〕
この発明は従来の問題点を解消しようとするものであ
り、その目的とするというところは傾斜水冷壁(スパイ
ラル炉壁)を構成する分割パネルの取り付け作業を容易
かつ確実に実施し高所での作業を少なくし、しかも支持
部材への支持を簡素化するものである。
〔発明の概要〕
要するにこの発明は、複数本の水管をフィン接続しパネ
ル状として上部垂直管壁に接続し螺旋状巻きして角型の
火炉を形成する組立方法において、前記火炉を板状菱形
の分割パネルを螺旋下降するごとく溶接接続して形成す
るに際し、後続の分割パネル(5Z)を先行する分割パ
ネル(5X,5Y)に対する位置決めと開先調整をする
ことを、後続の分割パネル(5Z)面に2個所立設した
パネル側支持金具(19a,19b)と押えピン(2
7)で、上部垂直管壁(2)より垂下する2本の支持部
材(4a,4b)の端面部により後続の分割パネル(5
Z)の若干の変位を可能にして夫々保持し、また前記支
持部材(4a,4b)に夫々設けた支持部材側支持金具
(23a,23b)に吊り下げ部材(25,25′)の
吊りボルト(25a,25a′)を挿通させ、これをを
ナット(25b,25b′)で保持し、該吊り下げ部材
(25,25′)の下部に首振り可能に接続する平衡天
秤サポート(25f,25f′)で後続の分割パネル
(5Z)に設けた突出部付きのパネル側支持金具(19
a,19b)と接触させ該後続の分割パネル(5Z)を
吊り上げ保持し、前記ナット(25b,25b′)の調
整により先行の分割パネル(5X,5Y)と後続の分割
パネル(5Z)とでなす開先を微調整し、後続の分割パ
ネル(5Z)を溶接接続することを特徴とする傾斜水冷
壁の組立方法である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第12図から第23図は本発明の一実施例を示すもので、第
12図は本発明の分割パネルをブロツク工法で建設する様
子を示す概略構成図、第13図は分割パネルに取付けられ
たパネル側支持金具の平面図、第14図は第13図の側面
図、第15図は支持部材側支持金具の平面図、第16図は第
15図の一部断面側面図、第17図は吊り下げ部材の平面
図、第18図は第17図の側面図、第19図は後続の分割パネ
ルを先行の分割パネルに突合せた状態を示す平面図、第
20図は第19図の一部断面側面図、第21図は分割パネルを
支持部材に支持した様子を示す平面図、第22図は第21図
の側面図、第23図は第21図の上面図である。
第12図から第23図において符号4a,4b,5X,5
Y,5Z,7,9は従来のものと同一のものを示し、4
a,4bは支持部材、5X,5Yは先行の分割パネル、
5Zは後続の分割パネル、7は鉄骨、9はワイヤロープ
を示す。
19a,19bは後続の分割パネル5Zの所望の個所に
溶接20によつて接合されたパネル側支持金具、21
a,21a′,21b,21b′はパネル側支持金具1
9a,19bの突出部、22a,22bはパネル側支持
金具19a,19a間およびパネル側支持金具19b,
19b間の間隔、23a,23bは支持部材4の所望の
個所に溶接24によつて接合された支持部材側支持金
具、25,25′はパネル側支持金具19a,19bと
支持部材側支持金具23a,23bとの間に介在される
吊り下げ部材で、この吊り下げ部材25,25′は吊り
ボルト25a,25a′、ナツト25b,25b′、ホ
ークプレート25c,25c′、25d25d′、軸2
5e,25e′、平衡天秤サポート25f,25f′、
平衡天秤サポート25f,25f′の凹部25g,25
g′、25h,25h′によつて構成され、平行天秤サ
ポート25f,25f′は軸25e,25e′を支点と
して第17図の一点鎖線で示すように揺動して、先行の分
割パネル5X,5Yとの微調整作業が行なわれる。
26はパネル側支持金具19a,19bにあけた穴、2
7はこの穴26,26間に架橋した支持部材4を押える
押えピン、28はパネル側支持金具19a19bと押え
ピン27を接合した溶接、29a,29bは支持部材4
とこの支持部材4の外周を取り囲んだパネル側支持金具
19a,19b、押えピン27の間に形成された空間で
ある。
この様な構造において、先ず第12図を用いて先行の分割
パネル5X,5Yに後続の分割パネル5Zが微調整され
る様子について説明する。
後続の分割パネル5Zは従来の第6図のものと同様にボ
イラ鉄骨7から垂下したワイヤロープ9により地上から
高所へと第12図の斜線の位置まで吊り上げられて、おお
よその位置決めがされ、その後はパネル側支持金具19
a,19b、支持部材側支持金具23a,23bおよび
吊り部材25a,25a′によつて第12図に示す先行の
分割パネル5Yの下端と後続の分割パネル5Zの上端、
あるいは先行の分割パネル5Xの左端と後続の分割パネ
ル5Zの右端との微調整作業が行なわれる。
つまり、吊り上げられる後続の分割パネル5Zの左右の
両端には第13図に示す如くパネル側支持金具19a,1
9a,19b,19bが一対として4枚のパネル側支持
金具19a,19a,19b,19b(パネル側支持金
具19a,19bの側面は第14図参照)が取付けられ、
支持部材4a,4bには第15図に示す如くパネル側支持
金具19a,19a,19b,19bと係合する支持部
材支持金具23a,23b(支持部材側支持金具23
a,23bの側面は第16図参照)がすでに工場で取付け
られている。
従つて第12図のように後続の分割パネル5Zがワイヤロ
ープ9で吊り上げられる位置では後続の分割パネル5Z
のパネル側支持金具19aと19aの空間22aには第
15図の支持部材4aが、一方第13図のパネル側支持金具
19bと19bの空間22bには第15図の支持部材4b
が配置されてそれぞれ係合状態にある。
そして、その後にこのパネル側支持金具19a19aと
支持部材支持金具23aおよびパネル側支持金具19
b,19bと支持部材側支持金具23bの間に第17図お
よび第18図に示す吊り下げ部材25,25を介在して第
19図,第20図のようにパネル側支持金具19aと支持部
材側支持金具23a,パネル側支持金具19bと支持部
材側支持金具23bを吊り下げ部材25,25によつて
締め付けることにより支持部材4a,4bに後続の分割
パネル5Zを支持することになる。
つまり、第17図の吊り下げ部材25,25′の左側にお
いては平衡天秤サポート25f,25f′の凹部25
g,25hに第13図の左側のパネル側支持金具19a,
19bの突出部21a,21bを係合し、第17図の吊り
下げ部材25,25′の右側においては平衡天秤サポー
ト25f,25f′の凹部25g′,25h′に第13図
の右側のパネル側支持金具19a′,19b′の突出部
21a′,21b′を係合させ、その後に吊りボルト2
5a,25a′を支持部材側支持金具23a,23bに
貫通させて吊りボルト25a,25a′にナツト25
b,25b′を螺合するのである。
このナツト25b,25b′を締付けることによつて吊
り下げ部材25,25′の吊りボルト25a,25a′
は後続の分割パネル5Zを上方へ引張り上げて第12図に
示すように後続の分割パネル5Zと先行の分割パネル5
X,5Yの上下方向のパネル同志のすき間を微調整する
ことができるのである。
また、第17図で説明したように吊り下げ部材25,2
5′の下方には平衡天秤サポート25f,25f′がホ
ークプレート25c,25d,25c′,25d′に挟
まれしかも軸25e,25e′を支点として天秤状に支
持されているので、平行天秤サポート25f25f′が
第17図の実線の位置から一点鎖線の位置へ揺動すること
によつても、先行の分割パネル5X,5Yと後続の分割
パネル5Zとの微調整作業を行なうこともできる。
この様に本発明のパネル側支持金具19a′,19a,
19b′,19b、支持部材側支持金具23a,23b
吊り下げ部材25,25′によつて支持部材4a,4b
に後続の分割パネル5Zを直接支持することができるの
で、従来のように二重,三重に吊る必要がなくなり、次
々に後続の分割パネル5Zを所定位置に吊ることがで
き、ボイラ建設のための手間も省ける。また先行の分割
パネル5X,5Yと後続の分割パネル5Zを吊り部材2
5,25′で容易に微調整することができるので、ボイ
ラの組立作業が容易になり、しかも高所での作業は吊り
下げ部材25,25′の取付と吊りボルト25a,25
a′とナツト25b,25b′の締付作業のみになり、
高所での作業量は一段と少なくなる。
また、先行の分割パネル5X,5Yと後続の分割パネル
5Zの突合せ作業も吊り下げ部材25,25′の締付け
作業と平衡天秤サポート25f,25f′の揺動によつ
て容易となり、溶接作業の向上が計れる。
なお、平衡天秤サポート25f,25f′は軸24,2
4′を支点として揺動しかつナツト25b,25b′の
ねじ込み量を調整すれば、パネル側支持金具19a,1
9bおよび支持部材側支持金具23a,23bの取付け
位置に多少誤差があつても、取付誤差は吸収でき、か
つ、一部に後続の分割パネル5Zの荷重が集中すること
もなくなる。
また、第21図から第23図はボイラ組立後の支持構造を示
すもので、この支持構造においてもパネル側支持金具1
9a,19bは後続の分割パネル5Zを吊るだけではな
く組立後の支持金具としても役立つ。
つまり、従来の第8図及び第9図に示す仮り止め金具1
0、第10図および第11図に示すラグ13a,13bなど
の仮組立に用いる金具は、仮組立後に例えばガス切断な
どによつて切断除去する必要があるが、本発明のものに
おいては、パネル側支持金具19a,19bは第21図か
ら第23図のように支持部材4a,4bへの支持金具とし
て再利用でき、ガス切断などによる取り除き作業をする
必要はない。
すなわち、第21図から第23図に示すように、ボイラ組立
後は、パネル側支持金具19a,19a′19b,19
b′に穴26,26をあけ、これに押えピン27,を穴
26,26に貫通させ、押えピン27の一方と、パネル
側支持金具19a,19a′,19b,19b′の一方
を溶接28によつて固定し、他方は穴26内に押えピン
27を通すことによつて、支持部材4a,4bを囲み、
空間29a,29b内で分割パネルの横方向の伸びと、
支持部材4a,4bの縦方向の伸びを吸収することがで
きる支持金具として再利用する。
このように、パネル側支持金具19a,19a′,19
b,19b′はボイラの組立後においても支持金具とし
て再利用できるので、取付、取はずしのための手間も省
ける。
〔発明の効果〕
本発明は後続の分割パネルと支持部材の両方に支持金具
を取付け、その後にこの支持金具同志の間に吊り下げ部
材を介在して後続の分割パネルを支持部材に吊り下げ、
しかる後に吊り下げ部材で先行の分割パネルと後続の分
割パネルの微調整を行なうようにしたので、多くの後続
の分割パネルを同時に吊り下げて建設することができ、
高所での作業量が少くなり支持部材への支持も簡素化さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボイラ火炉水冷壁構造を示す側面図、第
2図は第1図の火炉部の横断面図、第3〜5図は従来の
ブロツク組立工法を示す概念図、第6〜11図は従来の
組立工程順序の説明図で、第6〜7図は第3図のボイラ
火炉の展開図、第8図は第7図のA部の拡大詳細図、第
9図は第8図の側面図、第10図は第7図のB部拡大図、
第11図はラグ13bの横断面図、第12図は本発明のブロツ
ク工法を壁面展開して模式にして示す図面、第13図はパ
ネル側支持金具の正面図、第14図は第13図の側面図、第
15図は支持部材支持金具の正面図、第16図は第15図の一
部断面側面図、第17図は吊り下げ部材の正面図、第18図
は第17図の側面図、第19図は先行の分割パネルに後続の
分割を接続したときの支持金具の正面図、第20図は第19
図の一部断面側面図、第21図はパネル側支持金具19
a,19bの正面図、第22図は側面図、第23図は第21図
のI−I断面視図である。 1……火炉 5a,5b,5c……側壁分割パネル 7……ボイラ鉄骨 10……仮止め金具 13a,13b……ラグ 17……ボルト 18……ナツト 19a,19b……パネル側支持金具 23a,23b……支持部材側支持金具 25a,25a′……吊りボルト 25b,25b′……ナツト 27……押えピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の水管をフィン接続しパネル状とし
    て上部垂直管壁に接続し螺旋状巻きして角型の火炉を形
    成する組立方法において、前記火炉を板状菱形の分割パ
    ネルを螺旋下降するごとく溶接接続して形成するに際
    し、後続の分割パネル(5Z)を先行する分割パネル
    (5X,5Y)に対する位置決めと開先調整をすること
    を、後続の分割パネル(5Z)面に2個所立設したパネ
    ル側支持金具(19a,19b)と押えピン(27)
    で、上部垂直管壁(2)より垂下する2本の支持部材
    (4a,4b)の端面部により後続の分割パネル(5
    Z)の若干の変位を可能にして夫々保持し、また前記支
    持部材(4a,4b)に夫々設けた支持部材側支持金具
    (23a,23b)に吊り下げ部材(25,25′)の
    吊りボルト(25a,25a′)を挿通させ、これをを
    ナット(25b,25b′)で保持し、該吊り下げ部材
    (25,25′)の下部に首振り可能に接続する平衡天
    秤サポート(25f,25f′)で後続の分割パネル
    (5Z)に設けた突出部付きのパネル側支持金具(19
    a,19b)と接触させ該後続の分割パネル(5Z)を
    吊り上げ保持し、前記ナット(25b,25b′)の調
    整により先行の分割パネル(5X,5Y)と後続の分割
    パネル(5Z)とでなす開先を微調整し、後続の分割パ
    ネル(5Z)を溶接接続することを特徴とする傾斜水冷
    壁の組立方法。
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