JPH0660842A - 荷電粒子ビーム装置 - Google Patents
荷電粒子ビーム装置Info
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- JPH0660842A JPH0660842A JP3054857A JP5485791A JPH0660842A JP H0660842 A JPH0660842 A JP H0660842A JP 3054857 A JP3054857 A JP 3054857A JP 5485791 A JP5485791 A JP 5485791A JP H0660842 A JPH0660842 A JP H0660842A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子ビームやイオンビームを用いた荷電粒子
ビーム装置に関し、長手方向に均一な質の良い細長い断
面形状の荷電粒子ビームを得ることを目的とする。 【構成】 細長い断面形状の荷電粒子ビームを発生する
荷電粒子ビーム発生源と、荷電粒子ビーム発生源から発
生した荷電粒子ビームの断面形状を成形するための偏向
手段と、荷電粒子ビームが照射されるターゲット近傍に
おける荷電粒子ビームのビーム強度分布を測定する測定
手段と、測定手段からの信号に基づくビーム強度分布と
予め記憶されている理想的な強度分布とを比較し、自動
的に前記偏向手段を制御する制御系とを備えるように構
成する。
ビーム装置に関し、長手方向に均一な質の良い細長い断
面形状の荷電粒子ビームを得ることを目的とする。 【構成】 細長い断面形状の荷電粒子ビームを発生する
荷電粒子ビーム発生源と、荷電粒子ビーム発生源から発
生した荷電粒子ビームの断面形状を成形するための偏向
手段と、荷電粒子ビームが照射されるターゲット近傍に
おける荷電粒子ビームのビーム強度分布を測定する測定
手段と、測定手段からの信号に基づくビーム強度分布と
予め記憶されている理想的な強度分布とを比較し、自動
的に前記偏向手段を制御する制御系とを備えるように構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビームやイオンビ
ームを用いた荷電粒子ビーム装置に関し、特に、細長い
断面形状の荷電粒子ビームを成形するようにした荷電粒
子ビーム装置に関する。
ームを用いた荷電粒子ビーム装置に関し、特に、細長い
断面形状の荷電粒子ビームを成形するようにした荷電粒
子ビーム装置に関する。
【0002】
【従来技術】図5は、従来の細長い形状の電子ビームを
用いた蒸着装置の概略図を示しており、1は、細長いフ
ィラメント2、グリッド3、アノード4より構成された
電子銃である。フィラメント2は図示していない適宜な
加熱電源によって加熱されており、加熱に伴って発生し
た熱電子は、グリッド3によって制御され、アノード4
によって加速される。加速された細長い断面形状の電子
ビームは、ルツボ5内の被蒸発材料6に向けて投射され
るが、材料6上の電子ビームの照射位置は、偏向コイル
7に供給される偏向信号によって変えられる。
用いた蒸着装置の概略図を示しており、1は、細長いフ
ィラメント2、グリッド3、アノード4より構成された
電子銃である。フィラメント2は図示していない適宜な
加熱電源によって加熱されており、加熱に伴って発生し
た熱電子は、グリッド3によって制御され、アノード4
によって加速される。加速された細長い断面形状の電子
ビームは、ルツボ5内の被蒸発材料6に向けて投射され
るが、材料6上の電子ビームの照射位置は、偏向コイル
7に供給される偏向信号によって変えられる。
【0003】図6は、電子銃1から発生した電子ビーム
EBを270°偏向して被蒸発材料に照射するようにし
た従来の蒸着装置の概略を示したもので、図3と同一部
分は同一番号を付してある。この図において、真空容器
10の中には、図3に示したと同様な細長い断面形状の
電子ビームEBを発生することができる電子銃1が配置
されている。また、真空容器10の外側には、電子銃1
から発生した電子ビームEBを270°偏向して、ルツ
ボ5内の被蒸発物質6に向けて照射するためのヘルムホ
ルツコイル11が配置されており、このコイル11には
電源12から励磁電流が供給されている。
EBを270°偏向して被蒸発材料に照射するようにし
た従来の蒸着装置の概略を示したもので、図3と同一部
分は同一番号を付してある。この図において、真空容器
10の中には、図3に示したと同様な細長い断面形状の
電子ビームEBを発生することができる電子銃1が配置
されている。また、真空容器10の外側には、電子銃1
から発生した電子ビームEBを270°偏向して、ルツ
ボ5内の被蒸発物質6に向けて照射するためのヘルムホ
ルツコイル11が配置されており、このコイル11には
電源12から励磁電流が供給されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような装置
で、ルツボ5内の材料6上に照射される電子ビームに注
目すると、通常、ビームの電流密度(強度)分布は、ビ
ームの長手方向に不均一であり、エネルギー密度は、場
所的に相違している。このようなエネルギー密度が場所
的に相違している電子ビームによって材料を蒸発させて
も、長手方向に渡って均一な蒸発量を得ることは出来な
い。電子銃1の機械的な精度を高めて、均一なビームを
発生させようとしても、フィラメント2は加熱によって
変形してしまい、なかなか機械的な精度だけでは長手方
向に均一な細長いビームを得ることは困難である。
で、ルツボ5内の材料6上に照射される電子ビームに注
目すると、通常、ビームの電流密度(強度)分布は、ビ
ームの長手方向に不均一であり、エネルギー密度は、場
所的に相違している。このようなエネルギー密度が場所
的に相違している電子ビームによって材料を蒸発させて
も、長手方向に渡って均一な蒸発量を得ることは出来な
い。電子銃1の機械的な精度を高めて、均一なビームを
発生させようとしても、フィラメント2は加熱によって
変形してしまい、なかなか機械的な精度だけでは長手方
向に均一な細長いビームを得ることは困難である。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、長手方向に均一な質の良い細長い断
面形状の荷電粒子ビームを得ることができる荷電粒子ビ
ーム装置を実現するにある。
ので、その目的は、長手方向に均一な質の良い細長い断
面形状の荷電粒子ビームを得ることができる荷電粒子ビ
ーム装置を実現するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明の請求項1の発明は、細長い断面形状の荷電粒子
ビームを発生する荷電粒子ビーム発生源と、荷電粒子ビ
ーム発生源から発生した荷電粒子ビームの断面形状を成
形するための偏向手段と、荷電粒子ビームが照射される
ターゲット近傍における荷電粒子ビームのビーム強度分
布を測定する測定手段と、測定手段からの信号に基づく
ビーム強度分布と予め記憶されている理想的な強度分布
とを比較し、自動的に前記偏向手段を制御する制御系と
を備えたことを特徴としている。
本発明の請求項1の発明は、細長い断面形状の荷電粒子
ビームを発生する荷電粒子ビーム発生源と、荷電粒子ビ
ーム発生源から発生した荷電粒子ビームの断面形状を成
形するための偏向手段と、荷電粒子ビームが照射される
ターゲット近傍における荷電粒子ビームのビーム強度分
布を測定する測定手段と、測定手段からの信号に基づく
ビーム強度分布と予め記憶されている理想的な強度分布
とを比較し、自動的に前記偏向手段を制御する制御系と
を備えたことを特徴としている。
【0007】また、本発明の請求項2の発明は、前記測
定手段を、荷電粒子ビームが照射されるターゲットの上
方に配置され、荷電粒子ビームの照射によって蒸発した
物質の量を測定する多数の膜厚計より構成したことを特
徴としている。
定手段を、荷電粒子ビームが照射されるターゲットの上
方に配置され、荷電粒子ビームの照射によって蒸発した
物質の量を測定する多数の膜厚計より構成したことを特
徴としている。
【0008】
【作用】電子銃やイオン銃から発生した細長い断面形状
のビームの強度分布を測定し、この測定された強度分布
に基づいて、2枚以上の電極などの偏向手段より成るビ
ーム成形手段を自動的に制御し、各電極に所望の電圧を
印加することによって長手方向に均一な荷電粒子ビーム
を成形する。
のビームの強度分布を測定し、この測定された強度分布
に基づいて、2枚以上の電極などの偏向手段より成るビ
ーム成形手段を自動的に制御し、各電極に所望の電圧を
印加することによって長手方向に均一な荷電粒子ビーム
を成形する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明に基づく電子ビーム装置の一
実施例を示しており、図4と同一部分には同一番号が付
されている。この実施例において、ルツボ5の上方に
は、多数の膜厚モニター15が配置されている。この膜
厚モニター15は、図2にその詳細を示すように、細長
いルツボの長手方向に多数配置(この実施例では、5つ
のモニター15a〜15eが配置)されており、夫々の
膜厚モニター15a〜15eは、水晶発振器を有した膜
厚計16に接続されている。膜厚計16から得られた各
膜厚モニター15a〜15eに付着した膜の厚さに関す
るデータは、AD変換器17によってディジタル信号に
変換された後、コンピュータの如き制御回路18に供給
される。真空容器11内部の電子銃1から発生した電子
ビームの通路上には、ビーム補正電源19に接続され
た、ビーム成形のための偏向器20が配置されている。
この偏向器20は、図3に示すように多数の偏向板20
a〜20hより構成されており、夫々の偏向板20a〜
20hは、夫々補正電源19a〜19hに接続されてい
る。補正電源19は、前記制御回路18によって制御さ
れる。なお、21は、制御回路18に接続されたメモリ
ーである。
に説明する。図1は本発明に基づく電子ビーム装置の一
実施例を示しており、図4と同一部分には同一番号が付
されている。この実施例において、ルツボ5の上方に
は、多数の膜厚モニター15が配置されている。この膜
厚モニター15は、図2にその詳細を示すように、細長
いルツボの長手方向に多数配置(この実施例では、5つ
のモニター15a〜15eが配置)されており、夫々の
膜厚モニター15a〜15eは、水晶発振器を有した膜
厚計16に接続されている。膜厚計16から得られた各
膜厚モニター15a〜15eに付着した膜の厚さに関す
るデータは、AD変換器17によってディジタル信号に
変換された後、コンピュータの如き制御回路18に供給
される。真空容器11内部の電子銃1から発生した電子
ビームの通路上には、ビーム補正電源19に接続され
た、ビーム成形のための偏向器20が配置されている。
この偏向器20は、図3に示すように多数の偏向板20
a〜20hより構成されており、夫々の偏向板20a〜
20hは、夫々補正電源19a〜19hに接続されてい
る。補正電源19は、前記制御回路18によって制御さ
れる。なお、21は、制御回路18に接続されたメモリ
ーである。
【0010】上述した構成の動作は次の通りである。電
子銃1から発生した細長い断面形状の電子ビームEB
は、ヘルムホルツコイル11によって270°偏向さ
れ、ルツボ5に入れられた被蒸発材料6に向けて照射さ
れる。電子ビームEBが照射された材料6は、加熱され
蒸発させられる。蒸発した材料は、図示していない被蒸
着基板に付着し、この基板上に膜を形成する。更に、蒸
発した材料は、ルツボ5の上方に配置された多数の膜厚
モニター15a〜15eに付着し、基板上と同じよう
に、この膜厚モニターの表面にも膜を形成する。ここ
で、各膜厚モニター15上に形成された膜の厚さは、材
料の蒸発量に対応するが、更に、材料6上の電子ビーム
の強度分布にも対応する。すなわち、図2において、細
長いルツボ5の材料6上の3つの点P1 〜P3 に注目す
ると、各点においては電子ビームの照射によって材料が
加熱されて蒸発し、夫々の点から蒸発した材料は、各膜
厚モニター15a〜15eに付着して膜形成に寄与す
る。この際、点P1 における電子ビームの強度と点P3
における電子ビームの強度とが相違すると、例えば、点
P1 の電子ビームの強度が点P3 の電子ビームの強度よ
り高いと、点P1 に最も近い位置に配置された膜厚モニ
ター15aに形成された膜の厚さは、点P3 に最も近い
位置に配置された膜厚モニター15eに形成された膜の
厚さより厚くなる。この結果、膜厚計16によって得ら
れた各膜厚モニター15a〜15eからの膜厚に応じた
信号をAD変換器17を介して制御回路18に供給する
ことにより、制御回路18において材料6上の電子ビー
ムの強度分布が求められることになる。
子銃1から発生した細長い断面形状の電子ビームEB
は、ヘルムホルツコイル11によって270°偏向さ
れ、ルツボ5に入れられた被蒸発材料6に向けて照射さ
れる。電子ビームEBが照射された材料6は、加熱され
蒸発させられる。蒸発した材料は、図示していない被蒸
着基板に付着し、この基板上に膜を形成する。更に、蒸
発した材料は、ルツボ5の上方に配置された多数の膜厚
モニター15a〜15eに付着し、基板上と同じよう
に、この膜厚モニターの表面にも膜を形成する。ここ
で、各膜厚モニター15上に形成された膜の厚さは、材
料の蒸発量に対応するが、更に、材料6上の電子ビーム
の強度分布にも対応する。すなわち、図2において、細
長いルツボ5の材料6上の3つの点P1 〜P3 に注目す
ると、各点においては電子ビームの照射によって材料が
加熱されて蒸発し、夫々の点から蒸発した材料は、各膜
厚モニター15a〜15eに付着して膜形成に寄与す
る。この際、点P1 における電子ビームの強度と点P3
における電子ビームの強度とが相違すると、例えば、点
P1 の電子ビームの強度が点P3 の電子ビームの強度よ
り高いと、点P1 に最も近い位置に配置された膜厚モニ
ター15aに形成された膜の厚さは、点P3 に最も近い
位置に配置された膜厚モニター15eに形成された膜の
厚さより厚くなる。この結果、膜厚計16によって得ら
れた各膜厚モニター15a〜15eからの膜厚に応じた
信号をAD変換器17を介して制御回路18に供給する
ことにより、制御回路18において材料6上の電子ビー
ムの強度分布が求められることになる。
【0011】制御回路18に接続されたメモリー21に
は、予め、材料6上の電子ビームの強度分布の理想的な
値が記憶されており、制御回路18は、膜厚計16から
の実際の電子ビームの強度分布とメモリ22に記憶され
た理想的な強度分布とを比較する。制御回路18は、こ
の比較した結果に基づいて補正電源19を制御する。こ
の結果、補正電源の各電源19a〜19hから偏向器2
0の各偏向板20a〜20hには、均一な強度分布の電
子ビームが形成されるような電圧が印加される。従っ
て、この補正された電子ビームを材料に照射することに
より、長手方向に均一な蒸発量で材料の蒸発を行うこと
ができ、均一な膜の形成が可能となる。
は、予め、材料6上の電子ビームの強度分布の理想的な
値が記憶されており、制御回路18は、膜厚計16から
の実際の電子ビームの強度分布とメモリ22に記憶され
た理想的な強度分布とを比較する。制御回路18は、こ
の比較した結果に基づいて補正電源19を制御する。こ
の結果、補正電源の各電源19a〜19hから偏向器2
0の各偏向板20a〜20hには、均一な強度分布の電
子ビームが形成されるような電圧が印加される。従っ
て、この補正された電子ビームを材料に照射することに
より、長手方向に均一な蒸発量で材料の蒸発を行うこと
ができ、均一な膜の形成が可能となる。
【0012】図4は、本発明の他の実施例を示してお
り、図1〜図3において示した実施例と同一部分は同一
番号が付されている。この実施例で、真空容器1内のル
ツボ5に接近して、電子ビームの強度を測定するファラ
デーカップ25が配置されている。また、電源12は、
電子ビームEBを偏向し、ファラデーカップ25上で電
子ビームの走査ができるような偏向信号をヘルムホルツ
コイル11に供給できるように構成されている。ファラ
デーカップ25の検出信号は、ディジタルストレージオ
シロスコープ26に供給され、更にその検出信号は、オ
シロスコープ26を介して、電圧信号をその電圧に応じ
た周波数の信号に変換するV/F変換器と、周波数信号
を光信号に変換する変換器を有した光信号発生器27に
供給される。光信号発生器27は、光ファイバー28を
介して、光を受光し、周波数信号を電圧信号に変換する
F/V変換器を有した光電変換器29に接続されてい
る。光電変換器29の出力は、AD変換器17によって
ディジタル信号に変換され、制御回路18に供給され
る。
り、図1〜図3において示した実施例と同一部分は同一
番号が付されている。この実施例で、真空容器1内のル
ツボ5に接近して、電子ビームの強度を測定するファラ
デーカップ25が配置されている。また、電源12は、
電子ビームEBを偏向し、ファラデーカップ25上で電
子ビームの走査ができるような偏向信号をヘルムホルツ
コイル11に供給できるように構成されている。ファラ
デーカップ25の検出信号は、ディジタルストレージオ
シロスコープ26に供給され、更にその検出信号は、オ
シロスコープ26を介して、電圧信号をその電圧に応じ
た周波数の信号に変換するV/F変換器と、周波数信号
を光信号に変換する変換器を有した光信号発生器27に
供給される。光信号発生器27は、光ファイバー28を
介して、光を受光し、周波数信号を電圧信号に変換する
F/V変換器を有した光電変換器29に接続されてい
る。光電変換器29の出力は、AD変換器17によって
ディジタル信号に変換され、制御回路18に供給され
る。
【0013】このように構成した装置において、電子ビ
ームEBは、電源12からヘルムホルツコイル11に供
給される偏向信号に応じて偏向され、ファラデーカップ
25を横切って走査される。この走査に伴ってファラデ
ーカップ25に入射する電子ビームの強度は、電子ビー
ムのビーム強度分布に応じて変化し、その結果、ファラ
デーカップ25の出力信号は、電子ビームのビーム強度
分布に対応したものとなる。このファラデーカップ25
の出力信号は、ディジタルストレージオシロスコープ2
6に供給され、オシロスコープ26は、電源12からの
偏向信号を参照信号としてファラデーカップ25の出力
信号を光信号発生器27,光電変換器28,AD変換器
17を介して制御回路18に供給する。制御回路18
は、ファラデーカップ25からの信号に基づくビーム強
度分布と、メモリー21に記憶されている理想的なビー
ム強度分布を比較し、第1の実施例と同様に、偏向器2
0の補正電源19の制御を行い、電子ビームの強度分布
を歪のない均一なものとする。なお、制御回路18に
は、陰極線管30が接続されており、制御回路18によ
って制御されたビーム形状を陰極線管30上に表示でき
るように構成されている。
ームEBは、電源12からヘルムホルツコイル11に供
給される偏向信号に応じて偏向され、ファラデーカップ
25を横切って走査される。この走査に伴ってファラデ
ーカップ25に入射する電子ビームの強度は、電子ビー
ムのビーム強度分布に応じて変化し、その結果、ファラ
デーカップ25の出力信号は、電子ビームのビーム強度
分布に対応したものとなる。このファラデーカップ25
の出力信号は、ディジタルストレージオシロスコープ2
6に供給され、オシロスコープ26は、電源12からの
偏向信号を参照信号としてファラデーカップ25の出力
信号を光信号発生器27,光電変換器28,AD変換器
17を介して制御回路18に供給する。制御回路18
は、ファラデーカップ25からの信号に基づくビーム強
度分布と、メモリー21に記憶されている理想的なビー
ム強度分布を比較し、第1の実施例と同様に、偏向器2
0の補正電源19の制御を行い、電子ビームの強度分布
を歪のない均一なものとする。なお、制御回路18に
は、陰極線管30が接続されており、制御回路18によ
って制御されたビーム形状を陰極線管30上に表示でき
るように構成されている。
【0014】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこれらの実施例に限定されない。例えば、電子ビーム
装置を例に説明したが、イオンビーム装置にも同様に本
発明を適用することができる。また、電子ビームの補正
のために8枚の電極を用いたが、8枚の電極以外の枚数
の電極によってビームを成形するようにしても良い。更
に、静電電極によってビームの成形を行うようにした
が、複数の磁気コイルによってビームの成形を行うよう
にしても良い。更にまた、膜厚モニターの数は多いほう
がより精度高く電子ビームの強度分布の測定を行うこと
ができ、また、直線上にモニターを配置するのではな
く、2次元的に多数のモニターを配置することは望まし
い。
はこれらの実施例に限定されない。例えば、電子ビーム
装置を例に説明したが、イオンビーム装置にも同様に本
発明を適用することができる。また、電子ビームの補正
のために8枚の電極を用いたが、8枚の電極以外の枚数
の電極によってビームを成形するようにしても良い。更
に、静電電極によってビームの成形を行うようにした
が、複数の磁気コイルによってビームの成形を行うよう
にしても良い。更にまた、膜厚モニターの数は多いほう
がより精度高く電子ビームの強度分布の測定を行うこと
ができ、また、直線上にモニターを配置するのではな
く、2次元的に多数のモニターを配置することは望まし
い。
【0015】
【効果】以上、詳細に説明したように、本発明によれ
ば、電子銃やイオン銃から発生した細長い断面形状のビ
ームの強度分布を測定し、この測定された強度分布に基
づいて、2枚以上の電極などの偏向手段より成るビーム
成形手段を自動的に制御し、各電極に所望の電圧を印加
することによって長手方向に均一な荷電粒子ビームを成
形するようにしたので、長手方向に均一なビーム電流密
度の荷電粒子ビームを得ることができる。従って、この
ような成形された荷電粒子ビームを被蒸発材料に照射す
れば、長手方向に均一な蒸発量で材料の蒸発を行うこと
ができる。
ば、電子銃やイオン銃から発生した細長い断面形状のビ
ームの強度分布を測定し、この測定された強度分布に基
づいて、2枚以上の電極などの偏向手段より成るビーム
成形手段を自動的に制御し、各電極に所望の電圧を印加
することによって長手方向に均一な荷電粒子ビームを成
形するようにしたので、長手方向に均一なビーム電流密
度の荷電粒子ビームを得ることができる。従って、この
ような成形された荷電粒子ビームを被蒸発材料に照射す
れば、長手方向に均一な蒸発量で材料の蒸発を行うこと
ができる。
【図1】本発明の一実施例である電子ビーム装置を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例である電子ビーム装置を示す
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施例である電子ビーム装置を示す
図である。
図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】従来の電子ビーム装置を示す図である。
【図6】従来の電子ビーム装置を示す図である。
1 フィラメント 2 グリッド 3 アノード 4 ルツボ 5 被蒸発材料 6 偏向コイル 10 真空容器 11 ヘルムホルツコイル 12 電源 15 膜厚モニター 16 膜厚計 17 AD変換器 18 制御回路 19 補正電源 20 偏向器 21 メモリー 25 ファラデーカップ 26 ディジタルストレージオシロスコープ 27 光信号変換器 28 光ファイバー 29 光電変換器 30 陰極線管
Claims (2)
- 【請求項1】 細長い断面形状の荷電粒子ビームを発生
する荷電粒子ビーム発生源と、荷電粒子ビーム発生源か
ら発生した荷電粒子ビームの断面形状を成形するための
偏向手段と、荷電粒子ビームが照射されるターゲット近
傍における荷電粒子ビームのビーム強度分布を測定する
測定手段と、測定手段からの信号に基づくビーム強度分
布と予め記憶されている理想的な強度分布とを比較し、
自動的に前記偏向手段を制御する制御系とを備えた荷電
粒子ビーム装置。 - 【請求項2】 前記測定手段は、荷電粒子ビームが照射
されるターゲットの上方に配置され、荷電粒子ビームの
照射によって蒸発した物質の量を測定する多数の膜厚計
より成る請求項1記載の荷電粒子ビーム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054857A JPH0660842A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 荷電粒子ビーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054857A JPH0660842A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 荷電粒子ビーム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660842A true JPH0660842A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=12982264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054857A Withdrawn JPH0660842A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 荷電粒子ビーム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660842A (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054857A patent/JPH0660842A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |