JPH0660888A - 平板型固体電解質燃料電池 - Google Patents
平板型固体電解質燃料電池Info
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- JPH0660888A JPH0660888A JP4214442A JP21444292A JPH0660888A JP H0660888 A JPH0660888 A JP H0660888A JP 4214442 A JP4214442 A JP 4214442A JP 21444292 A JP21444292 A JP 21444292A JP H0660888 A JPH0660888 A JP H0660888A
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- gas
- oxygen
- fuel
- electrode
- solid electrolyte
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平板型固体電解質燃料電池において、従来構
造における、燃料ガスと酸素ガスのガスシール不良によ
る発電効率低下の問題及び交差型セル・モジュールに起
因して発生する熱歪の問題を改善して、高効率・高信頼
性を得る。 【構成】 酸素極1を多数の孔を有する有底形直方体と
し、有底形直方体の片面にガス不透過膜の固体電解質2
の膜を形成し、他の片面をガス不透過膜のインタコネク
ター4の膜で覆って、単セル5とする。この構造によ
り、ガスシール処理なしに酸素極1内部に供給される酸
素ガスと有底形直方体の外部に供給される燃料ガスとの
混合が起こらないようにし、発電効率の低下を防止す
る。また、孔の上部の開口部6から酸素ガス供給管7を
挿入し、酸素極1面上の酸素ガスと固体電解質2上に形
成される燃料極3上の燃料ガスの気流の向きを互いに同
一方向として、セル発電部の熱分布を均一化し、応力歪
を改善して信頼性を高める。
造における、燃料ガスと酸素ガスのガスシール不良によ
る発電効率低下の問題及び交差型セル・モジュールに起
因して発生する熱歪の問題を改善して、高効率・高信頼
性を得る。 【構成】 酸素極1を多数の孔を有する有底形直方体と
し、有底形直方体の片面にガス不透過膜の固体電解質2
の膜を形成し、他の片面をガス不透過膜のインタコネク
ター4の膜で覆って、単セル5とする。この構造によ
り、ガスシール処理なしに酸素極1内部に供給される酸
素ガスと有底形直方体の外部に供給される燃料ガスとの
混合が起こらないようにし、発電効率の低下を防止す
る。また、孔の上部の開口部6から酸素ガス供給管7を
挿入し、酸素極1面上の酸素ガスと固体電解質2上に形
成される燃料極3上の燃料ガスの気流の向きを互いに同
一方向として、セル発電部の熱分布を均一化し、応力歪
を改善して信頼性を高める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平板型固体電解質燃料電
池の構造に係り、ガスシールレス構造、ガス供給管内包
セル構造、燃料ガスリサイクル構造を有した高発電効率
の平板型固体電解質燃料電池に関するものである。
池の構造に係り、ガスシールレス構造、ガス供給管内包
セル構造、燃料ガスリサイクル構造を有した高発電効率
の平板型固体電解質燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ジルコニア等の酸化物固体電解質を用い
る平板型の固体電解質燃料電池(以下SOFCと記す)
は、その動作温度が800〜1000℃と高温であるた
め発電効率が高いこと、構成材料が固体のため液漏れの
トラブルがないこと、円筒型のSOFCより内部抵抗が
小さいため高出力化に有効であること等の特徴を有して
いる。このような平板型SOFCは、燃料極,電解質,
酸素極からなる単セルと、単セル間を接続するインタコ
ネクター又はセパレート板とが交互に積層されてなるス
タックで構成され、インタコネクターの両面で立体的に
直角交差した溝がガス流路として形成され、それぞれ異
なった反応ガス(燃料極側には燃料ガス、酸素極側には
酸素ガス)が流されている。また、燃料極及び酸素極
は、反応ガスが容易に拡散できるように多孔性電極とな
っている。一般的に電解質にはジルコニア焼成体、イン
タコネクターにはLaCrO3焼成体が用いられ、これ
らは、いずれもガス不透過な緻密性の焼成体である。こ
のような材料で構成される単セルとインタコネクターと
は材料的にはガス不透過であるが、その接合面は一体焼
結が困難なため、その接合面からガスリークが生じ発電
効率を下げる原因となる。この問題点を解決するため
に、例えば特開平2−215052号,特開平2−16
8568号に開示されたような単セルの内周面または外
周面にガラスシールする方法がある。
る平板型の固体電解質燃料電池(以下SOFCと記す)
は、その動作温度が800〜1000℃と高温であるた
め発電効率が高いこと、構成材料が固体のため液漏れの
トラブルがないこと、円筒型のSOFCより内部抵抗が
小さいため高出力化に有効であること等の特徴を有して
いる。このような平板型SOFCは、燃料極,電解質,
酸素極からなる単セルと、単セル間を接続するインタコ
ネクター又はセパレート板とが交互に積層されてなるス
タックで構成され、インタコネクターの両面で立体的に
直角交差した溝がガス流路として形成され、それぞれ異
なった反応ガス(燃料極側には燃料ガス、酸素極側には
酸素ガス)が流されている。また、燃料極及び酸素極
は、反応ガスが容易に拡散できるように多孔性電極とな
っている。一般的に電解質にはジルコニア焼成体、イン
タコネクターにはLaCrO3焼成体が用いられ、これ
らは、いずれもガス不透過な緻密性の焼成体である。こ
のような材料で構成される単セルとインタコネクターと
は材料的にはガス不透過であるが、その接合面は一体焼
結が困難なため、その接合面からガスリークが生じ発電
効率を下げる原因となる。この問題点を解決するため
に、例えば特開平2−215052号,特開平2−16
8568号に開示されたような単セルの内周面または外
周面にガラスシールする方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、100
0℃の高温で、かつ高出力を得るためにガス流量を増大
させセル内圧力を高くした条件下で上記従来のSOFC
を運転した場合に、シール材の溶融ガラスの粘度が減少
しシール性が劣るという問題があった。
0℃の高温で、かつ高出力を得るためにガス流量を増大
させセル内圧力を高くした条件下で上記従来のSOFC
を運転した場合に、シール材の溶融ガラスの粘度が減少
しシール性が劣るという問題があった。
【0004】また、従来の平板型セル発電部における燃
料流と空気流は、互いに直交する交差型セルになってい
るため、発電部の電流密度及び温度分布に著しい匂配が
生じ、セルに内部応力歪みが発生し、長期信頼性に問題
があった(Proceeding of 2nd In
ternatinal Symposium onSo
lid Oxide Fuel Cell,P.305
−312,July1991)。さらに、セルを大型化
した場合、セルのガス供給口の電流密度が著しく大きく
なりセル全面に渡って一様な発電が行なわれなくなるた
め、セルの出力密度が低下するという問題があった。
料流と空気流は、互いに直交する交差型セルになってい
るため、発電部の電流密度及び温度分布に著しい匂配が
生じ、セルに内部応力歪みが発生し、長期信頼性に問題
があった(Proceeding of 2nd In
ternatinal Symposium onSo
lid Oxide Fuel Cell,P.305
−312,July1991)。さらに、セルを大型化
した場合、セルのガス供給口の電流密度が著しく大きく
なりセル全面に渡って一様な発電が行なわれなくなるた
め、セルの出力密度が低下するという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、従来の平板型SOFCが
抱えていた燃料ガスと酸素ガスのガスシールの問題及び
交差型セル・モジュールに起因して発生する熱歪の問題
を改善して、高信頼性で高効率・高出力な平板型SOF
Cを提供することにある。
れたものであり、その目的は、従来の平板型SOFCが
抱えていた燃料ガスと酸素ガスのガスシールの問題及び
交差型セル・モジュールに起因して発生する熱歪の問題
を改善して、高信頼性で高効率・高出力な平板型SOF
Cを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による請求項1の発明では、燃料極,固体電
解質,酸素極よりなる平板型固体電解質燃料電池におい
て、酸素極が上面に多数の開口部を有する中空状の孔を
形成してある有底形直方体であり、該直方体の片面に固
体電解質,燃料極を形成し、それと反対の一方の片面お
よび底部,側部の面にインタコネクターの緻密膜を形成
した単セル構造体を成している構成としている。
め、本発明による請求項1の発明では、燃料極,固体電
解質,酸素極よりなる平板型固体電解質燃料電池におい
て、酸素極が上面に多数の開口部を有する中空状の孔を
形成してある有底形直方体であり、該直方体の片面に固
体電解質,燃料極を形成し、それと反対の一方の片面お
よび底部,側部の面にインタコネクターの緻密膜を形成
した単セル構造体を成している構成としている。
【0007】また、同じく請求項2の発明では、酸素ガ
ス供給管が有底直方体の酸素極上面の開口部より挿入さ
れ、酸素ガスが該酸素ガス供給管より酸素極内部に供給
される構造を有する構成とする。
ス供給管が有底直方体の酸素極上面の開口部より挿入さ
れ、酸素ガスが該酸素ガス供給管より酸素極内部に供給
される構造を有する構成とする。
【0008】また、同じく請求項3の発明では、単セル
間の電気的接続がニッケルフェルトで接続されている構
成とする。
間の電気的接続がニッケルフェルトで接続されている構
成とする。
【0009】さらに、同じく請求項4の発明では、燃料
極から排出されるガスを、該燃料極の燃料ガスとしてリ
サイクルする経路に導く構成としている。
極から排出されるガスを、該燃料極の燃料ガスとしてリ
サイクルする経路に導く構成としている。
【0010】
【作用】本発明の請求項1の発明の平板型固体電解質燃
料電池では、酸素極を多数の孔を有する有底形直方体と
し、有底形直方体の片面にガス不透過膜の固体電解質
膜、また、固体電解質膜のついていない他の面をガス不
透過膜のインタコネクター膜でそれぞれ覆って、ガスシ
ール構造を設けることなく酸素極内部に供給される酸素
ガスと該有底形直方体の外部に供給される燃料ガスとの
混合が起こらないようにし、それに伴う発電効率の低下
を防止する。
料電池では、酸素極を多数の孔を有する有底形直方体と
し、有底形直方体の片面にガス不透過膜の固体電解質
膜、また、固体電解質膜のついていない他の面をガス不
透過膜のインタコネクター膜でそれぞれ覆って、ガスシ
ール構造を設けることなく酸素極内部に供給される酸素
ガスと該有底形直方体の外部に供給される燃料ガスとの
混合が起こらないようにし、それに伴う発電効率の低下
を防止する。
【0011】また、請求項2の発明では、特に、固体電
解質膜上に形成される燃料極面上の燃料ガスと固体電解
質膜と接している酸素極面上の酸素ガスの気流の向きを
互いに同一方向とし、セル発電部の熱分布を従来のガス
流が直交している平板型SOFCに比べ均一化し、応力
歪を改善し、信頼性を高める。
解質膜上に形成される燃料極面上の燃料ガスと固体電解
質膜と接している酸素極面上の酸素ガスの気流の向きを
互いに同一方向とし、セル発電部の熱分布を従来のガス
流が直交している平板型SOFCに比べ均一化し、応力
歪を改善し、信頼性を高める。
【0012】また、請求項3の発明では、特に、セルに
流れる電流の向きを平板型SOFCセル面と直角方向に
なるようにして、円筒型SOFCに比べて、電極面方向
の電流の流れをなくすことによりセル内部抵抗を小さく
し、高効率・高出力を実現している。
流れる電流の向きを平板型SOFCセル面と直角方向に
なるようにして、円筒型SOFCに比べて、電極面方向
の電流の流れをなくすことによりセル内部抵抗を小さく
し、高効率・高出力を実現している。
【0013】さらに、請求項4の発明では、特に、燃料
極から排出される未利用の燃料ガスの大部分をリサイク
ルすることにより、高効率のSOFCを実現する。
極から排出される未利用の燃料ガスの大部分をリサイク
ルすることにより、高効率のSOFCを実現する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例に係わる平板型S
OFCの単セル構造の斜視図で、図2は平板型SOFC
モジュール構造の断面図である。酸素極1は上面に複数
の開口部6を有する有底形直方体である。酸素極1は、
材料としてLa0・9Sr0・1MnO3粉末を用い、静水圧
プレス法にて開口部6を有する有底形直方体を成形し、
それを焼結体とすることにより作製する。その焼結体は
気孔率が30%の多孔体である。この焼結体の酸素極1
の固体電解質2を形成する面をマスクして、他の面に化
学気相蒸着(CVD)法−電気化学的気相蒸着(EV
D)法にて、厚さ20μmのマグネシウムをドープした
ランタンクロマイト(LaCr0・95Mg0・05O3)膜を
インタコネクター4として形成する。次に、マスクを取
り外し、その位置にCVD−EVD法にて厚さ20μm
のイットリア(Y2O3)を10mole%ドープしたジ
ルコニア(ZrO2)膜を固体電解質2として形成す
る。次に、固体電解質2の面にニッケル−ジルコニア粉
末をスラリーとし塗布し、焼結させて燃料極3を形成す
る。
OFCの単セル構造の斜視図で、図2は平板型SOFC
モジュール構造の断面図である。酸素極1は上面に複数
の開口部6を有する有底形直方体である。酸素極1は、
材料としてLa0・9Sr0・1MnO3粉末を用い、静水圧
プレス法にて開口部6を有する有底形直方体を成形し、
それを焼結体とすることにより作製する。その焼結体は
気孔率が30%の多孔体である。この焼結体の酸素極1
の固体電解質2を形成する面をマスクして、他の面に化
学気相蒸着(CVD)法−電気化学的気相蒸着(EV
D)法にて、厚さ20μmのマグネシウムをドープした
ランタンクロマイト(LaCr0・95Mg0・05O3)膜を
インタコネクター4として形成する。次に、マスクを取
り外し、その位置にCVD−EVD法にて厚さ20μm
のイットリア(Y2O3)を10mole%ドープしたジ
ルコニア(ZrO2)膜を固体電解質2として形成す
る。次に、固体電解質2の面にニッケル−ジルコニア粉
末をスラリーとし塗布し、焼結させて燃料極3を形成す
る。
【0016】このようにして作製した単セル5を縦に並
べて、断熱容器10に収納し、単セル間をニッケルフェ
ルト8にて電気的に接続させ、SOFCモジュールを構
成する。酸素ガスは、酸素極1の開口部6から挿入され
た酸素ガス供給管7により単セル5の酸素極1内部に下
方から上方に向かって供給される。燃料ガスの水素ガス
は、単セル5の底部側よりニッケルフェルト8を通って
単セル5外面に供給される。電池反応に使用されない未
反応水素ガスは単セル5上部より取り出されて燃料ガス
と混合し、燃料極3への燃料ガスとしてリサイクルされ
る。また、一部の未反応水素ガスは、多孔板11を経て
燃焼室9に入り、未反応酸素ガスと混合・燃焼する。そ
の時発生する燃焼熱は、供給酸素ガスの余熱に使用され
る。
べて、断熱容器10に収納し、単セル間をニッケルフェ
ルト8にて電気的に接続させ、SOFCモジュールを構
成する。酸素ガスは、酸素極1の開口部6から挿入され
た酸素ガス供給管7により単セル5の酸素極1内部に下
方から上方に向かって供給される。燃料ガスの水素ガス
は、単セル5の底部側よりニッケルフェルト8を通って
単セル5外面に供給される。電池反応に使用されない未
反応水素ガスは単セル5上部より取り出されて燃料ガス
と混合し、燃料極3への燃料ガスとしてリサイクルされ
る。また、一部の未反応水素ガスは、多孔板11を経て
燃焼室9に入り、未反応酸素ガスと混合・燃焼する。そ
の時発生する燃焼熱は、供給酸素ガスの余熱に使用され
る。
【0017】以上のように構成した実施例の動作および
作用を述べる。本実施例では、酸素極1が直方体形状
で、その上面部に多数の開口部6を有する中空状の孔を
形成した有底形直方体となっており、この有底形直方体
の片面に固体電解質2,燃料極3を順次形成し、それと
反対の片面および底部、側部の各面にインタコネクター
4の緻密膜が形成してあり、酸素ガスは開口部6から挿
入された酸素ガス供給管7により酸素極1内部に供給さ
れ、酸素ガス供給管7の外壁部と開口部6の隙間より燃
焼室9に排出される。燃料ガスは有底形直方体外面の燃
料極3およびインタコネクター4の面に供給され、発電
部において酸素流と燃料流は平行流となるので、発電部
の温度分布・電流密度が均一化され、応力歪が改善され
て長期信頼性が高まる。酸素ガスと燃料ガスとは緻密膜
である固体電解質及びインタコネクターにより完全に分
離され、混合することはない。従って、従来の平板型S
OFCで行っている特別なガスシール処理を施すことな
くガス分離が達成される。
作用を述べる。本実施例では、酸素極1が直方体形状
で、その上面部に多数の開口部6を有する中空状の孔を
形成した有底形直方体となっており、この有底形直方体
の片面に固体電解質2,燃料極3を順次形成し、それと
反対の片面および底部、側部の各面にインタコネクター
4の緻密膜が形成してあり、酸素ガスは開口部6から挿
入された酸素ガス供給管7により酸素極1内部に供給さ
れ、酸素ガス供給管7の外壁部と開口部6の隙間より燃
焼室9に排出される。燃料ガスは有底形直方体外面の燃
料極3およびインタコネクター4の面に供給され、発電
部において酸素流と燃料流は平行流となるので、発電部
の温度分布・電流密度が均一化され、応力歪が改善され
て長期信頼性が高まる。酸素ガスと燃料ガスとは緻密膜
である固体電解質及びインタコネクターにより完全に分
離され、混合することはない。従って、従来の平板型S
OFCで行っている特別なガスシール処理を施すことな
くガス分離が達成される。
【0018】発電部での未利用の燃料ガスの大部分は有
底形直方体の単セル5の上部のリサイクル用排出口より
排出され、新しい燃料ガスと混合され、図略の改質器,
二酸化炭素除去装置を経て、発電部へ再供給され、発電
効率を高めることができる。また、一部の未利用燃料ガ
スは有底形直方体の単セル5の上面部に位置する燃料室
9に入る。一方、先に述べたように、有底形直方体の単
セル5の上面部の開口部6と酸素ガス供給管8の隙間よ
り排出される未利用の酸素ガスも燃焼室9に入る。そこ
で、未利用燃料ガスは酸素ガスと燃焼し、その時発生す
る燃焼熱は供給酸素ガスの余熱に利用される。
底形直方体の単セル5の上部のリサイクル用排出口より
排出され、新しい燃料ガスと混合され、図略の改質器,
二酸化炭素除去装置を経て、発電部へ再供給され、発電
効率を高めることができる。また、一部の未利用燃料ガ
スは有底形直方体の単セル5の上面部に位置する燃料室
9に入る。一方、先に述べたように、有底形直方体の単
セル5の上面部の開口部6と酸素ガス供給管8の隙間よ
り排出される未利用の酸素ガスも燃焼室9に入る。そこ
で、未利用燃料ガスは酸素ガスと燃焼し、その時発生す
る燃焼熱は供給酸素ガスの余熱に利用される。
【0019】単セル5間の電気的接続は、単セル5面の
燃料極3ともう一方の単セル5面のインタコネクター4
との間でニッケルフェルト8を介して行われる。電流の
流れは燃料極3、固体電解質2、酸素極1、インタコネ
クター4が積層して構成される各平板面に対して直角方
向になっており、円筒型SOFCの場合に生じる電極面
方向に電流の流れがないので、単セル5の内部抵抗が小
さくなり、高効率・高出力が実現できる。
燃料極3ともう一方の単セル5面のインタコネクター4
との間でニッケルフェルト8を介して行われる。電流の
流れは燃料極3、固体電解質2、酸素極1、インタコネ
クター4が積層して構成される各平板面に対して直角方
向になっており、円筒型SOFCの場合に生じる電極面
方向に電流の流れがないので、単セル5の内部抵抗が小
さくなり、高効率・高出力が実現できる。
【0020】上記の実施例において、燃料ガスとして水
素ガス、酸素ガスとして空気を用い、燃料利用率80
%、酸素利用率25%で、5cm角の3セルにて温度1
000℃で発電試験を行ったところ、高い発電効率50
%(LHV)、高い出力密度0.7w/cm2が得られ
た。
素ガス、酸素ガスとして空気を用い、燃料利用率80
%、酸素利用率25%で、5cm角の3セルにて温度1
000℃で発電試験を行ったところ、高い発電効率50
%(LHV)、高い出力密度0.7w/cm2が得られ
た。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
平板型固体電解質燃料電池は、発電部においてガスシー
ルレス構造をとっているので、ガスシール不良による燃
料ガスと酸素ガスの混合による発電損失は起こり得な
い。
平板型固体電解質燃料電池は、発電部においてガスシー
ルレス構造をとっているので、ガスシール不良による燃
料ガスと酸素ガスの混合による発電損失は起こり得な
い。
【0022】また、請求項2の発明によれば、特に、ガ
ス供給管内包セル構造により、燃料ガス流と酸素ガス流
は同一方向となり、セル内温度分布を交差型SOFCに
比べ低減できるので、信頼性の高い平板型固体電解質燃
料電池の実現を図ることができる。
ス供給管内包セル構造により、燃料ガス流と酸素ガス流
は同一方向となり、セル内温度分布を交差型SOFCに
比べ低減できるので、信頼性の高い平板型固体電解質燃
料電池の実現を図ることができる。
【0023】また、請求項3の発明によれば、特に、セ
ルに流れる電流の向きがセル面と直角方向になるので、
セル内部抵抗が小さくなり、高効率・高出力が実現され
る。
ルに流れる電流の向きがセル面と直角方向になるので、
セル内部抵抗が小さくなり、高効率・高出力が実現され
る。
【0024】さらに、請求項4の発明によれば、特に、
燃料ガスをリサイクルさせることにより燃料の無駄を省
き、発電効率を向上させることができる。
燃料ガスをリサイクルさせることにより燃料の無駄を省
き、発電効率を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す平板型固体電解質燃料
電池の単セル構造の斜視図
電池の単セル構造の斜視図
【図2】上記実施例の平板型固体電解質燃料電池モジュ
ールの断面図
ールの断面図
1…酸素極 2…固体電解質 3…燃料極 4…インタコネクター 5…単セル 6…開口部 7…酸素ガス供給管 8…ニッケルフェルト 9…燃焼室 10…断熱容器 11…多孔板
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料極,固体電解質,酸素極よりなる平
板型固体電解質燃料電池において、酸素極が、上面に多
数の開口部を有する中空状の孔を形成してある有底形直
方体であり、該有底形直方体の片面に前記固体電解質,
前記燃料極を形成し、それと反対の一方の片面および底
部,側部の面にインタコネクターの緻密膜を形成した単
セル構造体を構成していることを特徴とする平板型固体
電解質燃料電池。 - 【請求項2】 酸素ガス供給管が有底直方体の酸素極上
面の開口部より挿入され、酸素ガスが該酸素ガス供給管
より酸素極内部に供給される構造を有することを特徴と
する請求項1記載の平板型固体電解質燃料電池。 - 【請求項3】 単セル間の電気的接続がニッケルフェル
トで接続されていることを特徴とする請求項1記載の平
板型固体電解質燃料電池。 - 【請求項4】 燃料極から排出されるガスを、該燃料極
の燃料ガスとしてリサイクルする経路に導くことを特徴
とする請求項1記載の平板型固体電解質燃料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4214442A JPH0660888A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 平板型固体電解質燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4214442A JPH0660888A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 平板型固体電解質燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660888A true JPH0660888A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16655846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4214442A Pending JPH0660888A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 平板型固体電解質燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660888A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7122268B2 (en) | 2001-04-23 | 2006-10-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Solid oxide electrolyte fuel cell plate structure, stack and electrical power generation unit |
| WO2011030625A1 (ja) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 燃料電池 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP4214442A patent/JPH0660888A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7122268B2 (en) | 2001-04-23 | 2006-10-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Solid oxide electrolyte fuel cell plate structure, stack and electrical power generation unit |
| US8323845B2 (en) | 2001-04-23 | 2012-12-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | Solid oxide electrolyte fuel cell plate structure, stack and electrical power generation unit |
| WO2011030625A1 (ja) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 燃料電池 |
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