JPH0661424B2 - 燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去方法 - Google Patents
燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去方法Info
- Publication number
- JPH0661424B2 JPH0661424B2 JP61059426A JP5942686A JPH0661424B2 JP H0661424 B2 JPH0661424 B2 JP H0661424B2 JP 61059426 A JP61059426 A JP 61059426A JP 5942686 A JP5942686 A JP 5942686A JP H0661424 B2 JPH0661424 B2 JP H0661424B2
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- mercury
- exhaust gas
- gas
- powder
- acid gas
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は都市ごみ焼却炉、産廃焼却炉、し尿・下水汚泥
焼却炉の排ガス処理方法に関し、該排ガス中より水銀
(又は水銀化合物)及び酸性ガスを同時に除去する方法
に関する。
焼却炉の排ガス処理方法に関し、該排ガス中より水銀
(又は水銀化合物)及び酸性ガスを同時に除去する方法
に関する。
〔従来の技術〕 燃焼排ガス中に含まれる酸性ガス(例えば、HCl,SOx)
と水銀(又は水銀化合物)を除去する方法としては、湿
式法、すなわちpHを7〜9位に調整したアルカリ吸収液
中に液体キレートを添加して、この吸収液と排ガスとの
気液接触を図り、酸性ガスと水銀を同時に吸収液側へ移
行させる方法がある。{井出・古角・茂中“都市と廃棄
物”vol.15,No.5,67〜86(1985)}しかしながら、乾式
法で酸性ガスと水銀を同時に除去する方法は従来なかつ
た。
と水銀(又は水銀化合物)を除去する方法としては、湿
式法、すなわちpHを7〜9位に調整したアルカリ吸収液
中に液体キレートを添加して、この吸収液と排ガスとの
気液接触を図り、酸性ガスと水銀を同時に吸収液側へ移
行させる方法がある。{井出・古角・茂中“都市と廃棄
物”vol.15,No.5,67〜86(1985)}しかしながら、乾式
法で酸性ガスと水銀を同時に除去する方法は従来なかつ
た。
本発明は、今までに行われていなかつた燃焼排ガス中に
含まれる酸性ガスと水銀を乾式法で同時に除去できる方
法を提供しようとするものである。
含まれる酸性ガスと水銀を乾式法で同時に除去できる方
法を提供しようとするものである。
すなわち、酸性ガスを乾式法で除去する方法は従来から
あつたので、本発明では、燃焼排ガス中の水銀を乾式法
で除去するための方法と前記の乾式法による酸性ガス除
去方法との調和的接合方法を提供することを技術的課題
とするものである。
あつたので、本発明では、燃焼排ガス中の水銀を乾式法
で除去するための方法と前記の乾式法による酸性ガス除
去方法との調和的接合方法を提供することを技術的課題
とするものである。
本発明は、燃焼排ガスの煙道中に、反応助剤と水銀反応
剤の混合粉末を噴射して排ガス中の水銀を粉体側へ固定
するとともに、酸性ガス中和剤粉末を噴射して排ガス中
の酸性ガスを除去し、噴射後方にバグフイルターを設け
て排ガス中より燃焼ばいじんと一緒に系外へ排出するこ
とを特徴とする燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去方
法である。
剤の混合粉末を噴射して排ガス中の水銀を粉体側へ固定
するとともに、酸性ガス中和剤粉末を噴射して排ガス中
の酸性ガスを除去し、噴射後方にバグフイルターを設け
て排ガス中より燃焼ばいじんと一緒に系外へ排出するこ
とを特徴とする燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去方
法である。
本発明においては、バグフイルターの通気性を高め、か
つ吸湿防止を図るために排ガス中に噴射する水銀反応剤
(S,FeS,ZnS,CaS,Cus)の粉末に反応助剤(ゼオライト,
アルミナ,ケイソウ土,パーライト,活性白土,カオリ
ン,長石等)の粉末を予め混合しておき、これらを同時
に排ガス煙道中に噴射する。反応助剤と水銀反応剤の混
合比は、排ガス条件によつて左右されるが、一般的には
重量比で水銀反応剤:反応助剤=1:1〜50、好まく
は1:1〜10である。
つ吸湿防止を図るために排ガス中に噴射する水銀反応剤
(S,FeS,ZnS,CaS,Cus)の粉末に反応助剤(ゼオライト,
アルミナ,ケイソウ土,パーライト,活性白土,カオリ
ン,長石等)の粉末を予め混合しておき、これらを同時
に排ガス煙道中に噴射する。反応助剤と水銀反応剤の混
合比は、排ガス条件によつて左右されるが、一般的には
重量比で水銀反応剤:反応助剤=1:1〜50、好まく
は1:1〜10である。
又、酸性ガス中和剤(消石灰,炭酸カルシウム,酸化カ
ルシウム,水酸化マグネシウム,炭酸マグネシウム,酸
化マグネシウム等)粉末は上記混合粉末の噴射の前又は
後に排ガス煙道中に噴射する。水銀反応剤は酸性ガスの
共存下で活性化され易いので、酸性ガス中和剤は上記混
合粉末の噴射後に噴射することが好ましい。
ルシウム,水酸化マグネシウム,炭酸マグネシウム,酸
化マグネシウム等)粉末は上記混合粉末の噴射の前又は
後に排ガス煙道中に噴射する。水銀反応剤は酸性ガスの
共存下で活性化され易いので、酸性ガス中和剤は上記混
合粉末の噴射後に噴射することが好ましい。
このようにして、煙道中に噴射した粉末との各々の反応
生成物及び燃焼ばいじんをバグフイルタによつて効率よ
く捕集除去する。
生成物及び燃焼ばいじんをバグフイルタによつて効率よ
く捕集除去する。
(1) 本発明方法により、酸性ガスと水銀を同時に除去
できる。
できる。
(2) 水銀反応剤を反応助剤に混合して同時に排ガス中
へ噴射できるため、水銀除去のため新たな設備を必要と
しない。
へ噴射できるため、水銀除去のため新たな設備を必要と
しない。
(3) 水銀反応剤を反応助剤に混合するので、水銀反応
剤の粉末希釈が図れ、単独噴射の場合に比べて、排ガス
中への分散効果が高まる。
剤の粉末希釈が図れ、単独噴射の場合に比べて、排ガス
中への分散効果が高まる。
(4) バグフイルター上で一部未反応の水銀反応剤及び
酸性ガス中和剤のケーキ層が形成されるので、その層を
排ガスが通過するとき、水銀と反応剤及び酸性ガスと中
和剤との固気反応が進行し、それぞれの除去効率が高ま
る。
酸性ガス中和剤のケーキ層が形成されるので、その層を
排ガスが通過するとき、水銀と反応剤及び酸性ガスと中
和剤との固気反応が進行し、それぞれの除去効率が高ま
る。
以下、本発明の実施態様を第1図によつて詳述する。
第1図において、1は燃焼排ガス発生源(例えば都市ご
み焼却炉,産廃焼却炉,し尿・下水汚泥焼却炉)、2は
排ガスダクト、3はバグフイルタ、4は排気フアン、5
は煙突、6は反応助剤と水銀反応剤混合サイロ、7,7′
は粉体定量供給機、8,8′は粉体輸送空気フアン、9は
酸性ガス中和剤サイロ、10,10′は粉供給ノズル、11
は捕集灰である。
み焼却炉,産廃焼却炉,し尿・下水汚泥焼却炉)、2は
排ガスダクト、3はバグフイルタ、4は排気フアン、5
は煙突、6は反応助剤と水銀反応剤混合サイロ、7,7′
は粉体定量供給機、8,8′は粉体輸送空気フアン、9は
酸性ガス中和剤サイロ、10,10′は粉供給ノズル、11
は捕集灰である。
燃焼排ガス発生源1で発生した水銀と酸性ガスを含む燃
焼排ガス中に、バグフイルタ3のガス流れ前方の排ガス
ダクト2から、粉体供給ノズル10によつて反応助剤と
水銀反応混合粉体を噴射する。反応助剤と水銀反応混合
粉体は混合サイロ6から、粉体定量供給機7によつて所
定量切出し、粉体輸送フアン8から送られる空気によつ
て粉体供給ノズル10へ輸送する。つぎに、反応助剤と
水銀反応混合粉体を供給したガス流れ後方の排ガスダク
ト2から、同様にして酸性ガス中和剤を排ガス中へ噴射
する。
焼排ガス中に、バグフイルタ3のガス流れ前方の排ガス
ダクト2から、粉体供給ノズル10によつて反応助剤と
水銀反応混合粉体を噴射する。反応助剤と水銀反応混合
粉体は混合サイロ6から、粉体定量供給機7によつて所
定量切出し、粉体輸送フアン8から送られる空気によつ
て粉体供給ノズル10へ輸送する。つぎに、反応助剤と
水銀反応混合粉体を供給したガス流れ後方の排ガスダク
ト2から、同様にして酸性ガス中和剤を排ガス中へ噴射
する。
反応助剤と水銀反応混合粉体の噴射位置と酸性ガス中和
剤の噴射位置は、上記位置と前後しても支障ないが、本
説明位置の方が好ましい。
剤の噴射位置は、上記位置と前後しても支障ないが、本
説明位置の方が好ましい。
排ガス中に噴射された水銀反応剤及び酸性ガス中和剤は
各々、排ガス中の水銀及び酸性ガスと迅速に反応し水銀
及び酸性ガスをガス側から粉体側へ固定する。
各々、排ガス中の水銀及び酸性ガスと迅速に反応し水銀
及び酸性ガスをガス側から粉体側へ固定する。
水銀及び酸性ガスを固定した反応剤及び中和剤と未反応
の反応剤及び中和剤、燃焼ばいじんは後流に位置するバ
グフイルタ3上に捕集され、逆洗操作によつて払い落さ
れて系外へ排出される。
の反応剤及び中和剤、燃焼ばいじんは後流に位置するバ
グフイルタ3上に捕集され、逆洗操作によつて払い落さ
れて系外へ排出される。
未反応の水銀反応剤及び酸性ガス中和剤が一緒にバグフ
イルタ3上にケーキ層を形成するので、その層を排ガス
が通過するとき更に水銀及び酸性ガスと反応剤及び中和
剤との固気反応が進行し、各々の除去率が高まる。水銀
及び酸性ガスが取り除かれた燃焼ガスは、排気フアン4
を経由して煙突5より排出される。
イルタ3上にケーキ層を形成するので、その層を排ガス
が通過するとき更に水銀及び酸性ガスと反応剤及び中和
剤との固気反応が進行し、各々の除去率が高まる。水銀
及び酸性ガスが取り除かれた燃焼ガスは、排気フアン4
を経由して煙突5より排出される。
第2図にバグフイルタ3布表面の粉体堆積層の概念図を
示す。
示す。
排ガス中に噴射した水銀反応剤、酸性ガス中和剤、反応
助剤及び燃焼ばいじんは第2図に示すように、3布12
表面に逐次堆積していく。図中G1は排ガス、13は反応
助剤からなるプレコート層、14は堆積層、15は水銀
反応剤、16は酸性ガス中和剤、17は反応助剤の存在
を示す。
助剤及び燃焼ばいじんは第2図に示すように、3布12
表面に逐次堆積していく。図中G1は排ガス、13は反応
助剤からなるプレコート層、14は堆積層、15は水銀
反応剤、16は酸性ガス中和剤、17は反応助剤の存在
を示す。
ここで酸性ガス中和剤としては、消石灰、炭酸カルシウ
ム、酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネ
シウム、酸化マグネシウムなどのアルカリ中和剤が挙げ
られる。
ム、酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネ
シウム、酸化マグネシウムなどのアルカリ中和剤が挙げ
られる。
水銀反応剤としては、S,FeS,ZnS,CaS,CuSが挙げられ
る。
る。
反応助剤としては、ゼオライト、アルミナ、ケイソウ
土、パーライト、活性白土、カオリン、長石等の粉末の
中から選ばれた1種もしくは2種以上の混合粉末を使用
する。
土、パーライト、活性白土、カオリン、長石等の粉末の
中から選ばれた1種もしくは2種以上の混合粉末を使用
する。
<実施例> 都市ごみ焼却炉から排出される水銀とHClの除去を下記
条件にて行なつた。条件: 焼却量:150T/日 排ガス量:30,000Nm3/h Hg濃度:0.3mg/Nm3 HCl濃度:700ppm ガス温度:200〜230℃要領: 反応助剤と水銀反応剤の混合粉体を50kg/h{混合
比:反応助剤/水銀反応剤(重量比)1〜50}吹き込
んだ。反応助剤としてはパーライト、水銀反応剤として
は粒度200〜300メツシユのZnS粉末を使用した。混合
粉体噴射後、0秒から2〜3秒後に混合粉体を吹き込ん
だ後流で消石灰粉末100kg/h吹き込み、水銀とHCl
(酸性ガス)を除去した。結果: 上記試験の結果、排ガス中の水銀は最高76%、HClは
98.6%で除去できた。
条件にて行なつた。条件: 焼却量:150T/日 排ガス量:30,000Nm3/h Hg濃度:0.3mg/Nm3 HCl濃度:700ppm ガス温度:200〜230℃要領: 反応助剤と水銀反応剤の混合粉体を50kg/h{混合
比:反応助剤/水銀反応剤(重量比)1〜50}吹き込
んだ。反応助剤としてはパーライト、水銀反応剤として
は粒度200〜300メツシユのZnS粉末を使用した。混合
粉体噴射後、0秒から2〜3秒後に混合粉体を吹き込ん
だ後流で消石灰粉末100kg/h吹き込み、水銀とHCl
(酸性ガス)を除去した。結果: 上記試験の結果、排ガス中の水銀は最高76%、HClは
98.6%で除去できた。
・本発明によつて、燃焼排ガス中の水銀と酸性ガスを乾
式で且つ同時に処理することができる。
式で且つ同時に処理することができる。
・集じんと反応促進を兼ねたバグフイルターを用いるこ
とによつて、高い除去率を達成できる。
とによつて、高い除去率を達成できる。
・水銀反応剤と反応助剤を混合噴射することによつて、
設備の簡素化と、水銀反応剤の排ガス中への噴射時の分
散性を高めることができる。
設備の簡素化と、水銀反応剤の排ガス中への噴射時の分
散性を高めることができる。
第1図は、本発明の一実施態様を説明するための図であ
り、第2図は、本発明によるバグフイルター3布の表面
堆積層の概念図を示すものである。
り、第2図は、本発明によるバグフイルター3布の表面
堆積層の概念図を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 洞口 光弘 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 殿村 丈二 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−186925(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】燃焼排ガスの煙道中に、反応助剤と水銀反
応剤の混合粉末を噴射して排ガス中の水銀を粉体側へ固
定するとともに、酸性ガス中和剤粉末を噴射して排ガス
中の酸性ガスを除去し、噴射後方にバグフイルターを設
けて排ガス中より燃焼ばいじんと一緒に系外へ排出する
ことを特徴とする燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61059426A JPH0661424B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61059426A JPH0661424B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62216630A JPS62216630A (ja) | 1987-09-24 |
| JPH0661424B2 true JPH0661424B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=13112923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61059426A Expired - Lifetime JPH0661424B2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 | 燃焼排ガス中の水銀及び酸性ガス除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661424B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5306475A (en) * | 1987-05-18 | 1994-04-26 | Ftu Gmbh Technische Entwicklung Und Forschung Im Umweltschutz | Reactive calcium hydroxides |
| JPH04330917A (ja) * | 1991-05-01 | 1992-11-18 | Kubota Corp | 排ガス集塵方法 |
| CA2114331C (en) * | 1993-06-10 | 2000-03-28 | Bernard J. Lerner | Removal of mercury and cadmium and their compounds from incinerator flue gases |
| DE19542065C2 (de) * | 1995-11-13 | 1997-10-23 | Steag Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Reinigen von Verbrennungsabgasen aus Feuerungsanlagen |
| DE19824237B4 (de) * | 1998-05-29 | 2004-12-30 | Walhalla-Kalk Entwicklungs- Und Vertriebsgesellschaft Mbh | Reagentien für die Reinigung von Abgasen, ihre Herstellung und ihre Verwendung |
| US8420561B2 (en) * | 2009-06-16 | 2013-04-16 | Amcol International Corporation | Flue gas scrubbing |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP61059426A patent/JPH0661424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62216630A (ja) | 1987-09-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |