JPH0661900U - 重量バランス装置 - Google Patents

重量バランス装置

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JPH0661900U
JPH0661900U JP866493U JP866493U JPH0661900U JP H0661900 U JPH0661900 U JP H0661900U JP 866493 U JP866493 U JP 866493U JP 866493 U JP866493 U JP 866493U JP H0661900 U JPH0661900 U JP H0661900U
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JP
Japan
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arms
supported
arm
balance device
weight balance
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Application number
JP866493U
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English (en)
Inventor
陽一郎 中村
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体を下からも支持することができ、広い範
囲を移動しながらバランス状態を保持することができる
重量バランス装置を提供することにある。 【構成】 架台13に取付けた揺動台15を支点として
揺動できるようにし、この揺動台13に取付けたピニオ
ン16,17と上下で噛み合うラック18,21を備え
た左右に伸縮されるアーム19,22,20,23を2
組配置して上下の連結リンク24,27でアーム同志を
連結し、これらアームの一端に被支持物体29を載せて
支持し、他端にカウンタウエイト26を取付けてバラン
スさせる。左右に伸縮されるアーム19,22,20,
23を上下に連結することで物体29を下から支持する
ことができ、ピニオン16,17を介してアームを同一
長さ伸縮させてアームの長さL1,L2 によらず常にバラ
ンス状態を確保して移動範囲を拡大する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、被支持物体を支持しつつ移動範囲の広い重量バランス装置に関し 、宇宙用のマニュピレータ等の地上試験における無重量状態の再現に好適なもの である。
【0002】
【従来の技術】
宇宙空間での諸作業に用いられるマニュピレータなどの機器の開発には、地上 での実験が必要不可欠であり、地上での実験のためには、操作対象となる物体を 宇宙空間の場合と同じように無重量状態にする必要がある。
【0003】 このため、従来から重量バランス装置が用いられ、たとえば図3に示すように 、吊り上げアーム1の先端部に物体Mを吊り下げ、この物体Mの重量に釣り合わ せたカウンタウエイト2を吊り上げアーム1の支点Oの反対側に取付けるように して重量をバランスさせ、模擬無重量状態を作り出すようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような重量バランス装置では、無重量状態にする物体Mを吊り上げアーム 1で吊り下げて上方から支持するようにしなければならず、実験すべきマニュピ レータで物体Mの上方からハンドリングすることができないなどその操作範囲が 狭くなってしまうという問題がある。
【0005】 この考案はかかる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、物体を下からも 支持することができる等広い範囲を移動しながらバランス状態を保持することが できる重量バランス装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するためこの考案の重量バランス装置は、架台に揺動可能に 取付けられた揺動台に固定されて水平軸回りに回転可能なピニオンと上下で噛み 合うラックを有してこのピニオンの両側で伸縮される左右1組のアームを2組配 置して両端部を上下で連結して配置し、これらアームの一端部に被支持物体を載 置して下から支持する一方、アームの他端部に被支持物体の重量とバランスする カウンタウエイトを取付けて構成したことを特徴とするものである。
【0007】 また、この考案の重量バランス装置は、上記第1の考案の前記揺動台を架台に 垂直軸回りに回転可能に構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
この重量バランス装置によれば、架台に取付けた揺動台を支点として揺動でき るようにし、この揺動台に取付けたピニオンと上下で噛み合うラックを備えた左 右に伸縮されるアームを2組配置して上下のアーム同志を連結し、これらアーム の一端に被支持物体を載せて支持し、他端にカウンタウエイトを取付けてバラン スさせるようにしており、左右に伸縮されるアームを上下に連結することで物体 を下から支持することができ、ピニオンを介して左右のアームを同一長さ伸縮さ せてアームの長さによらず常にバランス状態を確保するようにして移動範囲を拡 大している。
【0009】 また、この重量バランス装置によれば、ピニオンが支持される揺動台を架台に 対して垂直軸回りに回転するようにしており、アームの向きを変えることで一層 の移動範囲の拡大を図るようにする。
【0010】 したがって、被支持物体を上下いずれからも操作することが可能となり、模擬 無重量状態の実験範囲を拡大できる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1および図2はこの考案の重量バランス装置の一実施例にかかる一部分を切 り欠いて示す斜視図および動作説明図である。
【0012】 この重量バランス装置10では、床面などに設置される基板を備えた支柱11 にベアリング12を介して垂直軸周りに回転可能な架台13が設置されており、 この架台13の上端部に水平な揺動軸14が設けられて揺動台15が水平軸回り に揺動可能に支持されている。
【0013】 この揺動台15には、その上端部に2つのピニオン16,17が水平軸回りに 回転可能に支持されており、一方のピニオン16と噛み合うラック18を備えた 上アーム19と下アーム20とがピニオン16の上下に噛み合って左右に突き出 して配置されて並進機構を構成するようになっている。同様に、もう一方のピニ オン17にも、これと噛み合うラック21を備えた上アーム22と下アーム23 がピニオン17の上下に噛み合って左右に突き出すように配置されて並進機構を 構成するようになっている。
【0014】 これら上アーム19,22の両端部がそれぞれ上アーム連結リンク24で連結 されてその外側端の上アーム連結リンク24にカウンタウエイト取付部25が形 成されており、カウンタウエイト26の孔を利用して取付けることができるよう になっている。
【0015】 また、下アーム20,23の両端部もそれぞれ下アーム連結リンク27で連結 されてその外側端の下アーム連結リンク27に被支持物体用搭載台28が設けて あり、被支持物体29を下から支えて支持するようになっている。
【0016】 したがって、上下のアーム同志が連結された上アーム19,22と下アーム2 0,23は、一方を伸縮すると、ラック18,21およびピニオン16,17を 介して他方も同一距離伸縮され、並進運動が可能となっている。
【0017】 この並進運動を円滑に行うため、上アーム19の上面と揺動台15との間およ び下アーム23の下面と揺動台15との間にそれぞれローラベアリング30が介 挿してある。
【0018】 さらに、ピニオン16,17が取付けられた揺動台15が揺動軸14を支点と して水平軸回りに揺動することで上下のアーム同志を連結した上アーム19,2 2と下アーム20,23ごと水平軸回りに揺動することもできる。
【0019】 また、上アーム19,22および下アーム20,23は伸縮および水平軸回り の回動のほか、基板の支柱11に対して架台13を回転することで、垂直軸回り の回転もでき、被支持物体用搭載台28の被支持物体29を広範囲に移動するこ とができる。
【0020】 次に、このような重量バランス装置10の動作とともに、模擬無重量状態の保 持について説明する。 まず、下アーム20,23先端の被支持物体用搭載台28上に被支持物体29 として宇宙空間で使用する実験装置(ペイロード)等を搭載し、下から支持する ようにする。
【0021】 そして、カウンタウエイト26の重量W1 をこの被支持物体29の重量W2 と 釣り合う重量としてカウンタウエイト取付部25に取付ける。
【0022】 このとき、上アーム19,22と下アーム20,23の長さL1,L2 を同一( L1 =L2 )とし、同一量伸縮されるようにした場合には、カウンタウエイト2 6の重量W1 は被支持物体29の重量W2 と同一にする。
【0023】 なお、上アーム19,22と下アーム20,23の伸縮量を変える場合には、 揺動台15の揺動軸14を支点とする右回りおよび左回りのモーメントM1,M2 を等しく(M1 =W1 ・L1 ,M2 =W2 ・L2 )するようにすれば良い。
【0024】 こうして被支持物体29であるペイロードとカウンタウエイト26とで重量の バランスをとった状態で被支持物体29を図示しないマニュピレータなどで操作 するなどしてマニピュレータの模擬無重量状態での実験を行う。
【0025】 そして、マニピュレータで被支持物体29であるペイロードを移動し、たとえ ば下アーム20,23を引き出すようにしても、下アーム20,23の伸長量と 同一量だけ上アーム19,22が引き出され、揺動軸14を支点とするモーメン トM1,M2 が常に等しくなるので、無重量状態が保持される。
【0026】 なお、上下アーム19,22、20,23を最も伸した状態と最も縮めた状態 との差が伸縮方向の移動範囲となる(図2参照)。
【0027】 また、下アーム20,23を水平軸回りに回動させて傾けるように被支持物体 29であるペイロードを移動した場合にも、モーメントM1,M2 が等しくなって 無重量状態が保持される。
【0028】 さらに、架台13を支柱11を中心に回転させて下アーム20,23を垂直軸 回りに回転するように被支持物体29であるペイロードを移動する場合にも、同 様にモーメントM1,M2 が等しくなって無重量状態が保持される。
【0029】 したがって、この重量バランス装置10によれば、たとえばペイロードなどの 被支持物体29を被支持物体用搭載台28に載せるようにして下から支持するこ とができるので、マニュピレータなどで操作する場合に、上からも広範囲に操作 することができる。
【0030】 また、上下アーム19,22、20,23の長さや角度が変化しても常に無常 量状態を保持することができ、広範囲にペイロード等の被支持物体29を動かし て実験を行うことができる。
【0031】 なお、この考案は、上記実施例に限定するものでなく、この考案の要旨を変更 しない範囲で各構成要素に変更を加えるようにしても良い。
【0032】
【考案の効果】
以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの考案の重量バランス装置 によれば、架台に取付けた揺動台を支点として揺動できるようにし、この揺動台 に取付けたピニオンと上下で噛み合うラックを備えた左右に伸縮されるアームを 2組配置して上下のアーム同志を連結し、これらアームの一端に被支持物体を載 せて支持し、他端にカウンタウエイトを取付けてバランスさせるようにしたので 、左右に伸縮されるアームを上下に連結することで物体を下から支持することが でき、ピニオンを介して左右のアームを同一長さ伸縮させてアームの長さによら ず常にバランス状態を確保するようにして移動範囲を拡大することができる。
【0033】 また、この重量バランス装置によれば、ピニオンが支持される揺動台を架台に 対して垂直軸回りに回転するようにしたので、アームの向きを変えることで一層 の移動範囲の拡大を図ることができる。
【0034】 したがって、被支持物体を上下いずれからも操作することが可能となり、模擬 無重量状態の実験範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の重量バランス装置の一実施例にかか
る一部分を切り欠いて示す斜視図である。
【図2】この考案の重量バランス装置の一実施例にかか
る動作説明図である。
【図3】従来の重量バランス装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 重量バランス装置 11 支柱 12 ベアリング 13 架台 14 揺動軸 15 揺動台 16 ピニオン 17 ピニオン 18 ラック 19 上アーム 20 下アーム 21 ラック 22 上アーム 23 下アーム 24 上アーム連結リンク 25 カウンタウエイト取付部 26 カウンタウエイト 27 下アーム連結リンク 28 被支持物体用搭載台 29 被支持物体 30 ローラベアリング W1 カウンタウエイトの重量 W2 被支持物体の重量 L1 下アームの長さ L2 上アームの長さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台に揺動可能に取付けられた揺動台に
    固定されて水平軸回りに回転可能なピニオンと上下で噛
    み合うラックを有してこのピニオンの両側で伸縮される
    左右1組のアームを2組配置して両端部を上下で連結し
    て配置し、これらアームの一端部に被支持物体を載置し
    て支持する一方、アームの他端部に被支持物体の重量と
    バランスするカウンタウエイトを取付けて構成したこと
    を特徴とする重量バランス装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動台を架台に垂直軸回りに回転可
    能に構成したことを特徴とする請求項1記載の重量バラ
    ンス装置。
JP866493U 1993-02-08 1993-02-08 重量バランス装置 Pending JPH0661900U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160053A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 撮影用ハンディクレーン
CN108414237A (zh) * 2018-03-09 2018-08-17 吉测(苏州)测试系统有限公司 输出电机双连杆扭矩验证装置

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JP2011160053A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 撮影用ハンディクレーン
CN108414237A (zh) * 2018-03-09 2018-08-17 吉测(苏州)测试系统有限公司 输出电机双连杆扭矩验证装置
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