JPH0662001U - 張出床ユニットの接合構造 - Google Patents

張出床ユニットの接合構造

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JPH0662001U
JPH0662001U JP247193U JP247193U JPH0662001U JP H0662001 U JPH0662001 U JP H0662001U JP 247193 U JP247193 U JP 247193U JP 247193 U JP247193 U JP 247193U JP H0662001 U JPH0662001 U JP H0662001U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接合に要する部材の点数が少なく、接合が容易
な張出床ユニットの接合構造の提供。 【構成】建物の外部に突出する床部を形成する廊下ユニ
ット30を当該建物の骨組み13に接合するにあたり、廊下
ユニット30に、骨組み13側の梁12のウェブ12B に沿わせ
る突片38と、この突片38およびウェブ12B を上下方向に
凹凸嵌合させるためのピン37と、梁12の側面部分に当接
させる当接部35とを設ける。梁12のウェブ12B に開けた
嵌合孔17とピン37とを嵌合させて廊下ユニット30を掛止
し、この状態で梁12の側面部分に廊下ユニット30を接合
する。廊下ユニット30は、直接建物の骨組み13に接合で
き、ブロック等が不要となって接合が容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は張出床ユニットの接合構造に係り、建物の外部に廊下が形成される共 同住宅等の建物に利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来より、外廊下やバルコニー等を側面から突出させた建物が共同住宅等とし て建築されている。 このような建物についても、予め工場で製造しておいた建物ユニットを建築現 場で組立てることにより、短期間で建築可能なユニット式のものがある。
【0003】 ユニット式の建物においては、建物ユニットの一種である張出床ユニットを水 平方向に突出させた状態で建物の骨組みに接合することにより、外廊下等を形成 する場合があり、この場合には張出床ユニット専用の接合構造が利用される。 張出床ユニットの接合構造としては、図2に示されるように、居室を構成する 建物ユニットである上下の居室ユニット40, 41の境界近傍で張出床ユニット42を 片持ち支持する片持ち式のものがある。
【0004】 図2において、下方の居室ユニット40には、骨組みを構成する天井梁43の側面 にブロック44が取付けられている。 ブロック44は、張出床ユニット42に向かって突出する接合部44A を有するもの である。接合部44A の表面には、天井梁43の長手方向(図2の紙面と直交する方 向)に沿って延びる本体45A を有する掛止部材45が取付けられ、この本体45A の 一端には上方に延びるピン状の掛止部45B が設けられている。 掛止部材45の本体45A の他端を接合部44A に取付けることにより、掛止部45B の平面位置は、接合部44A の位置から天井梁43の長手方向に沿ってオフセットさ れるようになっている。
【0005】 一方、張出床ユニット42の骨組みとなる枠材46には、居室ユニット40側に向か って突出する接合部46A が設けられている。枠材46の上面には居室ユニット40側 の掛止部45B に応じた位置に掛止部材47が設けられている。 掛止部材47の先端には、居室ユニット40側の掛止部45B を挿通させる孔47A が 開けられて掛止部47B が形成されている。
【0006】 このような接合構造によれば、接合部44A, 46Aと掛止部45B, 47Bとが互いにオ フセットされるので、張出床ユニット42を居室ユニット40の上方から鉛直に降下 する際に、接合部44A, 46Aと掛止部45B, 47Bとが干渉することがなく、張出床ユ ニット42を居室ユニット40に容易に掛止でき、掛止状態にすれば張出床ユニット 42を居室ユニット40に接合する作業が容易になる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の張出床ユニットの接合構造では、ブロック44や掛止部材 45を介して接合するので、接合作業に要する部材の点数や手間が多くなり、工場 での製造効率や建築現場での作業効率が悪いという問題がある。 特に、片持ち式では、曲げモーメントに対する強度が必要となるため、ブロッ ク44は厚肉の重いものとなって取扱や取付けが面倒であるという問題がある。
【0008】 本考案の目的は、接合に要する部材の点数が少なく、接合が容易な張出床ユニ ットの接合構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、建物の外部に突出する床部を形成する張出床ユニットを当該建物の 骨組みに接合する張出床ユニットの接合構造であって、前記張出床ユニットに前 記建物の骨組みの略水平となった上向きの取付面に沿わせる取付部と、この取付 部および前記取付面を上下方向に凹凸嵌合させるための嵌合部と、前記骨組みの 取付面の下方の側面部分に当接させる当接部とを設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
このような本考案では、建物の骨組みの上面部分に張出床ユニットを掛止し、 この状態で当該骨組みの側面部分に張出床ユニットを接合する。 ここで、張出床ユニットは、直接建物の骨組みに接合できるので、曲げモーメ ントに対する強度が充分確保されるうえ、ブロック等の部材を介装する必要がな くなり、接合に要する部材の点数が少なくてすみ、接合が容易となり、これによ り前記目的が達成される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1には、本実施例の居室ユニット10, 20および張出床ユニットとしての廊下 ユニット30が示されている。居室ユニット10, 20および廊下ユニット30は、予め 工場で製造されて建築現場で組立てられる建物ユニットである。
【0012】 居室ユニット10は、下側の階の居室を構成するものである。居室ユニット10に は、角筒状の柱11および断面「コ」字形状の梁12等からなる骨組み13が備えられ ている。骨組み13の側面には外壁材14が張り付けられている。 居室ユニット10の外壁材14は、居室ユニット10の骨組み13の上端より低くなっ ている。骨組み13の外壁材14から露出した部分が廊下ユニット30との接合部分と なっている。
【0013】 居室ユニット20は、居室ユニット10と同様のものであり、柱21および梁22等か らなる骨組み23の側面に外壁材24を張り付けて形成され、上側の階の居室を構成 するようになっている。
【0014】 廊下ユニット30は、建物の側面に直交する長尺材31と、建物の側面に平行とな る長尺材32とを連結した骨組み33を有するものである。骨組み33の上には床材34 が設置されて建物の側部から突出する外廊下の床を形成するようになっている。
【0015】 廊下ユニット30および居室ユニット10は、本考案に基づく張出床ユニットの接 合構造1によって相互に接合されるようになっている。 すなわち、廊下ユニット30の長尺材31は、断面が上下に延びた「コ」字形状と なったものであり、居室ユニット10の骨組みである梁12の側面部分に当接するウ ェブ31A が当接部35となっている。当接部35には、ウェブ31A を貫通するボルト 挿通孔36が設けられている。 長尺材31の上方のフランジ31B には、梁12のウェブ12B へ向かって延びるピン 37を有する突片38が設置されている。 突片38は梁12の略水平となった上向きの取付面であるウェブ12B に沿わされる 取付部となっており、ピン37はウェブ12B と突片38とを上下方向に凹凸嵌合させ るための嵌合部となっている。
【0016】 一方、居室ユニット10の梁12のうち廊下ユニット30と対向するものには、その ウェブ12A にボルト挿通孔15が設けられている。ボルト挿通孔15の位置は、廊下 ユニット30側のボルト挿通孔36の位置に対応している。ボルト挿通孔15の裏側に はナット16が固着されている。 この梁12の上方のフランジ12B には、廊下ユニット30のピン37を挿通させる嵌 合孔17が設けられている。
【0017】 この嵌合孔17にピン37を挿通させることにより、廊下ユニット30は梁12に掛止 可能となっている。 廊下ユニット30を掛止させた仮固定状態では、廊下ユニット30のボルト挿通孔 36と、居室ユニット10のボルト挿通孔15とが連通され、ここにボルト39を挿通し てナット16に螺合させることにより、廊下ユニット30が居室ユニット10に接合さ れるようになっている。
【0018】 このような本実施例では、予め工場で居室ユニット10, 20および廊下ユニット 30を製造しておき、建築現場で居室ユニット10を据付けてから、梁12に掛止させ て仮固定した状態で廊下ユニット30を居室ユニット10に接合し、この後、居室ユ ニット10に居室ユニット20を載せ、居室ユニット20を接合する。
【0019】 前述のような本実施例によれば、次のような効果が得られる。 すなわち、骨組み13を構成する梁12のフランジ12B に廊下ユニット30のピン37 を嵌合させることにより、廊下ユニット30および居室ユニット10の骨組み33, 13 同士を直接接合するようにしたので、従来のようなブロック等の部材を介装する 必要がなくなり、接合に要する部材の点数が少なくてすみ、接合作業を容易にで きる。
【0020】 また、廊下ユニット30および居室ユニット10は、骨組み33, 13同士が直接接合 されているので、曲げモーメントに対して充分な強度を有する強固な接合とでき る。
【0021】 さらに、直接接合により、接合構造1が極めて簡単なものになるため、廊下ユ ニット30等の量産性を向上できる。
【0022】 また、居室ユニット10は、梁12に孔15, 17を開けるだけで、廊下ユニット30の 接合が可能となるので、廊下ユニット30の設置箇所を容易に設定することができ 、居室ユニット10の量産性をも向上できる。
【0023】 なお、本考案は前述の一実施例に限定されるものではなく、次に示すような変 形などをも含むものである。 すなわち、廊下ユニット30の接合相手は、居室ユニット10でなく居室ユニット 20でもよい。この場合、廊下ユニット30を接合可能とするには、居室ユニット20 の外壁材24を一部切り欠いて床側の梁22を露出しておけばよい。
【0024】 また、前記実施例では、廊下ユニット30側の嵌合部をピンとし、居室ユニット 10側の嵌合部を嵌合孔としたが、これとは逆に、廊下ユニット30側に嵌合孔を設 け、居室ユニット10側にピンを設けてもよい。
【0025】 さらに、嵌合部としては、ピン37と嵌合孔17とから構成されるものに限らず、 例えば、溝と突起とからなるもの、または、上方から梁12の両側を挟み込んで嵌 合する断面形状が「コ」字形のものでもよい。
【0026】 また、廊下ユニット30の長尺材31および居室ユニット10の梁12は、断面「コ」 字形状のものに限らず、例えば、断面H字状のものや、角筒状のものでもよく、 これらを構成する部材の具体的な形状等は実施にあたり適宜選択できる。
【0027】 なお、本考案は、前記実施例で示した外廊下を形成する廊下ユニットに限らず 、建物の外壁部分から張り出すバルコニーユニット等にも適用できる。
【0028】
【考案の効果】
前述のように本考案によれば、張出床ユニットを建物の骨組みに直接接合でき るようになるから、接合に要する部材の点数が少なくなり、接合作業を容易にす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解状態の断面図であ
る。
【図2】従来例を示す図1と同様の図である。
【符号の説明】
1 張出床ユニットの接合構造 12 建物の骨組みを構成する梁 12B 取付面としてのウェブ 13 建物の骨組み 30 張出床ユニットとしての廊下ユニット 35 当接部 37 嵌合部としてのピン 38 取付部としての突片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の外部に突出する床部を形成する張出
    床ユニットを当該建物の骨組みに接合する張出床ユニッ
    トの接合構造であって、 前記張出床ユニットに前記建物の骨組みの略水平となっ
    た上向きの取付面に沿わせる取付部と、この取付部およ
    び前記取付面を上下方向に凹凸嵌合させるための嵌合部
    と、前記骨組みの取付面の下方の側面部分に当接させる
    当接部とを設けたことを特徴とする張出床ユニットの接
    合構造。
JP1993002471U 1993-02-03 1993-02-03 張出床ユニットの接合構造 Expired - Fee Related JP2602573Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177265A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Misawa Homes Co Ltd 突出部の支持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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